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zoom RSS 米国アカデミー賞2019 長編ドキュメンタリー賞 ショートリスト15作品 発表!

<<   作成日時 : 2018/12/20 04:44   >>

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 第91回米国アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト15作品が発表されました。(12月17日)

 【米国アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト15作品】

 ・“Charm City”(米) 監督:Marilyn Ness
 比類なき暴力が繰り広げられているボルチモアの地区。監督のMarilyn Nessは、その最前線で、勇気や怒り、思いやりを持って、立ち向かい、未来を取り戻そうとしている警察や市民、政府関係者の姿を3年にわたってとらえる。
 トライベッカ映画祭2018出品。


 ・『祝福〜オラとニコデムの家〜』“Communion(Komunia)”(ポーランド) 監督:アンナ・ザメツカ(Anna Zamecka)
 父親は父親らしいことをせず、弟は自閉症で、母親は別れて暮らしているため、一家は14歳のオラ(Ola)によって支えられている。彼女は、家族がまとまり、母親にも戻ってきてもらいたいと思っている。13歳の弟ニコデム(Nikodem)の聖餐式は、家族を集まらせる口実に過ぎなかった。オラは、そのための完璧な準備をする。
 ロカルノ国際映画祭2016 批評家週間出品。The SRG SSR Award受賞。
 ワルシャワ国際映画祭2016 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭(DOK.fest)2017 Docパノラマ部門出品。SOS-Kinderdörfer Award受賞。
 ポーランド映画賞2017 ドキュメンタリー賞受賞。
 DocAviv/テルアビブ国際映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 山形国際ドキュメンタリー映画祭2017インターナショナル・コンペティション部門出品。ロバート&フランシス・フラハティ賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2017最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2018 アンフォゲッタブルズ 選出。
 ブダペスト国際ドキュメンタリー映画祭2018 'They're innocent' section 最優秀作品賞受賞。


 ・“Crime + Punishment”(米) 監督:スティーヴン・マイン(Stephen Maing)
 黒人とラテン系の警官の勇気あるグループと若いマイノリティーたちによる内部告発の物語。彼らは、画期的な裁判を通して、逮捕と召喚に対して違法なノルマがあって、圧力をかけられていたことを明らかにする。NYPD12として知られるようになった彼らは、自分のキャリアや安全を危険にさらして、何十年にわたって、ニューヨークの地域やストリートで行なわれてきた警察業務の実態に光を当てる。4年以上にわたって撮影された。
 撮影監督、編集技師として15年以上のキャリアを持つスティーヴン・マインによる、“High Tech, Low Life”(2012)以来のドキュメンタリー長編第2作。
 サンダンス映画祭2018ソーシャル・インパクト・フィルムメイキング賞受賞。
 Victoria TXインディー映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 モントクレア映画祭2018出品。審査員特別賞、ニュージャージー映画賞受賞。
 ボストン・インディペンデント映画祭2018 審査員大賞受賞。
 マンモス・レイク映画祭2018出品。観客賞受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2018 ドキュメンタリー・トップ5。
 IDAアワード2018 長編部門、撮影賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 プロダクション賞ノミネート。
 サテライト・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・『汚れた真実』“Dark Money”(米) 監督:キンバリー・リード
 100年前、汚れたお金がモンタナのデモクラシーと風土を汚したが、モンタナ人は企業の政治献金を禁じる投票を行なった。現在、2010年にシチズンズ・ユナイテッド対FEC裁判によって、組合、営利団体、非営利団体に対して、本選挙の60日以内及び予備選挙の30日以内にテレビコマーシャルを放映することが禁止された後、国中で闇献金が横行している。しかし、モンタナでは、過去の過ちを繰り返すまいとして持ちこたえている。それは、アメリカでの選挙のあり方を変える可能性を示している。
 監督第2作。
 サンダンス映画祭2018出品。
 オマハ映画祭2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 モントクレア映画祭2018 David Carr Award for Truth in Non-Fiction Filmmaking受賞。
 IDAアワード2018 長編部門ノミネート。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 最優秀ドキュメンタリー賞、監督賞、ポリティカル・ドキュメンタリー賞、編集賞、限定シリーズ部門ノミネート。


