消える映画祭・映画賞、始まる映画祭・映画賞! 【2019】

 2019年も上半期が終わりつつありますが、毎年恒例の映画賞・映画祭で本年度の開催がどうなっているのか、わからないものがいくつかありますね。そこで、

 2015年3月に「消える映画祭・映画賞、始まる映画祭・映画賞! 【2004年~ 】」という記事を書いていますが、今回は、その続きです。

 下記の、◎印は初開催の映画賞・映画祭、◇印は終了した映画賞・映画祭(終了の告知あり)、◆印は開催されなくなった映画賞・映画祭(前年の開催が最後だったことを後で気づかされる映画賞や映画祭)、△印は開催時期が変更になった映画賞や映画祭、を示しています。

 ※消える映画祭・映画賞、始まる映画祭・映画賞! 【2004年~ 】:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201503/article_13.html
 ※【メモ】 フランス映画 消える映画祭・映画賞(2014年~):https://umikarahajimaru.at.webry.info/201706/article_25.html

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 【イギリス】

 ◆ロンドン・イヴニング・スタンダード映画賞(1973-2013、2015-2017)
 イギリスの夕刊紙「ロンドン・イヴニング・スタンダード」が行なっていた映画賞。
 1973年にスタートし、2013年に第40回を迎えた。
 例年、1月中旬にノミネーションを発表し、2月上旬に授賞式を行なう。
 投票は、イギリスの映画批評家たちによる。
 作品賞、男優賞、女優賞、脚本賞、技術貢献賞、コメディー賞、ニューカマー賞など、賞の数は10足らす。
 イギリス映画に特化した映画賞には、他にロンドン映画批評家協会賞(1981~)、英国エンパイア賞(1996~)、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード(1998~)、リチャード・アッテンボロー映画賞(2007~)があり、このうち、ロンドン・イヴニング・スタンダード映画賞は唯一の新聞社系映画賞で、ロンドン映画批評家協会賞やリチャード・アッテンボロー映画賞と同じく映画批評家の投票によって各賞が決められていた。
 2013年に第40回を迎えましたが、その後、何の説明もなく、中断。2年の空白を経て、「素晴らしい遺産を持続させるべく」(back to resume this distinguished heritage)、再開させることになったらしく
 2015年度は、2015年12月22日にロングリストが発表され、2016年1月13日にショートリストが発表され、同2月7日に授賞式が行なわれました。
 そして、2016年度は2016年11月17日にロングリストが発表、同11月24日にショートリストが発表され、同12月8日に授賞式が行われました。
 2017年度は、2017年12月15日にロングリストが発表され、2018年2月8日に授賞式が行われています。
 そして、2018年度(以降)はまた中断になっています。
 姉妹賞である、ロンドン・イヴニング・スタンダード・シアター・アワードは、1955年スタートで、継続開催中。

 【アイルランド】

 △アイルランド・アカデミー賞(2003-2018?)
 2003年にIrish Film & Television Awardsとしてスタート。
 第4回から年明け開催(2007年2月)に変わり、2013年まで2月開催。
 2014年は4月開催になり、第12回(2015年5月)からテレビの部門ごとのノミネーションは秋に発表になり、2016度から名称も“The IFTA Film & Drama Awards”と“The IFTA Television Awards”とに改称になっています。
 アイルランド・アカデミー賞は、映画作品にテレビ作品、アイルランド作品にイギリス作品にアメリカ作品と、いろんな作品が混じっていますが、作品の製作国よりキャストやスタッフの国籍でノミネートされるらしく、ノミネートされるには、アイルランド生まれか、アイルランドの市民権を持っているか、最低3年以上フルタイムでアイルランドに住んでいるか、といういずれかの条件をクリアしなければならないようです。
 部門は、映画カテゴリー、インターナショナル・カテゴリー、TVドラマ・カテゴリー、クラフト/テクニカル、(2015年から映画部門とは切り離された)TVアワードがあります。
 2017年度は2018年1月11日にノミネーションが行われ、2月15日に授賞式が行われました。TVアワードは2018年5月9日にノミネーションが発表され、同6月1日に授賞式が開催されました。
 2018年度(2019年)についてはまだ詳細が発表されていません(TVアワードも)。

