BAFTA英国アカデミー賞2019 受賞結果!

 第72回BAFTA英国アカデミー賞の受賞結果が発表されました(2月10日)。

 ◆作品賞(Best Film)
 ・『ブラック・クランズマン』(米) ショーン・マッキトリック(Sean McKittrick)、ジェイソン・ブラム(Jason Blum)、レイモンド・マンスフィールド(Raymond Mansfield)、ジョーダン・ピール、スパイク・リー
 ・『女王陛下のお気に入り』(アイルランド・英・米) セシ・デンプシー(Ceci Dempsey)、エド・ギニー(Ed Guiney)、リー・マジディ(Lee Magiday)、ヨルゴス・ランティモス
 ・『グリーンブック』(米) ジム・バーク(Jim Burke)、チャールズ・B・ウェスラー(Charles B. Wessler)、ブライアン・カリー(Brian Currie)、ピーター・ファレリー、ニック・ヴィレロンガ(Nick Vallelonga)
 ◎『ROMA/ローマ』(米・メキシコ) ガブリエラ・ロドリゲス(Gabriela Rodríguez)、アルフォンソ・キュアロン
 ・『アリー/スター誕生』(米) ビル・ガーバー(Bill Gerber)、ブラッドリー・クーパー、リネット・ハウエル・テイラー(Lynette Howell Taylor)

 『ROMA/ローマ』は、ガブリエラ・ロドリゲスは初ノミネート初受賞。アルフォンソ・キュアロンは5年ぶり10~15回目のノミネート。これまで監督賞1回、英国映画賞1回、外国語映画賞1回受賞。作品賞初受賞。

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 ◆監督賞(David Lean Award for Direction)
 ・『ブラック・クランズマン』 スパイク・リー
 ・『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
 ・『女王陛下のお気に入り』 ヨルゴス・ランティモス
 ◎『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン
 ・『アリー/スター誕生』 ブラッドリー・クーパー

 ◆主演男優賞(Leading Actor)
 ・ブラッドリー・クーパー 『アリー/スター誕生』
 ・クリスチャン・ベール 『バイス』
 ◎ラミ・マレック 『ボヘミアン・ラプソディ』
 ・スティーヴ・クーガン 『僕たちのラストステージ』
 ・ヴィゴ・モーテンセン 『グリーンブック』

 ラミ・マレックは、初ノミネート初受賞。

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 ◆主演女優賞(Leading Actress)
 ・グレン・クローズ 『天才作家の妻 40年目の真実』“The Wife”(英・スウェーデン・米)(監督:ビヨルン・ルンゲ(Björn Runge))
 ・レディー・ガガ 『アリー/スター誕生』
 ・メリッサ・マッカーシー “Can You Ever Forgive Me?”
 ◎オリヴィア・コールマン 『女王陛下のお気に入り』
 ・ヴィオラ・デイヴィス 『妻たちの落とし前』

 オリヴィア・コールマンは、2年ぶり7回目のノミネート。これまで主演女優賞1回、助演女優賞1回、コメディー部門女優賞1回受賞。

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 ◆助演男優賞(Supporting Actor)
 ・アダム・ドライヴァー 『ブラック・クランズマン』(米)(監督:スパイク・リー)
 ◎マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』
 ・リチャード・E・グラント “Can You Ever Forgive Me?”
 ・サム・ロックウェル 『バイス』
 ・ティモシー・シャラメ 『ビューティフル・ボーイ』(米)(監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン)

 マハーシャラ・アリは、2年ぶり2回目のノミネート。

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 ◆助演女優賞(Supporting Actress)
 ・エイミー・アダムス 『バイス』
 ・クレア・フォイ 『ファースト・マン』
 ・エマ・ストーン 『女王陛下のお気に入り』
 ・マーゴット・ロビー 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』“Mary Queen of Scots”(英)(監督:ジョージー・ローク)
 ◎レイチェル・ワイズ 『女王陛下のお気に入り』

 レイチェル・ワイズは、13年ぶり2回目のノミネート。

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 ◆オリジナル脚本賞(Original Screenplay)
 ・『COLD WAR あの歌、2つの心』 ヤヌシュ・グロワツキ(Janusz Głowacki)、パヴェウ・パヴリコフスキ
 ◎『女王陛下のお気に入り』 デボラ・デイヴィス(Deborah Davis)、トニー・マクマナラ(Tony McNamara)
 ・『グリーンブック』 ニック・ヴァレロンガ(Nick Vallelonga)、Brian Hayes Currie、ピーター・ファレリー
 ・『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン
 ・『バイス』アダム・マッケイ 