 ・“The Distant Barking of Dogs”(デンマーク・フィンランド・スウェーデン) 監督:Simon Lereng Wilmont
 紛争の最前線となっているウクライナの東部。10歳の少年オレグの目を通して見た1年が映し出される。Hnutoveの小さな町に、オレグは、大好きなおばあちゃんアレクサンドラと一緒に暮らしている。オレグとアレクサンドラにはどこか引っ越すことができるようなあてもなく、他の村人が去っていくのを見送るしかない。生活はどんどん厳しくなり、紛争は終わる気配がない。いまではこの半ば荒涼とした村で、2人にとって、本当に変わらぬものと言えば、お互いしかない。本作では、この2人の親密な関係が、生き延びるために、いかに脆弱であり、それでいてとても大切なものであるかを示す。オレグの視線を通して、紛争地帯で成長することの意味を問う。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017First Appearance Award受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2018ノルディック・ドキュメンタリー・コンペティション部門ドラゴン賞/最優秀ノルディック・ドキュメンタリー賞受賞。
 DocAviv映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門インターナショナル作品賞受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2018ゴールデン・ゲート賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018 ニュー・タレント賞ノミネート。
 IDAアワード2018 Pare Lorentz Award オナラブル・メンション受賞。撮影賞、作曲賞ノミネート。
 ヨーロッパ映画賞2018ドキュメンタリー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 スポットライト賞ノミネート。


 ・“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 ロック・クライマー、アレックス・オノルド(Alex Honnold、1985年8月- )に関するドキュメンタリー。アレックス・オノルドは、2017年6月3日、ヨセミテ国立公園にある、エル・キャピタン・ウォール(2900フィート)を、単独で、かつロープもセイフティー・ギアもなしで、登攀した。間違いなく、彼は、ロック・クライミング史上最高の功績を成し遂げた。
 『MERU メルー』の監督コンビの最新作。
 トロント国際映画祭2018 TIFF DOCS部門ピープルズ・チョイス賞 ドキュメンタリー部門受賞。
 ミル・ヴァレー映画祭2018観客賞受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 スポーツ・ドキュメンタリー賞、イノヴェーション賞、撮影賞受賞。最優秀ドキュメンタリー賞、監督賞、編集賞ノミネート。
 IDAアワード2018 長編部門、撮影賞ノミネート。
 サンディエゴ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞次点。
 シアトル映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 撮影賞、作曲賞、プロダクション賞ノミネート、アンフォゲッタブルズ選出。
 米・製作者組合賞(PGA)2019 ドキュメンタリー賞部門ノミネート。
 サテライト・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“Hale County This Morning, This Evening”(米) 監督:RaMell Ross
 アメリカのブラック・ベルトに住む人々の思春期はどんなものだろうか? 大衆が想像する個人のリアリティ−や生活、人間性をどのように説明したらいいだろうか? RaMell Rossは、2人の若者の生活を観察することで、リアルと物語の両面でアメリカ南部を見せようとする。
 初監督作品。
 サンダンス映画祭2018クリエイティヴ・ヴィジョン賞受賞。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2018出品。Reva and David Logan Grand Jury Award受賞。
 モントクレア映画祭2018出品。Bruce Sinofsky Prize for Documentary Feature受賞。
 カムデン国際映画祭2018出品。John Marshall Award受賞。
 ゴッサム・アワード2018ドキュメンタリー賞ノミネート。
 IDAアワード2018 作曲賞受賞。長編部門、編集賞ノミネート。
 トロント映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞次点。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 監督賞、グラフィック・デザイン/アニメーション賞、オリジナル作曲賞、デビュー作品賞、観客賞ノミネート、アンフォゲッタブルズ選出。
 インディペンデント・スピリット・アワード2019 ドキュメンタリー賞、事実は小説より奇なり賞ノミネート。


