グリアソン・アワード2018受賞結果! 今年はユニークな作品がいっぱい!

 グリアソン・アワード2018 の受賞結果が発表されました。(11月5日)

 【グリアソン・アワード】

 グリアソン・アワード(The Grierson Award)と言っても日本ではほとんど知られていないと思いますが、スコットランド出身のドキュメンタリーのパイオニア、ジョン・グリアソン(1898-1972)の偉業を継承する目的で設立されたグリアソン・トラストが、1972年から始めたドキュメンタリーの祭典で、もう既に40年を超える歴史があります。

 ノミネーション対象作品は、2017年6月1日から2018年5月31日までにイギリス内で最低1度は上映または放映されたということが条件で、イギリスで製作された作品のみならず全世界で製作された作品が対象になります。(必然的にイギリス作品が多くなり、テレビで発表された作品が多くなっているので、実質的には「イギリスのテレビ・ドキュメンタリーの祭典」と言った方がいいかもしれません。)

 過去の受賞作で日本でも紹介されたものには、『Joy Division』(Best Cinema Documentary 2008)、『ダーウィンの悪夢』(Best Cinema Documentary 2006)、『マイ・アーキテクト』(Best Cinema Documentary 2005)、『ビルマVJ』(UKフィルム・カウンシル最優秀ドキュメンタリー映画部門2009)、『シリア内戦 前線の子どもたち』、『イラク戦争 終わりなき戦い 第1回 フセイン政権を転覆せよ』、『キューティー&ボクサー』(以上3作品2014年度受賞作品)、『シチズンフォー スノーデンの暴露』、『ニック・ケイヴ 20,000デイズ・オン・アース』、『ヴィルンガ』(以上3作品2015年度受賞作品)などがあります。

 イギリスでの公開/放映状況がベースになっているので、全米映画賞レースと比べると、1年遅れになっている部分もありますが、これでも、2014年以降、かなり全米映画賞レースに寄り添ってきています。

 本年度は、7月26日にショートリストが発表され、9月17日にノミネーションが発表になり、11月5日に受賞結果が発表されました。

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 ◆単発ドキュメンタリー部門英国作品(Envy Best Single Documentary - Domestic)
 ・”Being Blacker”
 RTO Pictures for BBC Two
 ・”Chris Packham: Asperger's and Me”
 Raw TV for BBC Two
 ◎『マイ・キングダム: 家族が教えてくれたこと』”Kingdom of Us”(英) 監督:ルーシー・コーエン(Lucy Cohen)
 Pulse Films 一般劇場公開
 ・”Raped: My Story”
 Lambent Productions for Channel 5
 
 “Chris Packham: Asperger's and Me “は、サイエンス・ドキュメンタリー部門でもノミネート。
 『マイ・キングダム: 家族が教えてくれたこと』は、劇場公開作品部門でもノミネート。
 “Raped: My Story”は、時事ドキュメンタリー部門でもノミネート。

 『マイ・キングダム: 家族が教えてくれたこと』”Kingdom of Us”(英) 監督:ルーシー・コーエン(Lucy Cohen)
 イギリスのウェスト・ミッドランド。財政が貧窮し、父親が自殺して、母親と7人の子どもたち(6人の女の子と1人の男の子)が残される。監督のルーシー・コーエンは、彼らを2年間にわたって撮影し、壊れた過去を克服し、恐れと希望を抱きながら、未来に向かって困難な道を進んでいく様子をとらえる。
 初監督作品。
 BFIロンドン映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。最優秀ドキュメンタリー賞(グリアソン賞)受賞。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 Netflixにて配信。



 ◆単発ドキュメンタリー部門インターナショナル作品(Channel 4 Best Single Documentary - International)
 ・『イカロス』”Icarus”(米) 監督:ブライアン・フォーゲル(Bryan Fogel)
 Impact Partners, Diamond Docs, Chicago Media Project & Alex Productions for Netflix
 ・”No Greater Law”(英) 監督: Tom Dumican
 Pulse Films 一般劇場公開
 ・『ストロング・アイランド』”Strong Island”(米・デンマーク) 監督:ヤンス・フォード
 Yanceville Films & Louverture Films for Netflix
 ◎“Storyville: The Work Four Days to Redemption”
 Blankfort Media for BBC Four”

 “Storyville: The Work Four Days to Redemption”は、劇場公開版の“The Work”が2017年9月8日に公開された(89min)後で、BBC Storyvilleで10月26日に放映されたTVバージョン(85min)。


 ◆時事ドキュメンタリー部門(Getty Images Best Current Affairs Documentary)
 ・”The Fight for Mosul”
 Mongoose Pictures for Channel 4
 ・”Myanmar's Killing Fields”
 Evan Williams Productions & Mongoose Pictures for Channel 4
 ・”Raped: My Story”
 Lambent Productions for Channel 5
 ◎“Panorama: Undercover - Britain's Immigration Secrets”
 BBC Current Affairs for BBC One

