レインダンス映画祭2018 受賞結果!

 第26回レインダンス映画祭(9月26日-10月7日)の受賞結果です。


 【レインダンス映画祭】

 レインダンス映画祭(Raindance Film Festival)は、1992年にロンドンでスタートした、インディペンデント映画の祭典です。

 イギリスの映画賞といえば、まずBAFTA(英国アカデミー賞)ですが、BAFTAがアメリカ映画ばかりで、ほとんど米国アカデミー賞と変わらないようなものになってしまったのに対抗して、イギリスのインディペンデント映画のみに対象を絞って1998年に設けられた映画賞がブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード(BIFA)で、このブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードを始めたのがレインダンス映画祭を運営している団体で、いまや映画祭本体よりも、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードの方が有名になってしまったと言えるかもしれません。

 まあ、そういうことに力を入れているインディペンデントな映画祭がレインダンス映画祭というわけです。

 もともとは、アメリカのインディペンデント映画の祭典、サン(Sun)ダンス映画祭をもじって、レイン(Rain)ダンスと名づけたようですが、今はそうしたことに触れる人もなく、サンダンス映画祭を引き合いに出されることもなくて、独自の路線を進み、一般にもそう認知されているようです。

 Wikipediaによると、ここで、『パルプ・フィクション』や『メメント』などのプレミア上映が行なわれたと書かれていますが、これはイギリス・プレミアということで、この映画祭は、こういった作品のイギリス・プレミアの舞台にもなっています。

 近年の受賞作としては、2014年のインターナショナル長編コンペティションでは、『そこのみにて光輝く』が最優秀作品賞に輝き、2011年はライコ・グゥルリッチの『愛人のいる生活』が、2010年は『バビロンの陽光』が同賞を受賞しています。また、最優秀英国作品賞では、2013年はカラドッグ・W・ジェームズ監督の『ザ・マシーン』が、2009年にはベン・ウィートリーの初監督長編“Down Terrace”が、それぞれ受賞しています。

 2017年より、プログラムの見直しがあったようで、映画部門では各賞ごとにノミニーが発表される形式に変更になっています。また、2016年より、VR作品の上映を、他の映画祭より積極的に行なっていましたが、今年も10部門も部門を設けています。

 本年度のノミネーション&受賞結果は以下の通り。

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 【長編作品部門】(Features)

 ◆最優秀インターナショナル作品賞(Best International Feature)
 ・“When Margaux Meets Margaux”(仏) 監督:ソフィー・フィリエール( Sophie Fillières) [UKプレミア]
 ・“M”(仏) 監督:サラ・フォレスティエ [UKプレミア]
 ・“We”(オランダ・ベルギー) 監督:Rene Eller [UKプレミア]
 ・“Family”(イスラエル・独) 監督:Veronica Kedar [UKプレミア]
 ・“The End of Wind(風的另一面)”(中) 監督:Fog Forest(福格) [ユーロ・プレミア]
 ・『生きてるだけで、愛。』“Love at Least”(日) 監督:関根光才 [ワールド・プレミア]
 ・『真っ赤な星』“A Crimson Star”(日) 監督:井樫彩 [ワールド・プレミア]
 ・“Saint Judy”(米) 監督:Sean Hanish [ユーロ・プレミア]
 ・“Saviours”(米) 監督:Christopher Greenslate [UKプレミア]
 ◎“Princesita”(アルゼンチン・西) 監督:Marialy Rivas [UKプレミア]

 “Princesita”(アルゼンチン・西) 監督:Marialy Rivas
 物語:世界の果て、遠くかなたの国。タマラは、12歳で、彼女が崇拝する男、カリスマ的なカルトのリーダー、ミゲルの支配下で暮らしている。その夏、少女はミッションを与えられる。初潮を経験した彼女は、ミゲルとの間に聖なる子どもを持つこと。彼女は、自分が望んでいたものと自分に課せられたものが違うことに気づく。彼女の不服従は、子どもから女へと暴力的な成長を促す。そして、彼女は、想像もしていなかった方法で自由を手にする。
 トロント国際映画祭2017 DISCOVERY部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 ニュー・ディレクターズ部門出品。
 Villeurbanne Festival Reflets du cinéma ibérique et latino-américain(仏)2018出品。



