サンディエゴ映画批評家協会賞2011 発表!

 サンディエゴ映画批評家協会賞(SDFCS:San Diego Film Critics Society)2011の受賞結果が発表されました。(12月14日)

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 ◆作品賞
 ・『ドライヴ』 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
 ・『ヒューゴの不思議な発明』 監督:マーティン・スコセッシ
 ・“Midnight in Paris”  監督:ウディ・アレン
 ◎“The Artist” 監督:ミシェル・アザナヴィシウス
 ・『ツリー・オブ・ライフ』 監督:テレンス・マリック

 ◆監督賞
 ・マーティン・スコセッシ 『ヒューゴの不思議な発明』
 ・ミシェル・アザナヴィシウス “The Artist”
 ◎ニコラス・ウィンディング・レフン 『ドライヴ』
 ・テレンス・マリック 『ツリー・オブ・ライフ』
 ・ウディ・アレン “Midnight in Paris”

 ◆主演男優賞
 ・ブラッド・ピット 『マネーボール』
 ・ブレンダン・グリーソン 『アイルランドの事件簿』
 ・ジョージ・クルーニー “The Descendants”
 ・ジャン・デジャルダン “The Artist”
 ◎マイケル・シャノン “Take Shelter”

 ◆主演女優賞
 ◎Brit Marling “Another Earth”
 ・エリザベス・オルセン “Martha Marcy May Marlene”
 ・ミシェル・ウィリアムズ 『マリリン 7日間の恋』
 ・ティルダ・スウィントン  『少年は残酷な弓を射る』
 ・ヴィオラ・デイヴィス 『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』

 ◆助演男優賞
 ・アルバート・ブルックス 『ドライヴ』
 ・アンディー・サーキス 『猿の惑星:創世記』
 ・クリストファー・プラマー 『人生はビギナーズ』
 ・マックス・フォン・シドー 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
 ◎ニック・ノルティー “Warrior”(監督:ギャビン・オコナー)

 ◆助演女優賞
 ・ベレニス・ベジョ “The Artist”
 ・キャリー・マリガン “Shame”
 ・ジェシカ・チャスティン 『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』
 ・メラニー・ロラン 『人生はビギナーズ』
 ◎シェイリーン・ウッドリー “The Descendants”

 ◆オリジナル脚本賞
 ・ミシェル・アザナヴィシウス “The Artist”
 ・マイク・ミルズ 『人生はビギナーズ』
 ・トマス・マッカーシー “Win Win”
 ・ウィル・ライザー 『50/50 フィフティ・フィフティ』
 ◎ウディ・アレン “Midnight in Paris”

 ◆脚色賞
 ・アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ “The Descendants”
 ・ホセイン・アミニ 『ドライヴ』
 ・ジョン・ローガン 『ヒューゴの不思議な発明』
 ・スティーヴン・クローヴス  『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
 ◎スティーヴン・ザイリアン、アーロン・ソーキン 『マネーボール』

 アーロン・ソーキンは、昨年の『ソーシャル・ネットワーク』に続き、2連覇です。

 ◆撮影賞
 ・Adam Stone “Take Shelter”
 ◎エマヌエル・ルベツキ 『ツリー・オブ・ライフ』
 ・ギヨーム・シフマン “The Artist”
 ・ニュートン・トマス・サイジェル 『ドライヴ』
 ・ロバート・リチャードソン 『ヒューゴの不思議な発明』

 ◆編集賞
 ・Anne-Sophie Bion、ミシェル・アザナヴィシウス “The Artist”
 ・ハンク・コーウィン(Hank Corwin)、ジェイ・ラビノウィッツ(Jay Rabinowitz)、ダニエル・レゼンデ(Daniel Rezende)、ビリー・ウェバー、マーク・ヨシカワ  『ツリー・オブ・ライフ』
 ・Mat Newman 『ドライヴ』
 ◎Oliver Bugge Coutté 『人生はビギナーズ』
 ・セルマ・スクーンメイカー 『ヒューゴの不思議な発明』

 ◆美術賞
 ・Anne Seibel “Midnight in Paris”
 ◎ダンテ・フェレッティ 『ヒューゴの不思議な発明』
 ・ジャック・フィスク 『ツリー・オブ・ライフ』
 ・ローレンス・ベネット “The Artist”
 ・スチュアート・クレイグ 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』

 ダンテ・フェレッティは、昨年の『シャッター・アイランド』に続き、2連覇です。

 ◆作曲賞
 ・アレクサンドル・デプラ 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
 ◎アレクサンドル・デプラ 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
 ・アレクサンドル・デプラ 『ツリー・オブ・ライフ』
 ・ハワード・ショア 『ヒューゴの不思議な発明』
 ・ルドヴィック・ブールス “The Artist”

 ◆アンサンブル・パフォーマンス賞
 ・“Carnage”
 ◎『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
 ・『マージン・コール』
 ・“Midnight in Paris”
 ・『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』

