ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞)2017 ノミネーション!

 第31回ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞)のノミネーションです。(12月14日発表)

 ◆作品賞(Mejor Película)
 ・『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”(西) 監督:アルベルト・ロドリゲス・リブレロ(Alberto Rodríguez)
 ・『ジュリエッタ』 監督:ペドロ・アルモドバル
 ・“Que Dios nos perdone(May God Save Us)”(西) 監督:Rodrigo Sorogoyen
 ・“Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”(西) 監督:ラウール・アレバロ(Raúl Arévalo)
 ・“Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”(西・米・英・カナダ) 監督:フアン・アントニオ・バヨナ

 ◆監督賞(Mejior Dirección)
 ・アルベルト・ロドリゲス・リブレロ 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・ペドロ・アルモドバル 『ジュリエッタ』
 ・Rodrigo Sorogoyen “Que Dios nos perdone(May God Save Us)”
 ・フアン・アントニオ・バヨナ “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 アルベルト・ロドリゲス・リブレロは、4回目の監督賞ノミネート。2015年に『マーシュランド』で受賞。
 ペドロ・アルモドバルは、9回目の監督賞ノミネート、『オール・アバウト・マイ・マザー』と『ボルベール〈帰郷〉』で受賞。
 Rodrigo Sorogoyenは、2014年に“Stockholm”で新人監督賞にノミネート。
 フアン・アントニオ・バヨナは、2008年に『永遠のこどもたち』で新人監督賞受賞。2013年に『インポッシブル』で監督賞受賞。4年ぶり2回目の監督賞ノミネート。

 ◆主演男優賞(Mejor Actor Protagonista)
 ・エドゥアルド・フェルナンデス(Eduard Fernández) 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・ロベルト・アラモ(Roberto Álamo) “Que Dios nos perdone(May God Save Us)”
 ・アントニオ・デ・ラ・トーレ(Antonio de la Torre) “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”
 ・ルイス・カイェホ(Luis Callejo) “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”

 エドゥアルド・フェルナンデスは、2年ぶり10回目のノミネート。2002年に主演男優賞、2004年に助演男優賞受賞。
 ロベルト・アラモは、2014年に助演男優賞を受賞して以来3年ぶりのノミネート。
 アントニオ・デ・ラ・トーレは、『マーシュランド』で助演男優賞にノミネートされて以来2年ぶり9回目のノミネート。2007年に『蒼ざめた官能』で助演男優賞受賞。
 ルイス・カイェホは、2006年に新人男優賞にノミネートされて以来11年ぶりのノミネート。

 ◆主演女優賞(Mejor Actriz Protagonista)
 ・エマ・スアレス 『ジュリエッタ』
 ・カルメン・マチ(Carmen Machi) “The Open Door(La puerta abierta)”(西)(監督:Marina Seresesky)
 ・ペネロペ・クルス “La reina de España(The Queen of Spain)”(西)(監督:フェルナンド・トルエバ)
 ・バルバラ・レニー(Bárbara Lennie) “María (y los demás)”(西)(監督:Nely Reguera)

 エマ・スアレスは、6年ぶり5&6回目のノミネート。助演女優賞でもノミネート。1997年に主演女優賞受賞。
 カルメン・マチは、2015年に助演女優賞を受賞して以来2回目のノミネート。
 ペネロペ・クルスは、2年連続9回目のノミネート。1999年に『美しき虜』で助演女優賞、2007年に『ボルベール〈帰郷〉』で主演女優賞、2009年に『それでも恋するバルセロナ』で助演女優賞受賞。
 バルバラ・レニーは、2015年に『マジカル・ガール』で主演女優賞を受賞して以来2年ぶり4回目のノミネート。

 ◆助演男優賞(Mejor Actor De Reparto)
 ・カラ・エレハルデ(Karra Elejalde) “100 metros”(ポルトガル・西)(監督:Marcel Barrena)
 ・Javier Gutiérrez 『THE OLIVE TREE』“El olivo”(西・独)(監督:イシアル・ボリャン)
 ・Javier Pereira “Que Dios nos perdone(May God Save Us)”
 ・Manolo Solo “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”

 カラ・エレハルデは、2011年と2015年に助演男優賞を受賞して以来2年ぶり3回目のノミネート。
 Javier Gutiérrezは、2015年に『マーシュランド』で主演男優賞を受賞して以来2回目のノミネート。
 Javier Pereiraは、2014年に“Stockholm”で新人男優賞を受賞して以来3年ぶりのノミネート。
 Manolo Soloは、2年連続2回目のノミネート。

 ◆助演女優賞(Mejor Actriz de Reparto)
 ・カンデラ・ペーニャ(Candela Peña) 『KIKI ~愛のトライ&エラー~』“Kiki, el amor se hace”(西)(監督:パコ・レオン)
 ・エマ・スアレス “La próxima piel(The next skin)”(西・スイス)(監督:Isa Campo、イサキ・ラクエスタ(Isaki Lacuesta))
 ・Terele Pávez “The Open Door(La puerta abierta)”
 ・シガニー・ウィーバー “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 カンデラ・ペーニャは、4年ぶり7回目のノミネート。2004年に助演女優賞、2006年に主演女優賞、2013年に助演女優賞受賞。
 エマ・スアレスは、主演女優賞でもノミネート。
 Terele Pávezは、2014年に助演女優賞を受賞して以来3年ぶり6回目のノミネート。
 シガニー・ウィーバーは、ゴヤ賞初ノミネート。

 ◆オリジナル脚本賞(Mejor Guión Original)
 ・ホルヘ・ゲリカエチェバァリア(Jorge Guerricaechevarría) 『バンクラッシュ』“Cien años de perdón”(西・アルゼンチン・仏)(監督:ダニエル・カルパルソロ(Daniel Calparsoro)
 ・ポール・ラヴァーティ 『THE OLIVE TREE』“El olivo”
 ・Isabel Peña、Rodrigo Sorogoyen “Que Dios nos perdone(May God Save Us)”
 ・David Pulido、ラウール・アレバロ(Raúl Arévalo) “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)

 ホルヘ・ゲリカエチェバァリアは、2年ぶり7回目のノミネート。2010年に『プリズン211』で脚色賞受賞。
 ポール・ラヴァーティは、2011年に『ザ・ウォーター・ウォー』でノミネートされて以来6年ぶりのノミネート。
 Isabel PeñaとRodrigo Sorogoyenは、脚本賞初ノミネート。
 David Pulidoは初ノミネート。ラウール・アレバロはゴヤ賞は俳優として5回ノミネート。2010年に助演男優賞受賞。脚本賞ノミネートは初めて。今回、新人監督賞でもノミネート。

 ◆脚色賞(Mejor Guión Adaptado)
 ・アルベルト・ロドリゲス・リブレロ(Alberto Rodríguez)、Rafael Cobos 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・ペドロ・アルモドバル 『ジュリエッタ』
 ・Fernando Pérez、パコ・レオン(Paco León) 『KIKI ~愛のトライ&エラー~』“Kiki, el amor se hace”
 ・パトリック・ネス(Patrick Ness) “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 アルベルト・ロドリゲス・リブレロとRafael Cobosは、5回目の脚本賞ノミネート。2015年に『マーシュランド』でオリジナル脚本賞受賞。
 ペドロ・アルモドバルは、8回目の脚本賞ノミネート。1989年に『神経衰弱ぎりぎりの女たち』でオリジナル脚本賞受賞。
 Fernando Pérezは初ノミネート。パコ・レオンは2013年に新人監督賞にノミネートされて以来4年ぶりのノミネート。今回、オリジナル歌曲賞でもノミネート。
 パトリック・ネスは初ノミネート。

 ◆撮影監督賞(Mejior Dirección de Fotografía)
 ・アレックス・カタラン(Alex Catalán) “1898. Los últimos de Filipinas”(西)(監督:サルバドール・カルボ(Salvador Calvo))
 ・ホセ・ルイス・アルカイネ(José Luis Alcaine) “La reina de España(The Queen of Spain)”
 ・アルナウ・バイス・コロメル(Arnau Valls Colomer) “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”
 ・オスカル・ファウラ(Óscar Faura) “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 アレックス・カタランは、3年連続5回目のノミネート。2015年に『マーシュランド』で受賞。
 ホセ・ルイス・アルカイネは、5年ぶり19回目のノミネート。1990年(『禁断のつぼみ』)、1993年(『ベルエポック』)、1994年、2003年、2008年に受賞。
 アルナウ・バイス・コロメルは、5年ぶり2回目のノミネート。
 オスカル・ファウラは、2013年に『インポッシブル』でノミネートされて以来、4年ぶり2回目のノミネート。

