日本で公開されたオランダ映画 1912‐2009
オランダ映画祭2009開催(2月23日~3月15日)を記念して、日本で公開されたオランダ映画について調べてみました。
以下のリストは、制作年順に並べています。
各年の作品は、劇場公開作品、共同製作作品(*印)、映画祭上映作品、ビデオ・スルー作品の順に並べています。
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1912年
・『ウィグラム―燃える矢』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編] ※8
1928年
・『橋』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1929年
・『波浪』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編] ※8
・『雨』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1930年
・『われらは建てる』(監督:ヨリス・イヴェンス)[ドキュメンタリー] ※8
1931年
・『フィリップス・ラジオ』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1934年
・『新しい土地』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1932年
・『クレオソート』(監督:ヨリス・イヴェンス) ※8
1964年
*『世界詐欺物語』(監督:堀川弘道、ウーゴ・グレゴレッティ、クロード・シャブロル、ロマン・ポランスキー)[仏・伊・日・オランダ] 1964年劇場公開
1973年
・『洗脳』(監督:ロナルド・ベイルスマ)[短編アニメーション] ※2
・『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ ◎米国アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
・『処女シルビア・クリステル/初体験』(監督:ヴィム・ド・ラ・パラ) ビデオのみ
1974年
・『マンガ』(監督:ニーク・ルーク)[短編アニメーション] ※2
1976年
・『娼婦ケティ』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ
1977年
・『レンブラント』(監督:ヨス・ステリング) 1989年劇場公開
・『女王陛下の戦士』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ
1978年
・『オー・マイ・ダーリン』(監督:ボーグ・リング)[短編アニメーション] ※2 ◎米国アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート
1979年
・『ミステリーズ』(監督:パウル・ドルネット) ビデオのみ
・『ルトガー・ハウアーのキャンサー カニ座の女』(監督:ヘルベルト・クリエル) ビデオのみ
・『アンダーカバー刑事』(監督:ヴィム・ベルスタッテン) ビデオのみ
・『トゥワイス・ア・ウーマン』(監督:ゲオルグ・スラウツァー) ビデオのみ
1980年
・『SPETTERS スペッターズ』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ
1981年
・『獣のしるし』(監督:ピーター・フェルホフ) ※1
1982年
・『水の味』(監督:オルロー・スンケ) ※1、※3、※10
・『ヘドウィグ 悲恋の女性』(監督:ヌーチカ・ヴァン・デ・サント) 東京国際映画祭1985で上映
・『電撃ターゲット 地獄へ道づれ』(監督:ジャン=マリー・パラルディ) ビデオのみ
1983年
・『4番目の男』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) 1988年劇場公開
・『イリュージョニスト』(監督:ヨス・ステリング) ※1、1988年劇場公開、※9
・『熊のバンブルとふしぎな卵』(監督:マーテン・トゥーンダー)[短編アニメーション] ※4
・『悪魔の密室』(監督:ディック・マース) 東京国際ファンタスティック映画祭1985で上映
1984年
・『海辺の一日』(監督:テオ・ファン・ゴッホ) ※1、※3(映画祭題『時間のない家』)
・『アイスクリーム・パーラー』(監督:デミトリ・フレンケル・フランク) ※1
・『極悪犯! 銃弾の掟』(監督:ボビー・イーハート) ビデオのみ
・『ザ・スコーピオン』“De Schorpioen”(監督:ベン・ヴェルボング)[オランダ・インドネシア] ビデオのみ
1985年
・『あぶない家族』(監督:ディック・マース) 1988年劇場公開
・『アンナとベラ』(監督:ボーグ・リング)[短編アニメーション] ※2 ◎米国アカデミー賞短編アニメーション賞受賞
・『目玉焼き』(監督:ポール・ドリエセン)[短編アニメーション] ※4
1986年
・『アベル』(監督:アレックス・ファン・ヴァーベルダム) ※3、1989年劇場公開
・『ポインツマン』(監督:ヨス・ステリング) ※3、1989年劇場公開、※9
・『キャラクターズ』(監督:エヴェルト・デベイエル)[短編アニメーション] ※10
・『追想のかなた』(監督:フォンス・ラデメーカーズ) ビデオのみ ◎米国アカデミー賞外国語映画賞受賞
1987年
・『エッグ』(監督:ダニエル・ダニエル) ※3、1989年劇場公開
・『ワン・マンス・レイター』(監督:ナウチカ・ヴァン・ブラッケル) ※3、※10、『奥様お手をどうぞ』というタイトルでビデオ化。
・『アイリス』(監督:マディ・サクス) ※3、※10
・『カウント・ユア・ブレッシング』(監督:ピーター・ファーヘフ) ※3
・『タフ』“Vroeger is dood”(監督:イネ・スヘンカン) ※3
・『マスカラ』(監督:パトリック・コンラッド) ビデオのみ
1988年
・『アムステルダム無情』(監督:ディック・マース) 1990年劇場公開
・『バニシング』(監督:ゲオルグ・スライツァー) ※3、※10
・『パサ・ドゥ』(監督:モニク・ルノー、ヘリット・ファン・ダイク)[短編アニメーション] ※4
・『ベッドタイム・エンジェル』(監督:ハンス&ルーク・ヴァン・ビーク) ビデオのみ
・『ザ・バニシング‐消失‐』(監督:ゲオルグ・スラウツァー)[オランダ・仏] ビデオのみ
1989年
*『シークレット・ウェディング 待ちすぎた恋人たち』(監督:アレハンドロ・アグレスティ)[アルゼンチン・オランダ・カナダ] 1993年劇場公開
・『ウィングス・オブ・フェイス』(監督:オタカー・ヴォトチェック) 東京国際ファンタスティック映画祭1991で上映
・『時を刻んだ鎖』(監督:テオ・ファン・ゴッホ) ビデオのみ
1990年
・『ルーバ』(監督:アレハンドロ・アグレスティ) 1991年劇場公開
*『ゴッホ』(監督:ロバート・アルトマン)[英・仏・オランダ] 1991年劇場公開
・『ママ・カレ』(監督:マリアンヌ・ラーン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1991で上映
1991年
・『ザンガディクス』(監督:ルドルフ・ヴァン・デ・ヴァーグ) 1995年劇場公開
・『放課後遊戯』(監督:フランク・クロム)[短編] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭1998で上映
・『君がいない夜に』“Boys”(監督:ヤン・ヴァーハイエン)[オランダ・ベルギー] ビデオのみ
1992年
・『獣のようにやさしい人』(監督:イアン・ケルコフ) ※5、※6、※9
・『掃除屋トム』(監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)[短編アニメーション] 2004年劇場公開
*『オルランド』(監督:サリー・ポッター)[英・ロシア・伊・仏・オランダ] 1993年劇場公開
1993年
*『かぼちゃ大王』(監督:フランチェスカ・アルキブジ)[伊・仏・オランダ] 東京国際映画祭1994で上映、1995年劇場公開
・『パート・タイム・ゴッド』(監督:ポール・コーエン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1993で上映
・『メタル&メランコリー』(監督:エディ・ホニグマン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1995で上映
・『少女アンジー/追いつめられて』(監督:マーティン・ラゲスティ) ビデオのみ
1994年
・『連続殺人犯の告白』(監督:イアン・ケルコフ) ※6
・『デッドマン2 リターン・オブ・ザ・デッドマン』(監督:イアン・ケルコフ) ※6
・『毛皮のヴィーナス』(監督:マルチェ・セイフェルス、ヴィクター・E・ニーヴェンハウス) ※6
・『シャドーランド』(監督:ケース・ヒン) 大阪ヨーロッパ映画祭1994で上映
・『06』(監督:テオ・ファン・ゴッホ) 大阪ヨーロッパ映画祭1995で上映
・『やり方を教えます』“Safe Sex”(監督:グレッグ・ローソン)[短編アニメーション] ※7
・『ダダ』(監督:ピート・クローン)[短編アニメーション] ※10
・『訪問者』(監督:ベン・ヴェルボング) ビデオのみ
1995年
・『リトル・シスター』(監督:ロバート・ヤン・ウェストダイク) 大阪ヨーロッパ映画祭1996で上映、1997年劇場公開
・『アントニア』 (監督:マルレーン・ゴリス) [オランダ・ベルギー・英] 東京国際映画祭1996で上映、1997年劇場公開 ◎米国アカデミー賞外国語映画賞受賞
・『さまよえる人々』(監督:ヨス・ステリング) [オランダ・独・伊] 1997年劇場公開、※9
・『ヨハネスバーグ・レイプ・ミー』(監督:イアン・ケルコフ) ※6、※9
・『アウシュビッツ=ビルケナウ 1940-’45-‘95』(監督:ケース・ヒン)[短編] 大阪ヨーロッパ映画祭1995で上映
