映画本をめぐる冒険

 『映画をめぐる冒険』 村上春樹、川本三郎著 講談社 1985年12月刊 定価1000円
 古今東西の映画を観まくっていた時代に鑑賞後の手引きにさせてもらっていた1冊。
 1984年までの外国映画の年代別ショート・レビュー集。村上春樹が154本、川本三郎が110本を担当。
 村上春樹としては、第一ステージ完結と考えられる『羊をめぐる冒険』(1982)からつぎのステージの開幕となる『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985)にかけて書かれた本。エッセイ、絵本、写真集、翻訳など、活動の舞台を広げた時期に書かれた本でもある。本書のタイトルは、もちろん『羊をめぐる冒険』のもじり。
 共著ではあるが、あの村上春樹が、自分の視点で映画を語った本として、大きな注目を浴びた。
 映画史的な作品の位置づけ、公開時の評価へのコメント、細部やキャラクターへのめくばり、日本語字幕ではなく英語で鑑賞していることから得られる鑑賞のポイント、作品にからんだ私事、などでまとめられる。
 プロデューサーに安原顯、コーディネーターに橋本光恵、井上明久らの名前がクレジットされている。
 今、読むとかなり気取りが感じられ、肩肘張って書いているようにも見えるが、当時、村上春樹はまだ35歳、(村上春樹より大分年上の印象があり)映画に関する著述も多かった川本三郎もまだ41歳だった。
 「講談社創業100周年企画 この1冊」 91冊目。山本憲一(月刊少年シリウス編集部)セレクト。
 重版はされず、文庫化もされていない。村上春樹サイドの要望で、再販されていないのではないかと囁かれているが、私もたぶんそうなのだろうと思う。
 残念ながらタイトルによる索引はつけられておらず、個人的に作ってみたりもした。
 現在、入手は困難。当時の定価1000円の本書は、現在、古本市場で4800円なりの価格がつけられている。ただし、蔵書している公立図書館も多いはず。

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 『傷だらけの映画史 ウーファからハリウッドまで』 蓮實重彦・山田宏一対談 発売:クラウンレコード株式会社、三菱商事株式会社 1988年5月刊
 フリッツ・ラング、アルフレッド・ヒッチコック、ジョン・フォード、ヘンリー・ハサウェイ、エルンスト・ルビッチ、ルネ・クレール、ダグラス・サークらについて、蓮實重彦と山田宏一が語った対談本。各監督のフィルモグラフィー(日本初公開データつき)もつけられている。(寺尾次郎作成)
 もともとは「リュミエール・シネマテーク」というセルのみの、日本未紹介のビデオ・シリーズ(全10本)ために書かれ、全巻購入者のみに贈られた特典だった。のちに、「リュミエール・シネマテーク」の一部の作品がシネセゾン渋谷のレイトショーで限定上映された時、劇場で特別販売された。確か1000円とか1500円とかだったはずで、早々に売り切れ、のちに文庫化されるまでは、欲しくても入手できないマニア垂涎の幻の映画本となっていた。
 エルンスト・ルビッチをはじめ、ここから日本で劇場初公開となった作品も生まれた。
 2001年3月、中公文庫刊。オリジナル版は224ページ、文庫版は314ページ。
 文庫版は、現在、新本としては流通していない模様だが、Amazonなら550円程度で入手可。オリジナル版も10000円出せば入手可。

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 『史上最強のシネマバイブル』 主婦と生活社 1988年刊 定価980円
 〈あなたが「懐かしい」「好きだ」「もう一回見たい」「忘れられない」と感じる映画を20本ほど教えて下さい。そして、その映画にまつわる個人的な思い出やこの映画のこんなところが好きだといったVOICE(監督、俳優への思い入れ、心に残るセリフやシーンのこと、憧れたファッションのこと、その映画を見た時の個人的状況etc.)もできるだけ詳しく、具体的に書いて下さい。なお、ジャンル、洋画、邦画そして作品の古さ新しさは問いません。〉
 アングルムック編集部が一般読者に向けて行なったアンケートの結果を元に構成された映画ガイド。
 10528人からの回答があり、洋画・邦画あわせて2000本の作品に関するVOICEが収録されている。
 あわせて、アンケート結果によるトップ10の発表、30人の有名人による「私の好きな映画」も掲載。シーナ(『エル・トポ』)、石橋凌(『ゴッドファザー』)、加藤登紀子(『ディア・ハンター』)、サエキけんぞう(『時計じかけのオレンジ』)、ケラ(『ニッポン無責任時代』)、デーモン小暮(『冒険者たち』)、いしかわじゅん(『野性の証明』)、原由子(『ロミオとジュリエット』)など。
 映画の感想が書き込める映画データベースや映画情報サイトの元祖のような本でもある。上に書き出したようなアンケートへのお願いの文章があるためか、否定的なものはないし、現在、ネット上に見られるような、悪意をもって書かれたようなコメントもないので、素直に共感できたり、なるほどそうだよなあとか、そう思う人もいるのかとか、映画ファンとして純粋に面白く読め、ついついあちこち拾い読みしてしまう本。
 入手は困難だが、500円くらいで手に入ることもある。古書店で見かけることもなくはない。

