『マリッジ・ストーリー』が4部門受賞! ゴッサム・アワード2019 受賞結果!

 第29回ゴッサム・アワード(The Gotham Independent Film Awards)の受賞結果が発表になりました。(12月2日)

 ◆作品賞(Best Feature)
 ・“The Farewell”(米) 監督:ルル・ワン(Lulu Wang) プレゼンター:ユマ・サーマン
 ・“Hustlers”(米) 監督:ローリーン・スカファリア(Lorene Scafaria)
 ◎『マリッジ・ストーリー』“Marriage Story”(米) 監督:ノア・バームバック
 ・“Uncut Gems”(米) 監督:ジョシュ・サフディー、ベニー・サフディー
 ・“Waves”(米) 監督:トレイ・エドワード・シュルツ(Trey Edward Shults)

 『マリッジ・ストーリー』は、トロント国際映画祭2019ピープルズ・チョイス賞次点。
 “The Farewell”、『マリッジ・ストーリー』、“Uncut Gems”は、インディペンデント・スピリット・アワード2020ノミネート。

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 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary) プレゼンター:コンスタンス・ウー
 ◎『アメリカン・ファクトリー』“American Factory”(米) 監督:スティーヴン・ボグナー(Steven Bognar)、ジュリア・ライカート(Julia Reichert)
 ・『アポロ11 完全版』“Apollo 11”(米) 監督:トッド・ダグラス・ミラー(Todd Douglas Miller)
 ・『ブラジル -消えゆく民主主義-』“The Edge of Democracy”(ブラジル) 監督:ペトラ・コスタ(Petra Costa)
 ・『ミッドナイト・トラベラー』“Midnight Traveler”(メキシコ・米) 監督:ハサン・ファジリ(Hassan Fazili)
 ・“One Child Nation”(中・米) 監督:Nanfu Wang(王男栿)、Jialing Zhang

 『アメリカン・ファクトリー』は、サンダンス映画祭2019 監督賞受賞。
 『アポロ11 完全版』は、サンダンス映画祭2019編集賞受賞。クリティクス・チョイス・アワード2019 作品賞、編集賞、作曲賞、アーカイヴァル・ドキュメンタリー賞、サイエンス/ネイチャー・ドキュメンタリー賞受賞。
 『ミッドナイト・トラベラー』は、サンダンス映画祭2019撮影賞受賞。
 “One Child Nation”は、サンダンス映画祭2019グランプリ受賞。ストックホルム国際映画祭2019 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 『アメリカン・ファクトリー』、『アポロ11 完全版』は、米・製作者組合賞(PGA)2020ノミネート。

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 ◆男優賞 プレゼンター:ジェニファー・ロペス
 ・ウィレム・デフォー “The Lighthouse”(米)(監督:ロバート・エガース)
 ◎アダム・ドライバー 『マリッジ・ストーリー』“Marriage Story”
 ・オルディス・ホッジ(Aldis Hodge) “Clemency”(米)(監督:Chinonye Chukwu)
 ・アンドレ・ホランド(André Holland) 『ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-』“High Flying Bird”(米)(監督:スティーヴン・スダーバーグ)
 ・アダム・サンドラー “Uncut Gems”

 インディペンデント・スピリット・アワード2020ノミネーションとは、アダム・サンドラーのみ一致。

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 ◆女優賞 プレゼンター:Daveed Diggs
 ◎オークワフィナ(Awkwafina) “The Farewell”
 ・エリザベス・モス “Her Smell”(米・ギリシャ)(監督:アレックス・ロス・ペリー)
 ・メアリー・ケイ・プレイス(Mary Kay Place) “Diane”(米)(監督:Kent Jones)
 ・フローレンス・ピュー(Florence Pugh) 『ミッドサマー』“Midsommar”(米・スウェーデン)(監督:アリ・アスター)
 ・アルフレ・ウッダード(Alfre Woodard) “Clemency”

