アニエスカ・ホランドのフィルモグラフィー 完全版!

 『敬愛なるベートーヴェン』で久々に劇場公開となるアニエスカ・ホランド。
 寡作な映画作家かと思って調べてみると案外そんなこともありませんでした。そういえば『心臓を貫かれて』が日本でも翻訳出版された時、アニエスカ・ホランドによって映像化されるとあとがきか何かで読んだ記憶もあります。
 そこで、今回は劇場パンフにあるより、もう少し詳しく彼女のフィルモグラフィーについて調べてみました。

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 【プロフィール】

 アニエスカ・ホランド。アグニェシュカ・ホーラント等の表記例もあり。
 1948年11月28日、ワルシャワ生まれ。
 プラハのチェコ国立芸術アカデミー映画学科(FAMU)で、ミロシュ・フォアマンらから演出を学ぶ。
 FAMU卒業後、帰国し、クシシュトフ・ザヌーシの助手としてポーランド映画界に入る。
 72年以降、芸術に対する緩和政策の中で誕生した映画製作集団“イクス”( Zespol Filmowy “X”~アンジェイ・ワイダが指導的立場に立つ集団で、第1回作品はワイダの『婚礼』)に参加して、テレビ作品やオムニバス映画に監督として携わる。“イクス”作品“Aktorzy prowincjonalni(田舎役者)”で1979年に長編デビュー。当時のポーランド映画界の大きな動きとなった「モラルの不安派」を代表する監督の1人とみなされるようになる。
 1981年の戒厳令施行によって、自由に映画が撮れなくなると母国ポーランドを離れ、西ドイツやフランスへと活動領域を広げる。1985年の“Bittere Ernte”がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたことで国際的に広く注目されるようになる。
 90年代に入って、フランシス・フォード・コッポラの招きを受けて渡米し、『秘密の花園』を監督。以後、アメリカを中心に活動するようになる。
 師であるアンジェイ・ワイダ、仲間であるクシシュトフ・キエシロフスキらの脚本を手がけることも多い。

 【フィルモグラフィー】

 ●Hrích boha (1970/チェコスロバキア/?分)[監督作品] [短編]
 Jesus Christ's Sin (英題)
 *ロシアの文豪イサーク・バーベリ(1894-1940)の小説の映画化。原作は“The Collected Stories of Isaac Babel”(W W Norton & Co Inc)(ISBN:0393324028)に収録されているわずか5ページの短編。
 チェコ国立芸術アカデミーの卒業制作。

 ○Iluminacja(イルミネーション)(1973/ポーランド/87分)[監督:クシシュトフ・ザヌーシ][助手・出演]

 ●Obrazki z zycia (1974/ポーランド/80分)[監督作品]
 Pictures from Life(英題)
 *7話からなるオムニバス作品で、フェリックス・ファルクやバルバラ・サスら7人の監督で1話ずつ担当した(脚本はすべてJerzy Urban)。ロマンス、若手女優の話、バンドにくっついて家出した娘の話、離婚、男のことでケンカした2人の少女の話、盗まれた石鹸、ほら吹き作家、という7話のうち、ホランドは“離婚”を担当。
 この映画は、ほぼ40年代前半生まればかり同世代の監督たちが集まって結成した映画製作集団“イクス”で制作した作品で、メンバーの中ではホランドが最も若かった。

 ○Lasst uns frei fliegen über den Garten(1974/西独・ポーランド/40分)[監督:Stanislaw Latallo]「TV」[出演]

 ●Wieczór u Abdona (1975/ポーランド/48分)[監督作品] [TV]
 EVENING AT ABDON'S(英題)
 *詳細不詳。ヤロスワフ・イワシュキェーヴィチの短編の映像化。

 ●Niedzielne dzieci (1976/ポーランド/80分)[監督作品] [TV]
 Sunday Children(英題)
 *結婚して2年が過ぎても子宝に恵まれない夫婦がいて、養子をもらう決心をする。しかし、世間体が気になって、養子をもらうまでの間にいかにも自分たちに子どもができたように妊娠を偽装することに決める。そこで、望まない妊娠をした夫婦から赤ん坊が生まれたら譲り受ける約束を取り付けるが、そのとたんに、自分たちに本当の赤ん坊ができたことがわかる……。
映画製作集団“イクス”作品。テレビ映画のシリーズSYTUACJE RODZINNE(FAMILY SITUATIONS)の1本。1976年のMIFED のグランプリ。 1977年の第1回Festival of Polish Television Productions (FPTTV)でGazeta Olsztynska 賞受賞。

 ○『傷跡』(1976/ポーランド/112分)[監督:クシシュトフ・キェシロフスキ] [出演] DVD
 *秘書役。
 2003年3月<キェシロフスキ・コレクション>@Bunkamuraル・シネマにて上映。

 ●Zdjecia próbne (1976/ポーランド/90分)[監督作品(共同監督:Jerzy Powaradzki、Pawel Kedzerski)]
 Screen Tests(英題)
 *女優志望の娘と俳優志望の妻子持ちの男を主人公とした3部構成の物語。第1話は、女優志望の娘が主人公で、ボーイフレンドが彼女を友達に譲ろうとしているのを知って傷つくというお話。第2話は、妻子持ちの男が主人公で、彼の浮気相手はボスの奥さんだったという物語。最終スクリーン・テストが第3話で、残ったのが第1話の彼女と第2話の彼。2人は即興で芝居するように求められるが、彼女が前の晩にやったことの逆ばかりするので彼は怒って帰ってしまう。
 映画製作集団“イクス”作品。アンジェイ・ワイダが本人役で出演もしている。

 ●Cos za cos (1977/ポーランド/62分)[監督作品] [TV]
 SOMETHING FOR SOMETHING(英題)
 *詳細不詳。テレビ映画のシリーズSYTUACJE RODZINNE(FAMILY SITUATIONS)の1本。

 ●Aktorzy prowincjonalni(田舎役者) (1978/ポーランド/108分)[監督作品]
 Provincial Actors(英題)
 出演:Halina Labonarska、Tadeusz Huk
 *物語:ワルシャワに近い小さな町に、若い映画監督が古典劇を現代風にアレンジした映画の撮影をするためにやってくる。プロダクションの役者たちは、ステレオタイプの役作りで満足していたが、1人の老優だけはその作品に自分なりのビジョンを取り込もうとしていた。監督がさっさと撮影してしまおうとしても、彼だけは自分のビジョンを貫き通そうとしてあきらめない……。
 映画製作集団“イクス”作品。カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。

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 ○『麻酔なし』(1978/ポーランド・仏/131分)[監督:アンジェイ・ワイダ] [共同脚本]
 *物語:ポーランドのジャーナリストが主人公で、彼は突然妻から棄てられ、仕事上でのライバルたちからも激しく攻撃されて社会的な立場も失ってしまう。ある日、彼は浴室のガス爆発で死ぬが、それは事故なのか、誰かの故意によるものなのかわからない。
 映画製作集団“イクス”作品。カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞受賞。

 ●『熱病』(1980/ポーランド/122分)[監督作品]
 Goraczka/Fever(英題)
 出演:バルバラ・グラボフスカ、アダム・フェレンツァ、ボグスワフ・リンダ、オルギェルト・ウカシェヴィッチ
 *ポーランド社会党の闘士たちが、新型爆弾の製造方法を手に入れる。彼らはその爆弾でテロに及ぼうとするが、計画はことごとく失敗し、彼らは虚しく命を散らしていく……。
原作は、アンジェイ・ストルク(ANDRZEJ STRUG)の小説“DZIEJE JEDNEGO POCISKU(THE STORY OF ONE BULLET)”。
 映画製作集団“イクス”作品。ベルリン国際映画祭銀熊賞(主演女優賞)受賞、1981年 第8回グダニスク映画祭グランプリ。
 1995年10月 <戦後ポーランド映画の系譜>@川崎市市民ミュージアムにて上映。

 <1980年 ポーランドで“連帯”誕生。>

 ○Mezczyzna niepotrzebny(1981/ポーランド/97分)[監督:Laco Adamik][共同脚本]
 Man Unnecessary(英題)
 *物語:何年もの間、別れて育った姉妹が大人になって、同じ男性を好きになってしまう……。

 <1981年 ポーランドで戒厳令施行。>

 ●Kobieta samotna (孤独な女)(1981/ポーランド/93分)[監督作品] [TV]
 A Lonely Woman(英題)/A Woman Alone (米題)
 出演:マリア・フヴァリブク、ボグスワフ・リンダ
 *物語:8歳の子を持つイレーナは、酒癖の悪い夫と別れて、独力で生きていこうと決心する。息子には父親が必要だとも感じてもいたが、彼女の前に若い炭鉱夫が現れた時、自分もまた女の幸せを欲していたことを悟る。ある日、彼女が世話をしていた隣人が多額の遺産を残して死ぬと、彼女はその遺産は隣人が自分に残してしてくれたものだとして、自分のものにしてしまおうとする……。
 映画製作集団“イクス”作品。公開禁止処分を受けて、1988年になってようやく公開。1988年 第13回グダニスク映画祭で審査員特別賞を受賞。

