サンフランシスコ国際映画祭2013 受賞結果!

 第56回サンフランシスコ国際映画祭(4月25日-5月9日)の受賞結果です。

 【サンフランシスコ国際映画祭】

 サンフランシスコ国際映画祭は、中断なしに続いている映画祭としては、アメリカで最も古い映画祭で、毎年、2週間の開催期間中に、50カ国以上から集まった200本を超える作品が上映されています。

 サンフランシスコ国際映画祭は、外国映画をアメリカに紹介する場として、劇場未公開作品を上映する場として、今では常連客7万人以上を誇る大きな映画祭になっていますが、初期には、外国映画に対する脅威と、映画祭に出品することは作品をオスカーから遠ざけることになると恐れられて、ハリウッド・メジャーからの協力は得られなかったとWikipediaに記されています。

 コンペティション部門は、長編ドキュメンタリー部門と、新人監督部門である「ニュー・ディレクターズ部門」、そして短編部門の3つが柱となっています。

 そのほかのプログラムは、(特集などはあまりなくて)新作中心のラインナップになっていますが、東海岸(ニューヨーク)には、秋にニューヨーク映画祭とハンプトンズ国際映画祭、春にトライベッカ映画祭があるのに対し、西海岸はそれらに匹敵する映画祭がなく、したがって、これまで西海岸で上映されてこなかった新作・話題作が、一気にここサンフランシスコ国際映画祭で上映されることになります。

 また、地元ベイエリアの映画作家たちへの支援と表彰や、映画産業に貢献したさまざまなジャンルの映画人への表彰にも力を入れています。

 本年度の受賞結果は、以下の通りです。

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 【ゴールデンゲート・長編ドキュメンタリー・コンペティション】

 ・“The Search for Emak Bakia”(西) 監督:Oskar Alegria
 ・“Sofia’s Last Ambulance”(独・ブルガリア・クロアチア) 監督:Ilian Metev
 ・“Rent a Family Inc.”(デンマーク) 監督:Kaspar Astrup Schröder [USプレミア]
 ・“Chimeras”(フィンランド) 監督:Mika Mattila, Finland [USプレミア]
 ・“A River Changes Course”(カンボジア・米) 監督:Kalyanee Mam
 ・『祈(いのり)』“Inori”(日) 監督:ペドロ・ゴンザレス・ルビオ(Pedro González-Rubio)
 ・“After Tiller”(米) 監督:Martha Shane、Lana Wilson
 ・“Before You Know It”(米) 監督:PJ Raval
 ・“Cutie and the Boxer”(米) 監督:Zachary Heinzerling
 ・“God Loves Uganda”(米・ウガンダ) 監督:Roger Ross Williams
 ・“The Kill Team”(米) 監督:Dan Krauss
 ・“Let the Fire Burn”(米) 監督:Jason Osder

 ※審査員:Bonni Cohen(監督・プロデューサー)、David D’Arcy(文化コメンテーター)、Lisa Schwarzbaum(エッセイスト).

 ◎ゴールデンゲート賞:“A River Changes Course”(カンボジア・米) 監督:カリアニー・マン(Kalyanee Mam)

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 “A River Changes Course”(カンボジア・米) 監督:カリアニー・マン(Kalyanee Mam)
 カンボジアの3つの家族を取り上げて、現代世界が、豊かな過去の文化を破壊し、農夫や漁師として働くはずだった若者たちを、工場やプランテーションに働きに行かざるを得ないように仕向けている現状を描く。
 Sali Mathの場合:彼の家族は、カンボジア中央を流れるトンレサップ川で、漁を生業として暮らしている。しかし、彼らの生活は、近年、大規模な漁業利権、大がかりな漁法、違法な漁により、危険にさらされている。
 Khieu Mokの場合:Khieu Mokは、プノンペン郊外の小さな村で、母親とともに稲作をしている。生活をやりくりするためには、土地や水牛を買わなければならず、膨れ上がる借金を返すためには、Khieu Mokは、村を離れて、プノンペンの服飾工場に働きに行かなければならない。
 Sav Samournの場合:Sav Samournは、家族と一緒にカンボジア東北部の山間地に暮らしている。近くには、カシューの果樹園があり、水田があり、深い森がある。しかし、近年は、大手企業がやってきて、大がかりな森林の伐採を行なっている。かつては森を怖いと感じた彼女だったが、いまは違う。人間の方が恐ろしいのだ。
 『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(2010)のカリアニー・マン監督最新作。
 サンダンス映画祭2013 審査員グランプリ受賞。


 ◎ベイエリア・ドキュメンタリー賞(Bay Area Documentary Feature):“The Kill Team”(米) 監督:Dan Krauss

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 “The Kill Team”(米) 監督:Dan Krauss
 2009年、アダム・ウィンフィールドは、小隊を引き連れて、アフガニスタンに向かう。彼の父親は海兵で、彼は父親から名誉と愛国心を教わった。ところが、彼の小隊は、カンボジアで民間人を殺し、のちに、彼も裁判で有罪判決を受けることになる。いったいカンボジアで何があったのか? いったい何が彼らを狂わせたのか?
 トライベッカ映画祭2013 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。

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 【ニュー・ディレクターズ・コンペティション】

 ・“Youth”(仏) 監督:Justine Malle
 ・“The Strange Little Cat”(独) 監督:Ramon Zürcher [北米プレミア]
 ・“Present Tense”(トルコ) 監督:Belmin Söylemez
 ・『記憶が私を見る』“Memories Look at Me”(中) 監督:ソン・ファン(Song Fang)
 ・『かぞくのくに』“Our Homeland”(日) 監督:ヤン・ヨンヒ
 ・“Tall as the Baobab Tree”(米・セネガル) 監督:Jeremy Teicher [USプレミア]
 ・“La Sirga”(コロンビア・仏・メキシコ) 監督:William Vega
 ・“The Cleaner”(ペルー) 監督:Adrián Saba
 ・“They’ll Come Back”(ブラジル) 監督:Marcelo Lordello
 ・“Habi, the Foreigner”(アルゼンチン・ブラジル) 監督:María Florencia Álvarez [北米プレミア]

 ※審査員:Betsy Sharkey(批評家)、Alicia Scherson(フィルムメーカー)、Charles Mudede(編集者)

 ◎ニュー・ディレクターズ賞(New Directors Prize):“Present Tense”(トルコ) 監督:Belmin Söylemez

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 “Present Tense(Simdiki zaman)”(トルコ) 監督:Belmin Söylemez
 物語:ミナは、仕事がなく、アパートも立ち退きを求められていて、不安で絶望的な気持ちになっている。彼女は、偶然、占い師募集のチラシを見つけて、応募し、コーヒーカップ占いをすることになる。彼女の占いは、人気を呼び、たくさんの女性客に押しかけるようになり、彼女は、これでトルコからアメリカへ移住するという夢に一歩近づいたまで感じる。しかし、客に知り合いこそ来なかったものの、占いという仕事を通じて、彼女は自分自身と自分の過去にも向き合わざるを得なくなる。
 これまでドキュメンタリーを手がけてきたBelmin Söylemezの初のフィクション長編監督作品。

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 ◎オナラブル・メンション(Honorable Mention):“La Sirga”(コロンビア・仏・メキシコ) 監督:William Vega

 “La Sirga”(コロンビア・仏・メキシコ) 監督:William Vega
 物語:アリシアは、彼女の最愛の家族を奪った暴力から逃げて、残された有一の身内であるオスカーのゲストハウスLa Sirgaにたどりつく。そこはアンデスの麓の大きな湖のほとりにあり、ここでなら安全に暮らせると考える。しかし、オスカーが長らく待ち望んでいた息子のフレディーが戻ってきて、交戦派ともつながっている彼のせいで、彼女が恐れていたものを呼び込むことになってしまう。
 初監督作品。
 カンヌ国際映画祭2012 監督週間出品。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2012 ホライズンズ・ラティーノ部門出品。


 ◎オナラブル・メンション(Honorable Mention):“The Cleaner”(ペルー) 監督:Adrián Saba

 “The Cleaner (El Limpiador)”(ペルー) 監督:Adrián Saba
 物語:エウセビオは、死人が出た建物の後始末を専門とする掃除人だ。リマに謎の伝染病が広まって、彼の仕事は忙しくなる。しかも、病気が収束する気配はない。ある日、彼は、掃除をしていた家のワードローブに8歳の子どもが隠れているのを見つける。両親は亡くなっている。彼は、その子を引き取ってくれる身内を捜すが見つからず、一時的に自分で預かることにする。彼は、これまで他人と深い関係を築いたことがなく、その子のこともどう接していいかわからない……。
 監督のAdrián Sabaは、長年オーディオヴィジュアルの仕事をしてきて、これが初監督長編。
 サンセバスチャン国際映画祭2012 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 シカゴ国際映画祭2012 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。
 パームスプリングス国際映画祭2013 ニュー・ボイス/ニュー・ヴィジョン賞受賞。


 【短編部門】

 ※審査員:Cheryl Dunye、Amanda Micheli、Malcolm Pullinger(以上、すべてフィルムメーカー)

 ◎ナラティヴ・ショー賞ト:“Ellen Is Leaving”(ニュージーランド) 監督:Michelle Savill

 “Ellen is Leaving”(ニュージーランド) 監督:Michelle Savill
 物語:エレンは、どうしようもないボーイフレンド、ハーミッシュときれいに別れた方がお互いのためだと感じている。ある日、ハーミッシュが、冗談めかして、新しいガールフレンドでも世話してくれよと言う。それが、実際にいいアイデアかもしれないと思ったエレンは、実行するが、思った以上にうまくいって、少々あせってしまう。彼女は本当に彼とすっきりと別れられるのだろうか。
 シカゴ国際映画祭2012 短編部門出品。
 SXSW映画祭2013 最優秀ナラティヴ・ショート受賞。

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 ◎ドキュメンタリー・ショート賞:“Kings Point”(米) 監督:Sari Gilman

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 “Kings Point”(米) 監督:Sari Gilman
 70年代から80年代にかけて、数10万の人々が、ニューヨークから、パームビーチの西に位置するキングス・ポイントに引っ越して、そこで余生を過ごすことに決めた。青い空、太陽、パームの木、そこにリッチなパラダイスがあるように思え、彼らは、1500ドルの頭金を払って、そこに移り住んだ。そして、現在。コミュニティーは高齢化し、モラルの問題を抱えている。経費も高騰した。アメリカン・ドリームのついの住処の肖像。
 監督のSari Gilmanは、10年以上のキャリアを持つドキュメンタリーの編集者で、これが初監督作品。
 米国アカデミー賞2013 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト・エントリー。

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 ◎審査員特別賞:“Home”(ニュージーランド) 監督:Thomas Gleeson

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 “Home”(ニュージーランド) 監督:Thomas Gleeson
 家をまるごと移送する様子を追った11分のドキュメンタリー。
 ニュージーランド国際映画祭2012 Friends of the Civic Short Film Award(ニュージーランド最優秀短編賞)受賞。

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 ◎短編アニメーション賞(Animated Short):『カリ、ザ リトル バンパイヤ』“Kali the Little Vampire”(カナダ・仏) 監督:レジーナ・パッソア(Regina Pessoa)

 『カリ、ザ リトル バンパイヤ』“Kali the Little Vampire(Kali, o pequeno vampiro)”(カナダ・仏) 監督:レジーナ・パッソア) Regina Pessoa
 物語:カリは、若いヴァンパイアの少年で、光を恐れて、影の中で生きていかなければならないことに苦しんでいる。 彼は、彼の存在を夢見たこともないような子供たちの行き方をうらやましいと思う。ある日、彼は、再び、子供たちが線路際で遊んでいるのを見て、孤独から解放され、ヴァンパイアゆえに、自分には他の子供たちができないようなことができるということを悟る。
 声の出演:クリストファー・プラマー
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2012 パノラマ部門出品。
 広島国際アニメーションフェスティバル2012出品。ヒロシマ賞受賞。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2012 ナラティヴ・ショート部門出品。

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 ◎ベイエリア・ショート賞 第1席:“3020 Laguna St. In Exitum”(米) 監督:Ashley Rodholm、Joe Picard

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 ◎ベイエリア・ショート賞 第2席:“More Real”(米) 監督:Jonn Herschend

 ◎ニュー・ヴィジョンズ賞(New Visions):“Salmon”(イスラエル・伊) 監督:Alfredo Covelli

 “Salmon”(イスラエル・伊) 監督:Alfredo Covelli
 2012年3月、ユダヤ人学校で殺されたラビのジョナサン・サンドラー、その息子のアリエルとガブリエル、そしてミリアム・モンソネゴ(ミディ=ピレネー連続銃撃事件)が、エルサレムの丘に移送されるのを追った短編ドキュメンタリー。
 コレモンフェラン国際短編映画祭2013 出品。
 ナッシュヴィル映画祭2013出品。エクスペリメンタル・ショート オナラブル・メンション受賞。

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 ◎ファミリー映画賞:『ルミナリス』“Luminaris”(アルゼンチン) 監督:ホアン・パブロ・ザラメーラ(Juan Pablo Zaramella)

 『ルミナリス』“Luminaris”(アルゼンチン) 監督:ホアン・パブロ・ザラメーラ(Juan Pablo Zaramella)
 物語:男は電球会社に勤めている。電球の素は、ガムのようなもので、男がそれを口に含んでふくらませて、電球にし、パートナーの女性が着灯して、完成させる。男には、何か計画があるらしく、電球の素を盗んで、家に持ち帰っている。が、独りではなかなかうまくいかない。ところが、ある日、彼が、電球の素を盗んでいるのが見つかって、彼はクビになってしまう。夜、彼の部屋をノックする音がする。ドアを開けると、そこにはパートナーの女性が立っていて、彼女も電球の素を盗んでいたらしいことがわかる。2人で、大きな電球をふくらまし、夢の冒険旅行にでかける。
光のよって支配されている世界で、1人の普通の男が運命を変えてしまおうと計画する。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2011 短編コンペティション部門出品。観客賞受賞。国際批評家連盟賞受賞。
 米国アカデミー賞2012 短編アニメーション賞ノミネート。
 広島国際アニメーションファスティバル2013出品。
 ネスレアミューズ映画祭にて配信。
 ホアン・パブロ・ザラメーラ(Juan Pablo Zaramella)は、10年以上のキャリアを持ち、複数の作品で多くの賞を受賞しているブエノスアイレスのアニメーション作家。


 ◎ファミリー映画賞 オナラブル・メンション:“I'm Going to Mum's”(ニュージーランド) 監督:Lauren Jackson

 “I'm Going to Mum's”(ニュージーランド) 監督:Lauren Jackson
 物語:ジェイコブは8歳。両親が離婚して、別々に暮らすことになり、敵対する双方の家族の間で、もみくちゃにされている。特にトラブルの種となっているのは、服で、双方とも、自分が選んだ服のみをジェイコブに着させ、相手が選んだ服は決して着させようとしない。エスカレートする争いにうんざりしたジェイコブは、どんなものでも着る、ただし、一度着た服は、二度と脱がないと宣言し、重ね着に次ぐ重ね着をして親たちに抵抗する。
 ベルリン国際映画祭2013 ジェネレーションKplus部門出品。

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 ◎ファミリー映画賞 オナラブル・メンション:“Jonah and the Crab”(米) 監督:Laurel Cohen

 “Jonah and the Crab”(米) 監督:Laurel Cohen
 物語:少年と、彼が浜辺でみつけたやどかりとの友情の物語。
 ノースウェスタン大学の学生が作った作品。

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 ※審査員:Betsy Bozdech(メディア・スペシャリスト)、Steven Kirk(教師)、 Lisa Scandrette(一般/母親代表)

 【ユース・ワーク部門】 (The Youth Works)

 ※審査員:Kiazad Ehya(フィルメーカー・教師)、Kristen Fang(学生)、Chanel Peng(学生)、Sebastian Rodriguez(学生).

