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zoom RSS 米国アカデミー賞2019 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト10作品 発表!

<<   作成日時 : 2018/12/21 21:19   >>

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 米国アカデミー賞2019 短編ドキュメンタリー賞ショートリスト10作品が発表されました。(12月17日)

 ・『エンド・ゲーム 最期のあり方』“End Game”(米/40min)監督:ロブ・エプスタイン(Rob Epstein)、ジェフリー・フリードマン(Jeffrey Friedman)
 ・“Lifeboat”(米/40min)監督:Skye Fitzgerald
 ・“Los Comandos”(米・エルサルバドル/28min)監督:Joshua Bennett、Juliana Schatz
 ・“A Night at the Garden”(米/7min)監督:マーシャル・カリー(Marshall Curry)
 ・“Period. End of Sentence.”(米/26min)監督:Rayka Zehtabchi
 ・“’63 Boycott”(米/31min)監督:ゴードン・クイン(Gordon Quinn)
 ・“Women of the Gulag”(米/40min)監督:Marianna Yarovskaya
 ・『ザイオン』“Zion”(米/12min)監督:フロイド・ラス(Floyd Russ)
 ・“Black Sheep”(英/26min)監督:Ed Perkins
 ・“My Dead Dad’s Porno Tapes”(カナダ/14min)監督:Charlie Tyrell

 【米国アカデミー賞2019 短編ドキュメンタリー賞ショートリスト10作品】

 ・『エンド・ゲーム 最期のあり方』“End Game”(米/40min)監督:ロブ・エプスタイン(Rob Epstein)、ジェフリー・フリードマン(Jeffrey Friedman) [Netflix]
 「避けられない現実に直面している末期患者に真摯に寄り添う医療従事者たち。確固たる信念を持つ献身的なその姿から、生と死への新しい向き合い方が見えてくる。」
 監督のロブ・エプスタインは、『ハーヴェイ・ミルク』“The Times of Harvey Milk”(1984)、“Common Threads: Stories from the Quilt”(1989)で、それぞれ米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞している。
 サンダンス映画祭2018短編部門出品。

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 ・“Lifeboat”(米/40min)監督:Skye Fitzgerald
 政府機関が政治的混乱に巻き込まれて、民間人が介入しなければならないという事態に至り、ドイツの非営利団体「Sea-Watch」のボランティアは、夜の地中海を渡ってくるリビアからの不運な難民たちを救出するために勇敢に立ち向かう。
 テルライド・マウンテン映画祭2018出品。ドキュメンタリー・ショート受賞。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。短編映画賞スペシャル・メンション受賞。
 ハンプトンズ国際映画祭2018出品。
 Crested Butte映画祭2018出品。ActNow Award受賞。
 Bend映画祭2018出品。ドキュメンタリー・ショート審査員特別賞受賞。
 ウッドストック映画祭20182018出品。短編ドキュメンタリー賞受賞。
 IDAアワード2018短編部門ノミネート。

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 ・“Los Comandos”(米・エルサルバドル/28min)監督:Joshua Bennett、Juliana Schatz
 ギャングの暴力に蹂躙されているエルサルバドル。暴力は、不当に子どもやテイーンエイジャーをターゲットにしている。緊急医療機関であるLos Commandos de Salvamentoは、ギャングの支配に立ち向かっている数少ない機関の1つで、若者のための避難所やコミュニティーになっている。16歳のミミは、献身的な部隊員だが、部隊員で友人の、12歳のErick Beltranが奉仕中に射殺されたため、よりよい生活を求めて、エルサルバドルとLos Commandosを離れて北へ向かいたいという苦悩に直面する。
 オースティン映画祭2017出品。
 マイアミ映画祭2018出品。
 AFI DOCS 2018出品。
 IDAアワード2018短編部門ノミネート。

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 ・“A Night at the Garden”(米/7min)監督:マーシャル・カリー(Marshall Curry)
 1939年、第二次世界大戦が始まる直前に、マディソン・スクエア・ガーデンに20000人の人々を集めたアメリカのナチの決起集会の記録映像。
 監督のマーシャル・カリーは、“Street Fight”(2005)、『もしもぼくらが木を失ったら』“If a Tree Falls: A Story of the Earth Liberation Front”(2011)で、米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされている。
 サンダンス映画祭2018短編部門出品。
 カムデン国際映画祭2018出品。
 SXSW映画祭2018出品。
 Gershmanフィラデルフィア・ジューイッシュ映画祭2018出品。

