詳細!第67回ゴールデン・グローブ賞ノミネーション!

 第67回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表されました。(12月15日)

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 【映画部門】

 ◆作品賞 ドラマ部門
 ・『アバター』"Avatar" 監督:ジェームズ・キャメロン
 ・"The Hurt Locker" 監督:キャスリン・ビグロー
 ・『イングロリアス・バスターズ』"Inglourious Basterds" 監督:クエンティン・タランティーノ
 ・『プレシャス!』"Precious" 監督:リー・ダニエルズ
 ・『マイレージ、マイライフ』"Up in the Air" 監督:ジェイソン・ライトマン

 ここまでの映画賞レースでは、『マイレージ、マイライフ』が優勢。それに、“The Hurt Locker”が続いています。

 『インビクタス/負けざる者』はノミネートされず。

 過去に作品賞を受賞している監督の作品は『アバター』のみ。

 [他賞との異同]
 似たような性格の映画賞であるサテライト・アワードと重なったのは、"The Hurt Locker"と『プレシャス!』のみ。サテライト・アワードでは『マイレージ、マイライフ』はコメディー/ミュージカル部門にノミネート。

 ◆作品賞 コメディー/ミュージカル部門
 ・『(500)日のサマー』"(500) Days of Summer" 監督:マーク・ウェブ
 ・『ザ・ハングオーバー』"The Hangover" 監督:トッド・フィリップス
 ・『恋するベーカリー』"It's Complicated" 監督:ナンシー・マイヤーズ
 ・『ジュリー&ジュリア』"Julie & Julia" 監督:ノラ・エフロン
 ・『NINE』"Nine" 監督:ロブ・マーシャル

 “An Education”や『カールじいさんの空飛ぶ家』はノミネートされず。

 過去に作品賞を受賞している監督の作品は『NINE』のみ。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと重なったのは『恋するベーカリー』『ジュリー&ジュリア』『NINE』の3作品。

 ◆監督賞
 ・キャスリン・ビグロー "The Hurt Locker"
 ・ジェームズ・キャメロン 『アバター』 "Avatar"
 ・クリント・イーストウッド 『インビクタス/負けざる者たち』 "Invictus"
 ・ジェイソン・ライトマン 『マイレージ、マイライフ』 "Up in the Air"
 ・クエンティン・タランティーノ 『イングロリアス・バスターズ』 "Inglourious Basterds"

 元夫婦監督のキャスリン・ビグローとジェームズ・キャメロンが揃ってノミネート。

 リー・ダニエルズやロブ・マーシャルはノミネートされず。
 [過去の実績]
 キャスリン・ビグロー、ジェイソン・ライトマンは、ゴールデン・グローブ賞初ノミネート。
 ジェームズ・キャメロンは、『タイタニック』(受賞)に続き、2度目のノミネート。
 クリント・イーストウッドは、監督賞では7度目のノミネートで、過去に3回受賞。
 ジェイソン・ライトマンとクエンティン・タランティーノは、脚本賞とあわせて2部門でノミネート。
 クエンティン・タランティーノは、『パルプ・フィクション』以来2度目のノミネート。前回は脚本賞のみ受賞。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと重なったのはわずかにキャスリン・ビグローのみ。

 ◆主演男優賞 ドラマ部門
 ・ジェフ・ブリッジス "Crazy Heart"
 ・ジョージ・クルーニー 『マイレージ、マイライフ』 "Up in the Air"
 ・コリン・ファース 『シングル・マン』 "A Single Man"
 ・モーガン・フリーマン 『インビクタス/負けざる者たち』 "Invictus"
 ・トビー・マグワイア  "Brothers"

 ジェレミー・レナーもジョニー・デップもノミネートされず。

 [過去の実績]
 ジェフ・ブリッジスは、4度目のノミネートにして無冠。
 ジョージ・クルーニーは、出演者としてはこれが7度目のノミネートで、『オー・ブラザー』と『シリアナ』で受賞。監督と脚本でも1回ずつノミネート。
 コリン・ファースとトビー・マグワイアは、初ノミネート。
 モーガン・フリーマンは、5度目のノミネートで、過去に『ドライビングMissデイジー』で主演男優賞受賞。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、ジェフ・ブリッジス、ジョージ・クルーニーのみ同じ。