 【ベルギー】

 ◆ブリュッセル映画祭(Le Brussels Film Festival)(2002~2018?)
 ブリュッセル映画祭は、ヨーロッパ映画に特化した映画祭で、長編のヨーロッパ映画と、短編のベルギー映画、および、音楽ドキュメンタリーという3つのコンペティション部門を設けていましたが、2015年(第13回)に音楽ドキュメンタリー・コンペティション部門がなくなり、2016年(第14回)を最後に、大幅に規模が縮小し、期間中、1日に1~数本上映するだけになってしまい、コンペティション部門もなくなり、賞の授与もなくなってしまいました。(IMDbには1983-2018が掲載)
 2018年にはLe Brussels Film Festivalのホームページもなくなってしまったのですが、2018年にBRIFFとして第1 回Brussels International Film Festival(6月20日-30)が開催されています。(第2回は2019年6月20日-29日に開催)

 【ウクライナ】

 ◎ウクライナ映画アカデミー賞(Ukrainian Film Academy Awards)(2017- )
 約20部門をもつ。

 ◎ウクライナ映画批評家賞(Ukrainian Film Critics Awards)(2018- )
 7部門をもつ。

 【ヨーロッパ】

 ◎ヨーロッパ大学映画賞(2016- )
 ノミネート作品は、23カ国の23の大学で学生たちによって審査され、それぞれお気に入りの1本を選出し、12月上旬に各大学から1名ずつが集まって、3日間議論し、最終的に1本に絞り込むということになっています。授賞式は、ヨーロッパ映画賞の授賞式の前日に開催地に行なわれる。(参加大学は、第1回が13校、第2回が21校だったのが、今回は23校になり、ディスカッションも前回の2日から3日に変更になっています。)
 ノミネーション5作品は、ヨーロッパ映画賞オフィシャル・セレクションとヨーロッパ映画賞ドキュメンタリー賞オフィシャル・セレクション15作品の中から、委員によって選ばれる。

 ◎ヨーロッパ・アニメーション賞(Emile賞)(2017- )
 シルヴァン・ショメやミッシェル・オスロ、『白くまになりたかった子ども』などを手がけるプロデューサー、ディディエ・ブリュネールが2015年のアニー賞でウィンザー・マッケイ賞を受賞した際、式典に出席し、北米のアニメーション・コミュニティーに所属する人々が、様々な才能を称え、祝福している様子に感激し、ヨーロッパでも同様の賞が作れないものかと考えたところからスタートした映画賞。
 アニー賞を運営する国際アニメーション協会ハリウッド支部(ASIFA-Hollywood)の承認と協力を得て、ヨーロッパ・アニメーション協会とディレクターズ委員会(Board of Directors)が設けられ、2017年になってようやくエミール賞(The Emile Awards:ヨーロッパ・アニメーション賞の総称)が立ち上げられることになった。会長はピーター・ロード。
 長編作品部門、TV作品部門、短編作品部門、受託作品部門、学生作品部門がある。
 対象となる作品や賞など、第2回の段階で、いろいろ変更あり。
 授賞式は、フランスのリール。

 ◎ヨーロッパ映画ロケーション・アワード(2017- )
 フィルミング・ヨーロッパ‐ヨーロッパ・フィルム・コミッション・ネットワーク(Filming Europe-Eufcn:Filming Europe – theEuropean Film Commissions Network)が、設立10周年を記念して、2017年にヨーロッパ映画ロケーション・アワード(The European Film Location Award)が開催され、受賞地が決定した。
 それが大成功を収めたということで、2018年も昨年に引き続き、第2回大会が開かれました。
 候補は、都市部、旧市街、広場、砦、島、砂漠、湖、山や谷、国立公園などから、かなり自由に選ばれています。
 ノミネーションは、①フィルミング・ヨーロッパ‐ヨーロッパ・フィルム・コミッション・ネットワークに属するフィルム・コミッションが、過去1年のロケ地の中から選び、提案した中から、③Cineuropaが選んだ専門家や映画批評家によって選出され、③11月に、Cineuropaの4言語のプラットホームで、ヨーロッパの一般市民の投票により決定。(投票者のうち2名には受賞した地に3日間の旅行がプレゼント。)