・『マザー・ダオ』(監督:ヴィンセント・モニケンダム)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1997で上映
1996年
・『キャラクター 孤独な人の肖像』(監督:マイケ・ファン・ディム)[オランダ・ベルギー] 東京国際映画祭1997で上映、大阪ヨーロッパ映画祭1997で上映、1998年劇場公開 ◎米国アカデミー賞外国語映画賞受賞
・『ドレス』(監督:アレックス・ファン・ヴァーメルダム) 1998年劇場公開
・『アムステルダム・ウェイステッド!』(監督:イアン・ケルコフ) 1998年劇場公開
・『テクノ』(監督:イアン・ケルコフ) 1998年劇場公開
*『ピーター・グリーナウェイの枕草子』(監督:ピーター・グリーナウェイ)[英・仏・オランダ] 1997年劇場公開
・『アムステルダム・グローバル・ビレッジ』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン) 山形国際ドキュメンタリー映画祭1997で上映、※9、※10
・『ウェグマンの世界』(監督:チェリー・デュインズ)[ドキュメンタリー] アート・ドキュメンタリー映画祭1997で上映
・『もう一人の母』(監督:パウラ・ファン・デル・ウスト) 大阪ヨーロッパ映画祭1997で上映
・『フーガ』(監督:ハンツ・ネセンスティン)[短編アニメーション] ※7
・『マグニトゴルスク』(監督:ピーター・ヤン・シュミット)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1999で上映
・『ウェイティング・ルーム』(監督:ヨス・ステリング)[短編] ※9
・『フェイマス・ペインティングス』(監督:マーテン・コープマン) [短編アニメーション] ※10
1997年
・『ダロウェイ夫人』(監督:マルレーン・ゴリス) 1998年劇場公開
・『イアン・ケルコフによるパフォーマンス・アーティストたちの肖像』(1994~97)(監督:イアン・ケルコフ)[ドキュメンタリー] アート・ドキュメンタリー映画祭1997で上映、※6
・『テーチェの旅』(監督:パウラ・ヴァン・デル・ウスト) ※5、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9、※10
・『フェリーチェさん』(監督:ペーター・デルペウト) ※5、※9、※10
・『オール・スターズ』(監督:ジアン・ファン・フォルテ) ※5、大阪ヨーロッパ映画祭1998で上映、※9、※10
・『密航者』(監督:ベン・ファン・リスハウト) ※7、※9、※10
・『バイオレンス・ガール』(監督:クリスティー・ムスクール)[短編アニメーション] ※7
・『19.99ギルダーの夜』(監督:マルト・ドミニカス) ※7、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9
・『Mr.サンの写真館』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン)[ドキュメンタリー] ※9
1998年
・『アムス→シベリア』(監督:ロバート・ヤン・ウェストダイク) 1999年劇場公開
・『ポーランド人の結婚』(監督:カリム・トライデア) ※5、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9、※10
・『失われたトランク』(監督:イェルン・クラッベ) ※7、大阪ヨーロッパ映画祭1999で上映、※9、※10
・『三人のお嬢さん』(監督:ポール・ドリエセン)[短編アニメーション][オランダ・英] ※7、大阪ヨーロッパ映画祭2002で上映(映画祭題『3つのミス』)、※10 ◎米国アニメーション賞短編アニメーション賞ノミネート
・『ふくろうのうた』(監督:ティス・ブーツ) [短編アニメーション] ※7
・『三人のプレイヤー』(監督:エディ・テストール) ※7、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9、※10
・『密室のタンゴ』(監督:クララ・ファン・ホール)[短編ダンス映画] ※7
・『海のソナタ』(監督:ヤニカ・ドライスマ) [短編ダンス映画] ※7
・『地獄の映画館』“Horror from Hell”(監督:グレッグ・ローソン)[短編アニメーション] ※7
・『最期の言葉』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン)[ドキュメンタリー] ※9
*『スリー・ビジネスメン』(監督:アレックス・コックス)[オランダ・米・日] ぴあフィルムフェスティバル2002で上映
1999年
・『小さな目撃者』(監督:ディック・マース)[オランダ・米] 2001年劇場公開
・『ザ・デリバリー』(監督:ロエル・ライン)[オランダ・ベルギー] 2001年劇場公開
・『シャボン玉エレジー』(監督:イアン・ケルコフ)[オランダ・日本] 2004年劇場公開
*『ピーター・グリーナウェイ 8 1/2の女たち』(監督:ピーター・グリーナウェイ)[英・仏・独・ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ] 2000年劇場公開
*『レンブラントへの贈り物』(監督:シャルル・マトン)[仏・独・オランダ] 2000年劇場公開
*『遥かなるクルディスタン』(監督:イエスィム・ウスタオウル)[トルコ・独・オランダ] 2002年劇場公開
・『橋をわたる』(監督:ノード・ヘ・ケンス)[短編ダンス映画] ※7
・『アナザー・アナザー』(監督:ベア・デ・ヴィッサ) [短編ダンス映画] ※7
・『ブラインドサイド』(監督:マルト・ドミニカス) [短編ダンス映画] ※7
・『ノートレインズ、ノープレインズ』(監督:ヨス・ステリング) ※9、※10
・『個人生活』(監督:ノウト・ヘールケンス)[短編ダンス映画] ※9
・『クレイジー』(監督:エディ・ホニグマン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2001で上映
・『The Long Holiday』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2001で上映
・『MISSING LINK‐失われた環‐ミッシング・リンク』(監督:ヘル・ポッペラールス) ビデオのみ
2000年
・『岸辺のふたり』(監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)[オランダ・英][短編アニメーション] 大阪ヨーロッパ映画祭2002で上映(映画祭題『父と娘』)、2004年劇場公開 ◎米国アカデミー賞短編アニメーション賞受賞
*『エブリバディ・フェイマス!』(監督:ドミニク・デリュデレ)[ベルギー・仏・オランダ] 2002年劇場公開
・『ガス・ステーション』(監督:ヨス・ステリング)[短編] ※9
・『ジャッキー』(監督:ブラト・ラティフィ、フォー・ピンフー) 東京国際映画祭2000で上映
・『大理石のように』(監督:ヘーネッケ・スターク)[短編] ※9
・『アンゲロスのフィルム』(監督:フォルガーチ・ペーテル)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2001で上映
2001年
・『ネコのミヌース』(監督:フィンセント・バル) 2004年劇場公開
・『マゴニア』(監督:イネケ・スミツ) 2005年劇場公開
*『ダウン』(監督:ディック・マース)[米・オランダ] 2002年劇場公開
*『ミッションブルー』(監督:ローレンス・マルキン)[オランダ・米] ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2002で上映、2002年劇場公開
*『ギャング・オブ・ニューヨーク』(監督:マーティン・スコセッシ)[米・独・伊・英・オランダ] 2002年劇場公開
*『ポーリーヌ』(監督:リーフェン・デブローワー)[ベルギー・仏・オランダ] 2004年劇場公開
*『グッド・ガール』(監督:ミゲール・アテタ)[米・独・オランダ] 2004年劇場公開
・『天使の企て』(監督:イェルン・クラッベ)[オランダ・英] 大阪ヨーロッパ映画祭2002で上映
・『ユー・トゥー』(監督:パスカル・シモンズ、ジェニー・ミィンハイマー)[短編] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2004で上映
・『バーコード』(監督:アドリアーン・ロクマン) [短編アニメーション] ※10
2002年
・『アザー・ファイナル』(監督:ヨハン・クレイマー)[オランダ・日][ドキュメンタリー] 2003年劇場公開
・『クリビアにおまかせ!』(監督:ピーター・クラマー) 2004年劇場公開
・『Play with me』(監督:エッシャー・ロット)[短編](『カンヌSHORT5』の中の1本として) 2004年劇場公開
・『アンナとロッテ』(監督:ベン・ソムボハールト)[オランダ・ルクセンブルグ] 2004年劇場公開
*『KEN PARK』(監督:ラリー・クラーク、エド・ラックマン)[米・オランダ・仏] 2003年劇場公開
*『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』『10ミニッツ・オールダー イデアの森』(監督:ジャン=リュック・ゴダール、他)[英・独・西・オランダ・フィンランド・中] 2003年公開
・『ぞうとかたつもり』(監督:クリスタ・ムスカー) [短編アニメーション] ※10
・『竹ざおを使う人々』(監督:シャーク・メイリンク) [短編アニメーション] ※10
*『リフレクション』(監督:王愛美)[日・中・オランダ・仏][中編] ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2003で上映
*『ブリトニーに逢いたくて』(監督:ルディ・ボーケン)[米・仏・オランダ] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2003で上映