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 <1982年11月 アンジェイ・ワイダに映画製作者連盟会長退任勧告発令>

 ○『ダントン』(1982/仏・ポーランド・西独/136分) [監督:アンジェイ・ワイダ][脚色協力]
 *1975年にワイダが演出した舞台「ダントン事件」に、タイトルロールとしてジェラール・ドパルデューを得て、映画化した作品。

 ○『尋問』(1982/ポーランド/118分)[監督:リシャルト・ブガイスキ][出演]
 *物語:キャバレーの歌手アントニーナは、身に覚えのない嫌疑で留置場に入れられる。それはやがて彼女が一度だけ関係を持った男性を陥れるための策略だとわかるが、アントニーナにはウソの証言はできない。その結果、彼女の投獄は何年にも及び、彼女は激しい尋問を受ける。やがて尋問の係官と奇妙な親密感が芽生え、2人は結ばれて、彼女は獄中出産をすることになる……。
 映画製作集団“イクス”作品。戒厳令下にあって公開禁止処分を受ける。ホランドは“Kobieta samotna” (孤独な女)と『尋問』により、ポーランド国内で映画を撮ることができなくなり、以後、国外へと活動拠点を移す。
 1990年になってようやくカンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品され、主演女優賞受賞受賞(クリスティナ・ヤンダ)。1990年のグダニスク映画祭で、主演男優賞・主演女優賞・助演女優賞・審査員特別賞受賞。日本では1991年に劇場公開。

 ●Les Cartes postales de Paris(1982/仏/?分)[監督作品] [TV]
 *詳細不詳。テレビ・ドキュメンタリー。

 <1983年5月 アンジェイ・ワイダ 映画製作者集団“イクス”の責任者から解任>

 <1983年7月 戒厳令全面解除>

 ○『ドイツの恋』(1983/西独・仏/132分) [監督:アンジェイ・ワイダ][共同脚本]
 *戦争中のドイツの小村。ポーリーナは夫の出征中にポーランド人捕虜と恋に落ちてしまう。40年後、ポーリーナの息子が自分の子を連れてその村を訪ね、40年前にそこで何があったのかを調べ始める……。原作:ロルフ・ホッホフート。

 ●'Kultura' (1985/仏/?分)[監督作品][ドキュメンタリー]
 Culture(英題)
 *フランスにおけるポーランド雑誌に関するドキュメンタリー。

 ●Bittere Ernte (1985/西独/101分)[監督作品]
 Angry Harvest (米題)
 出演:アーミン・ミュラー=スタール、エリザベト・トリッセナー、ヴォイツェフ・プショニャック
 *第二次世界大戦下のポーランド。ナチスから逃げてきたユダヤ人女性と彼女を匿ったポーランド人農夫の物語。
 アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、モントリオール国際映画祭主演男優賞・エキュメニカル審査員特別賞受賞。

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 ○『悪霊』(1987/仏/116分) [監督:アンジェイ・ワイダ][共同脚本]
 *ドストエフスキーの同名原作の映画化。1870年代のロシアが舞台で、過激派の青年たちを主人公とする政治的陰謀劇。『熱病』『ダントン』から『ワルシャワの悲劇/神父暗殺』の系譜に連なる作品。

 ●『ワルシャワの悲劇/神父暗殺』(1988/仏・米/117分)[監督作品]
 To Kill a Priest(英題)/Le Complot (仏題)/Popieluszko
 出演:クリストファー・ランバート、エド・ハリス、ジョアン・ウォーリー・キルマー、ジョス・アクランド、ティム・ロス
 *戒厳令下のポーランドで“連帯”を支持するアレック神父(クリストファー・ランバート)と、彼を執拗に狙い、ついには暗殺してしまう国民軍公安のステファン(エド・ハリス)の物語。
この映画の元になったのは1984年10月19日にポーランドで実際に起こったイエジ・ポピエルシコ神父暗殺事件で、以後、ホランドは監督作品として『僕を愛したふたつの国/ヨーロッパヨーロッパ』『オリヴィエ オリヴィエ』、脚本作品として『コルチャック先生』という“実録路線”の作品を連続して手がけることになる。
 1992年4月11日 <自由と人権>国際映画週間@岩波ホールにて上映。1995年10月 <戦後ポーランド映画の系譜>@川崎市市民ミュージアムにて上映。

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 ○『アンナ』(1988/米/100分)[監督:ユレク・ボガエヴィッチ][脚本]
 *物語:アンナ(サリー・カークランド)はチェコスロバキアの映画スターであったが、今は亡命してアメリカに住んでいる。しかし、アメリカにはアンナを満足させるような仕事が少なく、オーディションに奔走するような日々を送っている。ある日アンナは、彼女に憧れてアメリカにやってきたクリスティーナ(ポーリーナ・ポリスコワ)と出会い、満足に食事もとれていない彼女の面倒を見てやることにする。相変わらず仕事に恵まれないアンナに対し、彼女がアドバイスしたクリスティーナの方は幸運を手にして映画の主役の座を射止める。そんなクリスティ-ナにアンナは嫉妬し、彼女を追い出してしまう……。
 この作品はサリー・カークランドに多数の主演女優賞をもたらしたほか、ホランドもインディペンデント・スピリット・アワードで脚本賞にノミネートされた。

 ○La Amiga(1989/アルゼンチン・西独/110分)[監督:ジャニーヌ・メラブフェル][共同脚本]
 出演:リブ・ウルマン、Cipe Lincovsky
 *1976年-83年のアルゼンチン軍事独裁政権下の、いわゆるDirty Warで、全く異なる運命を迎えていく幼なじみの2人の娘の物語を描く。
ベルリン国際映画祭Peace Film Award 名誉賞受賞。

 ●『僕を愛したふたつの国/ヨーロッパヨーロッパ』(1990/独・仏・ポーランド/112分)[監督作品]
 Europa Europa/Europa Europe (米題)/Hitlerjunge Salomon (独題)
 出演:マルコ・ホーフシュナイダー、ジュリー・デルピー、アンドレ・ウィルムス
 *物語:第二次世界大戦下のドイツからポーランドへ逃げ延びたユダヤ人一家。しかし彼らはそこでも迫害を受け、逃げる途中で家族はバラバラになってしまう。末弟のサリーはソ連の孤児院に身を寄せ、そこで共産党教育を受けるが、ドイツ軍の侵略に遭い、またまた逃げることになる。サリーがドイツ軍に捕まった時、彼はドイツ人名を名乗ったため、ドイツ人とみなされてドイツ連隊に入れられる。そこでナチス至上主義教育を受けるサリー。しかし、またソ連軍の進軍を受けて、逃亡。ソ連軍に投降するが、銃殺されそうになる。その時……。
 ソロモン・レベルの実体験に基づいた実話の映画化。
 米国アカデミー賞脚色賞ノミネート、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞など受賞歴多数あり。
 公式HP:http://www.perfectnet.com/holland/movies2.cfm?ID=63

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 ○『コルチャック先生』(1990/ポーランド・独・英/115分)[監督:アンジェイ・ワイダ][共同脚本]
 出演:ヴォイツェフ・プショニャック、エヴァ・ダコウフスカ、ヴォイツェフ・クラタ
 *物語:ユダヤ人小児科医のコルチャックはナチスによる迫害を受けても、屈せず、子どもたちの食料確保のために奔走する。ナチスの迫害が強まる中、コルチャックだけなら有力者のつてで国外に脱出することもできたが、彼はそれを拒み、子どもたちと強制収容所へ行く道を選ぶ……。
 実在した人物ヤヌシュ・コルチャックに関する実話の映画化。
 ドイツ映画賞撮影賞受賞(ロビー・ミュラー)。

 ●Largo desolato (1991/仏/90分)[監督作品] [TV]
 出演:ピエール・アルディティ、エヴァ・ダルラン、ジャン・クロード・ドーファン、ドミニク・ブラン
 *チェコの劇作家ヴァーツラフ・ハヴェル(チェコスロバキア大統領、チェコ共和国初代大統領でもあった)の同名戯曲の映像化作品。

