バンクーバー映画批評家協会賞2012 結果発表!

 バンクーバー映画批評家協会賞2012の結果が発表されました。(1月10日)

 ・バンクーバー映画批評家協会賞(The Vancouver Film Critics Circle)
 設立年:  会員数:
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Vancouver_Film_Critics_Circle

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 ◆作品賞
 ◎『アーティスト』
 ・『ファミリー・ツリー』
 ・『ツリー・オブ・ライフ』

 ニューヨーク、ワシントン、ボストン、ニューヨーク・オンライン、インディアナ、ラスベガス、サンディエゴ、デトロイト、セントルイス、オクラホマ、フェニックス、女性映画ジャーナリストに続き、『アーティスト』が作品賞を受賞。

 ◆監督賞
 ・ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』
 ◎テレンス・マリック 『ツリー・オブ・ライフ』
 ・マーティン・スコセッシ 『ヒューゴの不思議な発明』

 ロサンゼルス、サンフランシスコ、トロント、シカゴ、全米、カンザスシティに続き、テレンス・マリックが監督賞を受賞。

 ◆主演男優賞
 ◎マイケル・ファスベンダー 『SHAME-シェイム-』
 ・ジャン・デュジャルダン 『アーティスト』
 ・マイケル・シャノン “Take Shelter”

 ロサンゼルス、ヒューストン、デトロイト、フロリダ、オンライン、女性映画ジャーナリストに続き、マイケル・ファスベンダーが主演男優賞を受賞。

 ◆主演女優賞
 ◎エリザベス・オルセン “Martha Marcy May Marlene”
 ・メリル・ストリープ 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
 ・ミシェル・ウィリアムズ 『マリリン 7日間の恋』

 インディアナ、フェニックス、セントラル・オハイオに続いて、エリザベス・オルセンが主演女優賞を受賞。

 ◆助演男優賞
 ・ケネス・ブラナー 『マリリン 7日間の恋』
 ・アルバート・ブルックス 『ドライヴ』
 ◎クリストファー・プラマー 『人生はビギナーズ』

 ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ロサンゼルス、インディアナ、トロント、デトロイト、ダラス・フォートワース、サウス・イースタン、オンライン、セントラル・オハイオ、カンザスシティ、女性映画ジャーナリストに続いて、クリストファー・プラマーが助演男優賞を受賞。

 ◆助演女優賞
 ・メリッサ・マッカーシー “Bridesmaids”
 ◎ジェシカ・チャスティン 『ツリー・オブ・ライフ』
 ・シェイリーン・ウッドリー 『ファミリー・ツリー』

 ニューヨーク、ロサンゼルス、トロント、サテライト・アワード、シカゴ、オースティン、全米に続いて、ジェシカ・チャスティンが助演女優賞を受賞。

 ◆脚本賞
 ・ウディ・アレン “Midnight in Paris”
 ◎ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』
 ・アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ 『ファミリー・ツリー』
 ・スティーヴン・ザイリアン、アーロン・ソーキン 『マネーボール』

 シカゴ、セントルイス、フロリダ、オクラホマ、フェニックスに続いて、『アーティスト』がオリジナル脚本賞を受賞。

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
 ・“The Interrupters” 監督:スティーヴ・ジェームズ
 ・『光、ノスタルジア』(チリ・仏・独) 監督:Patricio Guzman
 ・『プロジェクト・ニム』 監督:ジェームズ・マーシュ
 ・“Surviving Progress”(カナダ) 監督:Mathieu Roy、Harold Crooks

 ニューヨーク、ワシントン、ニューヨーク・オンライン、ダラス・フォートワース、オンライン、セントラル・オハイオ、全米、カンザスシティに続いて、『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』がドキュメンタリー賞を受賞。

 ◆外国語映画賞
 ◎『別離』(イラン) 監督:アスガー・ファルハディ
 ・『ポエトリー アグネスの詩』(韓) 監督:イ・チャンドン
 ・『少年と自転車』(ベルギー・仏) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ

 本命!

