ワシントンDC映画批評家協会賞2013 結果発表!

 ワシントンDC映画批評家協会賞(The DC Area film critics)2013の結果が発表されました。(12月9日)

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 ◆作品賞
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・『ゼロ・グラビティ』
 ・“Her”
 ・“Inside Llewyn Davis”
 ◎“12 Years a Slave”

 ◆監督賞
 ◎アルフォンソ・キュアロン 『ゼロ・グラビティ』
 ・スパイク・ジョーンズ “Her”
 ・バズ・ラーマン 『華麗なるギャツビー』
 ・スティーヴ・マックイーン “12 Years a Slave”
 ・マーティン・スコセッシ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆主演男優賞
 ・レオナルド・ディカプリオ  『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
 ◎キウェテル・イジョフォー  “12 Years a Slave”
 ・マシュー・マコノヒー  『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・ホアキン・ファニックス “Her”
 ・ロバート・レッドフォード  『オール・イズ・ロスト~最後の手紙~』

 ◆主演女優賞
 ◎ケイト・ブランシェット 『ブルージャスミン』
 ・サンドラ・ブロック 『ゼロ・グラビティ』
 ・ジュディー・デンチ 『あなたを抱きしめる日まで』
 ・メリル・ストリープ “August: Osage County”
 ・エマ・トンプソン 『ウォルト・ディズニーの約束』

 ◆助演男優賞
 ・ダニエル・ブリュール 『ラッシュ プライドと友情』
 ・マイケル・ファスベンダー  “12 Years a Slave”
 ・ジェームズ・フランコ 『スプリング・ブレイカーズ』
 ・ジェームズ・ガンドルフィニ  “Enough Said”
 ◎ジャレッド・レト  『ダラス・バイヤーズクラブ』

 ◆助演女優賞
 ・スカーレット・ヨハンソン “Her”
 ・ジェニファー・ローレンス  『アメリカン・ハッスル』
 ◎Lupita Nyong’o  “12 Years a Slave”
 ・オクタヴィア・スペンサー  “Fruitvale Station”
 ・ジューン・スキッブ  『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

 ◆オリジナル脚本賞
 ・エリック・ウォーレン・シンガー、デイヴィッド・O・ラッセル 『アメリカン・ハッスル』
 ・ウディ・アレン 『ブルージャスミン』
 ・ニコル・ホロフスナー “Enough Said”
 ◎スパイク・ジョーンズ “Her”
 ・ジョエル&イーサン・コーエン “Inside Llewyn Davis”

 ◆脚色賞
 ・ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク、リチャード・リンクレイター 『ビフォア・ミッドナイト』
 ・ビリー・レイ 『キャプテン・フィリップス』
 ・マイケル・H・ウェバー、スコット・ノイスタッター “The Spectacular Now”
 ◎ジョン・リドリー “12 Years a Slave”
 ・テレンス・ウィンター 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆撮影賞
 ◎エマニュエル・ルベツキ, ASC, A.M.C. 『ゼロ・グラビティ』
 ・サイモン・ダガン, ACS 『華麗なるギャツビー』
 ・ホイテ・ヴァン・ホイテマ, F.S.F., N.S.C. “Her”
 ・ブリュノ・デルボネル, AFC, ASC “Inside Llewyn Davis”
 ・ショーン・ボビット, BSC “12 Years a Slave”

 ◆編集賞 [新設]
 ◎アルフォンソ・キュアロン、マーク・サンガー 『ゼロ・グラビティ』
 ・エリック・ザンブランネン, A.C.E.、ジェフ・ブキャナン “Her”
 ・ダン・ハンリー, A.C.E.、マイク・ヒル, A.C.E. 『ラッシュ プライドと友情』
 ・ジョー・ウォーカー “12 Years a Slave”
 ・テルマ・スクーンメイカー, A.C.E. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 ◆美術賞(Best Art Direction)
 ・『ゼロ・グラビティ』 プロダクション・デザイナー:アンディー・ニコルソン 装飾(Set Decorator):Rosie Goodwin
 ◎『華麗なるギャツビー』 プロダクション・デザイナー:キャサリン・マーティン 装飾:Beverley Dunn
 ・“Her” プロダクション・デザイナー:K・K・バーネット 装飾:ジーン・サーデナ
 ・“Inside Llewyn Davis” プロダクション・デザイナー:ジェス・ゴンコール 装飾: Susan Bode Tyson
 ・“12 Years a Slave” プロダクション・デザイナー:アダム・ストックハウゼン 装飾:Alice Baker

 ◆オリジナル作曲賞(Best Original Score)
 ・クリストフ・ベック 『アナと雪の女王』
 ・アーケイド・ファイア “Her”
 ・スティーヴン・プライス 『ゼロ・グラビティ』
 ・トーマス・ニューマン 『ウォルト・ディズニーの約束』
 ◎ハンス・ジマー “12 Years a Slave”

