オーストラリア映画批評家サークル賞2020 受賞結果!

 オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA)2020の受賞結果です。(2月21日発表、公称は“2019”)

 オーストラリアの映画批評家による映画賞には、オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA:Film Critics Circle of Australia)とオーストラリア映画批評家協会賞(AFCA:Australian Film Critics Association)があって、混乱してしまいますが―
 FCCAは、設立年不詳、メンバー数も不詳ですが、歴史はこちらの方が古く、シドニーを本拠地としていています。
 もう一方のAFCAは、元々はメルボルンの映画フォーラムから発展した映画批評家の団体で、1996年設立で、メンバー数は35000人)。映画賞は2008年からスタートさせています。
 どちらも国際批評家連盟の会員であるようです。
 FCCAの方は、IMDbに受賞データが記載されており、一方、AFCAの方は、映画レビューに関する表彰も行なっているというのが特徴になっています。

 *FCCA公式サイト:http://fcca.com.au/
 *Wikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Film_Critics_Circle_of_Australia

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 ◆作品賞(BEST FILM)
 ・“Buoyancy”(オーストラリア) プロデューサー: クリスティーナ・セイトン(Kristina Ceyton)、Samantha Jennings、Rita Walsh 監督:Rodd Rathjen
 ・『ホテル・ムンバイ』“Hotel Mumbai”(オーストラリア・インド・米) プロデューサー: ベイジル・イヴァニク(Basil Iwanyk)、Gary Hamilton、アンドリュー・オギルビー(Andrew Ogilvie)、Jomon Thomas、ジュリー・ライアン(Julie Ryan)、マイク・ギャブラウィ(Mike Gabrawy) 監督:アンソニー・マラス
 ・“Judy & Punch”(オーストラリア) プロデューサー: ミシェル・ベネット(Michele Bennett)、ナッシュ・エドガートン(Nash Edgerton)、ダニー・ガバイ(Danny Gabai) 監督:ミラー・フォークス(Mirrah Foulkes)
 ・『キング』“The King”(米・オーストラリア) プロデューサー:ブラッド・ピット、デデ・ガードナー(Dede Gardner)、リズ・ワッツ(Liz Watts)、ジェレミー・クライナー(Jeremy Kleiner)、デイヴィッド・ミショッド(David Michôd)、ジョエル・エドガートン 監督:デイヴィッド・ミショッド
 ◎『ナイチンゲール』”The Nightingale”(オーストラリア) プロデューサー: クリスティーナ・セイトン(Kristina Ceyton)、スティーヴ・ハッテンスキー(Steve Hutensky)、Jennifer Kent、ブルーナ・パパンドレア(Bruna Papandrea) 監督:ジェニファー・ケント(Jennifer Kent)
 ・“Ride Like A Girl”(オーストラリア) プロデューサー: レイチェル・グリフィス(Rachel Griffiths)Richard Keddie、Susie Montague-Delaney 監督:レイチェル・グリフィス

 AACTA2019作品賞も”The Nightingale”が受賞。
 AACTA2019 インディー映画賞2019は“Buoyancy”が受賞。

 ◆監督賞(Best Director / Universal Pictures Award)
 ・『ナイチンゲール』“The Nightingale” jヘニファー・ケント(Jennifer Kent)
 ・『ホテル・ムンバイ』“Hotel Mumbai” アンソニー・マラス(Anthony Maras)
 ◎『キング』”The King” デイヴィッド・ミショッド(David Michôd)
 ・“Buoyancy” Rodd Rathjen
 ・『デンジャー・クロース 極限着弾』“Danger Close: The Battle Of Long Tan”(オーストラリア) クリフ・ステンダーズ(Kriv Stenders)

 AACTA2019監督賞は、Jennifer Kentが受賞。

 ◆主演男優賞(Best Actor / Toil Films Award)
 ・『ナイチンゲール』“The Nightingale” ベイカリ・ガナンバー(Baykali Ganambarr)
 ・“Buoyancy” Sarm Heng
 ・“Acute Misfortune”(オーストラリア)(監督:Thomas M. Wright) Daniel Henshall
 ◎”Judy & Punch”  ダニエル・ヘンシュオール(Damon Herriman)