 ◆編集賞(Mejor Montaje)
 ・José M. G. Moyano 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・Alberto del Campo、フェルナンド・フランコ(Fernando Franco) “Que Dios nos perdone(May God Save Us)”
 ・アンヘル・エルナンデス・ソイド(Ángel Hernández Zoido) “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”
 ・ベルナ・ビラプラーナ(Bernat Vilaplana)、Jaume Martí “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 José M. G. Moyanoは、2年ぶり4回目のノミネート。2015年に『マーシュランド』で受賞。
 Alberto del Campoは初ノミネート。フェルナンド・フランコは、3年ぶり5回目のノミネート。2014年に“La herida”で新人監督賞受賞。
 アンヘル・エルナンデス・ソイドは、『ザ・ウォーター・ウォー』以来6年ぶり4回目のノミネート。2003年に受賞。
 ベルナ・ビラプラーナは、4年ぶり3回目のノミネート。2007年に『パンズ・ラビリンス』、2013年に『インポッシブル』で受賞。Jaume Martíは初ノミネート。

 ◆美術賞(Mejor Dirección Artística)
 ・Carlos Bodelón “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・Pepe Domínguez del Olmo 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・ファン・ペドロ・デ・ガスパル(Juan Pedro de Gaspar) “La reina de España(The Queen of Spain)”
 ・エウヘニオ・カバイェーロ(Eugenio Caballero) “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 Carlos Bodelónは初ノミネート。
 Pepe Domínguez del Olmoは『マーシュランド』で受賞して以来2年ぶり3回目のノミネート。
 ファン・ペドロ・デ・ガスパルは3年ぶり4回目のノミネート。2012年に受賞。
 エウヘニオ・カバイェーロは4年ぶり3回目のノミネート。『パンズ・ラビリンス』で米国アカデミー賞受賞。

 ◆衣裳デザイン賞(Mejor Diseño de Vestuario)
 ・Paola Torres “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・Lola Huete “La reina de España(The Queen of Spain)”
 ・Cristina Rodríguez “No culpes al karma de lo que te pasa por gilipollas(Don't Blame Karma on What Happens to You for Being Asshole)”(西)(監督:Maria Ripoll)
 ・Alberto Valcárcel、Cristina Rodríguez “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”

 Paola Torresは2年連続ノミネート。
 Lola Hueteは3年ぶり8回目のノミネート。2003年と2009年に受賞。
 Cristina Rodríguezは2作品でノミネート。2年ぶり4&5回目のノミネート。
 Alberto Valcárcelは初ノミネート。

 ◆メイク&ヘアメイク賞(Mejor Maquillaje y Peluquería)
 ・Alicia López、Milu Cabrer、Pedro Rodríguez "Pedrati" “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・Yolanda Pina 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・Ana López-Puigcerver、David Martí、Sergio Pérez Berbel 『ジュリエッタ』
 ・David Martí、Marese Langan “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 Alicia Lópezは2年連続8回目のノミネート。Milu Cabrer(Mary Luz Cabrer)は初ノミネート。Pedro Rodríguez "Pedrati"は2年ぶり4回目のノミネート。2011年に『気狂いピエロの決闘』、2014年に『スガラムルディの魔女』、2015年に『ネスト』と、過去3回すべて受賞。
 Yolanda Pinaは、2年ぶり3回目のノミネート。
 Ana López-Puigcerverは3年ぶり6回のノミネート。2005年に『海を飛ぶ夢』で受賞。David Martíは、2作品でノミネート。2年ぶり10&11回目ノミネート。2006年(『機械じかけの小児病棟』)、2008年(『永遠のこどもたち』)、2012年(『私が、生きる肌』)受賞。2007年に『パンズ・ラビリンス』で米国アカデミー賞受賞。Sergio Pérez Berbelは3年ぶり3回目のノミネート。
 Marese Langanは、『グラディエーター』や『ブレード2』、『縞模様のパジャマの少年』、『パーレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』などを手がけるメイクアップ・アーティストで、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でBAFTA英国アカデミー賞を受賞。ゴヤ賞初ノミネート。

 ◆録音賞(Mejor Sonido)
 ・Eduardo Esquide、Juan Ferro、Nicolás de Poulpiquet “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・César Molina、Daniel de Zayas、José Antonio Manovel 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・Nacho Royo-Villanova、Sergio Testan “Ozzy”(西・カナダ)(監督:Alberto Rodriguez、Nacho La Casa)
 ・Oriol Tarrago、Peter Glossop、More Orts “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 Eduardo Esquideは初ノミネート。Juan Ferroは2005年に『海を飛ぶ夢』で受賞して以来12年ぶり2回目のノミネート。Nicolás de Poulpiquetは5年連続5回目のノミネート。2014年に『スガラムルディの魔女』で受賞。
 César Molinaは2年連続2回目のノミネート。2009年に受賞。Daniel de Zayasは2年ぶり4回目のノミネート。José Antonio Manovelは初ノミネート。
 Nacho Royo-Villanovaは2年ぶり11回目のノミネート。2012年に『悪人に平穏なし』で受賞。Sergio Testanは初ノミネート。
 Oriol Tarragoは3年連続6回目のノミネート。2008年に『永遠のこどもたち』、2013年に『インポッシブル』、2015年に“El Niño”で受賞。Peter Glossopは4年ぶり3回目のノミネート。2013年に『インポッシブル』でノミネート。1999年に『恋におちたシェイクスピア』で英国&米国アカデミー賞ノミネート。More Ortsは3年連続11回目のノミネート。2008年に『永遠のこどもたち』、2011年に『[リミット]』、2013年に『インポッシブル』、“El Niño”で受賞。

 ◆特殊効果賞(Mejores Efectos Especiales)
 ・Carlos Lozano、Pau Costa “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・David Heras、ラウル・ロマニロス(Raúl Romanillos) 『ゲルニカ』“Gernika. The Movie”(西)(監督:コルド・セラ(Koldo Serra))
 ・Eduardo Díaz、レイエス・アバデス(Reyes Abades) 『ジュリエッタ』
 ・フェリックス・ベルジュ(Félix Bergés)、Pau Costa “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 Carlos Lozanoは9年ぶり3回目のノミネート。Pau Costaは2作品でノミネート。2年連続11&12回目のノミネート。2001年(『みんなのしあわせ』)、2004年(『モルタデロとフィレモン』)、2008年(『永遠のこどもたち』)、2009年、2013年(『インポッシブル』)に受賞。
 David Herasは2年ぶり3回目のノミネート。ラウル・ロマニロスは2年ぶり17回目のノミネート。1999年(『ミラクル・ペティント』)、2000年(『パズル』)、2001年(『みんなのしあわせ』)、2004年(『モルタデロとフィレモン』)、2009年、2015年に受賞。
 Eduardo Díazは5年ぶり3回目のノミネート。2009年に受賞。レイエス・アバデスは2年連続40回目のノミネート。これまで9回受賞。
 フェリックス・ベルジュは3年ぶり15回目のノミネート。これまで7回受賞。

 ◆オリジナル作曲賞(Mejior Música Original)
 ・フリオ・デ・ラ・ロサ(Julio de la Rosa) 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・パスカル・ゲイニュ(Pascal Gaigne) 『THE OLIVE TREE』“El olivo”
 ・アルベルト・イグレシアス 『ジュリエッタ』
 ・フェルナンド・ベラスケス(Fernando Velázquez) “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 フリオ・デ・ラ・ロサは、2015年に『マーシュランド』で受賞して以来2年ぶり3回目のノミネート。
 パスカル・ゲイニュは2年ぶり3回目のノミネート。
 アルベルト・イグレシアスは2年連続14回目のノミネート。うち『私が、生きる肌』『ザ・ウォーター・ウォー』などで10回受賞。
 フェルナンド・ベラスケスは2年ぶり4回目のノミネート。

 ◆オリジナル歌曲賞(Mejior Canción Original)
 ・“Bollywood Made in Spain”(西)(監督:Ramón Margareto)-‘Descubriendo India’ Luis Ivars
 ・“Cerca de tu casa”(西)(監督:Eduard Cortés)-‘Ai, ai, ai’ シルヴィア・ペレス・クルス(Silvia Pérez Cruz)
 ・“Frágil equilibrio”(西)(監督:Guillermo García López)-‘Muerte’ Zeltia Montes
 ・『KIKI ~愛のトライ&エラー~』“Kiki, el amor se hace”-‘Kiki—Mr.Kí feat Nita’ Alejandro Acosta、Cristina Manjón、David Borras Paronella、Marc Peña Rius、パコ・レオン

 ◆新人男優賞(Mejor Actor Revelación)
 ・Ricardo Gómez “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・ロドリゴ・デ・ラ・セルナ(Rodrigo de la Serna) 『バンクラッシュ』“Cien años de perdón”
 ・カルロス・サントス(Carlos Santos) 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・Raúl Jiménez “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”

 ◆新人女優賞(Mejor Actriz Revelación)
 ・Silvia Pérez Cruz “Cerca de tu casa”
 ・Ánna Castillo 『THE OLIVE TREE』“El olivo”
 ・Belén Cuesta 『KIKI ~愛のトライ&エラー~』“Kiki, el amor se hace”
 ・Ruth Díaz “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”

 ◆新人監督賞(Mejior Dirección Novel)
 ・Salvador Calvo “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・Maro Crehuet “El rey tuerto”(西)
 ・Nely Reguera “María (y los demás)”
 ・ラウール・アレバロ(Raúl Arévalo) “Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”

 ◆プロダクション賞(Mejior Dirección de Producción)
 ※プロダクション・マネージャーを対象とする。
 ・Carlos Bernases “1898. Los últimos de Filipinas”
 ・Manuela Ocón 『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”
 ・Pilar Robla “La reina de España(The Queen of Spain)”
 ・Sandra Hermida Muñiz “Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”

 Carlos Bernasesは3年ぶり3回目のノミネート。2014年に『スガラムルディの魔女』で受賞。
 Manuela Ocónは2年ぶり3回目のノミネート。
 Pilar Roblaは13年ぶり2回目のノミネート。
 Sandra Hermida Muñizは4年ぶり3回目のノミネート。2008年に『永遠のこどもたち』、2013年に『インポッシブル』で受賞。

 ◆短編映画賞(Mejior Cortometraje de Ficción)
 ・“Bla, Bla, Bla”(西) 監督:Alexis Morante
 ・“En la azotea”(西) 監督:Damiá Serra
 ・“Graffiti”(西・ウクライナ) 監督:Lluís Quílez Sala
 ・“La invitación”(西) 監督:Susana Casares
 ・『タイムコード』“Timecode”(西) 監督:Juanjo Giménez Peña

 “Graffiti”と『タイムコード』は、米国アカデミー賞2017 短編映画賞ショートリスト。
 “Graffiti”は、サンタバーバラ国際映画祭2016 最優秀短編実写作品賞受賞。
 “La invitación”は、バリャドリッド国際映画祭2016 カスティーリャ&レオン短編映画賞受賞。
 『タイムコード』は、カンヌ国際映画祭2016 短編コンペティション部門出品。短編パルムドール受賞。

 ◆長編ドキュメンタリー賞(Mejior Película Documental)
 ・“2016, Nacido en Siria”(西) 監督:Hernán Zin
 ・“El Bosco. El jardín de los sueños”(西・仏) 監督:ホセ・ルイス・ロペス=リナレス(José Luis López-Linares)
 ・“Frágil equilibrio”(西) 監督:Guillermo García López
 ・“Omega”(西) 監督:ヘルバシオ・イグレシアス(Gervasio Iglesias)、ホセ・サンチェス=モンテス(José Sánchez-Montes)

 ホセ・ルイス・ロペス=リナレスは、『仁義なき街』『豚と天国』などを手がける撮影監督で、『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』の監督。
 ヘルバシオ・イグレシアスは、『ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド』や『スモーク・アンド・ミラーズ』のプロデューサー。ホセ・サンチェス=モンテスは『マーシュランド』のプロデューサー。

 ◆短編ドキュメンタリー賞(Mejior cortometraje documental)
 ・“Cabezas Habladoras”(西) 監督:ファン・ヴィセンテ・コルドバ(Juan Vicente Córdoba)
 ・“Esperanza”(西) 監督:アルヴァロ・ロンゴリア(Alvaro Longoria)
 ・“Palabras de Caramelo”(西) 監督:Juan Antonio Moreno Amador
 ・“The Resurrection Club”(西・米) 監督:Alvaro Corcuera、Guillermo Abril

 アルヴァロ・ロンゴリアは、『イベリア 魂のフラメンコ』『コマンダンテ』『チェ』『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』『セブン・デイズ・イン・ハバナ』などを手がけるプロデューサー。

 ◆長編アニメーション賞(Mejor Película de Animación)
 ・“Ozzy”(西・カナダ) 監督:Alberto Rodriguez、Nacho La Casa
 ・“Psiconautas, los niños olvidados”(西) 監督:Pedro Rivero、Alberto Vázquez
 ・“Teresa eta Galtzagorri (Teresa y Tim)”(西) 監督:Agurtzane Intxaurraga

 “Psiconautas, los niños olvidados”は、 ファンタジア映画祭2016 最優秀アニメーション賞/今敏賞受賞、ヨーロッパ映画賞2016 アニメーション賞ノミネート。

 ◆短編アニメーション賞(Mejor cortometraje de animación español)
 ・“Darrel”(西) 監督:Alan Carabantes Person、Marc Briones Piulachs
 ・“Decorado”(西) 監督:Alberto Vázquez
 ・“Made in Spain”(西) 監督:Coke Riobóo
 ・“Uka”(西) 監督:Valle Comba Canales

 “Darrel”は、シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2016 短編アニメーション賞受賞。
 “Decorado”は、カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 Festivals Connexion Award – Région Auvergne-Rhône-Alpes 受賞。
 “Made in Spain”は、アルカラ・デ・エナーレス短編映画祭2016 最優秀短編映画賞受賞。

 ◆イベロアメリカ映画賞(Mejior Película Iberoamericana)
 ・“Anna”(仏・コロンビア) 監督:ジャック・トゥールモンド(Jacques Toulemonde)
 ・『彼方から』“Desde allá(From Afar)”(ベネズエラ・メキシコ) 監督:ロレンソ・ビガス(Lorenzo Vigas)
 ・『名誉市民』“El ciudadano ilustre(The Distinguished Citizen)”(アルゼンチン・西) 監督:マリアノ・コーン(Mariano Cohn)、ガストン・ドゥプラット(Gastón Duprat)
 ・『囚われた少女たち』“Las elegidas”(メキシコ) 監督:ダビ・パブロス(David Pablos)

 ◆ヨーロッパ映画賞(Mejor Película Europea)
 ・『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』(英・米) 監督:マイケル・グランデージ
 ・『サウルの息子』(ハンガリー) 監督:ネメシュ・ラースロー
 ・“Elle”(仏・独・ベルギー) 監督:ポール・ヴァーホーヴェン
 ・『わたしは、ダニエル・ブレイク』(英・仏・ベルギー) 監督:ケン・ローチ

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 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・“Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”(12):作品・監督・助演女優・脚色・撮影・編集・美術・メイク・録音・特殊効果・作曲・プロダクション
 ・『スモーク・アンド・ミラーズ』(11):作品・監督・主演男優・脚色・編集・美術・メイク・録音・作曲・新人男優・プロダクション
 ・“Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”(11):作品・主演男優・主演男優・助演男優・脚本・撮影・編集・衣裳・新人男優・新人女優・新人監督
 ・“1898. Los últimos de Filipinas”(9):撮影・美術・衣裳・メイク・録音・特殊効果・新人男優・新人監督・プロダクション
 ・『ジュリエッタ』(7):作品・監督・主演女優・脚色・メイク・特殊効果・作曲
 ・“Que Dios nos perdone(May God Save Us)”(6):作品・監督・主演男優・助演男優・脚本・編集
 ・“La reina de España(The Queen of Spain)”(6):主演女優・撮影・美術・衣裳・新人監督・プロダクション
 ・『KIKI ~愛のトライ&エラー~』(4):助演女優・脚色・歌曲・新人女優
 ・『THE OLIVE TREE』(3):助演男優・脚本・作曲・新人女優
 ・“The Open Door(La puerta abierta)”(2):主演女優・助演女優
 ・『バンクラッシュ』(2):脚本・新人男優
 ・“Ozzy”(2):録音・アニメーション
 ・“Cerca de tu casa”(2):歌曲・新人女優
 ・“Frágil equilibrio”(2):歌曲・ドキュメンタリー

 近年、「外国勢」のノミネートが目を引くようになっているゴヤ賞ですが、本年度の「外国勢」は、助演女優賞のシガニー・ウィーバーとオリジナル脚本賞のポール・ラヴァーティくらいにとどまっています。