*『ある日、突然。』(監督:ディエゴ・レルマン)[アルゼンチン・オランダ] 2004年劇場公開
2003年
・『オランダの光』(監督:ピーター=リム・デ・クローン)[ドキュメンタリー] 2004年劇場公開
・『愛しきベイルート アラブの歌姫』(監督:ジャンク・ジャンセン)[ドキュメンタリー] 2007年劇場公開
・『フィレーネのきらいなこと』(監督:ロバート・ヤン・ウェストダイク) 2007年劇場公開
*『ファザー、サン』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ)[ロシア・独・仏・伊・オランダ] 東京フィルメックス2003で上映、2006年劇場公開
*『パーティ★モンスター』(監督:フェントン・ベイリー、ランディ・バルバート)[米・オランダ] 2004年劇場公開
*『地球で最後のふたり』(監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン)[タイ・仏・日・オランダ・仏・シンガポール] ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2004で上映、2004年劇場公開
*『Festival Express フェスティバル・エクスプレス』(監督:ボブ・スミートン)[英・オランダ][ドキュメンタリー] 2005年劇場公開
・『干潟』(監督:ヨリス・オプリンズ) [短編アニメーション] ※10
・『カー・クレイズ』(監督:エヴェルト・デベイエル) [短編アニメーション] ※10
2004年
・『私の青い鳥』(監督:マイケ・デ・ヨング) EUフィルムデーズ2006で上映、※10
・『シモン』(監督:エディ・ターストール) 大阪ヨーロッパ映画祭2006、EUフィルムデーズ2007で上映
*『アレキサンダー』(監督:オリバー・ストーン)[米・仏・独・オランダ] 2005年劇場公開
*『ジャスティス』(監督:マリア・アウグスタ・ラモス)[ブラジル・オランダ] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2005で上映
・『鳥のくちばし』(監督:ルセッテ・ブラウネ) [短編アニメーション] ※10
・『出口』(監督:エリック・ヴァンスハイク) [短編アニメーション] ※10
*『アルツハイマー・ケース』(監督:エリック・ヴァン・ロイ)[ベルギー・オランダ] 大阪ヨーロッパ映画祭2004で上映
2005年
*『パラダイス・ナウ』(監督:ハニ・アブ・アサド)[仏・独・オランダ・パレスティナ] 2007年劇場公開
・『Off Screen』(監督:ピーター・カイパス)[オランダ・ベルギー] 大阪ヨーロッパ映画祭2005で上映
・『シュニッツェル・パラダイス』(監督:マルティン・コールホーベン) SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006で上映
・『ウィンキーの白い馬』(監督:ミシャ・カンプ)[オランダ・ベルギー] あいち国際女性映画祭2006で上映
・『あるドイツ人テロリストの告白』(監督:アレクサンダー・エイ)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2007にて上映
・『テスト・ワン・トゥー』(監督:メンノ&パウル・ノーイエル) [短編アニメーション] ※10
・『雨』(監督:ミハエル・セウナライン) [短編アニメーション] ※10
*『ミステリアス・スキン』(監督:グレッグ・アラキ)[米・オランダ] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2005で上映
*『夢』(監督:ムハンマド・アル=ダラージ)[イラク・英・オランダ] アラブ映画祭2006で上映
2006年
・『ブラックブック』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン)[オランダ・独・英・ベルギー] 2007年劇場公開
*『インビジブル・ウェーブ』(監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン)[タイ・オランダ・香港・韓] 2007年劇場公開
・『ハードボイルド・チキン』(監督:アルヤン・ウィルシュット) [短編アニメーション] ※10
・『ロスト・カーゴ』(監督:ピーター・エンヘルズ、エフィン・パーリス) [短編アニメーション] ※10
*『ハンモック』(監督:パス・エンシナ)[パラグアイ・仏・アルゼンチン・アルゼンチン・オランダ] 東京フィルメックス2006で上映
*『インタビュー』(監督:スティーブ・ブシェーミ)[米・オランダ] 東京国際映画祭2007にて上映
2007年
*『レンブラントの夜警』(監督:ピーター・グリーナウェイ)[英・カナダ・仏・独・オランダ・ポーランド] 2008年劇場公開
・『ティラミス』(監督:パウラ・ヴァン・デル・ウスト) あいち国際女性映画祭2008で上映、大阪ヨーロッパ映画祭2008で上映、※10
・『疾走』(監督:ダナ・ネフスタン) 大阪ヨーロッパ映画祭2007で上映
・『ヒストリー・オブ・ゲイ・シネマ』(監督:アンドレ・シェーファー)[独・オランダ・フィンランド・オーストラリア] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2008で上映
・『ライフ・イズ・オール』(監督:ヨーラム・リュルセン) ※10
・『ドゥスカ』(監督:ヨス・ステリング) ※10
*『静かな光』(監督:カルロス・レイガダス)[メキシコ・オランダ・仏・独] スペイン・ラテンアメリカ映画祭2008で上映
2008年
・『ドゥーニャ&デイジー』(監督:ダナ・ネチュシュタン) ※10
・『ファントム・オブ・シネマ』(監督:エリック・ヴァンスハイク) [短編アニメーション] ※10
・『7人の兄弟』(監督:カイ&ポール・ドリエセン) [短編アニメーション] ※10
・『パトゥーフェ劇場』(監督:マーテン・コープマン) [短編アニメーション] ※10
*『トウキョウソナタ』(監督:黒沢清)[日・オランダ・香港] 2008年劇場公開
※1:オランダ・ニューシネマの波(1985)
※2:オランダ・アニメーション BEST COLLECTION(1987)
※3:オランダ映画祭(1989)
※4:オランダ・アニメーション・フェア’89(1989)
※5:オランダ映画祭1998
※6:イアン・ケルコフ連続上映@ユーロスペース(1999)
※7:オランダ映画祭1999
上記のほかに「グレッグ・ローソン短編集」として「ショーリール」『友だち』『ほうき』『ムダイク』『ムーイ』『お気に入り』『こわいのはどっち』『キャンディー・バー』『腹ペコの歌』『海』『大都会』が上映されました(いずれも制作年不詳)。
※8:山形国際ドキュメンタリー映画祭1999 「風~ヨリス・イヴェンス特集~」 上記作品を含め、監督作品26作品を上映(長編・短編を含む)
※9:オランダ映画祭2000
※10:オランダ映画祭2009
オランダ人の人名表記は一定していないようで、その時々の上映会で異なったものになっています。複数の作品が紹介されているPaura Van Der OstやJereorn Krabbéでも例外ではなく、“van”の読みですら「ファン」なのか「ヴァン」なのか定まっていません。
日本に紹介されたオランダ映画の長編作品に関しては、上記でほぼ網羅していると思いますが、短編作品&短編アニメーションは上映記録がほとんど残されていないので、取りこぼしがある可能性があります。
制作年は資料によって異なる場合があります。
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【オランダの映画人】
◆俳優
・オードリー・ヘプバーン
1929年ブリュッセル生まれ。
母親がオランダ貴族の出身。10歳の時、両親の離婚を機に母とともにオランダに移る。戦後、イギリスに渡り、バレエを学ぶ。
・ルトガー・ハウアー
1944年ユトレヒト生まれ。デビュー作『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(1973)がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、1974年渡米。『ブレードランナー』(1982)で注目を浴びる。
・イェルン・クラッベ(Jereorn Krabbé)
1944年アムステルダム生まれ。エロン・クラッベ、ジェローン・クラッベなどと表記されることもある。ポール・ヴァーホーヴェンの『女王陛下の戦士』『4番目の男』に出演後、1982年に渡米。『007/リビング・デイライツ』『逃亡者』『不滅の恋/ベートーヴェン』『カストラート』『ロルカ、暗殺の丘』『娼婦ベロニカ』『エバー・アフター』『オーシャンズ12』『トランスポーター3』など、数多くの作品に出演。1998年に母国オランダで『失われたトランク』で監督デビューし、2009年現在監督第3作を制作中。兄のテイム・クラッベは小説家で、映画『バニシング』の原作者。
・シルビア・クリステル
1952年ユトレヒト生まれ。オランダ映画『処女シルビア・クリステル/初体験』(1972)でデビュー。1974年のフランス映画『エマニュエル夫人』で世界的な注目を浴びる。現在はアムステルダムに住んでいる。
・ファムケ・ヤンセン
1965年アムステルダム生まれ。1984年に渡米し、『海辺の殺人者』(1992)でデビュー。『007/ゴールデンアイ』(1995)出演をきっかけに注目されるようになる。
そのほか、オランダ系アメリカ人として、ジューン・アリソン、ヘンリー・フォンダ、ピーター・フォンダ、ジェーン・フォンダ、ブリジット・フォンダ、メリル・ストリープ、ジャック・ニコルソン、ミシェル・ファイファー、リース・ウィザースプーンなどがいる。
◆監督
・ヨリス・イヴェンス
1898年ナイメーヘン生まれ。1989年パリで死去。
ドキュメンタリー界の巨人で、『ベトナムから遠く離れて』(1967)参加監督の1人でもある。日本では遺作となった『風の物語』(1988)がロードショー公開され、1999年の山形国際ドキュメンタリー映画祭では特集が組まれた。