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 『大アンケートによる洋画ベスト150』 文藝春秋編 文春文庫ビジュアル版 1988年7月刊 定価540円
 月刊『文藝春秋』が1987年末に有名人・著名人に行なったアンケートを基礎票に、文春文庫ビジュアル版編集部が新たに行なったアンケートを加えた366の回答を元に集計された外国映画ベスト150。
 これ以前にもこれ以後にも同種の試みはあり、また、結果として「教科書的な作品」ばかりが上位に挙がっていると陰口を叩かれたりもするが、(ぼんやりとしかイメージできていなかった)外国映画のスタンダードをこういう形で並べて提示してみせた功績は大きい。今、改めて同様のアンケートが行なわれて、新バージョンがつくられたとしてもその価値は全く違う。
 その後、『日本映画ベスト150』、『洋・邦 名画ベスト150 中上級篇』、『男優ベスト150』、『わが青春のアイドル 女優ベスト150』、『ミステリー・サスペンス 洋画ベスト150』、『洋画♡邦画 ラブシーン150』など、姉妹編が多数刊行された。
 現在、新本の流通はしていないが、ネット上では100円程度で入手可。

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 “LEONARD MARTIN’S MOVIE AND VIDEO GUIDE” Leonard Martin編 SIGNET £8.87(2015年版)
 古今東西の映画を観まくっていた時代に鑑賞後の手引きにさせてもらっていた1冊。
 手持ちの1994年版では、19000タイトルが収録されていて、新たに300タイトルが掲載された、とある。
 初版は1969年。1974年に第2版が刊行され、1986年より年ごとにアップデートされるようになり、2014年9月に刊行された2015年版が最終版になるとアナウンスされている。2005年からは、すべての作品を1冊に収めることができなくなり、過去(1960年以前)の作品は削られて、姉妹編となる“Leonard Maltin’s Classic Movie Guide”に収められることになった。
 初期の『ぴあ CINEMA CLUB』にも星取りはついていたが、この本を読むことで、この映画の評価(星取りはこのくらいであるとか、映画鑑賞の勘どころとかを教えてもらったような気がする。
 “MICK MARTIN & MARSHA PORTER VIDEO MOVIE GUIDE”(BB)とか“The TimeOut Film Guide”(Penguin)とか同種の本は多く、読み比べてみるのも面白い。ページ数の割にはお買い得だったし。
 日本でも1500円程度で入手可。(2015年版で1632ページ!)

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 “THE ENCYCLOPEDIA OF FILM” James Monaco and the editors of BASELINE PERIGEE 1991年刊 $18.95
 約3000人のフィルムメーカーに関する人名事典。
 IMDbを利用するようになる以前に重宝させてもらった。
 1992年にもアップデートされたバージョンが刊行された模様。
 当時、ART VIVANTで3980円にて購入。

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 『新世紀アジア映画』 佐藤忠男編 キネマ旬報社 2000年9月刊 本体価格1800円
 本編はともかく、巻末付録の「日本で公開されたアジア映画(1990-1999)」が日本で上映されたアジア映画をチェックするのにとても便利。
 たった10年分だけれど、毎年開催になった東京国際映画祭の第4回大会、2回目の山形国際ドキュメンタリー映画祭、および、第1回アジアフォーカス・福岡国際映画祭の開催が1991年で、以降、イラン映画が「発見」されたり、韓国映画祭1946-1996や台湾映画祭が開催されたり、『シュリ』によって韓国映画ブームが巻き起こるまで、10年間の日本で上映されたアジア映画が35ページにわたって記録されている。
 それ以前に上映された、香港ニューウェーブ、中国第5世代、台湾ニューシネマの各作品はフォローできていないけれど、それには、イメージフォーラム 1988年11月増刊号「電影ニューシネマ <中国・香港・韓国・台湾>映画の新世代」が役に立つかも。
 現在、新本の流通はしていないが、ネット上で1000円程度で入手可。

