ヨーロッパ映画賞2018 受賞結果!

 第31回ヨーロッパ映画賞の各賞が発表されました(12月15日@セビリヤ)。

 ◆作品賞(European Film 2018) プレゼンター:キウェテル・イジョフォー
 ・“Girl”(ベルギー・オランダ) 監督:Lukas Dhont
 ・“Dogman”(伊・仏) 監督:マッテオ・ガローネ
 ・“Happy As Lazzaro(Lazzaro Felice)”(伊・仏・独・スイス) 監督:アリーチェ・ロルヴァケル
 ◎“Cold War(Zimna Wojna)“(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
 ・“Border(Gräns)“(スウェーデン・デンマーク) 監督:Ali Abbasi

 マッテオ・ガローネは、2008年に『ゴモラ』で作品賞ノミネート。
 パヴェウ・パヴリコフスキは、2014年に『イーダ』で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、ピープルズ・チョイス賞受賞。

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 ◆監督賞(European Director 2018) プレゼンター:エマニュエル・セニエ
 ・マッテオ・ガローネ “Dogman”(伊・仏)
 ・アリーチェ・ロルヴァケル “Happy As Lazzaro(Lazzaro Felice)”(伊・仏・独・スイス)
 ◎パヴェウ・パヴリコフスキ “Cold War(Zimna Wojna)“(ポーランド・英・仏)
 ・Ali Abbasi “Border(Gräns)”(スウェーデン・デンマーク)
 ・サミュエル・マオズ 『運命は踊る』(独・イスラエル・仏)

 マッテオ・ガローネは、2008年に『ゴモラ』で監督賞ノミネート。
 パヴェウ・パヴリコフスキは、2014年に『イーダ』で監督賞受賞。
 サミュエル・マオズは、2010年に『レバノン』で監督賞ノミネート、ディスカバリー賞受賞。

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 ◆男優賞(European Actor 2018) プレゼンター:アレクサンドラ・ボルベーイ
 ・Victor Polster “Girl”(ベルギー・オランダ)
 ◎Marcello Fonte “Dogman”(伊・仏)
 ・ルパート・エヴェレット “The Happy Prince”(英・ベルギー・伊・独)(監督:ルパート・エヴェレット)
 ・Tomasz Kot “Cold War(Zimna Wojna)“(ポーランド・英・仏)
 ・ヤコブ・セーダーグレン 『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク)(監督:グスタフ・モーラー)
 ・スベリル・グドナソン(Sverrir Gudnason) 『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(スウェーデン・デンマーク・フィンランド・チェコ)

 ルパート・エヴェレットは、1999年に『理想の結婚』で男優賞ノミネート。
 ヤコブ・セーダーグレンは、2010年に『光のほうへ』で男優賞ノミネート。

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 ◆女優賞(European Actress 2018)
 ・バルバラ・レニー(Bárbara Lennie) “Petra”(西・仏・デンマーク)(監督:ハイメ・ロサレス(Jaime Rosales))
 ・アルバ・ロルヴァケル “Happy As Lazzaro(Lazzaro Felice)”(伊・仏・独・スイス)
 ・マリー・ボイマー(Marie Bäumer) “3 Days In Quiberon(3 Tage In Quiberon)”(独・オーストリア・仏)(監督:エミリー・アテフ(Emily Atef))
 ◎ヨアンナ・クーリグ(Joanna Kulig) “Cold War(Zimna Wojna)“(ポーランド・英・仏)
 ・Halldóra Geirharðsdóttir “Woman At War(Kona Fer Í Stríð)”(アイスランド・仏・ウクライナ)(監督:ベネディクト・エルリングソン)
 ・エヴァ・メランデル(Eva Melander) “Border(Gräns)“(スウェーデン・デンマーク)

