米国アカデミー賞2019 ノミネーションに関するデータ、トリビア、予想など

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 【データ】

 ◆各作品のノミネート状況

 ・『女王陛下のお気に入り』(10):作品・監督・主演女優・助演女優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳
 ・『ROMA/ローマ』(10):作品・監督・主演女優・助演女優・脚本・撮影・美術・録音・音響・外国語
 ・『アリー/スター誕生』(8):作品・主演男優・主演女優・助演男優・脚色・撮影・録音・歌曲
 ・『バイス』(8):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本・編集・メイク
 ・『ブラックパンサー』(7):作品・美術・衣裳・録音・音響・作曲・歌曲
 ・『ブラック・クランズマン』(6):作品・監督・助演男優・脚色・編集・作曲
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』(5):作品・主演男優・編集・録音・音響
 ・『グリーンブック』(5):作品・主演男優・助演男優・脚本・編集
 ・『ファースト・マン』(4):美術・視覚効果・録音・音響
 ・『メリー・ポピンズ リターンズ』(4):美術・衣裳・作曲・歌曲
 ・『COLD WAR あの歌、2つの心』(3):監督・撮影・外国語
 ・“Can You Ever Forgive Me?”(3):主演女優・助演男優・脚色
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』(3):助演女優・脚色・作曲
 ・『バスターのバラード』(3):脚色・衣裳・歌曲
 ・“Werk Ohne Autor(Never Look Away)”(2):撮影・外国語
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2):美術・メイク
 ・『犬ヶ島』(2):作曲・長編アニメーション
 ・“RBG”(2):歌曲・長編ドキュメンタリー
 ・『永遠の門 ゴッホの見た未来』(1)主演男優
 ・『天才作家の妻 40年目の真実』(1):主演女優
 ・『魂のゆくえ』“First Reformed”(1):脚本
 ・“Border(Gräns)”(1):メイク
 ・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(1):視覚効果
 ・『プーと大人になった僕』(1):視覚効果
 ・『レディ・プレイヤー1』(1):視覚効果
 ・『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(1):視覚効果
 ・『クワイエット・プレイス』(1):音響

 全くノミネートされなかった作品:『ビューティフル・デイ』、『妻たちの落とし前』、『ヘレディタリー/継承』、『クレイジー・リッチ!』、『ザ・ライダー』、『サスペリア』、『フロントランナー』、『ある少年の告白』、『スターリン葬送狂騒曲』、『プライベート・ライフ』、『ビューティフル・ボーイ』、『僕たちのラストステージ』、『タリーと私の秘密の時間』、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』、『search サーチ』、“Eighth Grade”、“Leave No Trace”、“Sorry to Bother You”、“The Old Man & The Gun”、“Madeline’s Madeline”、“Support the Girls”、“The Hate U Give”
 ※お披露目が2017年の作品(『ビューティフル・デイ』、『ザ・ライダー』、『スターリン葬送狂騒曲』)は全くノミネートされないか、ノミネートされても『魂のゆくえ』“First Reformed”は1部門のノミネートにとどまっています。

 ◆主要作品のリリース・データ
 作品賞にノミネートされた8作品のリリース・データは以下の通り。

 ・『ブラックパンサー』:2018年1月29日
 ・『ブラック・クランズマン』:カンヌ国際映画祭(2018年5月14日)/2018年8月10日
 ・『アリー/スター誕生』:ベネチア国際映画祭(2018年8月31日)/2018年10月5日
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』:2018年10月30日
 ・『グリーンブック』:トロント国際映画祭(2018年9月11日)/2018年11月16日
 ・『ROMA/ローマ』:ベネチア国際映画祭(2018年8月30日)/2018年11月21日
 ・『女王陛下のお気に入り』:ベネチア国際映画祭(2018年8月30日)/2018年11月23日
 ・『バイス』:2018年12月12日

 ◆複数ノミネート
 【4部門】
 アルフォンソ・キュアロン 作品・監督・脚本・撮影

 【3部門】
 ブラッドリー・クーパー 作品・主演男優・脚色
 アダム・マッケイ 作品・監督・脚本
 スパイク・リー 作品・監督・脚色

 【2部門】
 ヨルゴス・ランティモス 作品・監督
 ブライアン・カリー 作品・脚本
 ピーター・ファレリー 作品・脚本
 ニック・ヴィレロンガ 作品・脚本
 レディ―・ガガ 主演女優・歌曲
 サンディー・パウエル 衣裳・衣裳
 Steve Boeddeker 録音・音響
 Ai-Ling Lee 録音・音響
 スキップ・リーヴセイ 録音・音響
 マーク・シャイマン 作曲・歌曲

