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zoom RSS 米国アカデミー賞2019 メイキャップ&ヘアスタイリング賞 ショートリスト7作品 発表!

<<   作成日時 : 2018/12/19 20:04   >>

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 第91回米国アカデミー賞 メイキャップ&ヘアスタイリング賞のショートリスト7作品が発表になりました。(12月17日)

 ・『ブラックパンサー』“Black Panther”
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』“Bohemian Rhapsody”
 ・“Border(Gräns)”(スウェーデン・デンマーク)(監督:Ali Abbasi)
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』“Mary Queen of Scots”(英)(監督:ジョージー・ローク)
 ・“Stan & Ollie”(米)(監督:ジョン・S・ベアード)
 ・『サスペリア』“Suspiria”
 ・『バイス』“Vice”

画像

 【これまでのデータ&予想】

 これまでのアカデミー賞メイキャップ賞受賞作品を振り返ってみると以下のようになります――

 2018年:『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
 2017年:『スーサイド・スクワッド』
 2016年:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 2015年:『グランド・ブダペスト・ホテル』
 2014年:『ダラス・バイヤーズクラブ』
 2013年:『レ・ミゼラブル』
 2012年:『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
 2011年:『ウルフマン』
 2010年:『スター・トレック』
 2009年:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
 2008年:『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』
 2007年:『パンズ・ラビリンス』
 2006年:『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』
 2005年:『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
 2004年:『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
 2003年:『フリーダ』
 2002年:『ロード・オブ・ザ・リング』

 メイキャップ賞というのは、特撮ものに与えられるのが一般的で、概して優れた「特殊メイク」に与えられる賞であるということがわかります。「特殊メイク」以外での受賞作は、おそらく「老けメイク」(『ベンジャミン・バトン』の場合は「若づくりメイク」も含む)が審査/評価の対象になるのだろうと思われます。

 近年のショートリスト、ノミネーション(○)、受賞作(◎)は以下のようになっています。

 2018年
 ・『ブライト』
 ◎『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
 ・『ゴースト・イン・ザ・シェル』
 ・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
 ・『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
 〇『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
 〇『ワンダー』

 2017年
 ・『デッドプール』
 ・“The Dressmaker”(オーストラリア)(監督:ジョスリン・ムーアハウス)
 ・『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
 ・『ヘイル、シーザー!』
 〇『幸せなひとりぼっち』
 〇『スター・トレック BEYOND』
 ◎『スーサイド・スクワッド』

 2016年
 ・『ブラック・スキャンダル』
 ・『コンカッション』
 ・『レジェンド 狂気の美学』
 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ・『ミスター・ホームズ』
 〇『100歳の華麗なる冒険』
 〇『レヴェナント:蘇えりし者』

 2015年
 ・『アメイジング・スパイダーマン2』
 ○『フォックスキャッチャー』
 ◎『グランド・ブダペスト・ホテル』
 ○『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
 ・『マレフィセント』
 ・『ノア 約束の舟』
 ・『博士と彼女のセオリー』

 2014年
 ・『アメリカン・ハッスル』
 ◎『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・『華麗なるギャツビー』
 ・『ヘンゼル&グレーテル』
 ・『ハンガー・ゲーム2』
 ○『Jackass クソジジイのアメリカ横断チン道中』
 ○『ローン・レンジャー』

 2013年
 ○『ヒッチコック』
 ○『ホビット 思いがけない冒険』
 ◎『レ・ミゼラブル』
 ・『リンカーン』
 ・『LOOPER/ルーパー』
 ・『メン・イン・ブラック3』
 ・『スノーホワイト』

 2012年
 ○『アルバート氏の人生』
 ・『もうひとりのシェイクスピア』
 ・『アーティスト』
 ・『ゲンズブールと女たち』
 ○『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
 ・『ヒューゴの不思議な発明』
 ◎『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』

 2011年
 ・『アリス・イン・ワンダーランド』
 ○『バーニーズ・バージョン ローマと共に』
 ・『ザ・ファイター』
 ・『ジョナ・ヘックス』
 ・『トゥルー・グリット』
 ○『ウェイバック-脱出6500km-』
 ◎『ウルフマン』

 2010年
 ・『第9地区』
 ○『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』
 ・『Dr.パルナサスの鏡』
 ・『ナイトミュージアム2』
 ・『ザ・ロード』
 ◎『スター・トレック』
 ○『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

 最終的に特撮系の作品が受賞するにせよ、ノミネーション段階では、特撮系の作品と時代ものと現代劇という3タイプの作品を選んでいるのは確かなようです

 とすると、本年度は、現代劇枠が『ボヘミアン・ラプソディ』と“Border(Gräns)”と『バイス』と『サスペリア』、時代劇枠が『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』と“Stan & Ollie”、特撮枠が『ブラックパンサー』ということになりそうです。

 また、この部門は、美術賞とわりと近しい部門であり、美術賞とノミネーション/受賞結果が似ている部分があります。(ちょっと無理やりですが、他に予想の材料も乏しいので。)
 過去15年のデータでは―

 ◎印:受賞結果一致 ×印:受賞結果不一致 数字:ノミネーションの一致した数

 2018年:×/1
 2017年:×/0
 2016年:◎/2
 2015年:◎/1
 2014年:×/0
 2013年:×/2
 2012年:×/1
 2011年:×/0
 2010年:×/1
 2009年:◎/2
 2008年:×/0
 2007年:◎/1
 2006年:×/0
 2005年:×/1
 2004年:◎/2

 となっています。
 メイキャップ&ヘアスタイリング賞のノミネート枠が3作品なので、ノミネーションでは40%の確率で一致し、受賞結果では1/3の確率で一致することがわかります。

 この部門を設けている映画賞は、ほとんどありませんが、現在までに発表されているノミネーション/受賞結果は、以下の通りです。

 ◆ハリウッド映画賞2018 ハリウッド・メイキャップ&ヘアスタイリスト賞
 ◎Jenny Schircore、Sarah Kelly、Hannah Edwards 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』“Mary Queen of Scots”(監督:ジョージー・ローク(Josie Rourke))

 ◆ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2018 メイキャップ&ヘア・デザイン賞(Best Make-Up & Hair Design)
 ・“Colette” イヴァナ・プリモラック(Ivana Primorac)
 ◎『女王陛下のお気に入り』“The Favourite” ナディア・ステイシー(Nadia Stacey)
 ・“Peterloo” クリスティーン・ブランデル(Christine Blundell)
 ・『暁に祈れ』“A Prayer Before Dawn” Stacey Louise Holman
 ・“Stan & Ollie” マーク・クーリエ(Mark Coulier)、ジェレミー・ウッドヘッド(Jeremy Woodhead)

 ◆AACTAオーストラリア・アカデミー賞2018 ヘア&メイキャップ賞(AACTA Award for Best Hair and Makeup)
 ・『カーゴ』 Larry Van Duynhoven、Beverley Freeman、Helen Magelaki
 ◎“Ladies In Black” Jen Lamphee、Anna Gray、Beth Halsted
 ・“Upgrade” Chiara Tripodi、Larry Van Duynhoven
 ・『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』 Tess Natoli、Steve Boyle

 ◆クリティクス・チョイス・アワード2019 ノミネーション
 ・『ブラックパンサー』
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』
 ・『女王陛下のお気に入り』
 ・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
 ・『サスペリア』
 ・『バイス』

 ◆ヨーロッパ映画賞2018 ヘア&メイクアップ・アーティスト賞(European Hair & Make-up Artist 2018)
 ◎Dalia Colli、Lorenzo Tamburini、Daniela Tartari “Dogman”(伊・仏)(監督:マッテオ・ガローネ)

 対象がずれていたりするので、あまり参考にならないかもしれませんが、一致している候補が米国アカデミー賞でもノミニーになる可能性がある、と考えることもできるでしょうか。

 この部門も、作品賞の周辺で受賞作を選んでいるという傾向が見て取れますが、本年度は、『ブラックパンサー』『ボヘミアン・ラプソディ』『サスペリア』『バイス』が、そうしたポジションに近い作品ということになります。

 以上から考えて、無理にでも予想するなら、現代劇枠から『バイス』、時代劇枠から『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』か“Stan & Ollie”、特撮枠から『ブラックパンサー』を候補作品とすると、最終的には、『ブラックパンサー』あたりが有力、ということになるでしょうか。わざわざ外国作品をショートリストに選んでいる年はそれをそのままノミネートさせているので、“Border(Gräns)”がノミネートされる可能性も十分にありそうです。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2018 メイキャップ&ヘアスタイリング賞ショートリスト:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_77.html
 ・米国アカデミー賞2017 メイキャップ&ヘアスタイリング賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_83.html
 ・米国アカデミー賞2016 メイキャップ&ヘアスタイリング賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_43.html
 ・米国アカデミー賞2015 メイキャップ&ヘアスタイリング賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201501/article_8.html
 ・米国アカデミー賞2014 メイキャップ&ヘアスタイリング賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_40.html
 ・米国アカデミー賞2013 メイキャップ&ヘアスタイリング賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_33.html
 ・米国アカデミー賞2012 メイキャップ賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_14.html
 ・米国アカデミー賞2011 メイキャップ賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_22.html
 ・米国アカデミー賞2010 メイキャップ賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_17.html
 ・米国アカデミー賞2009 メイキャップ賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_6.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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