ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞(LAOFCS)2018 受賞結果

 第2回ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞(LAOFCS)の受賞結果が発表されました。(12月7日)

 【ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会】(The Los Angeles Online Film Critics Society)

 設立年:2016 会員数:35
 公式サイト:http://laofcs.org/
 ロサンゼルス地区で最初の、そして唯一のオンライン映画批評家協会。
 約30もの映画賞を持つ。
 コメディー/ミュージカル、アクション、SF/ホラー、インディペンデント、第1回、ブロックバスターといったジャンル別の映画賞がある。
 映画賞の中で、唯一、監督賞を男性と女性に分けている。
 23歳以下の男女パフォーマンス賞、ブレイクスルー・パフォーマンス賞、視覚効果/アニメーション・パフォーマンス賞を持つ。
 スタント・ワーク賞、キャスト賞を持つ。
 美術、衣裳、録音などの部門はない。
 1-6月期の作品を対象とするミッド・シーズン映画賞を7月に発表している。(主要9部門、次点、ノミネーションも)
 2017年の作品賞は、『シェイプ・オブ・ウォーター』。

 2018年の上半期の作品賞は『ブラックパンサー』、次点が『クワイエット・プレイス』と『パデインントン2』、下半期に期待する作品は『ブラック・クランズマン』、次点が『クレイジー・リッチ!』という結果になっています。

画像

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 ◆作品賞(Best Picture:)
 ・『アリー/スター誕生』(米) 監督:ブラッドリー・クーパー
 ・“Eighth Grade”(米) 監督:Bo Burnham
 ・『ブラックパンサー』(米) 監督:ライアン・クーグラーBlack Panther
 ・『女王陛下のお気に入り』(アイルランド・英・米) 監督:ヨルゴス・ランティモス
 ◎“The Hate U Give”(米) 監督:ジョージ・ティルマン・ジュニア
 ・『ブラック・クランズマン』(米) 監督:スパイク・リー
 ・『グリーンブック』“Green Book”(米) 監督:ピーター・ファレリー
 ・『Roma/ローマ』(米・メキシコ) 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『クワイエット・プレイス』(米) 監督:ジョン・クラシンスキー
 ・『search サーチ』“Searching”(米・ロシア) 監督:アヌーシュ・チャガンティ(Aneesh Chaganty)

 ◆男性監督賞(Best Male Director)
 ・アルフォンソ・キュアロン 『Roma/ローマ』
 ◎スパイク・リー 『ブラック・クランズマン』
 ・ヨルゴス・ランティモス 『女王陛下のお気に入り』
 ・ブラッドリー・クーパー 『アリー/スター誕生』
 ・ライアン・クーグラー 『ブラックパンサー』

 ◆女性監督賞(Best Female Director)
 ・クロエ・ジャオ 『ザ・ライダー』
 ・デブラ・グラニック “Leave No Trace”
 ・タマラ・ジェンキンス 『プライベート・ライフ』“Private Life”(米)
 ・マリエル・ヘラー “Can You Ever Forgive Me?”(米)
 ◎リン・ラムジー 『ビューティフル・デイ』

 ◆主演男優賞
 ◎ラミ・マレック 『ボヘミアン・ラプソディ』
 ・ブラッドリー・クーパー 『アリー/スター誕生』
 ・クリスチャン・ベール 『バイス』
 ・イーサン・ホーク “First Reformed”
 ・ヴィゴ・モーテンセン 『グリーンブック』“Green Book”

 ◆主演女優賞
 ◎トニ・コレット 『ヘレディタリー/継承』
 ・シャーリーズ・セロン 『タリーと私の秘密の時間」
 ・レディー・ガガ 『アリー/スター誕生』
 ・オリヴィア・コールマン 『女王陛下のお気に入り』
 ・ニコール・キッドマン “Destroyer”(米)(監督:カリン・クサマ)

 ◆助演男優賞
 ・アダム・ドライヴァー 『ブラック・クランズマン』
 ◎マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』“Green Book”
 ◎ラッセル・ホーンズビー “The Hate U Give”
 ・サム・エリオット 『アリー/スター誕生』
 ・リチャード・E・グラント “Can You Ever Forgive Me?”