 ◆ヤング・パフォーマンス賞(Best Youth Performance)
 ・エイサ・バターフィールド 『エンダーのゲーム』
 ・アデル・エグザルコプロス 『アデル、ブルーは熱い色』
 ・リアム・ジェームズ “The Way, Way Back”
 ・ワード・モヘメド 『少女は自転車にのって』
 ◎タイ・シェリダン 『MUD マッド』

 ◆アンサンブル賞(Best Acting Ensemble)
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ・“August: Osage County”
 ・『プリズナーズ』
 ◎“12 Years a Slave”
 ・“The Way, Way Back”

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・『殺人という行為』“Act of Killing”(デンマーク・ノルウェー・英) 監督:ジョシュア・オッペンハイマー
 ◎“Blackfish”(米) 監督:Gabriela Cowperthwaite
 ・『リヴァイアサン』“Leviathan”(仏・英・米) 監督:ルシアン・キャステイン=テイラー(Lucien Castaing-Taylor)
 ・『物語る私たち』“Stories We Tell”(カナダ) 監督:サラ・ポーリー
 ・『バックコーラスの歌姫たち』(米) 監督:モーガン・ネヴィル

 ◆アニメーション賞
 ・『クルードさんちのはじめての冒険』(米) 監督:クリス・サンダース、カーク・デミッコ
 ・『怪盗グルーのミニオン危機一発』“Despicable Me 2”(米) 監督:ピエール・コフィン、クリス・ルノー
 ◎『アナと雪の女王』(米) 監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
 ・『モンスターズ・ユニバーシティ』(米) 監督:ダン・スカンロン
 ・『風立ちぬ』“The Wind Rises”(日)  監督:宮崎駿

 ◆外国語映画賞
 ・『アデル、ブルーは熱い色』(仏) 監督:アブデラティフ・ケシシュ
 ◎“The Broken Circle Breakdown”(ベルギー・オランダ) 監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
 ・『偽りなき者』(デンマーク) 監督:トマス・ヴィンターベア
 ・“The Past (Le Passé)”(仏・伊) 監督:アスガー・ファルハディ
 ・『少女は自転車にのって』(サウジアラビア・独・UAE) 監督:ハイファ・アル=マンスール

 ◆ワシントンDCの肖像賞/ジョー・バーバー賞(The Joe Barber Award for Best Portrayal of Washington, DC)
 ◎『大統領の執事の涙』 監督:リー・ダニエルズ
 ・“The East”(米・英) 監督:Zal Batmanglij
 ・“Olympus Has Fallen”(米) 監督:アントワン・フークア
 ・『あなたを抱きしめる日まで』(英) 監督:スティーヴン・フリアーズ
 ・『ホワイトハウス・ダウン』(米) 監督:ローランド・エメリッヒ

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・“12 Years a Slave”(6/12):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚色・撮影・編集・美術・作曲・アンサンブル
 ・“Her”(1/9):作品・監督・主演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・作曲
 ・『ゼロ・グラビティ』(3/7):作品・監督・主演女優・撮影・編集・作曲
 ・『アメリカン・ハッスル』(0/4):作品・助演女優・脚本・アンサンブル
 ・“Inside Llewyn Davis”(0/4):作品・脚本・撮影・美術
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(0/4):監督・主演男優・脚色・編集
 ・『華麗なるギャツビー』(1/3):監督・撮影・美術
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』(1/2):主演男優・助演男優
 ・『ブルージャスミン』(1/2):主演女優・脚本
 ・『アナと雪の女王』(1/2):作曲・アニメ
 ・『あなたを抱きしめる日まで』(0/2):主演女優・肖像
 ・“August: Osage County”(0/2):主演女優・アンサンブル
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』(0/2):主演女優・作曲
 ・『ラッシュ プライドと友情』(0/2):助演男優・編集
 ・“Enough Said”(0/2):助演男優・脚本
 ・『アデル、ブルーは熱い色』(0/2):ヤング・外国語
 ・“The Way, Way Back”(0/2):ヤング・アンサンブル
 ・『少女は自転車にのって』(0/2):ヤング・外国語

 “12 Years a Slave”がノミネートされていた12部門のうち6部門を制して最多受賞となり、『ゼロ・グラビティ』が監督賞を含む3部門を制し、この2作品で主だった部門のほとんどを独占する形になりました。

 この受賞結果が、今後の全米映画賞を占うものかどうかはまだわかりませんが、今後の賞レースがこの結果に準じたものになる可能性は十分にありそうです。

 また、下馬評では評価の高かった『アメリカン・ハッスル』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、“August: Osage County”、『ウォルト・ディズニーの約束』といった作品は、徐々に賞レースから外れつつあるように見えます。

 “Her”や『ダラス・バイヤーズクラブ』、『ブルージャスミン』は、今回、受賞している部門がその作品に対する栄誉を代表する部門ともなりそうで、そういう方向性でプロモーションして1部門を確実に狙いにいけば、手堅くオスカーを手にできるかもしれません。ま、『ブルージャスミン』の主演女優賞はもう既に当確が出ていますが。

 
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 *当ブログ記事

 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2012ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_18.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2012受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_24.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2011受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_10.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_11.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2009ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_11.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_13.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2008受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_15.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年12月~2014年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_1.html

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