 『女王陛下のお気に入り』の2人は、初ノミネート初受賞。

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 ◆脚色賞(Adapted Screenplay)
 ◎『ブラック・クランズマン』 スパイク・リー、Charlie Wachtel、デイヴィッド・ラビノウィッツ(David Rabinowitz)、ケヴィン・ウィルモット(Kevin Willmott)
 ・“Can You Ever Forgive Me?” ニコール・ホロフセナー、Jeff Whitty
 ・『ファースト・マン』 ジョシュ・シンガー(Josh Singer)
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』 バリー・ジェンキンス
 ・『アリー/スター誕生』 エリック・ロス、ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ(Will Fetters)

 『ブラック・クランズマン』は、スパイク・リー以外は初ノミネート。

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 ◆撮影賞(Cinematography)
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』 ニュートン・トーマス・サイジェル(Newton Thomas Sigel)
 ・『COLD WAR あの歌、2つの心』 ウカシュ・ジャル(Lukasz Zal)
 ・『女王陛下のお気に入り』 ロビー・ライアン
 ・『ファースト・マン』 リヌス・サンドグレン
 ◎『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン

 ◆編集賞(Editing)
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』 ジョン・オットマン(John Ottman)
 ・『女王陛下のお気に入り』 ヨルゴス・モヴロプサリディス(Yorgos Mavropsaridis)
 ・『ファースト・マン』 トム・クロス
 ・『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン、Adam Gough
 ◎『バイス』 ハンク・コーウィン(Hank Corwin)

 ハンク・コーウィンは、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』以来3年ぶり2回目のノミネート。

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 ◆美術賞(Production Design)
 ・『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』 スチュアート・クレイグ(Stuart Craig)、Anna Pinnock
 ◎『女王陛下のお気に入り』 フィオナ・クロンビー(Fiona Crumbie)、Alice Felton
 ・『ファースト・マン』 ネイサン・クロウリー(Nathan Crowley)、Kathy Lucas
 ・『メリー・ポピンズ リターンズ』 ジョン・マイヤー(John Myhre)、ゴードン・シム(Gordon Sim)
 ・『ROMA/ローマ』 エウヘニオ・カバイェー(Eugenio Caballero)、バルバラ・エンリケス(Bárbara Enríquez)

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 ◆衣裳デザイン賞(Costume Design)
 ・『バスターのバラード』 メアリー・ゾフレス
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』 ジュリアン・デイ(Julian Day)
 ◎『女王陛下のお気に入り』 サンディー・パウエル
 ・『メリー・ポピンズ リターンズ』 サンディー・パウエル
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 アレクサンドラ・バーン(Alexandra Byrne)

 サンディー・パウエルは、3年ぶり14&15回目のノミネート。これまで、1999年に『ベルベット・ゴールドマイン』、2010年に『ヴィクトリア女王 世紀の愛』で受賞。

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 ◆メイキャップ&ヘア賞(Makeup & Hair)
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』 マーク・クーリエ(Mark Coulier)、Jan Sewell
 ◎『女王陛下のお気に入り』 ナディア・ステイシー(Nadia Stacey)
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 ジェニー・シャーコア(Jenny Shircore)
 ・『僕たちのラストステージ』 マーク・クーリエ(Mark Coulier)、ジェレミー・ウッドヘッド(Jeremy Woodhead)
 ・『バイス』 未定

 ナディア・ステイシーは、初ノミネート初受賞。
 『女王陛下のお気に入り』は、米国アカデミー賞メイキャップ&ヘアスタイリング賞にはノミネートされていない。

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 ◆特別視覚効果賞(Special Visual Effects)
 ・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 ダン・デリーウ(Dan DeLeeuw)、ケリー・ポート(Kelly Port)、ラッセル・アール(Russell Earl)、ダン・サディック(Dan Sudick)
 ◎『ブラックパンサー』 ジェフリー・バウマン(Geoffrey Baumann)、Jesse James Chisholm、クレイグ・ハマック(Craig Hammack)、ダン・サディック(Dan Sudick)
 ・『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』 ティム・バーク(Tim Burke)、Andy Kind、クリスチャン・マンズ(Christian Manz)、David Watkins
 ・『ファースト・マン』 ポール・ランバート(Paul Lambert)、J・D・シュウォーム(J.D. Schwalm)、Ian Hunter、Tristan Myles
 ・『レディ・プレイヤー1』 Matthew E. Butler、グレイディ・コファー(Grady Cofer)、ロジャー・ガイエット(Roger Guyett)、David Shirk