 ◆カナダ映画賞(Best Canadian Film)
 ◎“Café De Flore” 監督:ジャン=マルク・ヴァレ(Jean-Marc Vallée)
 ・『スモールタウン マーダー ソングズ』“Small Town Murder Songs” 監督:エド=ガス・ドネリー(Ed Gass-Donnelly)
 ・“Starbuck” 監督:Ken Scott

 ◆カナダ映画・監督賞(Best Director of A Canadian Film)
 ◎デイヴィッド・クローネンバーグ “A Dangerous Method”
 ・エド・ガス=ドネリー(Ed Gass-Donnelly) 『スモールタウン マーダー ソングズ』“Small Town Murder Songs”
 ・Ken Scott “Starbuck”
 ・ジャン=マルク・ヴァレ(Jean-Marc Vallée) “Café De Flore”

 ◆カナダ映画・主演男優賞(Best Actor in A Canadian Film)
 ・モハメッド・フラッグ(Mohamed Fellag) “Monsieur Lazhar” 監督:フィリップ・ファラルドー
 ・パトリック・ユアール(Patrick Huard) “Starbuck”
 ◎ピーター・ストーメア 『スモールタウン マーダー ソングズ』“Small Town Murder Songs”

 ◆カナダ映画・主演女優賞(Best Actress in A Canadian Film)
 ・キーラ・ナイトレイ “A Dangerous Method”
 ・ヴァネッサ・パラディー “Café De Flore”
 ・イングニット・ヴェニンガー(Ingrid Veninger) “I Am A Good Person/I Am A Bad Person”
 ・レイチェル・ワイズ “The Whistleblower” 監督:Larysa Kondracki
 ◎ミシェル・ウィリアムズ “Take This Waltz” 監督:サラ・ポーリー

 ◆カナダ映画・助演男優賞(Best Supporting Actor in A Canadian Film)
 ・ヴァンサン・カッセル “A Dangerous Method”
 ◎ヴィゴ・モーテンセン “A Dangerous Method”
 ・セス・ローガン “Take This Waltz”

 ◆カナダ映画・助演女優賞(Best Supporting Actress in A Canadian Film)
 ◎Hélène Florent “Café De Flore”
 ・ジル・ヘネシー(Jill Hennessy)  『スモールタウン マーダー ソングズ』“Small Town Murder Songs”
 ・Hallie Switzer “I Am A Good Person/I Am A Bad Person”

 ◆ブリティッシュ・コロンビア映画賞(Best British Columbia Film)
 ・“Daydream Nation” 監督:Michael Goldbach
 ◎“People of A Feather” 監督:Joel Heath
 ・“Sisters & Brothers” 監督:カール・ベッサイ

 ◆ブリティッシュ・コロンビア映画/テレビへの貢献賞(Achievement Award For Contribution To The BC Film And Television Industry)
 ◎Marv Newland
 Marv Newlandは、60年代から活躍しているカナダの映画監督/プロデューサーです。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・『アーティスト』(2/4):作品・監督・主演男優・脚本
 ・『ファミリー・ツリー』(0/3):作品・助演女優・脚本
 ・『ツリー・オブ・ライフ』(2/3):作品・監督・助演女優
 ・『マリリン 7日間の恋』(0/2):主演女優・助演男優賞

 ・“Café De Flore”(3/4):作品・監督・主演女優・助演女優
 ・『スモールタウン マーダー ソングズ』(1/4):作品・監督・主演男優・助演女優
 ・“A Dangerous Method”(2/4):監督・主演女優・助演男優・助演男優
 ・“Starbuck”(0/3):作品・監督・主演男優
 ・“I Am A Good Person/I Am A Bad Person”(0/2):主演女優・助演女優

 バンクーバーは、作品賞に『アーティスト』を、監督賞に『ツリー・オブ・ライフ』を選び、『ファミリー・ツリー』は無冠に終わりました。
 同日に発表された女性映画ジャーナリスト同盟映画賞と似通った結果になりました。

 カナダ映画部門は、作品賞に“Café de Flore”を、監督賞に“A Dangerous Method”を選んでいます。

 “A Dangerous Method”は確実に日本でも劇場公開されるでしょうし、“Café de Flore”も何らかの形で紹介される可能性があります。
 あとは、ブリティッシュ・コロンビア映画賞を受賞した“People of A Feather”が気になりますね。来年の東京国際映画祭あたりに期待!でしょうか。

 “Café de Flore”(カナダ・仏) 監督:ジャン=マルク・ヴァレ(Jean-Marc Vallée)
 出演:ヴァネッサ・パラディー、Kevin Parent、Hélène Florent、Evelyne Brochu、Marin Gerrier、Alice Dubois、Evelyne De La Chenelière、Julien Godin、Louise Godin、Joanny Corbeil-Picher、Rosalie Fortier
 物語:1960年代のパリ。ジャクリーヌは障害児を抱えている。現代のモントリオール。アントワーヌは、DJとして成功しているが、つい最近、離婚を経験した。2つの物語は、深いところでミステリアスに結びつく。
 ベネチア国際映画祭2011 ベネチア・デイズ部門出品。
 トロント国際映画祭2011 Special PRESENTATIONS部門出品。

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 “A Dangerous Method”(独・カナダ・英・スイス) 監督:デイヴィッド・クローネンバーグ
 出演:キーラ・ナイトレイ、ヴィゴ・モーテンセン、マイケル・ファスベンダー、ヴァンサン・カッセル
 フロイトとユングの関係を描いた作品で、ヴィゴ・モーテンセンがフロイトを、マイケル・ファスベンダーがユングを、ヒロインのサビーナをキーラ・ナイトレイが演じる。クリストファー・ハンプトンの戯曲“The Talking Cure”の映画化。
 物語:ユングは、ヒステリー症の患者、若いロシア人女性サビーナに、フロイトのお話療法を試す。それは成果を上げていくが、それと同時に彼は患者であるはずのサビーナに恋してしまう。一方、ユングの実験結果を聞いたフロイトは、彼を自分の後継者に指定するが、ユングが自分の独自の手法を付け加えたことを知り、その後、袂を分かってしまう。
 ベネチア国際映画祭2011 コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2011 GALA PRESENTATIONS部門出品。
 ロサンゼルス映画批評家協会賞2011 主演男優賞受賞(マイケル・ファスベンダー)。

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 “People of A Feather”(カナダ) 監督:Joel Heath
 ハドソン湾に浮かぶベルチャー諸島で、7年間にわたり、撮影を行なって完成させたドキュメンタリー。ベルチャー諸島は、北極圏にあり、そこではエスキモーたちが暮らしている。ケワタガモの羽毛は、世界でもっとも温かいと言われる羽毛で、ケワタガモとエスキモーたちが寒さをしのぐのに役に立っている。本作では、エスキモーとケワタガモたちの関係を中心に、エスキモーたちの伝統的な生活と現代的な側面を並行して描いていく。
 ホットドックス国際映画祭2011出品。
 バンクーバー国際映画祭2011出品。MOST POPULAR CANADIAN FILM TOP10選出。

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 *当ブログ記事

 ・バンクーバー映画批評家協会賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_6.html
 ・バンクーバー映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_21.html
 ・バンクーバー映画批評家協会賞2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_22.html
 ・バンクーバー映画批評家協会賞2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_16.html

 ・2011年度の映画賞の結果をまとめてみました(アメリカ編前半戦):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_69.html

 ・オンライン映画批評家協会賞2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_2.html
 ・米・インターネット映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_12.html
 ・デンバー映画批評家協会賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_9.html
 ・セントラル・オハイオ映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_8.html
 ・全米映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_11.html
 ・カンザスシティ映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_13.html
 ・女性映画ジャーナリスト同盟映画賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_16.html

 ・2011年12月6日時点でのオスカー予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_13.html
 ・2011年11月時点でのオスカー予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_16.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html
 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました その2 「米国アカデミー賞に
最も近い受賞結果を出す映画賞はこれだ!」:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_3.html
 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年1月~6月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_1.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2011年6月~12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_3.html

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