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9
・ポール・ヴァーホーヴェン
1938年アムステルダム生まれ。70年代にヒット作を連発し、ルトガー・ハウアーと組んだ長編『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(1973)ではアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。1980年代半ばより渡米、『ロボコップ』『トータル・リコール』『氷の微笑』などをヒットさせる。『ブラックブック』(2006)は20年以上ぶりに故郷オランダに戻って撮った作品。
・ポール・ドリエセン
1940年ナイメーヘン生まれ。オランダを代表するアニメーション作家。『三人のお嬢さん』(1998)が米国アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた。
・ヤン・デ・ボン
1943年アイントホーフェン生まれ。ポール・ヴァーホーヴェンとルトガー・ハウアーの出世作となった『ルトガー・ハウアー/危険な愛』で撮影監督を務め、1980年代初め頃からハリウッドに活動の拠点を移す。『スピード』(1992)で監督デビューし、ヒットメーカーとなる。
・ヨス・ステリング
1945年ユトレヒト生まれ。長編第1作がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門にエントリーされ、注目される。風変わりな物語と語り口の作品が多く、オランダ国内より海外で人気が高い。『レンブラント』『イリュージョニスト』『ポインツマン』『さまよえる人々』など。
・マルレーン・ゴリス
1948年Roermond生まれ。彼女を有名にしたのは、1995年の『アントニア』で、同作で彼女は米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞した初めての女性監督となった。『愛のエチュード』(2000)以降、オランダを離れ、インターナショナルに活躍している。
・ディック・マース
1951年Heemstede生まれ。サスペンスやスリラーを得意とし、国際的なプロジェクトに関わることも多い。日本での知名度は低いが、『小さな目撃者』『ダウン』など、オランダの監督としては日本に紹介されている作品が多い。
・マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
1953年ユトレヒト生まれ。米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した『岸辺のふたり』で知られる。
・アントン・コービン
1955年ストライエン生まれ。ポートレイト写真家、スチル・カメラマンとして成功し、数多くのミュージック・ビデオも手がける。初監督長編『コントロール』(2007)でカンヌ国際映画祭カメラドール受賞。
・イアン・ケルコフ
1964年ヨハネスバーグ生まれ。1983年に兵役を拒否してオランダに移住する。『獣のようにやさしい人』『ヨハネスバーグ・レイプ・ミー』『イアン・ケルコフによるパフォーマンス・アーティストたちの肖像』など、特異の作品群を発表していて、日本では1999年に特集が組まれて、その作品が一挙に紹介された。同年、日本との共同製作で『シャボン玉エレジー』を完成させた。
・ヤン・クーネン
1964年ユトレヒト生まれ。ニースの美術学校で、マンガやアニメーションや映画を学び、CMやミュージック・クリップ、短編映画などを撮るようになる。『ドーベルマン』(1997)がヒットして脚光を浴びる。
その他、オランダ系アメリカ人監督として、ポール・シュレイダー、ガス・ヴァン・サントなどがいる。
◆プロデューサー
・キース・カサンダー
1955年Gorinchem生まれ。1981年より映画をはじめ、様々なメディアでプロデューサーとして活躍。主なプロデュース作品にはピーター・グリーナウェイの諸作品、『シークレット・ウェディング』『ルーバ』『KEN PARK』などがある。
公式ブログ:http://www.kasanderfilm.nl/ (昨年11月より更新停止中)
・バウター・バレンドレクト
1965年生まれ。Fortissimo Film代表。多くの国際的な映画プロジェクトにプロデューサーとして参加している。主なプロデュース作品に『パーティ★モンスター』『ミステリアス・スキン』『地球で最後のふたり』『インビジブル・ウェーブ』『トウキョウソナタ』など。
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【1945年以降のオランダ映画観客動員数ベスト15】
1.『ルトガー・ハウアー/危険な愛』 “Turks Fruit (Turkish Delight)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン)(1973) - 3.328.804
2.“Fanfare”(監督:Bert Haanstra) (1958) - 2.635.178
3.“Ciske de Rat”(監督:Wolfgang Staudte) (1955) - 2.432.500
4.“Wat zien ik? (Business Is Business)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) (1971) - 2.358.946
5.“Blue Movie”(監督:ヴィム・ベルスタッテン) (1971) - 2.335.301
6.『あぶない家族』“Flodder”(監督:ディック・マース) (1986) - 2.313.701
7.『娼婦ケティ』“Keetje Tippel (Katie Tippel)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) (1975) - 1.829.116
8.“Alleman”(監督:Bert Haanstra) (1963) - 1.664.645
9.“Ciske de Rat”(監督:Frans Bromet) (1984) - 1.593.311
10.『女王陛下の戦士』“Soldaat van Oranje (Soldier of Orange)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) (1977) - 1.547.183
11.“Flodder in Amerika” (監督:ディック・マース) (1992) - 1.493.873
12.“De Overval (The Silent Raid)”(監督:Paul Rotha) (1962) - 1.474.306
13.『ラブ・イズ・オール』(監督:ヨーラム・リュルセン) “Alles is Liefde (Love Is All)” (2007) 1.292.682
14.“Koninkrijk voor een Huis (A Kingdom for a Horse)”(監督:Jaap Speyer) (1949) 1.291.728
15.“Kruimeltje (Little Crumb)”(監督:Maria Peters) (1999) 1.136.054
※制作年は上のリストと異なっているものがあります(Source:Wikipedia)。
15本のうち、何らかの形で日本に紹介されているものはわずかに5本しかなくて(劇場公開された作品はゼロ)、日本に紹介されているオランダ映画はオランダで大衆受けした作品ではなく、別の基準でセレクトされたもの(おそらく日本に紹介する価値があると判断された作家主義的な作品)らしいとわかります。
ヒットした作品=大衆受けした作品、であるとはいえ、上位15作品のうち、ポール・ヴァーホーヴェンの作品が4本も入っていることに驚かされます。オランダ国内で現在彼がどういう評価を受けているのかはわかりませんが、オランダ映画史に残る大ヒットメーカーであることは確かなようです。
『ルトガー・ハウアー/危険な愛』はヒッチハイクで出会った男女のラブストーリー(DVDあり)、“Wat zien ik? (Business Is Business)”はアムステルダムの“飾り窓”で働く心優しき娼婦の物語、『娼婦ケティ』は19世紀末のアムステルダムで、家計を支えるために娼婦になった主人公の物語、『女王陛下の戦士』はナチス占領下のオランダを舞台にした戦争大作(DVDあり)、という具合で、このうち、『女王陛下の戦士』はゴールデン・グローブ賞外国映画賞にノミネート、『ルトガー・ハウアー/危険な愛』はアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされていて、少なくとも70年代当時の彼は国内的にも国際的にも期待された新進気鋭の映画監督だったようです。
第13位にランクインした『ラブ・イズ・オール』は今回の映画祭の上映作品です(2000年以降最大のヒット作!)。
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オランダ映画と言っても、個々の作品の印象や個々の映画監督のイメージがあるだけで、「オランダ映画と言えばこれだ」という風に提示することは難しいのですが、どの映画を観てもインターナショナルな内容を持つもの(いろんな国の人が登場したり、主人公がいろんな国を旅したりする)がほとんどで、そこから物語が展開するものも多く、それがビジネスでも観光でもいろんな国の人が出入りするオランダという国を反映しているように思えます。
オランダの映画人自身も、オランダにとどまって、母国で活躍しなければならないという意識は希薄なようで、(少なくとも我々日本人が知っているような作品の出演者やスタッフは)母国を飛び出して、ヨーロッパやアメリカに活動の舞台を広げる人がほとんどです。
逆に、こういうこと(映画の中の登場人物も映画の作り手も1つのところにとどまっていないということ)が、「オランダ映画と言えばこれだ」というイメージを作りにくくしているのかもしれません。
