AKB48の新曲『ギンガムチェック』のMVを手がける映像作家ジョセフ・カーンて、こんな人!

 AKBの新曲『ギンガムチェック』のミュージックビデオを手がけたのが、「レディー・ガガを手がける」「グラミー賞受賞監督」のジョセフ・カーン(Joseph Kahn)だと話題になっているので、彼について調べてみました。

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 【プロフィール】

 1972年に、テキサス州のヒューストン郊外にある町ジャージー・ヴィレッジで、韓国人移民二世として生まれる。本名は、アン・ジュンヒ。

 子供時代をイタリアのリヴォルノで過ごし、彼をテキサスの名門医大に進ませたかった両親の希望により、テキサスに戻る。
 ところが、彼が夢中になったのは、医学ではなく、コミックブックや、テレビ、映画、ポップカルチャーの世界で、やがて、ポップコーン屋、グローサリー・ストア、ホテルのフロントなどでお金を稼ぎながら、スケートボードをする友人のビデオを撮ったりするようになる。
 1990年にジャージー・ヴィレッジ高校を卒業し、ニューヨーク大学芸術学部に進む。しかし、1年半後にドロップアウトし、当時マーケットが広がりつつあったヒップホップのビデオの世界に飛び込む。

 映像制作の技術は独力で学び、1人で、撮影、編集、プロダクション・デザインを手がけつつ、2年間で、何十本もの低予算ビデオを制作した。

 1995年に、ロサンゼルスに移ってからは、著名なミュージシャンからラブ・コールを受けて、たくさんのミュージック・ビデオを手がけるようになる。
 ディスティニーズ・チャイルドの“Say My Name”、Sisqóの“Thong Song”、エミネムの“Without Me”、モービーの“We Are All Made of Stars”で、MTVビデオ・ミュージック・アワードを受賞し、2004年に手がけたエミネムの“Without Me”では初めてグラミー賞にノミネートされ、初受賞を果たした。
 2009年には、BoAのアメリカ進出第1弾のアルバム“I Did It for Love”のタイトル曲を手がけた。韓国人歌手の作品を手がけるのはこれが初めて。

 1999年にクリス・リーとともに制作会社Supermegaを立ち上げ、CMの制作に携わるようになる(Supermegaは、よりワールドワイドな作品作りを求めて、2004年にHSI Productins傘下に入る)。
 手がけた作品には、BMW、フォード、ボーダフォン、バドワイザー、ブリティッシュ・テレコム、HP、プレイステーションなどがあり、2004年のFox/Nascar キャンペーンのCMでは、世界最高峰の広告コンクール クリオ賞で、金賞(視覚効果賞)を受賞。
 2009年には『デスパレートな妻たち シーズン6』のプロモを手がけた。
 2011年に制作したOld NavyのCMは、最初の1週間にYouTubeで100万ヒットを記録した。

 2004年には、マーティン・ヘンダーソン、アイス・キューブ主演のアクション映画『トルク』で、長編映画の監督としてデビュー。
 2007年には、ウィリアム・ギブソンの『ニューロマンサー』の監督を務めることが発表されたが、その後、ヴィンチェンゾ・ナタリへと交代し、脚本も全面的に書き換えられることになった。
 2011年には、第2監督長編『ブラッディ・スクール』“Detention”を発表した(日本ではDVDリリースのみ。2012年9月リリース)。この作品では、自らプロデューサーと脚本も手がけた。

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 【ジョセフ・カーンが手がけたミュージック・ビデオ一覧】

 1990年

 ・The Pain Teens “The Basement”

 1992年

 ・Rake's Progress “Ghost Town”

 1993年

 ・Die Krupps “Crossfire”
 ・Die Krupps “Fatherland”
 ・Die Krupps “To The Hilt”
 ・DMG “You Don't Hear Me Doe”
 ・Geto Boys “Straight Gangsterism”

 1994年

 ・2 Low “Funky Lil Brotha”
 ・5th Ward Boyz “Ghetto Funk”
 ・Ahmad “You Gotta Be”
 ・Die Krupps フィーチャリング Biohazard “Bloodsuckers”
 ・ウィリー・ネルソン “December Day”
 ・ウィリー・ネルソン “Afraid”
 ・Retarded Elf “What Up G ?”
 ・Widowmaker “Long Gone”
 ・Ahmad “Back in the Day”

 1995年

 ・AZ “Gimme Yours”
 ・Clever Jeff “Year Of The Fly MC”
 ・Das EFX “Real Hip Hop”
 ・Distinguished Gentlemen “Soakin' Wet”
 ・Lords of the Underground “Faith”
 ・Lords of the Underground “Neva Faded”
 ・Onyx “All We Got Iz Us”
 ・Onyx “Last Dayz”
 ・Ruffnexx Sound System “Stick By Me”
 ・Spahn Ranch “Locusts”
 ・Veronica “Without Love”
 ・Scarface フィーチャリング アイス・キューブ “Hand of the Dead Body”
 ・Public Enemy “So Watcha Gone Do Now”

 1996年

 ・AZ “Do Or Die”
 ・AZ “Mo Money, Mo Murder, Mo Homicide”
 ・Interstate “Peek In The Drawers”
 ・Smooth Da Hustler “Hustler's Theme”
 ・Sadat X “Hang'em High”
 ・モンテル・ジョーダン フィーチャリング Slick Rick “I Like”
 ・アリーヤ “If Your Girl Only Knew”
 ・New Edition “Hit Me Off”
 ・Warren G フィーチャリング Adina Howard “What's Love Got To Do With It”
 ・Johnny Gill “Let's Get The Mood Right”
 ・New Edition “I'm Still In Love With You”
 ・Total “Kissin' You”
 ・シャキール・オニール “You Can't Stop The Reign”
 ・Tony! Toni! Toné! フィーチャリング DJ Quik “Let's Get Down”

 1997年

 ・Korn “A.D.I.D.A.S.”
 ・アイス・キューブ “The World Is Mine”
 ・Patricia Kaas “Quand J'ai Peur De Tout”
 ・Faith No More “Last Cup of Sorrow”
 ・Snoop Doggy Dogg “Tha Doggfather”
 ・Eric Benet “True To Myself”
 ・バックストリート・ボーイズ “Everybody (Backstreet's Back)”
 ・Foxy Brown フィーチャリング Dru Hill “Big Bad Mamma”
 ・SWV フィーチャリング パフ・ダディ “Someone”
 ・Bone Thugs-N-Harmony “If I Could Teach The World”

 1998年

 ・Brandy & Monica “The Boy Is Mine”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード1999 ビデオ・オブ・ザ・イヤー ノミネート

 ・Foxy Brown “Hot Spot”
 ・Shernette May “You're All The Man That I Need”
 ・Total “Trippin'”
 ・アッシャー “Bed Time”(version 1)
 ・モンテル・ジョーダン フィーチャリング Master P & Silkk Tha Shocker “Let's Ride”
 ・Mase フィーチャリング Total “What You Want”
 ・モンテル・ジョーダン “I Can Do That”
 ・モンスター・マグネット “Space Lord”
 ・ブライアン・アダムス “On A Day Like Today”
 ・モニカ “The First Night”
 ・ロブ・ゾンビ “Living Dead Girl”

 1999年

 ・モブ・ディープ “Quiet Storm”(version 1)
 ・ジェニファー・ラブ・ヒューイット “How Do I Deal”
 ・モンスター・マグネット “Powertrip”
 ・Blackstreet フィーチャリング ジャネット・ジャクソン, Ja & Eve “Girlfriend/Boyfriend”
 ・シュガー・レイ “Someday”
 ・バックストリート・ボーイズ “Larger Than Life”
 ・ブライアン・セッツァー・オーケストラ “If You Can't Rock Me”
 ・ミューズ “Muscle Museum”

 2000年

 ・ディスティニーズ・チャイルド “Say My Name”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2000 最優秀R&B・ビデオ賞受賞

 ・Sisqó “Thong Song”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2000 最優秀ヒップホップ・ビデオ賞受賞、最優秀ニュー・アーティスト賞、最優秀ダンス・ビデオ賞、 最優秀ビデオ・フロム・フィルム賞、ビューワーズ・チョイス賞 ノミネート

 ・Hole “Be a Man”
 ・エルトン・ジョン “Someday Out of the Blue”
 ・クリスティーナ・アギレラ “I Turn to You”
 ・クリスティーナ・アギレラ  “Por Siempre Tu”
 ・ディスティニーズ・チャイルド “Jumpin' Jumpin'”
 ・ジャネット・ジャクソン “Doesn't Really Matter”
 ・リアン・ライムス “I Need You”
 ・フェイス・ヒル “The Way You Love Me”
 ・ザ・コアーズ “Irresistible”
 ・Scarface “It Ain't”
 ・ウータン・クラン “Protect Ya Neck (The Jump Off)”
 ・モービー フィーチャリング グウェン・ステファニー “South Side”
 ・ブリトニー・スピアーズ “Stronger”
 ・ウータン・クラン “Gravel Pit”

 2001年

 ・U2 “Elevation”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2001 最優秀グループ・ビデオ賞、ビデオ・フロム・フィルム賞、最優秀視覚効果賞、最優秀編集賞ノミネート

 ・Chayanne “Candela”
 ・ブラック・アイド・ピース フィーチャリング メイシー・グレイ Gray “Request + Line”
 ・ブラック・アイド・ピース フィーチャリング メイシー・グレイ Gray “Request + Line”(remix)
 ・パパ・ローチ “Between Angels and Insects”
 ・エアロスミス “Fly Away From Here”
 ・D12 “Purple Hills”
 ・サマンサ・ムンバ “Baby, Come Over (This Is Our Night)”
 ・エンリケ・イグレシアス “Hero”
 ・U2 “Stuck in a Moment You Can't Get Out Of”(version 2)
 ・DMX “Who We Be”
 ・ガービッジ “Cherry Lips”

 2002年

 ・エミネム “Without Me”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2002 ビデオ・オブ・ザ・イヤー、最優秀男性ビデオ賞、最優秀ラップ・ビデオ賞、最優秀監督賞受賞、最優秀編集賞ノミネート
 グラミー賞 最優秀ショート・フォーム・ミュージック・ビデオ賞受賞

 ・モービー “We Are All Made of Stars”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2002 最優秀撮影賞 受賞

 ・ジョージ・マイケル “Freeek!”
 ・マライア・キャリー “The One”

 2003年

 ・DMX “X Gon' Give It To Ya”
 ・TLC “Damaged”
 ・ネリー フィーチャリング ジャスティン・ティンバーレイク “Work It”
 ・マライア・キャリー フィーチャリングキャムロン “Boy (I Need You)”
 ・ダイド “White Flag”
 ・リッキー・マーティン “Juramento”
 ・バスタ・ライムス フィーチャリング Pharrell “Light Your Ass On Fire”
 ・ケミカル・ブラザーズ フィーチャリング k-os “Get Yourself High”

 2004年

 ・ブリトニー・スピアーズ “Toxic”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2004 ビデオ・オブ・ザ・イヤー、最優秀女性ビデオ賞、最優秀ポップ・ビデオ賞、最優秀ダンス・ビデオ賞 ノミネート

 ・Alsou “Always on My Mind”
 ・Blink 182 “Always”
 ・アシュリー・シンプソン “La La”
 ・オフスプリング “(Can't Get My) Head Around You”

 2005年

 ・ジョス・ストーン “Spoiled”
 ・ロブ・トーマス “Lonely No More”
 ・ジャミロクワイ “Feels Just Like It Should”
 ・バックストリート・ボーイズ “Incomplete”
 ・ケリー・クラークソン “Behind These Hazel Eyes”

 2006年

 ・ケリー・クラークソン “Walk Away”
 ・シェイン・ワード “No Promises”
 ・The Pink Spiders “Little Razorblade”
 ・ミューズ “Knights of Cydonia”
 ・シアラ フィーチャリング カミリオネア“Get Up”
 ・ジャネット・ジャクソン フィーチャリング Khia “So Excited”
 ・グウェン・ステファニー “The Sweet Escape”