 ・“Minding the Gap”(米) 監督:Bing Liu
 3人のスケートボーダーの若者が、不況に見舞われた故郷ラストベルトの不安定な家族から逃げるために協力する。彼らは、大人の責任に直面し、予想もしていなかった暴露もあって、10年続いた友情が脅かされる。
 Bingは、23歳で父親になったザック、17歳で初めて仕事に就いたKeireを追う。
 撮影部で、アシスタントやオペレーター、撮影監督などを手がけてきたBing Liuの初監督作品。
 サンダンス映画祭2018ブレイクスルー・フィルムメイキング賞受賞。
 CPH:DOX 2018NEXT:WAVE Awardオナラブル・メンション受賞。
 サン・ヴァレー映画祭2018One in a Million: Documentary受賞。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2018Charles E. Guggenheim Emerging Artist Awardオナラブル・メンション、観客賞受賞。
 アシュランド・インディペンデント映画祭2018長編ドキュメンタリー部門編集賞受賞。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2018最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 サラソータ映画祭2018長編ドキュメンタリー賞受賞。
 サンディエゴ・アジアン映画祭2018スプリング・ショーケース出品。観客賞受賞。
 リバーラン国際映画祭2018最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ニューポート・ビーチ映画祭2018ドキュメンタリー賞オナラブル・メンション受賞。
 VC FilmFest ロサンゼルス・アジアン太平洋映画祭2018監督賞、北米長編ドキュメンタリー観客賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018ワールド・ショーケース部門出品。Top Audience Pick。
 DOXAドキュメンタリー映画祭2018Nigel Moore Award受賞。
 CAAMフェスト2018最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ナッシュヴィル映画祭2018ドキュメンタリー・コンペティション部門長編ドキュメンタリー賞受賞。
 Docs Against Gravity映画祭2018Art/Doc Award、観客賞、Grand Prix Bank Millenium Award、Lower Silesia受賞。
 マンモス・レイク映画祭2018Jury Bravery Award受賞。
 マウンテン映画祭2018審査員特別賞、観客賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018ニュー・タレント賞、観客賞受賞。
 Biografilmフェスティバル2018インターナショナル・コンペティション部門Best Film Unipol Award受賞。
 アジアン・アメリカン国際映画祭2018 エマージング監督賞受賞。
 Docutah-サザン・ウタ国際ドキュメンタリー映画祭2018エマージング・アーティスト賞受賞。
 ベルゲン国際映画祭2018Documentaire Ext>raordinaire受賞。
 チューリヒ映画祭2018インターナショナル・ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 第1回作品賞受賞。最優秀ドキュメンタリー賞、監督賞、スポーツ・ドキュメンタリー賞、撮影賞ノミネート。
 ゴッサム・アワード2018ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2018 ドキュメンタリー・トップ5。
 ニューヨーク映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 シカゴ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 ロサンゼルス映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞次点。
 IDAアワード2018 編集賞受賞。長編部門受賞。
 ユタ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞次点。
 シネマ・アイ・オナーズ2019長編ドキュメンタリー賞、監督賞、撮影賞、編集賞、オリジナル作曲賞、デビュー作品賞、観客賞ノミネート。アンフォゲッタブルズ選出。
 サテライト・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2019 ドキュメンタリー賞、事実は小説より奇なり賞ノミネート。


