米国アカデミー賞2020 受賞結果!

 第92回米国アカデミー賞の各賞が発表になりました。

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 ◆作品賞
 ・『フォードVSフェラーリ』 ピーター・チャーニン(Peter Chernin)、ジェンノ・トッピング(Jenno Topping)、ジェームズ・マンゴールド
 ・『アイリッシュマン』 マーティン・スコセッシ、ロバート・デニーロ、ジェーン・ローゼンタール(Jane Rosenthal)、エマ・ティリンジャー・コスコフ(Emma Tillinger Koskoff)
 ・『ジョジョ・ラビット』 カーシュー・ニール(Carthew Neal)、タイカ・ワイティティ
 ・『ジョーカー』 トッド・フィリップス、ブラッドリー・クーパー、エマ・ティリンジャー・コスコフ(Emma Tillinger Koskoff)
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 エイミー・パスカル(Amy Pascal)
 ・『マリッジ・ストーリー』 ノア・バームバック、デイヴィッド・ハイマン(David Heyman)
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) サム・メンデス、ピッパ・ハリス(Pippa Harris), Jayne-Ann Tenggren、カラム・マクドゥガル(Callum McDougall)
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 デイヴィッド・ハイマン(David Heyman)、シャノン・マッキントッシュ(Shannon McIntosh)、クエンティン・タランティーノ
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓) クァク・シネ(Kwak Sin Ae)、ポン・ジュノ

 俳優組合賞(SAG) キャスト賞に続いて受賞。
 韓国映画の作品賞受賞は初めて。

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 ◆監督賞(Achievement in directing)
 ・『アイリッシュマン』 マーティン・スコセッシ
 ・『ジョーカー』 トッド・フィリップス
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米)”  サム・メンデス
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 クエンティン・タランティーノ
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓) ポン・ジュノ

 クリティクス・チョイス・アワードに続いて受賞。ポン・ジュノは初ノミネート初受賞。

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 ◆主演男優賞(Performance by an actor in a leading role)
 ・アントニオ・バンデラス 『ペイン・アンド・グローリー』(西)
 ・レオナルド・ディカプリオ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
 ◎ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
 ・ジョナサン・プライス 『2人のローマ教皇』(英・米・伊・アルゼンチン)

 ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワード、SAG、BAFTA英国アカデミー賞に続いて受賞。
 ホアキン・フェニックスは、2013年に『ザ・マスター』で主演男優賞にノミネートされて以来4回目のノミネート。初受賞。

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 ◆主演女優賞(Performance by an actress in a leading role)
 ・シンシア・エリヴォ 『ハリエット』
 ・スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』
 ・シアーシャ・ローナン 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・シャーリーズ・セロン 『スキャンダル』
 ◎レニー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』

 ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワード、SAG、BAFTA英国アカデミー賞、インディペンデント・スピリット・アワードに続いて受賞。
 レニー・ゼルウィガーは、2004年に『コールド マウンテン』で助演女優賞を受賞して以来4回目のノミネート。2度目の受賞。

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 ◆助演男優賞(Performance by an actor in a supporting role)
 ・トム・ハンクス  “A Beautiful Day in the Neighborhood”
 ・アンソニー・ホプキンス 『2人のローマ教皇』(英・米・伊・アルゼンチン)
 ・アル・パチーノ 『アイリッシュマン』
 ・ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
 ◎ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワード、SAG、BAFTAに続き受賞。ブラッド・ピットは、2014年に『それでも夜は明ける』で作品賞を受賞して以来2度目の受賞。演技賞での受賞は初めて。

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 ◆助演女優賞(Performance by an actress in a supporting role)
 ・キャシー・ベイツ 『リチャード・ジュエル』
 ◎ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
 ・スカーレット・ヨハンソン 『ジョジョ・ラビット』
 ・フローレンス・ピュー 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・マーゴット・ロビー 『スキャンダル』

 ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワード、SAG、BAFTA英国アカデミー賞に続いて受賞。ローラ・ダーンは、2015年に『わたしに会うまでの1600キロ』に助演女優賞でノミネートされて以来3回目のノミネートで初受賞。2月10日が53歳の誕生日。父ブルース・ダーンが2回、母ダイアン・ラッドが3回ノミネートされて受賞できなかった米国アカデミー賞を受賞。

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 ◆オリジナル脚本賞(Original screenplay)
 ・『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』 ライアン・ジョンソン
 ・『マリッジ・ストーリー』 ノア・バームバック
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ(Krysty Wilson-Cairns)
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 クエンティン・タランティーノ
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓)  ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン

 WGA、BAFTA英国アカデミー賞に続いての受賞。

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 ◆脚色賞(Adapted screenplay)
 ・『アイリッシュマン』 スティーヴン・ザイリアン
 ◎『ジョジョ・ラビット』 タイカ・ワイティティ
 ・『ジョーカー』 トッド・フィリップス、
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 グレタ・ガーウィグ
 ・『2人のローマ教皇』(英・米・伊・アルゼンチン) アンソニー・マクカーテン

 WGA、BAFTA英国アカデミー賞に続いての受賞。
 タイカ・ワイティティは、”Two Cars, One Night” (2004)で短編映画賞ノミネート。今回は作品賞でもノミネート。初受賞。

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 ◆撮影賞(Achievement in cinematography)
 ・『アイリッシュマン』 ロドリゴ・プリエト
 ・『ジョーカー』 ローレンス・シャー(Lawrence Sher)
 ・“The Lighthouse”  ジェアリン・ブラシュケ(Jarin Blaschke)
 ◎『1917 命をかけた伝令』(英・米) ロジャー・ディーキンス
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 ロバート・リチャードソン

 サテライト・アワード、クリティクス・チョイス・アワード、撮影監督協会賞(ASC) 劇場公開作品部門、BAFTA英国アカデミー賞に続いて受賞。
 ロジャー・ディーキンスは、2018年に『ブレードランナー2049』で受賞して以来15回目のノミネート。2度目の受賞。

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 ◆編集賞(Achievement in film editing)
 ◎『フォードVSフェラーリ』 アンドリュー・バックランド(Andrew Buckland)、マイケル・マカスカー(Michael McCusker)
 ・『アイリッシュマン』 テルマ・スクーンメイカー
 ・『ジョジョ・ラビット』 トム・イーグルス(Tom Eagles)
 ・『ジョーカー』 ジェフ・グロス(Jeff Groth)
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓) ヤン・ジンモ(Yang Jinmo)

 サテライト・アワード、BAFTA英国アカデミー賞に続いて受賞。
 アンドリュー・バックランド(Andrew Buckland)は初ノミネート、マイケル・マカスカー(Michael McCusker)は『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』にノミネートされて以来2回目のノミネート。ともに初受賞。

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 ◆美術賞(Achievement in production design)
 ・『アイリッシュマン』 プロダクション・デザイナー:ボブ・ショー(Bob Shaw)、セット・デコレーター:Regina Graves
 ・『ジョジョ・ラビット』 プロダクション・デザイナー:ラ・ヴィンセント(Ra Vincent) セット・デコレーター:Nora Sopková
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) プロダクション・デザイナー:デニス・ガスナー(Dennis Gassner) セット・デコレーター:Lee Sandales
 ◎『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 プロダクション・デザイナー:バーバラ・リング(Barbara Ling) セット・デコレーター:ナンシー・ヘイグ(Nancy Haigh)
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓) プロダクション・デザイナー:Lee Ha-jun セット・デコレーター:Cho Won Woo

 クリティクス・チョイス・アワード、美術監督組合賞(ADG) 歴史もの映画部門に続いて受賞。
 バーバラ・リング(Barbara Ling)は初ノミネート初受賞。ナンシー・ヘイグ(Nancy Haigh)は2017年の『ヘイル、シーザー!』でノミネートされて以来8回目のノミネート。1992年に『バグジー』で受賞して以来の2度目の受賞。

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 ◆衣裳デザイン賞(Achievement in costume design)
 ・『アイリッシュマン』 サンディー・パウエル、クリストファー・ピーターソン(Christopher Peterson)
 ・「ジョジョ・ラビット』 マイェス・C・ルベオ(Mayes C. Rubeo)
 ・『ジョーカー』 マーク・ブリッジス(Mark Bridges)
 ◎『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 ジャクリーヌ・デュラン
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 アリアンヌ・フィリップス(Arianne Phillips)

 BAFTA英国アカデミー賞に続いて受賞。
 ジャクリーヌ・デュランは、2018年の『美女と野獣』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』以来、7回目のノミネート。2013年に『アンナ・カレーニナ』で受賞して以来の2度目の受賞。。

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 ◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞(Achievement in makeup and hairstyling)
 ◎『スキャンダル』 辻一弘(Kazu Hiro)、Anne Morgan、ヴィヴィアン・ベイカー(Vivian Baker)
 ・『ジョーカー』 Nicki Ledermann、Kay Georgiou
 ・『ジュディ 虹の彼方に』 ジェレミー・ウッドヘッド(Jeremy Woodhead)
 ・『マレフィセント2』 ポール・グーチ(Paul Gooch)、Arjen Tuiten、David White
 ・『1917 命をかけた伝令』 ナオミ・ドネ(Naomi Donne)、トリスタン・ヴェルスルイス(Tristan Versluis)、Rebecca Cole

 メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞(MUAHS) コンテンポラリー作品 メイキャップ賞、同 ヘアスタイリング賞、同 特殊メイキャップ効果賞、BAFTA英国アカデミー賞に続いて受賞。
 辻一弘(Kazu Hiro)は『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で受賞して以来4回目のノミネート。2度目の受賞。Anne Morgan、ヴィヴィアン・ベイカー(Vivian Baker)は初ノミネート。初受賞。

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 ◆録音賞(Achievement in sound mixing)
 ・『アド・アストラ』 ゲイリー・ライドストロム(Gary Rydstrom)、Tom Johnson、Mark Ulano
 ・『フォードVSフェラーリ』 David Giammarco、ポール・マッセイ(Paul Massey)、Steven A. Morrow
 ・『ジョーカー』 Tom Ozanich、Dean A. Zupancic、Tod Maitland
 ◎『1917 命をかけた伝令』(英・米) Mark Taylor、Oliver Tarney、スチュアート・ウィルソン(Stuart Wilson)
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 マイケル・ウィンクラー(Michael Minkler)、Christian P. Minkler、Mark Ulano

 BAFTA英国アカデミー賞に続き受賞。
 Mark Taylorは2016年に『オデッセイ』でノミネートされて以来3回目のノミネート。スチュアート・ウィルソン(Stuart Wilson)は2018年に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でノミネートされて以来6回目のノミネート。いずれも初受賞。

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 ◆音響編集賞(Achievement in sound editing)
 ◎『フォードVSフェラーリ』 Donald Sylvester
 ・『ジョーカー』 アラン・ロバート・マレー(Alan Robert Murray)
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) オリヴァー・ターニー (Oliver Tarney)、Rachael Tate
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 Wylie Stateman
 ・『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 Matthew Wood、David Acord

 ゴールデン・リール賞長編作品 音響効果/Foley部門に続き受賞。
 Donald Sylvesterは初ノミネート初受賞。

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 ◆視覚効果賞(Achievement in visual effects)
 ・『アベンジャーズ/エンドゲーム』 ダン・デリーウ(Dan DeLeeuw)、ラッセル・アール(Russell Earl)、マット・エイトキン ( Matt Aitken)、ダン・サディック(Dan Sudick)
 ・『アイリッシュマン』 パブロ・ヘルマン(Pablo Helman)、Leandro Estebecorena、Nelson Sepulveda-Fauser、Stephane Grabli
 ・『ライオン・キング』 アンドリュー・R・ジョーンズ(Andrew R. Jones)、ロバート・レガート(Robert Legato)、Elliott Newman、アダム・ヴァルデス(Adam Valdez)
 ◎『1917 命をかけた伝令』(英・米) ギョーム・ロシェロン(Guillaume Rocheron)、Dominic Tuohy
 ・『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 ロジャー・ガイエット(Roger Guyett)、ニール・スキャンラン(Neal Scanlan)、パトリック・トゥバック(Patrick Tubach)、Dominic Tuohy

 BAFTA英国アカデミー賞 特別視覚効果賞に続いて受賞。
 ギョーム・ロシェロン(Guillaume Rocheron)は2012年に『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でノミネートされて以来2回目のノミネート。Greg Butler は2012年に『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』でノミネートされて以来2回目のノミネート。Dominic Tuohyは前回『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でノミネートされて以来2&3回目のノミネート。いずれも初受賞。

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 ◆オリジナル作曲賞(Achievement in music written for motion pictures (Original score))
 ◎『ジョーカー』 ヒドゥル・グドナドッティル
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 アレクサンドル・デプラ
 ・『マリッジ・ストーリー』 ランディー・ニューマン
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) トマス・ニューマン
 ・『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 ジョン・ウィリアムズ