 インディペンデント・スピリット・アワード2020ノミネーションとは、エリザベス・モス、メアリー・ケイ・プレイス、アルフレ・ウッダードが一致。

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 ◆脚本賞(Best Screenplay) プレゼンター:トレイシー・レッツ
 ・ルル・ワン(Lulu Wang) “The Farewell”
 ・タレル・アルヴィン・マクレイニー(Tarell Alvin McCraney) 『ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-』“High Flying Bird”
 ・Jimmie Fails、Joe Talbot、Rob Richert “The Last Black Man in San Francisco”(米)(監督:Joe Talbot)
 ◎ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』“Marriage Story”
 ・アリ・アスター 『ミッドサマー』“Midsommar”
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 インディペンデント・スピリット・アワード2020脚本賞ノミネーションとは、『マリッジ・ストーリー』、『ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-』が一致。

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 ◆ブレイクスルー俳優賞(Breakthrough Actor) プレゼンター:ジェレミー・O・ハリス(Jeremy O. Harris)
 ・Julia Fox “Uncut Gems”
 ・アシュリン・フランシオーシ(Aisling Franciosi) “The Nightingale”(オーストラリア・米・カナダ)(監督:ジェニファー・ケント)
 ・Chris Galust “Give Me Liberty“(米)(監督:Kirill Mikhanovsky)
 ・ノア・ジュープ(Noah Jupe) “Honey Boy“(米)(監督:アルマ・ハレル)
 ・ジョナサン・メジャース(Jonathan Majors) “The Last Black Man in San Francisco“
 ◎テイラー・ラッセル(Taylor Russell) “Waves

 Kelvin Harrison Jr.が代理で登壇。

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 ◆ブレイクスルー監督賞(Bingham Ray Breakthrough Director Award) プレゼンター:ウィレム・デフォー
 ◎Laure de Clermont-Tonnerre “The Mustang“(仏・ベルギー)
 ・Kent Jones “Diane“
 ・Joe Talbot “The Last Black Man in San Francisco“
 ・オリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde) “Booksmart“(米)
 ・Phillip Youmans “Burning Cane“(米)

 インディペンデント・スピリット・アワード2020第1回作品賞ノミネーションとは、“Booksmart”、“Diane”、“The Last Black Man in San Francisco”、 “The Mustang”が一致。

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 ◆ブレイクスルー・シリーズ賞 40分以上(Breakthrough Series – Over 40 Minutes) [改称] プレゼンター:エリザベス・モス、ビーニー・フェルドスタイン
 ・『チェリュノブイリ』“Chernobyl”(英・米) 監督:クレイグ・メイジン(Craig Mazin)
 ・“David Makes Man”(米) クリエイター:タレル・アルヴィン・マクレイニー(Tarell Alvin McCraney)
 ・“My Brilliant Friend”(伊・米)
 ・“Unbelievable”(米)
 ◎『ボクらを見る目』“When They See Us”(米)

 登壇したのは、エヴァ・デュヴァルネ、ジョナサン・キング、ジェーン・ロゼンタール、ベリー・ウェルシュ、ヴェラ・ファーミガ(出演)

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 ◆ブレイクスルー・シリーズ賞 40分未満(Breakthrough Series – Under 40 Minutes) プレゼンター:エリザベス・モス、ビーニー・フェルドスタイン [改称]
 ◎“PEN15”(米/30min/Hulu)
 ・“Ramy”(米/30min/Hulu)
 ・『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』“Russian Doll”(米/30min/Netflix)
 ・“Tuca & Bertie”(米/26min)
 ・“Undone”(米)

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 ◆トリビュート(Gotham Tributes)
 ・グレン・バスナー(Glen Basner) プレゼンター:エドワード・バーンズ
 『ロード・トゥ・ヘル』『MUD マッド』『gifted/ギフテッド』『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』などの製作総指揮。

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 ・ローラ・ダーン プレゼンター:グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック

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 ・エヴァ・デュヴァルネ プレゼンター:ヴェラ・ファーミガ

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 ・サム・ロックウェル プレゼンター:オリヴィア・ワイルド

