プチョン国際ファンタスティック映画祭2019 受賞結果

 第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭(6月27日-7月7日)の受賞結果です。

 【プチョン・チョイス 長編部門】(Bucheon Choice: Features)

 ◆最優秀作品賞(Best of Bucheon)
 ◎“The Room”(仏・ルクセンブルクベルギー) 監督:クリスチャン・ヴォルクマン(Christian Volckman)
 物語:若い夫婦マットとケイトは、カントリーサイドに古い家を買う。彼らは、自分たちの願いを叶える奇妙な部屋を発見する。
. 『ルネッサンス』のクリスチャン・ヴォルクマンの6年ぶりの長編。

The Room.jpg
 ◆監督賞(Best Director Choice)
 ◎“Daniel Isn’t Read”(米) 監督:アダム・エジプト・モーティマー(Adam Egypt Mortimer)
 物語:8歳のルークは、ファンタジーと想像力の世界に彼らを導くダニエルという名の架空の友人を生み出す。ダニエルがルークを騙してひどいことをさせた後、ルークは彼を締め出すことを余儀なくされた。12年後、ルークはダニエルを呼び戻した。そして彼は今、恐ろしい秘密の議題を持つ魅力的で操作的な若者として現れる。
 アメリカの作家ブライアン・デレーヴ(Brian DeLeeuw)の2009年のデビュー作(原作タイトル“In This Way I Was Saved”)の映画化。

Daniel Isnt Read.jpg
 ◆審査員賞(Jury’s Choice)
 ◎“Is That You?(¿Eres tú, papá?)”(英・キューバ) 監督:Rudy Riveron Sanchez
 物語:キューバの田舎。横柄な父親が家族に強い影響を及ぼす。しかし、彼が突然姿を消したとき、彼の13歳の娘リリは取り乱してしまう。リリは、彼を連れ戻そうとして、精神的な儀式を使い、不快な真実を明らかにする。
 Oldenburg国際映画祭(独)2018出品。女優賞(Gabriela Ramos)受賞。
 CPH:PIX 2018出品。
 TOHorror(伊)2018出品。Anna Mondelli Award受賞。
 ケンブリッジ映画祭(英)2018出品。
 マイアミ映画祭2019出品。
 リッチモンド国際映画祭2019出品。審査員グランプリ、ライジング・スター賞受賞。
 ファンタスポア国際ファンタスティック映画祭2019出品。作品賞、女優賞(Gabriela Ramos)受賞。

Is That You.jpg
 ◆観客賞(Audience Award)
 ◎“The Culprit”(韓) 監督:Koh Jungwook
 物語:誰かがYoung-hoonの妻を残酷に殺害した。髪のサンプルが妻の体に見つかる。探偵はそれを彼の友人のJoon-sungまでさかのぼって使用する。

the-culprit2.jpg
 ◆スペシャル・メンション(Best of Bucheon Special Mention)
 ◎『G殺』“G Affairs”(香港) 監督:リー・チョクバン(李卓斌/Lee Cheuk Pan)
 物語:「香港の古いアパート、6階G室。チェロ奏者の青年がバッハの無伴奏組曲第1番ト長調(G大調)を奏でる中、互いの肉体を貪り合う男と女。そのあまりにも非日常的な日常を突き破るかのように、突如、室内に転がり込んでくる女性の生首! この猟奇事件をきっかけに、(Gカップではないのに)クラスメートから“G”と揶揄される女子高生、自閉症でゲイ(Gay)の青年、拳銃(Gun)を乱射する悪徳刑事、胃癌(Gastric cancer)に冒された母、中国大陸からやってきた売春婦(広東語の呼称は“雞/Gai”)、Gにまつわる人物の生きざまが交錯し始めるのであった…。」
 香港電影評論学会大奨2019 推薦作品。
 大阪アジアン映画祭2019出品。
 香港電影金像奨2019 助演女優賞(ホアン・ルー(黃璐))、撮影賞、編集賞、音響賞、新人賞(林善)、新人監督賞ノミネート。
 ファンタジア国際映画祭2019出品。
 香港シネマ・ナウ(サンフランシスコ)2019出品。

