テーマ:2006年お正月映画

すご~く評判がよいようなので…… 映画『狼少女』

 すご~く評判がいいようなので観てきました、映画『狼少女』。  感想はというと、よく言われているような「郷愁をそそる作品」、ではなかったですね。1970年代を忠実に再現しているというわけでもありませんし(せいぜいでゲイラ・カイトが出てくるくらい)、自分の子ども時代を思わせて懐かしい感じがするというのでもありませんでした。  …
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自分らしく生きようとする人への賛歌 映画『TABOO』

 ボーイ・ジョージの半生をミュージカル化した同名の舞台をライブ収録した作品。予備知識として知っていたのは、それだけだったのですが、観てみたらちょっと違っていました。  物語は、ショービズの世界で成功を夢見るカメラマン志望の青年ビリーの視点で描かれていて、夢を叶えるために彼が家を飛び出すところから始まります。彼は、ロンドンでメジャー…
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『エリザベスタウン』のパロディーでもある? 『ディック&ジェーン 復讐は最高!』

 コメディーなので、ジム・キャリーのお得意のギャグにただ笑っていればいいのかもしれませんが、この映画についての感想が書かれたブログを読むと、この映画が「米大手エネルギー企業エンロンをモデルにしている」ことを指摘するものが結構多いんですね。  エンディング近くで、主人公の同僚が「エンロンに再就職が決まった」とうれしそうに主人公に話すシー…
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事前に予習して行った方がいいかも 映画『マサイ』

 本物のマサイの戦士が自分たち自身を演じる映画『マサイ』。  こうした短い説明だけで、観たいと思うかそうでないか。映画『マサイ』を観るかどうかの第一のポイントはまさにここにあると言っていいと思います。そういう意味では、世界初のエスキモーによるエスキモーの映画である『氷海の伝説』と似ていると言えるかもしれません。  で、観てみた感…
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面白い!うまい!美しい! 『天空の草原のナンサ』

 映画ファンの、「面白い映画を見分けて、きっちり映画館に鑑賞にやってくる」、その感覚に驚かされることがありますが、これもそうでしたね。『天空の草原のナンサ』。毎回お客さんがたくさん映画館に詰め掛けて凄くヒットしているらしいんですよ。しかも面白い!  物語としては、さほどドラマチックなものがあるわけではありません。モンゴル遊牧民の日…
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「こわい映画だった」(女子高生談) 『疾走』

 「疾走」=「体力の続く限り、可能な限り早く逃げること」。  これは、SABU監督の公式ホームページ(http://www.sabu-film.com/index.html)のKEYWORDSの項目にある「疾走」に添えられた語義ですが、SABU監督にとって、「疾走」とは単に「きわめて速く走ること」ではなくて「逃げること」だったんですね…
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今でも奥さんはフィリピーナ?…… 『もっこす元気な愛』

 監督の寺田靖範さんは、1993年の作品『妻はフィリピーナ』で、確か、北野武が審査委員長を務める映画賞で賞をもらっています。その時の受賞理由が、「だってタイトルが『妻はフィリピーナ』だぜ、面白いじゃないか」というもので、北野武自身、映画を観ずに賞を与えたことが、スポーツ新聞等でも面白おかしく取り上げられていました。この時、北野武は自分自…
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『SAYURI』と『さゆり』と“Memoirs of Gaisha”の間で

 日本に暮らす日本人の役であるのにも拘らず、演じる日本人も中国人も英語で会話する。そのように思い込んでいたものだから、冒頭、さゆりの故郷である寂れた漁村のシーンで日本語が聞こえてきた時は、ちょっとびっくりしました。  これはひょっとすると、さゆりが祇園に連れられて行った瞬間から、台詞が英語に変わるのかもしれない、と思っていたら、まさに…
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ディズニー・アニメの新しい流れ?! 『チキン・リトル』

 映画『チキン・リトル』をもっともっとよく楽しむためにいろいろ調べてみました。  1.『チキン・リトル』は、もともとは民話“THE SKY IS FALLING”から発想された物語である。  民話“THE SKY IS FALLING”は、葉っぱが1枚落ちてきたのを空が落ちてきたと勘違いしたチキン・リトルがそれを人に伝えることで…
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KONG IS KING!『キング・コング』

 2006年お正月映画の中で最高のスペクタクル映画と言えば、やっぱり『キング・コング』。  日本では、一部での熱狂もありながら、「でも、なんで今『キング・コング』?」という冷ややかな感触も感じられましたから、まあ、期待半分、あまり期待してはいけないという思い半分というところで観に行きました。  事前にオリジナル版を観て、最新版とどう…
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太陽のように輝く笑顔 『歓びを歌にのせて』

 銀座のプレイガイドで、この映画の前売り券を買おうとしたら、「売り切れです」と言われてしまいました。前評判がいい作品であるという認識が全くなかったので、ちょっと驚きました。少々大げさな邦題でもあるし、公開劇場は銀座ではなく、渋谷だったからなのですが。  で、たまたま時間が空いたので今日観て来たのですが、平日の昼であるのにも拘らず、…
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凄いの一言! 『七人のマッハ!』

 2006年のお正月映画の特徴を挙げるなら、例えば、癒し系の作品が多いこと、音楽からみの作品が多いこと、そして何本ものタイ映画が公開されること、あたりがパッと思いつきます。 映画の国籍で言えば、お正月にあちこちでイギリス映画をやっていたりした年もあったのですが、今年は「ハリポタ」以外イギリス映画は見当たりません。最近では、映画の国籍で…
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こんなに違う!? 小説版『キング・コング』読み比べ!

 今、書店に行くと小説版『キング・コング』が何種類も並んでいます。原作(と言ってもノベライゼーション)が50年以上前の作品なので、版権がフリーになって、それで何社も出せるんですね。最初に映画化された『キング・コング』が1933年で、最初のノベライズは1932年に書かれたもののようです。  各社の『キング・コング』の基本情報をまとめ…
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『ボブ・ディラン 「ノー・ディレクション・ホーム」』に関するトリビア

 ・監督のマーティン・スコセッシは、ボブ・ディランには会っていない。  ・コロンビア/SMEレコード、ソニー・ミュージック、ボブ・ディランのマネジメントは、マーティン・スコセッシに、ボブ・ディランに関する資料へのアクセスを認めただけで、ボブ・ディランは何も提供していない。  *以上、元ネタはIMDb  ・トロント国際映…
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映画『Mr.&Mrs.スミス』のまちがい探しをしてみました!

 ・ジョンがリムジンで家に帰る時、彼がジャケットを着ているのがちらりと映る。そのジャケットは、爆弾が仕込まれていたもので、ジョンが爆弾ごとポストに突っ込んで吹っ飛んだはずである。しかし、次のシーンではジョンはジャケットなしの姿になっている。  ・ジョンとジェーンがともに殺し屋であることがわかった時、ジェーンは自分のベンツで夫を轢こ…
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見どころは演奏バトル!? タイ映画『風の前奏曲』

 『風の前奏曲』は、タイの伝統楽器ラナート(木琴に似た楽器)の奏者、ソーン師の物語で、映画は、自惚れと挫折の中から新しい演奏法を編み出すソーン師の苦悩の青年時代と、第二次世界大戦下で、民族楽器が劣ったものとして演奏に制約が加えられていった「ラナート苦難の時代」を対比的に描いていきます。  ラナートとソーン師にスポットライトを当てた本作…
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映画『SAYURI』の反響

 『SAYURI』は、アジア映画界の総力を結集したようなハリウッド映画であり、監督が『シカゴ』のロブ・マーシャルであるということで、果たして、この物語、あるいは映画が、ハリウッドで受け入れられるのかどうか、また、それに値する映画なのかどうかに、注目が集まっていました(当ブログの2006年お正月映画関係の記事でも、『SAYURI』に最も注…
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一級のエンタテインメントでした。『Mr.&Mrs.スミス』 

結婚カウンセラー:10段階で評価すると、あなたがたの結婚の幸せ度はいくつですか? ジェーン・スミス(アンジェリーナ・ジョリー):8。 ジョン・スミス(ブラッド・ピット):待ってくれ。どうやって計るんだ? 10なら完璧に幸せで、1なら完璧に不幸だってこと?……。 結婚カウンセラー:直感で答えてください。 ジョン・スミス:わかったよ…
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『キング・コング』に関するトリビア

 ・ピーター・ジャクソンには、この映画を監督するために2000万ドル支払われた。これは製作前に監督に支払われるギャラとしては史上最高額である。  ・2005年のエイプリル・フールに、ピーター・ジャクソンは自分が書いているweb日記www.kongisking.netで悪ふざけをした。それは、『キング・コング:コングの息子』と『キン…
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『ザ・コーポレーション』に関するトリビア