 ◎ユース・ワーク賞:“The Dogmatic”(米) 監督:Lance Oppenheim

 “The Dogmatic”(米) 監督:Lance Oppenheim
 フロリダで捨て犬の保護を行なっているグループについてのドキュメンタリー。そのグループは、犬を愛するあまり、犬を虐待する飼い主から犬を盗み出すという暴挙に及ぶ。



 ◎オナラブル・メンション:“Last Stop Livermore”(米) 監督:Nat Talbot

 “Last Stop Livermore”(米) 監督:Nat Talbot
 物語:ジョーは、興味を抱いた女の子に会いに行きたいと考え、親友のジミーにつきあってくれと頼む。しかし、都会のサンフランシスコから、退屈なリバモア郊外にまでの旅は、思いがけないことの連続だった。

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 【国際批評家連盟賞】

 ◎国際批評家連盟賞:“Nights with Theodore(Les nuits avec Theodore)”(仏) 監督:Sébastian Betbeder

 “Nights with Theodore(Les nuits avec Theodore)”(仏) 監督:Sébastian Betbeder
 出演:Pio Marmaï、アガト・ボニゼール(Agathe Bonitzer.)
 物語:パリのフラットでのパーティーで、テオドールとアンナは出会う。夜も深くなって、2人は、外へと飛び出す。ビュット・ショーモン公園のフェンスによじ登り、誰もいない公園で、彼らは初めての夜を過ごす。やがてこの小さな冒険も終わりに近づき、2人はフラットへと戻っていく。
 ビュット・ショーモン公園を舞台に、フィクションとドキュメンタリー、ミステリーとファンタジーを融合させたような作品。67分。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門出品。

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 【特別賞・名誉賞】

 ◎George Gund Ⅲ賞:Ray Dolby
 Dolby Laboratoriesの創設者、名誉教授。

 ◎Kanbar賞:エリック・ロス
 Kanbar賞は、脚本家に贈られる賞。

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 ◎Peter J. Owens賞:ハリソン・フォード

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 ◎Mel Novikoff賞:Peter von Bagh
 Peter von Baghは、フィンランドの映画批評家、映画史家、映画監督
 Mel Novikoff賞は、ワールド・シネマに貢献した個人や団体に贈られる賞。

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 ◎監督賞(Founder’s Directing Award):フィリップ・カウフマン

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 ◎ニュー・ヴィジョン賞(Golden Gate Persistence of New Vision Award):Jem Cohen(監督)
 この賞は、近年の活躍が目覚しいフィルムメーカーに贈られる賞。

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 映画賞対象年度からいえば、2012年度となる作品もありますが、今後、映画賞レースにタイトルが上がってくるだろうというような作品もいくつかあって、“A River Changes Course”や“The Kill Team”は、ドキュメンタリー部門で、けっこういいところまで来るのではないかと思われます。
 本年度のドキュメンタリー部門の締め切り(米国アカデミー賞の)まであと3ヶ月半しかないということもあり、ドキュメンタリー部門は大分絞り込まれてきたようです。

 なお、上記のラインナップではちょっと想像がつきにくいかもしれませんが、人気の監督や俳優も数多く来場して、映画祭を盛り上げています。今年だと、ソダーバーグ、ウィリアム・フリードキン、ノア・バウムバック、サラ・ポーリー、リチャード・リンクレイター&ジュリー・デルピー、マイケル・セラ、デイヴィッド・ゴードン・グリーン、内田けんじ……。

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 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月~2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html
 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年5月~12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_9.html

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