日本からのコンペ・インは2作品! パリ映画祭2010

 日本映画特集のラインナップだけ先に記事にしましたが、パリ映画祭2010の残りのラインナップも書き出しておきたいと思います。

 パリ映画祭は、例年だともうちょっと多彩なプログラムが組まれるのですが、今年は、日本映画特集が大規模なものになったので、他のプログラムは非常にあっさりとしたものになってしまっています。

 第8回パリ映画祭は、7月3日~13日の開催です。

画像

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 ◆コンペティション部門

 ・“Le Braqueur(The Robber/ Der Räuber)”(独・オーストリア) 監督:Benjamin Heisenberg

 ・“Cleveland Contre Wall Street”(スイス・仏) 監督:Jean-Stéphane Bron

 ・“If I Want To Whistle, I Whistle”(ルーマニア・スウェーデン) 監督:Florin Serban

 ・“Mundane History”(タイ) 監督:Anocha Suwichakornpong

 ・“La Rivière Tumen(Dooman River)”(韓・仏) 監督:Zhang Lu

 ・『川の底からこんにちは』“Sawako Decides”(日) 監督:石井裕也

 ・『スイートリトルライズ』“Sweet Little Lies”(日) 監督:矢崎仁司

 ・“Alamar(To The Sea)”(メキシコ) 監督:Pedro Gonzales-Rubio

 ※審査員:Valérie Donzelli(フランスの女優)、トム・ノヴァンブル、Eric Reinhardt(美術)、Elisa Sednaoui(フランスの女優)、エリア・スレイマン

 “Le Braqueur(The Robber/ Der Räuber)”はベルリン国際映画祭2010コンペティション部門出品、バイエルン映画賞2010 新人監督賞受賞、オーストリア映画賞2010男優賞&女優賞受賞。
 “Cleveland Contre Wall Street”はカンヌ国際映画祭2010監督週間出品。
 “If I Want To Whistle, I Whistle”はベルリン国際映画祭2010コンペティション部門出品。銀熊賞(審査員グランプリ)受賞。トランシルヴァニア国際映画祭2010 ルーマニア・デー最優秀長編賞受賞。
 “Mundane History”はロッテルダム国際映画祭2010タイガーアワード受賞、トランシルヴァニア国際映画祭2010グランプリ受賞。
 “La Rivière Tumen(Dooman River)”はベルリン国際映画祭2010ジェネレーション部門スペシャル・メンション受賞。
 “Alamar(To The Sea)”はロッテルダム国際映画祭2010タイガーアワード受賞。

 エントリー作品は、監督の知名度こそ高くありませんが、2010年前半の国際映画祭サーキットで高い評価を受けている作品ばかりです。
 その中で、エントリーされている日本映画2作品だけは、これまでとりたてて冠は獲得していませんが、ここにあえてエントリーされたのは、作品の力もさることながら、日本映画特集とのかねあいもあるのでしょうか。
 日本映画の2作品は、どうみても分が悪いのですが、結果はどうなるでしょうか。

 なお、各作品の内容に関しては、当ブログの各映画祭の記事のところに紹介が書いてあります。

 ◆Les Avant-Première部門
 新作上映部門
 ※他部門と上映作品が重なっていることがあります。

 ・“Petits Meurtres À L’Anglaise(Wild Target)”(英) 監督:Jonathan Lynn

 ・“Tamara Drewe”(英) 監督:スティーヴン・フリアーズ

 ・“You Don’t Know Me”(英) 監督:Bobcat Goldthwait

 ・“Ondine”(アイルランド・米) 監督:ニール・ジョーダン

 ・『プリズン211』“Cellule 211”(西) 監督:ダニエル・モンゾン

 ・『マップ・オブ・サウンズ・オブ・トーキョー』“Map Of The Sounds Of Tokyo”(西) 監督:イザベル・コイシェ

 ・“Yo También”(西) 監督:Antonio Naharro & Alvaro Pastor

 ・“L’Âge De Raison”(仏) 監督:Yann Samuel

 ・“L’Arbre”(仏・オーストラリア) 監督:Julie Bertucelli

 ・“L’Autre Monde”(仏) 監督:ジル・マルシャン

 ・“Belle Épine”(仏) 監督:Rebecca Zlotowski

 ・“La Blonde Aux Seins Nus”(仏) 監督:Manuel Pradal

 ・“Ce N’Est Qu’Un Début”(仏) 監督:Jean-Pierre Pozzi & Pierre Barougier

 ・“Commissariat”(仏) 監督:Ilan Klipper & Virgil Vernier

 ・“Copacabana”(仏) 監督:Marc Fitoussi

 ・“D’Amour Et D’Eau Fraîche”(仏) 監督:Isabelle Czajka

 ・“Dernier Étage, Gauche, Gauche”(仏) 監督:Angelo Cianci

 ・“Des Filles En Noir”(仏) 監督:ジャン・ポール・シヴェラック(Jean Paul Civeyrac)