 “Raped: My Story”は、単発ドキュメンタリー部門英国作品でもノミネート。

 “Panorama: Undercover - Britain's Immigration Secrets”(英) 監督:Joe Plomin
 BBCパノラマは、移民をコントロールする闘いの最前線で、入管収容センター(Immigration Removal Centre)に潜入し、混乱、無能、虐待を発見する。このセンターは、イギリスからの国外退去に直面する抑留者のための中継施設である。ひそかに撮影された映像は、抑留者の監督官によるもので、薬物、特に脱法ハーブが蔓延しているセンターで、自傷と自殺未遂が広がっていることを明らかにする。



 ◆アート/音楽ドキュメンタリー部門(Storm HD Best Arts or Music Documentary) [改称]
 ・”Basquiat: Rage to Riches”
 BBC Studios for BBC Two
 ・”Handmade in Hull”
 BBC Studios - Pacific Quay Productions for BBC Four
 ◎“Leonora Carrington: The Lost Surrealist”
 Erica Starling Productions for BBC Four
 ・”Stanley and His Daughters”
 1212 Productions for BBC Four

 “Leonora Carrington: The Lost Surrealist”(英) 監督:Teresa Griffiths
 英国のシュールレアリスト、レオノーラ・キャリントン(1917-2011)は、パリのシュールレアリスム運動全盛期にキーとなった人物だが、英国でも最近までほとんど知られていなかった。この映画は、英国での作家デビューから亡命アーティストとなり、メキシコシティーで暮らすまでのドラマチックな変容をたどり、われわれを暗く、奇妙で、映画的な世界へと案内する。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品(“The Lost Surrealist”)。



 ◆ヒストリカル・ドキュメンタリー部門(Best Historical Documentary)
 ・”The Funeral Murders”
 Wild Pictures for BBC Two
 ・”A House Through Time Episode 2”
 Twenty Twenty for BBC Two
 ◎“Stephen: The Murder that Changed a Nation - The Loss of Joy”
 On The Corner Films in association with Rogan Productions for BBC One
 ・”Trump: An American Dream - Episode 3”
 72 Films for Channel 4

 “Stephen: The Murder That Changed A Nation”は、ドキュメンタリー・シリーズ部門でも受賞。

 “Stephen: The Murder that Changed a Nation - The Loss of Joy”(英) 監督:James Rogan
 1993年、ロンドン南東部のエルタムで、バスを待っていた18歳の黒人スティーヴン・ローレンスが白人の少年グループに襲われて殺された。事件発生後、容疑者の中にのちに有罪となる少年が含まれていたが、不起訴になっていた。当時の検視技術ではわからなかった事実が明らかになって、2012年になってようやく白人男性2人に有罪判決が出たが、警察内の「組織的な人種偏見」により初動捜査が適切に行われなかった事実がわかって、警察の大々的な組織改革へとつながった。
 ドキュメンタリー・シリーズで、イギリス人なら知らない者のいないこの「スティーヴン・ローレンス事件」を追う。“The Loss of Joy”は、このシリーズのエピソード1。



 ◆サイエンス・ドキュメンタリー部門(Sargent Disc Best Science Documentary)
 ・”Attenborough's Wonder of Eggs”
 Mike Birkhead Associates for BBC Two
 ・”Bring Me Back To Life”
 The Garden Productions for Channel 4
 ◎“Chris Packham: Asperger's and Me”
 Raw TV for BBC Two
 ・”One Strange Rock: Gasp”
 Nutopia for National Geographic

 “Chris Packham: Asperger's and Me”は、単発ドキュメンタリー部門英国作品部門でもノミネート。

 “Chris Packham: Asperger's and Me”(英) 監督:Charlie Russell
 Chris Packham(1961- )は、イギリスのナチュラリストであり、自然写真家で、テレビ司会者で、作家である。多くのやり方で彼を規定することでありながら、これまで彼自身では語ってこなかったことがある。それは、彼がアスペルガー症候群を抱えているということだ。これは、彼が社会的な状況で苦労してきたということを意味し、人間関係に困難があり、感覚上負担が大きく、彼自身の言い方で言えば、「ちょっとヘン」(“a little bit weird”)だったということだ。この作品で、Chrisは、われわれを自閉症の世界の内側へと招待し、その中で自分自身であるように振舞っている。
 BAFTA TV クラフト賞2018 編集賞受賞。
 BAFTA TV賞2018単発ドキュメンタリー賞ノミネート。


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 ◆ナチュラル・ヒストリー部門(Best Natural History Documentary)
 ・”Attenborough and the Empire of the Ants”
 Terra Mater Factual Studios in association with BBC & ABC Australia produced by Ammonite for BBC Two
 ・”Blue Planet II: One Ocean”
 BBC Studios - Natural History Unit for BBC One
 ◎“H is for Hawk: A New Chapter”
 Mike Birkhead Associates for BBC Two
 ・”Sue Perkins and The Chimp Sanctuary”
 Minnow Films for BBC Two”

 “H is for Hawk: A New Chapter”(英) 監督:Mike Birkhead、Beth Jones
 ベストセラーとなったヘレン・マクドナルドの『オはオオタカのオ』(“H is for Hawk”)の新たなチャプター。突然の父親の喪失の後、ヘレンは鷹の中でも、最も野性的なオオタカを訓練することになった。この経験は、彼女の悲しみを浄化する助けとなった。新しくオオタカを訓練する準備ができた時、彼女はそれが新しい場所への翼となることを望んだ。ヘレンは、新しいオオタカを訓練し、巣にいる野性のオオタカの家族に従った。彼女は、獲物を狙う凶暴な目をした鳥たちを今まで以上に近しく感じた。新章は、ヘレンにとって、親密でパーソナルな旅になった。


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 ◆エンタテインメント部門(Nyman Libson Paul Best Entertaining Documentary)
 ・”Ask the Sexpert”
 Coast to Coast Films for Sheffield Doc/Fest
 ◎“Celebrity Hunted”
 Shine for Channel 4
 ・”The Real Full Monty”
 Spun Gold TV for ITV
 ・”Valley Cops: I just Hope He Hasn’t Done It”
 Minnow Films for BBC Three”

 “Celebrity Hunted”(英)
 2015年からチャンネル4でスタートしたリアリティー・スリラーの第3弾。
 犯人役の逃走者たちが、規定の期間に、元警察官や学者、分析官などからなるプロのチームから英国内を逃げ続け、逃げ切れるかどうか競う。第3弾の逃走者はセレブリティー7人で、25日間にわたって逃走する。



 ◆ドキュメンタリー・シリーズ部門(Netflix Best Documentary Series)
 ・”24 Hours in Police Custody”
 The Garden Productions for Channel 4
 ・”Hospital”
 Label1 Television for BBC Two
 ・”Love & Hate Crime”
 Top Hat Productions for BBC Three
 ◎“Stephen: The Murder That Changed A Nation”
 On The Corner Films in association with Rogan Productions for BBC One

 エピソード1である”Stephen: The Murder that Changed a Nation - The Loss of Joy”は、ヒストリカル・ドキュメンタリー部門で受賞。


 ◆コンストラクテッド・ドキュメンタリー・シリーズ部門(Best Constructed Documentary Series)
 ・”A House Through Time”
 Twenty Twenty for BBC Two
 ◎“Old People's Home for 4 Year Olds”
 CPL Productions for Channel 4
 ・”Rich House Poor House”
 Hat Trick Productions for Channel 5
 ・”SAS: Who Dares Wins”
 Minnow Films for Channel 4

 “Old People's Home for 4 Year Olds”(英) 監督:Benjamin Leigh
 10人の4歳児が、6週間、11人の年金受給者と教室を共有する。老人たちの中には3人の高齢者がいる。彼らは、老人ホーム内に作られた保育園で同じ予定表に従って過ごし、世代の異なるグループと過ごすことが健康や幸福に同様に影響を与えるか測定する。



 ◆劇場公開作品部門(Best Cinema Documentary)
 ・『ラッカは静かに虐殺されている』”City of Ghosts”(米) 監督:マシュー・ハイネマン
 マシュー・ハイネマン(Matthew Heineman) 一般劇場公開
 ・『マイ・キングダム: 家族が教えてくれたこと』”Kingdom of Us “(英) 監督:ルーシー・コーエン(Lucy Cohen)
 Pulse Films 一般劇場公開
 ・『アレッポ 最後の男たち』(『アレッポ 最後の男』)”Last Men in Aleppo”(デンマーク・シリア) 監督:フィアース・ファイヤード(Firas Fayyad)、共同監督:Steen Johannessen
 Larm Films 一般劇場公開
 ◎“The Work”(米) 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous
 Blankfort Media 一般劇場公開