 ●『オリヴィエ オリヴィエ』(1992/仏/110分)[監督作品]
 Olivier, Olivier
 出演:ゴレゴワール・コラン、マリナ・ゴロヴィーヌ、ブリジット・ルアン、フランソワ・クリュゼ、ジャン・フランソワ・ステヴナン
 *フランスの田舎町でオリヴィエという名の少年が行方不明になる。そのまま6年の歳月が過ぎるが、パリで男娼をしている少年にオリヴィエの面影があるという報告が入ってくる……。
ホランドが偶然に見た新聞記事から触発されて脚本を書き、映画化した作品。
 セザール賞新人賞(グレゴワール・コラン)ノミネート。

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 ●『秘密の花園』(1993/米・英/101分)[監督作品] DVD
 The Secret Garden
 出演:ケイト・メイバリー、ヘイドン・ブラウズ、アンドリュー・ノット、マギー・スミス
 物語:インドで育った少女メアリーは、地震で両親を失い、イギリスの伯父に引き取られる。メアリーはその邸宅で荒れ果てた花園を発見し、そこを元の状態に戻そうと決心する。伯父には寝たきりの息子コリンがいて、メアリーは整い始めた花園に彼を誘う。生命の息吹はコリンに活力を与え、彼はついには自分の足で歩くことができるようになる……。
 フランシス・ホジソン・バーネットの同名小説の映画化。エグゼクティブ・プロデューサーとしてフランシス・フォード・コッポラ。

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 ○『トリコロール 青の愛』(1993/仏・ポーランド・スイス・英/100分)[監督:クシシュトフ・キェシロフスキ][脚本アドバイザー] DVD

 ○『トリコロール 白の愛』(1993仏・ポーランド・スイス・英/91分)[監督:クシシュトフ・キェシロフスキ] [脚本アドバイザー] DVD

 ○『トリコロール 赤の愛』(1993仏・ポーランド・スイス・英/99分)[監督:クシシュトフ・キェシロフスキ] [脚本アドバイザー] DVD

 ●『太陽と月に背いて』(1995/米・仏・ベルギー・伊/111分)[監督作品] DVD
 Total Eclipse/Eclipse totale (仏DVD題)/Poeti dall'inferno (伊題)/Rimbaud Verlaine (仏題)
 出演:レオナルド・ディカプリオ、ディヴィッド・シューリス、ロマーヌ・ボーランジェ、ドミニク・ブラン
 *ポール・ヴェルレーヌは、自分を頼ってパリにやってきた若き天才詩人アルチュール・ランボーに抗いがたい魅力を感じ、家庭を投げ出して、彼と同棲を始める。しかし、さすがのヴェルレーヌもランボーのあまりの傍若無人な態度についていけず、くっついたり離れたりを繰り返し、ついにはランボーがきっかけで投獄されるはめにもなる。ヴェルレーヌが獄中にいる間にランボーは『地獄の季節』を完成させ、断筆。そして、ランボーとヴェルレーヌに本当の別れがやってくる……。
 脚本はクリストファー・ハンプトン。
 公式HP:http://www.finelinefeatures.com/total/

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 ●Red Wind(1995/米/30分)[監督作品][TV]
 *1993年から95年にアメリカで制作されたテレビ・シリーズ"Fallen Angels"の1本。ジム・トンプソン、コーネル・ウーリッチ、ミッキー・スピレーン、ドナルド・E・ウェストレイクなどの探偵小説をドラマ化したもので、他の作品の監督には、トム・クルーズ、キーファー・サザランド、アルフォンソ・キュアロン、スティーヴン・ソダーバーグらがいる。
 ホランドが担当したのは、レイモンド・チャンドラーの短編「赤い風」で、15作品のうちの14番目の作品。
 出演:ダニー・グローバー、ヴァレリア・ゴリーノ、ケリー・リンチ、ダン・ヘダヤ

 ●Washington Square (1997/米/115分)[監督作品]
 出演:ジェニファー・ジェイソン・リー、アルバート・フィニー、マギー・スミス
 *ヘンリー・ジェイムスの同名小説の映画化。

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 ●『奇蹟の詩 サード・ミラクル』(1999/米/119分)[監督作品] DVD
 The Third Miracle
 出演:アン・ヘッシュ、エド・ハリス、アーミン・ミュラー=スタール、バーバラ・スコーヴァ
 *物語:とある修道院にある血の涙を流す聖母像があると報告があり、その調査にバチカンは1人の司祭(エド・ハリス)を送る……。
 リチャード・ヴェテレの小説の映画化で、ヴェテレは共同脚本も担当。
 公式HP:http://www.sonypictures.com/classics/thethirdmiracle/index.html

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 ○『ポロック』(2000/米/122分)[監督:エド・ハリス][thanks] DVD