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 ◆The Made in NY award プレゼンター:Anne del Castillo(The commissioner of the New York City Mayor's Office of Media and Entertainment (MOME))
 ◎Jason DaSilva
 “When I Walk”でエミー賞を受賞した監督、プロデューサー、作家、障害者権利活動家。

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 ◆観客賞 プレゼンター:ナターシャ・リオン
 ◎『マリッジ・ストーリー』
 『マリッジ・ストーリー』は、インディペンデント・スピリット・アワード2020でもロバート・アルトマン賞(Robert Altman Award)/アンサンブル賞受賞が決定しています。

 ◆Student Short Film Showcase プレゼンター:ジュリア・スタイルズ
 〇“Mizaru” Sudarshan Suresh (Columbia University)
 〇“Darling“ Saim Sadiq(Columbia University)
 〇“Bob and Dale”  David Melvin Rosfeld(CUNY Brooklyn College)
 〇“Keeper of Earth and Time” Tiantian Wang ( School of Visual Arts)
 〇“Youth” Farida Zahran(NYU Tisch).

 ◆Impact Storytelling Salute プレゼンター:アルフレ・ウッダード
 〇[#SOLVABLE] PRESENTED BY The ROCKEFELLER FOUNDATION

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通り。

 ・“The Farewell”(1/3):作品・女優・脚本
 ・『マリッジ・ストーリー』(3/3):作品・男優・脚本
 ・“The Last Black Man in San Francisco”(0/3):脚本・ブレイクスルー俳優・ブレイクスルー監督
 ・“Uncut Gems”(0/2):作品・ブレイクスルー俳優
 ・“Waves”(1/2):作品・ブレイクスルー俳優
 ・“Clemency”(0/2):男優・女優
 ・『ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-』(0/2):男優・女優
 ・“Diane”(0/2):女優・ブレイクスルー監督
 ・『ミッドサマー』(0/2):女優・脚本

 全米映画賞レース2019の第1弾は、『マリッジ・ストーリー』が作品賞を含む3冠+観客賞でスタートしました。
 MCNのオスカー予想第1弾の作品賞部門では、今のところ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が1位、『アイリッシュマン』が2位、『マリッジ・ストーリー』が3位ということになっています。『マリッジ・ストーリー』がこのポジションでどこまでいけるのかが注目です。

 気になるのは、ドキュメンタリー賞で
 クリティクス・チョイス・アワード:『アポロ11 完全版』 最優秀ドキュメンタリー賞を含む5部門受賞
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード:“For Sama” ドキュメンタリーとしては初めての作品賞を含む4部門受賞
 ゴッサム・アワード:『アメリカン・ファクトリー』
 という具合で、見事に混戦になりました。

 なかなか興味深い賞レースのスタートになりましたね。

 授賞式は、YouTubeで観ることができます。(2時間17分22秒あります)

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 *当ブログ記事

 ・インディペンデント・スピリット・アワード2020 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201911/article_33.html

 ・ゴッサム・アワード2019 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201910/article_36.html
 ・ゴッサム・アワード2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_32.html
 ・ゴッサム・アワード 2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201811/article_42.html
 ・ゴッサム・アワード2017 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_34.html
 ・ゴッサム・アワード2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_47.html
 ・ゴッサム・アワード2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_34.html
 ・ゴッサム・アワード2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_52.html
 ・ゴッサム・アワード2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_26.html
 ・ゴッサム・アワード2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_2.html
 ・ゴッサム・アワード2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_16.html
 ・ゴッサム・アワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_2.html
 ・ゴッサム・アワード2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_33.html
 ・ゴッサム・アワード2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_4.html
 ・ゴッサム・アワード2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_27.html
 ・ゴッサム・アワード2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_25.html
 ・ゴッサム・アワード2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_3.html
 ・ゴッサム・アワード2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_25.html
 ・ゴッサム・アワード2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_31.html
 ・ゴッサム・アワード2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_33.html
 ・ゴッサム・アワード2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200910/article_13.html
 ・ゴッサム・アワード2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_2.html
 ・ゴッサム・アワード2008 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200810/article_4.html
 ・ゴッサム・アワード2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_7.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年10月~2020年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201910/article_7.html

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