 ◆脚本家賞(European Screenwriter 2018) プレゼンター:ヴィッキー・クリープス
 ・マッテオ・ガローネ、ウーゴ・キーティ(Ugo Chiti)、Massimo Gaudioso “Dogman”(伊・仏)
 ・アリーチェ・ロルヴァケル “Happy As Lazzaro(Lazzaro Felice)”(伊・仏・独・スイス)
 ◎パヴェウ・パヴリコフスキ “Cold War(Zimna Wojna)“(ポーランド・英・仏)
 ・グスタフ・モーラー(Gustav Möller)、Emil Nygaard Albertsen 『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク)
 ・Ali Abbasi、Isabella Eklöf、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(John Ajvide Lindqvist) “Border(Gräns)“(スウェーデン・デンマーク)

 マッテオ・ガローネ、ウーゴ・キーティ(Ugo Chiti)、Massimo Gaudiosoは、2008年に『ゴモラ』で脚本賞ノミネート。

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 ◆ドキュメンタリー賞(European Documentary 2018) プレゼンター:アンナ・ガイスレロバー
 ・“The Silence of Others”(西・米) 監督:Almudena Carracedo & Robert Bahar
 ・“A Woman Captured“(ハンガリー・独) 監督:Bernadett Tuza-Ritter
 ・“The Distant Barking of Dogs”(デンマーク・フィンランド・スウェーデン) 監督:Simon Lereng Wilmont
 ◎“Bergman – A Year in A Life(Bergman - Ett År Ett Liv)“(スウェーデン・独) 監督:ヤーネ・マグヌッソン(Jane Magnusson)
 ・“Of Fathers and Sons“(独・シリア・レバノン・カタール) 監督:タラール・デルキ(Talal Derki)

 ◆アニメーション賞 プレゼンター:ハンナ・アルストロム(Hanna Alström)
 ・『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』“Early Man”(英) 監督:ニック・パーク
 ・『生きのびるために』“The Breadwinner”(アイルランド・カナダ・ルクセンブルク) 監督:ノラ・トゥーミー(Nora Twomey)
 ・『ホワイト・ファング ~アラスカの白い牙~』“White Fang(Croc-Blanc)”(仏・ルクセンブルク) 監督:アレクサンドル・エスピガレス(Alexandre Espigares)
 ◎『アナザー・デイ・オブ・ライフ』“Another Day of Life”(ポーランド・西・独・ハンガリー) 監督:ラウル・デ・ラ・フエンテ(Raul de la Fuente)& ダミアン・ネノウ(Damian Nenow)

 ニック・パークは、2000年に『チキンラン』で作品賞ノミネート、2006年に『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』でピープルズ・チョイス賞ノミネート。

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 ◆コメディー賞
 ◎『スターリンの葬送狂騒曲』(仏・英・ベルギー) 監督:アーマンド・イアヌッチ
 ・“Diamantino”(ポルトガル・仏・ブラジル) 監督:Gabriel Abrantes & Daniel Schmidt
 ・『セラヴィ!』“C'est La Vie!(Le Sens De La Fete)”(仏) 監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ

 エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュは、2012年に『最強のふたり』で作品賞、脚本賞、ピープルズ・チョイス賞ノミネート。2015年に『サンバ』でピープルズ・チョイス賞ノミネート。

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 ◆ディスカバリー賞 プレゼンター:アレクサンダー・フェーリング(Alexander Fehling)
 ◎“Girl”(ベルギー・オランダ) 監督:Lukas Dhont
 ・“Those Who Are Fine(Dene Wos Guet Geit)”(スイス) 監督:Cyril Schäublin
 ・“One Day(Egy Nap)”(ハンガリー) 監督:Zsófia Szilágyi
 ・“Touch Me Not”(ルーマニア・独・チェコ・ブルガリア・仏) 監督:Adina Pintilie
 ・『THE GUILTY/ギルティ』(デンマーク) 監督:グスタフ・モーラー
 ・“Scary Mother(Sashishi Deda)”(ジョージア・エストニア) 監督:Ana Urushadze