 ・“Of Fathers and Sons”(独・シリア・レバノン・カタール) 監督:タラール・デルキ(Talal Derki)
 タラール・デルキは、故国に戻ってきて、イスラム原理主義の一家の信頼を得、2年以上にわたって日常生活を共にした。カメラは、Osamaと弟のAyamanに向けられ、イスラムのカリフ邸(Islamic Caliphate)の中で育つということはどういうことなのか、非常にレアな知見を提供する。
 『それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさと』“The Return to Homs”(2013)のタラール・デルキ監督の4年ぶりの第2作。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 サンダンス映画祭2018グランプリ受賞。
 ザグレブDox2018 Movies That Matter Award受賞。
 フル・フレーム・ドキュメンタリー映画祭2018出品。審査員スペシャル・メンション、Center for Documentary Studies Filmmaker Award受賞。
 ドキュメンタ マドリッド2018 長編ドキュメンタリー賞スペシャル・メンション受賞。
 ドキュメンタリー・エッジ映画祭2018 出品。DocEdge Award受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018 審査員大賞ノミネート。
 Valleta映画祭2018出品。審査員特別賞受賞。
 SWRドキュ・フェスティバル2018出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ミュンヘン映画祭2018出品。Fritz-Gerlich-Preis受賞。
 ヨーロッパ映画賞2018ドキュメンタリー賞オフィシャル・セレクション。
 El Gouna国際映画祭2018長編ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。Silver Star賞受賞。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 IDAアワード2018 長編部門、脚本賞ノミネート。
 ヨーロッパ映画賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 長編ドキュメンタリー賞、監督賞、プロダクション賞ノミネート、アンフォゲッタブルズ選出。
 インディペンデント・スピリット・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・『ナディアの誓い』“On Her Shoulders”(米) 監督:アレクサンドリア・ボンバッハ(Alexandria Bombach)
 2014年8月15日、何百人ものヤズィーディー教徒が殺戮されたスィンジャールの虐殺の最中、ナディアヤ・ムラド(Nadia Murad、1993年- )は故郷の村でイラクとレヴァントのイスラム国(ISIS)の男たちに拉致された。彼女は、家族や村の女性や子どもたちと一緒にバスの中に押し込められ、ジハード主義者らが征服したモースルに連行された。兄弟を含む男たちは、その間に殺害され、女たちは、ジハード主義者の性的奴隷の地位に貶められた。その後、モースルに住むある家族の助けによって逃亡に成功した彼女は、クルディスタン地域の難民キャンプにたどり着き、自分の体験を世界に話そうと決意し、ISISがヤズィーディー教徒に対して組織的なテロとジェノサイドを行なっていると糾弾した。彼女は、みんなの声となり、彼女の行動はみんなの希望となった。
 “Frame by Frame”(2015)のアレクサンドリア・ボンバッハの長編ドキュメンタリー第2作。
 サンダンス映画祭2018監督賞受賞。
 SXSW映画祭2018 Chicken & Egg Award受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018 Docs for Schools Award受賞。観客賞トップ20。
 Docufest国際ドキュメンタリー&短編映画祭2018 人権賞スペシャル・メンション受賞。
 カムデン国際映画祭2018 Harrell Award受賞。
 ハンブルク・フィルム・フェスト2018 ポリティカル映画賞受賞。
 ハートランド国際映画祭2018グランプリ受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 観客賞ノミネート、アンフォゲッタブルズ選出。
 インディペンデント・スピリット・アワード2019 ドキュメンタリー賞、事実は小説より奇なり賞ノミネート。