 ◆連続ノミネート
 【3年連続ノミネート】
 スコット・ルーディン(作品・作品・長編アニメーション)

 【2年連続ノミネート】
 ショーン・マッキトリック(作品・作品)
 ジョーダン・ピール(作品&監督&脚本・作品)
 ウィレム・デフォー(助演男優・助演男優)
 サム・ロックウェル(助演男優・助演男優)
 ネイサン・クロウリー(美術・美術)
 ダン・サディック(視覚効果・視覚効果)
 クリス・コーボールド(視覚効果・視覚効果)
 ポール・ランバート(視覚効果・視覚効果)
 ティム・カヴァジン(録音・録音)
 Mary H. Ellis(録音・録音)
 アレクサンドル・デプラ(作曲・作曲)
 ダイアン・ウォーレン(歌曲・歌曲)
 ジョスリン・バーンズ(長編ドキュメンタリー・長編ドキュメンタリー)

 ◆久しぶりのノミネート
 39年ぶり:バリー・アレクサンダー・ブラウン(編集)
 21年ぶり:ルース・E・カーター(衣裳)、
 20年ぶり:Jay Hart(美術)
 19年ぶり:マーク・シャイマン(作曲&歌曲)
 14年ぶり:キャレブ・デシャネル(撮影)
 13年ぶり:レイチェル・ワイズ(助演女優)、Dean A. Zupancic(録音)
 12年ぶり:エウヘニオ・カバイェー(美術)
 11年ぶり:アレクサンドラ・バーン(衣裳)
 10年ぶり:エリック・ロス(脚色)、グレッグ・キャノム(メイク)

 ◆無冠の帝王
 10回目のノミネート:ダイアン・ウォーレン(歌曲)
 9回目のノミネート:ダン・サディック(視覚効果)
 8回目のノミネート:Paul Massey(録音)
 7回目のノミネート:グレン・クローズ(主演女優)
 6&7回目のノミネート:マーク・シャイマン(作曲&歌曲)
 6回目のノミネート:エイミー・アダムス(助演女優)、キャレブ・デシャネル(撮影)
 5回目のノミネート:エリック・ロス(脚色)

 【サプライズ】

 ・作品賞のノミネートが、3年ぶり3回目の8作品になったこと。

 ・監督賞にポーランドからパヴェウ・パヴリコフスキが選ばれたこと。

 ・監督賞にブラッドリー・クーパー、ピーター・ファレリー、バリー・ジェンキンス、ライアン・クーグラーなどが落選したこと。

 ・女性監督が作品賞にも監督賞にもノミネートされなかったこと。全体的にも“Can You Ever Forgive Me?”の3部門、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の2部門などにとどまったこと。

 ・前哨戦で主演男優賞最多受賞になっているイーサン・ホークがノミネートされなかったこと。

 ・前哨戦で主演女優賞上位のトニ・コレットがノミネートされなかったこと。

 ・前哨戦でほとんど受賞できなかったヤリッツァ・アパリシオが『ROMA/ローマ』から主演女優賞にノミネートされ、先行する批評家協会賞に全くノミネートされることがなかったマリーナ・デ・タビラが助演女優賞にノミネートされたこと。
 *マーシャ・ゲイ・ハーデンは、2001年に『ポロック 2人だけのアトリエ』で助演女優賞を受賞しているが、インディペンデント・スピリット・アワードの助演女優賞ノミネートとニューヨーク映画批評家協会賞の助演女優賞受賞くらいしか先行する映画賞にノミネート/受賞していなかった。

 ・主演賞にも助演賞にもノミネートが期待されていたスティーヴ・カレル、エミリー・ブラント、ニコール・キッドマンが、いずれもノミネートされなかったこと。

 ・連続ノミネートが期待されていたウィレム・デフォー、サム・ロックウェルがノミネートされ、ダニエル・カルーヤ、ティモシー・シャラメ、マーゴット・ロビーがノミネートされなかったこと。

 ・サテライト・アワードもクリティクス・チョイス・アワードも受賞した『ブラックパンサー』が視覚効果賞にノミネートされなかったこと。

 ・撮影賞にドイツ映画から“Werk Ohne Autor(Never Look Away)”がノミネートされて、外国語映画からのノミネートが2本になったこと。

 ・前哨戦でオリジナル作曲賞上位だったジャスティン・ハーウィッツ(『ファースト・マン』)がノミネートされなかったこと。

 ・前哨戦で長編ドキュメンタリー賞最多受賞だった“Won’t You Be My Neighbor?”がノミネートされなかったこと。

 ・短編ドキュメンタリー賞で、最有力に思われた『ザイオン』がノミネートもされなかったこと。

 ・『未来のミライ』が長編アニメーション賞にノミネートされたこと。

 ・外国語映画賞で4番手くらいの位置につけていて、韓国映画初ノミネートが期待されていた『バーニング 劇場版』がノミネートされなかったこと。(ヨーロッパ以外は、近隣諸国から2作品はノミネートされない?)

 ・ポーランド映画『COLD WAR あの歌、2つの心』が3部門もノミネートされたこと。

 ・『クレイジー・リッチ!』は、大ヒットし、米・製作者組合賞(PGA)も俳優組合賞(SAG)もゴールデン・グローブ賞にもノミネートされたが、米国アカデミー賞にはノミネートされなかった。

 ・デイミアン・チャゼルとバリー・ジェンキンスは、前作よりもヒットしたが、前作ほどノミネートを得られなかった。

 ・本年度は、学生作品(学生アカデミー賞)から全くノミネートされなかった。

 【記録、または、トリビアのようなもの】

 ◆Netflix
 Netflix作品が、15のノミネーションを獲得した。(前回は8だった。)
 内訳は、『ROMA/ローマ』が10部門、『バスターのバラード』が3部門、短編ドキュメンタリー賞の『エンド・ゲーム 最期のあり方』と“Period. End of Sentence.”。

 [スタジオ別ノミネート数]
 20世紀フォックス(Fox Searchlightを含めると20):『ボヘミアン・ラプソディ』(5)
 ディズニー(17):『ブラックパンサー』(7)、『メリー・ポピンズ リターンズ』(4)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(1)、『プーと大人になった僕』(1)、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(1)、『インクレディブル・ファミリー』、『シュガー・ラッシュ:オンライン』、『BAO』
 Fox Searchlight(15):『女王陛下のお気に入り』(10)、“Can You Ever Forgive Me?”(3)、『犬ヶ島』(2)
 Annapurna Picture(11):『バイス』(8)、『ビール・ストリートの恋人たち』(3)
 ユニバーサル(9)(Focus Featuresを併せると17):『グリーンブック』(5)、『ファースト・マン』(4)
 WB(9):『アリー/スター誕生』(8)、『レディ・プレイヤー1』(1)
 Focus Features(8):『ブラック・クランズマン』(6)、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2)
 SPC(4):『天才作家の妻 40年目の真実』(1)、“Werk Ohne Autor(Never Look Away)”(2)、“Capharnaüm(Capharnaüm)”(1)
 ソニー・ピクチャーズ(SPCを含めると5):『スパイダーマン:スパイダーバース』
 Amazon Studios(3):『COLD WAR あの歌、2つの心』(3)
 Magnolia Pictures/Participant Media/CNN Films(2):“RBG”
 パラマウント(1):『クワイエット・プレイス』
 Participant Media(17):『ROMA/ローマ』(10)、『グリーンブック』(5)、“RBG”(2)
 *「Fox Searchlightを含めると」とか「Focus Featuresを併せると」という言い方をしているのは、米国アカデミー賞ノミネーションに関するスタジオ側の公式アナウンスがそうなっているからです。

 『ROMA/ローマ』が作品賞を受賞すれば、Netflix作品としても、外国語映画としても初めて。

 ◆作品賞
 『ROMA/ローマ』は、作品賞にノミネートされた10番目の外国語映画になった。
 先立つ9作品は、『大いなる幻影』、『Z』、『移民者たち』、『叫びとささやき』、『イル・ポスティーノ』、『ライフ・イズ・ビューティフル』、『グリーン・デスティニー』、『硫黄島からの手紙』、『愛、アムール』。
 ただし、『大いなる幻影』は、外国語映画賞部門創設以前のノミネート。

 『ROMA/ローマ』は、10部門でノミネートされて、作品賞にノミネートされた外国語映画として、『グリーン・デスティニー』と最多タイとなった。

 『ROMA/ローマ』が作品賞を受賞すれば、2年連続で米・俳優組合賞(SAG)のキャスト賞にノミネートされていない作品が作品賞を受賞することになる。
 本年度のキャスト賞ノミネート作品は、『アリー/スター誕生』、『ブラックパンサー』、『ブラック・クランズマン』、『ボヘミアン・ラプソディ』、『クレイジー・リッチ!』。

