ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2015 ノミネーション発表!

 第18回ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードのノミネーションが発表されました。(11月3日)

画像

 ◆作品賞(Best British Independent Film)
 ・“45 Years”(英) 監督:アンドリュー・ヘイ
 ・“Amy”(英・米) 監督:アシフ・カパディア
 ・“Ex Machina”(英) 監督:アレックス・ガーランド
 ・“The Lobster”(アイルランド・ギリシャ・仏・オランダ・米) 監督:ヨルゴス・ランティモス
 ・『マクベス』“Macbeth”(英・仏・米) 監督:ジャスティン・カーゼル

 ◆監督賞
 ・“45 Years” アンドリュー・ヘイ
 ・“Amy” アシフ・カパディア
 ・“Ex Machina” アレックス・ガーランド
 ・“The Lobster” ヨルゴス・ランティモス
 ・『マクベス』 ジャスティン・カーゼル

 ◆主演男優賞
 ・コリン・ファレル “The Lobster”
 ・マイケル・ファスベンダー 『マクベス』
 ・トム・コートネイ “45 Years”
 ・トム・ハーディー “Legend”(英・仏)(監督:ブライアン・ヘルゲランド)
 ・トム・ヒドルストン “High-Rise”(英)(監督:ベン・ウィートリー)

 ◆主演女優賞
 ・アリシア・ヴィキャンデル “The Danish Girl”(英・独・米)(監督:トム・フーパー)
 ・キャリー・マリガン “Suffragette”(英)(監督:Sarah Gavron)
 ・シャーロット・ランプリング “45 Years”
 ・マリオン・コティヤール 『マクベス』
 ・シアーシャ・ローナン “Brooklyn”(アイルランド・英・カナダ)(監督:ジョン・クロウリー)

 ◆助演男優賞
 ・ベン・ウィショウ “The Lobster”
 ・ブレンダン・グリーソン “Suffragette”
 ・ドーナル・グリーソン “Brooklyn”
 ・ルーク・エヴァンス “High-Rise”
 ・ショーン・ハリス 『マクベス』

 ◆助演女優賞
 ・アンヌ=マリー・ダフ “Suffragette”
 ・ヘレナ・ボナム・カーター “Suffragette”
 ・ジュリー・ウォルターズ “Brooklyn”
 ・オリヴィア・コールマン “The Lobster”
 ・シエナ・ミラー “High-Rise”

 ◆脚本賞(Best Screenplay)
 ・“45 Years” アンドリュー・ヘイ
 ・“Brooklyn” ニック・ホーンビー
 ・“Ex Machina” アレックス・ガーランド
 ・“High-Rise” エイミー・ジャンプ(Amy Jump)
 ・“The Lobster” ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ(Efthymis Filippou)

 ◆技術貢献賞(Outstanding Achievement in Craft)
 ・クリス・キング(Chris King)(編集) “Amy”
 ・フィオナ・ウィアー(Fiona Weir)(キャスティング) “Brooklyn”
 ・マーク・ディグビー(Mark Digby)(プロダクション・デザイン) “Ex Machina”
 ・Andrew Whitehurst(VFX) “Ex Machina”
 ・アダム・アーカポー(Adam Arkapaw)(撮影) 『マクベス』

 ◆ニューカマー賞(Most Promising Newcomer)
 ・Abigail Hardingham “Nina Forever”(英)(監督:Ben Blaine、Chris Blaine)
 ・Agyness Deyn “Sunset Song”(英・ルクセンブルク)(監督:テレンス・デイヴィス)
 ・Bel Powley “A Royal Night Out”(英)(監督:ジュリアン・ジャロルド)
 ・Mia Goth “The Survivalist”(英)(監督:Stephen Fingleton)
 ・Milo Parker 『ミスター・ホームズ』“Mr Holmes”(英・米)(監督:ビル・コンドン)

 ◆新人監督賞(The Douglas Hickox Award (Debut Director))
 ・“The Hallow(The Woods)”(英・米・アイルランド) Corin Hardy
 ・“Kajaki: The True Story”(英・ヨルダン) Paul Katis
 ・“Nina Forever” Chris Blaine、Ben Blaine
 ・“Slow West”(英・ニュージーランド) John Maclean
 ・“The Survivalist” Stephen Fingleton

 “Slow West”は、サンダンス映画祭2015グランプリ受賞。Transatlantyk International Film Festival – Poznan2015 観客賞受賞。
 “The Survivalist”は、トライベッカ映画祭2015 Best New Narrative Director - Special Jury Mention、シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2015 Citizen Kane Award for Best Directorial Revelation受賞。

 ◆ディスカバリー賞(The Discovery Award)
 ※前回まであった「レインダンス賞」を改称したようです。
 ・“Aaaaaaaah!”(英) 監督:スティーヴ・オーラム(Steve Oram)
 ・“Burn Burn Burn”(英) 監督:Chanya Button
 ・“Orion: The Man Who Would Be King”(英・米) 監督:Jeanie Finlay
 ・“The Return”(英) 監督:Oliver Nias
 ・“Winter”(英) 監督:Heidi Greensmith

 ◆プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(Producer of the Year)
 ※前回までは、「プロダクション賞(Best Achievement in Production)」だったのが、改称したようです。
 ・“45 Years”
 ・“Amy”
 ・“Kajaki: The True Story”
 ・“The Lobster”
 ・“The Violators”(英)(監督:Helen Walsh)

 ◆最優秀英国短編賞(Best British Short)
 ・“Balcony”(英) 監督:Toby Fell-Holden
 ・“Crack”(英) 監督:Peter King
 ・“Edmond”(英) 監督:Nina Gantz
 ・“Love Is Blind”(英) 監督:Dan Hodgson
 ・“MANoMAN”(英) 監督:Simon Cartwright

 “Edmond”は、エジンバラ国際映画祭2015出品。
 “Love Is Blind”は、カンヌ国際映画祭2015短編コンペティション部門出品。サンタフェ・インディペンデント映画祭2015 ナラティヴ・ショート部門審査員賞受賞。
 “MANoMAN”は、カンヌ国際映画祭2015 シネフォンダシオン部門出品。エジンバラ国際映画祭2015出品。

 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・“Amy”(英) 監督:アシフ・カパディア(Asif Kapadia)
 ・“Dark Horse: The Incredible True Story of Dream Alliance”(英) 監督:ルイーズ・オズモンド(Louise Osmond)
 ・“How to Change the World”(英・カナダ) 監督:Jerry Rothwell
 ・“Palio”(英) 監督:Cosima Spender
 ・“A Syrian Love Story”(英) 監督:ショーン・マカリスター(Sean McAllister)

 “Amy”は、ヨーロッパ映画賞2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。ハリウッド映画賞2015 ドキュメンタリー賞受賞。
 “Dark Horse: The Incredible True Story of Dream Alliance”は、サンダンス映画祭2015観客賞受賞。トロント国際映画祭2015 TIFF DOCS部門出品。
 “How To Change The World”は、サンダンス映画祭2015出品。編集賞受賞。HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2015 観客賞6位。シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2015 グリーン賞受賞。レイキャビク国際映画祭2015 環境賞受賞。
 “Palio”は、トライベッカ映画祭2015 編集賞受賞。カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 “A Syrian Love Story”は、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2015 グランプリ受賞。ヨーロッパ映画賞2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。

 ◆インターナショナル・インディペンデント映画賞(Best International Independent Film)
 ・『キャロル』(英・米・仏) 監督:トッド・ヘインズ
 ・『フレンチアルプスで起きたこと』(スウェーデン・デンマーク・仏・ノルウェー) 監督:リューベン・オストルンド
 ・“Girlhood(Bande de filles)”(仏) 監督:セリーヌ・シアマ
 ・“Room”(アイルランド・カナダ) 監督:レニー・アブラハムソン
 ・『サウルの息子』“Son of Saul”(ハンガリー) 監督:ネルシュ・ラースロー

 ◆ヴァラエティー賞(Variety Award)
 ◎ケイト・ウィンスレット

--------------------------------

 主な作品のノミネート状況は以下の通りです。

 ・“The Lobster”(7):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本・プロデューサー
 ・“45 Years”(6):作品・監督・主演男優・主演女優・脚本・プロデューサー
 ・『マクベス』(6):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・技術
 ・“Amy”(5):作品・監督・技術・プロデューサー・ドキュメンタリー
 ・“Brooklyn”(5):主演女優・助演男優・助演女優・脚本・技術
 ・“Ex Machina”(4):作品・監督・脚本・技術
 ・“High-Rise”(4):主演男優・助演男優・助演女優・脚本
 ・“Suffragette”(4):主演女優・助演男優・助演女優・助演女優
 ・“Nina Forever”(2):ニューカマー・新人監督
 ・“The Survivalist”(2):ニューカマー・新人監督
 ・“Kajaki: The True Story”(2):新人監督・プロデューサー

 今年のブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードは、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードらしからぬ充実ぶりで、アメリカの映画賞レースでかなりいいところに行くんじゃないかと思われる“The Danish Girl”がわずか1部門のノミネートにとどまり、解釈次第ではイギリス映画としてカウントできるはずの『キャロル』も外国映画扱いになっています。

 “インディペンデント”抜きにしても、“45 Years”、“Suffragette”、“Brooklyn”あたりは映画賞レースのメインストリームで争うことになるはずで、本年度はイギリス映画が元気だと言っていいかと思います。(といいながら、昨年度だって『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『ターナー、光に愛を求めて』『ベルファスト71』『パレードへようこそ』『ある神父の希望と絶望の7日間』『FRANK -フランク-』『ベル ~ある伯爵令嬢の恋~』なんかがあって、なかなか充実していたんですが。))

 加えて、ドキュメンタリー部門も評価の高い作品が揃っていて、アメリカの映画賞のドキュメンタリー部門でもノミネートや受賞を果たすするだろうと思われる作品がたくさん挙がっています。

 受賞予想としては、“45 Years”と“Suffragette”が競り合うんじゃないかと私は予想していますが、どうでしょうか。どちらもブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードが好きそうな作品だし、ノミネート部門が1つしかかぶっておらず、賞を分け合う形になるような気がしますね。

 受賞結果の発表は、12月6日です。

 ちなみに、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードでは、日本人アーティスト、吉岡徳仁氏がデザインしたトロフィーが受賞者に贈られることになっています。

画像

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
  
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_1.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_13.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_17.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_20.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_3.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_26.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_4.html
 ・ブリティッシュ・インディペンドント・フィルム・アワード2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_9.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_2.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2010受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_10.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_3.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_12.html
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_3.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年9月~2016年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201509/article_2.html

 追記:
 ・ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_14.html

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック