ベルリン国際映画祭2014 受賞結果!

 第64回ベルリン国際映画祭(2月6日-16日)の各賞が発表になりました。

画像

 【コンペティション部門】

 ・『グランド・ブダペスト・ホテル』“The Grand Budapest Hotel”(英・独) 監督:ウェス・アンダーソン
 審査員グランプリ(銀熊賞)受賞。

画像

 ・“‘71”(英) 監督:Yann Demange
 エキュメニカル審査員賞 スペシャル・メンション受賞。

画像

 ・“Aloft”(西・カナダ・仏) 監督:クラウディア・リョサ(Claudia Llosa)

 ・“Aimer, boire et chanter (Life of Riley)”(仏) 監督:アラン・レネ
 アルフレッド・バウアー賞(銀熊賞)、国際批評家連盟賞受賞。

画像

 ・“Jack”(独) 監督:Edward Berger

 ・“Die geliebten Schwestern(Beloved Sisters)”(独・オーストリア) 監督:ドミニク・グラフ(Dominik Graf)

 ・“Kreuzweg (Stations of the Cross)”(独・仏) 監督:Dietrich Brüggemann
 脚本賞(Dietrich & Anna Brüggemann)、エキュメニカル審査員賞受賞。

画像

 ・“Zwischen Welten (Inbetween Worlds)”(独) 監督:Feo Aladag

 ・“Macondo”(オーストリア) 監督:Sudabeh Mortezai

 ・“Stratos (To mikro psari)”(ギリシャ・独・キプロス) 監督:Yannis Economides

 ・“Kraftidioten (In Order of Disappearance)”(ノルウェー・スウェーデン・デンマーク) 監督:Hans Petter Moland

 ・“Black Coal, Thin Ice(白日焰火)”(中) 監督:Yinan Diao(刁亦男)
 金熊賞、男優賞(リャオ・ファン)受賞。

画像

画像

 ・“Blind Massage(推掌)”(中・仏) 監督:ロウ・イエ
 芸術貢献賞(銀熊賞)受賞:ツァン・チアン(撮影)。

画像

 ・“No Man’s Land(無人区)”(中) 監督:ニン・ハオ

 ・『小さいおうち』“Chiisai Ouchi (The Little House)”(日) 監督:山田洋次
 女優賞(黒木華)受賞。

画像

 ・“La voie de l‘ennemi (Two Men in Town)”(仏・アルジェリア・米・ベルギー) 監督:ラシッド・ブシャール

 ・“Boyhood”(米) 監督:リチャード・リンクレイター
 監督賞(銀熊賞)、ドイツ・アートハウス シネマ・ギルド賞(Prize Of The Guild Of German Art House Cinemas)、Berliner Morgenpost Readers’ Jury Award受賞。

画像

 ・“Praia do Futuro”(ブラジル・独) 監督:カリム・アイノズ(Karim Aïnouz)

 ・“Historia del miedo (History of Fear)”(アルゼンチン・ウルグアイ・独・仏) 監督:Benjamin Naishtat

 ・“La tercera orilla (The Third Side of the River)”(アルゼンチン・独・オランダ) 監督:Celina Murga

 【短編コンペティション部門】

 ◆金熊賞
 ◎“Tant qu'il nous reste des fusils à pompe (As Long As Shotguns Remain)”(仏) 監督:Caroline Poggi、Jonathan Vinel

画像

 ◆審査員賞(銀熊賞)
 ◎“Laborat”(独) 監督:Guillaume Cailleau

画像

 ◆ヨーロッパ映画賞2014 短編映画賞 ベルリン代表
 ◎“Taprobana”(ポルトガル・スリランカ・デンマーク) 監督:Gabriel Abrantes

 ◆DAAD短編賞(DAAD Short Film Prize)
 ◎“Person to Person”(米) 監督:Dustin Guy Defa

 【ベルリナーレ・スペシャル部門】

 ◆平和映画賞(Peace Film Prize)
 ◎“We Come as Friends”(仏・オーストリア) 監督:フーベルト・ザウパー

 【パノラマ部門】

 ◆第1回作品賞
 ◎“Güeros”(メキシコ) 監督:Alonso Ruizpalacios

画像

 ◆エキュメニカル審査員賞
 ◎“Calvary”(アイルランド・英) 監督:ジョン・マイケル・マクドナー(John Michael McDonagh)

画像

 ◆エキュメニカル審査員賞 スペシャル・メンション
 ◎“Triptych(Triptyque)”(カナダ) 監督:ロバート・ルパージュ(Robert Lepage)、Pedro Pires

画像

 ◆国際批評家連盟賞
 ◎“Hoje Eu Quero Voltar Sozinho (The Way He Looks)”(ブラジル) 監督:Daniel Ribeiro

画像

 ◆CICAE Art Cinema Award
 ◎“Kuzu (The Lamb)”(独・トルコ) 監督:Kutluğ Ataman

画像

 ◆LABEL EUROPA CINEMAS
 ◎“Blind”(ノルウェー・オランダ) 監督:Eskil Vogt

 ◆テディー賞
 ◎“Hoje Eu Quero Voltar Sozinho (The Way He Looks)”(ブラジル) 監督:Daniel Ribeiro

 ◆テディー賞 ドキュメンタリー部門(Best Documentary/Essay Film)
 ◎“Der Kreis (The Circle)”(スイス) 監督:Stefan Haupt

画像

 ◆Heiner Carow Prize
 ◎“My Mother, A War And Me”(独) 監督:Tamara Trampe、Johann Feindt

 [観客賞 フィクション部門](Audience Award – Fiction)

 ◆第1席
 ◎“Difret”(エチオピア) 監督:Zeresenay Berhane Mehari

画像

 ◆第2席
 ◎“Hoje Eu Quero Voltar Sozinho (The Way He Looks)”(ブラジル) 監督:Daniel Ribeiro

 ◆第3席
 ◎“Patardzlebi (Brides)”(グルジア・仏) 監督:Tinatin Kajrishvili

 [観客賞 ドキュメンタリー部門](Audience Award – Documentary)

 ◆第1席
 ◎“Der Kreis (The Circle)”(スイス) 監督:Stefan Haupt

 ◆第2席
 ◎“Finding Vivian Maier”(米) 監督:John Maloof、Charlie Siskel

 ◆第3席
 ◎“My Mother, A War And Me”(独) 監督:Tamara Trampe、Johann Feindt

 【フォーラム部門】

 ◆エキュメニカル審査員賞
 ◎“Sto spiti (At Home)”(ギリシャ・独) 監督:Athanasios Karanikolas

 ◆国際批評家連盟賞
 ◎『FORMA』“Forma”(日) 監督:坂本あゆみ

画像

 ◆CICAE Art Cinema Award
 ◎“She's Lost Control”(米) 監督:Anja Marquardt

 ◆テディー賞 短編賞
 ◎“Mondial 2010 ”(レバノン) 監督:Roy Dib

 ◆テディー賞 審査員賞(Teddy Jury Award)
 ◎“Pierrot Lunaire ”(独・カナダ) 監督:ブルース・ラ・ブルース

 ◆カリガリ賞
 ◎“Das große Museum (The Great Museum)”(オーストリア) 監督:Johannes Holzhausen

 ◆NETPAC賞
 ◎“Cheol-ae-kum (A Dream of Iron)”(韓) 監督:Kelvin Kyung Kun Park

画像

 ◎“Non-fiction Diary ”(韓) 監督:Jung Yoon-suk

画像

 ◆アムネスティ・インターナショナル映画賞(Amnesty International Film Prize)
 ◎“Al midan (The Square)”(米・エジプト) 監督:Jehane Noujaim

 ◆Think:Film Award
 ◎“Provenance”(米) 監督:Amie Siegel

 ◆Tagesspiegel Readers’ Jury Award
 ◎“Zamatoví teroristi (Velvet Terrorists)”(スロヴァキア・チェコ) 監督:Pavol Pekarčík、Ivan Ostrochovský、Peter Kerekes

 【ジェネレーション Kplus部門】

 [児童審査員賞]

 ◆最優秀作品賞(Crystal Bear for the Best Film)
 ◎“Killa(The Fort)”(インド) 監督:Avinash Arun

 ◆スペシャル・メンション(Special Mention)
 ◎『人の望みの喜びよ』“Hitono Nozomino Yorokobiyo(Joy of Man's Desiring)”(日) 監督:杉田真一