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 『ひみつのグ印観光公司』 グレゴリ青山著 講談社 1998年3月刊 本体980円
 本書は、映画本というより、旅に関する「コミックエッセイ」なのだけれど、インド映画の魅力を伝えるのに、グレゴリ青山の右に出る人はないと思うので、グレゴリ青山の著書の中から、比較的インド映画に関するネタが多めの本を1冊選んでみました。
 グレゴリ青山の著書とインド映画を年代記的に示すと―
 1996年6月刊 『旅のグ』 グレゴリ青山著(初の著書) 旅行人
 1996年49号から1997年43号 グレゴリ青山、『モーニング』で「ひみつのグ印観光公司」を連載
 1997年5月 インドの娯楽映画として43年ぶりに『ラジュー 出世する』が日本で劇場公開
 1998年3月刊 『ひみつのグ印観光公司』(『モーニング』の連載をまとめたもの)
 雑誌「旅行人」1998年5月号で16ページにわたる「素晴らしきインド映画」特集
 1998年6月 『ムトゥ 踊るマハラジャ』公開
 ……
 以降、インド映画は、1年に数本紹介されるかされないかというところだけれど、グレゴリ青山の本は多数出版!
 グレゴリ青山のデビューは、「旅行人」の前身となる「遊星通信」だったそうですが、その「旅行人」も2011年12月発行の165号で休刊してしまいました。出版社としての旅行人は出版活動を続けていますが、旅行人から出ていたグレゴリ青山の著書は、(こうした経緯と関係あるのかないのか)その後、筑摩書房から文庫化されています。(個人的に、グレゴリ青山の新刊は、旭屋書店銀座店の「サブカル本のコーナー」(?)をチェックすることでゲットしていたんですが、その旭屋書店銀座店も2008年4月に閉店してしまいました。あのコーナーの担当者は今もどこかで書店員をしていたりするのでしょうか……。)
 『ひみつのグ印観光公司』は、その後、加筆再編集されて、メディアファクトリーより2004年7月に『グ印観光』として再刊(本体1100円)。現在、新本としては、流通していないものの、ネットで安価で入手可。(そのうち、ちくま文庫で再刊されるかも?)
 関係ありませんが――
 『グレゴリ青山のもっさい中学生』(メディアファクトリー)は、映画化されてもいいんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。監督は、大阪芸大出身の監督か、松岡錠司、前田哲、安藤尋あたりで……。

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 内藤昭『映画美術の情念』 1992年 リトルモア 価格3200円
 美術監督・内藤昭さんの本。東陽一監督作品『橋のない川』公開に合わせて刊行された、東陽一さんを聞き手とする語りおろし本で、内藤さんが関わった溝口健二監督作品『山椒太夫』『近松物語』から『橋のない川』まで、映画美術とはどういうものであるかということや、それぞれの作品に関するエピソードなどが詳しく書かれています。
 昔の作品についてビデオを観ながら話を訊いているということもあって、話が具体的で面白い。内藤さんが、脚本、演出、俳優の動き、カメラ・ワークまで考えて映画美術を設計する美術監督であり、チャレンジ精神旺盛な人である、というのも本書を面白くしているポイントの1つ。手がけている作品がほとんど娯楽作品だし、語りおろしなので、読みやすいのもよい。 関連記事はこちら
 *当ブログ関連記事:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200511/article_28.html

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 『照明技師 熊谷秀夫 降る影 待つ光』 熊谷秀夫 長谷川隆 キネマ旬報社 定価2800円
 真田広之、舛田利雄、長谷川和彦、長沼六男、和田誠の証言、スタッフ座談会、ロケ訪問記あり
 「いい映画を作るなら金を使え、金がダメなら時間をかけろ。時間もダメなら頭を使え。それもダメなら汗を流せ」

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 『映画編集とは何か 浦岡敬一の技法』 構成:山口猛 平凡社 1994年刊 定価3200円
 映画編集とは 助手時代と小津安二郎 小林正樹と大島渚 山田洋次 今村昌平の編集 映画編集の金字塔『東京裁判』 黒澤映画の秘密 映画編集の現在
 「4枚の画像をモンタージュして下さい!」

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 『字幕仕掛人一代記―神島きみ自伝―』 発行㈱パンドラ 発売㈱現代書館 1995年11月15日第Ⅰ刷 定価:2300円
 *当ブログ関連記事:https://umikarahajimaru.at.webry.info/200711/article_4.html

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 滝本誠 『映画の乳首、絵画の腓』 ダゲレオ出版 定価:3000円
 衝撃を与えた90年版を改稿し、最新評論を増補した「圏外評論」の21世紀究極版(アルディメット・エディション)が2017年に出版された(3850円)

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 高田文夫編著 『銀幕同窓会』 白夜書房 2001年9月1日刊 定価:1429円
 高田文夫が、5夜にわたってイッセー尾形、北野武、大瀧詠一、高平哲郎、中野翠&高橋春男と組んだ、新文芸坐でのオールナイトとト-クショーの、トークショー部分をまとめたもの。
 中野翠以外は映画専門ではないはずだが、映画についてこんなにしゃべれるとは。
 拾いもの!

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 『INTERVIEW ルイス・ブニュエル 公開禁止令』 トマス・ペレス・トレント/ホセ・・デ・ラ・コリーナ フィルムアート社 1990年4月10日第Ⅰ刷 定価:2400円
 中古の値段はいろいろ。

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 陳凱歌 『私の紅衛兵時代-ある映画監督の青春』 1990年刊/2006年復刻 講談社現代新書 定価:740円
 初刊の時に話題になってることは知っていたが、その時は特に手が出なかった。
 読んでみようと思った時には品切れで……。
 復刻した時、読んで、ショックを受け、これを映画化すればいいのにとは、誰しも思うことだが、そういうことでもないのか。

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 “ATLANTIS” リュック・ベッソン ARTHAUD 1991年刊 fr 185.00
 90年代末にエムオン・エンタテインメントから「リュック・ベッソンの映画」と題したリュック・ベッソン作品のメイキング本がシリーズとして次々と出されたが、その中でなぜかスルーされた作品、映画『アトランティス』の映画本が本書。
 当時(1992年)、LOGOSで6664円で購入。
 本書は、現在、日本国内では流通していないものの、フランスやイギリスやアメリカではまだ売られているようで、取り寄せは可能な模様。(ただし、表紙はリニューアルしている。)
 個人的に、映画『アトランティス』は、映画として好きというより、環境映像っぽくただそのまま観るともなしに流しっぱなしにしておいて心地よい作品で、そういう作品として、手持ちのDVDの中では、おそらくトップクラスにヘビロテしている。(そういう使い方のできるDVDが他にもないか、探してるんですけどね。)

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 “Duane Michals” PHOTOPOCHE 1990
 写真家ドゥエイン・マイケルズのポケット・ブック。
 直接、映画には関係ないが、作品の構成が映画的なもの(連続した写真による物語性を持つ作品)が多い。
 渋谷で展覧会が開かれた時に入手した。(1990年?、渋谷パルコパート2)

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 『世界と日本のアニメーション ベスト150』 2003年6月12日刊 ひゅーじょんぷろだくと 定価1380円
 世界のアニメーション関係者(監督、評論家等)が選んだベスト・アニメーション、約900作品をコメント付きで紹介。全アニメーション・ファン必携の1冊!
 *当ブログ関連記事
 ・国際アニメーション協会が選ぶ、50年間の短編アニメーション ベスト50:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_24.html
 ・アヌシー国際アニメーションフェスティバルが選ぶ、アニメーションの一世紀ベスト100:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200701/article_27.html

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 『YASO2-:+ 快楽!触覚のアニメーション シュヴァンクマイエル』 スチュディオ・パラポリカ 2001年4月20日発行 定価:1500円
 2007年に『ルナシー』を増補した改訂版。価格は旧版と同じ。

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 『GAUDIA EVAŠVNKMAJERJAN 造形と映像の魔術師 シュヴァンクマイエル展』 2005年9月刊
 日本では国書刊行会より『シュヴァンクマイエルの博物館』も出ているけれど、こちらの方が手ごろ。ヤンよりもエヴァの方が才能があったんじゃないかと思ったり。
 こちらは中古が1150円で入手可。
 *当ブログ関連記事:https://umikarahajimaru.at.webry.info/theme/89a31d3698.html

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 『川本喜八郎 アニメーション&パペット・マスター』 角川書店 1994年12月1日初版 定価:3700円
 『別冊太陽 川本喜八郎 人形―このいのちあるもの』 平凡社 2007年9月1日初版 定価:2400円
 『川本喜八郎 アニメーション&パペット・マスター』は、『平家物語』『三国志』まで、各作品を細かく紹介。
 『別冊太陽 川本喜八郎 人形―このいのちあるもの』は、『冬の日』の各句や、遺作となった『死者の書』まで紹介。本人はもちろん、多くの人々のコメントを掲載。
 『別冊太陽 川本喜八郎 人形―このいのちあるもの』は、2007年に川本喜八郎人形美術館で購入しました。
 *当ブログ関連記事:https://umikarahajimaru.at.webry.info/theme/978d4b8fe4.

