ヨーテボリ国際映画祭2020 受賞結果

 第43回ヨーテボリ国際映画祭(1月24日-2月3日)の受賞結果です。

 【ノルディック・コンペティション部門】

 ◆ドラゴン賞/最優秀ノルディック映画賞(Dragon Award Best Nordic Film)

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 ◎“Barn(Beware of Children)”(ノルウェー・スウェーデン) 監督:ダグ・ヨハン・ハウゲルド(Dag Johan Haugerud)
 ・“Charter”(スウェーデン) 監督:アマンダ・シェーネル(Amanda Kernell)
 ・『ディスコ』“Disco”(ノルウェー) 監督:ヨールン・ミクレブスト・シーヴェルセン(Jorunn Myklebust Syversen)
 ・“En helt almindelig familie(A Perfectly Normal Family)”(デンマーク) 監督:Malou Reymann
 ・“Héraðið(The County)”(アイスランド) 監督:グリームル・ハゥコーナルソン(Grímur Hákonarson)
 ・“Psykos i Stockholm(Psychosis in Stockholm)”(スウェーデン) 監督:Maria Bäck
 ・“Spring Uje spring”(スウェーデン) 監督:Henrik Schyffert

 ※審査員:ミア・ハンセン・ラブ(Mia Hansen-Løve)、ヨンファン(Yonfan)、Sofia Norlin(スウェーデンの監督・女優)、マリアンヌ・スロ(Marianne Slot:デンマーク出身のフランスのプロデューサー)

 “Barn(Beware of Children)”(ノルウェー・スウェーデン) 監督:ダグ・ヨハン・ハウゲルド(Dag Johan Haugerud)
 物語:著名な労働党の政治家の娘であるLykke(13)は、地元の右派政治家の息子である同級生のJamieを誤って殴り殺した。Lykkeは、Jamieの死は事故だったと主張したが、誰も彼女を信じない。学校の校長であるLivは理想主義者であり、彼女の政治的信念に反して、Jamieの父親Karl Erikと秘密の関係で暮らしてきた。彼らが彼らの関係をもう秘密に保つことができないとき、周囲は不信で反応する。Livの兄弟Andersは、LykkeとJamieのクラス教師。彼は、事故が起こったときに校庭にいるはずでしたが、事故の発生を防ぐことができなかったことに対する罪悪感に圧倒されている。引き綱を囲む水のように、コミュニティは事故や余波にどのように関係しているかを体験する。どうしてそれが起こり得たか?そしてその後どのように生き続けることができるのだろうか?
 ベネチア国際映画祭2019 ベネチア・デイズ出品。
 釜山国際映画祭2019 ワールド・シネマ部門出品。
 Noordelijk映画祭2019出品。
 アンタルヤ・ゴールデン・オレンジ映画祭2019出品。
 テッサロニキ国際映画祭2019インターナショナル・コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞、ヒューマン・バリュー賞受賞。
 スプリング・フィルム・フェスティバル2020出品。
 カノン賞(ノルウェー・アカデミー賞)2020 監督賞、脚本賞、主演男優賞(Jan Gunnar Røise)、編集賞受賞。

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 ◆演技賞(Dragon Award Best Acting)
 ◎ヘンリエッテ・ステーンストルプ(Henriette Steenstrup) “Barn(Beware of Children)”(ノルウェー・スウェーデン)

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 ◆スヴェン・ニクヴィスト賞/撮影賞(The Sven Nykvist award for cinematographers)
 ◎Marius Matzow Gulbrandsen “Barn(Beware of Children)”(ノルウェー・スウェーデン)

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 ◆国際批評家連盟賞
 ◎Henrik Schyffert “Spring Uje spring”(スウェーデン)

 “Spring Uje spring”(スウェーデン) 監督:Henrik Schyffert
 90年代のポップスターUjeは、パーキンソンズ病と診断される。彼の毎日の闘争についての映画。

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 ◆スウェーデン教会賞(Angelo Award/The Swedish Church’s award) SEK 50,000
 ◎Martin Von Krogh “Cinema Pameer”(スウェーデン)
 ドキュメンタリー。アフガニスタンの人々が日常生活から脱出し、彼らを取り巻く戦争から夢を見に来る場所についての映画。

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 ◆観客賞 ノルディック映画部門
 ◎“Spring Uje spring”(スウェーデン) 監督:Henrik Schyffert

