『シネマ・シネマ・シネマ』 梁石日と映画の素敵な関係 

画像 面白かったぁ~。
 偶然に本屋で手にとって、買ってから、読み終わるのが惜しくて惜しくて……。
 家では読まずに外出時の細切れの時間の中でのみ読むようにしてたんですが、それでも面白くてわずか数日で読み終えてしまいました。
 梁石日さんの小説は、『血と骨』など、これまでも読みたいと思った本があったんですが、何となく躊躇していたところがありました。こんなに読みやすくて面白かったんですね。これならどんどん読めちゃうし、まだまだ読みたい! というわけで、これで梁石日さんは全作読んでみたい小説家の1人になってしまいました!

 そんなに面白く読めたのは、『シネマ・シネマ・シネマ』が梁石日さんがこれまで関わった映画に関する体験を小説の形にまとめたものであるからで、フィクションであるとはいいながら、ほぼそれがどれ(誰)のことを指しているのかわかってしまう作品になっています。
 小説だから100%事実ではないにしても、ホントのことに違いないと思わせるリアルさをそこここで感じることができます。すなわち、エッセイなどでは赤裸々過ぎて書けないようなことも小説というスタイルなら書けてしまったりもするわけで、必然的に、『シネマ・シネマ・シネマ』は映画製作舞台“裏”日誌としても読めたりもします。

 映画に関する夢と現実のギャップというものももちろんあって、厳しい現実があり、挫折や裏切りを味わいながらも、小説家である主人公は、夢と、夢に向かって生きる人間そのものを信じる前向きな態度や精神を捨てません。それはつまり、著者である梁石日さんが夢や映画や人間への希望を棄てない人間だということで、絵空事ではなく、映画というのは確かにそうやって作られているんだというのがわかったりもします。そうでなくては、映画なんか作れやしませんからね。
 映画を観ても、単に「面白かった」「つまらなかった」で切り捨ててしまうことがありますが(もちろん安易で安直な作られ方をしている映画があることも事実なのですが)、基本的にはどの映画も、少なからぬ時間と労力を費やして作られた夢の証なのであり、血と汗と涙の結晶なんですよね~。
 今更のようにそんなことがわかるのが本書『シネマ・シネマ・シネマ』なのでした。

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 ◆モデル探し

 『シネマ・シネマ・シネマ』が、ただ原作者が垣間見た自作の製作過程であったら、ほんの断片的なものにしかならなかったはずで、小説としてもそんなに面白くなるわけはないのですが、本作の場合は、主人公、つまり原作者が、否応なく映画製作に関わっていき、挙句の果ては、大きな役で役者として映画に出演もしてしまいます。だから、映画の現場や製作過程の描写が非常に具体的で、面白いんですね~。

 というわけで、下世話かもしれませんが、以下に本書のモデル探しを試みてみました。

 主人公 小説家ソ・ヨンミン:梁石日
 妻 真理子
 山代努(山代プロダクション代表取締役):?
 「さざ波」(ひばりヶ丘北口駅前の書店の地下にある喫茶店 山代努と会う)
 小説『欲望の罠』:『夜の河を渡れ』
 映画『狼の群れ』
 吉峰謙二(人気俳優)
 小倉純司(人気俳優)
 柿本さゆり(人気俳優)
 金子夏美(人気俳優)
 梶岡とも子(K雑誌編集部)
 早瀬拓夫(冒険家 『北極探険記』の著者)
 直井幹雄(東京映画株式会社営業部長)
 金漢圭(在日韓国人 若手実業家 映画『欲望の罠』に出資)
 新宿東口「滝沢」(直井幹夫と会う):「談話室 滝沢」(2005年3月31日に閉店)
 新宿ゴールデン街の飲み屋「宿六」(行きつけの店)
 申勝鉉(映画監督):崔洋一
 小説『クレイジーホース』:『タクシー狂躁曲』
 映画『クレイジーホース』(申勝鉉監督作品):『月はどっちに出ている』
 小説『アパッチ族』:『夜を賭けて』

 朴愛子(S劇団の人気俳優)
 S劇団:新宿梁山泊
 康精万(在日の大金持ち)
 新宿駅8階「プチモンド」(朴愛子と康精万に会う)
 小説『肉親』:『血と骨』
 金兪真(在日の作家)
 金奉基(在日の作家)
 金三奎(在日の作家)
 管井隆司(G出版社編集者):芝田暁
 G出版社:幻冬舎
 F雑誌(『肉親』を連載中に廃刊になった雑誌):徳間書店「サンサーラ」(1996年7月号~1997年4月号まで連載)
 映画『転落』(申勝鉉監督の監督デビュー作):『十階のモスキート』
 M映画新人賞(映画『転落』で申勝鉉監督が受賞した映画賞):ヨコハマ映画祭?
 李允和(映画会社「インパクト」社長 映画『クレイジーホース』『アパッチ族』を配給):シネカノン社長李鳳宇
 姜昌柱(S劇団座付き脚本家):梶原涼

