メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2019 受賞結果!

 メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞(The Make-Up Artists And Hair Stylists Guild (MUAHS))2019の受賞結果が発表されました。(2月16日)

 【映画部門】(Feature Length Motion Picture (Feature Films))

 ◆コンテンポラリー作品 メイキャップ賞(Best Contemporary Make-Up)
 ◎『アリー/スター誕生』 Ve Neill、Debbie Zoller、サラ・タンノ(Sarah Tanno)

画像

 ◆コンテンポラリー作品 ヘアスタイリング賞(Best Contemporary Hair Styling)
 ◎『クレイジー・リッチ!』 Heike Merker、Sophia Knight

 ◆時代もの/キャラクター作品 メイキャップ賞(Best Period And/Or Character Make-Up)
 ◎『バイス』 Kate Biscoe、Ann Pala Williams、Jamie Kelman

 ◆時代もの/キャラクター作品 ヘアスタイリング賞(Best Period And/Or Character Hair Styling)
 ◎『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 ジェニー・シャーコア(Jenny Shircore)、Marc Pilcher

 ◆特殊メイキャップ効果賞(Best Special Make-Up Effects)
 ◎『バイス』 グレッグ・キャノム、Christopher Gallaher

 【テレビ・シリーズ、テレビ・ミニシリーズ、ニュー・メディア・シリーズ】(Television Series, Television Mini Series Or Television New Media Series)

 ◆コンテンポラリー作品 メイキャップ賞(Best Contemporary Make-Up)
 ◎“American Horror Story: Apocalypse” Eryn Krueger Mekash、Kim Ayers、Silvina Knight

 ◆コンテンポラリー作品 ヘアスタイリング賞(Best Contemporary Hair Styling)
 ◎“Dancing with the Stars” Gail Ryan、Brittany Spaulding、Jani Kleinbard

 ◆時代もの/キャラクター作品 メイキャップ賞(Best Period And/Or Character Make-Up)
 ◎『マーベラス・ミセス・メイゼル』 Patricia Regan、Claus Lulla、Joseph A. Campayno

 ◆時代もの/キャラクター作品 ヘアスタイリング賞(Best Period And/Or Character Hairstyling)
 ◎『マーベラス・ミセス・メイゼル』 Jerry DeCarlo、John Jordan、Peg Schierholz

 ◆特殊メイキャップ効果賞(Best Special Make-Up Effects)
 ◎『ウエストワールド』 Justin Raleigh、Kevin Kirkpatrick、Thomas Floutz

 【テレビ映画/スペシャル】(Motion Picture Made For Television Or Special)

 ◆コンテンポラリー作品 メイキャップ賞(Best Contemporary Make-Up)
 ◎“King Lear” Naomi Donne、Sara Kramer

 ◆コンテンポラリー作品 ヘアスタイリング賞(Best Contemporary Hair Styling)
 ◎“Jesus Christ Superstar Live in Concert” Charles Lapointe、Kevin Maybee

 ◆特殊メイキャップ効果賞(Best Special Makeup Effects)
 ◎“Cocaine Godmother” Trefor Proud、Vicki Syskakis

 [その他のテレビ部門]

 ◆児童・ティーン番組 メイキャップ賞(Children and Teen Programming–Best Make-¬Up)
 ◎“A Series of Unfortunate Events” Rita Ciccozzi、Krista Seller、Bill Terezakis

 ◆児童・ティーン番組 ヘアスタイリング賞(Children and Teen Programming–Best Hair Styling)
 ◎“A Series of Unfortunate Events” Julie McHaffie、Dianne Holme

 ◆昼ドラ メイキャップ賞(Daytime Television–Best Make-Up)
 ◎“The Young and the Restless” Patricia Denney、Marlene Mason、Kathy Jones

 ◆昼ドラ ヘアスタイリング賞(Daytime Television¬Best Hair Styling)
 ◎“The Young and the Restless” Regina Rodriguez、Adriana Lucio、Vanessa Bragdon

 【CM部門/ミュージック・ビデオ部門】(Commercials,Music Videos)

 ◆メイキャップ賞(Best Makeup)
 ◎ “American Horror Story: Apocalypse”: “Promo’” Kerry Herta、Jason Collins、Cristina Waltz

