ルイ・デリュック賞2018 受賞結果!

 第76回ルイ・デリュック賞の受賞結果が発表になりました。(12月12日)

 【ルイ・デリュック賞】

 ・“En Liberté!(The Trouble With You)”(仏) 監督:ピエール・サルヴァドーリ(Pierre Salvadori)

 ・“High Life”(独・仏・ポーランド・英) 監督:クレール・ドゥニ
  ※クレール・ドゥニは、2005年に“L'intrus”でルイ・デリュック賞ノミネート。

 ・『あなたはまだ帰ってこない』“La douleur(Memoir of War)”(仏) 監督:エマニュエル・フィンキエル(Emmanuel Finkiel)
  ※エマニュエル・フィンキエルは、1999年に“Voyages”で、ルイ・デリュック賞初監督部門(第1回)を受賞。

 ・“La prière (The Prayer)”(仏) 監督:セドリック・カーン
  ※セドリック・カーンは、1998年に『倦怠』でルイ・デリュック賞受賞。

 ・ “Le Grand Bain (Sink or Swim)”(仏) 監督:ジル・ルルーシュ(Gilles Lellouche)

 ・ “Mademoiselle de Joncquières”(仏) 監督:エマニュエル・ムレ(Emmanuel Mouret)

 ・“Mes provinciales (A Paris Education)”(仏) 監督:ジャン=ポール・シヴェラック(Jean-Paul Civeyrac)

 ◎“Plaire Aimer Et Courir Vite (Sorry Angel)”(仏) 監督:クリストフ・オノレ
 出演:ヴァンサン・ラコスト(Vincent Lacoste)、ピエール・ドゥラドンシャン(Pierre Deladonchamps)、ドゥニ・ポダリデス(Denis Podalydès)、Rio Vega、Willemijn Kressenhof
 物語:ジャックは、パリに住む作家。彼は、まだ40歳にもなっていないが、もう人生の最良の時は来ないんじゃないかと疑っている。アーサーは、ブルターニュに住む学生。彼は、読書をし、たくさん笑い、人生で不可能なことなんてないと考えている。そして、ジャックとアーサーは愛し合う。愛らしい夢のように。哀しい物語のように。
 カンヌ国際映画祭2018 コンペティション部門出品。
 エルサレム映画祭2018出品。
 香港レズビアン&ゲイ映画祭2018出品。
 アテネ映画祭2018出品。
 CPH:PIX 2018出品。
 ニューヨーク映画祭2018出品。
 Love & Pride映画祭(シンガポール)2018出品。
 バンクーバー国際映画祭2018出品。
 ケルン映画祭2018出品。
 釜山国際映画祭2018ワールド・シネマ部門出品。
 Way Out WEST映画祭(米)2018出品。
 シカゴ国際映画祭2018出品。
 Qシネマ国際映画祭(フィリピン)2018 RainbowQCコンペティション部門出品。Pylon Award受賞。
 ヴァージニア映画祭2018出品。
 インディー・メンフィス映画祭2018出品。
 デンバー国際映画祭2018出品。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2018オフィシャル・セレクション出品。男優賞(ヴァンサン・ラコスト(Vincent Lacoste)、ピエール・ドゥラドンシャン(Pierre Deladonchamps))受賞。
  ※クリストフ・オノレは、2007年に『愛のうた、パリ』で、2009年に“Non ma fille, tu n'iras pas danser(Making Plans For Lena)”(娘よ、どうか踊りに行かないで)でルイ・デリュック賞ノミネート。

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 ・“The Sisters Brothers(Les Frères Sisters)”(仏・西・ルーマニア・米) 監督:ジャック・オディアール
  ※ジャック・オディアールは、2005年に『真夜中のピアニスト』で、2012年に『君と歩く世界』でルイ・デリュック賞ノミネート。2009年に『預言者』で受賞。

 【初監督作品賞】(Prix Louis-Delluc du premier film)