 今回、作品賞にノミネートされた黒人は、ジョーダン・ピールとスパイク・リー。これで作品賞にノミネートされたことのある黒人は、11人になった。うち、監督は、リー・ダニエルズ、スティーヴ・マックイーン、デンゼル・ワシントン、ジョーダン・ピール、スパイク・リーの6人。受賞したことがあるのは、スティーヴ・マックイーンだけ。

 インディペンデント・スピリット・アワードの作品賞のノミネーションと、米国アカデミー賞の作品賞ノミネーションが1本も重ならなかった。過去10年では両賞の作品賞は半分は一致している。

 『ROMA/ローマ』のガブリエラ・ロドリゲスは、米国アカデミー賞作品賞にノミネートされた初めてのラテン系女性プロデューサー。

 ◆ビッグ・ファイヴ
 作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞の5部門でノミネートされた作品をビッグ・ファイヴというが、今回、ビッグ・ファイヴは出なかった。
 これまで43作品あり、直近のビッグ・ファイヴは『ラ・ラ・ランド』。
 5部門すべて受賞したのは、1935年の『或る夜の出来事』と1976年の『カッコーの巣の上で』と1992年の『羊たちの沈黙』の3作品しかない。
 今回、『アリー/スター誕生』は監督賞のノミネートが足りず、『ROMA/ローマ』と『女王陛下のお気に入り』は主演男優賞のノミネートが足りず、『バイス』は主演女優賞のノミネートが足りない。

 ◆監督賞
 今回、スパイク・リーが監督賞にノミネートされて、監督賞にノミネートされた黒人は6人になった。
 これまで監督賞にノミネートされた黒人はジョン・シングルトン、リー・ダニエルズ、スティーヴ・マックイーン、バリー・ジェンキンス、ジョーダン・ピール。いずれも1回ずつのノミネートで、受賞者は1人もいない。
 これまで黒人監督が同じ年に2人以上ノミネートされたこともない。今回、バリー・ジェンキンスかライアン・クーグラーが監督賞にノミネートされていれば、初の黒人監督2人ノミネートだったが、実現しなかった。

 これまで監督賞にノミネートされた女性監督は、リナ・ウェルト・ミュラー、ジェーン・カンピオン、ソフィア・コッポラ、キャスリン・ビグロー、前回のグレタ・ガーウィグ、の5人。今回、マリエル・ヘラーかデブラ・グラニック、リン・ラムジーあたりがノミネートされていれば、6人目となったが、実現しなかった。

 今回、ブラッドリー・クーパーが『アリー/スター誕生』で監督賞を受賞すれば、初監督作品での監督賞受賞で7人目となったが、ノミネートすらされなかった。
 先立つ6人は、デルバート・マン(1956)、ジェローム・ロビンス(1962)、ロバート・レッドフォード(1981)、ジェームズ・L・ブルックス(1984)、ケヴィン・コスナー(1991)、サム・メンデス(2000)。

 ◆キャスト部門
 グレン・クローズは、主演女優賞にノミネートされて、主演女優賞ノミネート4回、助演女優賞ノミネート3回になった。6回ノミネートされて、1度も受賞していないのは、デボラー・カー、テルマ・リッターとタイ記録。今回、受賞できなければ、単独記録となる。

 グレン・クローズは、71歳でのノミネートで、演技部門では8番目に年長でのノミネートになった。
 主演女優賞では、3番目の年長記録で、ジェシカ・タンディーは80歳(1990年、『ドライビングMissデイジー』、受賞)、キャサリン・ヘプバーンは74歳(1982年、『黄昏』、受賞)でノミネートされている。

 『ROMA/ローマ』からヤリッツァ・アパリシオが主演女優賞、マリーナ・デ・タビラが助演女優賞にノミネートされて、『ROMA/ローマ』は、ラテン系女優が同時に2人ノミネートされた初めての作品になった。マリーナ・デ・タビラは外国語映画賞ノミネート作品から助演女優賞にノミネートされた2番目の女優になった。1番目は『アメリカの夜』(1,973)のヴァレンティナ・コルテーゼ。
 ヤリッツァ・アパリシオとマリーナ・デ・タビラは、メキシコからノミネートされた5番目と6番目の女優になった。これまでの受賞者は、ルピタ・ニョンゴしかいない。

 『ROMA/ローマ』は、演技部門に2人のノミニーを出した2番目の外国語映画作品になった。1番目は『バベル』。

 ヤリッツァ・アパリシオは、主演女優賞にノミネートされた4人目のラテン系女優になった。先立つ3人は、フェルナンダ・モンテネグロ(『セントラル・ステーション』)、サルマ・ハエック(『フリーダ』)、カタリナ・サンドリーナ・モレノ(『そして、ひと粒のひかり』)。