 ・“Des Hommes Et Des Dieux”(仏) 監督:グザヴィエ・ボーヴォワ

 ・“Insoupçonnable”(仏) 監督:Gabriel Le Bomin

 ・“La Meute”(仏) 監督:Franck Richard

 ・“Le Nom Des Gens”(仏) 監督:Michel Leclerc

 ・“Petit Tailleur”(仏) 監督:ルイ・ガレル

 ・“Pieds Nus Sur Les Limaces”(仏) 監督:ファビアンヌ・ベルトー(Fabienne Berthaud)

 ・“Un Homme Qui Crie”(仏・ベルギー・チャド) 監督:マハマット=サレー・ハルーン

 ・“La Vie Au Ranch”(仏) 監督:Sophie Letourneur

 ・“Double Take”(ベルギー) 監督:Johan Grimonprez

 ・“Amore(Io sono l'amore / I Am Love)”(伊) 監督:Luca Guadagnino
Italie

 ・“Encore Un Baiser(Baciami ancora / Kiss Me Again)”(伊) 監督:ガブリエーレ・ムッチーノ

 ・“Ce Que Je Veux De Plus(What More Do I Want/ Cosa voglio di più)”(伊・スイス) 監督:シルヴィオ・ソルディーニ

 ・“Le Premier Qui L’A Dit(Loose Cantons / Mine vaganti )”(伊) 監督:フェルザン・オズペテク

 ・『ミルコのひかり』“Rouge Comme Le Ciel(Rosso come il cielo / Red Like The Sky)”(伊) 監督:クリスティアーノ・ボルトーネ

 ・“L’Envol(Eagle Hunter's Son / Die Stimme des Adlers)”(独・スウェーデン) 監督:René Bo Hansen

 ・“Everyone Else(Alle Anderen)”(独) 監督:Maren Ade

 ・“Orly”(独・仏) 監督:Angela Schanelec

 ・“Submarino”(デンマーク) 監督:トーマス・ヴィンターベア

 ・“Miel(Honey/Bal)”(トルコ) 監督:Semih Kaplanoglu

 ・“Oncle Boonmee (Celui Qui Se Souvient De Ses Vies Antérieures)”(タイ・英・仏・独・西) 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン

 ・『あなたなしでは生きていけない』“Je Ne Peux Pas Vivre Sans Toi”(台湾) 監督:レオン・ダイ

 ・“City Of Life And Death”(中) 監督:ルー・チュアン

 ・“The Housemaid”(韓) 監督:イム・サンス

 ・“Poetry”(韓) 監督:イ・チャンドン

 ・『劇場版 空の境界』“The Garden of Sinners”(日) 監督:あおきえい

 ・『キャタピラー』“Le Soldat Dieu”(日) 監督:若松孝二

 ・“Les Amours Imaginaires”(カナダ) 監督:Xavier Dolan

 ・“Be Bad !”(米) 監督:Miguel Arteta

 ・『エアベンダー』“Le Dernier Maître De L’Air”(米) 監督:M・ナイト・シャマラン

 ・“The Killer Inside Me”(米) 監督:マイケル・ウィンターボトム

 ・『トイ・ストーリー3』“Toy Story 3”(米) 監督:リー・アンクリッチ

 ・“Le Dernier Été De La Boyita(The Last Summer of La Boyita)”(アルゼンチン・西・仏) 監督:Julia Solomonoff

 【スペシャル・イベント】(Les Événements)

 ◆ナイト・オブ・シネマ(La Nuit Du Cinéma (Night Of Cinema))
 オールナイト上映。

 ①若松孝二ナイト
 ・『キャタピラー』“L’Empire Des Sens”(2010/日)
 ・『壁の中の秘事』“Les Secrets Derrière Le Mur”(1965/日)
 ・『ゆけゆけ二度目の処女』“Va, Va Vierge Pour La Deuxième Fois”(1969/日)
 ・『胎児が密猟する時』“Quand L’Embryon Part Braconner”(1966/日)

 ②オージープロイテーション・ナイト(Ozploitation Night)
 ・『パトリック』“Patrick”(1977/オーストラリア) 監督:リチャード・フランクリン
 ・『キラーカーズ/パリを食べた車』“Les Voitures Qui Ont Mangé Paris”(1974/オーストラリア) 監督:ピーター・ウィアー
 ・『地獄の脱出/デッド・エンド』“Le Drive-In De L’Enfer(Dead-End Drive In)”(1986/オーストラリア) 監督:ブライアン・トレンチャード=スミス
 ・『マッド・マックス』“Mad Max”(1973/オーストラリア) 監督:ジョージ・ミラー
 ・『スローター・ゲーム』“Les Traqués De L’An 2000(Escape 2000)”(1982/オーストラリア) 監督:ブライアン・トレンチャード=スミス

 ③ONE PIECE ナイト
 ・『ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』“ONE PIECE Movie 8 : Episode of Alabaster Kingdom - The Pirates and the Princess of the Desert”(2007) 監督:今村隆寛
 ・『ONE PIECE呪われた聖剣』“ONE PIECE Movie 5 : The Curse of The Sacred Sword”(2004) 監督:竹之内和久
 ・『ONE PIECEオマツリ男爵と秘密の島』“ONE PIECE Movie 6 : Baron Omatsuri and The Secret Island”(2005) 監督:細田守
 ・『ONE PIECEカラクリ城のメカ巨兵』“ONE PIECE Movie 7 : Mega Mecha Soldier of Karakuri Castle”(2006) 監督:宇田綱之介
 ・『ONE PIECEエピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』“ONE PIECE Movie 9 : Episode of Chopper - The Miracle Winter Cherry Blossom”(2008) 監督:清水淳児

 ④ジョセフ・W・サルノ・ナイト(Joe Sarno Night)
 ・“Caresses Interdites(Daddy, Darling)”(1970/デンマーク・英) 監督:ジョセフ・W・サルノ
 ・“All The Sins Of Sodom”(1968/英) 監督:ジョセフ・W・サルノ
 ・『マリー・メンダム/ヘード・テクニシャン』“Abigail Est Revenue(Abigail Lesley Is Back in Town)”(1975/英) 監督:ジョセフ・W・サルノ
 ・『クリスチーナ・リンドバーグ in スウェーデンSEX』“Swedish Wildcats”(1972/スウェーデン・英) 監督:ジョセフ・W・サルノ

 ◆シネ・カラオケ+ボール(Ciné-Karaoké + Ball)

 ・ジャイアント・シネ・カラオケ(Gigantic Ciné-Karaoké)
 『ロシュフォールの恋人たち』『ニューヨーク・ニューヨーク』『マンマ・ミーア!』などのミュージカル・シーンを、観客が歌う機会を提供。

 ・クロージング・ボール(Closing Ball)
 オールナイトのダンス&パーティー

 ◆『トイ・ストーリー3』デー

 ◆シネマ・トレード・マーケット(The Cinema Trade Market)
 ヴィンテージ・ポスター、古雑誌などのマーケットを好評だった昨年に続いて開催。

 ◆パリ・シネマ・ツアー(Trips Across Paris)
 映画祭の初日と最終日に、映画とパリを楽しむツアーを開催。

 ◆パリ・プロジェクト(Paris Project)
 ・パリ・プロジェクト・ミーティング(制作中の作品に関するミーティング/Paris Project Meetings (Projects In Development))
 ・パリ・プロジェクト・スクリーニング(ポスト・プロダクション中の作品の上映会/Paris Project Screenings (Films In Post-Production))
 ・韓国プロデューサー・イン・パリ(Ko-Production In Paris: Mingle With Producers From South-Korea)
 ・オープン・テーブル(韓国との共同製作のやり方/Open Table "How To Work With Korea")
 ・シネフォンダシオン・レジデンツ・プロジェクト(Cinefondation Residents Projects)
 ・パリ・プロジェクト- ACEセミナー(Paris Project - ACE Seminars)

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 *当ブログ記事
 ・パリ映画祭2010 日本映画特集ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201006/article_17.html
 ・パリ映画祭2009:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_13.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2010年5月~2011年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_23.html

 追記
 受賞結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_15.html

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