 ・“RBG”(米) 監督:Julie Cohen、Betsy West
 1993年にビル・クリントンの指名を受けて、女性として2人目の最高裁判事になったルース・ギンズバーグ(1933- )の驚嘆すべきキャリアと人生。彼女は、法的レガシーを作り出し、ポップ・カルチャーのアイコンにまでなっている(マグカップやTシャツまで販売されている)。
 ルース・ギンズバーグは、ニューヨーク州ブルックリンでユダヤ人家族の第一世代に生まれ、コーネル大学で学士号を修め、ハーバード・ロー・スクールからコロンビア大学に進み、ューヨーク市税務弁護士として成功した後、法学教授になった。(現在は、50/50になっているが、彼女がハーバード・ロー・スクールに通った時、560人の学生のうち女性は9人しかいなかったという。)
 アメリカで性的差別が蔓延していて、最高裁も性的差別に懐疑的だった60年代、70年代に、彼女は性的差別に関する裁判を原告の代表として争った。
 その後、1980年にジミー・カーター大統領からコロンビア特別区巡回区連邦控訴裁判所の判事に任命され、1993年にビル・クリントンから最高裁判事に任命された。(現在は最高裁に3人いる女性判事の1人となっている。)
 最高裁判事になった後も、女性の権利に焦点を当てた裁判を扱っていて、士官学校で最後まで女性を除外していたバージニア州軍事学校(VMI)の差別訴訟などを手がけている。
 この映画では、彼女の群を抜いた個性とストイックな性格を対照し、オペラ好きなこと、料理が苦手なこと、パーソナル・トレーナーとともにジムでトレーニングすること、80歳を過ぎて結腸癌と膵臓癌を患いながらも、数時間しか眠らず、深夜遅くまで働いていることが明かされる。
 彼女は、2013年に法学生のShana KnizhnikとShelby County v. Holderによって、Tumblr上でThe Notorious B.I.G.をもじった名前Notorious R.B.G.で呼ばれ、広まった。
 本作は、2018年5月に劇場公開され、1400万ドルのヒットを記録した。
 サンダンス映画祭2018 ドキュメンタリー・プレミア部門出品。
 ウィスコンシン映画祭2018観客賞受賞。
 ミネアポリス・セントポール国際映画祭2018観客賞受賞。
 サラソータ映画祭2018観客賞受賞。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 ポリティカル・ドキュメンタリー賞受賞。最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート。
 女性映画批評家協会賞2018 女性による、もしくは女性に関する、最優秀ドキュメンタリー受賞、最優秀女性アクション・ヒーロー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 観客賞ノミネート、アンフォゲッタブルズ選出。
 米・製作者組合賞(PGA)2019 ドキュメンタリー賞部門ノミネート。
 サテライト・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・『消えた16mmフィルム』“Shirkers”(米・シンガポール) 監督:サンディー・タン(Sandi Tan)
 1992年、サンディー・タン(Sandi Tan)は、シンガポールで初となるインディー・ロードムービーを、師であるアメリカ人のGeorgesとともに撮った。その後、Georgesは、すべてのフッテージとともに消えた。20年後、16mmフィルムが発見され、タンに送られた。ロサンゼルスで、小説家をしているタンは、Georgesの消えた足跡を訪ねて、パーソナルな旅に出る。
 サンダンス映画祭2018監督賞受賞。
 ゴッサム・アワード2018ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ロサンゼルス映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 女性映画批評家協会賞2018 女性による、もしくは女性に関する、最優秀ドキュメンタリー次点。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 監督賞、グラフィック・デザイン/アニメーション賞、オリジナル作曲賞、デビュー作品賞、観客賞ノミネート、アンフォゲッタブルズ選出。
 インディペンデント・スピリット・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“The Silence of Others”(西・米) 監督:Almudena Carracedo、Robert Bahar
 José Galantesは、自分を拷問した人が数メートルのところに住み、罰せられずにいることが受け入れられないし、受け入れるつもりもない。Maria Martínは、父の骨を合同墓地から掘り起こして、母の墓の隣に埋め直すことを認めさせるために闘っている。しかしながら、1977年にスペインの国会で恩赦法が大多数で可決されて、すべての政治犯が釈放されただけでなく、フランコ独裁で犯された多くの残虐行為が未解決のままとなっている。
 フィルムメイカーは、6年以上の歳月をかけて、犠牲者や親戚、人権弁護士に、罪の自白を引き出したり、恩赦法を廃止したりするための長い闘いについて話を聞いた。映画はまた、誰かの台所から始まった運動、すなわち、フランコ時代の20人以上の元加害者に逮捕令状が出されて、国際裁判が開かれ、抑圧された不正が大きく認知されて、次第に成果を上げていったのが、どのようなものであったかも描いている。このシンボリックなヴィジュアルに満ち、知的に編集された映画は、過去を忘れようとしている人々と過去と折り合いをつけようとしている人々の間で未だに分断されている社会を見せている。
 ベルリン国際映画祭2018 パノラマ部門Peace映画賞、観客賞ドキュメンタリー部門第1席受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018 観客賞トップ20。
 人権に関する国際映画祭&フォーラム2018審査員スペシャル・メンション受賞。
 シェフィールド国際映画祭2018審査員大賞受賞。
 ラックス賞2018 オフィシャル・セレクション。
 トラヴァース・シティー映画祭2018最優秀外国ノン・フィクション映画賞受賞。
 ハンプトンズ国際映画祭2018社会正義賞受賞。
 IDAアワード2018 長編部門ノミネート。Pare Lorentz Award受賞。
 ヨーロッパ映画賞2018ドキュメンタリー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 スポットライト賞ノミネート。