 サテライト・アワード、ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワード、BAFTA英国アカデミー賞に続いて受賞。
 ヒドゥル・グドナドッティルは初ノミネート初受賞。

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 ◆オリジナル歌曲賞(Achievement in music written for motion pictures (Original song))
 ・‘I Can’t Let You Throw Yourself Away’ 『トイ・ストーリー4』 音楽・詞:ランディー・ニューマン
 ◎“(I’m Gonna) Love Me Again”  『ロケットマン』 音楽:エルトン・ジョン 詞:
Bernie Taupin
 ・“I’m Standing With You” “Breakthrough” 音楽・詞:ダイアン・ウォーレン
 ・“Into The Unknown” 『アナと雪の女王2』 音楽・詞:クリステン・アンダーソン=ロペス(Kristen Anderson-Lopez)、ロバート・ロペス(Robert Lopez)
 ・“Stand Up” 『ハリエット』 音楽・詞:Joshuah Brian Campbell、シンシア・エリヴォ

 サテライト・アワード、ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワードに続いて受賞。
 エルトン・ジョンは1995年の『ライオン・キング』で受賞して以来4回目のノミネート。Bernie Taupinは初ノミネート。いずれも初受賞。

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 ◆短編映画賞(Best live action short film)
 ・“Brotherhood”(2018/チュニジア・カナダ・カタール・スウェーデン/25min) 監督:Meryam Joobeur 製作:Maria Gracia Turgeon
 ・“Nefta Football Club”(2018/仏・チュニジア・アルジェリア/17min) 監督:Yves Piat 製作:Damien Megherbi
 ◎『向かいの窓』“The Neighbors’ Window”(2019/米/20min) 監督:マーシャル・カリー(Marshall Curry)
 ・“Saria”(2019/米/23min) 監督:Bryan Buckley 製作:Matt Lefebvre
 ・“A Sister(Une soeur)”(2018/ベルギー/16min) 監督:Delphine Girard

 マーシャル・カリー(Marshall Curry)は2年連続ノミネート。2006年に”Street Fight“、2012年に” If a Tree Falls: A Story of the Earth Liberation Front“で長編ドキュメンタリー賞ノミネート。2019年に” A Night at the Garden“で短編ドキュメンタリー賞ノミネート。初受賞、

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 ◆長編ドキュメンタリー賞(Best documentary feature)
 ◎『アメリカン・ファクトリー』“American Factory”(米) 監督:スティーヴン・ボグナー(Steven Bognar)、ジュリア・ライカート(Julia Reichert)
 ・“The Cave”(シリア・デンマーク・独・カタール・米) 監督:フェラス・ファイヤード(Feras Fayyad) 製作:Kirstine Barfod、Sigrid Dyekjær
 ・『ブラジル -消えゆく民主主義-』“The Edge of Democracy”(ブラジル) 監督:ペトラ・コスタ(Petra Costa) 製作:ジョアンナ・ナタセガラJoanna Natasegara)、Shane Boris、Tiago Pavan
 ・『娘は戦場で生まれた』“For Sama”(英・シリア) 監督:ワアド・アル・カデブ(Waad al-Kateab)、エドワード・カッツ(Edward Watts)
 ・“Honeyland”(北マケドニア) 監督:Ljubomir Stefanov、Tamara Kotevska 製作:Atanas Georgiev

 クリティクス・チョイス・アワード監督賞、監督組合賞(DGA) ドキュメンタリー賞、インディペンデント・スピリット・アワードに続いての受賞。イギリスやヨーロッパで強かった『娘は戦場で生まれた』は及ばず。
 スティーヴン・ボグナー(Steven Bognar)は、2010年に“The Last Truck: Closing of a GM Plant”で短編ドキュメンタリー賞ノミネート。ジュリア・ライカート(Julia Reichert)は、1978年に“Union Maids”、1984年に“Seeing Red”で長編ドキュメンタリー賞ノミネート、2010年に“The Last Truck: Closing of a GM Plant”で短編ドキュメンタリー賞ノミネート。ともに初受賞。

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 ◆短編ドキュメンタリー賞(Best documentary short subject)
 ・“In the Absence”(2018/米/28min) 監督:イ・スンジュン(Seung-jun Yi) 製作:Gary Byung-Seok Kam
 ◎“Learning to Skateboard in a Warzone (If You’re a Girl)”(2019/英/39min) 監督:Carol Dysinger 製作:Elena Andreicheva
 ・『眠りに生きる子供たち』“Life Overtakes Me”(2019/スウェーデン・米/39min) 監督:Kristine Samuelson、John Haptas
 ・“St. Louis Superman”(2019/米/28min) 監督:Sami Khan、Smriti Mundhra
 ・“Walk Run Cha-Cha”(2019/米/20min) 監督:Laura Nix 製作:Colette Sandstedt

 BAFTA英国アカデミー賞 英国短編映画賞に続いての受賞。
 いずれも初ノミネート初受賞。

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 ◆長編アニメーション賞(Best animated feature film of the year)
 ・『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(米・日) 監督:ディーン・デュボア 製作:ブラッドフォード・ルイス(Bradford Lewis)、ボニー・アーノルド(Bonnie Arnold)
 ・『失くした体』“I Lost My Body(J'ai perdu mon corps)”(仏) 監督:ジェレミー・クラパン 製作:マルク・デュ・ポンタヴィス(Marc du Pontavice)
 ・『クロース』“Klaus”(西) 監督:セルジオ・パブロス 製作:ジンコ・ゴトー(Jinko Gotoh)、Marisa Román
 ・“Missing Link”(米) 監督:クリス・バトラー 製作:アリアンヌ・サトナー(Arianne Sutner)、トラヴィス・ナイト(Travis Knight)
 ◎『トイ・ストーリー4』“Toy Story 4”(米) 監督:ジョシュ・クーリー 製作:マーク・ニールセン(Mark Nielsen)、ジョナス・リヴェラ(Jonas Rivera)

 多くの映画賞と同じく『トイ・ストーリー4』が受賞。アニー賞やBAFTA英国アカデミー賞を受賞した『クロース』が受賞することはありませんでした。
 ジョシュ・クーリーは2016年に『インサイド・ヘッド』でノミネート。マーク・ニールセン(Mark Nielsen)は初ノミネート。ジョナス・リヴェラ(Jonas Rivera)は2016年に『インサイド・ヘッド』で、『カールじいさんの空飛ぶ家』でノミネート。いずれも初受賞。

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 ◆短編アニメーション賞(Best animated short film)
 ・“Dcera (Daughter)”(チェコ) 監督:ダリア・カシュチェエヴァ(Daria Kashcheeva)
 ◎“Hair Love”(米) 監督:Matthew A. Cherry 製作:Karen Rupert Toliver
 ・“Kitbull”(米) 監督:Rosana Sullivan 製作:Kathryn Hendrickson
 ・“Memorable”(仏) 監督:ブルーノ・コレ(Bruno Collet) 製作:Jean-François Le Corre
 ・“Sister(妹妹)”(米・中) 監督:Siqi Song(宋思琪)

 MCNの予想通り。前回もそうだけど、アニメーション作家の作品は選ばれにくくなっているんでしょうか。
 いずれも初受賞。

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 ◆国際映画賞(Best international feature film of the year)
 ・“Corpus Christi(Boże Ciało)”(ポーランド) 監督:ヤン・コマサ(Jan Komasa)
 ・“Honeyland”(北マケドニア) 監督:Tamara Kotevska、Ljubomir Stefanov
 ・『レ・ミゼラブル』“Les Misérables”(仏) 監督:ラジ・リ(Ladj Ly)
 ・『ペイン・アンド・グローリー』(西) 監督:ペドロ・アルモドバル
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓) 監督:ポン・ジュノ

 ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス・アワード、BAFTA英国アカデミー賞、インディペンデント・スピリット・アワードに続いて受賞。
 韓国映画は初ノミネート初受賞。

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 本年度の米国アカデミー賞は、思いがけず『パラサイト 半地下の家族』アカデミー会員に受け入れられていたことが意外でした。
 全体的には、ノミネーション段階でたくさんの切り捨てがあったものの(切り捨てがあったから)、的中率は異常に高くMCNのオスカー予想は21部門(作品賞、監督賞、音響編集賞以外)が的中でした。

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 ・米国アカデミー賞2020 ノミネーション!:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202001/article_32.html
 ・米国アカデミー賞2020 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202001/article_33.html

 ・MCNのオスカー2020 全部門最終予想:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202002/article_6.html

 ・出席する人、しない人 米国アカデミー賞2020 ノミニーズ・ランチョン:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202002/article_5.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2020年2月~5月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202002/article_7.htm

 追記:
 ・米国アカデミー賞にまつわるトリビア:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202002/article_13.html

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