ヒューストン映画批評家協会賞2020 受賞結果

 第13回ヒューストン映画批評家協会賞の受賞結果が発表されました。(1月2日)

 ヒューストン映画批評家協会賞(The Houston Film Critics Society)
 設立年:2007 会員数:39
 公式サイト:http://www.houstonfilmcritics.org/
 公式facebook:https://www.facebook.com/groups/192175276390/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Houston_Film_Critics_Society
 Wikipedia(日本語):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A

 [特徴]
 ・映画批評家協会系映画賞の中では歌曲賞を持つ数少ない映画賞の1つ。
 ・生涯貢献賞、ヒューマニタリアン賞、テキサス・インディペンデント映画賞などの特別賞を設けている。
 ・2014年度より、ポスター賞、ワースト映画賞を新設。
 ・2016年度より、技術貢献賞を新設。(視覚効果賞に改称)

 2019年の作品賞は『女王陛下のお気に入り』、2018年の作品賞は『レディ・バード』、2017年の作品賞は『ラ・ラ・ランド』、2016年の作品賞は『スポットライト 世紀のスピーチ』、2015年の作品賞は『6才のボクが、大人になるまで。』、2013年度の作品賞は『それでも夜は明ける』、2012年度の作品賞は『アルゴ』。

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 ◆作品賞
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・『フェアウェル』(米・中)
 ・『アイリッシュマン』
 ・『ジョジョ・ラビット』
 ・『ジョーカー』
 ・『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
 ・『マリッジ・ストーリー』
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓)
 ・『アンカット・ダイヤモンド』

 ◆監督賞
 ◎ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』(韓)
 ・サム・メンデス 『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・マーティン・スコセッシ 『アイリッシュマン』
 ・クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・ルル・ワン 『フェアウェル』(米・中)

 ◆主演男優賞
 ・レオナルド・ディカプリオ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ◎アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
 ・エディー・マーフィー 『ルディ・レイ・ムーア』
 ・ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
 ・アダム・サンドラー 『アンカット・ダイヤモンド』

 ◆主演女優賞
 ・オークワフィナ 『フェアウェル』(米・中)
 ・スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』
 ・ルピタ・ニョンゴ 『アス』
 ・シアーシャ・ローナン 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・シャーリーズ・セロン 『スキャンダル』
 ◎レニー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』

 ◆助演男優賞
 ・ウィレム・デフォー “The Lighthouse”
 ・アンソニー・ホプキンス 『2人のローマ教皇』(英・米・伊・アルゼンチン)
 ・アル・パチーノ 『アイリッシュマン』
 ・ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
 ◎ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ◆助演女優賞
 ・キャシー・ベイツ 『リチャード・ジュエル』
 ・ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
 ・スカーレット・ヨハンソン 『ジョジョ・ラビット』
 ・フローレンス・ピュー 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・マーゴット・ロビー 『スキャンダル』
 ◎チャオ・シュウチェン(Zhao Shuzhen) 『フェアウェル』(米・中)

 ◆脚本賞
 ◎『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
 ・『マリッジ・ストーリー』
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓)
 ・『フェアウェル』(米・中)

 ◆撮影賞
 ◎『1917 命をかけた伝令』
 ・『アイリッシュマン』
 ・『ジョーカー』
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓)

 ◆視覚効果賞
 ◎『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・『アド・アストラ』
 ・『アベンジャーズ/エンドゲーム』

 ◆オリジナル作曲賞(Best Original Score)
 ◎『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・『ジョーカー』
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・『マリッジ・ストーリー』
 ・『アス』

 ◆オリジナル歌曲賞(Best Original Song)
 ◎‘Glasgow’ “Wild Rose”
 ・‘Home to You’ 『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』
 ・‘I Punched Keanu Reeves’ 『いつかはマイ・ベイビー』“Always Be My Maybe”
 ・‘(I’m Gonna) Love Me Again’ 『ロケットマン』
 ・‘Into the Unknown’ 『アナと雪の女王2』
 ・‘Stand Up’ “Harriet”