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 『アニメーターズ1 カレル・ゼマン』 発行:有限会社オムロ 発売:株式会社日本出版社 2003年8月30日初版 定価:1500円
 「幻想の魔術師 カレル・ゼマン レトロスペクティヴ」にあわせて発売された。「アニメーターズ2」の刊行はなかった。
 *当ブログ関連:https://umikarahajimaru.at.webry.info/theme/1c9f5c8bdb.html

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 『自転車不倫野宿ツァー 『由美香』撮影日記』 平野勝之 林由美香 太田出版 1997年4月30日第1刷 定価:800円
 1997年5月3日よりBOX東中野にてレイト・ロードショーの映画『由美香』の撮影日記。中古は800円より安かったり、1528円もしたりする。

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 『ペヨトル興亡史―ボクが出版をやめたわけ』 今野裕一、ミルキィ・イソベ、小川功、村崎百郎、乾あゆみ、宍戸立夫、黒木實 冬弓舎 2001年7月20日初版 定価:2000円
 映画と映画本の周辺。

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 『とり・みきのキネコミカ』 ㈱ソニー・マガジンズ 1992年9月Ⅰ9日初版 定価1200円
 2003年に早川から文庫化、kindle化もされている。他に『SF大将』とかも。

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 三留まゆみ 『映画缶』 1992年10月1日刊 キネマ旬報社 2800円(税込み)
 中古の価格はいろいろ。5000円とか。

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 猪俣勝人 『世界映画名作全史 戦前編』 現代教養文庫836 定価680円 1974年1Ⅰ月30日初版第1刷
 猪俣勝人 『世界映画名作全史 戦後編』 現代教養文庫837 定価680円 1974年12月30日初版第1刷
 猪俣勝人 『世界映画名作全史 現代編』 現代教養文庫869 定価800円 1975年11月30日初版第1刷
 猪俣勝人 『日本映画名作全史 戦前編』 現代教養文庫803 定価560円 1974年1Ⅰ月30日初版第1刷
 猪俣勝人 『日本映画名作全史 戦後編』 現代教養文庫804 定価600円 1974年2月28日初版第1刷
 田山力哉 『アメリカン・ニューシネマ名作全史』 現代教養文庫1051 定価520円 1981年8月30日初版第1刷
 田山力哉 『アメリカン・ニューシネマ名作全史2』 現代教養文庫1297 定価600円 1989年5月30日初版第1刷
 田山力哉 『ヨーロッパ・ニューシネマ名作全史』 現代教養文庫1067 定価520円 1982年10月30日初版第1刷
 田山力哉 『ヨーロッパ・ニューシネマ名作全史2』 現代教養文庫1298 定価600円 1989年9月30日初版第1刷
 田山力哉 『ヨーロッパ・ニューシネマ名作全史3』 現代教養文庫1559 定価621円 1994年10月30日初版第1刷
 猪俣勝人・田山力哉 『世界映画俳優全史 男優編』 現代教養文庫924 定価600円 1977年4月30日初版第1刷
 猪俣勝人・田山力哉 『世界映画俳優全史 女優編』 現代教養文庫925 定価600円 1977年3月15日初版第1刷
 猪俣勝人・田山力哉 『日本映画俳優全史 男優編』 現代教養文庫926 定価600円 1977年11月15日初版第1刷
 猪俣勝人・田山力哉 『日本映画俳優全史 女優編』 現代教養文庫927 定価600円 1977年9月30日初版第1刷
 田山力哉 『現代アメリカ映画の監督たち』 現代教養文庫1357 定価560円 1990年8月30日初版第Ⅰ刷
 田山力哉 『現代ヨーロッパ映画の監督たち』 現代教養文庫1358 定価560円 1990年12月15日初版第Ⅰ刷
 田山力哉 『現代ヨ日本映画の監督たち』 現代教養文庫1359 定価560円 1991年4月30日初版第Ⅰ刷
 猪俣勝人・田山力哉 『日本映画作家全史<上>』 現代教養文庫928 昭和53年6月15日初版第1刷
 猪俣勝人・田山力哉 『日本映画作家全史<下>』 現代教養文庫929 昭和53年6月30日初版第1刷