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 ・“Period. End of Sentence.”(米/26min)監督:Rayka Zehtabchi
 インドのデリー郊外の農村部では女性が静かな革命を起こしている。彼らは月経の深い根底にある汚名と戦っている。何世代もの間、女性たちは生理用ナプキンを利用できないため、健康上の問題から、学校を休んだり、完全にドロップアウトしたりすることになった。しかし、村に衛生的な生理用ナプキンの製造機(pad machine)が設けられると、女性は自分で生理用ナプキンを製造し、販売することを学び、地域社会の女性に力を与えることになった。彼らは自分たちのブランドを「FLY」と名づけた。なぜなら、女性たちに「飛躍」してもらいたかったからだ。彼らの飛行は、部分的には、地球を半周離れた高校生によって可能になった。カリフォルニアの高校生は、マシンの初期資金を調達し、「The Pad Project」と呼ばれる非営利団体を始めたのだ。
 クリーヴランド国際映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー・ショート受賞。
 AFI DOCS 2018出品。
 トラヴァース・シティー映画祭2018出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞、観客賞受賞。
 ポート・タウンゼント映画祭2018出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞。
 サンタフェ・インディペンデント映画祭2018出品。最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞。
 才能ある若者のためのナショナル映画祭(National Film Festival for Talented Youth (NFFTY))2018オープニング・ナイト作品。観客賞受賞。
 サバンナ映画祭2018 出品。最優秀グローバル短編ドキュメンタリー賞受賞。
 AFIフェスト2018 観客賞短編部門、オナラブル・メンション ドキュメンタリー・ショート受賞。

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 ・“’63 Boycott”(米/31min)監督:ゴードン・クイン(Gordon Quinn)
 1963年10月22日、25万人以上の学生が人種隔離に抗議して、シカゴ・パブリック・スクールをボイコットした。多くの人々は、学校の責任者Benjamin Willisの辞任を求めて市内を行進した。本作では、未公開の16mmの映像と、当時のオーガナイザーや参加者へのインタビューを組み合わせて、忘れられた50年前の出来事の遺産と影響に、現代的な視点を提供する。
 監督は、『フープ・ドリームズ』(1994)や『スティーヴィー』(2002)、“Life Itself”(2014)、昨年度短編ドキュメンタリー賞ノミネート“Edith+Eddie”(2017)などのエグゼクティヴ・プロデューサーを務めたゴードン・クイン。ゴードン・クインは、シカゴ大学の卒業生3人で立ち上げた映画会社Kartemquin Filmsの、3人のうちの1人(社名は3人から一部ずつ取ったもの)で、芸術監督。彼は、ITVS、The Documentary Filmmakers Statement of Best Practice in Fair Use、The Indie Caucusなどの立ち上げなどにも貢献している。IDAアワード2015キャリア貢献賞受賞。
 セントルイス国際映画祭2018出品。

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 ・“Women of the Gulag”(米/40min)監督:Marianna Yarovskaya
 旧ソ連の矯正労働収容所グラグの最後の生き残り6人の女性の物語。
 スターリン時代、「国家に対する犯罪」のために捕らえられた人は、半数は射殺されたが、残りは矯正労働収容所に収容された。囚人の数は第二次世界大戦後も増え続け、スターリンの死の直前には250万人にまで上った。そのうちの5人に1人は女性だった。本作は、その生き残り6人へインタビューしているが、そのうちの3人はインタビュー直後に亡くなっている。
 監督のMarianna Yarovskayaは、数々のドキュメンタリーにリサーチャーとして関わっていて、その中には『不都合な真実』なども含まれている。本作が初監督長編。

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 ・『ザイオン』“Zion”(米/12min)監督:フロイド・ラス(Floyd Russ) [Netflix]
 「生まれたときから下肢を持たず、長い間里親の家を転々として育ったザイオン・クラークは、レスリング競技に活路を見出し、日々練習に励む。」
 サンダンス映画祭2018短編部門出品。
 Big Skyドキュメンタリー映画祭出品。
 オマハ映画祭2018出品。短編映画賞受賞。
 アスペン短編映画祭2018出品。観客賞特別表彰。
 アトランタ映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー・ショート受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。短編ドキュメンタリー賞オナラブル・メンション受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018 短編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 インディー・ショート国際映画祭2018出品。ドキュメンタリー・ショート受賞。
 ロード・アイランド国際映画祭2018出品。短編ドキュメンタリー賞受賞。
 IDAアワード2018短編部門受賞。

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 ・“Black Sheep”(英/26min)監督:Ed Perkins
 コーネリアス一家がロンドンから引っ越したのは、10歳の少年ダミロラ・テイラー(Damilola Taylor)がロンドンのペッカムで刺殺された後だった。一家は、引っ越した新しい町がレイシストに支配されていることを知り、コーネリアスは、生き残るためにドラスティックな手段を取る。
 コーネリアスが経験したひどい人種差別的な暴力に関する記憶を、非職業俳優が再構築する。
 ダラス・ビデオ・フェスティバル2017出品。短編ドキュメンタリー賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。短編ドキュメンタリー賞受賞。
 カムデン国際映画祭2018出品。
 Aesthetica短編映画祭2018出品。Northern Film School Award脚本賞受賞。
 コーク映画祭2018 ヨーロッパ映画賞2019代表。
 This is England映画祭ルーアン2018出品。最優秀作品賞、学生賞、観客賞受賞。
 IDAアワード2018短編部門ノミネート。

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 ・“My Dead Dad’s Porno Tapes”(カナダ/14min)監督:Charlie Tyrell
 Charlie Tyrellは、亡くなった父親のことを理解しようとしていて、相続したガラクタの中から80年代のポルノのVHSを見つける。
 サンダンス映画祭2018短編部門出品。
 SXSW映画祭2018 ドキュメンタリー・ショート部門 審査員賞受賞。
 アリゾナ国際映画祭2018出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。
 Oak Cliff映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー・ショート受賞。
 ロード・アイランド国際映画祭2018出品。Flickers’ユース映画審査員賞受賞。
 サンタフェ・インディペンデント映画祭2018出品。最優秀エクスペリメント・ショート受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2018 短編ドキュメンタリー賞ノミネート。

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 本年度は学生アカデミー賞からは1本も選ばれませんでした。

 ◆過去の米国アカデミー賞の受賞者・ノミニー他
 ・『エンド・ゲーム 最期のあり方』“End Game”(米/40min)監督:ロブ・エプスタイン(Rob Epstein)、ジェフリー・フリードマン(Jeffrey Friedman)
 ・“A Night at the Garden”(米/7min)監督:マーシャル・カリー
 ・“’63 Boycott”(米/31min)監督:ゴードン・クイン(Gordon Quinn)

 【前哨戦】

 ◆グリアソン・アワード 2018 短編ドキュメンタリー部門(Docsville Best Documentary Short)
 ・”Boys From The Back Of Beyond”(英) 監督: Jonny Madderson、Jono Stevens
 Just So & Red Bull Media House for Red Bull TV
 ・”Circle”(英・インド・カナダ) 監督:Jayisha Patel
 Jayisha Patel 英国国立映画テレビ学校/College screening
 ・”Duterte's Hell”(米) 監督:: Aaron Goodman、Luis Liwanag
 Field of Vision for Field of Vision
 ◎“Landline”(英) 監督:Matt Houghton
 Pulse Films for BFI Flair

 ◆IDAアワード2018 短編部門(Best Short Award)
 ・“Black Sheep”(英) 監督:Ed Perkins
 ・“Fear Us Women”(米) 監督:David Darg
 ・“Lifeboat”(米) 監督:Skye Fitzgerald
 ・“Los Comandos”(米・エルサルバドル) 監督:Joshua Bennett、Juliana Schatz-Preston
 ・“Mosul”(米) 監督:Olivier Sarbil
 ・“Sidelined”(米) 監督:Galen Summer
 ・“The Girl and the Picture”(米) 監督:Vanessa Roth
 ・“We Are Not Done Yet”(米) 監督:Sareen Hairabedian
 ・“We Became Fragments”(カナダ・米) 監督:Luisa Conlon [ビデオ]
 ◎『ザイオン』 “Zion”(米) 監督:フロイド・ラス(Floyd Russ)

 ◆シネマ・アイ・オナーズ2019 短編ドキュメンタリー賞(Outstanding Achievement in Nonfiction Short Filmmaking)
 ・“Baby Brother”(米/14min) 監督:Kamau Bilal
 ・“Concussion Protocol”(米/6min) 監督:Josh Begley
 ・“My Dead Dad’s Porno Tapes”(カナダ/14min) 監督:Charlie Tyrell
 ・“Skip Day”(米・英/16min) 監督:Patrick Bresnan、Ivete Lucas
 ・“Volte(Wolta)”(ポーランド/14min) 監督:Monika Kolecka、Karolina Poryzala

 本年度は、映画祭で受賞を重ねる作品も多くはなく、前哨戦でも重なるタイトルはほとんどありませんでした。

 短編ドキュメンタリー賞は、参考データも少なく、元々受賞予想が難しい部門ですが、シリアスな題材の作品が多くて、観てみたいなと思わせてくれる作品が少ない中で、『ザイオン』はわりと評判もいいので、本年度はこれが最有力かなと思ったりしますね。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2018 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_14.html

 ・米国アカデミー賞2017 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_43.html

 ・米国アカデミー賞2016 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_28.html

 ・米国アカデミー賞2015 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_15.html

 ・米国アカデミー賞2014 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_23.html

 ・米国アカデミー賞2013 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_18.html

 ・米国アカデミー賞2012 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_11.html

 ・米国アカデミー賞2011 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_25.html

 ・米国アカデミー賞2010 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200910/article_8.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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