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zoom RSS サンフランシスコ映画批評家協会賞2018 受賞結果!

<<   作成日時 : 2018/12/14 17:32   >>

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 サンフランシスコ映画批評家協会賞2018の受賞結果が発表されました。(12月9日。ノミネーション発表は12月7日)

 サンフランシスコ映画批評家協会賞(SFFCC:The San Francisco Film Critics Circle)
 設立年:2002 会員数:44
 公式サイト:http://sffcc.org
 公式facebook:https://www.facebook.com/SFCritics/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/San_Francisco_Film_Critics_Circle

 [特徴]
 本命ではなくても、比較的オーソドックスな受賞結果を出す。
 2012年に編集賞、美術賞新設。
 マーロン・リッグス賞(ベイ・エリア映画コミュニティーにおける意欲的な活動とヴィジョンに対する特別賞)、「まだ評価されていないインディペンデント映画に対する特別賞」という特別賞を設けている。
 2017年の作品賞は『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、2016年の作品賞は『ムーンライト』、2015年の作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』、2014年の作品賞は『6才のボクが、大人になるまで。』、2013年の作品賞は『それでも夜は明ける』、2012年の作品賞は『ザ・マスター』、2011年の作品賞は『ツリー・オブ・ライフ』、2010年の作品賞は『ソーシャル・ネットワーク』。

画像

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 ◆作品賞(Best Picture)
 ・『ブラック・クランズマン』(米) 監督:スパイク・リー
 ・『女王陛下のお気に入り』(アイルランド・英・米) 監督:ヨルゴス・ランティモス
 ・“First Reformed”(米・英・オーストラリア) 監督:ポール・シュレイダー
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』(米) 監督:バリー・ジェンキンス
 ◎『Roma/ローマ』(米・メキシコ) 監督:アルフォンソ・キュアロン

 ◆監督賞
 ・アルフォンソ・キュアロン 『Roma/ローマ』
 ・バリー・ジェンキンス 『ビール・ストリートの恋人たち』(米)
 ◎スパイク・リー 『ブラック・クランズマン』
 ・ヨルゴス・ランティモス 『女王陛下のお気に入り』
 ・ポール・シュレイダー “First Reformed”

 ◆主演男優賞
 ・クリスチャン・ベール 『バイス』
 ・ウィレム・デフォー 『永遠の門 ゴッホの見た未来』“At Eternity's Gate”(監督:ジュリアン・シュナーベル)
 ◎イーサン・ホーク “First Reformed”
 ・ラミ・マレック 『ボヘミアン・ラプソディ』
 ・ヴィゴ・モーテンセン 『グリーンブック』

 ◆主演女優賞
 ・ヤリッツァ・アパリシオ(Yalitza Aparicio) 『ROMA/ローマ』
 ・トニ・コレット 『ヘレディタリー/継承』
 ・オリヴィア・コールマン 『女王陛下のお気に入り』
 ・レディー・ガガ 『アリー/スター誕生』
 ・レジーナ・ホール “Support the Girls”(米)(監督:Andrew Bujalski)
 ◎メリッサ・マッカーシー “Can You Ever Forgive Me?”

 ◆助演男優賞
 ・マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』
 ・アダム・ドライヴァー 『ブラック・クランズマン』
 ・リチャード・E・グラント “Can You Ever Forgive Me?”
 ◎マイケル・B・ジョーダン 『ブラックパンサー』
 ・ラッセル・ホーンズビー “The Hate U Give”

 ◆助演女優賞
 ・エイミー・アダムス 『バイス』
 ◎レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』
 ・Thomasin Harcourt McKenzie “Leave No Trace”
 ・エマ・ストーン 『女王陛下のお気に入り』
 ・レイチェル・ワイズ 『女王陛下のお気に入り』