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 【ノルディック・ドキュメンタリー・コンペティション部門】

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 ◆ドラゴン賞/最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞(Best Nordic Film Dragon Award Best Nordic Documentary) SEK 250,000
 ◎“Colombia in My Arms”(フィンランド・仏・デンマーク・ノルウェー) 監督:Jenni Kivistö, Jussi Rastas
 ・“I Love You I Miss You I Hope I See You Before I Die”(デンマーク) 監督:Eva Marie Rødbro
 ・“It Takes a Family”(デンマーク) 監督:Susanne Kovács
 ・“Samtidigt på Jorden(Meanwhile on Earth)”(デンマーク・スウェーデン・エストニア) 監督:Carl Olsson
 ・“The Self Portrait”(ノルウェー) 監督:Katja Høgset、マルグレート・オリン(Margreth Olin)、Espen Wallin
 ・“Typhoon Mama”(フィンランド) 監督:Lou Strömberg

 ※審査員:Mania Akbari(イランのフィルムメイカー、アーティスト)、Knutte Wester(スウェーデンのフィルムメイカー、アーティスト)、エリザ・カパイ(Eliza Capai:ブラジルのドキュメンタリー監督)

 “Colombia in My Arms”(フィンランド・仏・デンマーク・ノルウェー) 監督:Jenni Kivistö, Jussi Rastas
 FARCゲリラとコロンビア政府との間の和平協定により、国は混乱に陥る。「間違った」ことをすることが闘争の唯一の手段として容易に正当化される場合、不平等な国での脆弱な平和はどうなるだろうか?

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 【その他の賞】

 ◆イングマール・ベルイマン インターナショナル・デビュー賞(The Ingmar Bergman International Debut Award)
 ◎“Mano de obra(Workforce)”(メキシコ) 監督:ダヴィッド・ソナーナ(David Zonana)
 ・“Bring Me Home”(韓) 監督:Seung-woo Kim
 ・“Ivana the Terrible(ルーマニア・セルビア) 監督:Ivana Mladenovic
 △(スペシャル・メンション)“Kuessipan(La Fille au ventre rond)”(カナダ) 監督:Myriam Verreault
 ・“La hija de un ladrón(A Thief's Daughter)”(西) 監督:Belén Funes
 ・“Rare Beasts”(英) 監督:Billie Piper
 ・“Wisdom Tooth(日光之下)”(中) 監督:Liang Ming(梁鳴)
 ・『ネヴィア』“Neviae”(伊) 監督:Nunzia De Stefano(ヌンツィア・デ・ステファノ)

 ※審査員:エスベン・スメド(Esben Smed:デンマークの男優)、ジェナ・バス(Jenna Bass:南アの映画監督、撮影監督)、Jannike Åhlund(chairman of the Bergman Center)

 “Mano de obra(Workforce)”(メキシコ) 監督:ダヴィッド・ソナーナ(David Zonana)
 物語:フランシスコと建設労働者のグループは、メキシコシティに豪華な家を建てている。兄弟の現場での偶然の死に続いて、フランシスコは、未亡人の義理の姉妹が家の裕福な所有者から補償を受けないことを知る。彼は、自分と同僚に対するさらなる虐待の連続に耐え、正義を得るためにいくつかの試みを行った後、最終的に法律を自分の味方にする。
 メキシコのプロデューサー、ダヴィッド・ソナーナの初監督長編。
 トロント国際映画祭2019 プラットフォーム部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2019 コンペティション部門出品。
 チューリヒ映画祭2019出品。監督賞受賞。
 BFIロンドン映画祭2019出品。
 モレリア国際映画祭2019出品。Feature Film Competition Award 男優賞(Luis Alberti)受賞。
 ロス・カボス国際映画祭2019出品。
 ハバナ映画祭2019出品。ハバナ大学賞受賞。
 パームスプリングス国際映画祭2020出品。Cine Latino Awardスペシャル・メンション受賞。
 FICUMAN Festival International de Cine UNAM2020出品。
 マイアミ映画祭2020出品。

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 “Kuessipan(La Fille au ventre rond)”(カナダ) 監督:Myriam Verreault
 二人の女の子は、何があろうと互いに固執すると互いに約束したイヌー族のコミュニティの親友として育つ。しかし、Mikuanが白人の男の子のために倒れるとき、彼らの友情は揺さぶられる。
 ナミュール・フランス語国際映画祭(ベルギー)2019出品。
 Cinefest Sudbury国際映画祭(カナダ)2019出品。
 ケベック・シティ映画祭2019出品。
 トロント国際映画祭2019 DISCIVERY部門出品。
 バンクーバー国際映画祭2019出品。
 Festival International du Cinéma Francophone en Acadie à Moncton(カナダ)2019出品。
 Windsor国際映画祭(カナダ)2019出品。
 Baie-Comeau国際映画祭(カナダ)2020出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2020出品。
 ヴィクトリア・インディペンデント・フィルム&ビデオ・フェスティバル(カナダ)2020出品。
 Festival vues dans la tête de(カナダ)2020出品。
 Available Light映画祭(カナダ)2020出品。
 TIFF Next Wave映画祭2020出品。
 Rendez-vous du Cinéma Québécois(カナダ)2020出品。
 バンガルール国際映画祭(インド)2020出品。
 キングストン・カナディアン映画祭(カナダ)2020出品。
 Cinergieフェスティバル(カナダ)2020出品。

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 ◆ドラゴン・アワード 最優秀インターナショナル映画賞(Dragon Award Best International Film)
 ◎“Il pleuvait des oiseaux(And the Birds Rained Down)”(カナダ) 監督:Louise Archambault
 物語:3人の年配の隠者が森に住んでいる。山火事がこの地域を脅かしている一方で、2人の女性の到着によって彼らの静かな生活は揺さぶられようとしている-絡み合った運命の物語。
 ケベック・シティ国際映画祭2019出品。
 トロント国際映画祭2019 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2019出品。Guipuzcoan Blood-Donors' Association Corresponding to the Solidarity Award受賞。
 ウィンザー国際映画祭2019出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2020出品。
 Canana Now(米)2020出品。
 グラスゴー映画祭2020出品。
 マイアミ映画祭2020出品。
 カナディアン・スクリーン・アワード2020出品。

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 ◆最優秀短編映画賞(Dragon Award Best Swedish Short )
 ◎“Daddy’s Girl”(ノルウェー/13min) 監督:Julia Lindström
 物語:Loは14歳で、父親と一緒に農場で一人暮らしをしている。彼は仕事で忙しい間、Loは退屈でイライラしている。彼女は彼女のセクシュアリティを探求し、暑い季節の労働者をスパイする日々を過ごしている。ある日、彼女の父親は彼らの関係を完全に変える何かを発見した。欲望、恥、親子関係についての映画。
 Minimalen Short Film Festival Trondheim 2020出品。

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 ◆観客賞 短編部門(Audience Choice Award for Best Swedish Short)
 ◎“Index ”(スウェーデン・ギリシャ/11min) 監督:Nicolas Kolovos
 物語:Danaは家族と一緒に逃げている。彼らをヨーロッパに密輸するボートは出発の準備ができているが、息子のAlanはトラックを離れることを拒否している。Danaは、Alanの指が動かなくなっていることに気付く。ひどい選択に直面して、Danaの中で パニックは大きくなる。
 アテネ国際映画祭2019出品。
 ドラマ短編映画祭2019出品。
 ギリシャ・アカデミー賞2020 短編映画賞ノミネート。

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 【特別賞・名誉賞】

 ◆ノルディック名誉ドラゴン賞(Nordic Honorary Dragon Award)
 ◎ステラン・スカルスガルド

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 ◆Mai Zetterling Artist Foundation Stipend SEK 200,000
 「短編映画やドキュメンタリー映画の境界を広げる、芸術性の高い映画監督」に贈られる。
 ◎ニキ・リンドロス・フォン・バール(Niki Lindroth von Bahr)

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 ◆Nordisk Film & TV Fond Prize
 ◎Sara Johnsen(脚本) “22 July(Sara Johnsen for 22 July.)”(ノルウェー)

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 *当ブログ記事

 ・ヨーテボリ国際映画祭2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201802/article_19.html
 ・ヨーテボリ国際映画祭2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201702/article_18.html
 ・ヨーテボリ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_26.html
 ・ヨーテボリ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_12.html
 ・ヨーテボリ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_13.html
 ・ヨーテボリ国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_16.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2020年2月~5月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/202002/article_7.html

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