 【中国】

 ◎マカオ国際映画祭(The International Film Festival and Awards Macao (IFFAM))(2016- )
 マカオには、マカオ国際映画祭(Macau International Movie Festival/澳門国際電影節)というのが、2009年からスタートしていて、2016年で第8回を迎えていますが、名前が似ていて、しかも開催時期がほぼ同じく12月なので、いろいろと混乱してしまいます。
 MIMFの方は、Macau Film & Television Media Association(MFTPA)(澳門電影電視伝媒協会)とChina International Cultural Communication Center(中国国際文化伝播中心)が運営している映画祭で、「映画祭」と銘打ってはいるものの、実際のところは、金蓬奨という映画賞を授与している「映画賞」で、「国際」と名乗っていますが、中国語圏の映画のみを対象としています。初期は、数日間の上映会の後、授賞式を行なっていましたが、現在では1日のみの開催になっています。
 IFFAMは、マカオ観光局(The Macao Government Tourism Office (MGTO))とMacau Films & Television Productions and Culture Association (MFTPA)(澳門電影電視伝媒協会)が運営しています。
 コンペティション部門は、ベネチア&トロント以降にお披露目された作品に、いくつかワールド・プレミアを加えたラインナップになっています。

 ◎ピンヤオ映画祭(2017- )
 ピンヤオ国際映画祭は、中国でアート・フィルムの観客を掘り起こすことを目的に始められた映画祭で、創立者がジャ・ジャンクー、芸術監督がマルコ・ミュラー(マルコ・ミュレール)で、開催地が町自体が世界遺産(文化遺産)に指定されている平遥でスタートした。
 ロベルト・ロッセリーニ賞とFei Mu奨(費穆奨)がある。
 ロベルト・ロッセリーニ賞は、ロベルト・ロッセリーニ基金によって設けられた賞で、Crouching Tigers部門の上映作品の中から作品賞と監督賞が選ばれる。
 Fei Mu奨(費穆奨)は、ジャ・ジャンクー アートセンター(賈樟柯芸術中心:ジャ・ジャンクーが、芸術的な経験不足や精神的な生活の欠如を草の根レベルで緩和するために2017年10月に山西省汾阳でスタートさせた近代美術館)が設けた賞で、Crouching Tigers部門と中国新世代部門およびその他の部門の第1回または第2回監督作品から作品賞と監督賞が選ばれる。

 【韓国】

 ◆利川春史大賞映画祭(1990-2010、2014-2018)
 1990~2010年の9月もしくは10月に利川春史大賞映画祭として開催。3年間の中断を経て、春史大賞映画祭として2014年(第19回)に復活。
 その年の代表的な韓国映画を集めて、上映を行なう「映画祭」であり、その中から作品賞からキャスト部門、技術スタッフ部門など、20以上にわたる部門で最優秀者を選出する「映画賞」でもあって、韓国の映画賞としては、映画賞シーズンの先陣を切って発表される映画賞であった。
 映画祭の形式になったのは2001年(第9回)から。
 春史映画芸術賞、春史羅雲奎映画芸術祭など、何度か改称している。
 2010年に運営サイドのスキャンダルが発覚し、第18回で開催中止。
 3年にわたる訴訟騒ぎの後、2014年3月に規模を縮小した形で、新たに「春史大賞映画祭」として、再開(第19回)。
 以前は約20部門あったのが、
 2014年(第19回):3月19日結果発表(5部門:監督・主演男優・主演女優・脚本・新人監督)
 2015年(第20回):3月18日結果発表(6部門:監督・主演男優・主演女優・脚本・技術・新人監督)
 2016年(第21回):4月5日結果発表(10部門:監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優・新人男優・新人女優・脚本・技術・新人監督)
 そのまま、2017年(第22回)、2018年(第23回)と続いたが、2019年は今のところ音沙汰なし。

 【オーストラリア】

 ◆Kodak Inside Film Awards(IF賞)(1999-2011)
 毎年11月半ばにノミネーション発表、12月半ばに授賞式。
 約20の部門を持つ映画賞。当時のオーストラリアで2番目に大きな映画賞だった。
 2011年の第13回をもって終了。
 2012年に事実上の「廃止」を意味する発表あり。

 ◎オーストラリア・アカデミー賞(AACTA)(2011- )
 1958年スタートのオーストラリア映画協会賞(Australian Film Institute (AFI) Awards)がリニューアルされてできた映画賞。初代会長はジェフリー・ラッシュ。
 年末もしくは1月に発表。
 オーストラリア映画を対象する部門とは別に、インターナショナル部門(アメリカ映画部門)を設けていて、インターナショナル部門の授賞式はハリウッドで行われる。