 ◆助演女優賞
 ・エリザベス・デビッキ 『妻たちの落とし前』
 ・エマ・ストーン 『女王陛下のお気に入り』
 ・レイチェル・ワイズ 『女王陛下のお気に入り』
 ◎レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』
 ・エイミー・アダムス 『バイス』

 ◆オリジナル脚本賞
 ・ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー 『クワイエット・プレイス』
 ・Bo Burnham “Eighth Grade”
 ・デボラ・デイヴィス(Deborah Davis)、トニー・マクマナラ(Tony McNamara) 『女王陛下のお気に入り』
 ・ブーツ・ライリー(Boots Riley) “Sorry to Bother You”(米)(監督:ブーツ・ライリー)
 ◎アダム・マッケイ 『バイス』

 ◆脚色賞
 ・ブラッドリー・クーパー、エリック・ロス 『アリー/スター誕生』
 ・スパイク・リー、Charlie Wachtel、デイヴィッド・ラビノウィッツ(David Rabinowitz)、ケヴィン・ウィルモット(Kevin Willmott) 『ブラック・クランズマン』
 ・バリー・ジェンキンス 『ビール・ストリートの恋人たち』
 ◎オードリー・ウェルズ(Audrey Wells) “The Hate U Give”
 ・ニコール・ホロフセナー、Jeff Whitty “Can You Ever Forgive Me?”

 ◆撮影賞
 ・リヌス・サンドグレン 『ファースト・マン』
 ・ジェームズ・ラクストン 『ビール・ストリートの恋人たち』
 ◎アルフォンソ・キュアロン 『Roma/ローマ』
 ・ロビー・ライアン 『女王陛下のお気に入り』
 ・レイチェル・モリソン 『ブラックパンサー』

 ◆編集賞
 ・アルフォンソ・キュアロン、Adam Gough 『ROMA/ローマ』
 ◎Nicholas D. Johnson、ウィル・メリック(Will Merrick) 『search サーチ』
 ・ヨルゴス・モヴロプサリディス(Yorgos Mavropsaridis) 『女王陛下のお気に入り』
 ・バリー・アレクサンダー・ブラウン(Barry Alexander Brown) 『ブラック・クランズマン』
 ・ハンク・コーウィン(Hank Corwin) 『バイス』

 ◆視覚効果賞(Best Visual Effects)
 ・『レディ・プレイヤー1』
 ・『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
 ・『ファースト・マン』
 ・『ブラックパンサー』
 ◎『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

 ◆視覚効果/アニメーション・パフォーマンス賞(Best Visual Effects or Animated Performance)
 ・ベン・ウィショー 『パディントン2』
 ・ジェイソン・ライルズ(Jason Liles) 『ランペイジ 巨獣大乱闘』
 ◎ジョシュ・ブローリン 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
 ・フィービー・ウォーラー=ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge) 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
 ・トム・ハーディー 『ヴェノム』

 ◆作曲賞(Best Score)
 ・ジャスティン・ハーウィッツ 『ファースト・マン』
 ◎ニコラス・ブリテル(Nicholas Brittel) 『ビール・ストリートの恋人たち』
 ・アレクサンドル・デプラ 『犬ヶ島』
 ・ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson) 『ブラックパンサー』
 ・テレンス・ブランチャード(Terence Blanchard)『ブラック・クランズマン』

 ◆オリジナル歌曲賞(Best Original Song)
 ・‘All The Stars’ 『ブラックパンサー』
 ◎‘The Shallow’ 『アリー/スター誕生』
 ・‘Hollywood Ending’ “Anna and The Apocalypse”(米・英)(監督:ジョン・マクフェール)
 ・‘Revelation’ “Boy Erased”(米)(監督:ジョエル・エドガートン)
 ・‘Hearts Beat Loud’ “Hearts Beat Loud”(米)(監督:Brett Haley)

 ◆23歳以下の男優パフォーマンス賞(Best Performance by an Actor 23 and Under)
 ◎アレックス・ウルフ(Alex Wolff) 『ヘレディタリー/継承』
 ・ルーカス・ヘッジズ “Boy Erased”
 ◎ルーカス・ヘッジズ “Ben Is Back”(米)(監督:ピーター・ヘッジズ)
 ・Noah Jupe 『クワイエット・プレイス』
 ・ティモシー・シャラメ “Beautiful Boy”(米)(監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン)

