セントラル・オハイオ映画批評家協会賞2010 発表!

 セントラル・オハイオ映画批評家協会賞の結果が発表になりました。(1月8日)

 32.セントラル・オハイオ映画批評家協会賞(The Central Ohio Film Critics Association’s Awards)

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 ・作品賞:『マイレージ、マイライフ』
 次点:『カールじいさんの空飛ぶ家』

 ・監督賞:ジェイソン・ライトマン 『マイレージ、マイライフ』
 次点:クエンティン・タランティーノ 『イングロリアス・バスターズ』

 ・主演男優賞:ジョージ・クルーニー 『マイレージ、マイライフ』
 次点:ジェフ・ブリッジス “Crazy Heart”

 ・主演女優賞:ケアリー・マリガン 『17歳の肖像』
 次点:シャーロット・ゲンズブール “Antichrist”

 ・助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ 『イングロリアス・バスターズ』
 次点:ピーター・キャパルディ:“In the Loop”

 ・助演女優賞:モニーク 『プレシャス』
 次点:メラニー・ロラン 『イングロリアス・バスターズ』

 ・アンサンブル賞:『イングロリアス・バスターズ』
 次点:『マイレージ、マイライフ』

 ・オリジナル脚本賞:『イングロリアス・バスターズ』 クエンティン・タランティーノ
 次点:『カールじいさんの空飛ぶ家』 ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン

 ・脚色賞:『マイレージ、マイライフ』 ジェイソン・ライトマン、シェルドン・ターナー
 次点:“Fantastic Mr. Fox” ウェス・アンダーソン、ノア・バウムバック

 ・撮影賞:『イングロリアス・バスターズ』 ロバート・リチャードソン
 次点:“Antichrist” アンソニー・ドッド・マントル

 ・作曲賞:マイケル・ジアッチーノ 『カールじいさんの空飛ぶ家』
 次点:『かいじゅうたちのいるところ』 カーター・バーウェル、カレン・O

 ・アクター・オブ・ザ・イヤー(for an exemplary body of work):ジョージ・クルーニー “Fantastic Mr. Fox”、“The Men Who Stare at Goats”、『マイレージ、マイライフ』
 次点:ウディ・ハレルソン “The Messenger”、“Zombieland”

 ・ブレイクスルー映画アーティスト:ケアリー・マリガン(演技) 『17歳の肖像』
 次点:ニール・ブロムカンプ(監督・脚本) 『第9地区』

 ・見落とされた優秀映画(Best Overlooked Film):『グッバイ ソロ』
 次点:“Moon”

 ・ドキュメンタリー賞:『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』
 次点:『ザ・コーヴ』

 ・アニメーション賞:『カールじいさんの空飛ぶ家』
 次点:“Fantastic Mr. Fox”

 ・外国語映画賞:『戦場でワルツを』
 次点:『夏時間の庭』

 ・優秀作品
 1.『マイレージ、マイライフ』
 2.『カールじいさんの空飛ぶ家』
 3.『17歳の肖像』
 4.“Fantastic Mr. Fox”
 5.『イングロリアス・バスターズ』
 6.『ハート・ロッカー』
 7.“In the Loop”
 8.『(500)日のサマー』
 9.“A Serious Man”
 10.『シングル・マン』

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 アメリカの映画批評家協会賞には、映画賞レースの主要コンテンダーの中ばかりから受賞者をチョイスする映画賞と、そこから少しずれて、もうちょっとマイナーなインディーズ作品や外国映画からも受賞者をチョイスする映画賞とがありますが、セントラル・オハイオ映画批評家協会賞は後者にあたります。
 次点ではありますが、助演女優賞にシャーロット・ゲンズブールを挙げているのは、アメリカの映画賞ではここが初めてです。

 調べてみると、「次点」を挙げている映画賞は、どれも「ちょっとマイナーなインディーズ作品や外国映画からも受賞者をチョイスする映画賞」であって、映画の製作規模や国籍にはあまりこだわらずに、自由な視点で対象作品をチョイスしていることがわかります。まあ、「次点」を挙げること自体、受賞者を1つだけ挙げることでこぼれ落ちてしまう対象作品を拾い上げてその栄誉を讃えようという細やかな意識や気遣いの表われなのですが。

 「次点」を挙げている映画批評家協会賞には、他に以下のようなものがあります。
 7.LA映画批評家協会賞
 10.サウス・イースタン映画批評家協会賞
 11.インディアナ映画批評家協会賞
 18.ユタ映画批評家協会賞
 25.セントルイス映画批評家協会賞

 これら映画批評家協会賞にとりたてて共通点は見当たりませんが、サンダンス映画祭とスラムダンス映画祭の地元であるユタ映画批評家協会賞が含まれているところを見ても、これらはインディーズを積極的に評価していこうという精神を有している映画批評家協会賞なのかな、と思わせてくれます。

 
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 *当ブログ記事
 ・2008年度 セントラル・オハイオ映画批評家協会賞:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_16.html

 ・2009年度映画賞レース スケジュール表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_32.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html
 ・2009年度映画賞の結果をまとめてみました! アメリカ編 前半戦:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_43.html

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