 ◎オーストラリア映画批評家協会賞(AFCA:Australian Film Critics Association)(2008- )
 元々はメルボルンの映画フォーラムから発展した映画批評家の団体で、1996年設立で、2004年からオーストラリア全域に会員を広げ、メンバー数は70人以上(公式サイトに掲載されているメンバーは2017年3月現在103人)。映画賞は2008年からスタートさせている。IMDbにはデータは載っていない。
 2018年は3月13日に受賞結果が発表。
 2019年は2月15日に受賞結果が発表。

 ◎オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA:Film Critics Circle of Australia)(1988?- )
 設立年不詳、メンバー数も不詳ですが、歴史はAFCAより古く、シドニーを本拠地としていている。IMDbにはFCCAのデータは載っている。
 2018年は2月20日に受賞結果が発表。
 2019年は2月15日に受賞結果が発表。

 【アメリカ】

 △サターン賞(1972-2018?)
 SF、ホラー、ファンタジー作品を対象とする賞。
 映画部門、テレビ部門、ホームエンタテインメント部門がある。
 2018年(第44回)は3月16日にノミネーション発表、6月27日に受賞結果が発表。
 2019年(第45回)は未だにノミネーションも受賞結果も発表されず。ホームページにはずっと“We will shortly be announcing exciting news about the 45th Annual Awards show (2019)”と書かれたまま。

 ◎シカゴ・インディペンデント映画批評家サークル賞(2016?- )
 約20の部門をもつ。
 作品賞を、インディペンデント作品賞とスタジオ作品賞に分けている。
 批評家協会賞には珍しくメイキャップ賞を設けている。
 インパクト賞、先駆者賞という賞を設けている。

 ◎アトランタ映画批評家協会賞(AFCC:The Atlanta Film Critics Circle)(2015?- )
 トップ10はじめ約15の部門がある。

 ◎ニューメキシコ映画賞(NMXFC:New Mexico Film Critics)(2016?- )
 約15の部門をもつ。次点を設けている。

 ◎シアトル映画批評家協会賞(2016- )
 約20の部門がある。
 視覚効果賞や悪役賞を設けていること、美術賞をプロダクション・デザインと装飾からノミネートさせていること、そのわりには脚本部門は1つしかなかったりするところなどが、特色として挙げられる。

 ◎ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞(2017- )
 ロサンゼルス地区で最初の、そして唯一のオンライン映画批評家協会。
 約30もの部門を持つ。
 コメディー/ミュージカル、アクション、SF/ホラー、インディペンデント、第1回、ブロックバスターといったジャンル別の映画賞がある。
 映画賞の中で、唯一、監督賞を男性と女性に分けている。
 23歳以下の男女パフォーマンス賞、ブレイクスルー・パフォーマンス賞、視覚効果/アニメーション・パフォーマンス賞を持つ。
 スタント・ワーク賞、キャスト賞を持つ。
 美術、衣裳、録音などの部門はない。
1- 6月期の作品を対象とするミッド・シーズン映画賞を7月に発表している。(主要9部門、次点、ノミネーションも)

 ◎フィラデルフィア映画批評家協会賞(2017- )
 約15の部門をもつ。

 ◎女性映画批評家オンライン協会賞(OAFFCA)(2017?- )
 約15の部門をもつ。

 ◎コロンバス映画批評家協会(2017- )
 2017年末に旧セントラル・オハイオ映画批評家協会(2002- )より改称。

 ◆AFI Docs
 AFI Docsは、シルバードックス・ドキュメンタリー映画祭から、2013に改称しましたが、AFI Docsになってからは賞の授与は、2013年と2014年はベスト・オブ・フェストと観客賞、2015年以降は観客賞のみになりました。2019年には観客賞もなくなってしまったようです。

 △「ヴァラエティー」誌が選ぶチョイス
  「ヴァラエティー」誌は、1月に開催されるパームスプリングス国際映画祭では「観るべき10人の監督たち」を表彰し、7月に開催されるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭では「観るべき10人のヨーロッパの監督たち」を選び(2016年以降はヨーロッパに限定していませんが)、秋には、「観るべき10人の俳優たち」をハンプトンズ映画祭で選んでいました。
 「観るべき10人の俳優たち」は、1998年から続いていて、2017年までは10月のハンプトンズ国際映画祭で表彰が行なわれていましたが、2018年度からは11月にニューポート・ビーチで表彰されるようになりました。
 「観るべき10人のヨーロッパの監督たち」は長らくカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で続いていましたが、2019年にはなくなってしまいました。