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以下のリストは、制作年順に並べています。
各年の作品は、劇場公開作品、共同製作作品(*印)、映画祭上映作品、ビデオ・スルー作品の順に並べています。
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1912年
・『ウィグラム―燃える矢』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編] ※8
1928年
・『橋』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1929年
・『波浪』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編] ※8
・『雨』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1930年
・『われらは建てる』(監督:ヨリス・イヴェンス)[ドキュメンタリー] ※8
1931年
・『フィリップス・ラジオ』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1934年
・『新しい土地』(監督:ヨリス・イヴェンス)[短編ドキュメンタリー] ※8
1932年
・『クレオソート』(監督:ヨリス・イヴェンス) ※8
1964年
*『世界詐欺物語』(監督:堀川弘道、ウーゴ・グレゴレッティ、クロード・シャブロル、ロマン・ポランスキー)[仏・伊・日・オランダ] 1964年劇場公開
1973年
・『洗脳』(監督:ロナルド・ベイルスマ)[短編アニメーション] ※2
・『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ ◎米国アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
・『処女シルビア・クリステル/初体験』(監督:ヴィム・ド・ラ・パラ) ビデオのみ
1974年
・『マンガ』(監督:ニーク・ルーク)[短編アニメーション] ※2
1976年
・『娼婦ケティ』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ
1977年
・『レンブラント』(監督:ヨス・ステリング) 1989年劇場公開
・『女王陛下の戦士』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ
1978年
・『オー・マイ・ダーリン』(監督:ボーグ・リング)[短編アニメーション] ※2 ◎米国アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート
1979年
・『ミステリーズ』(監督:パウル・ドルネット) ビデオのみ
・『ルトガー・ハウアーのキャンサー カニ座の女』(監督:ヘルベルト・クリエル) ビデオのみ
・『アンダーカバー刑事』(監督:ヴィム・ベルスタッテン) ビデオのみ
・『トゥワイス・ア・ウーマン』(監督:ゲオルグ・スラウツァー) ビデオのみ
1980年
・『SPETTERS スペッターズ』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) ビデオのみ
1981年
・『獣のしるし』(監督:ピーター・フェルホフ) ※1
1982年
・『水の味』(監督:オルロー・スンケ) ※1、※3、※10
・『ヘドウィグ 悲恋の女性』(監督:ヌーチカ・ヴァン・デ・サント) 東京国際映画祭1985で上映
・『電撃ターゲット 地獄へ道づれ』(監督:ジャン=マリー・パラルディ) ビデオのみ
1983年
・『4番目の男』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) 1988年劇場公開
・『イリュージョニスト』(監督:ヨス・ステリング) ※1、1988年劇場公開、※9
・『熊のバンブルとふしぎな卵』(監督:マーテン・トゥーンダー)[短編アニメーション] ※4
・『悪魔の密室』(監督:ディック・マース) 東京国際ファンタスティック映画祭1985で上映
1984年
・『海辺の一日』(監督:テオ・ファン・ゴッホ) ※1、※3(映画祭題『時間のない家』)
・『アイスクリーム・パーラー』(監督:デミトリ・フレンケル・フランク) ※1
・『極悪犯! 銃弾の掟』(監督:ボビー・イーハート) ビデオのみ
・『ザ・スコーピオン』“De Schorpioen”(監督:ベン・ヴェルボング)[オランダ・インドネシア] ビデオのみ
1985年
・『あぶない家族』(監督:ディック・マース) 1988年劇場公開
・『アンナとベラ』(監督:ボーグ・リング)[短編アニメーション] ※2 ◎米国アカデミー賞短編アニメーション賞受賞
・『目玉焼き』(監督:ポール・ドリエセン)[短編アニメーション] ※4
1986年
・『アベル』(監督:アレックス・ファン・ヴァーベルダム) ※3、1989年劇場公開
・『ポインツマン』(監督:ヨス・ステリング) ※3、1989年劇場公開、※9
・『キャラクターズ』(監督:エヴェルト・デベイエル)[短編アニメーション] ※10
・『追想のかなた』(監督:フォンス・ラデメーカーズ) ビデオのみ ◎米国アカデミー賞外国語映画賞受賞
1987年
・『エッグ』(監督:ダニエル・ダニエル) ※3、1989年劇場公開
・『ワン・マンス・レイター』(監督:ナウチカ・ヴァン・ブラッケル) ※3、※10、『奥様お手をどうぞ』というタイトルでビデオ化。
・『アイリス』(監督:マディ・サクス) ※3、※10
・『カウント・ユア・ブレッシング』(監督:ピーター・ファーヘフ) ※3
・『タフ』“Vroeger is dood”(監督:イネ・スヘンカン) ※3
・『マスカラ』(監督:パトリック・コンラッド) ビデオのみ
1988年
・『アムステルダム無情』(監督:ディック・マース) 1990年劇場公開
・『バニシング』(監督:ゲオルグ・スライツァー) ※3、※10
・『パサ・ドゥ』(監督:モニク・ルノー、ヘリット・ファン・ダイク)[短編アニメーション] ※4
・『ベッドタイム・エンジェル』(監督:ハンス&ルーク・ヴァン・ビーク) ビデオのみ
・『ザ・バニシング‐消失‐』(監督:ゲオルグ・スラウツァー)[オランダ・仏] ビデオのみ
1989年
*『シークレット・ウェディング 待ちすぎた恋人たち』(監督:アレハンドロ・アグレスティ)[アルゼンチン・オランダ・カナダ] 1993年劇場公開
・『ウィングス・オブ・フェイス』(監督:オタカー・ヴォトチェック) 東京国際ファンタスティック映画祭1991で上映
・『時を刻んだ鎖』(監督:テオ・ファン・ゴッホ) ビデオのみ
1990年
・『ルーバ』(監督:アレハンドロ・アグレスティ) 1991年劇場公開
*『ゴッホ』(監督:ロバート・アルトマン)[英・仏・オランダ] 1991年劇場公開
・『ママ・カレ』(監督:マリアンヌ・ラーン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1991で上映
1991年
・『ザンガディクス』(監督:ルドルフ・ヴァン・デ・ヴァーグ) 1995年劇場公開
・『放課後遊戯』(監督:フランク・クロム)[短編] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭1998で上映
・『君がいない夜に』“Boys”(監督:ヤン・ヴァーハイエン)[オランダ・ベルギー] ビデオのみ
1992年
・『獣のようにやさしい人』(監督:イアン・ケルコフ) ※5、※6、※9
・『掃除屋トム』(監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)[短編アニメーション] 2004年劇場公開
*『オルランド』(監督:サリー・ポッター)[英・ロシア・伊・仏・オランダ] 1993年劇場公開
1993年
*『かぼちゃ大王』(監督:フランチェスカ・アルキブジ)[伊・仏・オランダ] 東京国際映画祭1994で上映、1995年劇場公開
・『パート・タイム・ゴッド』(監督:ポール・コーエン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1993で上映
・『メタル&メランコリー』(監督:エディ・ホニグマン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1995で上映
・『少女アンジー/追いつめられて』(監督:マーティン・ラゲスティ) ビデオのみ
1994年
・『連続殺人犯の告白』(監督:イアン・ケルコフ) ※6
・『デッドマン2 リターン・オブ・ザ・デッドマン』(監督:イアン・ケルコフ) ※6
・『毛皮のヴィーナス』(監督:マルチェ・セイフェルス、ヴィクター・E・ニーヴェンハウス) ※6
・『シャドーランド』(監督:ケース・ヒン) 大阪ヨーロッパ映画祭1994で上映
・『06』(監督:テオ・ファン・ゴッホ) 大阪ヨーロッパ映画祭1995で上映
・『やり方を教えます』“Safe Sex”(監督:グレッグ・ローソン)[短編アニメーション] ※7
・『ダダ』(監督:ピート・クローン)[短編アニメーション] ※10
・『訪問者』(監督:ベン・ヴェルボング) ビデオのみ
1995年
・『リトル・シスター』(監督:ロバート・ヤン・ウェストダイク) 大阪ヨーロッパ映画祭1996で上映、1997年劇場公開
・『アントニア』 (監督:マルレーン・ゴリス) [オランダ・ベルギー・英] 東京国際映画祭1996で上映、1997年劇場公開 ◎米国アカデミー賞外国語映画賞受賞
・『さまよえる人々』(監督:ヨス・ステリング) [オランダ・独・伊] 1997年劇場公開、※9
・『ヨハネスバーグ・レイプ・ミー』(監督:イアン・ケルコフ) ※6、※9
・『アウシュビッツ=ビルケナウ 1940-’45-‘95』(監督:ケース・ヒン)[短編] 大阪ヨーロッパ映画祭1995で上映