 ・『まったく同じ3人の他人』“Three Identical Strangers”(米) 監督:ティム・ウォードル(Tim Wardle)
 1980年のニューヨーク。全く会ったこともなかった3人が偶然出会って、出生時に引き離された3つ子であることがわかる。19年ぶりの「再会」は彼らを国際的に有名にするが、彼ら自身の人生とは無関係な厄介な秘密をも明らかにする。それは、人間性に関するわれわれの理解を変えてしまうかもしれない。
 TVドキュメンタリーのプロデューサーTim Wardleの長編ドキュメンタリー第2作。
 サンダンス映画祭2018ストーリーテリング賞受賞。
 シカゴ批評家映画祭2018 観客賞受賞。
 バークシャー国際映画祭2018 審査員賞、観客賞受賞。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 最優秀ドキュメンタリー賞、監督賞、編集賞ノミネート。リビング・サブジェクト選出。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2018 ドキュメンタリー・トップ5。
 サンディエゴ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 長編ドキュメンタリー賞、編集賞、観客賞ノミネート、アンフォゲッタブルズ選出。
 米・製作者組合賞(PGA)2019 ドキュメンタリー賞部門ノミネート。
 サテライト・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“Won’t You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル
 アメリカのテレビ番組の司会者フレッド・ロジャース(1928-2003)の人生と伝説に関するドキュメンタリー。フレッド・ロジャースは、就学前の子ども向け番組シリーズの“Mister Rogers' Neighborhood”(1968-2001)の司会で知られ、ソフトで実直な語り口で人気があった。同番組では、制作と楽曲も担当し、約30年の間に895話が放映された。ピーク時の1985年にはアメリカの家庭の8%が視聴していたと言われる。
 本作は、2200万ドルも収益を上げ、伝記のドキュメンタリーとしては、オールタイムで最高のヒット作になった。
 サンダンス映画祭2018ドキュメンタリー・プレミア部門出品。
 ボールダー国際映画祭2018 ピープルズ・チョイス賞受賞。
 シアトル国際映画祭2018 最優秀ドキュメンタリー賞(Golden Space Needle Award)受賞。
 ハートランド映画2018 Truly Moving Picture Award受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2018 トップ20。
 クリティクス・チョイス・アワード2018 最優秀ドキュメンタリー賞、監督賞、編集賞受賞。イノヴェーション賞ノミネート。
 ゴッサム・アワード2018ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2018 ドキュメンタリー・トップ5。
 フィラデルフィア映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 IDAアワード2018 長編部門ノミネート。
 サンフランシスコ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 ニューメキシコ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 ニューヨーク映画批評家オンライン賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 トロント映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 女性映画批評家オンライン協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 ラスベガス映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 ボストン・オンライン映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 ボストン映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 カンザスシティ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 ユタ映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2019 長編ドキュメンタリー賞、編集賞、グラフィック・デザイン/アニメーション賞、観客賞ノミネート。アンフォゲッタブルズ選出。
 米・製作者組合賞(PGA)2019 ドキュメンタリー賞部門ノミネート。
 サテライト・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2019 ドキュメンタリー賞ノミネート。