 ◆最優秀英国作品賞(Best UK Feature)
 ・“George Michael: Freedom – Director’s Cut”(英) 監督:ジョージ・マイケル& David Austin
 ・“Team Khan”(英) 監督:Oliver Clark & Blair Macdonald [ワールド・プレミア]
 ・“Kaiser! The Greatest Footballer Never to Play Football”(英) 監督:Louis Myles [UKプレミア]
 ◎“We the Kings”(英) 監督:Lauren Mackenzie [ワールド・プレミア]
 ・“Nightshooters”(英) 監督:Marc Price [ワールド・プレミア]

 “We the Kings”(英) 監督:Lauren Mackenzie
 物語:力は、無慈悲で、絶対的で、時に目に見えない。里子として育てられたジャックは殺人未遂を犯して逃走中で、口を閉ざし続けていろと脅すことができる、年老いた聾唖の男性の家に隠れている。最初、力のバランスは明らかだった。ジャックは暴力的で脅迫的だが、老人は怖がっていて、無力だ。ジャックがどうして犯罪に関わることになったが、一連のフラッシュバックで示される。それには、里子の弟が関係している。ジャックの過去が明らかになるにつれ、彼が単なる子どもで、やけくそになって、あまりにも簡単に砕け散ってしまいそうなファサードの背後に隠れているだけであることがわかる。一方、老人の悪意ある側面が見え始める。おそらく彼も見た目通りではないのだ。
 初監督長編。



 ◆最優秀監督賞(Best Director)
 ・“When Margaux Meets Margaux”(仏) ソフィー・フィリエール( Sophie Fillières)
 ◎“We”(オランダ・ベルギー) Rene Eller
 ・“Family”(イスラエル・独) Veronica Kedar
 ・“The End of Wind(風的另一面)” Fog Forest(福格)
 ・“Princesita”(アルゼンチン・西) Marialy Rivas

 “We(Wij)”(オランダ・ベルギー) Rene Eller
 物語:ベルギーとオランダの国境にある村。猛烈に暑い夏。13人のティーンエージャーが、物憂げで単調な日常を打破すべく、発見ゲームをする。彼らは、互いに、そして自分自身に対してチャレンジをするが、性的な好奇心が正しいことと間違っていることの境界を曖昧にしていく。無垢さは、堕落したゲームと性的な探求の中で砕けていき、ティーンエージャーたちは非情な捕食者と化す。
 ロッテルダム国際映画祭2018出品。
 ズリーン国際映画祭2018 ヨーロッパ初監督長編作品 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ゴールウェイ映画祭2018出品。
 オランダ映画祭2018出品。作品賞(Beste Lange Speelfilm)受賞。
 釜山国際映画祭2018 フラッシュ・フォワード部門出品。


 ◆最優秀演技賞(Best Performance)
 ・“We the Kings“(英) ティモシー・ウェスト(Timothy West)
 ・“When Margaux Meets Margaux“(仏) サンドリーヌ・キベルラン
 ・“Saint Judy”(米) ミシェル・モナハン
 ・“Princesita”(アルゼンチン・西) マルセロ・アロンソ(Marcelo Alonso)
 ◎“Princesita”(アルゼンチン・西) サラ・カバイエロ(Sara Caballero)

 ◆最優秀脚本賞(Best Screenplay)
 ・“We the Kings“(英) Lauren Mackenzie
 ◎“When Margaux Meets Margaux“(仏) ソフィー・フィリエール(Sophie Fillières)
 ・“Family”(イスラエル・独) Veronica Kedar
 ・“The End of Wind(風的另一面)”(中) Fog Forest(福格)
 ・“Princesita”(アルゼンチン・西) Camila Gutiérrez、Marialy Rivas

 “When Margaux Meets Margaux(La belle et la belle)“(仏) 監督:ソフィー・フィリエール(Sophie Fillières)
 出演:サンドリーヌ・キベルラン、アガト・ボニゼール、メルヴィル・プポー、ローラン・バトー(Laurent Bateau)、テオ・ショルビ(Théo Cholbi)、Lucie Desclozeaux、フロランス・ミュレール(Florence Muller)、クリストフ・オダン(Christophe Odent)、Anthony Paliotti、ブリジット・ルアン(Brigitte Roüan)
 物語:マルゴと呼ばれる20歳の女性が、親友のEstherと一緒に住んでいて、万引きをしたり、おもしろくもない男友だちと過ごしている。彼女は、両親の住むリヨンへのショート・トリップを計画する。一方、45歳のマルゴは、長らく会っていなかった古いフラットメイトEstherの葬式に出席するためにリヨンに帰る。2人のマルゴは、ハウスパーティーで出会い、それぞれが人生の異なるステージにいるもう一人の自分であると信じる。若いマルゴは、ワン・ナイト・スタンドでどれだけ稼げるのか、年輩のマルゴから聞き出そうとし、年輩のマルゴは、若いマルゴが同じ誤った決断をして、孤独で不満の残る中年にならないようにしようとする。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2018出品。


 ◆最優秀撮影賞(Best Cinematography)
 ・“Team Khan”(英) Oliver Clark、アサド・ファールーキー(Asad Faruqi)、Blair Macdonald
 ・“When Margaux Meets Margaux“(仏) Emmanuelle Collinot
 ・“We”(オランダ・ベルギー) Maxime Desmet
 ・“Family”(イスラエル・独) Christian Huck
 ◎“Princesita”(アルゼンチン・西) セルヒオ・アームストロング(Sergio Armstrong)

 ◆最優秀ディスカバリー賞(Best Discovery)
 ・“Ana By Day”(西) 監督:Andrea Jaurrieta [インターナショナル・プレミア]
 ◎“Silent Night”(ポーランド) 監督:Piotr Domalewski [UKプレミア]
 ・“Ederlezi Rising”(セルビア):Lazar Bodroza [UKプレミア]
 ・“Borders,Raindrops”(セルビア・ボスニア ヘルツェゴビナ・モンテネグロ・スウェーデン・英) 監督:Nikola Mijović & Vlastimir Sudar [UKプレミア]
 ・“We the Coyotes”(米) 監督:Hanna Ladoul & Marco La Via [UKプレミア]

 “Silent Night(Cicha noc)”(ポーランド) 監督:Piotr Domalewski
 物語:アダムは、外国に住み、外国で働いていて、クリスマス・イヴにポーランドの家族の許に帰ってくる。最初、彼は、帰郷した本当の理由を秘密にしていたが、ひとりまたひとりと親戚を彼の計画に組み入れていくのに時間はかからなかった。仲違いしている父や兄弟、それに姉妹やその夫は、みんな彼の計画の重要な役割を与えられていく。彼が父親になろうとしていることを発表して、事態はさらに複雑になっていく。ポーランドの伝統に従って、アルコールがテーブルに運ばれる。家族の誰も、彼らの人生に大きな衝撃が加えられることになるとは想像もしていなかった。
 初監督長編。
 グディニャ映画祭2017 グランプリ、主演男優賞(ダヴィド・オグロドニク)、Elle Crystal Star、ドン・キホーテ賞-ポーランド映画批評クラブ連盟賞、Nagroda Sieci Kin Studyjnych I Lokalnych Local and Studio Cinemas Network Award、ジャーナリスト賞、ヤング審査員賞受賞。
 ポーランド・フィルムメイカーズ批評家協会賞2017 最優秀ポーランド映画賞オナラブル・メンション受賞。
 ポーランド映画賞(イーグル賞)2018作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、撮影賞、録音賞、ディスカバリー賞、観客賞受賞。助演男優賞、編集賞ノミネート。
 Netia Off Camera国際インディペンデント映画祭2018出品。観客賞、国際批評家連盟賞受賞。
 Molodist国際映画祭2018出品。観客賞受賞。
 バルチック・デビューズ映画祭2018出品。

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 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・“Prophecy”(英) 監督:Charlie Paul [ワールド・プレミア]
 ・“The Artist & The Pervert”(独) 監督:Beatrice Behn & René Gebhardt
 ・“Rumble: The Indians Who Rocked the World”(カナダ) 監督:Catherine Bainbridge 共同監督:Alfonso Maiorana
 ・“Ballet Now”(米) 監督:スティーヴン・カンター(Steven Cantor) [ユーロ・プレミア]
 ◎“Tre Maison Dasan”(米) 監督:Denali Tiller [インターナショナル・プレミア]
 ・“Nossa Chape”(ブラジル・コロンビア・西) 監督:Jeff & Michael Zimbalist [UKプレミア]