 ウィレム・デフォーとオリヴィア・コールマンは、ベネチア国際映画祭で男優賞・女優賞を受賞したペアで、そういうペアがノミネートされるのは3組目。先立つペアは、1932年のフレデリック・マーチ(『ジキル博士とハイド氏』)とヘレン・ヘイズ(『マデロンの悲劇』)、1950年のサム・ジャッフェ(『アスファルト・ジャングル』)とエレノア・パーカー(『女囚の掟』)。1932年のペアはともに主演賞を受賞している。

 クリスチャン・ベールとエイミー・アダムスは、『バイス』、『アメリカン・ハッスル』、『ザ・ファイター』で共演していて、いずれも米国アカデミー賞にノミネートされている。

 エイミー・アダムスは、助演女優賞に5回目のノミネートで、これまでは受賞を逃していて(主演女優賞も1回逃している)、テルマ・リッターの6回助演女優賞にノミネートで受賞なしに次ぐ記録となっている。

 グレン・クローズとエイミー・アダムスは、ノミネート回数7回目と6回目で、受賞したことがない俳優として現役最多となった。
 *List of actors with two or more Academy Award nominations in acting categories:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_actors_with_two_or_more_Academy_Award_nominations_in_acting_categories

 メリッサ・マッカーシーは、同じ年に米国アカデミー賞とゴールデンラズベリー賞(『パペット大騒査線 追憶の紫影』)にノミネートされた2人目の女優になった。1人目は2010年のサンドラ・ブロック。

 本年度は、LGBTQ要素を含むパフォーマンスが7人もノミネートされている。(ラミ・マレック、オリヴィア・コールマン、メリッサ・マッカーシー、マハーシャラ・アリ、リチャード・E・グラント、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ)
 どの部門にも少なくとも1人はいるのは史上初。

 作品賞にノミネートされた作品の半数以上にLGBTQキャラクターが含まれているのは史上初めて。

 サム・ロックウェルは、存命している大統領を演じて米国アカデミー賞にノミネートされた初の俳優。

 ラミ・マレックは、エジプト系俳優として2人目のノミネート。1人目は『アラビアのロレンス』のオマー・シャリフ。

 2013年に制作されたリスト「米国アカデミー賞に一度もノミネートされたことがない俳優40人」(http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_76.html)から、2014年にマシュー・マコノヒーが抜け、2015年にマイケル・キートンが抜け、2016年にジェニファー・ジェイソン・リーが抜けた。ドナルド・サザーランドは2017年にアカデミー名誉賞を受賞した。アラン・リックマン、ジャンヌ・モローは、ノミネートを果たすことなく亡くなった。
 今回は、ヒュー・グラントが抜け出す可能性があったが、ノミネートされなかった。

 エミリー・ブラントは、『メリー・ポピンズ リターンズ』で米・俳優組合賞(SAG)、クリティクス・チョイス・アワード、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、『クワイエット・プレイス』では俳優組合賞(SAG)にノミネートされているのに、米国アカデミー賞ではノミネートされず、『クワイエット・プレイス』は米・製作者組合賞(PGA)、米・脚本家組合賞(WGA)にもノミネートされているのに、米国アカデミー賞では音響編集賞にノミネートされるにとどまった。

 ◆脚本賞
 今回、『ブラック・クランズマン』からスパイク・リーとケヴィン・ウィルモット、『ビール・ストリートの恋人たち』からバリー・ジェンキンスがノミネートされて、脚色賞にノミネートされた黒人は7人6作品になった(受賞したのは前回の『ゲット・アウト』のジョーダン・ピールのみ)。今回、オリジナル脚本賞にノミネート黒人は1人もなく、黒人は9人7作品のまま(受賞したのは『プレシャス』のジェフリー・フレッチャー、『それでも夜は明ける』のジョン・リドリー、『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスとタレル・アルヴィン・マクレイニー)。
 今回、バリー・ジェンキンスとスパイク・リーがノミネートされて、黒人として初の脚色賞2回目のノミネートになった。バリー・ジェンキンスが受賞すれば、黒人として初の脚色賞2回目の受賞となる。