 2007年

 ・ケリー・クラークソン “Never Again”
 ・50 Cent フィーチャリング ジャスティン・ティンバーレイク アンド ティンバランド “Ayo Technology”

 2008年

 ・クリス・ブラウン “Forever” MTVビデオ・ミュージック・アワード2008 ビデオ・オブ・ザ・イヤー、最優秀振り付け賞 ノミネート

 ・プッシーキャット・ドールズ “When I Grow Up”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2008 ビデオ・オブ・ザ・イヤー、最優秀ダンシング・イン・ア・ビデオ賞、最優秀振り付け賞、最優秀監督賞、最優秀アート・ディレクション賞、最優秀撮影賞 ノミネート

 ・Ladytron “Ghosts”
 ・ブリトニー・スピアーズ “Womanizer”
 ・プッシーキャット・ドールズ “I Hate This Part”

 2009年

 ・エミネム “We Made You”
 MTVビデオ・ミュージック・アワード2009 最優秀男性ビデオ賞、最優秀ヒップホップ・ビデオ賞、最優秀特殊効果賞ノミネート

 ・レディー・ガガ “Eh, Eh (Nothing Else I Can Say)”
 ・レディー・ガガ “LoveGame”
 ・BoA “I Did It for Love”
 ・ケイティー・ペリー “Waking Up in Vegas”
 ・ケリー・クラークソン “Already Gone”
 ・エスター・ディーン フィーチャリング クリス・ブラウン “Drop It Low”
 ・Sun Ho “Fancy Free”
 ・クリス・ブラウン フィーチャリング Lil Wayne and Swizz Beatz “I Can Transform Ya”
 ・クリス・ブラウン “Crawl”

 2010年

 ・Helping Haiti “Everybody Hurts”
 ・カイリー・モノーグ “All The Lovers”
 ・マルーン5 “Misery”
 ・エミネム フィーチャリング リアーナ “Love the Way You Lie”
 ・ニコール・ジャージンガー “Poison”
 ・ケリー・ヒルソン “Pretty Girl Rock”
 ・ドクター・ドレー “Kush”

 2011年

 ・エミネム “Space Bound”

 2012年

 ・AKB48 『ギンガムチェック』“Gingham Check”

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 【動画】

 ・ジョセフ・カーン自身による自作ミュージック・ビデオのモンタージュ(10分52秒)

Joseph Kahn Music Video Montage 2012 from Joseph Kahn on Vimeo.



 ・ディスティニーズ・チャイルド “Say My Name”(4分)


 ・U2 “Elevation”(3分50秒)


 ・エミネム “Without Me”(5分)


 ・ブリトニー・スピアーズ “Toxic”(3分30秒)


 ・レディー・ガガ “LoveGame”(3分35秒)


 ・BoA “I Did It for Love”(2分57秒)


 ・アディダスのCM“MiCoach”(2010)(1分15秒)

Adidas "MiCoach" (2010) from Joseph Kahn on Vimeo.



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 【ジョセフ・カーンが手がけたミュージック・ビデオに関するデータ】

 ・1990年以降、手がけたミュージック・ビデオは156本。

 ・1年で最も多く手がけたのは、2000年の16本。

 ・アーティスト別で、最も多く手がけているのは、4本で、Die Krupps、クリス・ブラウン、ケリー・クラークソン、エミネム、3本だと、モンテル・ジョーダン、AZ、ブリトニー・スピアーズ、ジャネット・ジャクソン、バックストリート・ボーイズがいる。

 ・1995年にロサンゼルスに進出してから、手がけるアーティストの顔ぶれが大きく変化し、1997年あたりからメジャーなアーティストが多くなり、1998年のBrandy & Monica “The Boy Is Mine”がMTVビデオ・ミュージック・アワードに初めてノミネートされて以降、メジャーなアーティストばかりを手がける人気監督となる。