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・『アメリカン・ファクトリー』“American Factory”(米) 監督:スティーヴン・ボグナー(Steven Bognar)、ジュリア・ライカート(Julia Reichert)
 ◎『アポロ11 完全版』“Apollo 1”(米) 監督:トッド・ダグラス・ミラー(Todd Douglas Miller)
 ・“The Biggest Little Farm”(米) 監督:John Chester
 ・『娘は戦場で生まれた』“For Sama”(英・シリア) 監督:ワアド・アル・カデブ(Waad al-Kateab)、エドワード・カッツ(Edward Watts)
 ・“Hail Satan?”(米) 監督:Penny Lane
 ・『彼らは生きていた』“They Shall Not Grow Old”(英・ニュージーランド) 監督:ピーター・ジャクソン

 ◆アニメーション賞
 ・『アナと雪の女王2』 監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
 ・『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』 監督:ディーン・デュボア
 ・『失くした体』“I Lost My Body(J’ai perdu mon corps)”(仏) 監督:ジェレミー・クラパン
 ・“Missing Link” 監督:クリス・バトラー
 ◎『トイ・ストーリー4』 監督:ジョシュ・クーリー

 ◆外国語映画賞
 ・『アトランティックス』“Atlantics(Atlantique)”(仏・セネガル・ベルギー) 監督:マティ・ディオップ
 ・“Corpus Christi”(ポーランド・仏) 監督:ヤン・コマサ(Jan Komasa)
 ・『レ・ミゼラブル』“Les Miserables”(仏) 監督:ラジ・リ(Ladj Ly)
 ・『猿』“Monos”(コロンビア・オランダ・アルゼンチン・独・デンマーク・スウェーデン・ウルグアイ・スイス) 監督:アレハンドロ・ランデス(Alejandro Landes)
 ・“Pain and Glory(Dolor y gloria)”(西)
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓)

 ◆テキサス・インディペンデント映画賞(Texas Independent Film Award)
 ◎“Bull” 監督:Annie Silverstein
 ・“Building the American Dream” 監督:: Chelsea Hernandez
 ・“Nothing Stays the Same: The Story of the Saxon Bar” 監督:Jeff Sandmann
 ・“Seadrift” 監督:Tim Tsai
 ・“Sleeping in Plastic” 監督: Van Ditthavong

 “Bull”(米) Annie Silverstein
 物語:ヒューストン西部の放棄された地区で、気まぐれな10代の若者が、彼女と同じように故意で容赦のない隣人と対立する。
 出演:Yolonda Ross、Rob Morgan、Karla Garbelotto
 2014年のシネフォンダシオン部門の“SKunk”で第1席を受賞したAnnie Silversteinの第1監督長編。
 アメリカン映画祭2019出品。
 カンヌ国際映画祭2019 ある視点部門出品。
 ドーヴィル・アメリカン映画祭2019 コンペティション部門出品。グランプリ、Critics Award 、Revelations Prize受賞。
 ハイファ国際映画祭2019出品。
 Alice Nella Città(伊)2019出品。
 Film Independent New Wave 2019出品。
 ストックホルム国際映画祭2019出品。
 コーク映画祭2019出品。
 リブリャナ国際映画祭2019出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2019出品。
 Festival Internacional de Cine Tulum(メキシコ)2019出品。

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 ◆スタント・コーディネート賞(Best Stunt Coordination Team)
 ・『クロール 凶暴領域』“Crawl”(米・セルビア・カナダ) 監督:アレクサンドル・アジャ
 ・『フォードVSフェラーリ』(米) 監督:ジェームズ・マンゴールド
 ・『ハイ・フォン』“Furie”(ベトナム) 監督:レ・ヴァン・キエ(Le-Van Kiet)、Van Kiet Le
 ◎『ジョン・ウィック:パラベラム』(米) 監督:チャド・スタエルスキ
 ・『SHADOW 影武者』(中・香港) 監督:チャン・イーモウ

