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zoom RSS サンセバスチャン国際映画祭2018 ニュー・ディレクターズ部門

<<   作成日時 : 2018/09/23 07:17   >>

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 【ニュー・ディレクターズ部門】

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 ・“Apuntes para una película de atracos”(西) 監督:León Siminiani
 Elíasは、映画監督で、強盗映画を作ることが夢だ。2013年夏、彼は下水道ギャングの「バリェカスのロビンフッド」がつかまったという記事を読んで、夢を叶えるチャンスを得たように感じる。彼は刑務所に服役中のロビンフッドに手紙を書く。思いもかけず、3週間後に返事をもらう。ロビンフッドは、Elíasが刑務所に会いに来ることを承諾してくれる。
 第2長編ドキュメンタリー。

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 ・“Oreina”(西) 監督:Koldo Almandoz
 物語:Khalilは、家族とは離れて町外れに暮らしている。そこは、工場用地によって、川と沼沢が結合した場所だ。Khalilは、自分のできる最善を尽くして何とかやっていて、年輩の密漁者(poacher)と一緒に過ごしている。彼は、川岸に家を持っていて、弟と一緒に住んでいるが、弟とは何年も口を利いていない。沼沢の土手に、愛と失恋の波、友情と復讐の波が寄せては返す。

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 ・“Viaje al cuarto de una madre(Journey to a Mother’s Room)”(西・仏) 監督:Celia Rico Clavellino
 物語:Leonorは、家を出たいと思っているが、母に言うことができない。母Estrellaは、娘を出ていかせたくない。だが、ずっと娘をそばに置いておくことはできない。2人が分かち合う世界は揺らいでいて、彼らは新しいステージに向けて向き合わなければならない。
 初監督長編。
 BFIロンドン映画祭2018 第1回作品コンペティション部門出品。

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 ・“Meteorites(Les météorites)”(仏) 監督:Romain Laguna
 物語:Ninaは、16歳の娘で、冒険をしたいと夢見ている。その夏、彼女は、フランス南部にある彼女の村とアルバイト先のテーマパークで過ごす。近くの公営住宅で過ごすアルジェリアからやってきたティーンエージャーのMoradと出会う直前に、彼女は空から隕石が落ちるのを目にする。それを見たのは彼女だけのようで、何かの予兆のように感じる。
 初監督長編。

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 ・“Midnight Runner (Der Läufer)”(スイス) 監督:Hannes Baumgartner
 物語:Jonas Widmerは、スイスで最高の長距離ランナーでオリンピックのマラソンを目指している。彼は、厳しい子ども時代を過ごしたのにも拘わらず、マラソンのほかに、シェフとして成功していて、友人たちのサポートはするし、養母との関係もよい。ガールフレンドのSimoneとは、近々一緒にフラットで暮らし始めることにもなっている。ところが、ホームのレースでタイトルを落とし、2年前に自殺した兄Philipの記憶に苛まれるようになる。彼は感情的な苦悩を言葉にすることができず、どんどん自暴自棄になって、夜、若い女性を襲うという悲劇的な二重生活に入り込んでしまう。
 実話に基づく物語。
 初監督長編。
 チューリヒ映画祭2018 フォーカス スイス・ドイツ・オーストリア コンペティション部門出品。

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 ・“Cold November (Nëntor i ftohtë)”(コソボ・アルバニア・マケドニア) 監督:Ismet Sijarina
 物語:90年代初頭、冬の寒い日。Fadiliのアパートは暖かかったが、外に出て、車に乗り込むと冷え込んでいた。ユーゴスラヴィア政府がコソボの自治権を停止し、議会を解体し、国営テレビを営業停止にした。すべての機関は、新しい権威によって再組織化された。こうした状況にも拘わらず、アルバニア人のFadiliは、公務員として働き、楽観主義を貫いて、愛する妻と2人の子どもたちと病気の父親の面倒を見ようとした。ある日、セルビア人が彼の上司に取って代わり、アルバニア人の同僚たちは抵抗の印として仕事を止めた。Fadiliは、不可能な決断に直面した。彼は何としても家族を守りたかったが、友人たちや自分の政治的信念を裏切りたくはなかったのだ。
 第2監督長編。
 チューリヒ映画祭2018 インターナショナル長編コンペティション部門出品。

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 ・“A Decent Man(Un om la locul lui)”(ルーマニア) 監督:Hadrian Marcu
 物語:Petruは、掘削エンジニアで、石油産業の労働者のコミュニティーに住んでいる。彼には2つの感情がある。1つは、妊娠しているガールフレンドLauraに対してで、もう1つは、仕事中に事故の犠牲になった仲間の妻Soniaに対してである。Petru の新しい生活が始まった時、Soniaは自分たちの関係は終わったと感じる。Lauraが、PetruとSoniaとの関係を知った時、大混乱が起こる。Petruは、恐ろしい罪に苛まれ、赤ん坊への責任も感じる。
 第1回Glocal in Progressの参加作品。
 初監督長編。

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 ・“Neon Heart”(デンマーク) 監督:Laurits Flensted-Jensen
 物語:Lauraは、短い期間、アメリカでポルノに出演した後、故郷デンマークに戻ってきた。ネット上にビデオが残っているのに拘わらず、彼女は元通りノーマルな人間として生きていこうとした。Niklasは、Lauraの昔の恋人で、中毒から立ち直ろうとしていて、ダウン症の2人の世話をするという新しい仕事に意味を見出そうとしていた。2人への同情が大きくなるにつれ、彼は自分の役割の厳格なルールを曲げ始め、つるつる滑る坂を落ちていった。Frederikは、Niklasの10代の弟で、フーリガンとして尊敬を集めようとしていて、仲間圧力によって難しい状況に追い込まれ、男性的な虚勢に折り合いをつけるよう仕向けられた。LauraとNiklasとFrederikは、過去と現在のかすかな光と断片の中で、タブーと欲望に満ちた旅をし、新しいつながりを持ったり、別れたりする。
 初監督長編。