G殺.jpg
 ◆監督賞スペシャル・メンション(Best Director Choice Special Mention)
 ◎“The Lodge”(英・米) 監督:ヴェロニカ・フランツ(Veronika Franz)、セヴェリン・フィアラ(Severin Fiala)
 物語:まもなく継母になる女性が、婚約者の2人の子供たちと一緒に、離れたところにある別荘に入る。三者の間で関係が溶け始めると同時に、いくつかの奇妙で恐ろしい出来事が起こり、衝撃的な啓示と悲劇的な終わりをもたらす。
 サンダンス映画祭2019 Midnight部門出品。
 Cinepocalypse2019出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2019出品。
 ファンタジア映画祭2019出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2019出品。

The Lodge.jpg
 【プチョン・チョイス 短編作品】(Bucheon Choice: Shorts)

 ◆最優秀短編賞(Best of Bucheon)
 ◎『レバノン/未来の男』“Last Days of the Man of Tomorrow”(レバノン/30min) 監督:ファーディ・バキ(Fadi Baki)
 物語:「彼はフランスからレバノンへの贈り者。今では過去の遺物なのか?それとも彼のショーは続くのか?」
 札幌国際短編映画祭2018出品。
 Maskoonファンタスティック映画祭2018出品。
 クレルモン・フェラン国際短編映画祭2019インターナショナル・コンペティション部門出品。

Last Days of the Man of Tomorrow.jpg
 ◆審査員賞(Jury’s Choice for Short Film)
 ◎“All Inclusive”(フィンランド/15min) 監督:テーム・ニッキ(Teemu Nikki)
 For all his life, Kalervo has been bad at standing up for himself, until Annukka – a woman who loves him – gives Kalervo a gift that changes everything.
 カンヌ国際映画祭2019短編コンペティション部門出品。

 ◆観客賞(Audience Award for Short Film)
 ◎“Other Side of the Box”(米/15min) 監督:Caleb J. Phillips
 物語:夫婦が古い友人から謎めいた荷物を受け取る。

 【コリアン・ファンタスティック 長編部門】(Korean Fantastic: Features)

 ◆最優秀作品賞(LG HiEntech Best Korean Fantastic Film)

 ◎“Flim Adventure(영화로운 나날)”(韓) 監督:Lee Sangdeok
 物語:俳優が恋人と猫と一緒に幸せに暮らしていますが、このような感情を振ることができない。彼がガールフレンドと口論して家から追い出されると、彼は思い出が現在と重なっているように見える奇妙な日に3人の人々と出会う。

 ◆監督賞(Korean Fantastic: Best Director)
 ◎Lee Donku “Fanfare”(韓)
 物語:梨泰院でのハロウィーンフェスティバルは、地元のパブでの殺人によって中断される。一人の女性が同じパブにいるのを覚えていますが、なぜかわからない…

 ◆男優賞(Korean Fantastic Best Actor)
 ◎Cho Hyunchul “Flim Adventure”(韓) (Lee Sangdeok)

 ◆女優賞(Korean Fantastic Best Actress)
 ◎Lim Hwayoung “Fanfare”(韓)
(Lee Donku)

 ◆観客賞(Korean Fantastic Audience Award)
 ◎“Welcome To The Guesthouse”(韓) 監督:Shim Yohan
 物語:Jungeonは仕事を得ることができずに、将来について心配する。彼はゲストハウスで求人広告を見て、サーフィンのスキルを持つ誰かを探す。Jungeonはサーフィンはできないが、その仕事を必要としている…

 【コリアン・ファンタスティック 短編部門】(Korean Fantastic: Shorts)
Korean Fantastic: Shorts
 ◎“Stuck”(韓/22min) 監督:Kim Maeil
 物語:「A」は再開発が予定されている放棄された場所を歩いている。彼の任命を見逃したために彼の上司によって噛まれた後の 'A'。バイクが通り過ぎる音が彼をいらいらさせるので、彼は持っていたアイスクリームをバイクに投げた。

Struck.jpg
 ◆観客賞(Audience Award for Korean Short Film)
 ◎“Stuck”(韓/22min) 監督:Kim Maeil

 【その他の賞】

 ◆NETPAC賞
 ◎“Gully Boy”(インド) 監督:ゾーヤー・アクタル(Zoya Akhtar)
 物語:Muradは22歳で、ムンバイのスラム街Dharaviに住んでいる。彼の家族はイスラム教徒で、貧困だが、息子が後で仕事を確保することができるように、苦労して大学教育の代金を払っている。彼の父親は、未熟な運転手で、2人目の妻を家に連れて行くが、それはこの5人家族の緊張をやわらげたりしない。Muradは、マリファナに慰めを見出したり、怒れるヒップホップを作詞したり、白いヒジャーブを着るのが好きな医師の娘Safeenaが幼馴染にいたりする。Muradは有名なラッパーに偶然出会ったとき、まったく新しい世界が開かれる。彼は、友達と一緒に、自分の問題、そして世代と国の問題についてラップを作り始める。彼はまた、インドで貧しくてイスラム教徒であることが何を意味するのか、そしてここではあなたの夢さえ植民地化されているという事実についても語り始める。彼が音楽の世界にますます深く飛び込むにつれて、彼の人生は変わる。そして彼の家族やSafeenaとの関係も変わる。
 ベルリン国際映画祭2019 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。

Gully Boy.jpg
 ◆ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟賞 アジア賞(Europe Fantastic Film Festivals Federation(EFFFF) Asian Award)
 ◎『MANRIKI』(日) 監督:清水康彦
 企画・プロデュース:齊藤工 永野
 原作・脚本:永野
 出演:永野、金子ノブアキ、SWAY、小池樹里杏、神野三鈴
 物語:熱狂的な美容師は、女性に自然が間違っていると感じたことを直す機会を提供する。 彼自身の道徳に支配されて、彼はそれらを彼らの不自然な美の概念と一致させるために致命的な概念を用いる。

MANRIKI.jpg
 ◆スペシャル・メンション(Special Mention)
 ◎『いぬむこいり』“The Dog Bridegroom”(2016/日) 監督:片嶋一貴
 物語:「民間伝承「犬婿伝説」をモチーフにした245分の意欲作。監督は、『アジアの純真』が海外の映画祭でも上映された 片嶋一貴。
ある日、小学校教師・梓(有森也実)のもとに「イモレ島へ行け。そこには、おまえが本当に望んでいる宝物がある」と神のお告げがある。すべてを捨てて梓は宝探しの旅に出るが、オフビートなペテン師、ゴロツキ革命家、引きこもりの元ギタリスト、犬に変身する亡命王子などが待ち受け、果てしない欲望や争いに巻き込まれて行く…。」

inumukobg.jpg
 ◆児童審査員賞(BIFAN Children’s Jury Award)
 ◎『パパはわるものチャンピオン』“My Dad is a Heel Wrestler”(日) 監督:藤村享平
 作・板橋雅弘、絵・吉田尚令による日本の絵本『パパはわるものチャンピオン』の映画化。

パパはわるものチャンピオン.jpg
 今回のプチョン国際ファンタスティック映画祭については、審査員を務めた金子修介監督のブログが参考になります。:http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/archives/51587733.html

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_3.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2017 コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_8.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2017 コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_9.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201707/article_33.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_23.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_24.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_33.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2014 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_9.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_23.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2013 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_22.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201307/article_23.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201207/article_21.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2010 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_11.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_23.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2009 ラインナップ&受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_23.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年4月~9月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201904/article_12.html

この記事へのコメント