 AACTA2019主演男優賞は、デイモン・ヘリマンが“Judy & Punch”で受賞。

 ◆主演女優賞(Best Actress)
 ◎『ナイチンゲール』”The Nightingale” アシュリン・フランシオーシ(Aisling Franciosi)
 ・“Ride Like A Girl” テリーサ・パーマー(Teresa Palmer)
 ・“Top End Wedding”(オーストラリア)(監督:ウェイン・ブレア) ミランダ・タプセル(Miranda Tapsell)
 ・“Judy & Punch” ミア・ワシコウスカ

 AACTA2019主演女優賞も、アシュリン・フランチオージが受賞。

 ◆助演男優賞(Best Actor Supporting Role)
 ◎『キング』”The King” ジョエル・エドガートン
 ・『ナイチンゲール』“The Nightingale” デイモン・ヘリマン(Damon Herriman)
 ・『キング』“The King” ベン・メンデルソーン
 ・“The Nightingale” マイケル・シェズビー(Michael Sheasby)

 AACTA2019は、リチャード・ロクスバーグは“The Hunting”で助演男優賞受賞。

ジョエルエドガートン.jpg

 ◆助演女優賞(Best Actress Supporting Role / MB Films Award)
 ・『ホテル・ムンバイ』“Hotel Mumbai” ティルダ・コバン=ハーヴィー(Tilda Cobham-Hervey)
 ・『ナイチンゲール』“The Nightingale” Magnolia Maymuru
 ・“Animals”(オーストラリア・アイルランド)(監督:Sophie Hyde) アリア・ショウカット(Alia Shawkat)
 ◎”Top End Wedding” Ursula Yovich

 AACTA2019は、レイチェル・グリフィスが“Total Control”で助演女優賞受賞。

 ◆脚本賞(Best Screenplay (Original Or Adapted) / Bunya Productions Award)
 ・『ホテル・ムンバイ』“Hotel Mumbai” ジョン・コリー(John Collee)、アンソニー・マラス(Anthony Maras)
 ・“Acute Misfortune” エリック・ジェンセン(Erik Jensen)、Thomas M Wright
 ・『ナイチンゲール』“The Nightingale” ジェニファー・ケント(Jennifer Kent)
 ◎『キング』”The King” デイヴィッド・ミショッド、ジョエル・エドガートン

 AACTA2019は、“The Nightingale”が脚本賞受賞。

 ◆撮影賞(Best Cinematography)
 ・『キング』“The King” アダム・アーカポー(Adam Arkapaw)
 ・『ナイチンゲール』“The Nightingale” ラデック・ラドチュック(Radek Ladczuk)
 ・“Buoyancy” マイケル・ラッサム(Michael Latham)
 ◎『デンジャー・クロース 極限着弾』”Danger Close: The Battle Of Long Tan” ベン・ノット(Ben Nott)

 AACTA2019撮影賞は、『キング』が受賞。

 ◆編集賞(Best Editor)
 ◎『デンジャー・クロース 極限着弾』”Danger Close: The Battle Of Long Tan”
ヴェロニカ・ジャネット(Veronika Jenet)
 ・『ホテル・ムンバイ』“Hotel Mumbai”  ピーター・マクナルティ(Peter McNulty)、アンソニー・マラス(Anthony Maras)
 ・『ナイチンゲール』“The Nightingale”  サイモン・ンジョー(Simon Njoo)
 ・『キング』“The King” Peter Sciberras

 AACTA2019は、『ホテル・ムンバイ』が編集賞受賞。

 ◆オリジナル作曲賞(Best Original Score / AGSC Award)
 ・『ホテル・ムンバイ』“Hotel Mumbai” Volker Bertelmann
 ・“Ride Like A Girl” David Hirschfelder
 ・“Storm Boy”(オーストラリア)(監督:ショーン・シート) アラン・ジョン(Alan John)
 ・“Judy & Punch” フランソワ・テータ(François Tétaz)
 ◎『デンジャー・クロース 極限着弾』“Danger Close: Battle Of Long Tan” ケイトリン・ヨー(Caitlin Yeo)

