サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞2019 受賞結果 『カメラを止めるな!』が

 サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞2019の受賞結果です(12月16日。ノミネーション発表は12月13日)

 サンフランシスコ映画批評家協会賞(SFFCC:The San Francisco Film Critics Circle)より、2019年にサンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞(San Francisco Bay Area Film Critics Circle (SFBAFCC))に改称。
 設立年:2002 会員数:?
 公式facebook:https://www.facebook.com/SFCritics/
 Wikipedia(英語):https://en.wikipedia.org/wiki/San_Francisco_Bay_Area_Film_Critics_Circle

 [特徴]
 本命ではなくても、比較的オーソドックスな受賞結果を出す。
 2012年に編集賞、美術賞新設。
 マーロン・リッグス賞(ベイ・エリア映画コミュニティーにおける意欲的な活動とヴィジョンに対する特別賞)、「まだ評価されていないインディペンデント映画に対する特別賞」という特別賞を設けている。
 2018年の作品賞は『ROMA/ローマ』、2017年の作品賞は『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、2016年の作品賞は『ムーンライト』、2015年の作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』、2014年の作品賞は『6才のボクが、大人になるまで。』、2013年の作品賞は『それでも夜は明ける』、2012年の作品賞は『ザ・マスター』、2011年の作品賞は『ツリー・オブ・ライフ』、2010年の作品賞は『ソーシャル・ネットワーク』。

サンフランシスコ2019.jpg

 ◆作品賞(BEST FILMS OF 2019)
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・『アイリッシュマン』
 ・『マリッジ・ストーリー』
 ◎『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓)

 ◆監督賞
 ・ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』
 ◎ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』(韓)
 ・サム・メンデス 『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・マーティン・スコセッシ 『アイリッシュマン』
 ・Joe Talbot “The Last Black Man in San Francisco”
 ・クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ◆主演男優賞
 ◎アントニオ・バンデラス “Pain and Glory(Dolor y gloria)”(西)
 ・アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
 ・レオナルド・ディカプリオ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
 ・アダム・サンドラー 『アンカット・ダイヤモンド』

 ◆主演女優賞
 ・オークワフィナ 『フェアウェル』(米・中)
 ・スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』
 ◎ルピタ・ニョンゴ 『アス』
 ・シャーリーズ・セロン 『スキャンダル』
 ・アルフレ・ウッダード “Clemency”

 ◆助演男優賞
 ・ウィレム・デフォー “The Lighthouse”
 ・ソン・ガンホ 『パラサイト 半地下の家族』
 ・アル・パチーノ 『アイリッシュマン』
 ・ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
 ◎ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ◆助演女優賞
 ・ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
 ・スカーレット・ヨハンソン 『ジョジョ・ラビット』
 ◎ジェニファー・ロペス 『ハスラーズ』
 ・マーゴット・ロビー 『スキャンダル』
 ・チャオ・シュウチェン(Zhao Shuzhen) 『フェアウェル』(米・中)

 ◆オリジナル脚本賞
 ・『フェアウェル』(米・中) ルル・ワン
 ・『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』 ライアン・ジョンソン
 ・『マリッジ・ストーリー』 ノア・バームバック
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 クエンティン・タランティーノ
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓) ポン・ジュノ、ハン・ジウォン

 ◆脚色賞
 ・“A Beautiful Day in the Neighborhood” ミカ・フィッツァーマン=ブルー(Micah Fitzerman-Blue)、ノア・ハープスター(Noah Harpster)
 ・『ハスラーズ』 ローリーン・スカファリア
 ・『アイリッシュマン』 スティーヴン・ザイリアン
 ◎『ジョジョ・ラビット』 タイカ・ワイティティ
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 グレタ・ガーウィグ

 ◆撮影賞
 ◎『1917 命をかけた伝令』(英・米) ロジャー・ディーキンス
 ・『名もなき生涯』“A Hidden Life”  ジェアリン・ブラシュケ(Joerg Widmer)
 ・“Last Black Man in San Francisco” Adam Newport-Berra
 ・“The Lighthouse” ジェアリン・ブラシュケ(Jarin Blaschke)
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 ロバート・リチャードソン

