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zoom RSS リュミエール賞2019 ノミネーション 日本からもノミネート!

<<   作成日時 : 2019/01/02 15:09   >>

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 外国人記者によるフランス映画の映画賞(フランス版ゴールデン・グローブ賞のようなもの)、第24回リュミエール賞のノミネーションです。(12月17日発表)

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 ◆作品賞(Film)
 ・『アマンダと僕』“Amanda”(仏) 監督:ミカエル・アース(Mikhaël Hers)
 ・“Les Frères Sisters (The Sisters Brothers)”(仏・西・ルーマニア・米) 監督:ジャック・オディアール
 ・“Guy”(仏) 監督:アレックス・ルッツ(Alex Lutz)
 ・“Mademoiselle de Joncquières”(仏) 監督:エマニュエル・ムレ(Emmanuel Mouret)
 ・“Pupille (In Safe Hands)”(仏・ベルギー) 監督:Jeanne Herry

 『アマンダと僕』は、ベネチア国際映画祭2018Orizzonti部門Magic Lantern Award受賞。東京国際映画祭2018 グランプリ、脚本賞受賞。
 “Les Frères Sisters (The Sisters Brothers)”は、ベネチア国際映画祭2018 コンペティション部門 監督賞受賞。
 “Guy”は、カンヌ国際映画祭2018 国際批評家週間出品。
 “Mademoiselle de Joncquières”は、トロント国際映画祭2018 PLATFORM部門出品。
 “Pupille (In Safe Hands)”は、アングレーム・フランス語圏映画祭2018出品。

 ◆監督賞(Realisateur)
 ・ジャック・オディアール “Les Frères Sisters(The Sisters Brothers)”
 ・Jeanne Herry “Pupille(In Safe Hands)”
 ・グザヴィエ・ルグラン 『ジュリアン』“Jusqu’à la garde”
 ・ギャスパー・ノエ “Climax”(仏)
 ・ピエール・サルヴァドーリ(Pierre Salvadori) “En Liberté!(The Trouble With You)”(仏)

 ジャック・オディアールはこれまで7回ノミネート4回受賞。監督賞は、2010年の『預言者』で受賞、2013年の『君と歩く世界』で受賞、2016年の『ディーパンの闘い』でノミネート。
 Jeanne Herryは、2015年以来のノミネート。
 グザヴィエ・ルグラン、ギャスパー・ノエ、ピエール・サルヴァドーリは、リュミエール賞初ノミネート。

 ◆男優賞(Acteur)
 ・ロマン・デュリス “Nos batailles(Our Struggles)”(ベルギー・仏)(監督:Guillaume Senez)
 ・ヴァンサン・ラコスト 『アマンダと僕』“Amanda”
 ・ヴァンサン・ランドン “En guerre(At War)”(仏)(監督:ステファーヌ・ブリゼ)
 ・アレックス・ルッツ(Alex Lutz) “Guy”
 ・ドゥニ・メノーシェ(Denis Ménochet) 『ジュリアン』“Jusqu’à la garde”

 ロマン・デュリスは、4年ぶり5回目のノミネート。2000年に『パリの確率』で新人男優賞受賞。2006年に『真夜中のピアニスト』で男優賞受賞。
 ヴァンサン・ラコストは、9年ぶり2回目のノミネート。2010年に“Les beaux gosses”で新人男優賞受賞。

 ◆女優賞(Actrice)
 ・エロディー・ブシェーズ “Pupille” (In Safe Hands)
 ・セシル・ドゥ・フランス “Mademoiselle de Joncquières”
 ・レア・ドリュッケール(Léa Drucker) 『ジュリアン』“Jusqu’à la garde”
 ・ヴィルジニー・エフィラ(Virginie Efira) “Un amour impossible(An Impossible Love)(監督:カトリーヌ・コルシニ)
 ・メラニー・ティエリー 『あなたはまだ帰ってこない』“La Douleur”(仏)(監督:エマニュエル・フィンキエル)