 ◆主演女優賞 ドラマ部門
 ・エミリー・ブラント 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』 "The Young Victoria"
 ・サンドラ・ブロック  "The Blind Side"
 ・ヘレン・ミレン  "The Last Station"
 ・ケアリー・マディガン  "An Education"
 ・ギャバリー・シディビー 『プレシャス!』 "Precious"

 5人中3人がイギリス人女優です。

 ヘレン・ミレンは、過去にダブル受賞を経験した4人の女優の1人。

 [過去の実績]
 エミリー・ブラントは、3度目のノミネートで、テレビ部門で1度受賞。
 サンドラ・ブロックは、過去に2回ノミネートされていて、今回ダブル・ノミネート。いまだ無冠。
 ヘレン・ミレンは、これが10回目のノミネートで、過去に3度受賞。
 ケアリー・マディガンとギャバリー・シディビーは初ノミネート。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、エミリー・ブラントとケアリー・マリガンが同じ。

 ◆主演男優賞 コメディー/ミュージカル部門
 ・マット・デイモン 『インフォーマント!』 "The Informant!"
 ・ダニエル・デイ=ルイス 『NINE』 "Nine"
 ・ロバート・ダウニー Jr.  "Sherlock Holmes"
 ・ジョゼフ・ゴードン・レヴィット 『(500)日のサマー』 "500 Days of Summer"
 ・マイケル・ストゥルバーグ  "A Serious Man"

 [過去の実績]
 マット・デイモンは、今回ダブル・ノミネートで、過去に出演者として2回ノミネート(無冠)、『グッド・ウィル・ハンティング』で脚本賞受賞。
 ダニエル・デイ=ルイスは、6度目のノミネートで、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で受賞。
 ロバート・ダウニー Jrは、これが4度目のノミネートで、過去にTV部門で一度受賞している。
 ジョゼフ・ゴードン・レヴィットとマイケル・ストゥルバーグは初ノミネート。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、マット・デイモン、ダニエル・デイ=ルイス、マイケル・ストゥルバーグが同じ。

 ◆主演女優賞 コメディー/ミュージカル部門
 ・サンドラ・ブロック 『あなたは私の婿になる』 "The Proposal"
 ・マリオン・コーティヤール 『NINE』 "Nine"
 ・ジュリア・ロバーツ 『デュプリシティ スパイはスパイに嘘をつく』 "Duplicity"
 ・メリル・ストリープ 『恋するベーカリー』 "It's Complicated"
 ・メリル・ストリープ 『ジュリー&ジュリア』 "Julie & Julia"

 [過去の実績]
 サンドラ・ブロックは、過去に2回ノミネートされていて、今回ダブル・ノミネート。いまだ無冠。
 マリオン・コーティヤールは、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(受賞)以来、2度目のノミネート。
 ジュリア・ロバーツは、7度目のノミネートで、『プリティ・ウーマン』と『エリン・ブロコビッチ』で受賞。
 メリル・ストリープは、これで25ノミネート6受賞。2年連続ダブル・ノミネート。2000年以降で10ノミネート3受賞。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、サンドラ・ブロック、マリオン・コーティヤール、メリル・ストリープ(『ジュリー&ジュリア』)が同じ。

 ◆助演男優賞
 ・マット・デイモン 『インビクタス/負けざる者たち』 "Invictus"
 ・ウディ・ハレルソン  "The Messenger"
 ・クリストファー・プラマー  "The Last Station"
 ・スタンリー・トゥッチ  "The Lovely Bones"
 ・クリストフ・ヴァルツ 『イングロリアス・バスターズ』 "Inglourious Basterds"

 [過去の実績]
 マット・デイモンは、今回ダブル・ノミネートで、過去に出演者として2回ノミネート(無冠)、『グッド・ウィル・ハンティング』で脚本賞受賞。
 ウディ・ハレルソンとクリストファー・プラマーは、それぞれ2度目のノミネート(無冠)。
 スタンリー・トゥッチは、3度目のノミネートで、過去2回はテレビ部門で受賞。
 クリストフ・ヴァルツは初ノミネート。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、ウディ・ハレルソンとクリストフ・ヴァルツが同じ。

