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zoom RSS おっ! トロント国際映画祭2010 各賞発表!

<<   作成日時 : 2010/09/20 07:22   >>

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 トロント国際映画祭2010の各賞が発表になりました。

 ◆最優秀カナダ短編映画賞(Award For Best Canadian Short Film)
 ◎“Les Fleurs de l'âge”(カナダ) 監督:Vincent Biron
 物語:アイスクリームを売ること、マリファナを吸うこと、恋に落ちること、家族と取引すること……。夏の一日に、子供たちが経験したこと。

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 ◆最優秀カナダ第一回作品賞(The Skyy Vodka Award For Best Canadian First Feature Film)
 ◎“The High Cost of Living”(カナダ) 監督:Deborah Chow
 出演:イザベル・ブレ、ザック・ブラフ
 物語:ヘンリーとナタリーは、ともにモントリオールに住んでいたが、住む世界はまるで違っていた。ナタリーは、妊娠8ヶ月で、第一子が生まれることを楽しみに待っていた。一方のヘンリーは、ドラッグの売人で、仲間と飲んだくれたり、踊ったりして日々を過ごしていた。
 そんな2人の生活は、交通事故という形で交わる。ヘンリーが、ナタリーをはねるが、彼はパニックになり、怖くなって逃げ出してしまう。しかし、後から、彼は、ナタリーのことが心配になって、彼女を探し出し、自分がはねた相手だとは打ち明けずに、彼女と会うようになる。そして、事故により、彼女のお腹の中の赤ん坊が死んでしまい、お腹から取り出さなければならなくなっていることを知って、大いにショックを受ける……。

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 ◆最優秀カナダ映画賞(The City Of Toronto Award For Best Canadian Feature Film)
 ◎“Incendies”(カナダ) 監督:デニ・ヴィルヌーヴ
 出演:ルブナ・アザバル(Lubna Azabal)、Mélissa Désormeaux-Poulin、Maxim Gaudette、レミー・ジラール(Rémy Girard)
 物語:母の最後の望みは、双子のジャンとシモンに、彼らのルーツであるレバノンに旅させることであった。
 Wajdi Mouawadの舞台劇の映画化。
 ベネチア国際映画祭2010 ベネチア・デイズ出品。

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 ◆国際批評家連盟賞 DISCOVERY部門
 ◎『ビューティフル・ボーイ』“Beautiful Boy”(米) 監督:ショーン・クー(Shawn Ku)
 出演:マイケル・シーン、マリア・ベロ
 物語:離婚の危機にある夫婦のもとに、18歳の息子が大学で無差別殺人を犯して、自殺したという知らせを受ける。
 東京国際映画祭2010 コンペティション部門出品。

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 ◆国際批評家連盟賞 SPECIAL PRESENTATIONS部門
 ◎“L'Amour Fou”(仏) 監督:Pierre Thoretton
 イヴ・サン・ローランの半生を、彼が長年ともに過ごしたパートナー、ピエール・ベルジュのことと、イヴ・サン・ローランの死後、オークションにかけると2人で決めた美術品・工芸品のこと、などを中心にまとめたドキュメンタリー。

 ◆ピープルズ・チョイス賞(Cadillac People's Choice Award)
 ◎“The King’s Speech”(英) 監督:トム・フーパー(Tom Hooper)
 出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアース、マイケル・ガンボン、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・エール
 現英国女王エリザベス2世の父ジョージ6世の物語。
 物語:ジョージ6世(コリン・ファース)は、兄の退位により、不承不承王位に就く。しかし、彼にはどもり癖があり、それは王として相応しくないというので、専門医ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)がスピーチ・セラピストとしてつけられる。王とライオネル・ローグとの間には、やがて親密な友情が芽生え、王のどもりも治り、結果として、王は勇ましい演説で国民を導くようになるのだった……。

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 ◆ピープルズ・チョイス賞 次点
 ○“First Grader”(英) 監督:ジャスティン・チャドウィック(Justin Chadwick)
 物語:ケニア政府が新たに無償の教育機会を約束したことにより、田舎の小学校に何百人もの子供たちが押し寄せるが、その中には、84歳になるMarugeも混じっていた。彼は、イギリスからのケニアの独立に活躍したという経歴を持っていたが、これまで教育を受ける機会を持っていなかったのだった。

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 ◆ピープルズ・チョイス賞 MIDNIGHT MADNESS部門
 ◎“Stake Land”(米) 監督:Jim Mickle
 出演:ニック・デミッチ、コナー・パオロ、ダニエル・ハリス、ケリー・マクギリス、マイケル・セルベリス
 物語:アメリカは、ヴァンパイアの波に襲われて、廃墟と化していた。マーティンの家族が襲われた時、彼は、ミスターと呼ばれるハンターに助けられる。ミスターは、ヴァンパイアの生き残りを家族のようにして引き連れながら、よりよい場所を求めて、北へ向かう。

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 ◆ピープルズ・チョイス賞 MIDNIGHT MADNESS部門 次点
 ○“Fubar II”(カナダ) 監督:Michael Dowse
 物語:テリーとディーンが一攫千金と1杯のビールにありつくためにアルバータの油田地帯に向かう。
 2002年にヒットしたカルト・コメディー“Fubar”の続編。

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 ◆ピープルズ・チョイス賞 ドキュメンタリー賞
 ◎“Force of Nature: The David Suzuki Movie”(カナダ) 監督:Sturla Gunnarsson
 75歳にして、いっこうに衰えを見せない環境保護活動家のDavid Suzukiに関するドキュメンタリー。

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 ◆ピープルズ・チョイス賞 ドキュメンタリー賞 次点
 ◎“Nostalgia for the Light”(仏・独・チリ) 監督:Patricio Guzmán
 物語:チリのアタカマ砂漠。天文学者が、生命の起源に関わる答を求めて、宇宙をじっと凝視している。その近くでは、女性たちのグループがピノチェト時代に殺された愛する者たちの遺体を求めて、砂をふるいにかけている……。

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 映画賞レース、特に米国アカデミー賞に結びつきやすいとして注目度の高いピープルズ・チョイス賞は、評判のよかった(&前評判も高かった)“The King’s Speech”があっさりさらっていきました。
 *参考:25週前のオスカー2011予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201009/article_1.html

 これで、この作品の注目度は大いにアップしたことになります。
 米国アカデミー賞作品賞にノミネートされるかどうかはまだわかりませんが、コリン・ファースの主演男優賞候補、ジェフリー・ラッシュの助演男優賞候補は濃厚になってきたように思います。
 イギリス国内での映画賞の入賞はかなり有力と言っていいのではないでしょうか。

 そのほかの作品では、東京国際映画祭2010のコンペティション部門にエントリーされたことが発表されたばかりの『ビューティフル・ボーイ』が国際批評家連盟賞を受賞したことに驚かされました。
 今年の東京国際映画祭のコンペティション部門はクオリティーが高いですね。
 これで、東京国際映画祭での『ビューティフル・ボーイ』の注目度が俄然アップしました!というほど、この賞に重み(あるいは日本での認知度)はありませんが、個人的には、グッと注目度が上がることになりました。

 この中で、日本で劇場公開の可能性の高そうなのは、“The King’s Speech”と“Stake Land”で、“The King’s Speech”はほぼ当確、“Stake Land”は劇場公開まで至らなくても、少なくともDVDリリースくらいはありそうです。
 “L'Amour Fou”も有力、“First Grader”と“Incendies”は十分に面白そうですが、興味を持つ配給会社と映画館が現れるかどうかが鍵というところでしょうか。

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 *当ブログ記事
 *トロント国際映画祭2010 ラインナップ第1弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_28.html
 *トロント国際映画祭2010ラインナップ第2弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_2.html
 *トロント国際映画祭2010ラインナップ第3弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_6.html
 *トロント国際映画祭2010ラインナップ第4弾発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_8.html
 *トロント国際映画祭2010ラインナップ第5弾:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_10.html
 *トロント国際映画祭2010ラインナップ第6弾:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_11.html
 *トロント国際映画祭2010ラインナップ第7弾:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_12.html
 *トロント国際映画祭2010全タイトル・リスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201008/article_13.html

 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月〜2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

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