 “Tre Maison Dasan”(米) 監督:Denali Tiller
 子どもの目を通して、刑務所に収容されている大人を観察する。Tre Janson(13)、Maison Teixeira(11)、Dasan Lopes(6)の親は、ロード・アイランドの施設に収容されていて、子どもたちは週に1回、割り当てられたスペースで親と会うことができる。本作は、彼らが、ほかの場所にいる時にも彼らと一緒に過ごし、彼らの対処メカニズムや行動、親が刑務所にいることにどのように反応するよう決断しているのかを観察する。
 初監督作品。
 サンフランシスコ国際映画祭2018出品。
 モントクレア映画祭2018出品。
 ロード・アイランド国際映画祭2018出品。グランプリ(Providence Film Festival Award)、最優秀ドキュメンタリー賞ユース映画審査員賞(Flickers' Youth Film Jury Award)受賞。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・“Princesita”(2/6):作品・監督・演技・演技・脚本・撮影
 ・“When Margaux Meets Margaux”(2/5):作品・監督・演技・脚本・撮影
 ・“Family”(0/4):作品・監督・脚本・撮影
 ・“We”(1/3):作品・監督・撮影
 ・“We the Kings“(1/3):UK・演技・脚本
 ・“The End of Wind(風的另一面)”(0/3):作品・監督・脚本
 ・“Saint Judy”(0/2):作品・演技
 ・“Team Khan”(0/2):UK・撮影

 【短編映画&ミュージック・ビデオ部門】(Short Film and Music Videos)

 ◆フェスティバル最優秀短編賞(Best Short of the Festival)
 ◎“Souls of Totality”(英・米) 監督:Richard Raymond
 ・“June 21”(仏) 監督:Nagisa Morimoto & Pierre-Audric Gadeau [インターナショナル・プレミア]
 ・“Imfura”(スイス・ルワンダ) 監督:Samuel Ishimwe [UKプレミア]
 ・“The Last Day of The Empire”(ハンガリー) 監督:Anna Rubi & Julia Halasz
 ・“Clean Blood”(米) 監督:Jordan Michael Blake [ユーロ・プレミア]

 “Souls of Totality”(英・米/18min) 監督:Richard Raymond
 物語:Lady18とGuy3には秘密がある。彼らは、カルトのメンバーで、皆既日食の間に死んだら、魂は天国に送られると信じている。だが、これは彼らの秘密ではない。彼らはまた深く愛し合っている。
 サンタバーバラ国際映画祭2018出品。
 Cinequestサンホセ映画祭2018出品。マーヴェリック・スピリット賞受賞。
 トライベッカ映画祭2018出品。
 アトランタ映画&ビデオ・フェスティバル2018出品。
 パームスプリング国際短編映画祭2018出品。
 エジンバラ国際映画祭2018出品。短編映画賞スペシャル・メンション受賞。
 ホーリーショーツ映画祭2018出品。審査員大賞受賞。
 ロード・アイランド国際映画祭2018出品。観客賞受賞。
 カルガリー映画祭2018出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2018出品。
 ミルウォーキー映画祭2018出品。
 24FPS国際短編映画祭2018出品。

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 ◆最優秀英国短編賞(Best UK)
 ◎“Landsharks”(英) 監督:Aaron Dunleavy
 ・“Thawed”(英) 監督:Jon Drever [ワールド・プレミア]
 ・“Little Monster”(英) 監督:Charlotte Regan [ワールド・プレミア]
 ・“Alien Culture”(英) 監督:Iesh Thapar [ワールド・プレミア]
 ・“Ellston Bay”(英) 監督:Nicholas Eriksson [ユーロ・プレミア]

 “Landsharks”(英/15min) 監督:Aaron Dunleavy
 物語:AJは10代の少年。彼の母親は、生活していくのに四苦八苦している。AJは、間違った群衆たちと一緒になり、お金のために借金取りに転じる。
 イギリスのランカシャー地方ブラックバーン出身のフィルムメイカーAaron Dunleavyが、ブラックバーン・セントラル高校の生徒を起用して制作した作品。
 ジッフォーニ映画祭2018出品。
 ボルトン国際映画祭2018出品。

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 ◆最優秀短編ドキュメンタリー賞(Best Short Documentary)
 ・“Anarchy in the Philippines”(英) 監督:Jess Kohl
 ・“The Mauritania Railway: Backbone of the Sahara”(米・西) 監督:Macgregor [ワールド・プレミア]
 ◎“Earthrise”(米) 監督:Emmanuel Vaughan-Lee [ユーロ・プレミア]
 ・“Clockwork Monsters”(米) 監督:Ronni Thomas [ワールド・プレミア]
 ・“Anointed”(マーシャル諸島) 監督:Dan Lin [インターナショナル・プレミア]

 “Earthrise”(米/30min) 監督:Emmanuel Vaughan-Lee
 1968年、アポロ8号の宇宙飛行士によって初めて宇宙からの地球の映像が撮影された。漆黒の宇宙空間の中に浮かぶ、美しく、畏怖の念を起こさせる、偉大なる地球。世界に対するイメージは、それ以前とそれ以後では全く変わってしまった。あれから50年。共有するホームとしての地球に対する変化と反響を回想する。」
 トライベッカ映画祭2018出品。
 AFI Docs2018出品。短編ドキュメンタリー部門観客賞受賞。

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 ◆最優秀アニメーション・ショート賞(Best Animation Short)
 ・“The White Spot”(英) 監督:Chiara Sgatti [UKプレミア]
 ・“The Velvet Underground Played at My High School”(米) 監督:Anthony Jannelli & Robert Pietri [UKプレミア]
 ・“The Edge of Alchemy”(米) 監督:Stacey Steers
 ◎“Blind Mice”(米) 監督:Nicholas D’Agostino [UKプレミア]
 ・“Bike Trip”(米) 監督:Tom Schroeder [UKプレミア]

 “Blind Mice”(米/9min) 監督:Nicholas D’ S Agostino
 物語:ウォルターは刑務所から釈放され、渋々昔のギャング仲間のところに戻る。彼にとって、真っ当な世界に戻ろうとすることはハッピーエンドだろうか?
 Glasアニメーションフェスティバル2018出品。
 アスペン短編映画祭2018出品。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2018出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2018 卒業制作短編部門出品。

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 ◆最優秀ミュージック・ビデオ賞(Best Music Video)
 ・“Fire In Grenfell”(英) 監督:Brooke Colman
 ・“Bop N Keep It Dippin”(仏) 監督:Romain Chassaing
 ◎“Solicitous”(ポーランド) 監督:Zuzanna Plisz
 ・“Low”(カナダ) 監督:Romain Chassaing
 ・“Biggest Curse”(南ア) 監督:Amy Allais

 【VR部門】(Raindance Immersive Stories (Virtual Reality))

 ◆Best Interactive Narrative Experience
 ・“Kobold”(独) 監督:Max Sacker & Ioulia Isserlis [UKプレミア]
 ・“Awake: Episode One”(オーストラリア) 監督:Martin Taylor [UKプレミア]
 ◎“Transference”(カナダ) 監督:SpectreVision (Elijah Wood & Josh C. Waller & Daniel Noah & Kyle McCullough & Lisa Whalen)、Ubisoft (Patrick Plourde & Sylvain Bernard & Christian Bedard) [UKプレミア]
 ・“The Archivist”(米) 監督:Orly Rodriguez & Orly Rodriguez [ワールド・プレミア]

 ◆Best Animation Experience
 ・“Madrid Noir – Prologue”(英) 監督:Eugene YK Chung [ワールド・プレミア]
 ・“Yeti and Spaghetti”(英) 監督:Craig Phillips & Harold Hayes & Jr. [ワールド・プレミア]
 ・“Shennong: Taste of Illusion”(中) 監督:Li Mi & Zheng Wang [UKプレミア]
 ・“Arden’s Wake: Tide’s Fall”(米) 監督:Eugene YK Chung [UKプレミア]
 ◎“Crow: The Legend”(米) 監督:エリック・ダーネル [UKプレミア]

 ◆Best Cinematic Experience
 ・“Kinch & the Double World”(英) 監督:Colin Arnold & Steve Cholerton [ワールド・プレミア]
 ・“King of Infinite Space”(米・英) 監督:Colin Arnold & Steve Cholerton [ワールド・プレミア]
 ◎“Dinner Party”(米) 監督:Angel Manuel Soto [UKプレミア]
 ・“Hotel Zentai”(チリ) 監督:Leonardo Medel [ワールド・プレミア]

 ◆Best Documentary Experience
 ◎“Grenfell: Our Home”(英) 監督:Jonathan Rudd
 ・“Is Anna OK?”(英) 監督:Camila Ruz
 ・“Nothing to be Written”(英) 監督:Camila Ruz [ワールド・プレミア]
 ・“Inside Tumucumaque”(独) 監督:Ina Krüger & Patrik de Jong [インターナショナル・プレミア]
 ・“The Sun Ladies”(米) 監督:Celine Tricart & Christian Stephen [UKプレミア]