 ◆編集賞
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) リー・スミス(Lee Smith)
 ・『アイリッシュマン』 テルマ・スクーンメイカー
 ◎『フォードVSフェラーリ』 アンドリュー・バックランド(Andrew Buckland)、マイケル・マカスカー(Michael McCusker)
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 フレッド・ラスキン(Fred Raskin)
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓) ヤン・ジンモ(Yang Jin-mo)

 ◆美術賞(Best Production Design)
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) デニス・ガスナー(Dennis Gassner)
 ・『アイリッシュマン』 ボブ・ショー(Bob Shaw)、Regina Graves 
 ・『ミッドサマー』 Henrik Svenson
 ◎『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 バーバラ・リング(Barbara Ling)
 ・『パラサイト 半地下の家族』(韓) Lee Ha-Jun

 ◆オリジナル作曲賞(Best Original Score)
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米) トマス・ニューマン
 ・『ジョーカー』 ヒドゥル・グドナドッティル
 ◎ “The Last Black Man in San Francisco”  Emile Mosseri
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』 アレクサンドル・デプラ
 ・『マリッジ・ストーリー』 ランディー・ニュートン

 ◆アニメーション賞(Best Animated Feature)
 ・『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』 監督:ディーン・デュボア
 ◎『失くした体』“I Lost My Body(J’ai perdu mon corps)”(仏) 監督:ジェレミー・クラパン
 ・『クロース』 監督:セルジオ・パブロス
 ・”Missing Link” 監督:クリス・バトラー
 ・『トイ・ストーリー4』 監督:ジョシュ・クーリー

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・『アメリカン・ファクトリー』“American Factory”(米) 監督:スティーヴン・ボグナー(Steven Bognar)、ジュリア・ライカート(Julia Reichert)
 ◎『アポロ11 完全版』 監督:トッド・ダグラス・ミラー(Todd Douglas Miller)
 ・『娘は戦場で生まれた』(英・シリア) 監督:ワアド・アル・カデブ(Waad al-Kateab)、エドワード・カッツ(Edward Watts)
 ・“Maiden”(英) 監督:アレックス・ホームズ(Alex Holmes)
 ・“One Child Nation”(中・米) 監督:Nanfu Wang(王男栿)、Jialing Zhang

 ◆外国語映画賞
 ・『レ・ミゼラブル』“Les Miserables”(仏) 監督:ラジ・リ(Ladj Ly)
 ・“Pain and Glory(Dolor y gloria)”(西) 監督:ペドロ・アルモドバル
 ◎『パラサイト 半地下の家族』(韓) 監督:ポン・ジュノ
 ・“Portrait of a Lady on Fire”(仏) 監督:セリーヌ・シアマ
 ・『未来を乗り換えた男』“Transit”(独・仏) 監督:クリスティアン・ペツォールト

 ◆インディペンデント映画に対する特別表彰(Special Citation for Independent Cinema)
 ・“The Cat and the Moon”(米) 監督:アレックス・ウルフ(Alex Wolff)
 ・“Fiddler: A Miracle of Miracles”(米) 監督:Max Lewkowicz
 ◎『カメラを止めるな!』“One Cut of the Dead”(日) 監督:上田慎一郎
 ・“Socrates”(ブラジル) 監督:Alexandre Moratto

 ◆マーロン・リッグス賞(ベイ・エリア映画コミュニティーにおける意欲的な活動とヴィジョンに対する特別賞)
 ◎Jimmie Fails and Joe Talbot

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 サンフランシスコ映画批評家協会賞は、毎年12月上旬に映画賞を発表していたんですが、本年度は、公式サイも見つからなくなっていて、どうしたんだろうと思っていました。まさか改称していたとは! なかなか気づきませんでした。

 いまさらという感じもしますが、この時期に『カメラを止めるな!』が特別表彰を受けています。2018年にあちこちの映画祭をまわっていたはずですが、アメリカでの劇場公開は2019年の9月になってからだったんですね。

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 *当ブログ記事

 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_31.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_21.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_31.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_27.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_36.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_24.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_30.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_38.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_37.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_42.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_42.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_19.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_26.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_23.html
 ・サンフランシスコ映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_27.html

 ・全米映画賞レース2019の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201912/article_59.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年10月~2020年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201910/article_7.html

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