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 ・米国アカデミー賞は一度ノミネートされると、その次からノミネートされやすくなる傾向がありますが、今回は、モーガン・ネヴィル以外、この時点で全滅になりました。

 本年度、過去に長編ドキュメンタリー賞を受賞したことがある監督は4人いましたが、モーガン・ネヴィル(2014)以外(ケヴィン・マクドナルド(2000)、Mark Jonathan Harris(2001)、マイケル・ムーア(2003))はこの時点で全滅しました。

 本年度、過去に長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたことがある監督は8人いましたが、この段階で全滅しました。(Hava Kohav Beller(1992)、ヴィム・ヴェンダース(2000、2012、2015)、スーザン・フロムスキー(2003)、Malcom Clark(2003)、ナサニエル・カーン(2004)、カービー・ディック(2005、2013)、マイケル・ムーア(2008)、ロリー・ケネディ(2015))

 本年度は、過去に短編ドキュメンタリー賞を受賞したことがある監督は2人(Mark Jonathan Harris(1968)、Malcom Clark(1989、2014))、過去に短編ドキュメンタリー賞にノミネートされたことがある監督は5組6人いましたが(ドン・ハーン(2007)、ナサニエル・カーン(2007)、Jed Rothstein(2011)、Kate Davis(2017)、デイヴィッド・ハイルボナー(David Heilbroner)(2017)、エレイン・マクミリオン・シェルドン(2018))、この時点で全滅しました。

 本年度は、過去にドキュメンタリー部門以外で米国アカデミー賞を受賞したことがある監督が1人(シドニー・ポラック(1986))、過去にドキュメンタリー部門以外で米国アカデミー賞にノミネートされたことがある監督が3人(シドニー・ポラック(1970、1983、2008、2009)、ピーター・ボグダノヴィッチ(1972)、ドン・ハーン(1992))、アカデミー名誉賞を受賞したことがある人が1人(フレデリック・ワイズマン(2016)いましたが、この時点で全滅しました。

 ・モーガン・ネヴィル、アレックス・ウィンター、マット・ティルナーは、複数のエントリー作品がありましたが、ショートリストに選出されたのは、モーガン・ネヴィルの1本だけでした。

 ・ロリー・ケネディ、フレデリック・ワイズマン、スーザン・フロムスキー、(エレイン・マクミリオン・シェルドン)は、連続で長編ドキュメンタリーをエントリーしていましたが、ショートリストには選出されませんでした。

 ・ショートリスト15作品中、サンダンス映画祭で披露された作品は10本でした。

 ・ショートリスト15作品中、Netflixで配信されている作品は2本でした。
 『汚れた真実』“Dark Money”(米) 監督:キンバリー・リード
 『消えた16mmフィルム』“Shirkers”(米・シンガポール) 監督:サンディー・タン(Sandi Tan)

 ・本年度は、外国語映画賞に選ばれた各国代表8本がそのまま長編ドキュメンタリー賞にもエントリーされていましたが、外国語映画賞にも長編ドキュメンタリー賞にも全滅しました。
 ・スイス:“Eldorado”(スイス・独) 監督:マークス・イムホーフ
 ・パレスチナ:“Ghost Hunting(Istiyad Ashba)”(パレスチナ・仏・スイス・カタール・伊) 監督:Raed Andoni
 ・カンボジア:『名前のない墓』“Graves without a Name (Les tombeaux sans noms)”(仏・カンボジア) 監督:リティー・パン
 ・パナマ:“Ruben Blades Is Not My Name(Yo No Me Llamo Rubén Blades)”(パナマ・アルゼンチン・コロンビア) 監督:Abner Benaim
 ・ラトヴィア:“To Be Continued(Turpinajums)”(ラトヴィア) 監督:イヴァルス・セレツキス(Ivars Seleckis)
 ・オーストリア:“The Waldheim Waltz(Waldheims Walzer)”(オーストリア) 監督:Ruth Beckermann
 ・リトアニア:“Wonderful Losers: A Different World”(リトアニア・伊・スイス・ベルギー・ラトヴィア) 監督:アルーナス・マテーリス(Arūnas Matelis)
 ・ニュージーランド:“Yellow Is Forbidden” (ニュージーランド・中・仏・伊・スイス・米) 監督:Pietra Brettkelly

 ・本年度は、日本人監督の作品が2本、草間彌生に関するドキュメンタリーが1本エントリーされていましたが、いずれもこの時点で落選しました。

 ・そのほか日本での劇場公開(配信)が決まっている(済んでいる)作品がいくつかありましたが、ほとんどがこの時点で脱落しました。
 ・『バスキア、10代最後のとき』“Boom for Real: The Late Teenage Years of Jean-Michel Basquiat”(米) 監督:サラ・ドライヴァー
 ・『華氏119』“Fahrenheit 11/9”(米) 監督:マイケル・ムーア
 ・『いろとりどりの親子』“Far from the Tree”(米) 監督:レイチェル・ドレッツィン(Rachel Dretzin)
 ・『私は、マリア・カラス』“Maria by Callas”(仏) 監督:トム・ヴォルフ(Tom Volf)
 ・『クインシーのすべて』“Quincy”(米) 監督:ラシダ・ジョーンズ、アラン・ヒックス(Al Hicks)
 ・『イングマール・ベルイマンを探して』“Searching for Ingmar Bergman”(独・仏) 監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
 ・『オーソン・ウェルズが遺したもの』“They’ll Love Me When I’m Dead”(米) 監督:モーガン・ネヴィル
 ・『ホイットニー 〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜』“Whitney”(英・米) 監督:ケヴィン・マクドナルド

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 なんだかネガティヴな感じになっていまいそうですが、本年度のドキュメンタリー賞の賞レースの前哨戦に勝ち上がっているタイトルは、ショートリスト15作品の中にほぼ残っているし、本年度は前哨戦の結果がほぼ1強(“Won’t You Be My Neighbor?”)なので、波乱がなければ、長編ドキュメンタリー賞もこのまま決まってしまいそうです。

 ただ“Won’t You Be My Neighbor?”は、アメリカでうけても(実際にアメリカで記録的なヒットになった)世界的にヒットする保証はないし、そのまま長編ドキュメンタリー賞を与えていいのかどうかよくわかりません。

 まあ、本年度の長編ドキュメンタリー賞は、現時点で“Won’t You Be My Neighbor?”か、もしそうじゃなかったらどれか、という様相になっています。

 現時点で1強なので、ノミネーション5作品は、選びにくいのですが、あえて7本選んでおくと、以下のようなところでしょうか。

 ・“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 ・“Hale County This Morning, This Evening”(米) 監督:RaMell Ross
 ・“Minding the Gap”(米) 監督:Bing Liu
 ・“Of Fathers and Sons”(独・シリア・レバノン・カタール) 監督:タラール・デルキ(Talal Derki)
 ・“RBG”(米) 監督:Julie Cohen、Betsy West
 ・『まったく同じ3人の他人』“Three Identical Strangers”(米) 監督:ティム・ウォードル(Tim Wardle)
 ・“Won’t You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル

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 *当ブログ記事

 ・第91回米国アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品166作品リスト:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201811/article_39.html
 ・第91回米国アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品166作品リスト(続き): https://umikarahajimaru.at.webry.info/201811/article_40.html
 ・【考察】 米国アカデミー賞2019 長編ドキュメンタリー賞 エントリー作品166作品!:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201811/article_41.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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