 エロディー・ブシェーズは、1999年の『天使が見た夢』で女優賞(コメディエンヌ賞)を受賞して以来20年ぶり2回目のノミネート。
 セシル・ドゥ・フランスは、2003年の『スパニッシュ・アパートメント』で新人女優賞を受賞して以来、16年ぶり2回目のノミネート。
 レア・ドリュッケールは、初ノミネート。
 ヴィルジニー・エフィラは、2017年の“Victria”以来2年ぶり2回目のノミネート。
 メラニー・ティエリーは、初ノミネート。

 ◆脚本賞(Scenario)
 ・Andréa Bescond、エリック・メタイエ(Eric Métayer) “Les Chatouilles (Little Ticklets)”(仏)(監督:Andréa Bescond、エリック・メタイエ)
 ・Jeanne Herry “Pupille(In Safe Hands)”
 ・トマ・リルティ(Thomas Lilti) “Première année(The Freshman)”(仏)(監督:トマ・リルティ)
 ・エマニュエル・ムレ “Mademoiselle de Joncquières”
 ・ピエール・サルヴァドーリ(Pierre Salvadori)、ブノワ・グランファン(Benoît Graffin)、Benjamin Charbit “En Liberté!(The Trouble With You)”

 Andréa Bescond、エリック・メタイエは、初ノミネート。Andréa Bescondは、新人女優賞でもノミネート。
 Jeanne Herryは、4年ぶり2回目の脚本賞ノミネート。
 トマ・リルティは、『ヒポクラテス』以外4年ぶり2回目の脚本賞ノミネート。
 エマニュエル・ムレは、初ノミネート。
 ピエール・サルヴァドーリ)、ブノワ・グランファン、Benjamin Charbitは、初ノミネート。

 ◆撮影賞(Image)
 ・ブノワ・デビエ(Benoît Debie) “Climax”
 ・ブノワ・デビエ(Benoît Debie) “Les Frères Sisters(The Sisters Brothers)”
 ・Laurent Desmet “Mademoiselle de Joncquières”
 ・ジュリアン・ハーシュ(Julien Hirsch) “Un peuple et son roi(A People and His King/One Nation,One King)”(仏・ベルギー)(監督:ピエール・ショレール)
 ・ダヴィド・ウンガロ(David Ungaro) “Les Confins du monde(To the Ends of the World)”(仏)(監督:ギヨーム・ニクルー)

 ブノワ・デビエは、2017年の『ダンサー』以来2&3回目のノミネート。
 Laurent Desmet、ジュリアン・ハーシュ、ダヴィド・ウンガロは、初ノミネート。

 ◆音楽賞(Musique)
 ・Camille Bazbaz “En Liberté!(The Trouble With You)!(The Trouble With You)”
 ・Vincent Blanchard、Romain Greffe “Guy”
 ・アレクサンドル・デプラ “Les Frères Sisters(The Sisters Brothers)”
 ・Pierre Desprats “Les Garçons sauvages(The Wild Boys)”(仏)(監督:Bertrand Mandico)
 ・Grégoire Hetzel “Un amour impossible(An Impossible Love)“

 ◆新人男優賞(Revelation Masculine)
 ・Anthony Bajon “La Prière (The Prayer)”(仏)(監督:セドリック・カーン)
 ・ウィリアム・レブギル(William Lebghil) “Première année(The Freshman)”
 ・Andranic Manet “Mes provinciales (A Paris Education)”(仏)(監督:ジャン=ポール・シヴェラック(Jean-Paul Civeyrac))
 ・フェリックス・マリトー(Félix Maritaud) “Sauvage”(仏)(監督:Camille Vidal-Naquet)
 ・Dylan Rober “Shéhérazade”(仏)(監督:Jean-Bernard Marlin)

 ◆新人女優賞(Revelation Feminine)
 ・Ophélie Bau “Mektoub My Love”(仏・伊)(監督:アブデラティフ・ケシシュ)
 ・Galatéa Bellugi “L’Apparition(The Apparition)”(仏・ベルギー・ヨルダン)(監督:グザヴィエ・ジャノリ)
 ・Andréa Bescond “Les Chatouilles (Little Ticklets)”
 ・Jeanne Cohendy “Marche ou crève(Head Above Water)”(仏)(監督:Tatiana Margaux Bonhomme)
 ・Kenza Fortas “Shéhérazade”