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 ◆短編映画賞
 ・ブリストル(英)代表:“Wildebeest”(ベルギー/20分) 監督:Nicolas Keppens & Matthias Phlips [アニメーション]
 ・コーク(アイルランド)代表:“Container(Kontener)”(独/30分) 監督:Sebastian Lang [フィクション]
 ・ヴィラ・ド・コンデ(ポルトガル)代表:“Aquaparque”(ポルトガル/16分) 監督:Ana Moreira [フィクション]
 ・バリャドリッド(西)代表:『資本主義者』“Kapitalistis”(ベルギー・仏/15分) 監督:Pablo Muñoz Gomez [フィクション]
 ・クレルモン・フェラン(仏)代表:“Shame(Cpam/Sram)”(ブルガリア/24分) 監督:Petar Krumov [フィクション]
 ・ルーヴェン(ベルギー)代表:“Graduation '97(Випусk '97/Vypusk '97)”(ウクライナ/19分) 監督:Pavlo Ostrikov [フィクション]
 ・ロッテルダム(オランダ)代表:“What's The Damage”(英/8分) 監督:Heather Phillipson [実験映画]
 ・ロカルノ(スイス)代表:“Those Who Desire(Los Que Desean)”(スイス・西/24分) 監督:エレナ・ロペス・リエラ(Elena López Riera) [ドキュメンタリー]
 ◎ベネチア(伊)代表:“The Years(Gli Anni)”(伊・仏/20分) 監督:Sara Fgaier [ドキュメンタリー]
 ・ベルリン(独)代表:“Burkina Brandenburg Komplex”(独/19分) 監督:Ulu Braun [フィクション/実験映画]
 ・クラクフ(ポーランド)代表:“Release The Dogs(Lâchez Les Chiens)”(仏・ベルギー/20分) 監督:Manue Fleytoux [フィクション]
 ・サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)代表:“I Signed The Petition”(英・独・スイス/11分) 監督:マハディ・フレフェル(Mahdi Fleifel) [ドキュメンタリー]
 ・ドラマ(ギリシャ)代表:“The Escape(L'échapée)”(仏/10分) 監督:Laëtitia Martinoni [フィクション]
 ・ウプサラ(スウェーデン)代表:『メリエム』“Meryem”(オランダ/16分) 監督:ラベー・ドスキー(Reber Dosky) [ドキュメンタリー]
 ・タンペレ(フィンランド)代表:“Prisoner of Society(სოციუმის პატიმარი)”(ジョージア・ラトヴィア/15分) 監督:Rati Tsiteladze [ドキュメンタリー]

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 ◆ピープルズ・チョイス賞 プレゼンター:イワン・シュヴェドフ
 ・『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(英) 監督:ジョー・ライト
 ・『ヴィクトリア女王 最期の秘密』“Victoria & Abdul”(英) 監督:スティーヴン・フリアーズ
 ・『ダンケルク』(英・オランダ・仏・米) 監督:クリストファー・ノーラン
 ・『スターリンの葬送協奏曲』(仏・英・ベルギー) 監督:アーマンド・イアヌッチ
 ・『セラヴィ!』(仏) 監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
 ・『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(仏) 監督:リュック・ベッソン
 ◎『君の名前で僕を呼んで』(伊・仏) 監督:ルカ・グァダニーノ
 ・『女は二度決断する』(独) 監督:ファティ・アキン
 ・『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』“Borg/Mcenroe(Borg)”(スウェーデン・デンマーク・フィンランド・チェコ) 監督:ヤヌス・メッツ

 ヤヌス・メッツは、2010年に『アルマジロ』でドキュメンタリー賞ノミネート。

 ◆ヨーロッパ大学映画賞 12月10日発表、12月14日授賞式
 ◎“Happy As Lazzaro(Lazzaro Felice)”(伊・仏・独・スイス) 監督:アリーチェ・ロルヴァケル
 ・“Styx”(独・オーストリア) 監督:Wolfgang Fischer
 ・“Tarzan's Testicles(Ouăle Lui Tarzan)“(ルーマニア・仏) 監督:Alexandru Solomon
 ・『ウトヤ島、7月22日』“U - July 22(Utøya 22. Juli)”(ノルウェー) 監督:エリック・ポッペ
 ・『運命は踊る』(イスラエル・独・仏・スイス) 監督:サミュエル・マオズ