 ◆助演女優賞
 ・ペネロペ・クルス 『NINE』 "Nine"
 ・ヴェラ・ファーミガ 『マイレージ、マイライフ』 "Up in the Air"
 ・アナ・ケンドリック 『マイレージ、マイライフ』 "Up in the Air"
 ・モニーク 『プレシャス!』 "Precious"
 ・ジュリアン・ムーア 『シングル・マン』 "A Single Man"

 [過去の実績]
 ペネロペ・クルスは、3度目のノミネート(無冠)。
 ジュリアン・ムーアは、5度目のノミネートで無冠。
 ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、モニークは初ノミネート。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、ペネロペ・クルスとアナ・ケンドリックとモニークが同じ。

 ◆脚本賞
 ・ニール・ブロムカンプ、Terri Tatchell "District 9"
 ・マーク・ボール "The Hurt Locker"
 ・ナンシー・マイヤーズ 『恋するベーカリー』"It's Complicated"
 ・ジェイソン・ライトマン、シェルドン・ターナー 『マイレージ、マイライフ』 "Up In The Air"
 ・クエンティン・タランティーノ 『イングロリアス・バスターズ』 "Inglourious Basterds"

 [他賞との異同]
 サテライト・アワード(オリジナル脚本賞と脚色賞でノミネート枠が10作品)とは、"District 9"と"The Hurt Locker"と『マイレージ、マイライフ』が同じ。

 ◆作曲賞
 ・マイケル・ジアッチーノ 『カールじいさんの空飛ぶ家』"Up"
 ・マーヴィン・ハムリッシュ 『インフォーマント!』 "The Informant!"
 ・ジェームズ・ホナー 『アバター』 "Avatar"
 ・アベル・コルゼニオウスキ(Abel Korzeniowski) 『シングル・マン』 "A Single Man"
 ・カレン・O、カーター・バーウェル 『かいじゅうたちのいるところ』 "Where The Wild Things Are"

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと放送映画批評家協会賞とは、ともに『カールじいさんの空飛ぶ家』と『インフォーマント!』と『かいじゅうたちのいるところ』が同じ。

 ◆オリジナル歌曲賞
 ・"Cinema Italiano"(『NINE』)  作曲&作詞:モーリー・イェストン(Maury Yeston)
 ・"I Want to Come Home"("Everybody's Fine" ) 作曲&作詞:ポール・マッカートニー
 ・"I Will See You"(『アバター』) 作曲:ジェームズ・ホナー、サイモン・フラングレン(Simon Franglen)、作詞:ジェームズ・ホナー、サイモン・フラングレン、クーク・ハーレル(Kuk Harrell)
 ・"The Weary Kind"("Crazy Heart") 作曲&作詞:Ryan Bingham、T・ボーン・バーネット
 ・"Winter"("Brothers" ) 作曲:U2、作詞:ボノ

 [他賞との異同]
 放送映画批評家協会賞とは、"Cinema Italiano"と"I Want to Come Home"と"The Weary Kind"が同じ、サテライト・アワードとは、"Cinema Italiano"が同じ。

 ◆長編アニメーション賞
 ・『くもりときどきミートボール』"Cloudy with a Chance of Meatballs" 監督:クリス・ミラー、フィル・ロード
 ・『コララインとボタンの魔女』"Coraline" 監督:ヘンリー・セリック
 ・"Fantastic Mr. Fox" 監督:ウェス・アンダーソン
 ・『プリンセスと魔法のキス』"The Princess and the Frog" 監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
 ・『カールじいさんと空飛ぶ家』"Up" 監督:ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン

 『崖の上のポニョ』や『メアリーとマックス』は選ばれませんでした。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、5作品中4作品(『コララインとボタンの魔女』以外)が同じ。
 放送映画批評家協会賞とは全く同じノミネーションになっています。

 ◆外国語映画賞
 ・『バーリア』"Baaria" (伊) 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
 ・『抱擁のかけら』"Broken Embraces" (西) 監督:ペドロ・アルモドバル
 ・"The Maid" (チリ) 監督:セバスティアン・シルヴァ
 ・"A Prophet" (仏) 監督:ジャック・オーディアール
 ・"The White Ribbon" (独) 監督:ミヒャエル・ハネケ

 アカデミー賞外国語映画賞候補に挙がっている作品は、『バーリア』と"A Prophet"と"The White Ribbon"の3作品。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードとは、『抱擁のかけら』と"The Maid"と"The White Ribbon"が同じ。