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 ◆映画ポスター・アート賞(Best Movie Poster Art)
 ・『夏の鳥』“Birds of Passage”(仏・デンマーク・メキシコ・コロンビア)
 ・『ジョン・ウィック:パラベラム』
 ◎『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓)
 ・“Portrait of a Lady on Fire”(仏)
 ・“The Last Black Man in San Francisco”

 ◆テキサス・インディペンデント・ヴィジョナリー賞(Texas Independent Visionary Award)
 ◎Tim Tsai “Seadrift”(米)
 1979年8月3日、テキサスの小さな漁業の町で、Sau Van Nguyenというベトナムの若い漁師が、地元の白人と新しく到着したベトナム難民の労働者階級との人種間の対立が高まる中での漁業の対立に拍車をかけ、漁師仲間のBilly Joe Aplinを射殺した。殺害から40年以上が経った今、Aplinの娘とNguyenの友人数人を含むSeadriftの地元住民は、攻撃されたKKKの干渉と報復のための一連のベトナム船の放火事件を詳しく述べる準備ができている。ドキュメンタリー。
 スラムダンス映画祭2019出品。
 ロサンゼルス・アジアン太平洋映画祭2019出品。最優秀ノース・アメリカン・ドキュメンタリー賞受賞。
 ヴェト・フィルム・フェスト2019出品。
 インディー&外国映画祭2019出品。
 サンディエゴ・アジアン映画祭2019出品。

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 ◆シネマティック貢献賞(Outstanding Cinematic Achievement)
 ◎『クリシャ』、『イット・カムズ・アット・ナイト』、“Waves”に対するトレイ・エドワード・シュルツ。これは、映画の地元への貢献にとって、インパクトがあり、注目に値する。(Trey Edward Shults for Krisha, It Comes at Night and Waves. This is for a local whose contributions to cinema are impactful & deserving of notice.)

 ◆生涯貢献賞(a Lifetime Achievement Award)
 ◎ロジャー・コーマン

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通り。

 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2/7):作品・監督・主演男優・助演男優・脚本・撮影・ポスター
 ・『マリッジ・ストーリー』(1/6):作品・主演男優・主演女優・助演女優・脚本・作曲
 ・『パラサイト 半地下の家族』(3/6):作品・監督・脚本・撮影・外国語・ポスター
 ・『1917 命をかけた伝令』(3/5):作品・監督・撮影・視覚効果・作曲
 ・『アイリッシュマン』(0/5):作品・監督・助演男優・助演男優・撮影
 ・『フェアウェル』(1/4):作品・主演女優・助演女優・脚本
 ・『ジョーカー』(0/4):作品・主演男優・撮影・作曲
 ・『アンカット・ダイヤモンド』(0/3):作品・監督・主演男優
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(0/3):主演女優・助演女優・作曲
 ・『ジョジョ・ラビット』(0/2):作品・助演女優
 ・『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(1/2):作品・脚本
 ・『アス』(0/2):主演女優・作曲
 ・『スキャンダル』(0/2):主演女優・助演女優
 ・『アナと雪の女王2』(0/2):歌曲・アニメーション

 主要4部門は、アトランタ映画批評家協会賞2019と同じ組み合わせです。

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 *当ブログ記事

 ・ヒューストン映画批評家協会賞2019ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_22.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2019 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_63.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2018ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_58.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2018 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_22.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_45.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_25.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2016ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_45.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_25.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2015ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_50.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201501/article_33.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞(2013年度)受賞結果::http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_41.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2013ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_39.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_10.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_16.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_28.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_41.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_36.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_27.html

 ・全米映画賞レース2019の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201912/article_59.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年10月~2020年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201910/article_7.html

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