サンディエゴ映画批評家協会賞2019 受賞結果

 サンディエゴ映画批評家協会賞2019の受賞結果が発表されました。(12月9日)

 ・【サンディエゴ映画批評家協会賞】(SDFCS:The San Diego Film Critics Society)
 ・設立年:1996 会員数:16
 ・公式サイト:http://sdfcs.org/
 ・Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/San_Diego_Film_Critics_Society
 ・Wikipedia(日本語):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%82%B4%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A

 ・[特徴]
 ・撮影賞、編集賞、美術賞がある。
 ・次点を発表している。
 ・Body of WorkやKyle Counts Awardという特別賞がある。
 ・他の映画賞が選ばないチョイスをすることが多い。
 ・2016年にコメディック演技賞を新設。
 ・2018年の作品賞は『足跡はかき消して』、2017年の作品賞は『ゲット・アウト』、2016年の作品賞は『最後の追跡』、2015年の作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、2014年の作品賞は『ナイトクローラー』、2013年の作品賞は『her/世界でひとつの彼女』、2012年の作品賞は『アルゴ』、2011年の作品賞は『アーティスト』、2010年の作品賞は『ウィンターズ・ボーン』。

サンディエゴ映画批評家協会賞.jpg

 ◆作品賞
 ・『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ◎『アイリッシュマン』
 ・『ジョーカー』
 次点:『マリッジ・ストーリー』
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ◆監督賞
 次点:ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』
 ・サム・メンデス  『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ◎ベニー・サフディ、ジョシュ・サフディー “Uncut Gems”
 ・マーティン・スコセッシ 『アイリッシュマン』
 ・クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ◆主演男優賞(Best Actor)
 ・クリスチャン・ベール 『フォードVSフェラーリ』
 ◎アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
 ・エディー・マーフィー 『ルディ・レイ・ムーア』
 ◎ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
 ・アダム・サンドラー “Uncut Gems”

 ◆主演女優賞(Best Actress)
 ・オークワフィナ 『フェアウェル』(米・中)(監督:ルル・ワン)
 ・スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』
 ◎ルピタ・ニョンゴ 『アス』
 ・シアーシャ・ローナン 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(監督:グレタ・ガーウィグ)
 次点:レニー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』

 ◆助演男優賞(Best Supporting Actor)
 ・ウィレム・デフォー “The Lighthouse”(監督:ロジャー・エガース)
 ・アル・パチーノ 『アイリッシュマン』
 ◎ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
 ◎ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・ウェズリー・スナイプス 『ルディ・レイ・ムーア』

 ◆助演女優賞(Best Supporting Actress)
 次点:ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
 ・トーマサイン・マッケンジー 『ジョジョ・ラビット』
 ・フローレンス・ピュー 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ◎チャオ・シューチェン(Zhao Shuzhen) 『フェアウェル』
 ・オクタヴィア・スペンサー “Luce”(監督:ジュリアス・オナー)

 ◆オリジナル脚本賞(Best Original Screenplay)
 ◎ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』
 ・ポン・ジュノ、ハン・ジウォン 『パラサイト 半地下の家族』(韓)
 ・ライアン・ジョンソン 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
 次点:ベニー・サフディ、ジョシュ・サフディー “Uncut Gems”
 ・クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ◆脚色賞(Best Adapted Screenplay)
 ・グレタ・ガーウィグ 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ◎J.C. Lee、ジュリアス・オナー(Julius Onah) “Luce”
 ・トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー 『ジョーカー』
 ・タイカ・ワイティティ、クリスティーン・ルーネンズ(Christine Leunens) 『ジョジョ・ラビット』
 次点:スティーヴン・ザイリアン 『アイリッシュマン』

 ◆撮影賞(Best Cinematography)
 ◎ジェアリン・ブラシュケ(Jarin Blaschke) “The Lighthouse”
 次点:ロジャー・ディーキンス 『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ・ホイテ・ヴァン・ホイテマ 『アド・アストラ』
 ・ロドリゴ・プリエト 『アイリッシュマン』
 ・フェドン・パパマイケル 『フォードVSフェラーリ』

 ◆編集賞(Best Editing)
 ◎アンドリュー・バックランド(Andrew Buckland)、マイケル・マカスカー(Michael McCusker)、ダーク・ウェスターヴェルト(Dirk Westervelt) 『フォードVSフェラーリ』
 ・ジェニファー・レイム(Jennifer Lame) 『マリッジ・ストーリー』
 ・フレッド・ラスキン(Fred Raskin) 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 次点:ベニー・サフディ、ロナルド・ブロンスタイン(Ronald Bronstein) “Uncut Gems”
 ・テルマ・スクーンメイカー 『アイリッシュマン』

 ◆美術賞(Best Production Design)
 ◎デニス・ガスナー(Dennis Gassner) 『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 次点:ジェス・ゴンコール(Jess Gonchor)  『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・クレイ・A・グリフィス(Clay A. Griffith) 『ルディ・レイ・ムーア』
 ・バーバラ・リング(Barbara Ling) 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・ボブ・ショー(Bob Shaw) 『アイリッシュマン』
 ・ドナル・ウッズ(Donal Woods) 『ダウントン・アビー』

 ◆衣裳デザイン賞(Best Costume Design)
 ◎ルース・E・カーター(Ruth E. Carter) 『ルディ・レイ・ムーア』
 ・ジュリアン・デイ(Julian Day) 『ロケットマン』
 ・ジャクリーヌ・デュラン(Jacqueline Durran) 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
 ・アリアンヌ・フィリップス(Arianne Phillips) 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 次点:アンナ・ロビンス(Anna Robbins) 『ダウントン・アビー』

 ◆視覚効果賞(Best Visual Effects)
 次点:『1917 命をかけた伝令』(英・米)
 ◎『アド・アストラ』
 ・『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』
 ・『アベンジャーズ/エンドゲーム』
 ・『アイリッシュマン』

 ◆音楽賞(Best Use of Music)
 次点:『ジョジョ・ラビット』
 ・『ジョーカー』
 ◎『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・『ロケットマン』
 ・『イエスタデイ』

 ◆アンサンブル賞(Best Ensemble)
 ・『ダウントン・アビー』
 次点:『アイリッシュマン』
 ◎『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
 ・『マリッジ・ストーリー』
 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 ◆コメディック演技賞(Best Comedic Performance)
 ・ダニエル・クレイグ 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
 ・エディー・マーフィー 『ルディ・レイ・ムーア』
 ・サム・ロックウェル 『ジョジョ・ラビット』
 ◎ウェズリー・スナイプス 『ルディ・レイ・ムーア』
 次点:タイカ・ワイティティ 『ジョジョ・ラビット』

 ◆ブレイクスルー・アーティスト賞(Breakthrough Artist) [改称]
 ・ジェシー・バックリー(Jessie Buckley) 『ジュディ 虹の彼方に』“Wild Rose”(英)(監督:トム・ハーパー)
 ・ジュリア・バターズ(Julia Butters) 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 ・ローマン・グリフィン・デイヴィス(Roman Griffin Davis) 『ジョジョ・ラビット』
 次点:ケヴィン・ハリソン Jr. “Luce”、“Waves”(監督:トレイ・エドワード・シュルツ)
 ◎フローレンス・ピュー 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』、『ミッドサマー』

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・『アポロ11 完全版』“Apollo 1”(米) 監督:トッド・ダグラス・ミラー(Todd Douglas Miller)
 ・“The Biggest Little Farm”(米) 監督:John Chester
 次点:“Love, Antosha”(米) 監督:Garret Price
 ◎“One Child Nation”(中・米) 監督:Nanfu Wang(王男栿)、Jialing Zhang
 ・『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』“They Shall Not Grow Old”(英) 監督:
ピーター・ジャクソン

 ◆アニメーション賞(Best Animated Film)
 ・“Abominable”(中・米) 監督:Jill Culton、Todd Wilderman
 ・『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
 ◎『失くした体』“I Lost My Body(J’ai perdu mon corps)”(仏) 監督:ジェレミー・クラパン
 ・”Missing Link” 監督:クリス・バトラー
 次点:『トイ・ストーリー4』

 ◆外国語映画賞(Best Foreign-language Film)
 ・『フェアウェル』(米・中)  監督:ルル・ワン
 ・“Pain and Glory(Dolor y gloria)”(西) 監督:ペドロ・アルモドバル
 ◎『パラサイト 半地下の家族』“Parasite”(韓) 監督:ポン・ジュノ
 ・“Portrait of a Lady on Fire”(仏) 監督:セリーヌ・シアマ
 次点:『未来を乗り換えた男』“Transit”(独・仏) 監督:クリスティアン・ペツォールト

 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2/10):作品・監督・助演男優・脚本・編集・美術・衣裳音楽・アンサンブル・ブレイクスルー
 ・『アイリッシュマン』(2/9):作品・監督・助演男優・助演男優・脚色・撮影・編集・美術・視覚効果
 ・『マリッジ・ストーリー』(2/8):作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・脚本・編集・アンサンブル
 ・『ルディ・レイ・ムーア』(2/6):主演男優・助演男優・美術・衣裳・コメディー・コメディー
 ・『ジョジョ・ラビット』(0/6):主演女優・ブレイクスルー
 ・『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(1/6):主演女優・助演女優・脚色・美術・衣裳・ブレイクスルー
 ・『1917 命をかけた伝令』(1/5):作品・監督・撮影・美術・視覚効果
 ・『ジョーカー』(0/4):作品・主演男優・脚色・音楽
 ・“Uncut Gems”(1/4):監督・主演男優・脚本・編集
 ・『フォードVSフェラーリ』(1/3):主演男優・撮影・編集
 ・『フェアウェル』(1/3):主演女優・助演女優・外国語映画賞
 ・『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(1/3):脚本・アンサンブル・コメディー
 ・『ダウントン・アビー』(0/3):美術・衣裳・アンサンブル
 ・『ジュディ 虹の彼方に』(0/2):主演女優・ブレイクスルー
 ・“The Lighthouse”(1/2):助演男優・撮影
 ・“Luce”(1/3):助演女優・脚色・ブレイクスルー
 ・『パラサイト 半地下の家族』(1/2):脚本・外国語映画賞
 ・『アド・アストラ』(1/2):撮影・視覚効果
 ・『ロケットマン』(0/2):衣裳・音楽

 本年度は、けっこう票が割れるパターンになる映画賞がある気がしますね。

 サンディエゴ映画批評家協会賞は、20もの部門を14の作品で分け合う結果になりました。

 今のところ、Body of WorkやKyle Counts Awardは発表されていないようです。

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 *当ブログ記事

 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2019 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201912/article_16.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_32.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_30.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_40.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_32.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2016 受賞結果: http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_46.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_31.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_40.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_39.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_28.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_31.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_21.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_25.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_30.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_34.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_26.html
 ・サンディエゴ映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_27.html


 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年10月~2020年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201910/article_7.html

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