 ◆オリジナル脚本賞(Best Screenplay, Original)
 ・“Eighth Grade” Bo Burnham
 ・『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン
 ・『女王陛下のお気に入り』 デボラ・デイヴィス(Deborah Davis)、トニー・マクマナラ(Tony McNamara)
 ・『バイス』 アダム・マッケイ
 ◎“First Reformed” ポール・シュレイダー

 ◆脚色賞(Best Screenplay, Adapted)
 ・『ブラックパンサー』 ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール(Joe Robert Cole)
 ・“Leave No Trace” デブラ・グラニック、アン・ロッセリーニ(Anne Rosellini)
 ・“Can You Ever Forgive Me?” ニコール・ホロフセナー、Jeff Whitty
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』 バリー・ジェンキンス
 ◎『ブラック・クランズマン』 スパイク・リー、Charlie Wachtel、デイヴィッド・ラビノウィッツ(David Rabinowitz)、ケヴィン・ウィルモット(Kevin Willmott)

 ◆撮影賞
 ◎『Roma/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』 ジェームズ・ラクストン
 ・『女王陛下のお気に入り』 ロビー・ライアン
 ・『ファースト・マン』 リヌス・サンドグレン
 ・“Cold War”(ポーランド・仏・英) ウカシュ・ジャル(Lukasz Zal)

 ◆編集賞(Best Film Editing)
 ・『ファースト・マン』 トム・クロス
 ・『女王陛下のお気に入り』 ヨルゴス・モヴロプサリディス(Yorgos Mavropsaridis)
 ・『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 エディー・ハミルトン(Eddie Hamilton)
 ◎『風の向こうへ』“The Other Side Of The Wind” ボブ・ムラウスキ、オーソン・ウェルズ
 ・『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン、Adam Gough

 ◆美術賞(Best Production Design)
 ◎『ブラックパンサー』 ハンナ・ビークラー(Hannah Beachler)
 ・『ROMA/ローマ』 エウヘニオ・カバイェー(Eugenio Caballero)
 ・『女王陛下のお気に入り』 フィオナ・クロンビー(Fiona Crumbie)
 ・『ファースト・マン』 ネイサン・クロウリー
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』 マーク・フリードバーグ(Mark Friedberg)
ポール・ハロッド(Paul Harrod)、アダム・ストックハウゼン(Adam Stockhausen)

 ◆オリジナル作曲賞(Best Original Score)
 ◎『ブラック・クランズマン』 テレンス・ブランチャード(Terence Blanchard)
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』 ニコラス・ブリテル
 ・『犬ヶ島』 アレクサンドル・デプラ
 ・『ブラックパンサー』 ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson)
 ・『ファースト・マン』 ジャスティン・ハーウィッツ

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 ・“Minding the Gap”(米) 監督:Bing Liu
 ・『消えた16mmフィルム』“Shirkers”(米・シンガポール) 監督:サンディー・タン(Sandi Tan)
 ・『まったく同じ3人の他人』“Three Identical Strangers”(米) 監督:ティム・ウォードル(Tim Wardle)
 ◎“Won’t You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル

 ◆アニメーション賞(Best Animated Feature)
 ・『インクレディブル・ファミリー』“Incredibles 2”(米) 監督:ブラッド・バード
 ・『犬ヶ島』“Isle of Dogs”(独・米) 監督:ウェス・アンダーソン
 ・『未来のミライ』“Mirai”(日) 監督:細田守
 ・『シュガー・ラッシュ:オンライン』“Ralph Breaks the Internet”(米) 監督:リッチ・ムーア、 フィル・ジョンストン
 ◎『スパイダーマン: スパイダーバース』“Spider-Man: Into the Spider-Verse”(米) 監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン

 ◆外国語映画賞(Best Foreign Language Picture)
 ・『バーニング 劇場版』(韓) 監督:イ・チャンドン
 ・“Cold War(Zimna Wojna)”(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
 ・『レット・ザ・サンシャイン・イン』“Let The Sunshine In”(仏) 監督:クレール・ドゥニ
 ◎『ROMA/ローマ』(メキシコ・米) 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『万引き家族』“Shoplifters”(日) 監督:是枝裕和

 ◆マーロン・リッグス賞(ベイ・エリア映画コミュニティーにおける意欲的な活動とヴィジョンに対する特別賞)
 ◎ブーツ・ライリー ミュージシャンから転じてフィルムメイカーになり、2018年の最も独特なデビュー作、オークランドで撮影されたクレイジーな“Sorry To Bother You”、を作った。オークランドの住人の影響力は、ベイ・エリアとその周辺を越えて広がっている。彼の映画は、今年のサンダンス映画祭でお披露目され、大きな話題になった。そして彼は、新しいTVシリーズを制作中である。(Boots Riley The Musician-Turned-Filmmaker Made One Of The Most Distinctive Debut Features Of 2018: The Crazy, Shot-In-Oakland Sorry To Bother You. The Oakland Resident’s Influence Extends Throughout The Bay Area And Beyond. His Film Generated Big Buzz At The Sundance Film Festival, Where It Debuted This Year, And He’s Developing A New TV Series.)

 ◆まだ評価されていないインディペンデント映画に対する特別賞(Special Citation (for that underappreciated indie gem))
 ◎“The Endless” Justin BensonとAaron Moorheadの監督・主演による、感情的に仲違いした兄弟に関する、ジャンルのミックスした物語(A Genre-Bending Story Of Emotionally Estranged Brothers Starring And Directed By Justin Benson And Aaron Moorhead)

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 主な作品の、ノミネート&受賞状況は以下の通り。

 ・『女王陛下のお気に入り』(0/9):作品・監督・主演女優・助演女優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術
 ・『Roma/ローマ』(3/8):作品・監督・主演女優・脚本・撮影・編集・美術・外国語
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』(1/7):作品・監督・助演女優・脚色・撮影・美術・作曲
 ・『ブラック・クランズマン』(3/5):作品・監督・助演男優・脚色・作曲
 ・“First Reformed”(2/4):作品・監督・主演男優・脚本
 ・『ブラックパンサー』(2/4):助演男優・脚色・美術・作曲
 ・『ファースト・マン』(0/4):撮影・編集・美術・作曲
 ・『バイス』(0/3):主演男優・助演女優・脚本
 ・“Can You Ever Forgive Me?” (1/3):主演女優・助演男優・脚色
 ・『犬ヶ島』(0/3):美術・作曲・アニメーション
 ・『グリーンブック』(0/2):主演男優・助演男優
 ・“Leave No Trace”(0/2):助演女優・脚色
 ・“Cold War”(0/2):撮影・外国語

 初期のサプライズはあったものの、ここまでの映画批評家協会系映画賞の受賞結果では―
 作品賞・監督賞・撮影賞・外国語映画賞:『ROMA/ローマ』
 主演男優賞:イーサン・ホーク
 ドキュメンタリー賞:“Won’t You Be My Neighbor?”
 がそれぞれの部門で最多受賞で、かなり確定的

 助演女優賞:レジーナ・キング
 オリジナル脚本賞:ポール・シュレイダー
 も最有力

 アニメーション賞:『スパイダーマン: スパイダーバース』
 が有望
 という展開でしょうか。

 ゴールデン・グローブ賞以降、流れが変わる可能性もありますが、『アリー/スター誕生』や『グリーンブック』は当初に予想されたほど伸びは見られず、『バイス』も作品賞や監督賞を狙うには苦戦を強いられているように思われます。

 『女王陛下のお気に入り』は、多くの部門でノミネートされることになりそうですが、いまのところ当確はありません。
 『ブラック・クランズマン』『ブラックパンサー』『ビール・ストリートの恋人たち』という黒人映画系3作品(3B)や『ファースト・マン』と“First Reformed”の2 Firstが、本年度の映画賞レースをかき回してくれることになりそうです。

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 *当ブログ記事

 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_21.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_31.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_27.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_36.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_24.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_30.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_38.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_37.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_42.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_42.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_19.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_26.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_23.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_27.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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