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 いくつかの作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Un monstruo viene a verme(A Monster Calls)”(西・米・英・カナダ) 監督:フアン・アントニオ・バヨナ
 出演:Lewis MacDougall、フェリシティー・ジョーンズ、リアム・ニーソン、シガニー・ウィーバー、トビー・ケベル、ジェラルディン・チャップリン
 物語:コナーは、シングル・マザーの母と暮らしているが、母が重い病気にかかり、学校でもハリーにいじめられる。ある夜、彼は、イチイの木の怪物に出会い、友だちになる。怪物は、夜ごと、彼の部屋にやってきて、話をしてくれるようになる。
 パトリック・ネス著の児童書『怪物はささやく』の映画化。
 トロント国際映画祭2016 GALAS部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門出品。SIGNIS賞スペシャル・メンション受賞。


 ・『スモーク・アンド・ミラーズ』“El hombre de las mil caras(Smoke & Mirrors)”(西) 監督:アルベルト・ロドリゲス・リブレロ(Alberto Rodríguez)
 出演:ホセ・コロナド(José Coronado)、エドゥアルド・フェルナンデス(Eduard Fernández)
 物語:Francisco Paesaは、マドリッド生まれのビジネスマンで、スイスの銀行家で、武器商人であり、言い逃れのプロで、プレイボーイで、ジゴロで、泥棒で、シークレット・エージェントでもある。1986年、彼はスペイン政府に雇われる。その頃はまだ信頼できる親友Jesus Camoesのサポートを得ていた。数年後、妻との関係が破綻し、別れることになった頃、元・準軍事組織グアルディア・シビルのトップだったLuis Roldanからアプローチを受ける。それは、彼の国外逃亡を助けて、パリとアンティーブにある2つのリッチな不動産と公的基金からくすねた6百万ドルを守ってほしいというものだった。彼は、スペイン政府へ復讐し、Luis Roldanの金を盗もうと考える。
 マドリッド生まれの実在のスパイFrancisco Paesaの実際の人生に基づく物語。
 Francisco Paesa(1936- ):のちに赤道ギニアの独裁者となるフランシスコ・マシアス・ンゲマと取引したり、スペインのバスク人テロ組織ETAによるテロ行為が横行した時代には、ETAに対抗するために組織された極右テロリスト集団GAL(反テロリスト解放グループ)とも関わったりした。スペインのシークレット・サービスと協力して、ETAに位置センサー付きのミサイル2基を売ったが、それが、ETAが持っていた大量の武器や文書発見につながった。スペインの政治家で、準軍事組織グアルディア・シビルを率いたLuis Roldánの不正事件にも関わりがあると言われている。1998年にタイで死んだとも伝えられたが、のちに、それが偽装であったことが判明した。2005年にスペインのジャーナリストAlenda Manuel Cerdanが、パリでFrancisco Paesaにインタビューして世界を驚かせたが、このインタビューに基づいてAlenda Manuel Cerdanが書いた“Paesa: El espía de las mil caras(The Spy with a Thousand Faces)”が本作の原作となっている。
 『マーシュランド』のアルベルト・ロドリゲス・リブレロ監督の最新作。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 オフィシャル・セレクション出品。男優賞(エドゥアルド・フェルナンデス)、Zinemaldia FEROZ Award受賞。


 ・“Tarde para la ira(The Fury of A Patient Man)”(西) 監督:ラウール・アレバロ(Raúl Arévalo)
 出演:アントニオ・デ・ラ・トーレ(Antonio de la Torre)、Luis Callejo、Ruth Díaz
 物語:Curroは、宝石店強盗に関わった罪で、入れられていた刑務所から8年ぶりに釈放される。彼は、家族と新しい人生をやり直そうと考えていたが、事態はそう簡単ではないことがわかる。謎の男Joséとの出会いが、彼を思いがけない方向へと導き、Curroは、過去の亡霊と向き合い、復讐の深淵へと沈む。
 俳優ラウール・アレバロの初監督作品。
 ベネチア国際映画祭2016 Orizzonti部門出品。女優賞(Ruth Díaz)受賞。
 トロント国際映画祭2016 DISCOVERY部門出品。


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 受賞結果の発表は、2017年2月4日です。

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 ・ゴヤ賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_75.html
 ・ゴヤ賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_11.html
 ・ゴヤ賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_24.html
 ・ゴヤ賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_33.html
 ・ゴヤ賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_37.html
 ・ゴヤ賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_25.html
 ・ゴヤ賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_26.html
 ・ゴヤ賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_3.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月~2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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