 ◆最優秀短編賞(Crystal Bear for the Best Short Film)
 ◎“Sprout”(韓) 監督:Ga-eun Yoon

 ◆スペシャル・メンション 短編部門
 ◎“Sepatu Baru(On Stopping the Rain)”(インドネシア) 監督:Aditya Ahmad

 [インターナショナル審査員賞]

 ◆グランプリ(Grand Prize)
 ◎“Ciencias Naturales(Natural Sciences)”(アルゼンチン・仏) 監督:Matías Lucchesi

 ◆スペシャル・メンション
 ◎“Killa(The Fort)”(インド) 監督:Avinash Arun

 ◆最優秀短編賞(Best Short Film)
 ◎“Moy Lichniy Los’(My Own Personal Moose)”(ロシア) 監督:Leonid Shmelkov

 ◆スペシャル・メンション 短編部門
 ◎“el(Away)”(ハンガリー) 監督:Roland Ferge

 【ジェネレーション 14plus部門】

 [ヤング審査員賞]

 ◆最優秀作品賞(Crystal Bear for the Best Film)
 ◎“52 Tuesdays”(オーストラリア) 監督:Sophie Hyde

 ◆スペシャル・メンション
 ◎“ärtico(arctic)”(西) 監督:Gabri Velázquez

 ◆最優秀短編賞(Crystal Bear for the Best Short Film)
 ◎“Mike”(英) 監督:Petros Silvestros

 ◆スペシャル・メンション 短編部門
 ◎“Emo (The Musical)”(オーストラリア) 監督:Neil Triffett

 [インターナショナル審査員賞]

 ◆グランプリ
 ◎“Violet”(ベルギー・オランダ) 監督:Bas Devos

 ◆スペシャル・メンション
 ◎“Einstein And Einstein (愛因斯坦和愛因斯坦)”(中) 監督:ツァオ・バオピン(曹保平/ Cao Baoping)

 ◆短編部門特別賞(Special Prize for the best short film)
 ◎“Vetrarmorgun(Winter Morning)”(フェロー諸島) 監督:Sakaris Stórá

 ◆スペシャル・メンション 短編部門
 ◎“Søn”(デンマーク) 監督:Kristoffer Kiørboe

 [その他の賞]
 ◆ELSE – Siegessäule Readers’ Jury Award
 ◎“52 Tuesdays”(オーストラリア) 監督:Sophie Hyde

 【パースペクティヴ・ドイツ映画部門】

 ◆FGYO-Award Dialogue en perspective
 French-German Youth Office (FGYO)プレゼンツにより、イスラエルとドイツとフランスの20歳から26歳の映画ファンによって選ばれた作品に贈られる。
 ◎“Anderswo (Anywhere Else)”(独) 監督:Ester Amrami

 ◆FGYO-Award Dialogue en perspective スペシャル・メンション
 ◎“nebel (fog)”(独) 監督:Nicole Vögele

 【その他の賞】

 ◆The German Actors Association BFFS Awards
 ◎“Nothing Bad Can Happen”
 ◎『コーヒーをめぐる冒険』
 ◎“Finsterworld”
 ◎TVシリーズ“Weißensee”

 【共同製作・製作支援】

 ◆Made in Germany – Perspektive Fellowship,
 前年度のパースペクティヴ・ドイツ映画部門に出品した新しい映画監督に対し、プロジェクトや原案、脚本をサポートするために贈られる。
 ◎Sandra Kaudelka “Intershop”
 ◎Sebastian Mez “274”

 ◆Arte International Prize( € 6,000)
 ◎エミール・バイガジン “The Wounded Angel”(カザフスタン)

 ◆VFF Highlight Pitch Award e( €10,000)
 ◎Bavo Defurne “Souvenir”(ベルギー)

 ◆DOLBY Atmos Policy Trailer
 ◎Yulia Glukhova (ロシア)

 ◆Lola/ドイツ映画 未映画化脚本賞(The German Screenplay Lola for the best unfilmed screenplay)
 ◎Thomas Franke “Pizza Kabul”

 ◆Thomas Strittmatter Screenplay Award
 ◎Peter Evers “G’stätten”

 ◆The “Berlin-Tel Aviv 3 months 24/7” Artist-in-Residency
 ◎トム・ショバル(Tom Shoval)
 ◎Gerd Kroske

 【特別賞・名誉賞】

 ◆名誉金熊賞(The Honorary Golden Bear)
 ◎ケン・ローチ

画像

 ◆ベルリナーレ・カメラ(The Berlinale Camera)
 映画にユニークな貢献をしたと認められる個人または団体に贈られる。
 ◎カール・バウムガルトナー(Karl Baumgartner)
 カール・バウムガルトナーは、『黒猫・白猫』『ヴァンダの部屋』『マーサの幸せレシピ』『ベアーズ・キス』『春夏秋冬そして春』『テザ 慟哭の大地』『サラエボ、希望の街角』などを手がけるプロデューサー。

画像

 ◆テディー賞 生涯貢献賞特別賞(Special Awards for Lifetime Achievements)
 ◎エルフィ・ミケシュ(Elfie Mikesch)(監督/撮影監督)
 ◎ローザ・フォン・プラウンハイム

画像

 ◆芸術文化勲章(Chevalier des Arts et des Lettres)
 ◎ソフィー・ロイス(Sophie Rois)(女優)
 ◎クリストファー・ブッフホルツ(Christopher Buchholz)(男優)

画像

 ◆名誉生涯貢献賞(Honorary Lifetime Achievement Award)
 ◎センタ・バーガー(Senta Berger)(女優)

画像

 ◎ギュンター・ロールバッハ(Günter Rohrbach)(プロデューサー)

画像

--------------------------------

 【データ】

 ・中国作品の金熊賞受賞は、1988年の『紅いコーリャン』、1993年の『香魂女』、2007年の『トゥヤーの結婚』以来、4作品目。

 ・中国作品からの男優賞受賞は初めて。

 ・『グランド・ブダペスト・ホテル』をイギリス映画と見るならば、イギリス映画の審査員グランプリ受賞は、1956年、1959年、1963年、1975年に続き、5回目。

 ・アメリカからの監督賞受賞は、前回のデイヴィッド・ゴードン・グリーンに続き、2年連続。

 ・リチャード・リンクレイターの監督賞受賞は、1995年の『恋人たちの距離』以来19年ぶり2回目。

 ・日本からの女優賞受賞は、1964年の左幸子(『にっぽん昆虫記』『彼女と彼』)、1975年の田中絹代(『サンダカン八番娼館 望郷』)、2010年の寺島しのぶ(『キャタピラー』)以来4人目。

 ・脚本賞は、2008年から始まった賞で、ドイツ映画の受賞は初めて。

 ・今回のベルリン国際映画祭は、33万枚のチケットの売り上げがあり、新記録達成となった。

 【受賞歴】

 ベルリン国際映画祭には、ワールド・プレミア作品が多数出品されますが、a)前年から映画祭に出品されたり、そこで受賞したりしている作品、b)サンダンス映画祭など2014年になってから他の映画祭でお披露目されている作品、も多く存在します。

 a)
 ・“Al midan (The Square)”:受賞歴多数。

 ・“Triptych(Triptyque)”:トロント国際映画祭2013出品。

 ・“Finding Vivian Maier”:トロント国際映画祭2013出品。パームスプリングス国際映画祭2014 ジョン・シュレシンジャー賞受賞。

 ・“Non-fiction Diary (Non-fiction Diary) ”:釜山国際映画祭2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。Mecenat Award受賞。

 ・“Sprout”:釜山国際映画祭2013 短編コンペティション部門出品。Sonje賞受賞。

 ・“Einstein And Einstein (愛因斯坦和愛因斯坦)”:釜山国際映画祭2013 アジア映画の窓部門出品。

 b)
 ・“We Come as Friends”:サンダンス映画祭2014 脚本賞受賞。

 ・“Blind”:サンダンス映画祭2014 「勇気ある映画」賞受賞。

 ・“Difret”:サンダンス映画祭2014 観客賞受賞。

 ・“52 Tuesdays”:サンダンス映画祭2014 監督賞受賞。

 そのほか、“Kuzu (The Lamb)”は、サラエボ映画祭2013でThe Restart Awardを受賞し、製作助成を受けています。

 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・ベルリン国際映画祭2014 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_80.html

 ・ベルリン国際映画祭2014 コンペティション部門 星取表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_16.html

 ・シューティング・スター2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_23.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年12月~2014年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_1.html

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック