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zoom RSS トロント国際映画祭2018 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門

<<   作成日時 : 2018/09/15 19:32   >>

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 【CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門】 42本

 ・“Rosie”(アイルランド) 監督:パディ・ブレスナック(Paddy Breathnach) [ワールド・プレミア]
 出演:サラ・グリーン(Sarah Greene)、Moe Dunford、Ellie O'Halloran、Ruby Dunne、Darragh McKenzie、Molly McCann
 物語:大家が借家を売ってしまったために、ロージーとパートナーのジョン・ポールと彼らの若い家族は、ホームレスになる。最低限の荷物を車に詰めて、毎日、眠る場所を探す生活が始まる。ジョン・ポールは食堂のシフトで働き、ロージーは、年長の子どもたちを学校に送り迎えする。彼らは、恥ずかしくて、自分たちの状況を打ち明けることができない。昔の感情的な傷があって、子どもを預かろうかという母親の申し出を受け入れることもできない。彼らが寝泊まりするのに頼っているダブリン市議会クレジットカードをホテルが受け入れてくれさえすれば、毎日、落ち着きなく町をうろつきまわることも減るのだが。
 『ザ・コメットメンツ』『スナッパー』などで知られるパディ・ドイルが脚本を手がける。

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 ・“Black 47”(アイルランド・ルクセンブルク) 監督:ランス・デイリー(Lance Daly) [北米プレミア]
 出演:ジェームズ・フレッシュヴィル(James Frecheville)、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・レイ、フレディー・フォックス、バリー・コーガン、Moe Dunford、サラ・グリーン、ジム・ブロードベンド
 物語:1847年。英国のためにアフガニスタンで戦った後、マーティン・フリーニー(ジェームズ・フレッシュヴィル)は脱走して故郷のアイルランドに戻る。すると、国が苦境に陥っていることがわかる。じゃがいもが枯れて、種芋がダメになってしまい、飢饉が起こって、100万人もの人が死んでしまった。マーティンの母は飢饉の犠牲になり、彼の兄はイギリスを占領した敵軍によって死刑にされてしまった。彼は、義姉とその子供たちを連れて、アメリカへと移民しようと考えるが、生き残っている最後の親族たちの衰弱した姿を見て、ほとんど生きる意志を失ってしまいそうになる。絶望の中、彼は、アイルランドの社会的政治的ヒエラルキーに血の復讐を果たそうとする。怒りの復讐者と化したマーティンを止めるために、イギリス政府は、彼と一緒にアフガニスタンで戦ったハンナ(ヒューゴ・ウィーヴィング)を雇う。
 ベルリン国際映画祭2018 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 ダブリン国際映画祭2018出品。ダブリン映画批評家協会賞 マーヴェリック賞受賞。

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 ・“The Black Book(O Caderno Negro)”(ポルトガル・仏) 監督:ヴァレリア・サルミエント(Valeria Sarmiento) [ワールド・プレミア]
 物語:18世紀末、謎めいた出自のフランス人孤児Sebastianと、同様に不確かな出自のイタリア人ナースLauraが、彼らを待ち受ける運命の冒険をする。皇帝が、重い病気にかかり、2人は古い友人であるMarquis Lusaultに引き取られる。Lauraは、Lusaultが同じ地位の女性との結婚を決意するまで、新しい後援者であるLusaultの愛人になる。これは、LauraとSebastianを徹底的に引き離す。2人の道はそれぞれ、ローマ、パリ、リスボン、ロンドンへと導かれる。これらには、怪しげな外見のカラブリア人や不穏な枢機卿がつきまとい、バチカンの暗い陰謀、宿命的なパッションの煩悶、激しい決闘、バルサイユの法廷でのからかい合い、フランス革命での激動へと、連想を広げる。そして、彼らの血筋に関する新事実、社会的地位における急進的な変化、権力と影響力を持つ人々への運命的な出会いがもたらされる。
 19世紀のポルトガルの作家Camilo Castelo Brancoの小説の映画化。
 サンセバスチャン国際映画祭2018 オフィシャル・セレクション出品。

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 ・“Quién te Cantará”(西・仏) 監督:カルロス・ベルムト(Carlos Vermut) [ワールド・プレミア]
 物語:Lila Cassenは、スペインの有名なシンガーだったが、10年前にスポットライトの前から姿を消した。彼女がカンバック・ツアーで復帰するために準備していた時、彼女は事故に遭って、記憶喪失になり、シンガーとしてパフォーマンスのやり方すら忘れてしまった。Violetaは、素晴らしいシンガーだったが、娘Martaができた時シンガーをやめた。彼女は、Lilaの大ファンで、自分の働いているカラオケ店でLilaの歌を大声で歌う。ある日、Violetaは、Lilaのアシスタントから、Lilaにパフォーマンスのやり方を思い出させてやって欲しいと夢のようなお願いをされる。
 『マジカル・ガール』のカルロス・ベルムト監督最新作。
 サンセバスチャン国際映画祭2018 オフィシャル・セレクション出品。

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 ・“The Realm (El Reino)”(西・仏) 監督:ロドリゴ・ソロゴジェン(Rodrigo Sorogoyen) [ワールド・プレミア]
 物語:Manuelは、国家政治への道を進んできた地方政府の影響力のある政治家で、豪華なレストランで食事をし、友人たちとヨットでパーティーをし、家族にはリッチなライフスタイルを提供していた。彼は、大胆に賄賂を使い、金を強要し、権力の中枢にいる者たちの活動を暴露する危険のある者にはお金をつかませていた。メディアがスキャンダルを報道し始めた時、Manuelは、王国から追放され、ほんの数時間前まで友人だった人々から裏切られた。すべての責任がManuelに押し付けられそうになった時、彼はひとりで落ちることを拒否し、何年も力の注いできた腐敗の仕組みを暴露しようとする。それは危険を伴う決断だった。王は落ちる。だが、王国は続いていく。
 『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』のロドリゴ・ソロゴジェン監督最新作。
 サンセバスチャン国際映画祭2018 オフィシャル・セレクション出品。

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 ・“Minuscule – Mandibles From Far Away (Minuscule – Les Mandibules du Bout du Monde)”(仏) 監督:トマス・ザボ(Thomas Szabo)、エレーヌ・ジロー(Hélène Giraud) [ワールド・プレミア]
 物語:眠たげな村を冬が覆い始める。小さなテントウ虫は、栗工場に入り込んだが、カリブ海に向かう貨物船に閉じ込められてしまったことに気づく。親のテントウ虫は、いなくなった息子の行方を捜して、彼が異国に向かう船に迷い込んだことを知る。彼は、最愛の子を救うために、海を渡るヒロイックな旅に出かける。
 『ミニスキュル 〜森の小さな仲間たち〜』の監督コンビによるシリーズ最新作。

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 ・“Ulysses & Mona”(仏) 監督:セバスチャン・ベベデール(Sébastien Betbeder) [ワールド・プレミア]
 物語:Ulyssesは、かつては有名な芸術家だったが、数年前に田舎に引っ込んで、おんぼろ館に独りで暮らしている。彼の生活はガタガタで、彼の芸術は史上最低の評価だ。彼は妻の許を去り、息子は彼にとって不平を抱いた赤の他人に過ぎない。ここに美学生のMonaが入り込んでくる。彼女はUlyssesを尊敬していて、彼のアシスタントになりたいと思っている。Monaは、Ulyssesの隠居先を探し当てる。彼は、そこでボールマシン相手に独りでテニスをしていた。Ulyssesは、Monaが彼のそばで勉強したいというリクエストに全く興味がない。彼にとって、希望はなく、未来もなく、明日もなかった。
 『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』のセバスチャン・ベベデール監督最新作。

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 ・“Angel (Un Ange)”(ベルギー・オランダ・セネガル) 監督:Koen Mortier  [インターナショナル・プレミア]
 物語:世界的に有名で、賞賛も不面目も受けるベルギー人の自転車レーサー ティエリーの人生最後の24時間を描く。彼は、ダカールで休暇を過ごしていて、売春婦のFaeと出会い、一目惚れをする。彼らは、トラブルの多い状況から自分を解放するための、威厳と希望を互いに見出す。だが、理解や内省よりももっと大事なことは、彼らが再び愛を取り戻したことだった。そうした影響を受けてティエリーは突然奇妙な行動を始める。Faeは去り、それからティエリーが死んだというニュースを聞く。彼女は無実なのに拘わらず、逮捕され、収監される。先に進むには、すべてが始まった場所に戻らなければならない。
 ベルギーの作家ディミトリ フェルフルストの小説'Monologue of Someone Accustomed to Talking to Herself'の映画化。
 オステンデ映画祭2018出品。
 フィルム・バイ・ザ・シー国際映画祭2018出品。
 オランダ映画祭2018出品。

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 ・“Retrospekt”(オランダ・ベルギー) 監督:エステル・ロッソ(Esther Rots) [ワールド・プレミア]
 物語:Mette (37)とSimon (38)は夫婦で、Harrie (5)という娘がいる。Metteは第2子を妊娠中だが、買い物に来ていて、洋品店のフィッティングルームで激しい喧嘩を目撃し、仲裁に入ろうとする。そこから時間は流れ、Mette とSimonは、第2子の面倒を誰が見るかということでもめる。Metteは、DVサポート・センターで働いていて、仕事に情熱を捧げている。夫の仕事の方が、彼女の仕事より優先されなければならないという考えには同意できなかった。

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 ・“The Vice of Hope (Il Vizio Della Speranza)”(伊) 監督:エドアルド・デ・アンジェリス(Edoardo de Angelis) [ワールド・プレミア]
 出演:Pina Turco、Massimiliano Rossi、マリナ・コンファロン(Marina Confalone)、クリスティーナ・ドナディオ(Cristina Donadio)、Marcello Romolo
 物語:ナポリ郊外にあるCastel Volturno。ここはイタリアでも治安が悪いことで知られている。マリアは、そこでその日暮らしのような生活をしている。夢も希望もなく、無慈悲で、宝石で着飾ることが好きな母親の世話が待っている。彼女の仕事は、子どもを孕ますために代理母を雇って、クライアントに引き渡すことだ。物おじしないピットブルを伴い、川を渡って妊婦たちを引き渡す。痛々しい、非道な運命へと。女たちのひとりが逃げたら、捜すのも彼女の役目だ。マリアは、まもなく、この仕事での自分の役目に関する一連の決断を迫られる。彼女には未来はないように思える。
 ハイファ国際映画祭2018出品。
 『切り離せないふたり』のエドアルド・デ・アンジェリス監督最新作。

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 ・“The Most Beautiful Couple (Das schönste Paar)”(独・仏) 監督:スヴェン・タディッケン(Sven Taddicken) [ワールド・プレミア]
 物語:MalteとLivは、結婚していて、マヨルカでバケーションを楽しんでいる。だが、そこで信じられないことが起こる。3人の若者に襲われ、Malteは縛られ、Livはレイプされたのだ。Malteはそれを止めることはできず、黙って見ているしかなかった。彼らは、ドイツに帰る。通常の生活に戻ったようにも見える。2人は同じ高校で教えている。Malteは、バンドを組み、週末にギグをしている。事件から2年が過ぎた。Livはセラピストに診てもらっている。彼女は先に進みたい。バッドルームでもそのほかの場所でも。起こったことに関して友人とオープンに話しさえし、理屈の上では襲った相手を許している。Malteは、レイピストを許すことができない。もっと大事なことは、起こったことに対して自分自身を許すことができない。それから、彼は彼を見つける。ガールフレンドと一緒に楽しい夜を過ごした後らしく、ケバブを注文している。どうすればいいのだろう。何もないようなふりをして、警察の助けは借りずに、希薄な関係を続ければいいのか。MalteとLivは、一緒に、進むべき道を決めなければならない。
 『パイレーツ・オブ・バルティック~12人の呪われた海賊~』のスヴェン・タディッケン監督最新作。