 AACTA2019は、“Judy & Punch”がオリジナル作曲賞受賞。

Caitlin Yeo.jpg

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Feature Documentary / Kudos Knowledge Award)
 ・“The Eulogy”(オーストラリア) 監督:Janine Hosking プロデューサー:Katey Grusovin、Trish Lake
 ◎“The Final Quarter”(オーストラリア) 監督:イアン・ダーリン(Ian Darling) プロデューサー: Mary Macrae、イアン・ダーリン(Ian Darling)
 ・“In My Blood It Runs”(オーストラリア) 監督: マヤ・ニューウェル(Maya Newell) プロデューサー: Rachel Naninaaq Edwardson、Sophie Hyde、マヤ・ニューウェル(Maya Newell)、Larissa Behrendt
 ◎“Martha,A Picture Story”(米・オーストラリア) 監督: Selina Miles プロデューサー: Daniel Joyce
 ・“Mystify: Michael Hutchence”(オーストラリア) 監督:リチャード・ローウェンスタイン(Richard Lowenstein) プロデューサー: Maya Gnyp、ジョン・バトセック(John Battsek)、Sue Murray、Mark Fennessy、リチャード・ローウェンスタイン(Richard Lowenstein)、リン=マリー・ミルバーン(Lynn-Maree Milburn)、アンドリュー・デ・グルート(Andrew De Groot)
 ・“Suzi Q”(オーストラリア) 監督: Liam Firmager プロデューサー: Tait Brady

 AACTA2019は、“The Australian Dream”がドキュメンタリー賞受賞。

ドキュメンタリー.jpg

 ◆特別賞(Special award)
 ◎ロルフ・デ・ヒーア

Rolf de Heer .jpg

 FCCA2020は、AACTA(オーストラリア・アカデミー賞)2019とはかなりズレた受賞結果になりました。

 主な作品のノミネート&受賞結果は以下の通り。

 ・“The Nightingale”(2/10):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集
 ・『キング』(3/7):作品・監督・助演男優・助演男優・脚本・撮影・編集
 ・『ホテル・ムンバイ』(0/6):作品・監督・助演女優・脚本・編集・作曲
 ・“Buoyancy”(0/4):作品・監督・主演男優・撮影
 ・“Judy & Punch”(1/4):作品・主演男優・主演女優・作曲
 ・『デンジャー・クロース 極限着弾』(3/4):監督・撮影・編集・作曲
 ・“Ride Like A Girl”(0/3):作品・助演女優・作曲
 ・“Acute Misfortune”(0/2):主演男優・脚本
 ・“Top End Wedding”(1/2):主演女優・助演女優

 『ナイチンゲール』“The Nightingale”(オーストラリア) 監督:ジェニファー・ケント(Jennifer Kent)
 出演:サム・クラフリン(Sam Claflin)、デイモン・ヘリマン(Damon Herriman)、アシュリン・フランシオーシ(Aisling Franciosi)、ユアン・レスリー(Ewen Leslie)、チャーリー・ショットウェル(Charlie Shotwell)、ハリー・グリーンウッド(Harry Greenwood)、マシュー・サンダーランド(Matthew Sunderland)、マイケル・シェズビー(Michael Sheasby)、Ben McIvor、Luke Carroll
 物語:1825年。若いアイルランド人の受刑者クレアは、タスマニアの険しい荒野を、イギリス人の役人を追っていた。家族をひどい目に遭わせた相手に復讐を果たすのだ。途中で、彼女は、ビリーという名のアボリジニの追跡者の手助けを受ける。彼もまた暴力に満ちた過去がトラウマとなっていた。
 ベネチア国際映画祭2018 コンペティション部門出品。マルチェロ・マストロヤンニ賞(ベイカリ・ガナンバー)、審査員特別賞受賞。
 アデラード映画祭2018出品。
 サンダンス映画祭2019出品。
 マイアミ映画祭2019出品。
 オーストラリアン・インターナショナル・スクリーン・フォーラムNY2019出品。
 サンフランスコ国際映画祭2019出品。
 シアトル国際映画祭2019出品。
 シカゴ批評家映画祭2019出品。Most Promising Performer(アシュリン・フランシオーシ)受賞。
 シドニー映画祭2019出品。
 エルサレム映画祭2019出品。
 メルボルン国際映画祭2019出品。
 ストックホルム国際映画祭2019出品。
 コーク国際映画祭2019出品。
 ブライトン映画祭(英)2019出品。
 Camerimage国際映画祭(ポーランド)2019ノミネート。
 Gävleホラー映画祭(スウェーデン)2019出品。
 オーストラリアン・スクリーン・サウンド組合賞2019出品。
 AACTAオーストラリア・アカデミー賞2019作品賞、監督賞、主演女優賞(アシュリン・フランシオーシ)、助演女優賞(Magnolia Maymuru)、脚本賞、キャスティング賞受賞。主演男優賞(ベイカリ・ガナンバー)、助演男優賞(デイモン・ヘリマン、マイケル・シェズビー)、撮影賞、編集賞、美術賞、衣裳デザイン賞、ヘア&メイキャップ賞、音響賞ノミネート。
 ゴッサム・アワード2019ノミネート。
 女性映画批評家協会2019 エイドリアン・シェリー賞受賞。女優賞(アシュリン・フランシオーシ)ノミネート。
 デトロイト映画批評家協会賞2019出品。
 ダブリン映画批評家サークル賞2019出品。ブレイクスルー・パフォーマンス賞(アシュリン・フランシオーシ)受賞。
 女性映画ジャーナリスト同盟賞2020 イーダ・スペシャル・メンション賞最も大胆なパフォーマンス賞(アシュリン・フランシオーシ)受賞。
 オーストラリア映画批評家協会賞(AFCA)2020 作品賞、監督賞、主演男優賞(ベイカリ・ガナンバー)、主演女優賞(アシュリン・フランシオーシ)、助演男優賞(サム・クラフリン)、助演女優賞(Magnolia Maymuru)、脚本賞、撮影賞受賞。助演男優賞(デイモン・ヘリマン)ノミネート。

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 『キング』“The King”(オーストラリア・米) 監督:デイヴィッド・ミショッド(David Michôd)
 出演:ティモシー・シャラメ、ロバート・パティンソン、ベン・メンデルソーン、ジョエル・エドガートン、ディーン=チャールズ・チャップマン、リリー=ローズ・デップ、ショーン・ハリス、トーマサイン・マッケンジー、トム・グリン=カーニー
 物語:イングランドの王位継承者であり、道に迷う王子であるハルは、専制君主の父親が死んだ後、ヘンリー5世に戴冠する。今、若い王は、宮殿の政治、残された戦争、および彼の過去の人生の感情的なつながりをナビゲートしなければならない。
 Netflix。
 ベネチア国際映画祭2019 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 バリ国際映画祭2019出品。
 BFIロンドン映画祭2019出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2019出品。
 釜山国際映画祭2019ガラ・プレゼンテーション部門出品。
 オーストラリア映画批評家協会賞(AFCA)2020 作品賞、監督賞、助演男優賞(ベン・メンデルソーン、ジョエル・エドガートン)、脚本賞、撮影賞ノミネート。
 CinEuphoria Awards 2020 インターナショナル・コンペティション部門出品。作品賞、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)、助演男優賞(ジョエル・エドガートン)、アンサンブル賞、デュオ賞ノミネート。
 ロンドン映画批評家協会賞2020 英国/アイルランド男優賞(ロバート・パティンソン)受賞。

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 “Judy & Punch”(オーストラリア) 監督:ミラー・フォークス(Mirrah Foulkes)
 出演:ミア・ワシコウスカ、デイモン・ヘリマン(Damon Herriman)、トム・バッジ(Tom Budge)、Benedict Hardie、Lucy Velik、テリー・ノリス(Terry Norris)
 物語:荒れ果てた海辺の町。村人たちはパンチとジュディーのマリオネット劇場に集まる。パンチは自分自身を最高の操り人形師であると宣言し、観客から歓声を引き出すが、それ以外では、粗野なショーに芸術性を吹き込むのはジュディーの役目だ。ところが、酒盛りと彼らの子どもの悲劇的な災難の間に、短気なパンチはジュディーを殴って、彼女を森の中に置き去りにする。幸いにして彼女はグッドタイム医師と社会のけ者たちに助けられるが、ジュディーはパンチへの復讐を計画する。
 女優ミラー・フォークスの初監督長編。
 サンダンス映画祭2019 出品。
 シドニー映画祭2019出品。
 ミュンヘン映画祭2019出品。
 プチョン国際映画祭2019出品。
 ニュージーランド国際映画祭2019出品。
 メルボルン国際映画祭2019出品。
 ストラスバーグ・ヨーロピーアン国際映画祭2019出品。
 ドーヴィル・アメリカン映画祭2019出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2019出品。
 BFIロンドン映画祭2019出品。
 ワルシャワ国際映画祭2019出品。
 ムンバイ映画祭2019出品。
 ストックホルム国際映画祭2019出品。
 FilmBath フェスティバル2019出品。
 スクリーン・プロデューサーズ・オーストラリア・アワード2019ノミネート。
 オーストラリア・プロダクション・デザイン組合賞2019 衣裳デザイン賞受賞。
 キャスティング・ギルド・オブ・オーストラリア・アワード2019 ノミネート。
 AACTAオーストラリア・アカデミー賞2019 主演男優賞(デイモン・ヘリマン)、オリジナル作曲賞受賞。作品賞、監督賞、主演女優賞(ミア・ワシコウスカ)、脚本賞、編集賞、プロダクション・デザイン賞、衣裳デザイン賞ノミネート。
 オーストラリアン・スクリーン・エディターズ2019ノミネート。
 スクリーン・プロデューサーズ・オーストラリア・アワード2019ノミネート。
 オーストラリア映画批評家協会賞(AFCA)2020 作品賞、監督賞、主演男優賞(デイモン・ヘリマン)、主演女優賞(ミア・ワシコウスカ)、脚本賞、撮影賞ノミネート。

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 『デンジャー・クロース 極限着弾』“Danger Close: The Battle Of Long Tan”(オーストラリア) 監督:クリフ・ステンダーズ(Kriv Stenders)
 物語:「これは、ベトナム戦争中オーストラリア軍108名人が南ベトナムの農園地帯“ロングタン”で南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)軍約2,000人を相手に戦った「ロングタンの戦い」を壮絶に描く、史実を基にした本格戦争映画だ。この戦いは、オーストラリア軍戦死者18人、負傷者24人というオーストラリアが戦ったベトナム戦史上、1日の損失で最大の戦いであったのにも関わらず、その功績を称えられることがなく50年もの間埋もれてしまっていた。デンジャー・クロース(味方にも砲撃が届くほどの超至近距離への極限着弾)を基地に要請するほど緊迫した3時間半にわたる壮絶な戦いを再現することで、泥沼化したベトナム戦争の真の姿が浮き彫りになる。
オーストラリアは、第二次世界大戦後北大西洋条約機構(NATO)の発足により、アジア・オセアニア地区でのNATOに対抗する組織が必要だとして、オーストラリア・ニュージーランド・アメリカ合衆国の3国による軍事同盟(太平洋安全保障条約)を1951年9月に発足させた。そのことにより、オーストラリア・ニュージーランド両軍は、アメリカ合衆国の大義を掲げた戦争へ参加することになる。ベトナム戦争では、オーストラリア軍兵士延べ5万人が配置され、約450人が戦死、約2,400人が負傷した。オーストラリア軍の有能な指揮官とチームワーク(マイトシップ)が、このロングタンの壮絶な死闘の勝利を可能にしたのである。
監督は、映画・TV・CM・ミュージックビデオ等で幅広く活躍するオーストラリアで最も活躍するクリフ・ステンダーズ。D中隊長を演じる主役に、『荒野にて』(17)などハリウッドでも活躍するオーストラリア出身の人気俳優トラヴィス・フィメルを起用。2020年、ベトナム戦争でオーストラリア軍が参戦した知られざる戦闘をリアルかつ臨場感に満ちた戦闘シーンを再現した本格戦争映画が日本に上陸する!!」
 シドニー映画祭2019出品。
 Veterans映画祭(米)2019出品。Red Poppy Award、Sergeant Joseph Cecil Thompson Award受賞。
 スクリーン・プロデューサーズ・オーストラリア・アワード2019ノミネート。
 オーストラリア・プロダクション・デザイン組合賞2019 メイキャップ・デザイン賞受賞。
 AACTAオーストラリア・アカデミー賞2019音響賞受賞。
 オーストラリア映画批評家協会賞(AFCA)2020 撮影賞ノミネート。

デンジャー・クロス.jpg

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 *当ブログ記事

 ・オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA)2018 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_75.html
 ・オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA)2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201703/article_10.html
 ・オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA)2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_49.html
 ・オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA)2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_16.html
 ・オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA)2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_7.html
 ・オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA)2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_19.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2020年2月~5月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202002/article_7.html

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