 これまで『タクシー・ドライバー』や『ライジング・ブル』などを手がけてきたポール・シュレイダーが、初めて米国アカデミー賞にノミネートされた。

 ◆撮影賞
 外国語映画から初めて3作品がノミネートされた。
 
 アルフォンソ・キュアロンは、作品賞と監督賞と撮影賞を同時にノミネートされた初めてのフィルムメイカーになった。

 レイチェル・モリソンが(『ブラックパンサー』で)ノミネートされていれば、女性の撮影監督として、2年連続、史上2回目のノミネートだったが、叶わなかった。

 ◆編集賞
 アルフォン・キュアロンは、今回、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞の5部門でノミネートされる可能性があったが、残念ながら編集賞ノミネートは逃した。1作品で4部門ノミネートは、ウォーレン・ベイティとタイ記録(1979年の『天国から来たチャンピオン』と82年の『レッズ』)。

 “We the Animals”がノミネートされれば、出口景子がノミネートされる可能性があったが、叶わなかった。

 ◆衣裳デザイン賞
 サンディー・パウエルは、2作品でノミネートされ、衣裳デザイン賞でのノミネート数を14に伸ばして、現役最多記録(単独)になった。トータルでは第4位に浮上。
 サンディー・パウエルのこれまでの受賞歴は3回で、今回受賞すれば、コリーン・アトウッド(2003、2006、2010、2017)とミレーナ・カノネロ(1976、1982、2007、2015)の4回に並び、3人が現役最多タイになる。
 史上最多はイーディス・ヘッドで、ノミネート数35、受賞数8。

 ルース・E・カーターの3回ノミネートは、黒人女性では、ヴィオラ・デイヴィスとオクタヴィア・スペンサーと並ぶタイ記録。ただし、ヴィオラ・デイヴィスとオクタヴィア・スペンサーは1回ずつ受賞しているが、ルース・E・カーターはまだ受賞していない。

 ◆オリジナル作曲賞
 アレクサンドル・デプラは、2年連続10回目のノミネート。受賞すれば9人目の2年連続受賞者になる。

 ◆オリジナル歌曲賞
 ‘All The Stars’と‘Shallow’はともに、グラミー賞2019のレコード・オブ・ザ・イヤーとソング・オブ・ザ・イヤーにノミネートされている。この3部門にノミネートされた直近の作品は、2003年のエミネムの『ルーズ・ユアセルフ』で、これは米国アカデミー賞オリジナル歌曲賞を受賞している。

 レディー・ガガは、演技部門と歌曲賞でノミネートされているが、これは、前回のメアリー・J・ブライジ(『マッドバウンド 哀しき友情』)に続いて2人目。主演女優賞では初。

 ◆EGOT
 「EGOT」というのは、エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の4つすべてを受賞した人を指していう言葉で、これまで15人が達成している。前回、歌曲賞を受賞したロバート&クリステン・アンダーソンのロペス夫妻のうち、夫のロバートは、43歳で、史上初の2回目のEGOT達成者(それぞれ2回ずつ受賞)となった。
 今回、マーク・シャイマンが受賞すれば、16人目のEGOTになる。
 *List of people who have won Academy, Emmy, Grammy, and Tony Awards:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_people_who_have_won_Academy,_Emmy,_Grammy,_and_Tony_Awards

 ◆長編ドキュメンタリー賞
 モーガン・ネヴィルが受賞すれば、受賞2回目となって、4回のウォルト・ディズニー、3回のチャールズ・グッゲンハイムら3人に続いて、5位タイで他の10人と並ぶことになったが、ノミネートすらされなかった。

 ◆外国語映画賞
 “Capharnaüm(Capharnaüm)”は、レバノン映画として2番目のノミネートで、初ノミネートから2年連続ノミネート。

 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクは12年ぶり2回目のノミネート。(受賞すれば12年ぶり2回目)
 パヴェウ・パヴリコフスキは4年ぶり2回目のノミネート。(受賞すれば4年ぶり2回目)

 外国語映画賞は、初監督作品に厳しく、今回、グスタフ・モーラー(『THE GUILTY/ギルティ』)とクリスティーナ・ガジェゴ(『夏の鳥』の片方)が初監督だったが、ノミネートされなかった。

 “Capharnaüm(Capharnaüm)”(監督:ナディーン・ラバキー)がノミネートされて、女性監督作品の外国語映画賞ノミネートが、4年連続になった。

 『ROMA/ローマ』が作品賞と外国語映画賞にノミネートされて、作品賞と外国語映画賞にノミネートされた外国映画として、2001年の『グリーン・デスティニー』、2013年の『愛、アムール』以来6作品目となった。
 先立つ5作品は、『Z』、『移民者たち』、『ライフ・イズ・ビューティフル』、『グリーン・デスティニー』、『愛、アムール』。ただし、『移民者たち』は1972年に外国語映画賞にノミネートされ、1973年に作品賞にノミネートされた。『移民者たち』を除く4作品は、、外国語映画賞を受賞している。(外国語映画賞と作品賞に同時ノミネートされれば、外国語映画賞の受賞確率は100%。)
 以上のうち、作品賞受賞作品はなし。

