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zoom RSS オンライン映画批評家協会賞2019 受賞結果!

<<   作成日時 : 2019/01/03 13:25   >>

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 第22回オンライン映画批評家協会賞の受賞結果が発表になりました。(1月2日)

 【オンライン映画批評家協会賞】(The Online Film Critics Society Awards)
 設立年:1997 会員数:287
 公式サイト:http://www.ofcs.org/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Online_Film_Critics_Society
 Wikipedia(日本語):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A

 オンライン映画批評家協会賞は、全米の映画批評家協会賞系映画賞の中でも、会員数が多い映画賞で、増減を繰り返しつつ、クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)と会員数の1位2位を争っています。

 会員数が多いということは、受賞結果にも、それだけ今のアメリカの映画界のムードを反映した結果が出ている、ということになりますが、米国アカデミー賞との合致度でいうと、結果的に、例年、ほとんど重ならないというものになっています。(全米映画賞レースの結果を見ながら、ここではあえて違うチョイスをしている、ということなのかもしれません。)

 前回は、クリティクス・チョイス・アワードが年を跨いでの発表される予定になっているのに対して、オンライン映画批評家協会賞の方は、年内に発表するというスケジュールになっていましたが、本年度はどちらも年を跨いで結果を発表するという形になりました。

 2017年度(2018年)の作品賞は『ゲット・アウト』、2016年度(2017年)の作品賞は『ムーンライト』、2015年の作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、2014年の作品賞は『グランド・ブダペスト・ホテル』、2013年の作品賞は『それでも夜は明ける』、2012年の作品賞は『ツリー・オブ・ライフ』、2011年の作品賞は『ソーシャル・ネットワーク』、2010年の作品賞は『ハート・ロッカー』となっています。

画像

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 ◆作品賞
 1.『Roma/ローマ』
 2.『ブラック・クランズマン』
 3.『ビール・ストリートの恋人たち』
 4.“First Reformed”(米・英・オーストラリア) 監督:ポール・シュレイダー
 5.『女王陛下のお気に入り』
 6.『ビューティフル・デイ』
 7.『アナイアレイション -全滅領域-』
 8.“Eighth Grade”(米) 監督:Bo Burnham
 9.『ヘレディタリー/継承』
 10.『アリー/スター誕生』
 11.『サスペリア』

 ◆監督賞
 ◎アルフォンソ・キュアロン 『Roma/ローマ』
 ・バリー・ジェンキンス 『ビール・ストリートの恋人たち』
 ・ヨルゴス・ランティモス 『女王陛下のお気に入り』
 ・スパイク・リー 『ブラック・クランズマン』
 ・リン・ラムジー 『ビューティフル・デイ』

 ◆主演男優賞
 ・クリスチャン・ベール 『バイス』
 ・ブラッドリー・クーパー 『アリー/スター誕生』
 ◎イーサン・ホーク “First Reformed”
 ・ホアキン・フェニックス 『ビューティフル・デイ』
 ・ジョン・デイヴィッド・ワシントン 『ブラック・クランズマン』

 ◆主演女優賞
 ・ヤリッツァ・アパリシオ(Yalitza Aparicio) 『Roma/ローマ』
 ◎トニ・コレット 『ヘレディタリー/継承』
 ・オリヴィア・コールマン 『女王陛下のお気に入り』
 ・レジーナ・ホール “Support the Girls”(米)(監督:アンドリュー・ブジャルスキー(Andrew Bujalski))
 ・レディー・ガガ 『アリー/スター誕生』

 ◆助演男優賞
 ・マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』
 ・アダム・ドライヴァー 『ブラック・クランズマン』
 ・リチャード・E・グラント “Can You Ever Forgive Me?”(米)(監督:マリエル・ヘラー)
 ◎マイケル・B・ジョーダン 『ブラックパンサー』
 スティーヴン・ユァン 『バーニング 劇場版』

 ◆助演女優賞
 ・エリザベス・デビッキ 『妻たちの落とし前』
 ◎レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』
 ・トーマサイン・マッケンジー (Thomasin McKenzie) “Leave No Trace”(米)(監督:デブラ・グラニック)
 ・エマ・ストーン 『女王陛下のお気に入り』
 ・レイチェル・ワイズ 『女王陛下のお気に入り』

