トロント国際映画祭2007 ラインナップ! その1

 北米最大の映画祭であるトロント国際映画祭(今年は9月6日~15日) 。

 北米における、世界の最新映画の見本市で、ここでの評価や話題性の高い作品が、その後の興行やトレンド、米国アカデミー賞をも大きく左右するということで非常に注目されていて、日本の映画会社も買い付けのために数多く出向くようです。
 一般の観客にも開かれた映画祭で、他の国際映画祭よりもスターや著名監督が数多く来場し、ファンと身近に接してくれるので、毎年のように国外から訪れる熱心なファンも多いようです。

 はっきりとトロントで買ったかどうかはわからないのですが、昨年トロントで観て買い付けられたのではないかと思われる作品を列記してみると――

 ・ルーシー・ウォーカー『ブラインドサイト 小さな登山者たち』 シネマライズにて公開済み(配給:ファントム・フィルム)【REAL TO REEL】

 ・A.J.シュナック『カート・コバーン アバウト・ザ・サン』 アミューズCQNほかにて公開中(配給:ショウゲート)【REAL TO REEL】

 ・クリス・クラウス『4分間のピアニスト』 秋、シネスイッチ銀座ほかにて公開(配給:ギャガ)【CONTEMPORARY WORLD CINEMA】

 ・ニーム・アームフィールド『CANDY』 秋、シャンテ シネほかにて公開(配給:ワイズポリシー)【CONTEMPORARY WORLD CINEMA】

 ・スザンネ・ビア『アフター・ウェディング』 10月シネカノン有楽町にて公開(配給:シネカノン)【GALA PRESENTATIONS】

 ・ガブリエル・レンジ『大統領暗殺』 10月6日よりシャンテ シネほかにて公開(配給:プレシディオ)【VISIONS】

 ・ロジャー・ミッチェル『ヴィーナス』 秋、シャンテ シネにて公開(配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ、シナジー)【SPECIAL PRESENTATIONS】

 そのほか、トロント以前のマーケットで買い付けられたのかもしれないけれど、トロントでも上映された作品に以下の作品があります(もちろん、明らかにトロント以前のマーケットで買い付けられていてトロントでも上映された作品というのは他にもいっぱいあります)。

 ・アンドレイ・クラフチューク『この道は母へとつづく』 秋、Bunkamura ル・シネマほかにて公開(配給:アスミック・エース)【CONTEMPORARY WORLD CINEMA】

 ・ムラーリ・K・タルリ『明日、君がいない』 公開済み(配給:シネカノン)【VANGUARD】

 ・クリスチャン・ヴォルクマン『ルネッサンス』 公開済み(配給:ハピネット、トルネード・フィルム)【VANGUARD】

 有名な監督の作品は、カンヌやベネチアで既に買い付けられていたり、完成以前の段階で買い付けられたりしているので、トロントでは、まだよく知られていない監督の作品が狙い目となるわけですが、上に列記したような作品タイトルを見るとだいたいどんな作品が並ぶのか雰囲気は伝わると思います。

 簡単にメインのプログラムを紹介しておくと――
 ・DISCOVERY:新人監督部門
 ・VANGUARD:俊英監督部門
 ・VISIONS:個性派監督の作品
 ・SPECIAL PRESENTAIONS:アート系・作家性の強い監督の作品
 ・GALA PRESENTATIONS:ベテラン監督の期待の新作
 ・MASTERS:巨匠監督部門
 ・CONTEMPORARY WORLD CINEMA:バラエティーに富む世界各国の作品
 ・MIDNIGHT MADNESS:いわゆるファンタスティック映画祭系の部門
 ・REAL TO REEL:ドキュメンタリー部門
 そのほかに、カナダ映画の部門、短編映画の部門、特集上映やイベントがらみの部門、などがあります。

 なお、カンヌ2007での上映作品、ベネチア2007での上映作品に関しては、当ブログにより詳しい紹介記事がありますので、右サイド・バーのサイト内検索窓より検索してご覧ください。