 英語圏以外の製作作品が作品賞にノミネートされるのは2003年の『戦場のピアニスト』、2013年の『愛、アムール』以来。
 「外国語映画」が作品賞にノミネートされるのは、2007年の『硫黄島からの手紙』以来。

 ◆黒人
 ノミネート数で史上最多になった2017年(18件20人ノミネート、5人受賞)を超えることができなかったが、史上第2位となった2018年は(12件14人がノミネートされて、2人が受賞)を超える12件17人がノミネートされて、新たに史上第2位となった。
 *List of black Academy Award winners and nominees:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_black_Academy_Award_winners_and_nominees

 作品賞:『ブラック・クランズマン』(スパイク・リー、ジョーダン・ピール)
 監督賞:『ブラック・クランズマン』(スパイク・リー)
 助演男優賞:『グリーンブック』(マハーシャラ・アリ)
 助演女優賞:『ビール・ストリートの恋人たち』(レジーナ・キング)
 脚色賞:『ブラック・クランズマン』(ケヴィン・ウィルモット、スパイク・リー)、『ビール・ストリートの恋人たち』(バリー・ジェンキンス)
 美術賞:『ブラックパンサー』(ハンナ・ビークラー)
 衣裳デザイン賞:『ブラックパンサー』(ルース・E・カーター)
 オリジナル作曲賞:『ブラック・クランズマン』(テレンス・ブランチャード)
 オリジナル歌曲賞:『ブラックパンサー』(ケンドリック・ラマー、Sounwave、SZA、アンソニー・ティフィス)
 長編ドキュメンタリー賞:“Hale County This Morning, This Evening”(RaMell Ross)
 長編アニメーション賞:『スパイダーマン:スパイダーバース』(ピーター・ラムジー)

 以上のうち、美術賞と長編アニメーション賞で黒人がノミネートされるのは史上初めて。

 本年度は、長編アニメーション賞と助演男優賞、助演女優賞、それにもうあと1部門受賞できれば、史上最多タイ(部門数)、それ以上受賞できれば単独史上最多になる。

 [近年の部門ごとの黒人ノミネート&受賞数]
 2014年(3/7):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚色・歌曲
 2015年(1/2):作品・歌曲(2名)
 2016年(0/1):歌曲(2名)
 2017年(4/18):作品(1名×3)・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優×3・脚色(1名&2名)・撮影・編集・長編ドキュメンタリー賞(2名&1名×3) 史上最多ノミネート&最多受賞
 2018年(2/12):作品・監督・主演男優×2・助演女優×2・脚本・脚色・歌曲(2名&1名)・長編ドキュメンタリー・短編アニメーション

 ちなみに、ゴールデン・グローブ賞2019では、映画部門とテレビ部門を併せて、黒人(個人)のノミニーは14人となり、史上第2位タイ。映画部門は、スパイク・リー(監督賞)、ジョン・デイヴィッド・ワシントン(男優賞ドラマ部門)、マハーシャラ・アリ(助演男優賞)(受賞)、レジーナ・キング(助演女優賞)(受賞)、バリー・ジェンキンス(脚本賞)、“All the Stars”(歌曲賞4人)で9人ノミネート。
 2017年:18人ノミネート(3人受賞)
 1985年:14人ノミネート(2人受賞)
 2007年:13人ノミネート(史上最多4人受賞)
 2018年:11人ノミネート(1人受賞)

 ◆ポーランド映画
 『COLD WAR あの歌、2つの心』が3部門でノミネートされて、ポーランド映画としては、2015年の『イーダ』以来、16作品目。うち6回はヤヌス・カミンスキー(2回受賞)。
 * List of Polish Academy Award winners and nominees:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Polish_Academy_Award_winners_and_nominees

 上位8部門にポーランド語映画がノミネートされるのは初めて。

 スラブ語映画がノミネートされたのは、1967年の『大通りの店』でイダ・カミンスカが主演女優賞にノミネートされて以来2度目。

 ◆長編アニメーション賞
 日本映画の長編アニメーション賞ノミネートとしては、2014年の『風立ちぬ』、2015年の『かぐや姫の物語』、2016年の『思い出のマーニー』、2017年の『レッド・タートル ある島の物語』があるが、2018年の『ボス・ベイビー』でも、プロデューサー ラムジー・アン・ナイトー(父親が日本人)がノミネートされていて、日本人&日系で数えると、6年連続でノミネートされていることになる。
 *List of Asian Academy Award winners and nominees:https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Asian_Academy_Award_winners_and_nominees

 『未来のミライ』は、スタジオジブリ作品以外でノミネートされた初めての日本の長編アニメーション。

 ◆最多ノミネート
 アルフォン・キュアロンは、今回、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、(外国語映画賞)でノミネートされる可能性があったが、編集賞を除く4部門ノミネートにとどまった。
 同一年の最多ノミネートは、1954年のウォルト・ディズニーで、6部門ノミネート4部門受賞(どちらも最多)。6作品で、ドキュメンタリー賞(受賞)、短編ドキュメンタリー賞(受賞)、短編映画賞2リール(受賞)、短編アニメーション賞(受賞)、短編映画賞2リール、短編アニメーション賞。

 最多ノミネートの外国語映画賞は、2001年の『グリーン・デスティニー』の10部門で、『ROMA/ローマ』はこれに並んだ。『グリーン・デスティニー』がノミネートされた10部門は、外国語映画賞(受賞)、作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞(受賞)、編集賞、美術賞(受賞)、衣裳デザイン賞、オリジナル作曲賞(受賞)、オリジナル歌曲賞。4部門受賞も最多記録。
 同じく1984年の『ファニーとアレクサンデル』も4部門受賞で最多タイ記録(外国語映画賞(受賞)、監督賞、オリジナル脚本賞、撮影賞(受賞)、美術賞(受賞)、衣裳デザイン賞(受賞))。

 なので、『ROMA/ローマ』は4部門受賞で最多タイ記録、5部門以上受賞で新記録。

 【現時点での受賞予想】

 作品賞:『グリーンブック』
 監督賞:アルフォンソ・キュアロン 『ROMA/ローマ』
 主演男優賞:クリスチャン・ベール 『バイス』
 主演女優賞:グレン・クローズ
 助演男優賞:リチャード・E・グラントか、マハーシャラ・アリか
 助演女優賞:レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』(俳優組合賞(SAG)にはノミネートされていない)
 オリジナル脚本賞:『女王陛下のお気に入り』
 脚色賞:『ビール・ストリートの恋人たち』
 撮影:アルフォンソ・キュアロン 『ROMA/ローマ』
 編集賞:『グリーンブック』?
 美術賞:『ブラックパンサー』
 衣裳デザイン賞:『女王陛下のお気に入り』
 視覚効果賞:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
 録音賞:『ボヘミアン・ラプソディ』?
 音響効果賞:『クワイエット・プレイス』
 オリジナル作曲賞:『ビール・ストリートの恋人たち』 ニコラス・ブリテル
 オリジナル歌曲賞:‘The Shallow’ 『アリー/スター誕生』
 短編映画賞:LGBT要素が気になるけど、『マルグリット』かな。
 長編ドキュメンタリー賞:“RBG”(2部門でノミネートされているし、女性の権利を扱っているし、案外ここが落としどころかも)
 短編ドキュメンタリー賞:『エンド・ゲーム 最期のあり方』(監督のキャリアやモチーフから言って、これかなあ)
 長編アニメーション賞:『スパイダーマン: スパイダーバース』
 短編アニメーション賞:スタジオ作品の併映短編が受賞する年まわりだけれど、ノミネートされた5本中4本観た印象から言うと、『One Small Step』か『Late Afternoon』。個人的に好きなのは『Late Afternoon』の方かな。
 外国語映画賞:『ROMA/ローマ』(作品賞と外国語映画賞にノミネートされた作品は100%外国語映画賞を受賞している)

 ノミネートされなかった有力候補もあり、12月末時点での予想(https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_79.html)からけっこう変わりました。

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 調べていくとまだまだありそうですが、長くなったので、この辺にしておきます。

 *参考
 ・AwardsWatch:https://awardswatch.com/2019/01/22/2019-oscar-nominations-the-shocks-snubs-and-trivia/
 ・The Film Experience:http://thefilmexperience.net/blog/2019/1/22/new-oscar-trivia-courtesy-of-this-seasons-nominations.html

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 *当ブログ記事

 ・詳細!米国アカデミー賞2019 ノミネーション その1:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201901/article_44.html
 ・詳細!米国アカデミー賞2019 ノミネーション その2:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201901/article_43.html

 ・全米映画賞レース2018 前半戦の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_77.html
 ・全米映画賞レース2018 後半戦の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_78.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年1月~5月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201901/article_31.html

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