 ◆23歳以下の女優パフォーマンス賞(Best Performance by an Actress 23 and Under)
 ・アマンドラ・ステンバーグ “The Hate You U Give”
 ◎エルシー・フィッシャー “Eighth Grade”
 ・ミリセント・シモンズ(Millicent Simmonds) 『クワイエット・プレイス』
 ・Milly Shapiro 『ヘレディタリー/継承』
 ・Thomasin Harcourt McKenzie “Leave No Trace”

 ◆ブレイクスルー・パフォーマンス賞(Best Breakthrough Performance)
 ・エルシー・フィッシャー “Eighth Grade”
 ・ジョン・デイヴィッド・ワシントン 『ブラック・クランズマン』John David Washington – BlackKklansman
 ・レディー・ガガ 『アリー/スター誕生』
 ・ヤリッツァ・アパリシオ(Yalitza Aparicio) 『ROMA/ローマ』
 ◎アマンドラ・ステンバーグ “The Hate U Give”

 ◆スタント・ワーク賞(Best Stunt Work)
 ・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
 ◎『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
 ・『ブラックパンサー』
 ・『デッドプール2』
 ・“Upgrade”(オーストラリア)(監督:リー・ワネル)

 ◆キャスト賞(Best Cast)
 ・『ブラックパンサー』
 ◎『女王陛下のお気に入り』
 ・『ブラック・クランズマン』
 ・『クレイジー・リッチ!』
 ・『妻たちの落とし前』

 ◆インディペンデント映画賞(Best Independent Film)
 ◎“Eighth Grade”
 ・“First Reformed”
 ・“Sorry to Bother You”
 ・“Ben Is Back”
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』

 ◆第1回作品賞(Best First Feature)
 ◎Bo Burnham “Eighth Grade”
 ・ブラッドリー・クーパー 『アリー/スター誕生』
 ・アリ・アスター 『ヘレディタリー/継承』
 ・ポール・ダノ “Wildlife”(米)
 ・アヌーシュ・チャガンティ(Aneesh Chaganty) 『search サーチ』“Searching”(米・ロシア)

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・“Free Solo”(米) 監督:ジミー・チン(Jimmy Chin)、エリザベス・C・バサヒリィ(E. Chai Vasarhelyi)
 ・“Minding the Gap”(米) 監督:Bing Liu
 ・“RBG”(米) 監督:Julie Cohen、Betsy West
 ・『まったく同じ3人の他人』“Three Identical Strangers”(米) 監督:ティム・ウォードル(Tim Wardle)
 ◎“Won’t You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル

 ◆アニメーション賞(Best Animated Film)
 ・『インクレディブル・ファミリー』“Incredibles 2”(米) 監督:ブラッド・バード
 ◎『スパイダーマン: スパイダーバース』“Spider-Man: Into the Spider-Verse”(米) 監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
 ・『犬ヶ島』“Isle of Dogs”(独・米) 監督:ウェス・アンダーソン
 ・『シュガー・ラッシュ:オンライン』“Ralph Breaks the Internet”(米) 監督:リッチ・ムーア、 フィル・ジョンストン
 ・『未来のミライ』“Mirai”(日) 監督:細田守

 ◆外国映画賞(Best Foreign Film)
 ・『バーニング 劇場版』(韓) 監督:イ・チャンドン
 ・“Cold War(Zimna Wojna)”(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
 ◎『ROMA/ローマ』(メキシコ・米) 監督:アルフォンソ・キュアロン
 ・『万引き家族』“Shoplifters”(日) 監督:是枝裕和
 ・“Girl”(オランダ・ベルギー) 監督:Lukas Dhont

 ◆コメディー/ミュージカル賞(Best Comedy/Musical)
 ・『クレイジー・リッチ!』
 ・『ゲーム・ナイト』“Game Night”(米) 監督:ジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン
 ・『マンマ・ミーア!ヒア・ウィ・ゴー』
 ◎『女王陛下のお気に入り』
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』

 ◆最優秀アクション映画賞(Best Action Film)
 ◎『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
 ・『ブラックパンサー』
 ・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
 ・『デッドプール2』
 ・『妻たちの落とし前』