 ◆オリジナル脚本賞
 ・“Eighth Grade” Bo Burnham
 ・『女王陛下のお気に入り』 デボラ・デイヴィス(Deborah Davis)、トニー・マクマナラ(Tony McNamara)
 ◎“First Reformed” ポール・シュレイダー
 ・『Roma/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン
 ・“Sorry to Bother You” ブーツ・ライリー

 ◆脚色賞
 ・『ブラック・クランズマン』 スパイク・リー、Charlie Wachtel、デイヴィッド・ラビノウィッツ(David Rabinowitz)、ケヴィン・ウィルモット(Kevin Willmott)
 ・“Can You Ever Forgive Me?” ニコール・ホロフセナー、Jeff Whitty
 ◎『ビール・ストリートの恋人たち』 バリー・ジェンキンス 小説:ジェームズ・ボールドウィン
 ・“Leave No Trace” デブラ・グラニック、アン・ロッセリーニ(Anne Rosellini)
 ・『妻たちの落とし前』 ギリアン・フリン、スティーヴ・マックイーン

 ◆撮影賞
 ・“Cold War”(ポーランド・仏・英) ウカシュ・ジャル(Lukasz Zal)
 ・『女王陛下のお気に入り』 ロビー・ライアン
 ・『ファースト・マン』 リヌス・サンドグレン
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』 ジェームズ・ラクストン
 ◎『Roma/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン

 ◆編集賞
 ・『女王陛下のお気に入り』 ヨルゴス・モヴロプサリディス(Yorgos Mavropsaridis),
 ・『ファースト・マン』 トム・クロス
 ◎『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 エディ・ハミルトン(Eddie Hamilton)
 ・『Roma/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン、Adam Gough
 ・『妻たちの落とし前』 ジョー・ウォーカー

 ◆オリジナル作曲賞
 ・『ブラックパンサー』 ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Goransson)
 ・『ファースト・マン』 ジャスティン・ハーウィッツ
 ◎『ビール・ストリートの恋人たち』 ニコラス・ブリテル
 ・『犬ヶ島』 アレクサンドル・デプラ
 ・『サスペリア』 トム・ヨーク

 ◆デビュー作品賞(Best Debut Feature) [新設]
 ◎アリ・アスター 『ヘレディタリー/継承』
 ・Bo Burnham “Eighth Grade”
 ・ブラッドリー・クーパー 『アリー/スター誕生』
 ・Carlos López Estrada “Blindspotting”
 ・ブーツ・ライリー “Sorry to Bother You”

 ※前回、ブレイクアウト・スター賞、アンサンブル賞が新設されましたが、1回でなくなり、デビュー作品賞が新設されました。

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 ・“Minding the Gap”(米) 監督:Bing Liu
 ・『消えた16mmフィルム』“Shirkers”(米・シンガポール) 監督:サンディー・タン(Sandi Tan)
 ・『まったく同じ3人の他人』“Three Identical Strangers”(米) 監督:ティム・ウォードル(Tim Wardle)
 ◎“Won’t You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル

 ◆アニメーション賞
 ・『インクレディブル・ファミリー』“Incredibles 2”(米) 監督:ブラッド・バード
 ・『犬ヶ島』“Isle of Dogs”(独・米) 監督:ウェス・アンダーソン
 ・『未来のミライ』“Mirai”(日) 監督:細田守
 ・『シュガー・ラッシュ:オンライン』“Ralph Breaks the Internet”(米) 監督:リッチ・ムーア、 フィル・ジョンストン
 ◎『スパイダーマン: スパイダーバース』“Spider-Man: Into the Spider-Verse”(米) 監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン

 ◆外国語映画賞(Best Film Not in the English Language)
 ・『バーニング 劇場版』(韓) 監督:イ・チャンドン
 ・“Cold War(Zimna Wojna)”(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
 ◎『Roma/ローマ』(メキシコ・米) 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『万引き家族』“Shoplifters”(日) 監督:是枝裕和
 ・『サマ』“Zama”(アルゼンチン・ブラジル・西・仏・メキシコ・米・オランダ・ポルトガル・スイス・レバノン) 監督:ルクレシア・マルテル

 ◆技術貢献賞(Technical Achievement Awards) [新設]
 ◎衣裳デザイン賞(Best Costume Design):『ブラックパンサー』
 ◎視覚効果賞(Best Visual Effects):『アナイアレイション -全滅領域-』
 ◎音響デザイン賞(Best Sound Design):『クワイエット・プレイス』
 ◎オリジナル歌曲賞(Best Original Songs):『アリー/スター誕生』
 ◎スタント・コーディネート賞(Best Stunt Coordination):『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

 ◆生涯貢献賞(Lifetime Achievement Awards
 ◎ロジャー・ディキンス
 ◎スパイク・リー
 ◎リタ・モレノ
 ◎ロバート・レッドフォード
 ◎アニエス・ヴァルダ

 ◆特別貢献賞(Special Achievement Awards) [新設]
 ◎ライアン・クーグラー 『ブラックパンサー』で際立った批評とボックスオフィスを獲得したことに対して。
 (To Ryan Coogler, for Black Panther’s distinctive critical and box office appeal.)
 ◎オークランド市。人種問題に関して、2018年に社会的芸術的に最も注目せざるを得ない映画“Sorry to Bother You”と“Blindspottingにホストの役割を果たしたことに対して。
 (To the city of Oakland, CA, for hosting 2018’s most socially and artistically compelling films about racism, “Sorry to Bother You” and “Blindspotting.”)

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『女王陛下のお気に入り』(0/8):作品・監督・主演女優・助演女優・助演女優・脚本・撮影・編集
 ・『Roma/ローマ』(4/7):作品・監督・主演女優・脚本・撮影・編集・外国語
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』(3/6):作品・監督・助演女優・脚色・撮影・作曲
 ・『ブラック・クランズマン』(0/5):作品・監督・主演男優・助演男優・脚色
 ・『アリー/スター誕生』(0/4):作品・主演男優・主演女優・デビュー +歌曲賞
 ・“Eighth Grade”(0/3):作品・脚本・デビュー
 ・“First Reformed”(2/3):作品・主演男優・脚本
 ・『ヘレディタリー/継承』(2/3):作品・主演女優・デビュー
 ・『ビューティフル・デイ』(0/3):作品・監督・主演男優
 ・『妻たちの落とし前』(0/3):助演女優・脚色・編集
 ・『ファースト・マン』(0/3):撮影・編集・作曲
 ・『サスペリア』(0/2):作品・作曲
 ・“Can You Ever Forgive Me?”(0/2):助演男優・脚色
 ・『ブラックパンサー』(1/2):助演男優・作曲 +衣裳
 ・『バーニング 劇場版』(0/2):助演男優・外国語
 ・“Leave No Trace”(0/2):助演女優・脚色
 ・“Sorry to Bother You”(0/2):脚本・デビュー
 ・“Cold War”(0/2):撮影・外国語
 ・『犬ヶ島』(0/2):作曲・アニメーション

 前回は、メモリアル賞と生涯貢献賞が新設されましたが、今回はメモリアル賞がなくなり、技術貢献賞と特別貢献賞が新設されています。

 主要4部門の組み合わせは、シカゴ映画批評家協会賞やシアトル映画批評家協会賞と同じになりました。

 全体的には、ほぼオーソドックスな受賞結果になっています。
 助演男優賞と撮影賞、それと『女王陛下のお気に入り』と『ブラック・クランズマン』の無冠がやや意外、でしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・オンライン映画批評家協会賞2019(2018年度) ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_75.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2017(2017年度) ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_71.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2017(2017年度)受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_100.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2017(2016年度) ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_97.html
 ・オンライン映画批評家協会賞(2016年度)2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_8.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_18.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_36.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_17.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_23.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_26.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_45.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_64.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_2.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_6.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_5.html
 ・オンライン映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_24.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・全米映画賞レース2018 前半戦の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_77.html
 ・全米映画賞レース2018 後半戦の受賞結果をまとめてみました:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_78.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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