 ◆ヘアスタイリング賞(Best Hairstylist)
 ◎“American Horror Story: Apocalypse”: “Promo” Joe Matke、Fernando Santaella-Navarro

 【舞台作品部門】(Theatrical Productions (Live Stage)

 ◆メイキャップ賞(Best Makeup)
 ◎“The Unauthorized Musical Parody of Rocky Horror” Michael Johnston、Tyson Fontaine,、Lauren Lillian

 ◆ヘアスタイリング賞(Best Hairstyling)
 ◎“Aladdin” Debra Parr、Michele Arvizo、Chanthy Tach

 【特別賞・名誉賞】

 ◆アルチザン賞(The 2019 Distinguished Artisan Award)
 ◎メリッサ・マッカーシー

画像

 ◆生涯貢献賞(The Guild’s Lifetime Achievement Awards)
 ◎Susan Cabral-Ebert
 『アウトブレイク』『ティン・カップ』『カラー・オブ・ハート』『パーフェクトストーム』などを手がけるキャリア40年以上のメイキャップ・アーティスト。

画像

 ◎Robert Louis Stevenson
 『ストレンジ・デイズ』『アンブレイカブル』『ジャンパー』『大統領の執事の涙』などを手がけるキャリア40年以上のヘア・スタイリスト。

--------------------------------

 【これまでのデータ&予想】

 これまでのアカデミー賞メイキャップ賞受賞作品を振り返ってみると以下のようになります――

 2018年:『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
 2017年:『スーサイド・スクワッド』
 2016年:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 2015年:『グランド・ブダペスト・ホテル』
 2014年:『ダラス・バイヤーズクラブ』
 2013年:『レ・ミゼラブル』
 2012年:『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
 2011年:『ウルフマン』
 2010年:『スター・トレック』
 2009年:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
 2008年:『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』
 2007年:『パンズ・ラビリンス』
 2006年:『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』
 2005年:『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
 2004年:『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
 2003年:『フリーダ』
 2002年:『ロード・オブ・ザ・リング』

 メイキャップ賞というのは、特撮ものに与えられるのが一般的で、概して優れた「特殊メイク」に与えられる賞であるということがわかります。「特殊メイク」以外での受賞作は、おそらく「老けメイク」(『ベンジャミン・バトン』の場合は「若づくりメイク」も含む)が審査/評価の対象になるのだろうと思われます。

 近年のショートリスト、ノミネーション(○)、受賞作(◎)は以下のようになっています。

 2019年
 ・『ブラックパンサー』
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』
 〇“Border(Gräns)” Göran Lundström、Pamela Goldammer
 〇『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 ジェニー・シャーコア(Jenny Shircore)、Marc Pilcher、ジェシカ・ブルックス(Jessica Brooks)
 ・『僕たちのラストステージ』
 ・『サスペリア』
 〇『バイス』 グレッグ・キャノム(Greg Cannom)、Kate Biscoe、Patricia DeHaney

 2018年
 ・『ブライト』
 ◎『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
 ・『ゴースト・イン・ザ・シェル』
 ・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
 ・『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
 〇『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
 〇『ワンダー』

 2017年
 ・『デッドプール』
 ・“The Dressmaker”(オーストラリア)(監督:ジョスリン・ムーアハウス)
 ・『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
 ・『ヘイル、シーザー!』
 〇『幸せなひとりぼっち』
 〇『スター・トレック BEYOND』
 ◎『スーサイド・スクワッド』

 2016年
 ・『ブラック・スキャンダル』
 ・『コンカッション』
 ・『レジェンド 狂気の美学』
 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ・『ミスター・ホームズ』
 〇『100歳の華麗なる冒険』
 〇『レヴェナント:蘇えりし者』

 2015年
 ・『アメイジング・スパイダーマン2』
 ○『フォックスキャッチャー』
 ◎『グランド・ブダペスト・ホテル』
 ○『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
 ・『マレフィセント』
 ・『ノア 約束の舟』
 ・『博士と彼女のセオリー』

 2014年
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ◎『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・『華麗なるギャツビー』
 ・『ヘンゼル&グレーテル』
 ・『ハンガー・ゲーム2』
 ○『Jackass クソジジイのアメリカ横断チン道中』
 ○『ローン・レンジャー』

