上海国際映画祭2019 亜州新人奨コンペティション 3年連続で日本人が監督賞受賞!

 上海国際映画祭(6月15日-24日)の亜州新人奨コンペティションの受賞結果が発表になりました。(6月21日)

 【亜州新人奨コンペティション】(亚洲新人奖 Asian New Talent Award)

 亜州新人奨コンペティションは、元々はアジアの新人監督作品を対象とするコンペティション部門でしたが、2015年から1~2本目の監督、俳優、脚本家、撮影監督を対象とする部門に変更となっています。

 ◆作品賞(最佳影片/Best Feature Film)
 ・“Hamchenan Ke Mimordan”(イラン) 監督:Mostafa Sayari
 ・“Trijta-Radius”(インド) 監督:Akshay Indikar
 ・“送我上青云(Send Me to the Clouds)”(中) 監督:滕丛丛(Congcong Teng)
 ・“第四面墙(The Fourth Wall)”(中) 監督:張波(Bo Zhang)、張翀(Chong Zhang)
 ◎“活着唱着(To Live To Sing)”(中) 監督:ジョニー・マ(馬楠/Johnny Ma)
 ・『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(日) 監督:箱田優子

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 “To Live to Sing(活着唱着)”(中・仏) 監督:ジョニー・マ(Johnny Ma/馬楠))
 物語:四川オペラ劇団の主任、趙李は解体される劇場のジレンマに直面している。彼女は家族がバラバラになった運命にあり、できるだけ早く新しい財産を見つける必要がある。すぐに、趙李の頭の中で、四川オペラの世界が静かに現実の中に潜入し、舞台上の登場人物が現実の世界に現れ始める。
 カンヌ国際映画祭2019 監督週間出品。

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 ◆監督賞(最佳导演/Best Director)
 ・滕丛丛(Congcong Teng) “送我上青云(Send Me to the Clouds)”(中)
 ・黄雷(Lei Huang) “合法伴侣(Special Couple)”(中)
 ◎箱田優子 『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(日)
 ・Yusuf Radjamuda “Mountain Song”(インドネシア)
 ・Akshay Indikar “Trijta-Radius”(インド)

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 『ブルーアワーにぶっ飛ばす』“Blue Hour”(日) 監督:箱田優子
 出演:夏補、シム・ウンギョン、渡辺大和、黒田大輔、上杉美風、小野敦子、島田久作
 物語:「「本当の私とか、クソくらえだバカ野郎!」口を開けば毒づく30歳のCMディレクター砂田(夏帆)。そんなある日、大っ嫌いな地元・茨城へ帰ることにー。
ついて来たのは“#秘密の友達” 清浦(シム・ウンギョン)。砂田は地元で何を考え、どう変わるのかー?」
 台北電影節2019 インターナショナル・ニュー・タレント・コンペティション部門出品。


 ◆男優賞(最佳男主角/Best Actor)
 ・Phillip Sangma “Moan”(インド)(監督:Dominic Sangma)
 ・Pansilu Wickramarathna “The Other Half”(スリランカ)
 ◎原腾(Teng Yuan) “樂園(The Paradise)”(台湾)(監督:Shih-Han Liao(廖士涵))
 ・岳承轩(Chengxuan Yue) “骄阳(Nimbostuatus)”(中)(監督:郭家良(Jialiang Guo))
 ・張登平(Dengping Zhang) “白云·苍狗(The Road Home)”(中)(監督:許若谷(Ruogu Xu)、臧連栄(Lianrong Zang))

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 “樂園(The Paradise)”(台湾) 監督:Shih-Han Liao(廖士涵)
 物語:Hua Geは、山に農場を設立し、更生中の若い麻薬中毒者を集めた。しかし、少量の果物と野菜の売り上げは十数人以上のティーンエイジャーの食料と衣服を買う余裕がなく、農場は補助金のために裁判所と協力することになった。裁判所は、犯罪歴のある麻薬を使用した少年 "ネズミ"を紹介したが、ネズミは傲慢で反抗的で、多くの事件を引き起こした。Hua Geは繰り返し機会を与えた。だんだんと良くなってきたが、集団的な薬物乱用事件が農場で発生した。Hua Geは問題を解決しようとして走り回って奮闘したが、事態はますます悪くなった。Hua Geは農場から掘り出されたヘロインを見て、結局それに耐えることができなかった。

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 ◆女優賞(最佳女主角/Best Actress)
 ・江佳奇(Jiaqi Jiang) “骄阳(Nimbostuatus)”(中)
 ◎趙小利(Xiaoli Zhao) “活着唱着(To Live To Sing)”(中)
 ・甘貴丹(Guidan Gan) “活着唱着(To Live To Sing)”(中)
 ・堀未央奈 『ホットギミック ガールミーツボーイ』(日)(監督:山戸結希)

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 ◆脚本賞(最佳编剧/Best Screenplay)
 ・“The Other Half”(スリランカ)(監督:Lalith Rathnayake) Lalith Rathnayake
 ◎“Mountain Song”(インドネシア) Yusuf Radjamuda
 ・“樂園(The Paradise)”(台湾)(監督:廖士涵(Shih-han Liao)) 梁秀紅(Siew Hong Leong)、陳定宁(Ting-Ning Chen)
 ・“合法伴侣(Special Couple)”(中) 許容碩
 ・“第四面墙(The Fourth Wall)”(中) 張波(Bo Zhang)、齐皓(Hao Qi)

 “Mountain Song”(インドネシア) Yusuf Radjamuda
 物語:Gimba(男性、6歳)は、臆病な子どもで、病気にかかったママ(45歳)と一緒に暮らしている。Pipikoro (South Sulawesi)の山々の閑静な地域では、村はとても孤立していて、アクセスが悪い。病人は、みんな山から低地へ担架を使用して市内の病院に送られる。病人の多くは途中で死んでいて、Gimbaの父親もふもとの病院へ行く途中で亡くなっている。Gimbaの母親はだんだん病状が悪くなっていて、彼女自身はGimbaが自分がいない生活をできるように望んでいる。

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 ◆撮影賞(最佳摄影/Best Cinematography)
 ・“Hamchenan Ke Mimordan”(イラン) As I Lay Dying
 ◎“Moan”(インド) Venumadhav Gajjala
 ・“Trijta-Radius”(インド) Akshay Indikar、Swapnil Shete
 ・“樂園(The Paradise)”(台湾) 流星(Meteor Cheung)
 ・“白云·苍狗(The Road Home)”(中) 楊萧(Xiao Yang)

 “Moan(MA.AMA)”(インド) 監督:Dominic Sangma
  物語:85歳のフィリップは、この30年の間に希望の中で生き続けてきた。その日、彼は死後の世界で彼の妻と再会する。しかし、彼の憧れは、彼が彼女について抱いていた夢によって危険にさらされる。彼は不毛の風景の中で女性の群衆の中から彼女を探したが、彼は彼女の顔を認識できなかった。
 ムンバイ映画祭2018出品。

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 亜州新人奨コンペティションの主な作品のノミネート状況は以下の通り。
 ・“Trijta-Radius”(0/3):作品・監督・撮影
 ・“活着唱着(To Live To Sing)”(2/3):作品・主演女優・主演女優
 ・“樂園(The Paradise)”(1/3):主演男優・脚本・撮影
 ・“Hamchenan Ke Mimordan”(0/2):作品・撮影
 ・“送我上青云(Send Me to the Clouds)”(0/2):作品・監督
 ・“第四面墙(The Fourth Wall)”(0/2):作品・脚本
 ・『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(1/2):作品・監督
 ・“合法伴侣(Special Couple)”(0/2):監督・脚本
 ・“Mountain Song”(1/2):監督・脚本
 ・“Moan”(1/2):主演男優・撮影
 ・“The Other Half”(0/2):主演男優・脚本
 ・“骄阳(Nimbostuatus)”(0/2):主演男優・主演女優
 ・“白云·苍狗(The Road Home)”(0/2):主演男優・脚本

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 上海国際映画祭では、日本作品は、毎年のように受賞していて、
 2018年は、『さよならの朝に約束の花をかざろう』がアニメーション賞、清原惟監督の『わたしたちの家』が亜州新人奨部門監督賞、
 2017年は、齊藤工監督の『blank13』が亜州新人奨部門監督賞、
 2016年は、藤山直美が『団地』で金爵奨女優賞
 2015年は、安藤桃子が『0.5ミリ』で亜州新人奨部門監督賞、
を受賞しています。

 箱田優子は、齊藤工、清原惟に続き、3年連続で日本人の亜州新人奨部門監督賞受賞です。亜州新人奨が今の形になった2015年から4回中3回が日本人監督が受賞しています。

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 *当ブログ記事

 ・上海国際映画祭2017 コンペティション部門ラインナップ:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201906/article_19.html
 ・上海国際映画祭2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201807/article_6.html
 ・上海国際映画祭2017 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201706/article_15.html
 ・上海国際映画祭2017 亜州新人奨 コンペティション部門 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201706/article_23.html
 ・上海国際映画祭2017 金爵奨コンペティション、その他 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201706/article_26.html
 ・上海国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_10.html
 ・上海国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201406/article_25.html
 ・上海国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_23.html
 ・上海国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201207/article_10.html
 ・上海国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201006/article_22.html
 ・上海国際映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200906/article_20.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年4月~9月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201904/article_12.html

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