 ◆アニメーション賞
 ◎『アーサー・クリスマスの大冒険』 監督:サラ・スミス
 ・『ハッピー・フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』 監督:ジョージ・ミラー
 ・『カンフー・パンダ2』 監督:ジェニファー・ユー・ネルソン
 ・『ランゴ』 監督:ゴア・ヴァービンスキー
 ・『くまのプーさん』 監督:スティーヴン・J・アンダーソン、ドン・ホール

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・“Buck” 監督:Cindy Meehl
 ・『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
 ・“Into The Abyss” 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
 ・“Page One: Inside The New York Times” 監督:Andrew Rossi
 ◎『プロジェクト・ニム』 監督:ジェームズ・マーシュ

 ◆外国語映画賞
 ・“A Somewhat Gentle Man(En ganske snill mann)”(ノルウェー) 監督:Hans Petter Moland
 ・“Happy Happy(Sykt lykkelig)”(ノルウェー) 監督:Anne Sewitsky
 ◎『四つのいのち』(伊・独・スイス) 監督:ミケランジェロ・フラマンティーノ
 ・『神々と男たち』(仏) 監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
 ・『重なりあう時』“The Double Hour”(伊) 監督:ジュゼッペ・カポトンディ

 ◆Body Of Work For 2011(1年間でもっとも活躍したと見られるような人に贈られる賞です)
 ジェシカ・チャスティン

 ◆Kyle Counts Award
 Lee Ann Kim、サンディエゴ・アジア映画財団(San Diego Asian Film Foundation)
 Lee Ann Kimは、KGTV Channel 10、The San Diego、California ABC televisionでリポーターとして活躍するコリアン・アメリカンの一世で、サンディエゴ・アジア映画財団(San Diego Asian Film Foundation)のエグゼクティヴ・ディレクターでもあり、2000年よりサンディエゴ・アジア映画祭を開催しています。プレイベートでは、1997年に結婚し、2児のお母さんだそうです。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・“The Artist”(1/9):作品・監督・主演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・作曲
 ・『ヒューゴの不思議な発明』(1/7):作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・作曲
 ・『ドライヴ』(1/6):作品・監督・助演男優・脚色・撮影・編集
 ・『ツリー・オブ・ライフ』(1/6):作品・監督・撮影・編集・美術・作曲
 ・“Midnight in Paris”(1/5):作品・監督・脚本・美術・アンサンブル
 ・『人生はビギナーズ』(1/4):助演男優・助演女優・脚本・編集
 ・『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2/4):脚色・美術・作曲・アンサンブル
 ・“The Descendants”(1/3):主演男優・助演女優・脚色
 ・『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(0/3):主演女優・助演女優・アンサンブル
 ・『マネーボール』(1/2):主演男優・脚色
 ・“Take Shelter”(1/):主演男優・撮影
 ・『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(0/2):助演男優・作曲

 結果は、ノミネートされた作品に細かく賞を割り振ったあげく、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が2部門で最多受賞となる、という形になりました。

 順当なものもないではありませんが、かなり外しまくった賞の割り振り方で、他の映画賞の結果を見て、それらとは違うものにしようと、意識的に違う作品に、違う部門の賞を与えたようにも見えます。

 Brit Marlingが年間最優秀主演女優なのか?とか、『アーサー・クリスマスの大冒険』が2011年のベスト・アニメーションなのか?とか、アクサンドル・デプラは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のために2011年を代表するような楽曲を提供したのか?とか、つっこみどころは満載です

 ま、映画賞レースも進んでくるとみんな似たり寄ったりになってくるから、たまにはこういうちょっと変則的なものがあってもいいんですけどね。それぞれの作品を違った目線で観るきっかけにもなるし。

 Kyle Counts Awardを受賞したLee Ann Kimみたいな人の存在を知れたのはよかったですね。

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 *当ブログ記事
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_34.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_26.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2008 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_27.html

 ・ゴッサム・アワード2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_25.html
 ・ニューヨーク映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_27.html
 ・ナショナル・ボード・オブ・レビュー2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_1.html
 ・ワシントンDC映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_10.html
 ・ロサンゼルス映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_17.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_18.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_19.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_20.html
 ・インディアナ映画ジャーナリスト賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_22.html
 ・アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_23.html
 ・ラスベガス映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_26.html
 ・ヒューストン映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_28.html

 ・サテライト・アワード2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_6.html
 ・インディペンデント・スピリット・アワード2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_28.html
 ・デトロイト映画批評家協会賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_21.html
 ・セントルイス映画批評家協会賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_24.html
 ・放送映画批評家協会賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_27.html
 ・米・俳優組合賞(SAG)2012ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_29.html

 ・2011年11月時点でのオスカー予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_16.html

 *全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2011年6月~2012年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_3.html

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