 ◆Best Social Impact Experience
 ・“Being Me”(英) 監督:Peter Collis [ワールド・プレミア]
 ・“Window to Our World”(英) 監督:Ben Perry [ワールド・プレミア]
 ◎“The Evolution of Testicles”(英・アイルランド・米) 監督:Ryan Hartsell [インターナショナル・プレミア]
 ・“My Africa & My Africa: Elephant Keeper”(英・オーストラリア) 監督:David Allen [ユーロ・プレミア]
 ・“The Dairy Industry”(英・オーストラリア) 監督:  [ワールド・プレミア]

 ◆Best Music Experience
 ・“Nothing to be Written”(英)
 ・“Opinions”(英) 監督:Kenneth Henderson & Alyssia Frankland [ワールド・プレミア]
 ・“Ukiyo Cave: Surely”(英) 監督:Chagall & Eduardo Fitch [ワールド・プレミア]
 ◎“Chorus”(米) 監督:Tyler Hurd [UKプレミア]

 ◆Best Multi-Person Experience
 ・“Is Anna OK?”(英)
 ◎“The Apple”(中) 監督:Bin Gu & Kaoru Naito & Liquan Liu [ワールド・プレミア]
 ・“Chorus”(米)

 ◆British Award: Best UK Experience
 ・“Grenfell: Our Home”(英)
 ・“Judi Dench: My Oak Tree VR”(英) 監督:Daniel Wan [ワールド・プレミア]
 ・“Kinch & the Double World”(英)
 ◎“Nothing to be Written”(英)
 ・“Opinions”(英)

 ◆Discovery Award: Best Debut Experience
 ・“Crackle Pop”(英) 監督:John Lynch [ワールド・プレミア]
 ◎“Madrid Noir – Prologue”(英)
 ・“Ukiyo cave: Surely”(英)
 ・“Trail of Angels”(リトアニア・ベラルーシ) 監督:Kristina Buozyte [UKプレミア]
 ・“The Archivist”(米)

 ◆Grand Jury Prize: Best Immersive Story
 ・“Transference”(カナダ/15min)
 ・“7 Miracles”(米・伊/70min) 監督:Rodrigo Cerqueira & Marco Spagnoli [ワールド・プレミア]
 ◎“Arden’s Wake: Tide’s Fall”(米/30min)
 ・“Crow: The Legend”(米/24min)

 ◆Spirit of Raindance: VR Film Of The Festival Award
 ◎”7 Miracles”

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 【特別賞・名誉賞】

 ◆The Raindance Auteur Award 2018
 ◎テリー・ギリアム

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 ロカルノ国際映画祭のフィルムメーカーズ・オブ・ザ・プレゼント コンペティション部門、ベネチア国際映画祭の国際批評家週間、トロント国際映画祭のDISCOVERY部門、サンセバスチャン国際映画祭のニュー・ディレクターズ部門、チューリヒ映画祭のインターナショナル・コンペティション部門、レイキャビク国際映画祭のNew Visions部門と、第1回または第2回監督作品に特化した部門を持つ国際映画祭が、この2ヵ月くらいの間にいくつも続くと、同様の映画祭や部門の中で、特色を出したり、注目すべき作品を揃えたりするのは難しくなります。

 レインダンス映画祭は、イギリスで最大のインディペンデント映画の映画祭とは言っていても、必ずしも第1回または第2回監督作品に特化した映画祭とは言っていないわけですが、結果的にはそうした映画祭や部門の並びの中に並んでしまうわけで、プログラムを見ると、どうしたって、番組編成は大変なのかなと思ってしまいます。近々にBFIロンドン映画祭も開催されるし。

 でも1年前にお披露目されて、いろいろと賞も受賞している作品を入れなければならないっていうのはどうなんだろうと思ってしまいますね。やっぱり苦しいのかな。
 映画祭を特色あるものにするのに、VR部門を強化したりしているんでしょうけど、なかなか厳しいですよね。


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 *当ブログ記事

 ・レインダンス映画祭2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_2.html

 ・レインダンス映画祭2016 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_14.html
 ・レインダンス映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_9.html

 ・レインダンス映画祭2013 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_41.html
 ・レインダンス映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_14.html

 ・レインダンス映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_17.html

 ・レインダンス映画祭2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_6.html

 ・レインダンス映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_24.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月~9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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