 ・本作が、本国カナダの3大映画祭、トロント、バンクーバー、モントリオールのそれぞれの映画祭で上映されたときには、チケットはすべて売り切れた。  ・この映画には、準備に3年半、撮影に3年、ポスト・プロダクションに1年半かかっている。  ・本作のために、ブルー・スクリーンの前で70本のインタビューが行われた。実際に映画本編で使…
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『ディック&ジェーン 復讐は最高!』に関するトリビア

 ・本作は、バリー・ソネンフェルド(『メン・イン・ブラック』)が監督する予定だったが、彼は私的な理由で降板している。  ・ジェーン役には、キャメロン・ディアスが決まっていたが、彼女は、製作に入る直前になって、スケジュールの都合で降板することになった。  ・パラマウント・ピクチャーズは、ジム・キャリーが『レモニー・スニケットの…
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『チキン・リトル』に関するトリビア

 ・チキン・リトル(の声)には、ホリー・ハンターも候補に挙がっていた。実際は、『マンハッタン殺人ミステリー』にも出演しているザック・ブラフ(Zach Braff)。  ・チキン・リトルには25000枚の羽がある。  ・この映画は、童話“The Sky is Falling”に基づいている。といっても、似ているところといえば、…
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『綴り字のシーズン』に関するトリビア

 エリザ役には、元々はダコタ・ファニングが考えられていた。しかし、監督が、ダコタ・ファニングより、フローラ・クロスの方が母親役であるジュリエット・ビノシュに似ていると考えたので、フローラ・クロスが起用になった。  *以上、元ネタはIMDb  本作の題材である「全米スペル暗記大会」(Spelling Bee)には、『チェレンジ…
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『ある子供』に関するトリビア

 ジミー役には21人の赤ん坊が使われている。  *元ネタはIMDb  [キャッチ・コピーで選ぶ2006年お正月映画]  *人気ブログランキング  ロゼッタロゼッタ [DVD]
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『秘密のかけら』に関するトリビア

 ・監督のアトム・エゴヤンは、乱交シーン(orgy scene)を含む本作の編集を手がけて、なんとかMPAA(全米映画協会)からNC―17(17歳未満お断り、すなわち、ほぼ成人映画と同じ扱い)指定を受けるのを避けようとしたが、失敗した。配給元であるTHINKFILMによれば、アメリカで公開されたのは、カンヌ国際映画祭で上映されたものと同…
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『ロード・オブ・ウォー』に関するトリビア

 ・監督のアンドリュー・ニコルによれば、この映画を作る過程で、製作者たちは、本物の銃の密輸入者の協力を得ている。「セールのために並べられた戦車」は、密輸入業者のもので、撮影が終わった後は、別の国に売るために運ばれていった。3000丁以上のAK-47も本物の銃のストックで、それらを使ったのは、本物を借りた方が小道具を用意するより安く上がる…
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『ミート・ザ・ペアレンツ2』に関するトリビア

 ・グレッグ・フォッカー(ベン・スティラー)の乳母だった女性イザベラを演じるアラナ・ユーバックは、実際はベン・スティラーよりも10歳も年下である。  ・バーンズ家のRV車のクラクションは、「Puff の歌」(‘Puff the Magic Dragon’)を奏でる。前作に、それについてグレッグとジャック(ロバート・デ・ニーロ)が話…
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『ロード・オブ・ドッグタウン』に関するトリビア

 ・デイヴィッド・フィンチャーと他のプロデューサーは、『エンド・オブ・デイズ』や『M:I2』の音楽を手がけている作曲家で、フィンチャーの秘蔵っ子でもあるフレッド・ダーストを監督に雇い、フィンチャーがセカンド・ユニットの監督として、スケートボード・シーンを手伝う予定だった。しかし、ダーストの参加が疑わしくなってきたので、フィンチャーは自ら…
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『ディア・ウエンディ』に関するトリビア

 ・ラース・フォン・トリアーの脚本では、主な登場人物は20代ということになっていた。しかし、監督のトマス・ヴィンターベアは年齢をもっと若い設定に変えた。のちにラース・フォン・トリアーは、その変更は素晴らしいアイデアだったと語っている。  ・監督のトマス・ヴィンターベアと脚本家のラース・フォン・トリアーは、この映画の中で銃が使われる…
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映画『SAYURI』に関するトリビア

 ・スティーブン・スピルバーグ、ブレット・ラトナー、スパイク・ジョーンズ、キンバリー・ピアースらが、この映画の監督として候補に挙がっていた。  ・工藤夕貴が演じるおカボ (pumpkin) 役には、マーティン・スコセッシの『救命士』にも出演しているJulyana Soelistyoというベトナム人女優も候補に挙がっていた。 …
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