 ・これまでに、MTVビデオ・ミュージック・アワードには、10本の作品で、32のノミネートを受け、うち4本の作品で、7つの受賞を果たしている。

 ・MTVビデオ・ミュージック・アワード ビデオ・オブ・ザ・イヤーは、これまで5回ノミネートされて、受賞は2002年のエミネムの“Without Me”のみ。

 ・グラミー賞は、2002年のエミネムの“Without Me”で、初ノミネートで初受賞したのみ。

 ・1本しか手がけていないアーティストには、アッシャー、ブライアン・アダムス、シュガー・レイ、エルトン・ジョン、フェイス・ヒル、エンリケ・イグレシアス、エアロスミス、ジョージ・マイケル、リッキー・マーティン、ジャミロクワイ、ケイティー・ペリーらがいる。

 ・1998年以降、ジョセフ・カーンが手がけるミュージック・ビデオは、MTVビデオ・ミュージック・アワードの常連アーティストが多いが、同様の常連アーティストの中で、彼と一度も組んでいないアーティストには、マドンナ、ジェニファー・ロペス、ウィル・スミス、ホイットニー・ヒューストン、ビヨンセ(ソロ・アーティストとして)、シェリル・クロウ、ローリン・ヒル、グリーン・デイ、コールド・プレイ、ビヨークらがいる。

 ・ジョセフ・カーンがミュージック・ビデオを手がけた同じ年にその同じアーティストが別の作品でMTVビデオ・ミュージック・アワードにノミネートされたり、受賞したりすることが非常に多く、また、ジョセフ・カーンがミュージック・ビデオを手がけた前後の年に同じアーティストが別の作品でMTVビデオ・ミュージック・アワードにノミネートされたり、受賞したりすることが非常に多い。たとえば、1999年のバックストリート・ボーイズの“I Want it That Way”、2000年のブリトニー・スピアーズの“Oops!…I did it Again”、同年のクリスティーナ・アギレラの“What a Girl Want”、2009年のレディー・ガガの“Poker Face”と“Paparazzi”、同じく2010年の“Bad Romance”など。

 ・2002年以降、手がけるミュージック・ビデオの本数が大幅に減っている。2004年に本数を減らしているのは、初めての長編映画を手がけているため。
 自身の制作会社を、HSI Productions傘下に入れてもらったのは、おそらくこうした状況に危機感を感じ、現状を打開するため。

 ・ここ2年で手がけたミュージック・ビデオはわずかに2本で、AKB48の『ギンガムチェック』は2012年初めての作品。

 ・撮影監督は、Christopher Probstと組むことが多い。

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 【ジョセフ・カーンのミュージック・ビデオの特徴】

 ・一般的には、「映画やアニメーションのパロディーを使った、ユーモラスな作品が多い」と紹介されることが多い。

 ・静かな曲、バラード系、せつせつと歌い上げるタイプの曲を手がけることは少なく、ダンスを見せるタイプの曲が多い。

 ・ドラマ主体の作品と、ダンス主体の作品がある。

 ・ダンス主体の作品は、黒のレザーまたは合成樹脂を全身にまとって、激しくダンスする曲が多い。

 ・ソロ・アーティストであっても、多くのダンサーを従えて、群舞とし、それを正面からとらえた映像が多い。

 ・男性アーティストは、マチズモを、女性アーティストは、体のラインを強調するような衣裳を着て、積極的なセックス・アピール(肉食系女子)を前面に押し出した作品が多い。すなわち、頼もしい男、強い女を強調した作品が多い。

 ・(上記の事柄に関して)初監督長編『トルク』のイメージにつながるミュージック・ビデオが多い。

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 ・スローモーション、バックライト、画面奥への一点透視的構図、キスやセックスのイメージ、の多用。

 ・メインのアーティストの顔のアップは、映像が少し進んでから。

 ・映画監督が手がけるミュージック・ビデオのように、自分の映像世界にそのアーティストの世界観を引き寄せるのではなく、そのアーティストの世界で自分の好きなイメージを展開させるような作品作りを行なう。