 『ブラックパンサー』は、ダン・サディック以外は初ノミネート。
 『ブラックパンサー』は、米国アカデミー賞視覚効果にはノミネートされていない。

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 ◆録音賞(Sound)
 ◎『ボヘミアン・ラプソディ』 ジョン・カサリ(John Casali)、ティム・カヴァジン(Tim Cavagin)、Nina Hartstone、Paul Massey、John Warhurst
 ・『ファースト・マン』 Mary H. Ellis、Mildred Iatrou Morgan、Ai-Ling Lee、Frank A. Montaño、Jon Taylor
 ・『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 Gilbert Lake、James H. Mather、Christopher Munro、Mike Prestwood Smith
 ・『クワイエット・プレイス』 エリク・アーダール(Erik Aadahl)、Michael Barosky、Brandon Procter、イーサン・ヴァン・ダー・リン(Ethan Van der Ryn)
 ・『アリー/スター誕生』 Steve Morrow、アラン・ロバート・マレー(Alan Robert Murray)、Jason Ruder、Tom Ozanich、Dean Zupancic

 ジョン・カサリは、7年ぶり2回目のノミネート。ティム・カヴァジンは、2年連続2回目のノミネート。Nina Hartstoneは、初ノミネート。Paul Masseyは、3年ぶり7回目のノミネート。これまで『あの頃ペニー・レインと』と『マスター・アンド・コマンダー』と『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で受賞。John Warhurstは、『レ・ミゼラブル』で受賞して以来6年ぶり2回目のノミネート。

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 ◆オリジナル音楽賞(Original Music)
 ・『ブラック・クランズマン』 テレンス・ブランチャード(Terence Blanchard)
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』 ニコラス・ブリテル
 ・『犬ヶ島』 アレクサンドル・デプラ
 ・『メリー・ポピンズ リターンズ』 マーク・シャイマン
 ◎『アリー/スター誕生』 ブラッドリー・クーパー、レディー・ガガ、ルーカス・ネルソン(Lukas Nelson)

 ルーカス・ネルソンは、初ノミネート初受賞。

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 ◆ドキュメンタリー賞(Documentary)
 ◎“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 ・『マックイーン モードの反逆児』(英) 監督:イアン・ボンホート(Ian Bonhôte)、ピーター・エッテッドグイ (Peter Ettedgui)
 ・“RBG”(米) 監督:Julie Cohen、Betsy West
 ・“They Shall Not Grow Old”(英・ニュージーランド) 監督:ピーター・ジャクソン
 ・『まったく同じ3人の他人』“Three Identical Strangers”(米) 監督:ティム・ウォードル(Tim Wardle)

 初ノミネート初受賞。

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 ◆アニメーション賞(Animated Film)
 ・『インクレディブル・ファミリー』“Incredibles 2”(米) 監督:ブラッド・バード 製作:ジョン・ウォーカー
 ・『犬ヶ島』“Isle of Dogs”(独・米) 監督:ウェス・アンダーソン 製作:ジェレミー・ドーソン(Jeremy Dawson)
 ◎『スパイダーマン: スパイダーバース』“Spider-Man: Into the Spider-Verse”(米) 監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン 製作:フィル・ロード

 フィル・ロードは、4年ぶり4回目のノミネート。『LEGOムービー』で児童賞とアニメーション賞受賞。他は初ノミネート初受賞。

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 ◆外国語映画賞(Film Not in The English Language)
 ・“Capharnaüm(Capharnaüm)”(レバノン) 監督:ナディーン・ラバキー、製作:Khaled Mouzanar
 ・『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ、製作:ターニャ・セガッチアン(Tanya Seghatchian)、エヴァ・プシュチンスカ(Ewa Puszczyńska)
 ・“Dogman”(伊・仏) 監督・製作:マッテオ・ガローネ
 ◎『ROMA/ローマ』(メキシコ・米) 監督:アルフォンソ・キュアロン 製作:ガブリエラ・ロドリゲス(Gabriela Rodríguez)
 ・『万引き家族』“Shoplifters”(日) 監督:是枝裕和 プロデューサー:松崎薫

 ◆英国映画賞(Alexander Korda Award for Best British Film)
 ・“Beast”(英) 監督・脚本:Michael Pearce 製作:クリスチャン・ブロディー(Kristian Brodie)、Lauren Dark、イヴァナ・マッキノン(Ivana MacKinnon)
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』(英・米) 監督:ブライアン・シンガー 製作:グレアム・キング(Graham King) 脚本:アンソニー・マクカーテン(Anthony McCarten)
 ◎『女王陛下のお気に入り』(アイルランド・英・米) 製作:セシ・デンプシー(Ceci Dempsey)、エド・ギニー(Ed Guiney)、リー・マジディ(Lee Magiday)、ヨルゴス・ランティモス 脚本:デボラ・デイヴィス(Deborah Davis)、トニー・マクマナラ(Tony McNamara)
 ・『マックイーン モードの反逆児』(英) 監督:イアン・ボンホート(Ian Bonhôte)、監督・脚本:ピーター・エッテッドグイ(Peter Ettedgui) 製作:Andee Ryder、ニック・タウシグ(Nick Taussig)
 ・『僕たちのラストステージ』(英・カナダ・米) 監督:ジョン・S・ベアード(Jon S. Baird)、製作:フェイ・ウォード(Faye Ward)、脚本:ジェフ・ポープ(Jeff Pope)
 ・『ビューティフル・デイ』(英・仏・米) 監督・脚本:リン・ラムジー 製作:ローザ・アッタブ(Rosa Attab)、パスカル・コーシュトゥー(Pascal Caucheteux)、ジェームズ・ウィルソン(James Wilson)

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 ◆英国デビュー賞(Outstanding Debut By A British Writer,Director or Producer)
 ・“Apostasy”(英) Daniel Kokotajlo(脚本・監督)
 ◎“Beast” Michael Pearce(脚本・監督)、Lauren Dark (製作)
 ・“A Cambodian Spring”(英・カンボジア) Chris Kelly(脚本・監督・製作)
 ・“Pili”(英) Leanne Welham (脚本・監督)、Sophie Harman (製作)
 ・“Ray & Liz”(英) リチャード・ビリンガム(Richard Billingham)(脚本・監督)、Jacqui Davies (製作)

 Michael Pearce以外、全員初ノミネート。

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 ◆英国短編映画賞(British Short Film)
 ◎“73 Cows”(英) 監督:Alex Lockwood
 ・“Bachelor, 38”(英) 監督:Angela Clarke
 ・“The Blue Door”(英) 脚本:Ben Clark、Megan Pugh、監督:Paul Taylor
 ・“The Field”(仏・インド) 監督:Sandhya Suri 製作:Balthazar de Ganay
 ・“Wale”(英) 監督・脚本:Barnaby Blackburn 製作:Sophie Alexander、Catherine Slater、Edward Speleers

 初ノミネート初受賞。

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 ◆英国短編アニメーション賞(British Short Animation)
 ・“I’m OK”(英・カナダ) 監督:Elizabeth Hobbs、製作:Abigail Addison、Jelena Popović
 ・“Marfa”(英) 監督:Gary McLeod、Myles McLeod
 ◎“Roughhouse”(仏・英) 監督・脚本・製作:Jonathan Hodgson、製作:Richard Van Den Boom

 Jonathan Hodgsonは、17年ぶり3回目のノミネート。2000年に短編アニメーション賞受賞。

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 ◆EEライジング・スター賞(The EE Rising STAR Award)
 ※この部門のみ一般投票により決定。
 ・バリー・コーガン
 ・シンシア・エリヴォ
 ・ジェシー・バックレイ
 ・キース・スタンフィールド(Lakeith Stanfield)
 ◎レティーシャ・ライト(Letitia Wright)

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 ◆英国映画への貢献賞(Outstanding British Contribution to Cinema)
 ◎スティーヴン・ウーリー(Stephen Woolley)、エリザベス・カールセン(Elizabeth Karlsen)
 『リトル・ヴォイス』『シーズンチケット』『ビザンチウム』『ハイエナ』『キャロル』『人生はシネマティック!』『切り裂き魔ゴーレム』『追想』などを手がけるプロデューサー。

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 ◆BAFTAフェローシップ
 ◎セルマ・セクーンメイカー

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『女王陛下のお気に入り』(7/12):作品・監督・主演女優・助演女優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・英国
 ・『ROMA/ローマ』(4/7):作品・監督・脚本・撮影・編集・美術・外国語
 ・『アリー/スター誕生』(1/7):作品・監督・主演男優・主演女優・脚色・録音・音楽
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』(2/7):主演男優・撮影・編集・衣裳・メイク・録音・英国
 ・『ファースト・マン』(0/7):助演女優・脚色・撮影・編集・美術・視覚効果・録音
 ・『バイス』(1/6):主演男優・助演男優・助演女優・脚本・編集・メイク
 ・『ブラック・クランズマン』(1/5):作品・監督・助演男優・脚色・音楽
 ・『グリーンブック』(1/4):作品・主演男優・助演男優・脚本
 ・『COLD WAR あの歌、2つの心』(0/4):監督・脚本・撮影・外国語
 ・『僕たちのラストステージ』(0/3):主演男優・メイク・英国
 ・“Can You Ever Forgive Me?”(0/3):主演女優・助演男優・脚色
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(0/3):助演女優・衣裳・メイク
 ・『メリー・ポピンズ リターンズ』(0/3):美術・衣裳・音楽
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』(0/2):脚色・音楽
 ・『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(0/2):美術・視覚効果
 ・『犬ヶ島』(0/2):音楽・アニメーション
 ・“Beast”(1/2):英国・デビュー
 ・『マックイーン モードの反逆児』(0/2):英国・ドキュメンタリー

 いくつかの部門は、米国アカデミー賞への道しるべとなりそうですが、いくつかの部門は判断が先送りとなりました。

 最多受賞は、『女王陛下のお気に入り』ですが、これはブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードから予想された通りで、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイキャップ賞は、いずれもブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードでも『女王陛下のお気に入り』が受賞した部門で、イギリスの映画人の好みが反映された結果と見ることができそうです。

 『ROMA/ローマ』は、監督賞と外国語映画賞を受賞することで、作品賞は逃すんじゃないかという流れになって来ていたはずなんですが、ここで作品賞を受賞したことで、米国アカデミー賞作品賞をも受賞する可能性を残しました。『ROMA/ローマ』は、米・製作者組合賞(PGA)も外しているし、俳優組合賞(SAG)キャスト賞のノミネートも逃してるんだけどな。

 主演男優賞は、混戦模様でしたが、サテライト・アワードコメディー/ミュージカル部門、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、俳優組合賞(SAG)、BAFTAと来て、ほぼラミ・マレックに決まりました。

 主演女優賞は、サテライト・アワードドラマ部門、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、クリティクス・チョイス・アワード、俳優組合賞(SAG)と来て、ほぼグレン・クローズに決まっていたんですが、少々不安材料が残りました。

 助演男優賞は、リチャード・E・グラントにも受賞の目はあったはずだけど、イギリスで受賞できないようだと、厳しいかな。

 助演女優賞は、サテライト・アワードもゴールデン・グローブ賞もクリティクス・チョイス・アワードもレジーナ・キングで、俳優組合賞(SAG)は(米国アカデミー賞にはノミネートされていない)エミリー・ブラントで、ここに来て一気にレイチェル・ワイズに傾くことはないと思うが、どうか。

 脚本賞は、米国アカデミー賞はBAFTAではノミネートされていない『魂のゆくえ』が本命か? 脚色賞はBAFTAと一致?

 そのほか、編集賞や録音賞、(長編)ドキュメンタリー賞など、米国アカデミー賞の参考にしていいのかどうかよくわからない部門もあり、メイキャップ&ヘアスタイリング賞や特別視覚効果賞は、米国アカデミー賞にはノミネートされていない候補が受賞しています。

 BAFTAの結果が出れば、最終的にいろいろはっきりするんじゃないかとも思ったんですが、案外そんなこともなかったでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・BAFTA英国アカデミー賞2019 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201901/article_17.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2019年1月~5月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201901/article_31.html

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