・『マザー・ダオ』(監督:ヴィンセント・モニケンダム)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1997で上映
1996年
・『キャラクター 孤独な人の肖像』(監督:マイケ・ファン・ディム)[オランダ・ベルギー] 東京国際映画祭1997で上映、大阪ヨーロッパ映画祭1997で上映、1998年劇場公開 ◎米国アカデミー賞外国語映画賞受賞
・『ドレス』(監督:アレックス・ファン・ヴァーメルダム) 1998年劇場公開
・『アムステルダム・ウェイステッド!』(監督:イアン・ケルコフ) 1998年劇場公開
・『テクノ』(監督:イアン・ケルコフ) 1998年劇場公開
*『ピーター・グリーナウェイの枕草子』(監督:ピーター・グリーナウェイ)[英・仏・オランダ] 1997年劇場公開
・『アムステルダム・グローバル・ビレッジ』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン) 山形国際ドキュメンタリー映画祭1997で上映、※9、※10
・『ウェグマンの世界』(監督:チェリー・デュインズ)[ドキュメンタリー] アート・ドキュメンタリー映画祭1997で上映
・『もう一人の母』(監督:パウラ・ファン・デル・ウスト) 大阪ヨーロッパ映画祭1997で上映
・『フーガ』(監督:ハンツ・ネセンスティン)[短編アニメーション] ※7
・『マグニトゴルスク』(監督:ピーター・ヤン・シュミット)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭1999で上映
・『ウェイティング・ルーム』(監督:ヨス・ステリング)[短編] ※9
・『フェイマス・ペインティングス』(監督:マーテン・コープマン) [短編アニメーション] ※10
1997年
・『ダロウェイ夫人』(監督:マルレーン・ゴリス) 1998年劇場公開
・『イアン・ケルコフによるパフォーマンス・アーティストたちの肖像』(1994~97)(監督:イアン・ケルコフ)[ドキュメンタリー] アート・ドキュメンタリー映画祭1997で上映、※6
・『テーチェの旅』(監督:パウラ・ヴァン・デル・ウスト) ※5、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9、※10
・『フェリーチェさん』(監督:ペーター・デルペウト) ※5、※9、※10
・『オール・スターズ』(監督:ジアン・ファン・フォルテ) ※5、大阪ヨーロッパ映画祭1998で上映、※9、※10
・『密航者』(監督:ベン・ファン・リスハウト) ※7、※9、※10
・『バイオレンス・ガール』(監督:クリスティー・ムスクール)[短編アニメーション] ※7
・『19.99ギルダーの夜』(監督:マルト・ドミニカス) ※7、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9
・『Mr.サンの写真館』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン)[ドキュメンタリー] ※9
1998年
・『アムス→シベリア』(監督:ロバート・ヤン・ウェストダイク) 1999年劇場公開
・『ポーランド人の結婚』(監督:カリム・トライデア) ※5、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9、※10
・『失われたトランク』(監督:イェルン・クラッベ) ※7、大阪ヨーロッパ映画祭1999で上映、※9、※10
・『三人のお嬢さん』(監督:ポール・ドリエセン)[短編アニメーション][オランダ・英] ※7、大阪ヨーロッパ映画祭2002で上映(映画祭題『3つのミス』)、※10 ◎米国アニメーション賞短編アニメーション賞ノミネート
・『ふくろうのうた』(監督:ティス・ブーツ) [短編アニメーション] ※7
・『三人のプレイヤー』(監督:エディ・テストール) ※7、大阪ヨーロッパ映画祭2000で上映、※9、※10
・『密室のタンゴ』(監督:クララ・ファン・ホール)[短編ダンス映画] ※7
・『海のソナタ』(監督:ヤニカ・ドライスマ) [短編ダンス映画] ※7
・『地獄の映画館』“Horror from Hell”(監督:グレッグ・ローソン)[短編アニメーション] ※7
・『最期の言葉』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン)[ドキュメンタリー] ※9
*『スリー・ビジネスメン』(監督:アレックス・コックス)[オランダ・米・日] ぴあフィルムフェスティバル2002で上映
1999年
・『小さな目撃者』(監督:ディック・マース)[オランダ・米] 2001年劇場公開
・『ザ・デリバリー』(監督:ロエル・ライン)[オランダ・ベルギー] 2001年劇場公開
・『シャボン玉エレジー』(監督:イアン・ケルコフ)[オランダ・日本] 2004年劇場公開
*『ピーター・グリーナウェイ 8 1/2の女たち』(監督:ピーター・グリーナウェイ)[英・仏・独・ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ] 2000年劇場公開
*『レンブラントへの贈り物』(監督:シャルル・マトン)[仏・独・オランダ] 2000年劇場公開
*『遥かなるクルディスタン』(監督:イエスィム・ウスタオウル)[トルコ・独・オランダ] 2002年劇場公開
・『橋をわたる』(監督:ノード・ヘ・ケンス)[短編ダンス映画] ※7
・『アナザー・アナザー』(監督:ベア・デ・ヴィッサ) [短編ダンス映画] ※7
・『ブラインドサイド』(監督:マルト・ドミニカス) [短編ダンス映画] ※7
・『ノートレインズ、ノープレインズ』(監督:ヨス・ステリング) ※9、※10
・『個人生活』(監督:ノウト・ヘールケンス)[短編ダンス映画] ※9
・『クレイジー』(監督:エディ・ホニグマン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2001で上映
・『The Long Holiday』(監督:ヨハン・ファン・デル・コイケン)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2001で上映
・『MISSING LINK‐失われた環‐ミッシング・リンク』(監督:ヘル・ポッペラールス) ビデオのみ
2000年
・『岸辺のふたり』(監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)[オランダ・英][短編アニメーション] 大阪ヨーロッパ映画祭2002で上映(映画祭題『父と娘』)、2004年劇場公開 ◎米国アカデミー賞短編アニメーション賞受賞
*『エブリバディ・フェイマス!』(監督:ドミニク・デリュデレ)[ベルギー・仏・オランダ] 2002年劇場公開
・『ガス・ステーション』(監督:ヨス・ステリング)[短編] ※9
・『ジャッキー』(監督:ブラト・ラティフィ、フォー・ピンフー) 東京国際映画祭2000で上映
・『大理石のように』(監督:ヘーネッケ・スターク)[短編] ※9
・『アンゲロスのフィルム』(監督:フォルガーチ・ペーテル)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2001で上映
2001年
・『ネコのミヌース』(監督:フィンセント・バル) 2004年劇場公開
・『マゴニア』(監督:イネケ・スミツ) 2005年劇場公開
*『ダウン』(監督:ディック・マース)[米・オランダ] 2002年劇場公開
*『ミッションブルー』(監督:ローレンス・マルキン)[オランダ・米] ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2002で上映、2002年劇場公開
*『ギャング・オブ・ニューヨーク』(監督:マーティン・スコセッシ)[米・独・伊・英・オランダ] 2002年劇場公開
*『ポーリーヌ』(監督:リーフェン・デブローワー)[ベルギー・仏・オランダ] 2004年劇場公開
*『グッド・ガール』(監督:ミゲール・アテタ)[米・独・オランダ] 2004年劇場公開
・『天使の企て』(監督:イェルン・クラッベ)[オランダ・英] 大阪ヨーロッパ映画祭2002で上映
・『ユー・トゥー』(監督:パスカル・シモンズ、ジェニー・ミィンハイマー)[短編] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2004で上映
・『バーコード』(監督:アドリアーン・ロクマン) [短編アニメーション] ※10
2002年
・『アザー・ファイナル』(監督:ヨハン・クレイマー)[オランダ・日][ドキュメンタリー] 2003年劇場公開
・『クリビアにおまかせ!』(監督:ピーター・クラマー) 2004年劇場公開
・『Play with me』(監督:エッシャー・ロット)[短編](『カンヌSHORT5』の中の1本として) 2004年劇場公開
・『アンナとロッテ』(監督:ベン・ソムボハールト)[オランダ・ルクセンブルグ] 2004年劇場公開
*『KEN PARK』(監督:ラリー・クラーク、エド・ラックマン)[米・オランダ・仏] 2003年劇場公開
*『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』『10ミニッツ・オールダー イデアの森』(監督:ジャン=リュック・ゴダール、他)[英・独・西・オランダ・フィンランド・中] 2003年公開
・『ぞうとかたつもり』(監督:クリスタ・ムスカー) [短編アニメーション] ※10
・『竹ざおを使う人々』(監督:シャーク・メイリンク) [短編アニメーション] ※10
*『リフレクション』(監督:王愛美)[日・中・オランダ・仏][中編] ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2003で上映
*『ブリトニーに逢いたくて』(監督:ルディ・ボーケン)[米・仏・オランダ] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2003で上映
*『ある日、突然。』(監督:ディエゴ・レルマン)[アルゼンチン・オランダ] 2004年劇場公開
2003年
・『オランダの光』(監督:ピーター=リム・デ・クローン)[ドキュメンタリー] 2004年劇場公開
・『愛しきベイルート アラブの歌姫』(監督:ジャンク・ジャンセン)[ドキュメンタリー] 2007年劇場公開
・『フィレーネのきらいなこと』(監督:ロバート・ヤン・ウェストダイク) 2007年劇場公開
*『ファザー、サン』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ)[ロシア・独・仏・伊・オランダ] 東京フィルメックス2003で上映、2006年劇場公開
*『パーティ★モンスター』(監督:フェントン・ベイリー、ランディ・バルバート)[米・オランダ] 2004年劇場公開
*『地球で最後のふたり』(監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン)[タイ・仏・日・オランダ・仏・シンガポール] ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2004で上映、2004年劇場公開
*『Festival Express フェスティバル・エクスプレス』(監督:ボブ・スミートン)[英・オランダ][ドキュメンタリー] 2005年劇場公開
・『干潟』(監督:ヨリス・オプリンズ) [短編アニメーション] ※10
・『カー・クレイズ』(監督:エヴェルト・デベイエル) [短編アニメーション] ※10
2004年
・『私の青い鳥』(監督:マイケ・デ・ヨング) EUフィルムデーズ2006で上映、※10
・『シモン』(監督:エディ・ターストール) 大阪ヨーロッパ映画祭2006、EUフィルムデーズ2007で上映
*『アレキサンダー』(監督:オリバー・ストーン)[米・仏・独・オランダ] 2005年劇場公開
*『ジャスティス』(監督:マリア・アウグスタ・ラモス)[ブラジル・オランダ] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2005で上映
・『鳥のくちばし』(監督:ルセッテ・ブラウネ) [短編アニメーション] ※10
・『出口』(監督:エリック・ヴァンスハイク) [短編アニメーション] ※10
*『アルツハイマー・ケース』(監督:エリック・ヴァン・ロイ)[ベルギー・オランダ] 大阪ヨーロッパ映画祭2004で上映
2005年
*『パラダイス・ナウ』(監督:ハニ・アブ・アサド)[仏・独・オランダ・パレスティナ] 2007年劇場公開
・『Off Screen』(監督:ピーター・カイパス)[オランダ・ベルギー] 大阪ヨーロッパ映画祭2005で上映
・『シュニッツェル・パラダイス』(監督:マルティン・コールホーベン) SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006で上映
・『ウィンキーの白い馬』(監督:ミシャ・カンプ)[オランダ・ベルギー] あいち国際女性映画祭2006で上映
・『あるドイツ人テロリストの告白』(監督:アレクサンダー・エイ)[ドキュメンタリー] 山形国際ドキュメンタリー映画祭2007にて上映
・『テスト・ワン・トゥー』(監督:メンノ&パウル・ノーイエル) [短編アニメーション] ※10
・『雨』(監督:ミハエル・セウナライン) [短編アニメーション] ※10
*『ミステリアス・スキン』(監督:グレッグ・アラキ)[米・オランダ] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2005で上映
*『夢』(監督:ムハンマド・アル=ダラージ)[イラク・英・オランダ] アラブ映画祭2006で上映
2006年
・『ブラックブック』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン)[オランダ・独・英・ベルギー] 2007年劇場公開
*『インビジブル・ウェーブ』(監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン)[タイ・オランダ・香港・韓] 2007年劇場公開
・『ハードボイルド・チキン』(監督:アルヤン・ウィルシュット) [短編アニメーション] ※10
・『ロスト・カーゴ』(監督:ピーター・エンヘルズ、エフィン・パーリス) [短編アニメーション] ※10
*『ハンモック』(監督:パス・エンシナ)[パラグアイ・仏・アルゼンチン・アルゼンチン・オランダ] 東京フィルメックス2006で上映
*『インタビュー』(監督:スティーブ・ブシェーミ)[米・オランダ] 東京国際映画祭2007にて上映
2007年
*『レンブラントの夜警』(監督:ピーター・グリーナウェイ)[英・カナダ・仏・独・オランダ・ポーランド] 2008年劇場公開
・『ティラミス』(監督:パウラ・ヴァン・デル・ウスト) あいち国際女性映画祭2008で上映、大阪ヨーロッパ映画祭2008で上映、※10
・『疾走』(監督:ダナ・ネフスタン) 大阪ヨーロッパ映画祭2007で上映
・『ヒストリー・オブ・ゲイ・シネマ』(監督:アンドレ・シェーファー)[独・オランダ・フィンランド・オーストラリア] 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2008で上映
・『ライフ・イズ・オール』(監督:ヨーラム・リュルセン) ※10
・『ドゥスカ』(監督:ヨス・ステリング) ※10
*『静かな光』(監督:カルロス・レイガダス)[メキシコ・オランダ・仏・独] スペイン・ラテンアメリカ映画祭2008で上映
2008年
・『ドゥーニャ&デイジー』(監督:ダナ・ネチュシュタン) ※10
・『ファントム・オブ・シネマ』(監督:エリック・ヴァンスハイク) [短編アニメーション] ※10
・『7人の兄弟』(監督:カイ&ポール・ドリエセン) [短編アニメーション] ※10
・『パトゥーフェ劇場』(監督:マーテン・コープマン) [短編アニメーション] ※10
*『トウキョウソナタ』(監督:黒沢清)[日・オランダ・香港] 2008年劇場公開
※1:オランダ・ニューシネマの波(1985)
※2:オランダ・アニメーション BEST COLLECTION(1987)
※3:オランダ映画祭(1989)
※4:オランダ・アニメーション・フェア’89(1989)
※5:オランダ映画祭1998
※6:イアン・ケルコフ連続上映@ユーロスペース(1999)
※7:オランダ映画祭1999
上記のほかに「グレッグ・ローソン短編集」として「ショーリール」『友だち』『ほうき』『ムダイク』『ムーイ』『お気に入り』『こわいのはどっち』『キャンディー・バー』『腹ペコの歌』『海』『大都会』が上映されました(いずれも制作年不詳)。
※8:山形国際ドキュメンタリー映画祭1999 「風~ヨリス・イヴェンス特集~」 上記作品を含め、監督作品26作品を上映(長編・短編を含む)
※9:オランダ映画祭2000
※10:オランダ映画祭2009
オランダ人の人名表記は一定していないようで、その時々の上映会で異なったものになっています。複数の作品が紹介されているPaura Van Der OstやJereorn Krabbéでも例外ではなく、“van”の読みですら「ファン」なのか「ヴァン」なのか定まっていません。
日本に紹介されたオランダ映画の長編作品に関しては、上記でほぼ網羅していると思いますが、短編作品&短編アニメーションは上映記録がほとんど残されていないので、取りこぼしがある可能性があります。
制作年は資料によって異なる場合があります。
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【オランダの映画人】
◆俳優
・オードリー・ヘプバーン
1929年ブリュッセル生まれ。
母親がオランダ貴族の出身。10歳の時、両親の離婚を機に母とともにオランダに移る。戦後、イギリスに渡り、バレエを学ぶ。
・ルトガー・ハウアー
1944年ユトレヒト生まれ。デビュー作『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(1973)がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、1974年渡米。『ブレードランナー』(1982)で注目を浴びる。
・イェルン・クラッベ(Jereorn Krabbé)
1944年アムステルダム生まれ。エロン・クラッベ、ジェローン・クラッベなどと表記されることもある。ポール・ヴァーホーヴェンの『女王陛下の戦士』『4番目の男』に出演後、1982年に渡米。『007/リビング・デイライツ』『逃亡者』『不滅の恋/ベートーヴェン』『カストラート』『ロルカ、暗殺の丘』『娼婦ベロニカ』『エバー・アフター』『オーシャンズ12』『トランスポーター3』など、数多くの作品に出演。1998年に母国オランダで『失われたトランク』で監督デビューし、2009年現在監督第3作を制作中。兄のテイム・クラッベは小説家で、映画『バニシング』の原作者。
・シルビア・クリステル
1952年ユトレヒト生まれ。オランダ映画『処女シルビア・クリステル/初体験』(1972)でデビュー。1974年のフランス映画『エマニュエル夫人』で世界的な注目を浴びる。現在はアムステルダムに住んでいる。
・ファムケ・ヤンセン
1965年アムステルダム生まれ。1984年に渡米し、『海辺の殺人者』(1992)でデビュー。『007/ゴールデンアイ』(1995)出演をきっかけに注目されるようになる。
そのほか、オランダ系アメリカ人として、ジューン・アリソン、ヘンリー・フォンダ、ピーター・フォンダ、ジェーン・フォンダ、ブリジット・フォンダ、メリル・ストリープ、ジャック・ニコルソン、ミシェル・ファイファー、リース・ウィザースプーンなどがいる。
◆監督
・ヨリス・イヴェンス
1898年ナイメーヘン生まれ。1989年パリで死去。
ドキュメンタリー界の巨人で、『ベトナムから遠く離れて』(1967)参加監督の1人でもある。日本では遺作となった『風の物語』(1988)がロードショー公開され、1999年の山形国際ドキュメンタリー映画祭では特集が組まれた。
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9
・ポール・ヴァーホーヴェン
1938年アムステルダム生まれ。70年代にヒット作を連発し、ルトガー・ハウアーと組んだ長編『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(1973)ではアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。1980年代半ばより渡米、『ロボコップ』『トータル・リコール』『氷の微笑』などをヒットさせる。『ブラックブック』(2006)は20年以上ぶりに故郷オランダに戻って撮った作品。
・ポール・ドリエセン
1940年ナイメーヘン生まれ。オランダを代表するアニメーション作家。『三人のお嬢さん』(1998)が米国アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた。
・ヤン・デ・ボン
1943年アイントホーフェン生まれ。ポール・ヴァーホーヴェンとルトガー・ハウアーの出世作となった『ルトガー・ハウアー/危険な愛』で撮影監督を務め、1980年代初め頃からハリウッドに活動の拠点を移す。『スピード』(1992)で監督デビューし、ヒットメーカーとなる。
・ヨス・ステリング
1945年ユトレヒト生まれ。長編第1作がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門にエントリーされ、注目される。風変わりな物語と語り口の作品が多く、オランダ国内より海外で人気が高い。『レンブラント』『イリュージョニスト』『ポインツマン』『さまよえる人々』など。
・マルレーン・ゴリス
1948年Roermond生まれ。彼女を有名にしたのは、1995年の『アントニア』で、同作で彼女は米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞した初めての女性監督となった。『愛のエチュード』(2000)以降、オランダを離れ、インターナショナルに活躍している。
・ディック・マース
1951年Heemstede生まれ。サスペンスやスリラーを得意とし、国際的なプロジェクトに関わることも多い。日本での知名度は低いが、『小さな目撃者』『ダウン』など、オランダの監督としては日本に紹介されている作品が多い。
・マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
1953年ユトレヒト生まれ。米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した『岸辺のふたり』で知られる。
・アントン・コービン
1955年ストライエン生まれ。ポートレイト写真家、スチル・カメラマンとして成功し、数多くのミュージック・ビデオも手がける。初監督長編『コントロール』(2007)でカンヌ国際映画祭カメラドール受賞。
・イアン・ケルコフ
1964年ヨハネスバーグ生まれ。1983年に兵役を拒否してオランダに移住する。『獣のようにやさしい人』『ヨハネスバーグ・レイプ・ミー』『イアン・ケルコフによるパフォーマンス・アーティストたちの肖像』など、特異の作品群を発表していて、日本では1999年に特集が組まれて、その作品が一挙に紹介された。同年、日本との共同製作で『シャボン玉エレジー』を完成させた。
・ヤン・クーネン
1964年ユトレヒト生まれ。ニースの美術学校で、マンガやアニメーションや映画を学び、CMやミュージック・クリップ、短編映画などを撮るようになる。『ドーベルマン』(1997)がヒットして脚光を浴びる。
その他、オランダ系アメリカ人監督として、ポール・シュレイダー、ガス・ヴァン・サントなどがいる。
◆プロデューサー
・キース・カサンダー
1955年Gorinchem生まれ。1981年より映画をはじめ、様々なメディアでプロデューサーとして活躍。主なプロデュース作品にはピーター・グリーナウェイの諸作品、『シークレット・ウェディング』『ルーバ』『KEN PARK』などがある。
公式ブログ:http://www.kasanderfilm.nl/ (昨年11月より更新停止中)
・バウター・バレンドレクト
1965年生まれ。Fortissimo Film代表。多くの国際的な映画プロジェクトにプロデューサーとして参加している。主なプロデュース作品に『パーティ★モンスター』『ミステリアス・スキン』『地球で最後のふたり』『インビジブル・ウェーブ』『トウキョウソナタ』など。
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【1945年以降のオランダ映画観客動員数ベスト15】
1.『ルトガー・ハウアー/危険な愛』 “Turks Fruit (Turkish Delight)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン)(1973) - 3.328.804
2.“Fanfare”(監督:Bert Haanstra) (1958) - 2.635.178
3.“Ciske de Rat”(監督:Wolfgang Staudte) (1955) - 2.432.500
4.“Wat zien ik? (Business Is Business)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) (1971) - 2.358.946
5.“Blue Movie”(監督:ヴィム・ベルスタッテン) (1971) - 2.335.301
6.『あぶない家族』“Flodder”(監督:ディック・マース) (1986) - 2.313.701
7.『娼婦ケティ』“Keetje Tippel (Katie Tippel)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) (1975) - 1.829.116
8.“Alleman”(監督:Bert Haanstra) (1963) - 1.664.645
9.“Ciske de Rat”(監督:Frans Bromet) (1984) - 1.593.311
10.『女王陛下の戦士』“Soldaat van Oranje (Soldier of Orange)”(監督:ポール・ヴァーホーヴェン) (1977) - 1.547.183
11.“Flodder in Amerika” (監督:ディック・マース) (1992) - 1.493.873
12.“De Overval (The Silent Raid)”(監督:Paul Rotha) (1962) - 1.474.306
13.『ラブ・イズ・オール』(監督:ヨーラム・リュルセン) “Alles is Liefde (Love Is All)” (2007) 1.292.682
14.“Koninkrijk voor een Huis (A Kingdom for a Horse)”(監督:Jaap Speyer) (1949) 1.291.728
15.“Kruimeltje (Little Crumb)”(監督:Maria Peters) (1999) 1.136.054
※制作年は上のリストと異なっているものがあります(Source:Wikipedia)。
15本のうち、何らかの形で日本に紹介されているものはわずかに5本しかなくて(劇場公開された作品はゼロ)、日本に紹介されているオランダ映画はオランダで大衆受けした作品ではなく、別の基準でセレクトされたもの(おそらく日本に紹介する価値があると判断された作家主義的な作品)らしいとわかります。
ヒットした作品=大衆受けした作品、であるとはいえ、上位15作品のうち、ポール・ヴァーホーヴェンの作品が4本も入っていることに驚かされます。オランダ国内で現在彼がどういう評価を受けているのかはわかりませんが、オランダ映画史に残る大ヒットメーカーであることは確かなようです。
『ルトガー・ハウアー/危険な愛』はヒッチハイクで出会った男女のラブストーリー(DVDあり)、“Wat zien ik? (Business Is Business)”はアムステルダムの“飾り窓”で働く心優しき娼婦の物語、『娼婦ケティ』は19世紀末のアムステルダムで、家計を支えるために娼婦になった主人公の物語、『女王陛下の戦士』はナチス占領下のオランダを舞台にした戦争大作(DVDあり)、という具合で、このうち、『女王陛下の戦士』はゴールデン・グローブ賞外国映画賞にノミネート、『ルトガー・ハウアー/危険な愛』はアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされていて、少なくとも70年代当時の彼は国内的にも国際的にも期待された新進気鋭の映画監督だったようです。
第13位にランクインした『ラブ・イズ・オール』は今回の映画祭の上映作品です(2000年以降最大のヒット作!)。
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オランダ映画と言っても、個々の作品の印象や個々の映画監督のイメージがあるだけで、「オランダ映画と言えばこれだ」という風に提示することは難しいのですが、どの映画を観てもインターナショナルな内容を持つもの(いろんな国の人が登場したり、主人公がいろんな国を旅したりする)がほとんどで、そこから物語が展開するものも多く、それがビジネスでも観光でもいろんな国の人が出入りするオランダという国を反映しているように思えます。
オランダの映画人自身も、オランダにとどまって、母国で活躍しなければならないという意識は希薄なようで、(少なくとも我々日本人が知っているような作品の出演者やスタッフは)母国を飛び出して、ヨーロッパやアメリカに活動の舞台を広げる人がほとんどです。
逆に、こういうこと(映画の中の登場人物も映画の作り手も1つのところにとどまっていないということ)が、「オランダ映画と言えばこれだ」というイメージを作りにくくしているのかもしれません。
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