フロリダ映画批評家協会賞2019 受賞結果

 フロリダ映画批評家協会賞2019の受賞結果です。(12月23日発表。ノミネーション発表は12月19日。)

 フロリダ映画批評家協会(FFCC:The Florida Film Critics Circle)
 設立年:1996 会員数:25(+レガシー・メンバー4)
 公式サイト:http://www.floridafilmcritics.com/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Florida_Film_Critics_Circle
 Wikipedia(日本語):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%80%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A

 [賞の特徴]
 ・美術賞と視覚効果賞を設けている。
 ・ブレイクアウト賞を、2014年にポーリン・ケールの名前を冠した賞に改称した。
 ・映画に貢献のあった人物や団体を表彰するゴールデン・オレンジ賞を設けている。
 ・2014年より事前にノミネーションを発表。
 ・2018年の作品賞は『女王陛下のお気に入り』、2017年の作品賞は『ダンケルク』、2016年の作品賞は『ロブスター』、2015年の作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、2014年の作品賞は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、2013年の作品賞は『それでも夜は明ける』、2012年の作品賞は『アルゴ』、2011年の作品賞は『ファミリー・ツリー』、2010年の作品賞は『ソーシャル・ネットワーク』。

フロリダ映画批評家協会賞.jpg

 ◆作品賞
次点:『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・『アド・アストラ』
 ・『マリッジ・ストーリー』
 ◎“Portrait of a Lady on Fire”(仏)
 ・『アイリッシュマン』

 ◆監督賞
 ◎セリーヌ・シアマ “Portrait of a Lady on Fire”(仏)
 ・グレタ・ガーウィグ 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 次点:サム・メンデス 『1917 命をかけた伝令』(英・米)

 ◆主演男優賞
 ◎アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
 ・アダム・サンドラー 『アンカット・ダイヤモンド』
 次点:アントニオ・バンデラス “Pain and Glory(Dolor y gloria)”(西)
 ・フランツ・ロゴフスキ(Franz Rogowski) 『未来を乗り換えた男』(独)
 ・ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
 ・タロン・エガートン 『ロケットマン』

 ◆主演女優賞
 ・シャーリーズ・セロン 『スキャンダル』
 ・エリザベス・モス “Her Smell”
 次点:フローレンス・ピュー 『ミッドサマー』
 ・レニー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』
 ◎スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』

 ◆助演男優賞
 ・アンソニー・ホプキンス 『2人のローマ教皇』(英・米・伊・アルゼンチン)
 ・ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ◎ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
 次点:ジョン・リスゴー 『スキャンダル』
 ・トム・ハンクス “A Beautiful Day in the Neighborhood”

 ◆助演女優賞
 ・アネット・ベニング 『ザ・レポート』
 ・アイラ・フィッシャー(Isla Fisher) “The Beach Bum”
 ・ジェニファー・ロペス 『ハスラーズ』
 ◎ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
 次点:マーゴット・ロビー 『スキャンダル』
 ・スカーレット・ヨハンソン 『ジョジョ・ラビット』
 ・チャオ・シュウチェン(Zhao Shuzhen) 『フェアウェル』(米・中)

 ◆アンサンブル賞
 ◎『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・『マリッジ・ストーリー』
 ・『パラサイト 半地下の家族』
 次点:『フェアウェル』(米・中)
 ・『アイリッシュマン』

 ◆オリジナル脚本賞
 ・ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン 『パラサイト 半地下の家族』
 ・セリーヌ・シアマ “Portrait of a Lady on Fire”(仏)
 次点:ルル・ワン 『フェアウェル』(米・中)
 ・ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』
 ・クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ◎・ジョシュ・サフディー、ベニー・サフディー、ロナルド・ブロンスタイン(Ronald Bronstein) 『アンカット・ダイヤモンド』

 ◆脚色賞
 ・アンソニー・マクカーテン(Anthony McCarten) 『2人のローマ教皇』(英・米・伊・アルゼンチン)
 ◎グレタ・ガーウィグ 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・ミカ・フィッツァーマン=ブルー(Micah Fitzerman-Blue)、ノア・ハープスター(Noah Harpster) “A Beautiful Day in the Neighborhood”
 次点:スティーヴン・ザイリアン 『アイリッシュマン』
 ・タイカ・ワイティティ 『ジョジョ・ラビット』
 ・テレンス・マリック 『名もなき生涯』(米・独)

 ◆撮影賞
 次点:クレール・マトン “Portrait of a Lady on Fire”(仏)
 ・ホイテ・ヴァン・ホイテマ 『アド・アストラ』
 ・イェルク・ヴィトマー(Jorg Widmer) 『名もなき生涯』(米・独)
 ◎ロジャー・ディーキンス 『1917 命をかけた伝令』(英・米)

