CPH:PIX 2019 東京グランプリ受賞作がデンマーク・デビュー賞を受賞

 第11 回CPH:PIX(コペンハーゲン国際映画祭)(11月14日-17日)の受賞結果です。

フラレ・ピーダセン.jpg

 【CPH:PIX】

 CPH:PIXは、2003年に始まった(旧)コペンハーゲン国際映画祭(8月~9月にかけて開催)と、1990年に始まったNatFilm Festival(イースター時期に開催)というライバル同士にあった2つの映画祭が、2009年に合併してできた映画祭で、2003年から始まったCPH:DOX(コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭)と対になっています。

 2016年度から、CPH:PIXとCPH:DOXの開催時期を入れ替えて、CPH:PIXが秋に、CPH:DOXが春の開催となったほか、プログラムの大幅な見直しが行なわれています。

 メイン・プログラムは、新人賞部門のNew Talent Grand Pixだったんですが、コンペチションプログラムだったNew Talent Grand Pixは廃止され、代わりに非コンペティション・プログラムである20 FILMS 20TALENTSという部門が新設されています。

 一方で、前回からデンマーク・デビュー映画賞であるPolitiken”s Talent Awardが設けられていますが、これはPolitiken”s Talent Awardのための5作品と、そのほかの3作品を加えたNew Danish Directorsという部門になっていて、その作品は20 FILMS 20TALENTSとも重なったものになっています。

 本年度は、開催時期が約1か月遅くなっていますが、第10回を機にまたプログラムが見直されたということでしょうか。観客賞も児童映画賞もなくなっています。

 今回のエントリー作品、および、受賞結果は以下の通りです。

--------------------------------

 【20 FILMS 20TALENTS】

 ・『レ・ミゼラブル』“Les Misérables”(仏) 監督:ラジ・リ(Ladj Ly)
 ・“Twelve Thousand(Douze Mille)”(仏) 監督:Nadège Trebal
 ・“Take Me Somewhere Nice”(オランダ・ボスニア) 監督:Ena Sendijarević
 ・“Maternal(Hogar)”(伊・アルゼンチン) 監督:Maura Delpero
 ・“System Crasher(Systemsprenger)”(独) 監督:Nora Fingscheidt
 ・“Giraffe”(独・デンマーク) 監督:Anna Sofie Hartmann
 ・“Resin(Harpiks)”(デンマーク) 監督:Daniel Borgman
 ・『わたしの叔父さん』“Uncle(Oncle)”(デンマーク) 監督:フラレ・ピーダセン(Frelle Petersen)
 ・“Psychosia(Psykosia)”(デンマーク・フィンランド) 監督:Marie Grahtø
 ・“Suicide Tourist(Selvmordsturisten)”(デンマーク・ノルウェー・独) 監督:Jonas Alexander Arnby
 ・“Disco”(ノルウェー) 監督:Jorunn Myklebust Syversen
 ・“Son-Mother(Pesar-Madar)”(イラン・チェコ) 監督:Mahnaz Mohammadi
 ・“Verdict”(フィリピン) 監督:Raymund Ribay Gutierrez
 ・“Made in Bangladesh”(バングラデシュ・デンマーク・仏・ポルトガル) 監督:Rubaiyat Hossain
 ・“Mosaic Portait(馬賽克少女)”(中) 監督:Zhai Yixiang(翟义祥)
 ・“The Lighthouse”(カナダ・米) 監督:ロバート・エガース
 ・“Honey Boy”(米) 監督:アルマ・ハレル(Alma Har’el)
 ・“The Death of Dick Long”(米) 監督:Daniel Scheinert
 ・『猿』“Monos”(コロンビア・アルゼンチン・オランダ・独・スウェーデン・米・スイス・デンマーク) 監督:アレハンドロ・ランデス(Alejandro Landes)
 ・“The Fever(La Fièvre)”(ブラジル・仏・独) 監督:Maya Da-Rin

 【New Danish Directors】
 [Politiken”s Talent Award]
 ・“Giraffe”(独・デンマーク) 監督:Anna Sofie Hartmann
 ・“Resin(Harpiks)”(デンマーク) 監督:Daniel Borgman
 ・『わたしの叔父さん』“Uncle(Oncle)”(デンマーク) 監督:フラレ・ピーダセン(Frelle Petersen)
 ・“Psychosia(Psykosia)”(デンマーク・フィンランド) 監督:Marie Grahtø
 ・“Suicide Tourist(Selvmordsturisten)”(デンマーク・ノルウェー・独) 監督:Jonas Alexander Arnby

 ・“Victim of Love”(デンマーク) 監督:Jesper Isaksen
 ・“None Shall Sleep(Ingen skal sove)”(デンマーク) 監督:Christian Andersen
 ・“Blurred Vision”(デンマーク) 監督:Ivan Elmer

 ◆デンマーク・デビュー映画賞(Politiken”s Talent Award)
 ◎『わたしの叔父さん』“Uncle(Oncle)”(デンマーク) 監督:フラレ・ピーダセン(Frelle Petersen)
 物語:「若い姪が年老いて体の自由が利かない叔父の面倒を見ている。ふたりは家畜の世話をしながら黙々と日々を過ごす。しかし姪には獣医になるという夢があった。」
 東京国際映画祭2019 コンペティション部門出品。東京グランプリ受賞。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2019出品。

わたしの叔父さん.jpg

 『わたしの叔父さん』は、東京国際映画祭2019がワールド・プレミアで、今回、東京国際映画祭に続いての受賞になりました。

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・CPH:PIX 2018:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_25.html
 ・CPH:PIX 2017:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201710/article_14.html
 ・CPH:PIX 2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_16.html
 ・CPH:PIX 2015:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201505/article_7.html
 ・CPH:PIX 2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_20.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年10月~2020年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201910/article_7.html

この記事へのコメント