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 双葉十三郎 『ぼくの採点表Ⅰ 1940・1950年代』 トパーズプレス 定価:4800円 1990年10月15日第1刷
 双葉十三郎 『ぼくの採点表Ⅱ 1960年代』 トパーズプレス 定価:4017円 1988年6月30日第1刷
 双葉十三郎 『ぼくの採点表Ⅲ 1970年代』 トパーズプレス 定価:4020円 1989年7月20日第Ⅰ刷
 双葉十三郎 『ぼくの採点表Ⅳ 1980年代』 トパーズプレス 定価:4600円 1991年12月15日第1刷
 双葉十三郎 『ぼくの採点表 別巻 戦前編』 トパーズプレス 定価:5150円 1997年3月25日第1刷
 『西洋シネマ大系 双葉十三郎 ぼくの採点表 20世紀MOVIES』 トパーズプレス 定価:1300円 1997年5月25日第1刷

 双葉十三郎は2009年、トパーズプレスの瀬戸川猛資は1999年に亡くなっていますが、
 『双葉十三郎 ぼくの採点表 The Final』が2010年に近代映画社から発売されています。双葉十三郎が映画雑誌“スクリーン”に50年に渡って書き続けてきた人気連載「ぼくの採点表」のために原稿を起こしながら、誌面の都合などで掲載されなかった作品。1991年から2001年まで、これまで読めなかった177本! 中古品620円、新品1870円。

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 ブック・シネマテーク フィルムアート社
 1『70年代アメリカン・シネマ103』 1983年6月1日初版 1648円
 6『官能のプログラム・ピクチュア』 1983年6月1日初版 2060円
 8『ベルイマンを読む』 1996年3月3日初版 2060円
 9『ATG映画を読む』 1991年7月25日初版 2369円
 10『ドイツ・ニューシネマを読む』 1992年1月25日初版 2060円

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 マキノ雅弘 『映画渡世・天の巻』 ちくま文庫 定価940円 1995年8月24日第Ⅰ刷
 マキノ雅弘 『映画渡世・地の巻』 ちくま文庫 定価940円 1995年8月24日第Ⅰ刷

 『これが映画だ! 月刊AudioVideo別冊』 監修:青木透 電波新聞社 定価:1600円 1989年1月31日発行
 80年代にミニシアターを賑わしたヨーロッパとアメリカの監督50人を、フィルモグラフィーと解説で紹介。淀川長治と双葉十三郎のほか、書き手は、出口丈人、大和晶、佐々木敦、田中千世子、佐藤友紀、北川れい子、梅園房良、田沼雄一、如月尚、大久保賢一、滝本誠、塩田時敏など。
 50人の監督のうち10人ほど亡くなっています。
 この程度の本が定期的に出れば。

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 黒田信一 『突撃!グフフフ映画団』 講談社文庫 1984年10月1日刊

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 フィリップ・リドリー 『恍惚のフラミンゴ』 早川書房 定価:1900円 1993年11月30日初版
 これ自体は映画の原作ではありませんでしたが、監督が東京国際映画祭で来日したので、短編集にサインをもらいました。

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 書き出すとどんどんタイトルが増えてしましますが、有名すぎるものを書き出しても仕方がないので、ここらへんにしておきます。

 付録1
 昨年か一昨年にBRUTUSで映画本があったと思ったんですが、紛失してしまったので、1992年1月号の「流行通信オム」の「映画の本」特集から各項のタイトルを拾っておくことにします。
 映画の本における‘80年代。(瀬川裕司)
 蓮實重彥以後の新批評家たち。(瀬川裕司)
 宇田川幸洋待望論(阿部嘉昭)
 独断と偏見で自信をもって選ぶ1991年度ベスト7。
 黒澤、溝口、小津、日本映画の巨匠たちを読む。(桂千穂)
 ヒッチコックをいかに読むか。(須賀隆)
 神話的巨匠を解読する。(田中聡志)
 映画監督をめぐって。(武藤康史)
 スターにあこがれ、好奇心を抱いたら読む本。(田中聡志)
 山田宏一論―映画への愛と欲望。(筒井武文)
 ヌーヴェル・ヴァーグを読む。(瀬川裕司)
 キャメラマンの本。(高間憲治)
 ハリウッドを知るための7冊。(杉原賢彦)
 スキャンダルも、また楽し。(杉原賢彦)
 ポーリン・ケイル論―批評の精神。(斎藤英治)
 コメディ映画をめぐる本。(箕輪篤男)
 アジア映画に目覚めたら読む本。(石坂健治)
 淀川長治、野口久光、双葉十三郎。(森卓也)
 斎藤竜鳳、小川徹、そして佐藤重臣。(荒井晴彦)
 映画評論家以外によるユニークな映画の本。
 1日映画2本、1日1冊を8年間続けてきた達人、石坂健治インタビュー
 絶版となってしまった名著6冊。(登川直樹)
 使いこなしてこそ事典。(大和晶)
 リブロ池袋店で手に入る本、大リスト。

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 付録2 『映画をめぐる冒険』の索引
 アイガー・サンクション 160*
 愛すれど心さびしく 109*
 愛の狩人 128*
 愛の断層 179*
 愛のメモリー 162
 赤い矢 57
 悪魔のいけにえ 156*
 悪魔の棲む家 184*
 悪魔のはらわた 151*
 アウトロー 164
 明日に向って撃て 113*
 アダム氏とアダム 26
 熱いトタン屋根の猫 61
 アデルの恋の物語 160*
 アトランティク・シティ 216
 あなただけ今晩は 87
 アニー・ホール 171
 アニマル・ハウス 174*
 アパートの鍵貸します 69*
 アパッチ 39*
 アパッチ砦 25*
 アフリカの女王 32
 アマデウス 242*
 雨に唄えば 36*
 雨のなかの女 117
 アメリカン・グラフィティ 151*
 荒馬と女 73
 アラバマ物語 86
 アラビアのロレンス 79*
 アリスの恋 156
 アルカトラズからの脱出 183*
 アルタード・ステーツ 198
 ある日どこかで 200
 アンドロメダ… 127*
 イヴの総て 30
 イグアナの夜 88*
 生ける屍の夜 109*
 イージー・ライダー 113*
 いつも2人で 102*
 イレイザーヘッド 170
 ウィークエンド・ラブ 146
 ヴィデオドローム 227
 ウォリアーズ 183*
 動く標的 97*
 ウッディ・アレンのSEXのすべて 135*
 ウッドストック1・Ⅱ 120*
 エクスカリバー 209*
 エクソシスト 148
 エル・ドラド 96*
 エルマー・ガントリー 72
 お熱いのがお好き 62
 狼男アメリカン 215
 OK牧場の決斗 56*
 黄金 25*
 黄金の腕 48
 おかしな夫婦 124
 おかしな二人 110*
 オクラホマ! 43
 踊らん哉 18*
 オペラは踊る 17*
 おもいでの夏 129
 俺たちに明日はない 107
 俺たちは天使じゃない 48
 女と男のいる舗道 83*

 ガープの世界 230*
 片目のジャック 71
 カメレオン・マン 233*
 華麗なるギャツビー 152*
 監獄ロック 54*
 ガントレット 172
 ガンヒルの決斗 62*
 傷だらけの挽歌 129*
 キャッチ22 126
 キャバレー 137
 キャリー 161*
 吸血鬼 101*
 ギルダ 23
 銀河伝説クルール 234
 禁断の惑星 50
 くちづけ 118*
 駆逐艦ベッドフォード作戦 90*
 クルージング 201
 グレイストーク/ターザンの伝説 234
 グロリア 192*
 激突! 138
 ゴースト・ストーリー 212*
 コーマ 179
 コールガール 133
 恋人よ帰れ!わが胸に 98*
 荒野の七人 69*
 ゴッドファーザーPARTⅡ 154
 コナン・ザ・グレート 222*
 コレクター 91*
 殺しのドレス 192*
 コンチネンタル 16*

 サイコ 70:
 最前線物語 203*
 サイレント・ランニング 140
 サウンダー 136
 酒とバラの日々 81*
 ザ・フォッグ 197*
 サムソンとデリラ 31
 さらば愛しき女よ 161
 ザ・ローリング・ストーンズ 232*
 猿の惑星 110
 サンセット大通り 29*
 サンダーボルト 153
 シェーン 38*
 シェイマス 143
 シェナンドー河 92*
 死刑台のエレベーター 55*
 地獄の黙示録 181*
 静かなる男 36*
 七年目の浮気 42
 質屋 90
 シャイニング 194*
 ジュリア 109
 ジョーズ 158*
 将軍たちの夜 100*
 少年の黒い馬 ワイルドブラック 185*
 白い家の少女 167
 白いドレスの女 217
 シンシナティ・キッド 93
 スーパーマンⅡ冒険篇 206*
 忍冬の花のように 196*
 スカーフェイス 234
 スケアクロウ 145
 スター80 232*
 スター・ウォーズ 帝国の逆襲 204*
 スティング 147
 ストリート・オブ・ファイヤー 239*
 スプラッシュ 240*
 スローターハウス5 142*
 征服者 45
 戦場 181*
 センチメンタルアドベンチャー 221*
 戦略大作戦 121*
 草原の輝き 78*
 捜索者 51
 続・激突!カージャック 144
 卒業 106
 ソフィーの選択 223*
 その男ゾルバ 88*
 ソルジャー・ブルー 120*