 Andréa Bescondは、脚本賞でもノミネート。

 ◆第1回作品賞(Premier Film)
 ・“Les Chatouilles (Little Ticklets)” Andréa Bescond、エリック・メタイエ(Eric Métayer)
 ・“Les Garçons sauvages(The Wild Boys)” 監督:Bertrand Mandico
 ・『ジュリアン』“Jusqu’à la garde (Custody)” 監督:グザヴィエ・ルグラン
 ・“Sauvage” 監督:Camille Vidal-Naquet
 ・“Shéhérazade” 監督:Jean-Bernard Marlin

 ◆ドキュメンタリー賞(Documentaire)
 ・“Cassandro, the Exotico !”(仏) 監督:Marie Losier
 ・“De chaque instant (Each and Every Moment)”(仏・日) 監督:ニコラ・フェリベール
 ・“Nul homme n’est une île(No Man Is an Island)”(仏) 監督:Dominique Marchais
 ・“Premières solitudes(Young Solitude)”(仏) 監督:クレア・シモン(Claire Simon)
 ・“Samouni Road”(伊・仏) 監督:Stefano Savona

 “Cassandro, the Exotico !”は、カンヌ国際映画祭2018 ACID部門出品。
 “De chaque instant (Each and Every Moment)”は、ロカルノ国際映画祭2018アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 “Premières solitudes(Young Solitude)”は、ベルリン国際映画祭2018 フォーラム部門出品。
 “Samouni Road”は、カンヌ国際映画祭2018 監督週間出品。ドキュメンタリー賞受賞。ヨーロッパ映画賞2018 ドキュメンタリー賞オフィシャル・セレクション。

 ◆アニメーション賞(Film D'animation)
 ・“Astérix - Le Secret de la potion magique(Asterix: The Secret of the Magic Potion)”(仏) 監督:Louis Clichy、アレクサンドル・アスティエ( Alexandre Astier)
 ・『ディリリとパリの時間旅行』“Dilili à Paris(Dilili in Paris)”(仏・独・ベルギー) 監督:ミシェル・オスロ
 ・『ムタフカズ -MUTAFUKAZ-』“MFKZ”(日・仏) 監督:ギヨーム・ルナール、 西見祥示郎
 ・“Pachamama”(アルゼンチン・仏) 監督:ファン・アンティン(Juan Antín)

 『ディリリとパリの時間旅行』は、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2018出品。
 『ムタフカズ -MUTAFUKAZ-』は、アヌシー国際アニメーションフェスティバル2017出品。アニー賞2019 インディペンデント作品賞ノミネート。
 “Pachamama”は、Animation Is Film Festival2018出品。

 ◆フランス語映画賞(Film Francophone)
 ・“Capharnaüm”(レバノン) 監督:ナディーン・ラバキー
 ・“Chris the Swiss”(スイス・クロアチア・独・フィンランド) 監督:Anja Kofme
 ・“Girl”(ベルギー・オランダ) 監督:Lukas Dhont
 ・『判決、ふたつの希望』“L’Insulte”(レバノン・仏・米・ベルギー・キプロス) 監督:ジアド・ドゥエイリ
 ・“Nos batailles(Our Struggles)”(ベルギー) 監督:Guillaume Senez

 『判決、ふたつの希望』は、米国アカデミー賞2018 外国語映画賞ノミネート。
 “Girl”は、米国アカデミー賞2019外国語映画賞ベルギー代表。
 “Capharnaüm”は、米国アカデミー賞2019外国語映画賞ショートリスト。
 “Chris the Swiss”は、カンヌ国際映画祭2018 批評家週間出品。アヌシー国際アニメーションフェスティバル2018 長編コンペティション アウト・オブ・コンペティション部門出品。Emile賞2018脚本賞ノミネート。
 “Nos batailles(Our Struggles)”は、カンヌ国際映画祭2018国際批評家週間出品。

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 主な作品のノミネート状況は、以下の通り。

 ・“Les Frères Sisters (The Sisters Brothers)”(4):作品・監督・撮影・音楽
 ・“Mademoiselle de Joncquières”(4):作品・女優・脚本・撮影
 ・“Pupille (In Safe Hands)”(4):作品・監督・女優・脚本
 ・『ジュリアン』(4):監督・男優
 ・“Guy”(3):作品・男優・音楽
 ・“En Liberté!(The Trouble With You)”(3):監督・脚本・音楽
 ・“Les Chatouilles (Little Ticklets)”(3):脚本・新人女優・第1回
 ・“Shéhérazade”(3):新人男優・新人女優・第1回
 ・『アマンダと僕』(2):作品・男優
 ・“Climax”(2):監督・撮影
 ・“Nos batailles(Our Struggles)”(2):男優・フランス語
 ・“Un amour impossible(An Impossible Love)(2):女優・音楽
 ・“Première année(The Freshman)”(2):脚本・新人男優
 ・“Les Garçons sauvages(The Wild Boys)”(2):音楽・第1回
 ・“Sauvage”(2):新人男優・第1回

 ルイ・デリュック賞を受賞したクリストフ・オノレの“Plaire Aimer Et Courir Vite (Sorry Angel)”が1部門もノミネートされず。米国アカデミー賞2019外国語映画賞フランス代表の『あなたはまだ帰ってこない』は女優賞1部門のみのノミネート。
 『ジュリアン』とともに、フランスから2018年のヨーロッパ映画賞オフィシャル・セレクションに選ばれたロベール・ゲディギャンの“The House By The Sea(La Villa)”も全くノミネートされず。エヴァ・ユッソンの『バハールの涙』も、ヤン・ゴンザレスの“Knife + Heart(Un Couteau Dans Le Cœur)”も全くノミネートされていない。

 わざわざ否定的なことばかり書き出す必要はないんですが、注目の作品がどの部門にどのようにノミネートされているのかチェックしておこうとすると、そんなことばかり気になってしまいます。

 といって、2018年のフランス映画にはさほどずば抜けた作品はなかったようにも思いますが。

 元々リュミエール賞は、部門数も少なく、1つの作品がたくさんの部門でノミネートされることはなくて、最多受賞も1〜4部門になってしまうんですが、だから、前回の『BPM ビート・パー・ミニット』のように6部門でノミネートされて、全部受賞(史上最多)なんてことはなかなかありません。

 本年度は、4部門が最多ノミネートになり、それが4作品ありますが、その中から作品賞とか最多賞が出ると予想すると、2019年のリュミエール賞は、最終的に“Les Frères Sisters (The Sisters Brothers)”か『ジュリアン』あたりになる、という感じでしょうか。(“Les Frères Sisters (The Sisters Brothers)”は英語作品なので、フランス映画らしい作品が選ばれやすいと考えると敬遠されてしまう可能性もある、かもしれません。)

 今回は、日本人監督による、日本の作品(共同製作作品)もノミネートされていて、受賞は難しいとは思いますが、リュミエール賞では(外国の年刊の映画賞では)なかなないことなので、ちょっと注目です。

 受賞結果の発表は、2月4日です。

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 *当ブログ記事

 ・リュミエール賞2018ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_43.html
 ・リュミエール賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201802/article_20.html
 ・リュミエール賞2017ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_65.html
 ・リュミエール賞2017 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201701/article_80.html
 ・リュミエール賞2016ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_56.html
 ・リュミエール賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_16.html
 ・リュミエール賞2014ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_58.html
 ・リュミエール賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_63.html
 ・リュミエール賞2013ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_60.html
 ・リュミエール賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_49.html
 ・リュミエール賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_53.html
 ・リュミエール賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_29.html
 ・リュミエール賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_49.html
 ・リュミエール賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_32.html
 ・リュミエール賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_33.html
 ・リュミエール賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_28.html
 ・リュミエール賞2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_33.html
 ・リュミエール賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_25.html

 ・ルイ・デリュック賞2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_43.html
 ・ルイ・デリュック賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_27.html

 ・ジャン・ヴィゴ賞2018 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201807/article_3.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

 追記:
 ・リュミエール賞2019 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201902/article_14.html

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