 Y出版社(『クレイジーホース』の文庫化を条件に映画への出資を約束した出版社→のちに出資はご破算に)
 重盛敬一(Y出版社の辣腕編集者)
 T書房(小説『クレイジーホース』の元々の版元):筑摩書房
 柏部長(温厚で人柄のいいT書房の部長)
 金基洙(清水市に住む実業家 映画『クレイジーホース』に出資)
 新宿御苑近くにあるスナック「ふく」:スナック「果林」
 金明雄(S劇団座長 『ファミリー』での監督役&撮影現場の通訳 『アパッチ族』で初監督):金守珍
 朴基宇(韓国の映画監督 『ファミリー』を映画化):パク・チョルス

 李芳美(朴基宇の助手)
 韓英美(在日の女流作家 『ファミリー』の著者):柳美里
 A文学賞(小説『ファミリー』が受賞した文学賞):芥川賞
 映画『ファミリー』のロケ地:奈良県御所市
 呉順孝(『ファミリー』の妹役を演じることになっていた女優)
 鳴海繁子(呉順孝のマネージャー)
 新宿にある韓国家庭料理店「チング」(朴基宇監督らと会う)
 松吉(Bプロダクション専務)
 小口美穂(Bプロダクションに所属する女優 『ファミリー』の妹役 「少し頬ばっているが、大きな瞳と小さな唇が愛らしく、グラマーな肢体をしていた」):松田いちほ
 君原真紀(『ファミリー』の妻役の女優 「一時期、大胆な演技で多くのファンに支持されていた個性的な女優」):伊佐山ひろ子
 金容植(『ファミリー』副監督)
 韓福美(『ファミリー』の姉役 「おっとりした美人だったが、芯の強そうなところがある」):柳愛里
 花田由美(雑誌社の女性カメラマン 『ファミリー』のロケを取材)
 森田弘行(『ファミリー』進行係)
 岩崎実(『ファミリー』進行係)
 石森(E雑誌女性編集者)
 八木宗夫(『ファミリー』カチンコ係)
 本橋義樹(『ファミリー』の弟役):中山忍
 李享吉(『ファミリー』の妻の愛人役) :パク・ヨンノク

 パチンコ店社長(『ファミリー』にパチンコ店の新しい店長役)
 里井敬之(『ファミリー』の姉の恋人役)
 高三奎(『ファミリー』撮影時の家主の右腕)
 藤島泰治(『ファミリー』の助監督役)
 金淳保(『ファミリー』製作理事)
 金正勲(『ファミリー』第二カメラマン)
 映画『ファミリー』が監督賞を受賞(主演男優賞ノミネートされた)映画賞:春史映画芸術賞
 調布駅前の総合病院
 長島定次(Tプロダクション社長 NHK「世界・わが心の旅」の下請け)
 鳥羽賢造(NHK「世界・わが心の旅」監督)
 直井豊(NHK「世界・わが心の旅」カメラマン)
 武井伸夫(NHK「世界・わが心の旅」カメラマン助手兼マイク係)
 宮下さやか(NHK「世界・わが心の旅」裏方)
 「世界・わが心の旅」:同名番組で梁石日の回は「パリ~異邦人のためのレッスン」として放映。
 緒川茂夫(N出版者編集者 小説『アパッチ族』担当 NHK「世界・わが心の旅」の取材旅行に同行)
 N出版社:日本放送出版協会
 李万淳(朴正煕政権時代に民主化運動をしてパリに亡命)
 西森幸子(K出版社編集者 『見えない子どもたち』担当)
 紺野博義(K出版社編集長)
 石谷裕二(K出版社編集助手)
 沢田良子(タイ取材旅行の通訳)
 立原政子(クロントイ・スラムのNGO 事務所ボランティア)
 須藤広行(タイにある日本の貿易会社に勤めるサラリーマン)
 『見えない子どもたち』:『闇の子どもたち』(2002年11月 解放出版社刊)
 洪圭夏(「エアーズロック」社社長 映画『アパッチ族』を製作):郭充良(アートン社代表)
 B文学賞(小説『アパッチ族』が候補になった文学賞):直木賞

