米・撮影監督協会賞(ASC)2012 結果発表!

 米・撮影監督協会賞(ASC)2012の結果が発表されました。(2月12日)

 ◆映画部門
 ・ギヨーム・シフマン, AFC  『アーティスト』
 ・ジェフ・クローネンウェス, ASC  『ドラゴン・タトゥーの女』
 ・ロバート・リチャードソン, ASC 『ヒューゴの不思議な発明』
 ・ホイテ・ヴァン・ホイテマ(Hoyte van Hoytema), FSF, NSC 『裏切りのサーカス』
 ◎エマヌエル・ルベツキ, ASC, AMC 『ツリー・オブ・ライフ』

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 ◆テレビ映画/ミニシリーズ部門
 ・エドワード・ラックマン, ASC 『ミルドレッド・ピアース 幸せの代償』(HBO)
 ・ケヴィン・モス 『最後の銃撃』“Chicago Overcoat”(Showtime)
 ・デイヴィッド・モックスネス, CSC 『ケネディ家の人々』(ReelzChannel):‘Moral Issues and Inner Turmoil’
 ◎マーティン・ルーエ “Page Eight”(PBS)
 ・ヴォイチェフ・シェベル “Any Human Heart”(PBS) :‘Episode 2’

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 ◆1時間ドラマ エピソード/パイロット版部門(One-hour Episodic Television Series/Pilot Category)
 ・デイヴィッド・フランコ 『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(HBO):‘To the Lost’
 ◎ジョナサン・フリーマン, ASC 『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(HBO):‘21’
 ・David Katznelson, DFF, BSC  『ダウントン・アビー~貴族とメイドと相続人~』(PBS):パイロット版
 ・ジョン・リンドレー, ASC “Pan Am”(ABC):パイロット版
 ・David Stockton, ASC 『CHASE チェイス/逃亡者を追え!』“Chase”(NBC):‘Narco Part 2’

 ジョナサン・フリーマンは同じ作品で2年連続受賞です。

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 ◆30分ドラマ・シリーズ エピソード/パイロット版部門(Half-hour Episodic Series or Pilot) [新設]
 ・ジェームズ・R・バグドナス, ASC 『モダン・ファミリー』(ABC):‘Bixby’s Back’
 ・マイケル・バルフライ, CSC “R.L. Stine’s The Haunting Hour”(The Hub) :‘Brush with Madness’
 ・ヴァニャ・ツァーンユル, HFC “Bored to Death”(HBO):‘Forget the Herring’
 ・レヴィー・アイザックス, ASC “Man Up”(ABC):‘Acceptance’
 ◎Michael Weaver, ASC 『カルフォルニケーション』(Showtime):‘Suicide Solution’

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 ◆生涯貢献賞(ASC Lifetime Achievement Award)
 ◎ダンテ・スピノッティ

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 ◎ハリソン・フォード

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 ◆キャリア貢献賞 TV部門(ASC Career Achievement in Television)
 ◎Bill Wages

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 ◆会長賞(ASC Presidents Award)
 ◎フランシス・ケニー(Francis Kenny)

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 映画部門は、本年度映画賞レースでいち早く当確が『ツリー・オブ・ライフ』のエマヌエル・ルベツキ。

 最後の最後で、『アーティスト』のギヨーム・シフマンにアカデミー賞をさらわれてしまう可能性もなくはありませんが、まあ、ここまで前哨戦を総なめにしたら、アカデミー賞もエマヌエル・ルベツキということで間違いないでしょう。

 ということで、ここでは、エマヌエル・ルベツキについてちょっとだけ調べてみました。

 エマヌエル・ルベツキ(Emmanuel Lubezki)

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 ※今、改めて検索したら、日本語表記は「エマヌエル」ではなく、「エマニュエル」が圧倒的多数で、「エマヌエル・ルベツキ」と表記していた作品や媒体の名残りもまだあるにはありますが、「エマヌエル・ルベツキ」では、日本の映画データベースで「その他の表記」としてすらヒットしないことがわかりました。時々こういうことがありますが、映画データベースでヒットもしないのでは、多数派に従うしかありません(ちょっと悔しい気もしますが)。過去にさかのぼって、すべての記事を修正するのは大変なのでやめておきますが、全米映画賞レース2011が終わったら、当ブログでも「エマニュエル・ルベツキ」を採用することにしたいと思います。

 フル・ネームはEmmanuel Lubezki Morgenstern。
 1964年、メキシコ・シティー生まれ。
 父は、メキシコ人俳優のMuni Lubezki。
 メキシコ国立自治大学(National Autonomous University of Mexico)で学ぶ。
 アルフォンソ・キュアロンとは同じ大学で学んだ仲で、映画でも5作品で組んでいる。
 89年代後半からメキシコの映画とテレビで活躍し始め、1993年に『風と共に去る20ドル!? 』でアメリカ映画デビュー。

 撮影監督としては、画期的な手法や新しい技術を積極的に採用する撮影監督として知られ、特に『トゥモロー・ワールド』では、車のフロントガラスの内側と外側をカメラが行き来して撮影できるようにしたり、7分半のシークエンスを全くつなぎ目がないように撮影したりしたことで、高く評価されている。

 『リトル・プリンセス』、『スリーピー・ホロウ』、『ニュー・ワールド』、『トゥモロー・ワールド』、『ツリー・オブ・ライフ』で米国アカデミー賞撮影賞ノミネート。

 撮影監督協会賞(ASC)では、『スリーピー・ホロウ』と『トゥモロー・ワールド』、『ツリー・オブ・ライフ』でノミネートされ、『トゥモロー・ワールド』、『ツリー・オブ・ライフ』で受賞。

 最新作は、アルフォンソ・キュアロンの“Gravity”。テレンス・マリックの作品を3作品連続で手がけることが発表されている。

 【主なフィルモグラフィー】
 ・『最も危険な愛し方』“Sólo con tu pareja”(1991/メキシコ) 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『赤い薔薇ソースの伝説』“Como agua para chocolate”(1992/メキシコ) 監督:アルフォンソ・アラウ
 ・『風と共に去る20ドル!? 』“Twenty Bucks”(1993/米) 監督:キーヴァ・ローゼンフェルド
 ・『リアリティ・バイツ』“Reality Bites”(1994/米) 監督:ベン・スティラー
 ・『雲の中で散歩』“A Walk in the Clouds”(1995/米・メキシコ)  監督:アルフォンソ・アラウ
 ・『リトル・プリンセス』“A Little Princess”(1995/米) 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『バードケージ』“The Birdgcage”(1996/米)  監督:マイク・ニコルズ
 ・『大いなる遺産』“Great Expectations (1998/米)  監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『ジョー・ブラックをよろしく』“Meet Joe Black”(1998/米)  監督:マーティン・ブレスト
 ・『スリーピー・ホロウ』“Sleepy Hollow”(1999/米)  監督:ティム・バートン
 ・『彼女を見ればわかること』“Things You Can Tell Just by Looking at Her”(2000/米)  監督:ロドリゴ・ガルシア
 ・『天国の口、終りの楽園。』“Y tu mamá también”(2001/メキシコ)  監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『アトランティスのこころ』“Hearts in Atlantis”(2001/米・オーストラリア)  監督:スコット・ヒックス
 ・『ALI アリ』“Ali”(2001/米)  監督:マイケル・マン
 ・『ハットしてキャット』“The Cat in The Hat”(2003/米)  監督:ボー・ウェルチ
 ・『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』“The Assassination of Richard Nixon”(2004/米)  監督:ニルス・ミュラー
 ・『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』“Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events”(2004/米)  監督:ブラット・シルバーリング
 ・『ニュー・ワールド』“The New World”(2005/米・英)  監督:テレンス・マリック
 ・『トゥモロー・ワールド』“Children of Men”(2006/英・米)  監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『バーン・アフター・リーディング』“Burn After Reading”(2008/米・英)  監督:ジョエル&イーサン・コーエン
 ・『ツリー・オブ・ライフ』“The Tree of Life”(2011/米)  監督:テレンス・マリック

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 ・米・撮影監督協会賞(ASC)2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_22.html
 ・米・撮影監督協会賞(ASC)2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_23.html
 ・米・撮影監督協会賞(ASC)2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_24.html
 ・米・撮影監督協会賞(ASC)2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_18.html
 ・米・撮影監督協会賞(ASC)2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_1.html
 ・米・撮影監督協会賞(ASC)2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_7.html
 ・米・撮影監督協会賞(ASC)2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_20.html

 ・米・視覚効果協会賞(VES)2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_19.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_13.html
 ・米・俳優組合賞(SAG)2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_2.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_1.html
 ・米・製作者組合賞(PGA)2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_43.html
 ・米・ゴールデン・リール賞/音響編集賞(MPSE)2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_46.html
 ・米・衣裳デザイナー組合賞(CDS)2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_38.html
 ・米・映画音響協会賞(CAS)2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_37.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2012ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_32.html
 ・米・脚本家組合賞(WGA)2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_7.html

 ・2011年度の映画賞の結果をまとめてみました(アメリカ編・前半戦):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_69.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年1月~6月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_1.html

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