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 ◆プログラム
 今年は19のプログラムが組まれています。公式HP:http://www.tiff07.ca/filmsandschedules/

 ※[初]:ワールド・プレミア、[北米初]:北米プレミア
 *[初][北米初]はIMDbを基準にして判断しています(なので、間違っている可能性も多分にあります)。

 【CANADA FIRST!】

 カナダの初監督作品。今年は8作品。http://www.tiff07.ca/filmsandschedules/canadafirst/

 【CANADIAN OPEN VAULT】

 旧作上映。今年は1981年にジニー賞で8部門受賞(作品賞・監督賞・脚本賞・主演女優賞・助演男優賞・撮影賞・編集賞・音響賞)したフランシス・マンキウィッツの“LES BONS DÉBARRAS”(1980/日本未公開)の上映。

 【CANADIAN RETROSPECTIVE】

 今年は、『声なき叫び』(1978)、『エリア・カザンの肖像』(1982)、『ノー・マーシイ 非情の愛』(1986)などの撮影で知られる、カナダのベテラン撮影監督ミシェル・ブローのレトロスペクティブ。8本の監督作品と1本の撮影作品を上映。http://www.tiff07.ca/filmsandschedules/canadianretrospective/

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 【CONTEMPORARY WORLD CINEMA】

 世界の最新映画から作品を上映。今年は62作品の上映。
 知らない名前も多いので困ってしまうのですが、その中から日本でも知られている監督の作品を中心にリストアップしてみたいと思います(知らない名前の中にこそ“掘り出し物”がある可能性が高いのですが)。

 ・アンドレイ・ズギャビンツェフ“THE BANISHMENT”(2007/ロシア)
 カンヌ2007コンペ出品作。主演男優賞(コンスタンチン・ラヴロネンコ)受賞。

 ・ニック・ブルームフィールド“BATTLE FOR HADITHA”(2007/英)
 『ダイアモンド・スカル』『カート&コートニー』などで知られるニック・ブルームフィールド監督の最新作。イラクの Hadithaでの米兵による虐殺を描いた作品。

 ・Cristian Nemescu “CALIFORNIA DREAMIN' (ENDLESS)”(2007/ルーマニア)
 カンヌ2007ある視点部門グランプリ受賞作品。

 ・Stefan Ruzowitzky “THE COUNTERFEITERS”(2007/オーストリア・独)
 ベルリン2007コンペ部門出品作。

 ・シルヴィオ・ソルディーニ “DAYS AND CLOUDS”(2007/伊・スイス)
 主演:マルゲリータ・ブイ

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 ・ファティ・アキン“THE EDGE OF HEAVEN”(2007/独・トルコ)
 カンヌ2007コンペ出品作。

 ・ヤン・スヴィエラーク“EMPTIES”(2007/チェコ・英)
 『コーリャ 愛のプラハ』『ダーク・ブルー』で知られるチェコの監督ヤン・スヴィエラークの最新作。

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 ・アントニン・スヴォボダ“FOREVER NEVER ANYWHERE”(2007/オーストリア)
 アントニン・スヴォボダは、『Lovely Rita』、『ベルリン、僕らの革命』のプロデューサー。

 ・Lenny Abrahamson “GARAGE”(2007/アイルランド)
 カンヌ2007監督週間 芸術・実験映画賞受賞作品。

 ・山下敦弘『天然コケッコー』“A GENTLE BREEZE IN THE VILLAGE”(2007/日本)

 ・ホ・ジノ“HAPPINESS”(2007/韓)
 出演:ファン・ジョンミン、イム・スジョン。療養所で出会い、恋に落ちた男女が、一方の回復のよって、恋を失うという物語。

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 ・セヴェリーオ・コスタンツォ“IN MEMORY OF MYSELF”(2007/伊)
 ベルリン2007コンペ部門出品作。