 【日本】

 ◎あいち国際女性映画祭(1996 - )
 名古屋市、および周辺の複数都市で、毎年9月に開催。
 世界中で活動する女性監督を招待し、女性の生き方などをテーマとした作品や女性映画監督の作品を上映。

 ◎東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)(2002- )
 2016年までは日本橋で、2017年からは池袋を拠点に4日間開催。
 未興行作品を対象とする長編・短編コンペティション部門、TV放映もしくは劇場公開された作品を対象とするアニメ オブ ザ イヤー部門(作品賞、個人賞、アニメファン賞)、功労部門がある。

 ◎EUフィルムデーズ(2003- )
 欧州連合(EU)加盟国の映画を1か国1作品ずつ集めて上映。劇場公開作品と日本未公開が含まれる。
 2007年から東京は東京国立近代美術館東京フィルムセンター(2018年に国立映画アーカイブに改称)で上映。2013年のみイタリア文化会館で上映。2014年から京都、2018年から広島、2019年には福岡でも開催。そのほか一部作品が地方でも上映。

 ◎SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(2004- )
 劇場公開用長編映画の制作数が3本以下の監督による(デジタルで撮影された)作品(70分以上)を対象とする長編部門 (国際コンペティション)と、(デジタルで撮影された)短編部門 (国内コンペティション)がある。

 ◎大阪アジアン映画祭(2005- )
 2005年-2007年は11月、2008年以降は3月に開催。
 2005年日韓国交正常化40周年を記念して「韓国エンタテイメント映画祭2005 in大阪」としてスタート。2006年(第2回)から「大阪アジアン映画祭2006」として改称。
 2011年(第6回)からコンペティション部門、およびグランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞、ABC賞が新設。

 ◎沖縄国際映画祭(2009- )
 4月下旬に4日間開催。
 2014年までは“Laugh & Peace”コンペティション長編映画部門、“Laugh & Peace”コンペティションCM部門が設けられ、賞が与えられた。“Laugh & Peace”コンペティション長編映画部門には、未公開の洋画・邦画のコメディー作品が集められ、グランプリが選出された。“Laugh & Peace”コンペティションCM部門では、映画祭のコンセプトに賛同した企業の商品を課題商品とし、オリジナルCM作品が制作され、グランプリが選出された。
 2015年からは「島ぜんぶでおーきな祭(さい)」に改称し、リニューアル。コンペティション部門および賞は廃止された。「ラフ&ピース」のコンセプトに沿った作品を様々な視点から集め、カテゴリー毎に上映。

 ◎未体験ゾーンの映画たち(2012- )
 劇場未公開作品の、50本を超える作品を1月-4月にかけて、ヒューマントラストシネマ渋谷、または、シネリーブル梅田、および、オンライン上映で上映。

 ◎カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション(2014- )
 新作を中心に、旧作、選考プレミア作品など、40本を超える作品を5月-6月(または7月‐8月)の数週間(4-6週間)にわたり、新宿シネマカリテ、および、オンライン上映で上映。

 ◎広島国際映画祭(HIFF)(2014- )
 洋画・邦画の中・短編作品のコンペティション部門、洋画・邦画の未公開長編作品の特別招待作品、広島に関わる作品を上映する「ヒロシマEYE」などで構成。
 2009年『ダマー映画祭inヒロシマ』としてスタート。毎年11月の3日間に開催。

 ◎熱海国際映画祭(2018- )
 6月-7月にかけて4日間開催。
 第1回にはインターナショナル・コンペティション部門が設けられ、グランプリ作品には劇場公開が約束された。
 英題は、The Mt.Fuji ATAMI FILM & VR FESTIVAL。

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 映画祭・映画賞をめぐる状況はだんだん厳しくなっている印象ですが、国や地域、映画に対するアングルによっては、まだまだいろいろ展開がありそうです。

 上記で、なくなってしまったのかも?と名前を挙げたものの中にも、開催時期を変えて年内に開催されるものがあるかもしれません。

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