 ◆最優秀SF/ホラー賞(Best Sci-Fi/Horror)
 ◎『クワイエット・プレイス』
 ・『アナイアレイション -全滅領域-』
 ・“Halloween”(米) 監督:デイヴィッド・ゴードン・グリーン
 ・『ヘレディタリー/継承』
 ・『サスペリア』“Suspiria”(伊・米) 監督:ルカ・グァダニーノ

 ◆最優秀ブロックバスター賞(Best Blockbuster)
 ・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
 ◎『ブラックパンサー』
 ・『デッドプール2』
 ・『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
 ・『レディ・プレイヤー1』

 ◆Trailblazer Award
 ◎ブリー・ラーソン

 ◆第1回演技貢献賞(The LAOFCS Acting Achievement Award) ※12月11日発表
 ◎ジョン・チョー(John Cho)

 ◆監督貢献賞(The Directing Achievement Award) ※12月11日発表
 該当者なし

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『ブラックパンサー』(1/10):作品・男性監督・撮影・視覚効果・作曲・歌曲・スタント・キャスト・アクション・ブロックバスター
 ・『女王陛下のお気に入り』(2/10):作品・男性監督・主演女優・助演女優・助演女優・脚本・撮影・編集・キャスト・コメディー
 ・『アリー/スター誕生』(1/9):作品・男性監督・主演男優・主演女優・助演男優・脚色・歌曲・ブレイク・第1回
 ・『ブラック・クランズマン』(1/8):作品・男性監督・助演男優・脚色・編集・作曲・ブレイクスルー・キャスト
 ・“Eighth Grade”(3/6):作品・脚本・23歳以下の女優・ブレイクスルー・インディペンデント・第1回
 ・『Roma/ローマ』(2/6):作品・男性監督・撮影・編集・ブレイクスルー・外国
 ・“The Hate U Give”(4/5):作品・助演男優・脚色・23歳以下の女優・ブレイクスルー
 ・『クワイエット・プレイス』(1/5):作品・脚本・23歳以下の男優・23歳以下の女優・SF
 ・『ヘレディタリー/継承』(2/5):主演女優・23歳以下の男優・23歳以下の女優・第1回・SF
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』(2/5):助演女優・脚色・撮影・作曲・インディペンデント
 ・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2/5):視覚効果・視覚アニメ・スタント・アクション・ブロックバスター
 ・『バイス』(1/4):主演男優・助演女優・脚本・編集
 ・『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2/4):視覚効果・スタント・アクション・ブロックバスター
 ・『グリーンブック』(1/3):作品・主演男優・助演男優
 ・『search サーチ』(1/3):作品・編集・第1回
 ・“Can You Ever Forgive Me?”(0/3):女性監督・助演男優・脚色
 ・『妻たちの落とし前』(0/3):助演女優・キャスト・アクション
 ・『ファースト・マン』(0/3):撮影・視覚効果・作曲
 ・『デッドプール2』(0/3):スタント・アクション・ブロックバスター
 ・“Leave No Trace”(0/2):女性監督・23歳以下の女優
 ・『ボヘミアン・ラプソディ』(1/2):主演男優・コメディー
 ・“First Reformed” (0/2):主演男優・インディペンデント
 ・“Sorry to Bother You”(0/2):脚本・インディペンデント
 ・『レディ・プレイヤー1』(0/2):視覚効果・ブロックバスター
 ・『犬ヶ島』(0/2):作曲・アニメーション
 ・“Boy Erased”(0/2):歌曲・23歳以下の男優
 ・“Ben Is Back”(1/2):23歳以下の男優・インディペンデント
 ・『クレイジー・リッチ!』(0/2):キャスト・コメディー

 上位ノミネート作品は、1部門か2部門の受賞にとどまり、全体的に賞をできるだけ多くの作品に振り分けるような結果になりました。

 ここの受賞結果が、今後の賞レースに大き影響を与えるとも思えませんが、ここにしかないような賞しか受賞していない作品は、今後の展開はあまり期待はできないかもしれませんね。

 授賞式は、2019年1月9日の予定です。

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 *当ブログ記事

 ・ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞(LAOFCS)2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201812/article_13.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

 追記:
 ・ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会賞2018 授賞式:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201901/article_18.html

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