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 ・“Core of the World”(ロシア・リトアニア) 監督:Natalia Meshchaninova
 物語:Egorは、田舎にある狩猟犬の訓練施設で獣医をしている。キツネやシカ、アナグマ、そして犬たちに囲まれ、施設の長の家の隣の小さな建物に暮らしている。彼は、犬を取り扱い、犬小屋の掃除をし、従業員を監督し、クライアントと犬たちに会う。人とつきあうより犬の面倒を見る方が楽だ。Egorは、施設の長と親しくしたり、彼のそばや愛しい者といられなら、どんな仕事も厭わない。むしろ家族の一員になれるなら不可能なことこそ望んでいる。
 第2監督長編。
 トロント国際映画祭2018 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。


 ・“The Third Wife“(ベトナム) 監督:Ash Mayfair
 物語:19世紀のベトナムの田舎。14歳のMayは、裕福な地主Hungの3番目の妻になることになっている。まもなく彼女は、自分が男の子を生むことができる女としてしか自分の立場を主張できないということを知る。彼女が妊娠した時、自分の立場を変えたいという思いは現実のものになり、欲望へと書き立てられる。禁じられた愛と破滅的な結果に直面した時、Mayはようやく残酷な真実に思い至る。彼女にとって選択の余地は、ごくわずかでほとんどないのだった。
 初監督作品。
 トロント国際映画祭2018 DISCOVERY部門出品。NETPAC賞受賞。
 釜山国際映画祭2018 アジア映画の窓部門出品。
 シカゴ国際映画祭2018出品。


 ・“Breeze(Qing Feng De Wei Dao)”(中) 監督:Kun Yang
 物語:Yu Zhaoが故郷雲南から北京に出てきて、30年以上が経つ。引退してからは、家で息子を助けたり、孫の面倒を見たりするのが、彼の唯一の仕事になっていた。新しい生活を始めようと雲南に戻ってくるが、親戚も友人も昔好きだったものも、もはや彼が覚えているものとは同じでないことに気づく。すべてはより冷たくなり、おきまりのものになっていた。彼が知っている人は彼自身だけになり、新しい愛を見つけるという夢もまた消え失せた。もう既に彼に本当の家などなく、彼は北京に帰る決心をする。
 初監督作品。

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 ・『僕はイエス様が嫌い』“Jesus”(日) 監督:奥山大史
 物語:「祖母と一緒に暮らすため、東京から雪深い地方の小学校へ転校してきたユラは、同級生たちとおこなう礼拝に戸惑いを感じていた。礼拝の習慣や友だちとも慣れていったある日、お祈りをするユラの目の前にとても小さなイエス様が現れる。ユラは願いを必ずかなえてくれるイエス様が持つ不思議な力を次第に信じるようになっていく。」
 初監督長編。

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 ・“The Chambermaid (La Camarista) “(メキシコ) 監督:Lila Avilés
 物語:若いEveは、メキシコシティーで最も贅沢なホテルの1つで客室係のメイドとして働いている。そこはとても素晴らしいガラス張りのタワーで、裕福な客が泊まっていた。彼らが部屋を出ていった後の持ち物を見ても、彼らの生活を想像することはできなかった。彼女は、客の子どもの世話をするが、長いシフトのために自分の息子の面倒を見ることはできなかった。エグゼクティヴ・スイートの担当に昇格すれば、状況は改善されると信じて、彼女は厳しいスケジュールを受け入れる。彼女はまたゴールを目指して、ホテルのアダルト教育プログラムに登録する。
 トロント国際映画祭2018 DISCOVERY部門出品。
 BFIロンドン映画祭2018第1回作品コンペティション部門出品。
 初監督長編。


 ・“Para la guerra”(アルゼンチン・西) 監督:Francisco Marise
 物語:元キューバの国際主義の兵士の、体と彼の普通の(異常な)素振りを観察することによって、彼の記憶と孤独を探る。本作は戦争映画であるが、銃撃シーンはなく、特殊部隊の退役軍人の傷をあぶり出していくだけだ。彼は、30年以上前のミッションを生き延びた仲間を捜そうとする。

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 ・“Julia y el zorro”(アルゼンチン) 監督:Inés María Barrionuevo
 物語:冬。元女優のJuliaと娘のEmmaは、アルゼンチンのCórdobaという村にある邸宅に引っ越す。Juliaは、その邸宅を売るために、整理をしなければならないのだ。しかし、彼女の夫でEmmano父親が死んでから、しばらく経つのに、彼らは悲しみから立ち直れていない。陰鬱な日々が過ぎていく。娘とともに、悲しみはJuliaを沈黙させ、冷淡にする。ある夜、Juliaは、古くからの友人Gasparを訪ねる。Gasparは、Juliaにある演劇のオーデションに参加させようとする。3人は、いくらかぐらつくプロジェクトを始めて、新しい家族の形を作ることで、家族の再生の道を見つける。
 第2監督長編。

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 ※審査員:Katrin Pors (審査員長/デンマークのプロデューサー)、ディエゴ・レルマン、Imma Merino(スペインの映画批評家)、Nashen Moodley(シドニー映画祭のフェスティバル・ディレクター)、レア・ミシウス(Léa Mysius:フランスの映画監督)

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 *当ブログ記事

 ・サンセバスチャン国際映画祭2018 オフィシャル・セレクション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_31.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

 追記:
 ・サンセバスチャン国際映画祭2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_1.html

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