 ・河瀬直美『殯の森』(2007/仏・日)
 出演:うだしげき、尾野真千子、渡辺真起子。カンヌ2007コンペ出品作。グランプリ受賞。

 ・ダニエレ・ルケッティ“MY BROTHER IS AN ONLY CHILD”(2007/伊・仏)
 Antonio Pennacchiの小説の映画化。60~70年代にわたる兄弟の物語。

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 ・フランク・ホエーリー“NEW YORK CITY SERENADE”(2007/米)
 『ドアーズ』『スウィング・キッズ』などで知られる俳優フランク・ホエーリーの監督第3作。

 ・デイヴィッド・シュワイマー“RUN, FAT BOY, RUN”(2007/英・米)
 『ピンク・ピンク・ライン』『ハッピィブルー』などで知られる俳優デイヴィッド・シュワイマーの初長編監督作品。主人公は、妊娠しているフィアンセを残して結婚式場から逃げる。5年後、彼はようやく彼女の真実の愛に気づくが、彼女に自分が変わったことを証明するために彼はマラソンに出場するのだった。出演:ハンク・アザリア。


 ・イ・チャンドン“SECRET SUNSHINE”(2007/韓)
 出演:ソン・ガンホ、チョン・ドヨン。カンヌ2007コンペ出品作。主演女優賞(チョン・ドヨン)。

 ・アルフォンソ・キュアロン、Jonás Cuarón、Naomi Klein “THE SHOCK DOCTRINE”(2007/米・英・カナダ)
 『ブランドなんか、いらない』で知られるナオミ・クラインの同名原作を映画化。ピノチェト政権から始まる、国家のあらゆる面の民営化、とショック療法型露天掘り収奪について描いた短編作品。

 ・ブリラント・メンドーザ“SLINGSHOT”(2007/フィリピン)
 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2006で『マニラ・デイドリーム』が紹介されているフィリピンの監督ブリラント・メンドーザの最新作。

 ・ピーター・ダンカン“UNFINISHED SKY”(2007/豪)
 『革命の子供たち』で知られるオーストラリアの監督ピーター・ダンカンの最新作。

 ・カトリーヌ・ブレイヤ“UNE VIEILLE MAÎTRESSE”(2007/仏)
 出演:アーシア・アルジェント、ロキサーヌ・メスキダ、ヨランド・モロー、マイケル・ロンズデール。カンヌ2007コンペ出品作。

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 【DIALOGUES: TALKING WITH PICTURES】

 著名な映画作家を招いて、人生で大きな影響を与えてくれた作品、インスピレーションを与えてくれた作品などについて語ってもらうトーク・イベント。
 今年は――
 ・ケン・ローチ プレゼンツ『運命を乗せた列車』(1967/イジー・メンツェル)
 ・シドニー・ルメット プレゼンツ『我等の生涯の最良の年』(1946/ウィリアム・ワイラー)
 ・リチャード・アッテンボロー プレゼンツ『素晴らしき戦争』(1969/リチャード・アッテンボロー)
 ・マックス・フォン・シドー プレゼンツ『処女の泉』(1960/イングマール・ベルイマン)
 そのほか、『アリスの恋』(1974/マーティン・スコセッシ)、“BUCKING BROADWAY”、『フラワー・ドラム・ソング』(1961/ヘンリー・コスター)、『ラ・ジュテ』(1962/クリス・マルケル)。

 【DISCOVERY】

 新しい才能を紹介するプログラム。今年は14作品の上映。

 ・David Ross “THE BABYSITTERS”(2007/米)[初]
 ・Tamar van den Dop “BLIND” (2007/オランダ)[北米初]
 ・Israel Cárdenas、Laura Amelia Guzmán “COCHOCHI” (2007/メキシコ・英・カナダ) [北米初]
 ・Ben Hackworth “CORROBOREE” (2007/豪) [北米初]
 ・Shivajee Chandrabhushan “FROZEN” (2007/インド)[初?]
 ・Teona Strugar Mitevska “I AM FROM TITOV VELES” (2007/マケドニア) [北米初]
 ・Gonzalo López-Gallego “KING OF THE HILL” (2007/西) [初]
 ・Mark Heller “THE PASSAGE” (2007/米)[初]
 ・Jirí Vejdelek “ROMING” (2007/チェコ・ルーマニア・スロバキア) [北米初]
 ・Peter Carstairs “SEPTEMBER” (2007/オーストラリア) [北米初]
 ・Naghi Nemati “THOSE THREE” (2007/イラン)[?]
 ・Paprika Steen “WITH YOUR PERMISSION” (2007/デンマーク・スウェーデン) [初?]
 ・Shamim Sarif “THE WORLD UNSEEN” (2007/英・南ア) [初?]
 ・Rodrigo Plá “LA ZONA” (2007/西・メキシコ) [北米初]