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 ・“Styx”(独・オーストリア) 監督:Wolfgang Fischer [北米プレミア]
 物語:Rikeは、40歳の、ヨーロッパ出身の医師で、現代西欧の幸福と成功を体現している。彼女は、教育があり、自信を持ち、決断力があり、熱心である。Rikeの日常生活が描かれる。彼女は救命医で、長年の夢を実現すべく独りで船に乗って海に出る。彼女の目的地は、大西洋のアセンション島だ。ところが、夢の休暇は国際水域上で断ち切られる。嵐に遭い、気づいた時、彼女は100人近い難民を乗せたおんぼろ漁船の近くにいた。難民は死にかかっている。彼女は海事法に従い、無線で助けを求める。彼女の願いは聞き入れられず、彼女は思い切った決断をする。
 ベルリン国際映画祭2018 パノラマ部門出品。エキュメニカル審査員賞、Heiner Carow賞、Label Europa Cinemas賞、観客賞第2席受賞。
 香港国際映画祭2018 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。
 イスタンブール国際映画祭2018出品。
 Schwerin Art of Film Festival 2018出品。作品賞、サウンド・ミックス賞、観客賞受賞。
 エムデン国際映画祭2018出品。最優秀クリエイティヴ・パフォーマンス賞受賞(スザンネ・ウォルフ)。
 ヴァレッタ映画祭(マルタ)2018出品。女優賞(スザンネ・ウォルフ)、撮影賞受賞。
 ゴールウェイ映画祭2018出品。
 オデッサ国際映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ラックス賞2018 ノミネート。
 Transatlantyk映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 ヨーロッパ映画賞2018オフィシャル・セレクション。


 ・“Winter Flies (Všechno bude)”(チェコ・スロヴァキア・ポーランド 監督:オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu) [インターナショナル・プレミア]
 物語:冬。14歳のMáraは、住んでいるところから、車で国を縦断する旅をして駅でつかまり、警官に事情聴取を受ける。彼と、ちょっとエキセントリックなところのあるHedušは、冒険を求めて、凍てつく大地を南下していた。彼の話す物語は、やんちゃで清々しいけれども、細部が隠され、次第に信頼性が薄れていく。
 『家族の映画』のオルモ・オメルズ監督最新作。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 オフィシャル・セレクション出品。監督賞受賞。
 Transatlantyk映画祭2018出品。
 グディニャ映画祭2018出品。
 米国アカデミー賞2019 外国語映画賞 チェコ代表。


 ・“I Do Not Care If We Go Down In History As Barbarians” (Îmi este indiferent dacă în istorie vom intra ca barbari)”(ルーマニア・チェコ・仏・ブルガリア・独) 監督:Radu Jude [北米プレミア]
 物語:若いアーティストが、1941年以降の歴史的出来事を再構築しようと計画する。1941年とは、ルーマニア政権が、ルーマニア軍を通して、東欧の最前線で民族浄化を実行しようとした時である。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018 オフィシャル・セレクション出品。作品賞(Crystal Globe)、Label Europa Cinemas受賞。
 Message to Man映画祭2018出品。
 ハイファ国際映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Debate部門出品。
 米国アカデミー賞2019外国語映画賞 ルーマニア代表。


 ・“Let Me Fall (Lof mer ad falla)”(アイスランド・フィンランド・独) 監督:Baldvin Zophoníasson(Baldvin Z) [インターナショナル・プレミア]
 物語:15歳の時、MagneaはStellaと出会う。Stellaの何でもありのライフスタイルは、彼らをドラッグの世界へと導き、結果的に2人それぞれに、そして2人の関係にシリアスな結果をもたらす。12年後、彼らの道は再び交わる。2人の関係を清算しないわけにはいかない。

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 ・“Before the Frost (Før Frosten)”(デンマーク) 監督:Michael Noer [ワールド・プレミア]
 物語:1850年代のデンマークの田舎。冬が近づいてきて、年輩の農夫Jensと彼の家族は飢餓に直面している。辛い環境とさらなる厳しい冬への見通しの中で、彼は娘と隣人の息子を結婚させて状況を凌ごうとする。そこに裕福なスウェーデン人GustavがJensの土地を買いたいと言い出す。Jensは、これを、彼と家族によりよい暮らしをもたらすいい機会だと考える。愛する娘を結婚させるか、唯一の生活の糧を手放すかで決断しなければならない。

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 ・“That Time of Year (Den Tid På Året)”(デンマーク) 監督:パプリカ・スティーン(Paprika Steen) [ワールド・プレミア]
 物語:休日が近づいてきて、教育者のKatrineには要望が殺到している。あるいは、要望を装った要求が突き付けられている。彼女と夫のMadsは、彼の両親と彼女の別れた両親を招いている。彼女の母親のGunnaは、エキセントリックで、見栄っ張りだ。もったいをつけた姉Barbaraは、聖職者になりたがっていた。彼女の夫Torbenは、さらにもったいをつけていて、誰も知らないような人物の伝記を書いている。彼らの息子は手の付けられない乱暴者だ。Katrineの計画は、疎遠になっていた妹Patriciaからの電話によってひっくり返される。Patriciaは以前問題を起こした者として、Katrine以外の者からは片づけられていたのだが、Patriciaは自分で自分を招待したのだ。彼女の存在は、神経を高ぶらせていたKatrineの内なる殉教者を解き放ち、そのほかの者にわずかに残されていた礼儀をも棄てさせてしまう。

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 ・“Border (Gräns)”(スウェーデン・デンマーク) 監督:Ali Abbasi [北米プレミア]
 出演:エヴァ・メランデル(Eva Melander)、エーロ・ミロノフ(Eero Milonoff)、Viktor Åkerblom、Joakim Olsson
 物語:税関職員のTinaは、子どもの頃、落雷に遭い、外見は醜く変わってしまったが、その代わり、違法なアイテムを持っていないかどうか見破る能力を手に入れた。この能力のおかげで、幸運にも彼女は、外国で働くことができるようになったが、彼女はスウェーデンの港町カペルシャーで静かな生活を送る道を選択した。ある日、彼女は、仕事で、他とは違う不穏な旅行者Voreと出会う。Voreを見て、Tinaは、本能的に密輸業者だと感じたが、探しても何も見つからなかった。何を隠しているのか、どのように隠しているのかがわからないのだ。わかっているのは、彼には何かがあるということだけ。困惑しつつも、TinaはどんどんVoreにのめり込んでいく。彼女は、自分の正気とプロとしても信頼を賭けて、Voreの秘密を探ろうとする。
 『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作小説『MORSE -モールス-』、およびその脚本も手がけるスウェーデンの作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの短編小説の映画化。
 第2監督長編。
 カンヌ国際映画祭2018 ある視点部門出品。ある視点賞、Prix de la Meilleure Création Sonore受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018アナザー・ビュー部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。CineVision Award(Best Film By An Emerging Director)受賞。
 スカンジナビア映画祭2018出品。
 エルサレム映画祭2018出品。インターナショナル作品賞 オナラブル・メンション受賞。
 ラックス賞2018 オフィシャル・セレクション。
 ノルウェー国際映画祭2018出品。
 テルライド映画祭2018出品。
 フィルム・バイ・ザ・シー映画祭(オランダ)2018出品。
 ロサンゼルス映画祭2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。
 BFIロンドン映画祭2018 Strand Galas部門出品。
 米国アカデミー賞2019外国語映画賞スウェーデン代表。


 ・“Stupid Young Heart (Hölmö nuori sydän)”(フィンランド・オランダ・スウェーデン) 監督:セルマ・ヴィルフネン(Selma Vilhunen)  [ワールド・プレミア]
 物語:やせぽっちでのんきなLenniとゴージャスで人気者のKiiraは、まだ付き合ってすらいなかったし、高校も卒業していなかったが、自分たちに赤ん坊が生まれようとしていることを知る。Lenniが父親になるまでには9ヶ月ある。父親なしに育ったLenniは、大人としての注意とガイダンスを、まだ友だちにもなっていないJanneから教わる。Janneは、右翼のメンバーで、多様な人々が暮らすLenniの近所に最近引っ越してきた男だ。地元のモスクにスクランブル攻撃を仕掛けた後、Kiiraは出産のために病院に急ぐ。Lenniは、自分なりのやりかたで大人にならなければならないことを悟る。彼自身は、子ども時代を過ごす機会などなかったけれども。
 『リトル・ウィング』のセルマ・ヴィルフネン監督最新作。
 ヘルシンキ国際映画祭2018出品。

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 ・“One Last Deal (Tuntematon mestari)”(フィンランド) 監督:クラウス・ハロ [ワールド・プレミア]
 物語:Olavi (72)は、アート・ディーラーだが、もう引退しようとしていた。家族を差し置いて、ビジネスとアートを優先させてきたOlaviにとって、仕事のない生活は想像できない。オークションで古い絵が彼の注意を惹く。その絵は、スターティング・プライス以上の価値があるように思えた。価値が定まっていないから安いのだ。Olaviの本能が作動する。彼は、適度な年金を稼ぐために最後の取引をしようと決心をする。同じころ、何年も会っていなかった娘のLea (42)が、孫のOtto (15)の面倒を見てくれと頼んでくる。OlaviとOttoは、その絵の調査を始める。その絵はChristと呼ばれるもので、Ilya Repinによって描かれていた。彼は何としてもその絵を手に入れたかったが、オークション・ハウスがオリジナル価格を間違えていることに気づき、Olaviには不利になる。夢を実現するために、彼はオークション・ハウスと彼自身の過去の過ちと向き合わなければならない。

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 ・“Sibel“(トルコ・仏・独・ルクセンブルク) 監督:チャーラ・ゼンジルジ(Çağla Zencirci)、ギョーム・ジョヴァネッティ(Guillaume Giovanetti)  [北米プレミア]
 物語:25歳のSibelは、トルコの黒海地区の山の中の人里離れた村で、父と妹と一緒に暮らしていた。彼女は口が利けなかったが、地域に伝わる口笛言語でコミュニケーションを果たした。Sibelは、仲間の村人に拒まれて、近隣の森の中を徘徊して、村の女性たちに恐怖と妄想をバラましている狼を執拗に追った。そこで彼女は逃亡者と出会う。傷つき、怯え、衰弱した彼は、これまで誰も見たことのない目線で彼女を見た初めての男性になった。
 日本で『人間-Ningen-』を撮影した監督コンビの最新作。第3長編。
 ロカルノ国際映画祭2018 インターナショナル・コンペティション部門出品。エキュメニカル審査員賞、国際批評家連盟賞受賞。
 ハイファ国際映画祭2018出品。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2018出品。
 CPH:PIX 2018出品。


 ・“Donbass”(独・ウクライア・仏・オランダ・ルーマニア) 監督:セルゲイ・ロズニタ(Sergei Loznitsa) [北米プレミア]
 物語:東ウクライナのDonbass地区では、ハイブリッドな戦争が行なわれている。それには、ギャングによって引き起こされた大規模な略奪を伴う受け入れに好意的な紛争も含まれている。Donbassでは、戦争は愛と呼ばれ、プロパガンダは真実と見なされ、憎むことは愛することと宣言される。一地域や一国、一政治システムの話ではない。ヒューマニティーや一般的な文明の話であり、それぞれについて、われわれのひとりひとりについての話である。
 カンヌ国際映画祭2018 ある視点部門出品。監督賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2018アナザー・ビュー部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 ラックス賞2018 オフィシャル・セレクション。
 Transatlantyk映画祭2018出品。
 ヨーロッパ映画賞2018 オフィシャル・セレクション。
 米国アカデミー賞2019外国語映画賞ウクライナ代表。


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 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門のラインナップは次の記事に続きます。

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 トロント国際映画祭2018
 ・ラインナップ第1弾:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201807/article_12.html
 ・ラインナップ第1弾(続き):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201807/article_13.html
 ・PLATFORM部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_8.html
 ・TIFF DOCS部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_9.html
 ・MIDNIGHT MADNESS部門、SHORT CUTS部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_10.html
 ・カナダ映画 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_11.html
 ・GALAS部門、SPECIAL PRESENTATIONS部門 ラインナップ:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_10.html
 ・MASTERS部門 ラインナップ:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_13.html
 ・WAVELENGTHS部門 ラインナップ:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_15.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201803/article_33.html

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