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 【『ギンガムチェック』と日本滞在に関わるジョセフ・カーンのツイート】

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
Japanese people have gotten much taller or I have shrunk. It's you and me, Dinklage. (日本人は背が高くなったな。それともぼくが縮んだのか。それが君とぼくだよ、ディンクレイジ)
2012年6月11日

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
If my DP Probst fails this shoot, I have instructed him to commit seppuku in front of the Japanese crew. (もしぼくの撮影監督Probstが今回の撮影を失敗したら、ぼくは日本人クルーの前で彼を切腹させるよ。)
2012年6月12日

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
Kobe steak in Tokyo with my boys. Like a super expensive vagina exploded in my mouth. (ぼくのスタッフと東京で神戸牛。)
2012年6月13日

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
Day 1 of 3. I don't think I know how to shoot Japanese girls in any other way but fetish. (3日間の撮影の1日目。日本人の少女たちを撮るのに、フェティッシュに撮る以外、どうすればいいのか、思いつかないな。)
2012年6月14日

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
Day 2 of 3 on my new music video. RT @RennBrown: JK... JKing http://instagr.am/p/L4wOS2AKxq/ @josephkahn (ぼくの新しいミュージック・ビデオの3日のうちの2日目。)
2012年6月15日

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
I'm in Chiba City which looks nothing like Neuromancer. It's a suburb. (千葉市に来ているけど、全然ニューロマンサーみたいじゃない。ただの郊外だ。)
2012年6月15日

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
If an Asian woman looks 13, she's 18. If she looks 18, she's 30. If she looks 30, she's 120. (アジア人女性は13歳に見えたら本当は18歳だ。18歳に見えたら本当は30歳だ。30歳に見えたら本当は120歳だ。)
2012年6月17日

Joseph Kahn ‏@JosephKahn
Japanese music video I'm editing is driving me nuts but I think I just cracked it. (日本のミュージック・ビデオを編集中で、気が狂いそうだけど、なんとかやりきってやるつもりだ。)
2012年6月22日 - 6:05 webから

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 【twitterでの映画に関する発言】

 ・『トロン:レガシー』は、評価が低すぎる。

 ・『007/カジノ・ロワイヤル』は、グレート・ムービー。

 ・『ダークナイト ライジング』は、『アベンジャーズ』よりはいい。

 ・『トータル・リコール』は、fuck it!

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 近年は、ミュージック・ビデオの依頼が少ないのか、それとも、自ら、方向転換を図ろうとしているのかはわかりませんが、少なくとも実際に手がけるミュージック・ビデオの本数は明らかに減っています。

 twitterを見た限りでは、映画に夢中で、映画がやりたくてやりたくてたまらないというのが、伝わってきます。

 *参考サイト
 ・ジョセフ・カーン 公式サイト:http://www.josephkahn.com/index.xml?short=1
 2010年7月以来更新がありません。

 ・ジョセフ・カーンの公式twitter:http://twitter.com/JosephKahn

 ・ジョセフ・カーンの公式vemeo:http://vimeo.com/user7064233

 ・ジョセフ・カーンに関するWikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/Joseph_Kahn

 ・BoAのMVを手がけた時の中央日報日本語版の記事(2009年6月):http://japanese.joins.com/article/658/116658.html

 ・ファン・サイト「My Name is Joseph Kahn」:http://josephkahn.seesaa.net/
 ジョセフ・カーンの手がけたミュージック・ビデオやCMが紹介されています。

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この記事へのコメント

2012年08月28日 01:59
はじめまして。

いつも静かなウチのブログへのアクセスが増えたーと思ったらこちらからのリンクでした。

おかげ様で最近滞っていた更新をする気になれました。

その事に、ありがとうございます。とだけ言いたくて。



海から・・・深いブログですね。
これからゆっくり読ませていただきます。
umikarahajimaru
2012年08月28日 08:11
JK fanさま
アクセスが増えたのは、当ブログのせいというより、AKB人気のおかげで、検索する人が増えたからではないでしょうか。
コメントありがとうございました。

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