 ○In the Shadow of Hollywood(2000/カナダ/112分)[監督:Sylvie Groulx]「ドキュメンタリー」[thanks]

 ●Golden Dreams (2001/米/25分)[監督作品]
 *カリフォルニアの人々の夢を、ウーピー・ゴールドバーグがナレーションを務めるカリフォルニアの精“Calfia”を進行役として、描き出していくドキュメンタリー。

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 ●「心臓を貫かれて」(2001/米/98分)[監督作品] [TV]
 Shot in the Heart
 出演:ジョヴァンニ・リビシ、イライアス・コティーズ、エリック・ボゴシアン、エイミー・マディガン、サム・シェパード
 *自らの兄の殺人と、父との関係を綴ったマイケル・ギルモアの同名ノンフィクションのドラマ化。

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 ●Julie Walking Home (2002/独・カナダ・ポーランド・米/113分)[監督作品]
 The Healer (豪Pay-TV題) (米DVD題)/Julia wraca do domu (ポーランド題)/Julies Reise (独題)/Retour de Julie, Le (カナダ題、仏題)
 出演:ミランダ・オットー、ウィリム・フィクナー、ロテール・ブリュトー、ビアンカ・クルード
 *物語:ジュリアには夫と双子の息子がいた。彼女は、幸せな家族生活を送っていると思っていたが、ある時、夫の浮気と、息子のガンという事態に直面することになる。アレルギーで化学療法が受けられない息子のために、ジュリアは触れるだけで病気を治すという男性に会うためにポーランドに向かう……。
 ベネチア国際映画祭コンペ部門出品作品。

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 ●コールドケース 迷宮事件簿 (2003~/米/各60分)[監督作品][TV]
 エピソード:「オフィーリア」Hubris (2004/シーズン1エピソード11)、「プラン」The Plan (2004/シーズン1エピソード22)
 出演:キャスリン・モリス、ジョン・フィン、ダニエル・ピノ、ジェレミー・ラッチフォード
 *ジェリー・ブラッカイマーが手がけたテレビ・シリーズ。
物語:リリー・ラッシュは、フィラデルフィア市警殺人課の刑事。彼女は未解決事件のファイル“コールドケース”を手がけることになる。
 日本版公式HP(WOWOW):http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/3796/tv_coldcase.html

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 ●"The Wire" (2004-2006/米/各60分)[監督作品][TV]
エピソード:Moral Midgetry (2004/シーズン3エピソード33)、Corner Boys (2006/シーズン4エピソード45)
 出演:プレストン・“ボディー”・ブローダス、ランス・レディック、ウェンデル・ピアース
 *盗聴器を使った犯罪捜査がテーマのドラマ。2006年でシーズン4まで放映。
 公式HP:http://www.hbo.com/thewire/

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 ●A Girl Like Me: The Gwen Araujo Story (2006/米/?分)[監督作品] [TV]
 出演:J・D・パルド、リーナ・サヴァスタ、マーセデス・ルール
 *物語:エディー・アローホは、子ども時代から自分が男の子らしくふるまうことに対して違和感を覚えていた。10代になる頃には、彼は自分の本来の性が男ではなく女だと確信し、母の理解も得て、名前もグウェンと変えて女性として生きていくことに決める……。
実話に基づく物語。

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 ●『敬愛なるベートーヴェン』(2006/米/104分)[監督作品]
 Copying Beethoven
 出演:エド・ハリス、ダイアン・クルーガー、マシュー・グード、ビル・スチュアート
 *ベートーヴェンと、晩年の彼を支えた若き女性作曲家アンナ・ホルツの物語。
 日本版公式HP:http://www.daiku-movie.com/

 ●Catherine and Peter (2007/独・米/?分)[監督作品]
 出演:クロエ・セヴィニー
 *女帝エカテリーナとピョートル大帝の恋と人生を描く。

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 (註)上記の制作年と上映時間はデータベースにより異なる場合があります。上映時間に関しては、国やリリース形態により、異なるバージョンが存在する場合もあります。

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 ◆参考サイト

 ・アニエスカ・ホランドの公式HP:http://www.perfectnet.com/holland/menu.cfm
ただし、更新は2001年で止まっています。

 ・“Polish Culture”のアニエスカ・ホランドに関するページ:http://www.culture.pl/en/culture/artykuly/os_holland_agnieszka

 *この項は、次の記事(アニエスカ・ホランドに関する若干の解説等)に続きます。

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