 【技術部門】 11月15日結果発表

 ◆撮影監督賞(European Cinematographer 2018 – Prix Carlo di Palma) 1989~1992、1997~
 ◎Martin Otterbeck “U - July 22(Utøya 22. Juli)”(ノルウェー)(監督:エリック・ポッペ)
 Martin Otterbeckは、ノルウェーのTVシリーズやドキュメンタリーを中心に手がける撮影監督、オペレーター。
 約20年のキャリアを持つが、国際的に注目される仕事は今回が初めて。
 『ヒトラーに屈しなかった国王』では、カメラbのオペレーターを担当した。
 “『ウトヤ島、7月22日』U - July 22(Utøya 22. Juli)”でアマンダ賞ノミネート。

 ◆編集者賞(European Editor 2018) 1991、1992、2005、2010~
 ◎Jarosław Kamiński “Cold War(Zimna Wojna)“(ポーランド・英・仏)(監督:パヴェウ・パヴリコフスキ)
 Jarosław Kamińskiは、約25年のキャリアを持つポーランドの編集技師。
 『波紋』(2012)、『イーダ』(2013)、“November”(2017)、アグニェシュカ・スモチンスカ監督の“Fuga(Fugue)”などを手がけている。
 ポーランド映画賞では7回ノミネートされて『イーダ』などで3回編集賞受賞。グディニャ映画祭では“Z odzysku(Retrieval)”(2006)と『イーダ』で編集賞受賞。

 ◆プロダクション・デザイナー賞(European Production Designer 2018) 1988、1990~1992、2005、2010~
 ◎アンドレイ・ポンクラトフ(Andrey Ponkratov) “The Summer(Leto)”(ロシア・仏)(監督:キリル・セレブレンニコフ(Kirill Serebrennikov))
 アンドレイ・ポンクラトフは、『ヴェラの祈り』(2007)や『エレナの惑い』(2011)、『裁かれるは善人のみ』(2014)、『ラブレス』(2017)を手がけるロシアのプロダクション・デザイナー。
 ゴールデン・イーグル賞では、『エレナの惑い』と『裁かれるは善人のみ』で美術賞ノミネート、“Duelyant(The Duelist)”で受賞。ニカ賞では『ヴェラの祈り』、“Ovsyanki(Silent Souls)”(2010)、『裁かれるは善人のみ』で美術賞にノミネートされて、“Duelyant(The Duelist)”で受賞。

 ◆衣裳デザイナー賞(European Costume Designer 2018) 2013~
 ◎マッシモ・カンティーニ・パッリーニ(Massimo Cantini Parrini) “Dogman”(伊・仏)(監督:マッテオ・ガローネ)
 マッシモ・カンティーニ・パッリーニは、『フェデリコという不思議な存在』(2013)、『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』(2015)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮』(2016)、『切り離せないふたり』(2016)、『ロング,ロングバケーション』(2017)、“Ophelia”(2018)、『堕ちた希望』(2018)などを手がけるイタリアの衣裳デザイナー。
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』、『切り離せないふたり』、“Riccardo va all'inferno(Bloody Richard)”で、衣裳デザイン賞3連覇中。ナストロ・ダルジェント賞では『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』、で衣裳デザイン賞受賞、2018年は“Dogman”でノミネート。
 マッテオ・ガローネの新作“Pinocchio”などいくつもの作品が待機中。

 ◆ヘア&メイクアップ・アーティスト賞(European Hair & Make-up Artist 2018) 2016~
 ◎Dalia Colli、Lorenzo Tamburini、Daniela Tartari “Dogman”(伊・仏)(監督:マッテオ・ガローネ)
 Dalia Colliは、『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』(2007)、『ゴモラ』(2008)、『リアリティー』(2012)、『マフィアは夏にしか殺らない』(2013)、『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』(2014)、『緑はよみがえる』(2014)、“Il nome del figlio(An Italian Name)”(2015)、『ローマ法王になる日まで』(2015)、“Una questione privata(Rainbow: A Private Affair)”(2017)などで、メイキャップを手がけるイタリアのメイキャップ・アーティスト。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、『リアリティー』でメイキャップ賞受賞、『マフィアは夏にしか殺らない』でメイキャップ賞ノミネート。
 Lorenzo Tamburiniは、『パンズ・ラビリンス』(2006)、「ワールド・ウォーZ」(2013)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)、『五日物語 ―3つの王国と3人の女―』(2015)、『切り離せないふたり』(2016)、“Suspiria”(2018)などを手がけるイタリア/インターナショナルの人工装具デザイナー、メイキャップ・デザイナー、特別メイキャップ効果アーティスト(“Dogman”での肩書)。
 Daniela Tartariは、『カリーナ、都会へ行く』(2013、メイキャップ・アーティスト)、『ゴモラ』(2008)、『抱擁のかけら』(2009)、『やがて来る者へ』(2009)、『はじめての大切なもの』(2010)、『リアリティー』(2012)、『夏をゆく人々』(2014)、『緑はよみがえる』(2014)、『歓びのトスカーナ』(2016)、『世情』(2017)、“Figlia mia(Daughter of Mine)”(2018)、“Lazzaro felice(Happy as Lazzaro)”(2018)などを手がけるヘア・スタイリスト。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、ヘア・デザイン/スタイリング賞に4回ノミネートされて『リアリティー』と“Lazzaro felice(Happy as Lazzaro)”で受賞、『やがて来る者へ』と“Ho ucciso Napoleone(I Killed Napoléon)”(2015)でノミネート。

 ◆音響デザイナー賞(European Sound Designer 2018) 2013~
 ◎アンドレ・ベンドッチーアルベス(André Bendocchi-Alves)& マルティン・ステイヤー(Martin Steyer) 『小さな独裁者』“The Captain(Der Hauptmann)”(独・仏・ポーランド)(監督:ロベルト・シェンケ(Robert Schwentke))
 アンドレ・ベンドッチーアルベス(André Bendocchi-Alves)は、『リスボン物語』(1994)、『陰謀のシナリオ』(1997)、『レア 魔性の肉体』(1998)、『不在の心象』(1999)、『ミュージック・クバーナ』(2004)などを手がけるサウンド・デザイナー。TV映画、短編、ドキュメンタリーも多い。ドイツ映画賞には、2回ノミネートされて、『小さな独裁者』で本年度録音賞受賞。
 マルティン・ステイヤー(Martin Steyer)は、サウンド・ミキサーで、80年代から手がけた作品は多く、2010年以降でも『東ベルリンから来た女』(2012)、『誰でもない女』(2012)、『ラッシュ/プライドと友情』(2013)、『誰よりも狙われた男』(2014)、『あの日のように抱きしめて』(2014)、『ディーン、君がいた瞬間』(2015)、『ワイルド わたしの中の獣』(2016)、“Western”(2017)、クリスティアン・ペツォールトの“Transit”(2018)などがある。ドイツ映画祭には8回ノミネートされて、『レクイエム~ミカエラの肖像』(2006)、“Trade”(2007)『ワイルド わたしの中の獣』、『小さな独裁者』で録音賞受賞。2014年に『ラッシュ/プライドと友情』でBAFTA英国アカデミー賞録音賞ノミネート。

 ◆作曲家賞(European Composer 2018) 1989~1992、2004~
 ◎クリストフ・M・カイザー(Christoph M. Kaiser)&ユリアン・マース(Julian Maas) “3 Days In Quiberon(3 Tage In Quiberon)”(独・オーストリア・仏)(監督:エミリー・アテフ(Emily Atef))
 クリストフ・M・カイザー(Christoph M. Kaiser)とユリアン・マース(Julian Maas)は、2003年から活動している作曲家コンビで、『厨房で逢いましょう』(2006)、『あの日 あの時 愛の記憶』(2011)、『誰でもない女』(2012)、『ぼくらの家路』(2013)、『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』 (2016)などを手がけている。ドイツ映画賞では、『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』で作曲賞ノミネート、“3 Days In Quiberon(3 Tage In Quiberon)”で本年度作曲賞受賞。

 ◆視覚効果スーパーバイザー賞(European Visual Effects Supervisor2018) 2018~ [新設]
 ◎Peter Hjorth “Border(Gräns)“(スウェーデン・デンマーク)(監督:Ali Abbasi)
 Peter Hjorthは、『ドッグヴィル』『マンダレイ』『アンチクライスト』『メランコリア』『ニンフォマニアック』『ネオン・デーモン』“Holiday”“The House That Jack Built”などを手がける視覚効果スーパーバイザー。

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 【特別賞・名誉賞】

 ◆名誉賞(The Honorary Award of the EFA President and Board.) プレゼンター:ヴィム・ヴェンダース
 ◎コスタ=ガヴラス

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 ◆生涯貢献賞(The Lifetime Achievement) プレゼンター:アミラ・カサール
 ◎カルメン・マウラ

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 ◆ワールド・シネマへの貢献賞(The European Achievement in World Cinema) プレゼンター:ヴィクトリア・アブリル
 ◎レイフ・ファインズ

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 ◆EURIMAGES共同製作賞(EURIMAGES CO-PRODUCTION AWARD) [改称] プレゼンター:エマ・スアレス
 ◎Konstantinos Kontovrakis、Giorgos Karnavas
 アテネを拠点とする製作会社Heretic(2013年設立)のプロデューサー・コンビ。

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 ◇トリビュート(マイク・ダウニー、アニエスカ・ホランド)
 〇ロシアで不当に拘束されているオレグ・センツォフ(Oleg Sentsov)とキリル・セレブレンニコフ(Kirill Serebrennikov)に対して。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・“Happy As Lazzaro(Lazzaro Felice)”(1/5):作品・監督・女優・脚本・大学
 ・“Cold War(Zimna Wojna)“(4/5):作品・監督・男優・女優・脚本 +編集
 ・“Dogman”(1/4):作品・監督・男優・脚本 +衣裳、ヘア&メイキャップ
 ・“Border(Gräns)“(0/4):作品・監督・女優・脚本 +視覚効果
 ・“Girl”(1/3):作品・男優・ディスカバリー
 ・『THE GUILTY/ギルティ』(0/3):男優・脚本・ディスカバリー
 ・『運命は踊る』(0/2):監督・大学
 ・『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(0/2):男優・ピープル
 ・『スターリンの葬送狂騒曲』(1/2):コメディー・ピープル
 ・『セラヴィ!』(0/2):コメディー・ピープル
 ・“The Happy Prince”(0/1):男優
 ・“Petra”(0/1):女優
 ・“3 Days In Quiberon(3 Tage In Quiberon)”(0/1):女優 +作曲
 ・“Woman At War(Kona Fer Í Stríð)”(0/1):女優

 全米の映画賞レースでも善戦していますが、ヨーロッパ映画賞でも、“Cold War(Zimna Wojna)“が大健闘で、作品賞・監督賞・脚本賞・女優賞を制して、最多受賞になりました。(女優賞受賞のヨアンナ・クーリグは会場入りしなかったようです。)
 このままの勢いで米国アカデミー賞2019外国語映画賞でもいいところまでいけそうですが、『ROMA/ローマ』が強いですから、果たしてどうなるでしょうか。

 授賞式は、前回までは生配信していましたが、今回はレッド・カーペットまでは配信していたものの、授賞式の生中継はなくなったようです。(ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードと同じですね。)

 技術部門の表彰式は、前回は別の会場で日中に行なわれたようですが、今回は同一会場で行なわれました。

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 ・ヨーロッパ大学映画賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_29.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 技術部門8部門受賞者発表:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201811/article_22.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 全ノミネーション発表:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201811/article_14.html
 ・ヨーロッパ映画賞2018 アニメーション賞、コメディー賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_40.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ディスカバリー賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_16.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 短編映画賞ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_8.html

 ・ヨーロッパ大学映画賞2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_6.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ピープルズ・チョイス賞 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_5.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その1:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_23.html
 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その2:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_26.html
 ・ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション49作品 その3:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_28.html

 ・ヨーロッパ映画賞2018 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_16.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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