 松本吉之(通販会社社長)
 依田春夫(通販会社専務)
 依田春夫の妻(兄が組織暴力団の幹部)
 黒田正九郎(イラストレーター):黒田征太郎 『路地裏』(1999年 アートン刊)で共著 梁石日著『海に沈む太陽』は黒田征太郎がモデル
 柿島直樹(脚本家 「若くして逝去した有名な俳優・松山良作の映画やテレビドラマのほとんどを手がけているシナリオライター」):丸山昇一
 松山良作:松田優作
 下北沢のジャズバー「レディジェーン」(松山良作行きつけの店 柿島直樹らと会う):LADY JANE
 ソンの会:梁の会
 村中豊(IT会社社長):ソフトイーサVPN代表取締役社長の中村満

 立林勝信(C出版社第一文芸次長 『ニューヨーク地下共和国』執筆を依頼)
 小説『ニューヨーク地下共和国』:『ニューヨーク地下共和国』 講談社「IN☆POCKET」に連載(2003年4月~2006年5月号)。
 片倉菊治(一級建築士 映画『アパッチ族』のセットの設計をする)
 野田正次(C出版社ニューヨーク支社責任者)
 白井高秀(ニューヨーク在住の?)
 韓国の新人女優(『アパッチ族』の主演女優):ユー・ヒョンギョン 風野さやか(『アパッチ族』出演女優)
 清水知子(『アパッチ族』出演女優 往年の名女優):清川虹子?
 新聞連載の小説:?
 張太玉(シンガー・ソングライター 『アパッチ族』の音楽を担当):朴保
 李允和が円山町で経営しているスナック:BAR CHE
 E雑誌に4年半連載していた小説:『終りなき始まり』(2002年8月 朝日新聞社刊)
 E雑誌:「論座」


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 本作に登場する梁石日作品を年代順に並べると――

 『タクシー狂躁曲』(『クレイジーホース』として) 1981年11月 筑摩書房から『狂躁曲』として刊行 → 映画化『月はどっちに出ている』(1993年)
 『夜の河を渡れ』(『欲望の罠』として) 1990年11月 筑摩書房刊
 『夜を賭けて』(『アパッチ族』として) 1994年12月 日本放送出版協会刊 → 映画化『夜を賭けて』(2002年)
 『血と骨』(『肉親』として) 1998年2月 幻冬舎刊 → 映画化『血と骨』(2004年)
 『終りなき始まり』 2002年8月 朝日新聞社刊
 『闇の子どもたち』(『見えない子どもたち』として) 2002年11月 解放出版社刊
 『ニューヨーク地下共和国』 講談社「IN☆POCKET」に連載(2003年4月~2006年5月号)。
 本書『シネマ・シネマ・シネマ』 2006年6月 光文社刊

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 ◆梁石日という人

 小説のすべてが事実で、主人公が自分について語っていることがすべて著者本人のことではないにせよ、(ほかの部分の描写から考えると)かなりの部分で重なっているんじゃないかと考えられます。
 私にとって、本書が梁石日初体験だったので、私がここで知ったようなことは、エッセイその他で書かれていて、ファンならば誰でも知っていることなのかもしれませんが、映画化作品を通してしか梁石日さんを知らなかった私には興味深い描写がたくさんありました。

 「持っているお金を使い果たし、せっぱ詰まってようやく部屋に閉じこもって原稿を書き出した。自己嫌悪と葛藤しながら、しかし先のことはまったく考えずに、その日暮らしを送っていた。先のことを考えると憂鬱になるからだ。私の特技は何も考えずに無意識に考えることである。一日をいかにしてやり過ごすか、その積み重ねだった。一年先のことを考えると、頭と身体が解体し、おかしくなっていたと思う。だが、私はつねに世界の未来について希望をいだいていた。私の個人的な人生についてはどうでもよかったが、世界の未来については大いなる関心を寄せていた。私が小説を書いているのもそのためである。それはまた自己救済にほかならなかった。私は小説を書くことで、自己救済と世界の未来を夢みていたのだった。そのことと浪費癖とどういう関係にあるのか? つまるところ私は経験から何も学ぼうとしない度し難い人間なのである」

 「ヘンリー・ミラーはドストエーフスキーの影響を強く受けている。私もドストエーフスキーの小説はある程度読んでおり、日本の作家や評論家たちが書いているドストエーフスキー論を読んでいるが、ヘンリー・ミラーの小説の中でしばしば書かれているドストエーフスキーに関する独特の理解の仕方に共感していた。そしてヘンリー・ミラーとサルトルが共有しているのはドストエーフスキーの実存の世界である。サルトルの論理とヘンリー・ミラーの感性が、私の中で何の違和感もなく融合していた」

 「私は、あらかじめ小説の構想を練ったり、物語の筋を立て、いわば起承転結を考えて書くのではなく、はじめに言葉ありきで直感的に全体のイメージを把握し、あとは登場人物の赴くがままに書き進める。したがって物語がどうなるのかもわからず、結末もわからない。物語の展開や結末は登場人物次第なのである。」

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 ◆感想などを少しだけ

 ・本書では、映画『血と骨』には触れられていません(そこまで映画かれていません)が、これは小説としての続編を期待してもいいのでしょうか? といっても、脚本家として参加する場合を除けば、『家族シネマ』や『夜を賭けて』みたいに小説家が映画に関わるというのも珍しいので、『血と骨』に関してはあまりネタはなく、それゆえここで小説が終わっているのかもしれません。
 もっとも本書は実は金守珍さんが影の主人公であるので、これはこれで終わってもよかったわけですが……。
 映画『血と骨』に関する小説が書かれるとしたら、それは崔洋一監督をモデルとした小説になるのかもしれません。

 ・映画の製作現場を描いた小説としては桐野夏生『光源』を思い起こしますが、『光源』が完全なフィクションで、こちらが実際にあったことを元にした小説だという違いもあって、両者にはかなりの違いがあります。
 映画製作現場で、「それぞれの立場にある人間の欲望が映画を迷走させてしまうことになる」ということを描いた『光源』は、そうした欲望のぶつかり合いを描くことを主眼としているのに対して、本書は、「小説より奇なり」な映画製作の現場で起こる様々な出来事と人間どうしのトラブルを描くことで、映画づくりの困難さとそれでも映画への希望を棄てない映画人の思いを伝えたかった、ということになるかもしれません。

 ・主人公が、やたらにいい人に書かれ過ぎているじゃないかという懸念もありますが(笑)、それにしても、「素寒貧」だったはずの主人公が、数年後(10数年後?)に返してもらえる当てもなしに1500万円も(自著が原作の映画のために)貸せるようになるというのは凄いことです。出版社から印税の前借という形で数百万円を借りられるというのも凄いですね。1000円、2000円単位の仕事をしている身では想像もつきませんが……。
 売れない売れないといいながらやっぱり小説は儲かるのでしょうか。2000円の本の10%が著者印税として、5万部売れると、1000万円になったりするんですね~。

 ・主人公は浪費癖があったり、なかなか締め切りを守れなかったり、酒好きであったりはするようですが、性的には全く健全です(映画スタッフが女を買ったと聞いて嫌悪感を憶えたりもする)。アウトロー的なにおいがプンプンするわりには、と思ってしまうのですが、それは、本作は半自伝的であることとも関係があるのでしょうか。

 ・『家族シネマ』はもちろん観ていましたが、出演者のことはほとんど忘れていたので、君島真紀が伊佐山ひろ子であるとは(調べてみるまで)思いもよりませんでした。映画を通して知っている伊佐山ひろ子さんは、もっとぽわ~んとした女優さんのイメージだったのですが、ここで描かれているようなのが実像に近いのでしょうか。

 ・梁石日さんは引越し狂(ひばりヶ丘(アパート) → 東久留米(マンション) → 調布(マンション) →?(マイホーム))のようで、ひとところに落ち着きたいという気持ちはないようです。
 流れ流れていくのが普通で、むしろそれを好んでいるらしいのは、それ以前の半生によって運命づけられたようなところもあるようです。本質的に、サラリーマン的、公務員的ではなく、ジプシー的、アウトロー的というか。そこらへんは、梁石日さんの作家性と大いに関係あるに違いありません。

 ・本書には、1991年頃~2002年頃の梁石日さんの日常が反映されているようで、ニューヨーク滞在中の9.11体験も書かれています。それが小説『ニューヨーク地下共和国』につながっていきます。

 ・金守珍監督の第2回監督作品は『ガラスの使徒(使い)』でした。上映していることは知っていましたが、金監督の映画であるとは気がつかず、観には行きませんでしたね~。

 ・金守珍監督は、小説『夜を賭けて』の後半部分も映画化したいということのようですが、前半部分を映画化した映画『夜を賭けて』の成績が芳しくなかったので、強力なスポンサーでもいない限り、普通に考えると無理ですね。

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 ◆リンク集

 ・梁石日さんに関するWikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%81%E7%9F%B3%E6%97%A5

 ・『海に沈む太陽』発売時の梁石日さんへのインタビュー記事:http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/yan_s/

 ・金守珍さんのプロフィール:http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/yakusya/kim.html

 ・映画『夜を賭けて』のHP:http://www.artone.co.jp/yorukake/

 ・パク・チョルス監督(『家族シネマ』)インタビュー:http://hana.wwonekorea.com/history/hist/14th98/int-ParkChulsoo.html

 ・金守珍監督が映画『夜を賭けて』で毎日映画コンクールの2部門受賞した時のインタビュー記事:http://www.artone.co.jp/yorukake/jyusyou_kim.html

 ・新宿梁山泊のHP:http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/

 ・郭充良さん(アートン代表 映画『夜を賭けて』の製作を担う)へのインタビュー記事 asahi.com「フロントランナー」:http://be.asahi.com/20051022/W11/20051011TAAN0001A.html

 ・アートンのHP:http://www.artone.co.jp/

 ・アートンの雑誌「スッカラ」のHP:http://www.sukkara.com/top.html

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この記事へのコメント

法水
2006年07月13日 23:17
はじめまして。モデルの件ですが、「風野さやか」は風吹ジュンさんだと思いますよ。「清水知子」は清川虹子さんで間違いないでしょう。主演の山本太郎さんも同じ誕生日で一緒にお祝いをしたはずなんですが、なぜか小説では触れられていませんでしたね。
umikarahajimaru
2006年07月14日 03:18
法水さま
貴重な情報をどうもありがとうございました。
法水さんはスタッフさんなのでしょうか。
映画を見直せば、誰が誰のことを指しているのかは大体見当もついたのでしょうが、さすがにそこまではやろうという気はおきませんでした(笑)。
石日マニア
2006年07月31日 11:19
1位『睡魔』
 
 マルチ商法の実態が描かれている実体験が反映された、おもしろい作品だと思います。

2位『海に沈む太陽』

 黒田征太郎がモデルとされる主人公の破天荒な生き方にびっくり。

3位『シネマ・シネマ・シネマ』

 他の作品では在日の主人公が日本の社会で虐げられてきたかが描写されることが多いけど、この小説の主人公の『ファミリー』撮影中の韓国人スタッフに対する印象(ゴミを片付けなかったり、日本人一家が好意で提供してくれたの家屋で喫煙場所でないところでタバコを吸ったり、土足で入ってきたり)は日本人が外国人を見るときの視点と変わらないんだな、というのが正直意外な点でした。まあ、在日の人も当然日本の習慣や風習を共有してるわけで、そこに韓国人との文化的な差異が生じるのは、当たり前と言えば当たり前の話なんだけど。

4位『血と骨』

 後半の老いていく俊平の生き様に圧倒される。

5位『夜の河を渡れ』
ポーカーゲームで一儲けしようとする学英・鉄治の歌舞伎町サクセス・ストーリーもの。エンターテイメント小説として手堅い作品だと思います。
石日マニア
2006年07月31日 11:21
いきなりすいません。梁石日作品ベスト5を挙げました。
umikarahajimaru
2006年08月03日 19:29
石日マニアさま
コメントありがとうございます。
これから読む本の参考にさせてもらおうと思います。
ベースとなるブログがあれば読ませてもらおうと思ったのですが、お持ちではないのでしょうか。
2006年08月12日 09:37
コメントは500文字しか書けないので、こちらのURLに前文掲載しておきました。
umikarahajimaru
2006年08月12日 10:39
石日マニアさま
やはりベースとなる記事があったんですね。どうもありがとうございました。
2006年08月18日 20:55
こんにちは。TBさせていただきました。
厚めの単行本ですが、あっという間に読了してしまいますよね。
梁石日さんを見ていると、才能って絶対に埋もれたままにはならないんだなぁと感じてしまいます。
umikarahajimaru
2006年08月18日 23:16
真紅さま
TB&コメントありがとうございました。
「才能って絶対に埋もれたままにはならない」。私は埋もれたままですけどねえ……。あ、才能がないのか。残念!

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  • 男前!な映画人たち~『シネマ、シネマ、シネマ』

    Excerpt:  梁石日の小説・エッセイは何冊か読んでいるが、どの作品も例外なく面白く読め る。本作もその分厚さ(388ページ)に一瞬たじろぐが、あっと言う間に読了してし まった。私小説かつエンタテインメントとし.. Weblog: 真紅のthinkingdays racked: 2006-08-18 20:50