 2013年
 ○『ヒッチコック』
 ○『ホビット 思いがけない冒険』
 ◎『レ・ミゼラブル』
 ・『リンカーン』
 ・『LOOPER/ルーパー』
 ・『メン・イン・ブラック3』
 ・『スノーホワイト』

 2012年
 ○『アルバート氏の人生』
 ・『もうひとりのシェイクスピア』
 ・『アーティスト』
 ・『ゲンズブールと女たち』
 ○『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
 ・『ヒューゴの不思議な発明』
 ◎『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』

 2011年
 ・『アリス・イン・ワンダーランド』
 ○『バーニーズ・バージョン ローマと共に』
 ・『ザ・ファイター』
 ・『ジョナ・ヘックス』
 ・『トゥルー・グリット』
 ○『ウェイバック-脱出6500km-』
 ◎『ウルフマン』

 2010年
 ・『第9地区』
 ○『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』
 ・『Dr.パルナサスの鏡』
 ・『ナイトミュージアム2』
 ・『ザ・ロード』
 ◎『スター・トレック』
 ○『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

 最終的に特撮系の作品が受賞するにせよ、ノミネーション段階では、特撮系の作品と時代ものと現代劇という3タイプの作品を選んでいるのは確かなようです

 本年度のこの部門に受賞実績はー

 ◆ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2018 メイキャップ&ヘア・デザイン賞(Best Make-Up & Hair Design)
 ・“Colette” イヴァナ・プリモラック(Ivana Primorac)
 ◎『女王陛下のお気に入り』“The Favourite” ナディア・ステイシー(Nadia Stacey)
 ・“Peterloo” クリスティーン・ブランデル(Christine Blundell)
 ・『暁に祈れ』“A Prayer Before Dawn” Stacey Louise Holman
 ・“Stan & Ollie” マーク・クーリエ(Mark Coulier)、ジェレミー・ウッドヘッド(Jeremy Woodhead)

 ◆AACTAオーストラリア・アカデミー賞2018 ヘア&メイキャップ賞(AACTA Award for Best Hair and Makeup)
 ・『カーゴ』 Larry Van Duynhoven、Beverley Freeman、Helen Magelaki
 ◎“Ladies In Black” Jen Lamphee、Anna Gray、Beth Halsted
 ・“Upgrade” Chiara Tripodi、Larry Van Duynhoven
 ・『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』 Tess Natoli、Steve Boyle 

 ◆クリティクス・チョイス・アワード2019 ヘア&メイキャップ賞
 ・『ブラックパンサー』
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』
 ・『女王陛下のお気に入り』
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
 ・『サスペリア』
 ◎『バイス』

 ◆BAFTA英国アカデミー賞2019 メイキャップ&ヘア賞(Makeup & Hair)
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』 マーク・クーリエ(Mark Coulier)、Jan Sewell
 ◎『女王陛下のお気に入り』 ナディア・ステイシー(Nadia Stacey)
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 ジェニー・シャーコア(Jenny Shircore)
 ・『僕たちのラストステージ』 マーク・クーリエ(Mark Coulier)、ジェレミー・ウッドヘッド(Jeremy Woodhead)
 ・『バイス』 未定

 ◆米国アカデミー賞2019メイキャップ&ヘアスタイリング賞ノミネーション
 ・“Border(Gräns)” Göran Lundström、Pamela Goldammer
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 ジェニー・シャーコア(Jenny Shircore)、Marc Pilcher、ジェシカ・ブルックス(Jessica Brooks)
 ・『バイス』 グレッグ・キャノム(Greg Cannom)、Kate Biscoe、Patricia DeHaney

 判断材料が少ないながら、ややリードしているように見えるのは、3作品のノミネート作品の中では、『バイス』でしょうか。

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2019 メイキャップ&ヘアスタイリング賞 ショートリスト7作品:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_51.html

 ・メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2018 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201801/article_24.html
 ・メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201802/article_62.html
 ・メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2017:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_41.html
 ・メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_38.html
 ・メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2015:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201502/article_19.html
 ・メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_47.html
 ・メイキャップ&ヘアスタイリスト組合賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_33.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・全米映画賞レース2018 前半戦の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_77.html
 ・全米映画賞レース2018 後半戦の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_78.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年1月~5月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201901/article_31.html

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック