アヌシー国際アニメーションフェスティバル(オンライン)2020 長編部門 ラインナップ 日本からは4本!

 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2020(オンライン)の長編部門のラインナップが発表されました。

 【長編コンペティション部門】

 ・“Petit Vampire”(仏) 監督:ジョアン・スファール
 物語:小さなヴァンパイアは、モンスターの陽気なグループがいるお化け屋敷に住んでいるが、彼は退屈している。ある夜、彼は信頼できるブルドッグであるファントマトと一緒にマナーハウスから密かにこっそりと、新しい友達を探しにいく。
 ジョアン・スファールの5年ぶりの長編、アニメーションは『ラビの猫』以来9年ぶり。

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 ・“Bigfoot Family”(ベルギー・仏) 監督:ベン・スタッセン(Ben Stassen)、ジェレミー・デグルソン(Jérémie Degruson)
 物語:アダムの父であるビッグフットは、彼の名声を正当な理由のために使いたいと思っている。アラスカの野生生物保護区を保護することは、絶好の機会のようだ。ビッグフットが跡形もなく不思議なことに消えるとき、アダムと彼の動物の友達は彼を再び見つけて自然保護区を保存するために何でも勇気づける。
 『サン・オブ・ビッグフット』(2017)の続編。

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 ・“Calamity, une enfance de Martha Jane Cannary”(仏・デンマーク) 監督:Rémi Chayé
 物語:アメリカ西部開拓時代の女性ガンマン、別名平原の女王として知られるカラミティ・ジェーンの物語。

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 ・“Kill It and Leave this Town”(ポーランド) 監督:マリウシュ・ヴィルチンスキ(Mariusz Wilczynski)
 物語:1960年代から70年代のウッチを舞台に、監督自身の過去をもとに、文学の登場人物やコミックのヒーローも登場する、感動的で、夢のような旅から過去のエモーションいっぱいのビザールなファンタジーへと観る者を誘う。
 初監督長編。完成には15年近くかかっていて、アンジェイ・ワイダ、クリスティナ・ヤンダ、ズビグニュー・リプチンスキーらが声優として参加している。
 ベルリン国際映画祭2020 Encounters部門出品

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 ・“Ginger's Tale”(ロシア) 監督:Konstantin Shchekin
 物語:優しくて貧しい男のポッターは、Stone Of Fireと呼ばれる魔法のアーティファクトを見つけた。邪悪な女王は彼を殺そうと決心し、彼のStone Of Fireを取ろうとする。 ジンジャーと呼ばれる少女だけが、ポッターを献身的に救うことができる。

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 ・“The Nose or the Conspiracy of Mavericks(Nos ili zagovor netakikh)”(ロシア) 監督:Andrey Khrzhanovsky
 20世紀前半のロシアにおけるスターリンのテロ支配。 この全体主義時代のロシアを、前衛芸術家、作曲家、作家の歴史的背景、伝記、傑作を組み合わせて説明する。
 ニコライ・ゴーゴリらを原作としている。
 ロッテルダム国際映画祭2020出品。

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 ・『ぼくらの7日間戦争』“7 Days War”(日) 監督:村野佑太

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 ・『ルパン三世 THE FIRST』“Lupin III The First”(日) 監督:山崎貴

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 ・“Jungle Beat: The Movie”(モーリシャス) 監督:Brent Dawes
 物語:“Jungle Beat: The Movie”は、魅力的で家族向けの壮大な冒険。ある朝、ジャングルの動物が目を覚まして、彼らが会話ができることを発見した。彼らが理由を知るとき、彼らはさらに驚かれる:ジャングルにエイリアンがいる。Little FNEEPは地球を征服するために来て、彼らが初めて話すことを可能にする翻訳装置を含むいくつかのクレイジーな技術をもたらした。銀河間Scaldronianスカルドロニア帝国にとって残念なことに、ジャングルにとって幸運なことに、Little FNEEPは恐ろしい征服者である。彼はホームシックで、船を墜落させた。私たちのヒーローは、小さなエイリアンの征服を楽しい時間や新しい友達を邪魔しない。動物は彼が家に帰る途中で彼を助け、友情が宇宙で最大の力であり得るこ
 テレビの連続アニメ・シリーズの映画版。

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 ・“Nahuel and the Magic Book(Nahuel y el Libro Mágico)”(チリ・ブラジル) 監督:: German Acuña
 物語:Nahuelは父と一緒に漁業の町に住んでいるが、海をとても恐れている。ある日、彼はこの問題の解決策のように思われる魔法の本を見つけたが、暗い魔法使いがその後ろにいて、Nahuelの父親を捕らえている。ここから父親を救い、恐怖を克服する旅が始まる。
 初監督長編。

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 ※審査員:Corinne Destombes(仏、Head of Development Folimage)
 Benoit Pavan(仏 ジャーナリスト、Agence France-Presse)
 Dominique Seutin(ベルギー ディレクター、Anima Festival)

 【Contrechamp部門】(Feature Films Contrechamp in Competition)
 新しく設けられら長編コンペティション部門の2年目。

 ・“Accidental Luxuriance of the Translucent Watery Rebus”(クロアチア) 監督:Dalibor Baric
 物語:Martinはシステムと戦おうとした、そして今、彼は逃亡している。Saraはコンセプチュアルアーティスト。一緒に彼らは田舎の革命的なコミューンに参加する。警察は彼らの足跡をたどっている。Ambroz監察官は、正しい質問が答えよりも重要であることを知っている。おそらくこれは真実ではないからだ。
 初監督長編。

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 ・“Old Man - The Movie”(エストニア) 監督:Mikk Mägi、Oskar Lehemaa
 物語:私たちの主人公の老人は、彼の農場で彼の孫たちに訪問された。小さなろくでなしは、誤って彼に珍重され、徹底的に虐待された牛を放った。現在、老人と孫たちは、ウシたちが搾乳されておらず、乳房が爆発し、乳糖分解を解き放つまで、わずか24時間しかない。

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 ・“My Favorite War”(ラトヴィア・ノルウェー) 監督:Ilze Burkovska Jacobsen
 物語:これは、ソビエト連邦の冷戦ラトビアで育ったIlze監督の個人的な話です。それは成人時代の物語であり、強大な権威主義政権の洗脳からの個人的な脱出ルートです。個人の自由が民主主義社会の基本的権利であることの重要性を強調する反戦映画。

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 ・“The Knight and the Princess”(サウジアラビア・エジプト) 監督:Bashir el Deek、Ibrahim Mousa
 物語:7世紀の本当の戦士に触発されたプロットは、架空のひねりを加えつつ、若い冒険家Mohammed Bin Alkassimを追っている。15歳のとき、彼は何でも可能であると信じ、インド海で海賊に拉致された女性と子供を救った。この探求は、彼に大きな挑戦と楽しい出会いをもたらした。彼が17歳になったとき、彼は暴君王Daherを引き受ける準備ができていた。さらに、彼は生涯の友人Zaidと彼の師であるAbu Alaswadとともに故郷のイラクのバスラを離れ、Sindを解放するという挑戦的な使命を果たした。
 El Gouna映画祭2019出品。

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 ・“The Legend of Hei(羅小黑戰記)”(中) 監督:Ping (alias MTJJ) Zhang(木頭)
 物語:代々人間は悪魔を伝説だと思っていたが、実は私たちと共存している。Heiは山の森で幸せな生活を送っていた猫の悪魔で、街がどんどん拡大し、森林破壊によって故郷が破壊された。ここで、Heiは彼の新しい家を求めて世界をさまよい、旅を始める。

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 ・“Beauty Water”(韓) 監督:Kyung-hun Cho
 物語:Beauty Waterは一般的な皮膚化粧品のように見える。しかし、他の化粧品とは異なり、人々は粘土を成形するようにそれを使って自分の皮膚を彫刻し、その外観を変えることができます。普通の女のYaejiは偶然にもBeauty Waterに出会い、彼女の果てしない美女への果てしない想いは想像を絶する災難をもたらす。

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 ・“The Shaman Sorceress”(韓) 監督:Jaehuun Ahn
 物語:私の家には、無言の少女とその父親によって「The Shaman Sorceress」という絵が残されている。この絵は千の言葉に値する。シャーマンであるMohwaは、彼女の無言の娘Nang-Yiと彼女の夫と一緒に暮らし、彼女の生涯を通じてシャーマニズムを実践してきた。ある日、彼女の息子のWook-Yiは、数年後、改宗したクリスチャンとして帰国した。これは紛争を引き起こし、家族を悲劇に追い込む。

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 ・『音楽』“On Gaku: Our Sound!”(日) 監督:岩井澤健治
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2019長編コンペティション部門出品。グランプリ受賞。

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 ・“True North”(日・インドネシア) 監督:清水ハン栄治
 物語:彼の父親が姿を消し、家族の残りが北朝鮮の悪名高い政治刑務所に送られた後、少年は過酷な状況を乗り切り、危険な存在に意味を見いだし、恐らく逃げることさえしなければならない。

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 ・“Lava”(アルゼンチン) 監督:Ayar Blasco
 物語:マスメディアが侵略されている。テレビとラジオは信号によって中断されている。インターネット接続と電話は死んでいる 誰もが通常の番組の代わりにテレビの前に立ち、別の催眠術のイメージが画面にあふれる。誰もこれまでにそのような画像を見たことがありません。 ラジオは、ささやきのように、遠くのつぶやきだけを発する。他には何もない。
 マル・デル・プラタ国際映画祭2019出品。

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 ※審査員:Blies brothers((Nicolas Blies & Stéphane Hueber-Blies)
Writers-Directors a_BAHN, ルクセンブルク)
 Abi Feijo(ポルトガル プロデューサー、監督)
 Joanna Priestley(米 ディレクター Priestley Motion Pictures)

 【VR部門】

 ・“Minimum Mass”(仏・ニュージーランド) Raqi Syed、Areito Echevarria
 ・“Odyssey 1.4.9”(仏・ニュージーランド) Raqi Syed、Areito Echevarria
 ・“Saturnism”(仏・ルーマニア) Mihai Grecu
 ・“Battlescar – Punk Was Invented by Girls”(米・仏) Martin Allais、Nicolas Casavecchia
 ・“Great Hoax: The Moon Landing”(台湾・アルゼンチン) John Hsu、Roberto Lococo
 ・“Ajax All Powerful”(米) Ethan Shaftel
 ・“The Orchid and the Bee”(カナダ) Frances Adair McKenzie

 ※審査員:Myriam Achard(カナダ)
 Mathias Chelebourg(仏・米 監督・脚本家)
 Brandon Oldenburg(米 Chief Creative Officer、Flight School Studio)

 長編コンペティション部門のラインナップを見ると、本年度は作品が集まりにくかったのかなという気がしますがどうでしょうか。
 有望なのは、“Kill It and Leave this Town”(ポーランド)でしょうか。

 長編コンペティション部門よりContrechamp部門の方が、面白そうな作品が揃ってる気がしますね。

 
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 *当ブログ記事

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2020(オンライン) ラインナップ:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202004/article_19.htm

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2019 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201906/article_18.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 長編部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_37.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル 2017 短編部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201704/article_39.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 スペシャル・プログラム ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201705/article_22.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201706/article_16.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 ラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_14.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 ラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_15.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 ラインナップ その3:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_16.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_13.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2014 ラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_29.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2014 ラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_32.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2014 ラインナップ その3:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_34.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201406/article_17.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2013 ラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_42.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2013 ラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_1.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2013 ラインナップ その3:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_2.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_16.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2012 ラインナップその1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_1.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2012 ラインナップその2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_2.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2012 ラインナップその3:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_3.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_12.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2011 オフィシャル・セレクション ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_5.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2011 オフィシャル・セレクション以外のラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_6.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2011 オフィシャル・セレクション以外のラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_7.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201106/article_13.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2010 オフィシャル・セレクションのラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_24.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2010 オフィシャル・セレクション以外のラインナップ その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_26.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2010 オフィシャル・セレクション以外のラインナップ その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_27.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201006/article_13.html

 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバル グランプリ リスト(~2007年):http://umikarahajimaru.at.webry.info/200703/article_22.html

 ・COVID-19/アヌシー、シュトゥットガルト、Kubrick by Kubrick:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202004/article_8.html
 ・シュトゥットガルト国際アニメーションフェスティバル2020 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202005/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2020年2月~5月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202002/article_7.html

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