ニューヨーク映画批評家オンライン賞2018 受賞結果!

 ニューヨーク映画批評家オンライン賞(New York Film Critics Online)2018が発表されました。(12月10日)

 【ニューヨーク映画批評家オンライン】(NYFCO:The New York Film Critics Online)

 ニューヨーク映画批評家オンライン賞は、2009年にあらゆる映画賞の中で、一番最初に『アバター』に作品賞を贈った映画賞で、同じ年に、監督賞にキャスリン・ビグローを選び、主演男優賞にジェフ・ブリッジスを、外国語映画賞に『白いリボン』を、ドキュメンタリー賞に『ザ・コーヴ』を選んでいます。2010年だと、ここから『ブラック・スワン』の大躍進が始まり、2011年では、最初にメリル・ストリープに主演女優賞を、『ファミリー・ツリー』に脚本賞を与えています。
 2012年ではクラウディア・ミランダに最初に撮影賞を贈り、2013年ではアルフォンソ・キュアロンに最初に監督賞を、2014年ではエディー・レッドメインに最初に主演男優賞を贈っています。発表時期的なめぐり合わせもあるのでしょうが、まだ本命ではなかったはずのノミニーを最初に選ぶセンスはなかなかのものがあります。
 ニューヨークを拠点とする映画賞は、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ニューヨーク映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞、ゴッサム・アワード、脚本家組合(WGA)イースト、MTVアワードなど数多く、そうした中で、自身の存在意義を模索していった結果、自覚的か無意識かはわかりませんが、こういう風に“先見の明”を感じさせる映画賞になっていった、ということになるでしょうか。

 設立年:  会員数:38名
 公式サイト:http://www.nyfco.net/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/New_York_Film_Critics_Online
 Wikipedia(日本語):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3

 2017年の作品賞は『マッドバウンド 哀しき友情』と『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、2016年の作品賞は『ムーンライト』、2015年の作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』、2014年の作品賞は『6才のボクが、大人になるまで。』、2013年は『それでも夜は明ける』、2012年は『ゼロ・ダーク・サーティ』、2011年は『アーティスト』。

画像

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 ◆作品賞
 ◎『Roma/ローマ』(米・メキシコ) 監督:アルフォンソ・キュアロン

 ◆監督賞
 ◎アルフォンソ・キュアロン 『Roma/ローマ』

 ◆主演男優賞
 ◎イーサン・ホーク “First Reformed”

 ◆主演女優賞
 ◎メリッサ・マッカーシー “Can You Ever Forgive Me?”

 ◆助演男優賞
 ◎リチャード・E・グラント “Can You Ever Forgive Me?”

 ◆助演女優賞
 ◎レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』

 ◆脚本賞
 ◎デボラ・デイヴィス(Deborah Davis)、トニー・マクマナラ(Tony McNamara) 『女王陛下のお気に入り』

 ◆撮影賞
 ◎アルフォンソ・キュアロン 『Roma/ローマ』

 ◆音楽賞(Best Use of Music)
 ◎『ビール・ストリートの恋人たち』

 ◆ブレイクスルー・パフォーマンス賞(Breakthrough Performance)
 ◎エルシー・フィッシャー(Elsie Fisher) “Eighth Grade”

 ◆デビュー監督賞(Best Debut Director)
 ◎Bo Burnham “Eighth Grade”

 ◆アンサンブル賞(Best Ensemble)
 ◎『女王陛下のお気に入り』

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎“Won’t You Be My Neighbor?”(米) 監督:モーガン・ネヴィル

 ◆アニメーション賞
 ◎『スパイダーマン: スパイダーバース』“Spider-Man: Into the Spider-Verse”(米) 監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン

 ◆外国語映画賞
 ◎“Cold War(Zimna Wojna)”(ポーランド・英・仏) 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ

 ◆2018年トップ10(Top Ten – Alphabetical)
 ・『ブラック・クランズマン』(米) 監督:スパイク・リー (Focus Features)
 ・“Eighth Grade”(米) 監督:Bo Burnham (A24)
 ・『女王陛下のお気に入り』(アイルランド・英・米) 監督:ヨルゴス・ランティモス(Fox Searchlight)
 ・“First Reformed”(米・英・オーストラリア) 監督:ポール・シュレイダー (Fox Searchlight)
 ・『グリーンブック』(米) 監督:ピーター・ファレリー (Universal)
 ・『ビール・ストリートの恋人たち』(米) 監督:バリー・ジェンキンス (Annapurna)
 ・“Leave No Trace”(米) 監督:デブラ・グラニック(Bleecker Street)
 ・『Roma/ローマ』(米・メキシコ) 監督:アルフォンソ・キュアロン(Netflix)
 ・『アリー/スター誕生』(米) 監督:ブラッドリー・クーパー(Warner Bros.)
 ・『バイス』(米) 監督:アダム・マッケイ(Annapurna)

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 本年度は、該当する12部門中9部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、撮影賞、デビュー監督賞(第1回作品賞)、アニメーション賞、外国(語)映画賞)が、ニューヨーク映画批評家協会賞と同じ結果になりました。

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 *当ブログ記事

 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201712/article_33.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_35.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_16.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_14.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_18.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_19.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_18.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_19.html
 ・ニューヨーク映画批評家オンライン賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_23.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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