 【DOC TALKS】(新設)

 ドキュメンタリー映画作家による、最新作にからめたトーク・イベント。
 今年のプログラムは、“BIOGRAPHY: COMPLICATED LIVES”、“CANADIAN RETROSPECTIVE: MICHEL BRAULT”、“COVERING WAR”、“WHY DEMOCRACY?”。

 【FUTURE PROJECTIONS】

 個々の映画作品に関連したアート・イベントで、トロント市内を会場に使って開催され、チケットなしで無料で楽しむことができる。
 今年は――
 Jeremy Shaw “BEST MINDS, PART ONE”、Gregory Burke“FRANCESCO VEZZOLI: A TRUE HOLLYWOOD STORY!”、Anita Doron, Daryl Cloran and Mathieu Guez“LATE FRAGMENT”、Brian Johnson, Anthony Roberts“SOFT REVOLUTION”、Ryan Sluggett“TYRANNY”、Noam Gonick, Luis Jacob“WILDFLOWERS OF MANITOBA”など全9プログラム。

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 【GALA PRESENTATIONS】

 トップ・スターが出演しているようなスター映画のセレクション。今年は20作品の上映。

 ・ジェレミー・ポデスワ “FUGITIVE PIECES”(2007/カナダ・ギリシャ) [初]
 アン・マイクルズ『儚い光』(早川書房)の映画化。

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 ・ギャヴィン・フッド “RENDITION”(2007/米・南ア) [初]
 『ツォツィ』のギャヴィン・フッド監督の最新作。
 出演:リース・ウィザースプーン、ジェイク・ギレンホール、メリル・ストリープ、アラン・アーキン、ピーター・サースガード

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 ・トニー・ギルロイ “MICHAEL CLAYTON”(2007/米) [北米初]
 『ディアボロス』『プルーフ・オブ・ライフ』などで知られる脚本家トニー・ギルロイの初監督作品。本年度ベネチア国際映画祭コンペ部門出品作品。
 出演:ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンスン、ティルダ・スウィントン、シドニー・ポラック
 2008年 ムービーアイ配給で日本公開予定。

 ・アリストメニス・サーバス “TERRA”(2007/米) [初]
 CGアーティスト アリストメニス・サーバスの初長編アニメーション。

 ・デイヴィッド・クローネンバーグ “EASTERN PROMISES”(2007/?)
 出演:ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセル、アーミン・ミュラー=スタール


 ・アラン・コルノー “LE DEUXIÈME SOUFFLE”(2007/仏) [初]
 ジョゼ・ジョヴァンニ原作、ジェン=ピエール・メルヴィル『ギャング』の再映画化。
 出演:ダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチ、ミシェル・ブラン


 ・Rituparno Ghosh “THE LAST LEAR”(2007/インド) [北米初?]
 出演:アミターブ・バッチャン

 ・シェカール・カプール “ELIZABETH: THE GOLDEN AGE”(2007/英) [初]
 映画『エリザベス』の続編。
 出演:ケイト・ブランシェット、クライブ・オーウェン、ジェフリー・ラッシュ、サマンサ・モートン


 ・ロビン・スウィコード “THE JANE AUSTEN BOOK CLUB”(2007/米) [初]
 出演:マリア・ベロ、エミリー・ブラント


 ・ケネス・ブラナー 『スルース』(2007/米・英) [北米初]
 出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ
 本年度ベネチア国際映画祭コンペ部門出品作品。