 ◎『ジュリアン』“Jusqu'à la garde(Custody)”(仏) 監督:グザヴィエ・ルグラン(Xavier Legrand)
 出演:ドゥニ・メノーシェ(Denis Ménochet)、レア・ドリュッケール(Léa Drucker)、トマ・ジオリア(Thomas Gioria)、Mathilde Auneveux、Saadia Bentaïeb
 物語:ブレッソン夫妻が離婚し、裁判所で親権を争う。母ミリアムは、息子ジュリアンの単独親権が欲しかった。家庭裁判所が、共同親権という判決を出すまで20分しかかからなかった。それが子どもの最善の利害に適っているという。夫アントワーヌは、離婚が我慢ならず、共同で親権を持つことで、ミリアムとの関係を維持したかったのだ。ジュリアンは、これまで暴力的な父親に抑え込まれ、母親に盾になってもらっていた。何とかして最悪の事態にはならないようにしなければならない。
 短編『全てを失う前に』(2013)が米国アカデミー賞2014短編映画賞にノミネートされるなど高い評価を受けて注目されたグザヴィエ・ルグラン監督の初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2017 コンペティション部門出品。監督賞(銀獅子賞)、Leone del Futuro(Lion of the Future)受賞。
 トロント国際映画祭2017 PLATFORM部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2017 パールズ部門出品。観客賞、TVE Otra Mirada Award受賞。
 チューリヒ映画祭2017 インターナショナル・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 CPH:PIX 2017 New Talent Grand Pix部門出品。
 ハイファ国際映画祭2017出品。
 シカゴ国際映画祭2017出品。
 フィラデルフィア映画祭2017出品。
 ボルドー・インディペンデント映画祭2017出品。
 ザグレブ映画祭2017出品。
 ドバイ国際映画祭2017出品。
 マカオ国際映画祭2017 コンペティション部門出品。監督賞、新人賞(トマ・ジオリア(Thomas Gioria))受賞。
 アライアンス・フランス語フランス映画祭2018出品。
 「ヴァラエティー」誌が選ぶ、観るべき10人の監督たち 2018。
 パームスプリングス国際映画祭2018出品。
 アンジェ・ファースト・フィルム・フェスティバル2018出品。
 ロッテルダム国際映画祭2018出品。
 バンガロール国際映画祭2018出品。
 グラスゴー映画祭2018出品。観客賞受賞。
 Jameson ダブリン国際映画祭2018出品。
 マイアミ映画祭2018出品。Jordan Alexander Ressler Screenwriting Award受賞。
 Rendezvous with French Cinema(米)2018出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2018出品。
 ウィスコンシン映画祭2018出品。
 クリーヴランド国際映画祭2018出品。
 リバーラン国際映画祭2018出品。男優賞(Thomas Gioria)受賞。
 ルイジアナ国際映画祭2018出品。
 モントクレア映画祭2018出品。
 Molodist国際映画祭2018出品。国際批評家連盟賞受賞。
 フランス映画祭(日)2018出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 バーリ国際映画祭2018出品。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2018 外国語映画トップ5。
 Globes de Cristal Awards 2019 作品賞、主演女優賞(レア・ドリュッケール)ノミネート。


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 ◎“Les garçons sauvages(The Wild Boys)”(仏) 監督:Bertrand Mandico
 物語:20世紀初頭。良家出身で、オカルト好きな5人の少年が、レユニオンの島に来ている。彼らは、ひどい悪さを犯して、オランダ人船長につかまり、罪滅ぼしとして、おばけが出そうなおんぼろの貨物船に乗せられる。船長にこき使われた5人は、反乱を起こす計画を立てる。目指すは、ミステリアスな野菜が生い茂る、神秘の島だ。
 Bertrand Mandicoは、パリのゴブランでアニメーションを学び、1993年に卒業。その後、数多くの短編と中編を監督していて、その中にはカンヌ国際映画祭監督週間で上映された“Boro in the Box”も含まれる。21年間にエリナ・レーヴェンソンの21のプロジェクトに加わり、フランスとノルウェー共同製作のSF作品“Prairie”にも参加した。本作が初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2017 国際批評家週間出品。技術貢献賞受賞。
 L'Étrange映画祭2017出品。
 FIFIGROT/トゥールーズgrolandais国際映画祭2017出品。
 ボルドー・インディペンデント映画祭2017出品。
 テッサロニキ国際映画祭2017出品。
 Mezipatra Queer映画祭(チェコ)2017出品。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2017 NEW WAVES部門出品。特別賞受賞。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2017出品。理由ある反抗部門 観客賞受賞。
 ベルフォール・アントルヴュー・Entrevues映画祭2018出品。
 ロッテルダム国際映画祭2018出品。
 アンジェ・ファースト・フィルム・フェスティバル2018出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2018出品。
 Tours Désir Désirsフェスティバル2018出品。
 FEST国際映画祭(ベオグラード国際映画祭)2018出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2018 New Europe - New Names出品。監督賞受賞。
 インディー・リスボア/リスボン国際インディペンデント映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ミュンヘン映画祭2018出品。
 ニュー・ホライズンズ映画祭2018インターナショナル・コンペティション部門出品。
 BUT - B-Movie,アンダーグラウンド&トラッシュ映画祭(オランダ)2018出品。

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 ・“Retour à Bollène(Return to Bollene)”(仏・モロッコ) 監督:Saïd Hamich

 ・“Sauvage”(仏) 監督:Camille Vidal-Naquet

 ・ “Shéhérazade”(仏) 監督:Jean-Bernard Marlin

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 初監督部門(第1回)の2作品受賞というのは意外でしたが、これまでの受賞歴から見ればまあ順当な受賞ということになるでしょうか。“Plaire Aimer Et Courir Vite (Sorry Angel)”のルイ・デリュック賞は、やや意外な受賞でした。

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 ・ルイ・デリュック賞2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_43.html
 ・ルイ・デリュック賞2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_37.html
 ・ルイ・デリュック賞2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_55.html
 ・ルイ・デリュック賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_40.html
 ・ルイ・デリュック賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_53.html
 ・ルイ・デリュック賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201511/article_34.html
 ・ルイ・デリュック賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_46.html
 ・ルイ・デリュック賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_29.html
 ・ルイ・デリュック賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_21.html
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 ・ルイ・デリュック賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_34.html
 ・ルイ・デリュック賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_29.html
 ・ルイ・デリュック賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_22.html
 ・ルイ・デリュック賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_36.html
 ・ルイ・デリュック賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_31.html
 ・ルイ・デリュック賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_36.html
 ・ルイ・デリュック賞2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_39.html
 ・ルイ・デリュック賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_18.html
 ・ルイ・デリュック賞2008 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200811/article_5.html
 ・ルイ・デリュック賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_22.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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