 ダーティハリー 128*
 ダーティーファイター 燃えよ鉄拳 197*
 大砂塵 39
 第三の男 26*
 大統領の陰謀 164
 ダイナー 225*
 タイム・アフター・タイム 186
 タクシードライバー 167
 脱出 139
 脱獄 79*
 旅路 60
 ダンディー少佐 91
 誓い 219*
 地下水道 49*
 地球に落ちてきた男 165
 チャイナタウン 152*
 ディア・ハンター 177
 THX-1138 133
 ディーバ 206*
 ティファニーで朝食を 75*
 手錠のまゝの脱獄 57
 テス 182*
 デュエリスト 178
 デリンジャー 145
 天国の日々 175 *
 天国の門 205
 突撃 56*
 トミー&ジミー・ドーシー物語 24*
 トム・ホーン 195*

 渚にて 64
 何がジェーンに起こったか? 83*
 何かいいことないか子猫チャン 93
 ノーマ・レイ 188

 バージニア・ウルフなんかこわくない 97*
 灰とダイヤモンド 54*
 ハスラー 74
 バス停留所 50
 裸足で散歩 103*
 ハッド 82*
 バッドボーイズ 238
 パットン大戦車軍団 123*
 バニシング・ポイント 132
 針の眼 208*
 ハロウィン 176
 ハンガー 242*
 バンデッドQ 212
 ビッグウェンズデー 175*
 ひとりぼっちの青春 116
 光る眼 未知空間の恐怖 71
 百万長者と結婚する方法 38*
 氷壁の女 223*
 フィツカラルド 226
 フェーム 202
 フェリーニのアマルコルド 155
 舞台恐怖症 30*
 ブラック・サンデー 168*
 フラッシュダンス 235
 フランケンシュタイン 14
 ブリキの太鼓 185*
 ブリット 111
 プリティ・ベビー 174*
 ブルーサンダー 231
 ブルース・ブラザース 194*
 ブルー・ハワイ 78*
 ブレードランナー 225*
 フレンチ・コネクション 131
 プロフェッショナル 100*
 ブロンコ・ビリー 191*
 ペーパー・ムーン 149
 ベストフレンズ 224*
 暴力脱獄 108*
 ポセイドン・アドベンチャー 139
 ホテル・ニューハンプシャー 239*
 炎のランナー 209*
 ポルターガイスト 230*

 マーフィーの戦い 126*
 マチルダ 176
 M★A★S★H 121*
 マッド・マックス2 211*
 真昼の決闘 33*
 真夜中のカーボーイ 114
 マルタの鷹 18*
 ミクロ決死圏 101
 水の中のナイフ 80*
 三つ数えろ 23*
 メトロポリス 14*
 メフィスト 214

 野郎どもと女たち 43*
 ヤング・ゼネレーション 188
 ヤング・フランケンシュタイン 157*
 勇気ある追跡 116*
 遊星からの物体X 227*
 郵便配達は二度ベルを鳴らす 210
 妖女ゴーゴン 89
 夜の大捜査線 103
 四十二番街 16*

 ライト・スタッフ 237
 ラグタイム 218
 ラゲッディーマン 221*
 ラスト・シューティスト 163
 ラビッド 171
 ランブルフィッシュ 237*
 リオ・グランデの砦 29*
 リトル・ロマンス 187
 理由なき反抗 44
 リリー 37*
 ルードウィヒ 神々の黄昏 134*
 レイジング・ブル 202
 レイダース 失われたアーク<聖櫃> 210*
 レッズ 217
 ローズ 186
 ローリング・サンダー 169
 ロイ・ビーン 136
 ロリータ 81*
 ロング・ライダース 191*

 ワイルドバンチ 112*
 わが命つきるとも 99*
 若草の頃 19*
 我輩はカモである 15*

 ※村上春樹の担当には*を付してあります

 
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