 ・ジュリー・テイモア “ACROSS THE UNIVERSE”(2007/米) [初]
 出演:ジム・スタージェス、エヴァン・レイチェル・ウッド


 ・ウディ・アレン “CASSANDRA'S DREAM”(2007/英・米) [北米初]
 出演:コリン・ファレル、ユアン・マクレガー
 本年度ベネチア国際映画祭特別招待作品。

 ・レニー・ハーリン “CLEANER”(2007/米) [初]
 出演:サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス


 ・ドゥニ・アルカン “L'ÂGE DES TÉNÈBRES”(2007/初) [北米初]
 お披露目はカンヌ2007。


 ・チャン・イーリー “天堂口(BLOOD BROTHERS)”(2007/台湾・香港) [北米初]
 出演:ダニエル・ウー、チャン・チェン、スン・ホンレイ
 本年度ベネチア国際映画祭ミッドナイト・スクリーニングで上映済み


 ・テリー・ジョージ “RESERVATION ROAD”(2007/米) [初]
 出演:ホアキン・フェニックス、マーク・ラファロ、ジェニファー・コネリー、ミラ・ソルヴィノ


 ・ポール・シュレーダー “THE WALKER”(2007/英・米) [北米初]
 出演:ウディ・ハレルソン、クリスティン・スコット・トーマス、ロレン・バコール
 カンヌ他にてお披露目済み。


 ・リチャード・アッテンボロー “CLOSING THE RING”(2007/英・カナダ・米) [北米初]
 出演:シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマー、ミーシャ・バートン
 ワールド・プレミアはベルリン国際映画祭。


 ・Nadine Labaki “CARAMEL”(2007/米) [北米初]
 ワールド・プレミアはカンヌ。

 ・Paolo Barzman “EMOTIONAL ARITHMETIC”(2007/カナダ・米?) [初]
 出演:マックス・フォン・シドー、スーザン・サランドン、ガブリエル・バーン
 「デッド・ゾーン」などこれまでTVドラマで活躍してきたPaolo Barzmanの初監督作品。


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 【MASTERS】

 巨匠たちの最新作のセレクション。20作品。

 ・アレクサンドル・ソクーロフ“ALEXANDRA”(2007/ロシア) [北米初]
 カンヌ2007コンペ出品作。

 ・エリック・ロメール“LES AMOURS D'ASTRÉE ET DE CÉLADON”(2007/西・伊・仏)[北米初]
 出演:Stéphanie Crayencour、アンディ・ジレ、セシル・カッセル
 ベネチア2007コンペ出品作。


 ・イム・グォンテク“BEYOND THE YEARS(千年鶴)”(2007/韓国)
 出演:チェ・ジェヒョン、オ・ジョンヘ
 ベネチア2007特別招待作品。

 ・ユーセフ・シャヒーン“CHAOS(Heya fawda)”(2007/仏・エジプト) [北米初]
 ベネチア2007コンペ出品作。

 ・マノエル・デ・オリヴェイラ“CHRISTOPHER COLUMBUS, THE ENIGMA”(2007/ポルトガル・仏) [北米初]
 出演:Ricardo Trêpa、レオノール・バルダック、マノエル・デ・オリヴェイラ、Maria Isabel de Oliveira
 ベネチア2007特別招待作品。

 ・アモス・ギタイ“DISENGAGEMENT”(2007/独・伊・イスラエル・仏)[初?]
 出演:ジュリエット・ビノシュ、ジャンヌ・モロー


 ・カルロス・サウラ“FADOS”(2007/ポルトガル)[北米初]
 出演:カエターノ・ヴェローゾ、アマリア・ロドリゲス、カルロス・ド・カルモ
 『フラメンコ』、『タンゴ』と続いたカルロス・サウラ ダンス3部作の最後を飾るのはポルトガルの「ファド」。