 ◆セシル・B・デミル賞
 ◎マーティン・スコセッシ

 ◆ミス・ゴールデン・グローブ
 ◎Mavis Spencer

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 主なノミネーション状況は以下の通りです。

 ・『マイレージ、マイライフ』(6):作品・監督・主演男優・助演女優・助演女優・脚本
 ・『NINE』(5):作品・主演男優・主演女優・助演女優・歌曲
 ・『アバター』(4):作品・監督・作曲・歌曲
 ・『イングロリアス・バスターズ』(4):作品・監督・助演男優・脚本
 ・“The Hurt Locker”(3):作品・監督・脚本
 ・『プレシャス!』(3):作品・主演女優・助演女優
 ・『恋するベーカリー』(3):作品・主演女優・脚本
 ・『インビクタス/負けざる者たち』(3):監督・主演男優・助演男優
 ・『シングル・マン』(3):主演男優・助演女優・作曲

 上では、主に、性格の似ているサテライト・アワード(外国人記者の投票によって受賞が決まる、ドラマ部門とコメディー/ミュージカル部門に分かれている、映画部門とテレビ部門がある、サテライト・アワードの創立者はゴールデン・グローブ賞を組織するハリウッド記者協会の前会長である)を引き合いに出して、ノミネーションの異同を書き出してみましたが、ノミネーションの傾向としては、前日に発表された放送映画批評家協会賞とかなり似通ったものになっています。

 『マイレージ、マイライフ』が強いのは相変わらずながら、ここにきて、『NINE』と『アバター』が俄然追い上げを見せています。

 ポイントの1つは、『マイレージ、マイライフ』をドラマ部門に入れたことで、そうでなければ、主演男優賞で下馬評が最も高いジョージ・クルーニーとモーガン・フリーマンの2人に分け合う形にできたのに、結果的にここでも2人が対決する構図になってしましまいた。

 個人賞としては、サンドラ・ブロック、マット・デイモン、メリル・ストリープ、ジェイソン・ライトマン、クエンティン・タランティーノ、ジェームズ・ホナーと、ダブル・ノミネートが6人もいるのが注目されます。

 キャストの部門賞では、5人のノミニーのうち最低1人は外国人俳優がノミネートされています。

 ここで、ゴールデン・グローブ賞の傾向性についてまとめておくと――

 ・映画業界とはしがらみもなく、個人的な妬み嫉みもない外国人記者の投票によって決まる賞なので、ヘンなクセはなく、単なる人気投票になりやすい。

 ・あまりマニアックな選択にはならない。

 ・あまり知られていない人より、ベテランや人気者を選びやすい。

 ・わかりやすい作品を好む。

 ・といいながら、構成の凝った作品を作品賞に選ぶことが多い。たとえば、『ブロークバック・マウンテン』『バベル』『つぐない』『スラムドッグ$ミリオネア』など。

 ・ジャンル映画より、実話をベースにした作品を選ぶ傾向が強い。

 ・政治の話のからんだ物語は敬遠しやすく、それよりは物語性の強いドラマを好む。

 ・比較的インディーズ寄り。

 ・「さまざまな性」に対しては、アカデミー会員より理解がある。

 ・キャストに関する賞では、悲運の登場人物や悩める人物を評価する傾向がある。

 ・監督賞は、意欲的な試みを評価する傾向が強い。

 以上のような傾向から、本年度の受賞者を予想すると
 ◆作品賞 ドラマ部門:『マイレージ、マイライフ』
 ◆作品賞 コメディー/ミュージカル部門:『NINE』
 ◆監督賞:キャスリン・ビグロー
 ◆主演男優賞 ドラマ部門:モーガン・フリーマン
 ◆主演女優賞 ドラマ部門:ヘレン・ミレン
 ◆主演男優賞 コメディー/ミュージカル部門:ダニエル・デイ=ルイス
 ◆主演女優賞 コメディー/ミュージカル部門:メリル・ストリープ
 ◆助演男優賞:ウディ・ハレルソン
 ◆助演女優賞:ペネロペ・クルス
 ◆脚本賞:『マイレージ、マイライフ』
 ◆作曲賞:『カールじいさんの空飛ぶ家』
 ◆オリジナル歌曲賞:『NINE』
 ◆長編アニメーション賞:『カールじいさんの空飛ぶ家』
 ◆外国語映画賞:"The White Ribbon"

 例年だと、アカデミー会員は、ゴールデン・グローブ賞の結果を横目で見つつ、自分たちの仲間内の賞であるアカデミー賞では、あえて別のノミニーを選ぶという(風に見える)結果になっていましたが、昨年度は、アカデミー賞とは、作品賞・監督賞・脚本賞(脚色賞)・主演女優賞・助演男優賞・作曲賞・長編アニメーション賞と7部門で同じ結果になりました。
 昨年度は、5年ぶりにアカデミー賞と作品賞が同じになりましたが、本年度は、私が予想したような結果となるとしたら、(作品賞はともかくも)全体的にはアカデミー賞とはまたズレた受賞結果になるだろうと思われます。

 *追記:
 ・第67回 ゴールデン・グローブ賞 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_31.html

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 【テレビ部門】

 ◆作品賞 テレビ・シリーズ ドラマ部門
 ・『ビッグ・ラブ』"Big Love"
 ・『デクスター 警察官は殺人鬼』"Dexter"
 ・『Dr.HOUSE』"House"
 ・『MAD MEN』"Mad Men"
 ・"True Blood"

 [過去の実績]
 『デクスター 警察官は殺人鬼』は3回目、『Dr.House』は4回目、『MAD MEN』は3回目、"True Blood"は2回目のノミネート。
 現在、『MAD MEN』が2回連続受賞中。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは『ビッグ・ラブ』と『MAD MEN』のみ。
 エミー賞とは、『デクスター 警察官は殺人鬼』『Dr.House』『MAD MEN』が同じ。

 ◆作品賞 テレビ・シリーズ コメディー/ミュージカル部門
 ・"30 Rock"
 ・『アントラージュ★オレたちのハリウッド』"Entourage"
 ・"Glee"
 ・"Modern Family"
 ・『The Office』"The Office"

 [過去の実績]
 "30 Rock"は3年連続ノミネートで、昨年度受賞。
 『アントラージュ★オレたちのハリウッド』は6年連続ノミネートで受賞なし。
 『The Office』は3回目のノミネートで受賞なし。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは"30 Rock"と"Glee"のみ。

 ◆作品賞 ミニシリーズ/テレビ映画部門
 ・"George O'Keeffe"
 ・『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』"Grey Gardens"
 ・"Into the Storm"
 ・"Little Dorrit"
 ・"Taking Chance"

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、"Little Dorrit"のみ。

 ◆主演男優賞 テレビ・シリーズ ドラマ部門
 ・サイモン・ベイカー(Simon Baker) "The Mentalist"
 ・マイケル・C・ホール 『デクスター 警察官は殺人鬼』"Dexter"
 ・ジョン・ハム 『MAD MEN』"Mad Men"
 ・ヒュー・ローリー 『Dr.HOUSE』"House"
 ・ビル・パクストン 『ビッグ・ラブ』"Big Love"

 [過去の実績]
 サイモン・ベイカーは2度目のノミネート。
 マイケル・C・ホールは4度目のノミネートで、受賞経験なし。
 ジョン・ハムは3度目のノミネートで、1回受賞。
 ヒュー・ローリーは5年連続ノミネートで、2回受賞。
 ビル・パクストンは3年連続4回目のノミネートで、受賞経験なし。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、ジョン・ハムとビル・パクストンのみ。

 ◆主演女優賞 テレビ・シリーズ ドラマ部門
 ・グレン・クローズ 『ダメージ』"Damages"
 ・ジャヌアリー・ジョーンズ(January Jones) 『MAD MEN』"Mad Men"
 ・ジュリアナ・マルグリーズ(Juliana Margulies) "The Good Wife"
 ・アンナ・パキン "True Blood"
 ・キーラ・セジウィック 『クローザー』"The Closer"

 [過去の実績]
 グレン・クローズは10回目のノミネートで、テレビ部門で2回受賞、うち1回は『ダメージ』で受賞。
 ジャヌアリー・ジョーンズは2年連続ノミネート。
 ジュリアナ・マルグリーズは7回目のノミネート(うち4回は『ER』)で、受賞経験なし。
 アンナ・パキンは4回目のノミネートで、前回"True Blood"で受賞。今回ダブル・ノミネート。
 キーラ・セジウィックは5年連続7回目のノミネートで、『クローザー』で1回受賞。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、グレン・クローズとジュリアナ・マルグリーズのみ。
 エミー賞と同じなのは、グレン・クローズ(受賞)とキーラ・セジウィック。

 ◆主演男優賞 テレビ・シリーズ コメディー/ミュージカル部門
 ・アレック・ボールドウィン "30 Rock"
 ・スティーヴ・カレル 『The Office』"The Office"
 ・デイヴィッド・ドゥカブニー "Californication"
 ・トーマス・ジェーン(Thomas Jane) "Hung"
 ・マシュー・モリソン "Glee"

 [過去の実績]
 アレック・ボールドウィンは4年連続ノミネートで、昨年度受賞。
 スティーヴ・カレルは5年連続ノミネートで、1回受賞。
 デイヴィッド・ドゥカブニーは3年連続7回目のノミネートで、『Xファイル』と"Californication"で1回ずつ受賞。
 トーマス・ジェーンとマシュー・モリソンは初ノミネート。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、アレック・ボールドウィンとマシュー・モリソンのみ。
 エミー賞と同じなのは、アレック・ボールドウィン(受賞)とスティーヴ・カレル。

 ◆主演女優賞 テレビ・シリーズ コメディー/ミュージカル部門
 ・トニ・コレット "United States of Tara"
 ・コートニー・コックス "Cougar Town"
 ・エディー・ファルコ "Nurse Jackie"
 ・ティナ・フェイ "30 Rock"
 ・リー・ミシェル(Lea Michele) "Glee"

 [過去の実績]
 トニ・コレットは4回目のノミネート。
 コートニー・コックスは初ノミネート。
 エディー・ファルコは8回目のノミネートで、2回受賞。
 ティナ・フェイは、3年連続ノミネートで、現在、2年連続受賞中。
 リー・ミシェルは初ノミネート。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、トニ・コレット、ティナ・フェイ、リー・ミシェル。エディー・ファルコはサテライト・アワードではドラマ部門にノミネート。
 エミー賞と同じなのは、トニ・コレット(受賞)とティナ・フェイのみ。

 ◆主演男優賞 ミニシリーズ/テレビ映画部門
 ・ケヴィン・ベーコン "Taking Chance"
 ・ケネス・ブラナー "Wallander: One Step Behind"
 ・キウェテル・イジョフォー(Chiwetel Ejiofor) "Endgame"
 ・ブレンダン・グリーソン "Into The Storm"
 ・ジェレミー・アイアンズ "Georgia O'Keeffe"

 [過去の実績]
 ケヴィン・ベーコンは、16年ぶり2度目のノミネート。
 ケネス・ブラナーは、3回目のノミネート。
 キウェテル・イジョフォーは、3回目のノミネート。
 ブレンダン・グリーソンは、2年連続ノミネート。
 ジェレミー・アイアンズは、5回目のノミネートで、過去に映画とテレビで1回ずつ受賞。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、ケヴィン・ベーコン、ケネス・ブラナー、ブレンダン・グリーソン、ジェレミー・アイアンズ。
 エミー賞とは、ケヴィン・ベーコン、ケネス・ブラナー、ブレンダン・グリーソンが同じ。

 ◆主演女優賞 ミニシリーズ/テレビ映画部門
 ・ジョアン・アレン "Georgia O'Keeffe"
 ・ドリュー・バリモア 『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』"Grey Gardens"
 ・ジェシカ・ラング 『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』"Grey Gardens"
 ・アンナ・パキン "The Courageous Heart Of Irena Sendler"
 ・シガニー・ウィーバー "Prayers For Bobby"

 [過去の実績]
 ジョアン・アレンとドリュー・バリモアはそれぞれ3回目のノミネート。
 ジェシカ・ラングは11回目のノミネートで、映画で3回受賞、TV映画で1回受賞。
 アンナ・パキンは4回目のノミネートで、前回"True Blood"で受賞。今回ダブル・ノミネート。
 シガニー・ウィーバーは6回目のノミネートで、過去に映画でダブル受賞を果たしている。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、ドリュー・バリモア、ジェシカ・ラング、シガニー・ウィーバー。
 エミー賞と同じなのは、ジェシカ・ラング(受賞)、ドリュー・バリモア、シガニー・ウィーバー。

 ◆助演男優賞 テレビ部門
 ・マイケル・エマーソン 『LOST』"Lost"
 ・ニール・パトリック・ハリス(Neil Patrick Harris) "How I Met Your Mother"
 ・ウィリアム・ハート 『ダメージ』"Damages"
 ・ジョン・リスゴー 『デクスター 警察官は殺人鬼』"Dexter"
 ・ジェレミー・ピーヴン 『アントラージュ★オレたちのハリウッド』"Entourage"

 [過去の実績]
 マイケル・エマーソンは初ノミネート。
 ニール・パトリック・ハリスは4回目のノミネートで、受賞経験なし。
 ウィリアム・ハートは5回目、13年ぶりのノミネートで、受賞経験なし。
 ジョン・リスゴーは4回目、11年ぶりのノミネートで、1回受賞。
 ジェレミー・ピーヴンはこれが6回目のノミネートで、1回受賞。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、ジョン・リスゴーのみ。
 エミー賞と同じなのは、マイケル・エマーソン(受賞)、ウィリアム・ハート、ニール・パトリック・ハリス。

 ◆助演女優賞 テレビ部門
 ・ジェーン・アダムス "Hung"
 ・ローズ・バーン(Rose Byrne) 『ダメージ』"Damages"
 ・ジェーン・リンチ(Jane Lynch) "Glee"
 ・ジャネット・マクティア(Janet Mcteer) "Into The Storm"
 ・クロエ・セヴィニー 『ビッグ・ラブ』"Big Love"

 [過去の実績]
 ジェーン・アダムスとジェーン・リンチは初ノミネート。
 ローズ・バーンは2回目のノミネート。
 ジャネット・マクティアとクロエ・セヴィニーは11年ぶり2回目のノミネート。

 [他賞との異同]
 サテライト・アワードと同じなのは、ジェーン・リンチとクロエ・セヴィニー。ジャネット・マクティアはサテライト・アワードでは女優賞ミニシリーズ/TVムービー部門にノミネート。
 エミー賞と同じなのは、ジャネット・マクティア、ローズ・バーン

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 部門が多いので、最多ノミネートでも4部門にとどまっていますが、一応、3部門以上ノミネートされている作品を書き出しておくと――

 ・"Glee"(4):作品・主演男優・主演女優・助演女優
 ・『ビッグ・ラブ』(3):作品・主演男優・助演女優
 ・『デクスター 警察官は殺人鬼』(3):作品・主演男優・助演男優
 ・『MAD MEN』(3):作品・主演男優・主演女優
 ・"30 Rock"(3):作品・主演男優・主演女優
 ・"George O'Keeffe"(3):作品・主演男優・主演女優
 ・"Into the Storm"(3):作品・主演男優・助演女優
 ・『ダメージ』(3):主演女優・助演男優・助演女優

 息の長いシリーズも多く、同じような顔ぶれも多く並んでいますが、本年度は、2002年度以来ずっと常連だった『24』がついに姿を消してしまいました。

 注目されるのは、
 ・2回連続受賞中の『MAD MEN』
 ・ダブル・ノミネートのアンナ・パキン
 ・トーマス・ジェーン、マシュー・モリソン、コートニー・コックス、リー・ミシェル、マイケル・エマーソン、ジェーン・アダムスとジェーン・リンチという初ノミネート組
 ・16年ぶりのノミネートのケヴィン・ベーコン、13年ぶりのノミネートのウィリアム・ハート、11年ぶりのノミネートノジョン・リスゴー
 ・7回目のノミネートで受賞経験のないジュリアナ・マルグリーズ
 ・テレビ部門初ノミネートのシガニー・ウィーバー
 あたりでしょうか。

 第67回ゴールデン・グローブ賞の発表は、2010年1月17日です。

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 *当ブログ記事
 ・第66回ゴールデン・グローブ賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_20.html
 ・第66回ゴールデン・グローブ賞受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_13.html
 ・放送映画批評家協会賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_24.html
 ・サテライト・アワード2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_48.html
 ・映画祭&映画賞カレンダー 2009年5月~2010年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_6.html

 *追記:
 ・第67回 ゴールデン・グローブ賞 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_31.html

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