 ◆美術賞(Best Art Direction/Production)
 ◎バーバラ・リング(Barbara Ling) 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 次点:Kevin Constant、Christa Munro、Alison Sadler、David Scott、Gary Warsaw 『アド・アストラ』
 ・デニス・ガスナー(Dennis Gassner)、Lee Sandales 『1917 命をかけた伝令』(英・米)

 ◆視覚効果賞
 次点:『アド・アストラ』
 次点:『アベンジャーズ/エンドゲーム』
 ◎『アリータ:バトル・エンジェル』


 ◆作曲賞(Best Score) 次点は選出なし
 ◎ダニエル・ロパティン(Daniel Lopatin) 『アンカット・ダイヤモンド』
 ・ヒドゥル・グドナドッティル 『ジョーカー』
 ・マックス・リヒター 『アド・アストラ』
 ・ランディー・ニューマン 『マリッジ・ストーリー』
 ・トマス・ニューマン 『1917 命をかけた伝令』(英・米)

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・『アメリカン・ファクトリー』
 ◎『アポロ11 完全版』
 次点:“Honeyland”(北マケドニア)
 ・“The Biggest Little Farm”

 ◆アニメーション賞
 ・『アナと雪の女王2』
 ・『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
 ◎『失くした体』(仏)
 次点:『トイ・ストーリー4』
 ・『天気の子』(日)

 ◆外国語映画賞
 ・『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』(中・仏)
 ・“Pain and Glory(Dolor y gloria)”(西)
 次点:『パラサイト 半地下の家族』
 ◎“Portrait of a Lady on Fire”(仏)
 ・『フェアウェル』(米・中)

 ◆第1回作品賞(Best First Film)
 ・“Booksmart”
 次点:“Honeyland”(北マケドニア)
 ◎“Queen & Slim”
 ・“The Last Black Man in San Francisco”

 ◆ポーリン・ケール ブレイクアウト賞(Pauline Kael Breakout Award)
 ◎フローレンス・ピュー 『ミッドサマー』『ファイティング・ファミリー』『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・Honor Swinton Byrne “The Souvenir”
 次点:ルル・ワン 『フェアウェル』(米・中)
 ・ローマン・グリフィン・デイヴィス(Roman Griffin Davis) 『ジョジョ・ラビット』

 ◆ゴールデン・オレンジ賞(Jay Boyar Golden Orange Award)
 ◎Tampa Theatre

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 *当ブログ記事

 ・フロリダ映画批評家協会賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_66.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_89.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_93.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_84.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_90.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_64.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_71.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_42.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_57.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_52.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_47.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_44.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_36.html
 ・フロリダ映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_30.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・全米映画賞レース2019の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201912/article_59.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年10月~2020年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201910/article_7.html

この記事へのコメント

なっち
2020年01月02日 02:25
はじめまして。色んな映画賞の情報を知ることが出来るのでアワードシーズンになるとこちらのサイトをよく拝見させてもらってます。最後の方にあるコメントも、なるほど!と思うような事が多くその映画賞の特徴や受賞結果などにも触れていて楽しく読ませてもらっています。協会賞などで毎回同じ映画がチョイスされると飽きてくるのですが、たまに知らない映画が入ってるとその映画を観たくなるのですがなかなか日本での公開がないのが残念です。年が明けるとそろそろ本番(ゴールデングローブやアカデミー)があるので楽しみです
なっち
2020年01月02日 02:59
(先程の続きですいません)質問なのですが部門の中にアメリカ映画と非アメリカ映画がある賞をたまに見ますが(デンマーク協会賞など)どういった基準で選ばれる?分けられる?のかいまいち分かりません。米以外で制作されたら非アメリカ映画なのは分かるのですが米も含め何ヶ国かで制作されているのにアメリカ映画だったりはたまた非アメリカ映画に分類されてたり言語が英語以外が非アメリカ映画なのかと思うのですが実際観たら英語だったり(私がそう聞こえてるだけで実はイギリス訛りの英語とか実は英語に吹き替えしてたりとか(笑))出演者が非アメリカ人だから?制作会社がアメリカ以外だから?と色々思うのですがアメリカ映画と非アメリカ映画の定義がよく分かりません。アカデミー賞などは外国映画の基準が決まっていますが協会賞などはその賞によって決める基準はバラバラなんでしょうか?ずっと気になってモヤモヤしてたので教えて頂けるとありがたいです。(返事はいつでもお忙しくない時で構いませんので!)
umikarahajimaru
2020年01月10日 08:13
なっちさま
具体的には賞ごとに規定があると思いますが、
製作国の別は、基本的に製作者の国籍で決められているようです。