 ・クロード・シャブロル“LA FILLE COUPÉE EN DEUX”(2007/独・仏)[北米初]
 出演:リュディヴィーヌ・サニエ、ブノワ・マジメル、マチルダ・メイ
 ベネチア2007特別招待作品。

 ・アドゥール・ゴーパーラクシュリナン “FOUR WOMEN”(2007/インド)[北米初]
 日本では『マン・オブ・ザ・ストーリー』(1995)が紹介されている ゴーパーラクシュリナンの最新作。

 ・北野武『監督・ばんざい!』(2007/日本)[北米初]
 ベネチア2007特別招待作品。

 ・ケン・ローチ“IT'S A FREE WORLD...”(2007/英・伊・独・西)[北米初]
 出演:ジュリエット・エリス、Leslaw Zurek、Kierston Wareing
 ベネチア2007コンペ出品作。

 ・タル・ベーラ“THE MAN FROM LONDON”(2007/仏・独・ハンガリー・英)[北米初]
 カンヌ2007コンペ出品作。

 ・ジェック・リヴェット 『ランジェ公爵夫人』“NE TOUCHEZ PAS LA HACHE”(2007/仏・伊)[北米初]
 出演:ジャンヌ・バリバール、ギヨーム・ドパルデュー、ミシャル・ピコリ
 ベルリン2007コンペ出品作。
 2008年 春、セテラ配給により岩波ホールにて公開予定。


 ・エルマンノ・オルミ“ONE HUNDRED NAILS” (2007/伊)[北米初]
 ワールド・プレミアはカンヌ。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞批評家賞受賞。


 ・ヘクトール・バベンコ“THE PAST” (2007/アルゼンチン)[北米初]
 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル


 ・ウェイン・ワン“THE PRINCESS OF NEBRASKA”「ネブラスカの姫君」 (2007/米)[北米初]
 米国で妊娠した中国系の娘の物語。

 ・ウェイン・ワン“A THOUSAND YEARS OF GOOD PRAYERS”「千年の祈り」(2007/米)[初?]
 「ネブラスカの姫君」「千年の祈り」ともにイーユン・リーの同名の短編の映画化(『千年の祈り』(新潮社クレストブックス)所収)。『ジョイ・ラック・クラブ』で知られるウェイン・ワンが久々に撮ったインディーズ系の作品で、ともに米国社会で生きる中国系移民を主人公とする物語。


 ・フォルカー・シュレンドルフ“ULZHAN”(2007/カザフスタン・独・仏)[北米初]
 衝動に突き動かされるようにフランスからカザフスタンに向かったフランス人青年を主人公とするロード・ムービー。共同脚本がジャン=クロード・カリエール。ワールド・プレミアはカンヌ。


 ・ホウ・シャオシェン“LE VOYAGE DU BALLON ROUGE”(2007/仏)[北米初]
 出演:ジュリエット・ビノシュ、イッポリト・ジラルド
 ワールド・ブレミアはカンヌ。


 ・ブッドデブ・ダシュグプト Buddhadeb Dasgupta “THE VOYEURS”(2007/インド)[北米初?]
 2000年のベネチア国際映画祭で監督賞を受賞しているダシュグプト監督の最新作。

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 「トロント国際映画祭2007 ラインナップ! その2」に続きます。

  
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この記事へのコメント

2007年09月05日 23:16
umikarahajimaruさん☆
こんばんは~。TBコメントありがとうございます。
すごい!拍手ものですね、こんなに完全な記事。
日本の記事でここまでなのはないでしょう、
時間もかかりますよね、ご苦労様でした。
参考にしますね、ありがとう♪♪
わたしの方は、現地レポをトロントから載せるつもりなので
そっちは楽しみにして下さいね~。
いい写真が撮れるといいけど、、、。^^
umikarahajimaru
2007年09月06日 05:35
migさま
コメント&TBありがとうございました。
migさんのブログを見ると、トロント国際映画祭に興味を持つ人が多いみたいで、そういう人にも多少は役に立つものをと思って、ちょっと頑張ってみました。
現地レポ、楽しみにしております。

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