 『マイ・キングダム: 家族が教えてくれたこと』は、単発ドキュメンタリー部門英国作品部門でもノミネート。

 “The Work”(米) 監督:Jairus McLeary、Gethin Aldous
 カリフォルニア州フォルサム刑務所。外部からの3人の参加者が、第4級囚人の4日間のグループ・セラピーに加わる。4日間が過ぎた時、3人の参加者も囚人たちも、思ってもみなかった方法で、自分たち自身のことを見つめ直すことになる。
 SXSW映画祭2017 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。審査員大賞受賞。
 シアトル国際映画祭2017出品。
 deadCENTER映画祭2017出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。審査員大賞スペシャル・メンション、観客賞受賞。
 BAMシネマフェスト2017出品。
 メルボルン国際映画祭2017出品。
 サラエボ映画祭2017 キノスコープ部門出品。
 カムデン国際映画祭2017出品。
 ミルウォーキー映画祭2017出品。
 ハイファ国際映画祭2017出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2017出品。
 バンクーバー国際映画祭2017出品。
 釜山国際映画祭2017 ドキュメンタリー・ショーケース部門出品。
 シカゴ国際映画祭2017ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2017出品。
 ゴッサム・アワード2017ドキュメンタリー賞ノミネート。
 サンディエゴ映画批評家協会賞2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ダブリン映画批評家協会賞2017 ドキュメンタリー賞第10位。
 オンライン映画批評家協会賞2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ヒューストン映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 オースティン映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2018 観客賞ノミネート。アンフォゲッタブルズ 選出。
 デンバー映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ロンドン映画批評家協会賞2018 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 CPH:DOX 2018出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2018出品。


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 ◆短編ドキュメンタリー部門(Docsville Best Documentary Short)
 ・”Boys From The Back Of Beyond”(英) 監督: Jonny Madderson、Jono Stevens
 Just So & Red Bull Media House for Red Bull TV
 ・”Circle”(英・インド・カナダ) 監督:Jayisha Patel
 Jayisha Patel 英国国立映画テレビ学校/College screening
 ・”Duterte's Hell”(米) 監督:: Aaron Goodman、Luis Liwanag
 Field of Vision for Field of Vision
 ◎“Landline”(英) 監督:Matt Houghton
 Pulse Films for BFI Flair

 “Circle”は学生作品部門でもノミネート。

 “Landline”(英/12min) 監督:Matt Houghton
 イギリスで唯一ゲイの農民のために用意されたお悩み電話相談に関する短編ドキュメンタリー。記録された一連の電話会話と再現映像を通して、農業コミュニティーにおけるLGBTQの人々の経験を観察するためのレンズとしてお悩み電話相談を使う。若い農民とゲイの男性は自殺率が高く、それらを組み合わせることは危険だが、田舎の農村で盛んなゲイシーンもあり、予期せぬ友情や関係、そして現実にしか起こりそうにない瞬間もある。
 BFI Flare 2018出品。
 プロヴィンスタウン国際映画祭2018出品。HBO短編ドキュメンタリー賞受賞。



 ◆学生作品部門(All3Media Best Student Documentary)
 ・”As a Man”(英) 監督:Preston Hartley
 Preston Hartley, University for the Creative Arts
 ・”Circle”(英・インド・カナダ) 監督:Jayisha Patel
 Jayisha Patel, 英国国立映画テレビ学校
 ◎“Fake News Fairytale”(英) 監督: Kate Stonehill
 Kate Stonehill, 英国国立映画テレビ学校
 ・”On Common Ground”(英) 監督:Tom Besley
 Tom Besley, 英国国立映画テレビ学校

 “Circle”は、短編ドキュメンタリー部門でもノミネート。

 “Fake News Fairytale”(英/14min) 監督: Kate Stonehill
 2016年の米国大統領選挙で、マケドニアのヴェレスからたくさんのトランプ支持サイトが発信された。そのほとんどは嘘のフェイクニュースサイトで、「ヒラリーがまもなく起訴される」とか「ローマ教皇はトランプ支持者」とかいったものだった。それは、フェイクニュースはお金になる(広告収入を稼ぐことができる)という噂が広がったからで、人口55000人の街ヴェレスで200~300人の若者がフェイクニュース作りに手を染めて、実際に多額の広告収入を手にする者が現れ、ヴェレスに「デジタル・ゴールドラッシュ」を招いた。公用語が英語でもない、マケドニアの小さな街ヴェレスは、一躍世界の「フェイクニュース工場」と呼ばれるようになった。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2018出品。


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 ◆ドキュメンタリー・プレゼンター・オブ・ザ・イヤー(Warner Bros TV Production Best Documentary Presenter)
 ・Chris Packham
 “Chris Packham: Asperger's and Me” Raw TV for BBC Two
 ・Gary Younge
 “Angry, White and American” Sugar Films for Channel 4
 ◎Patrick Kielty
 “My Dad, the Peace Deal and Me” Dragonfly Film and Television for BBC One
 ・プロフェッサー・グリーン(Professor Green)
 “Working Class White Men” Swan Films for Channel 4

 “My Dad, the Peace Deal and Me”(英)
 アイルランド人コメディアンPatrick Kieltyは16歳の時、準軍事勢力によって父親が殺された。ベルファスト合意(聖金曜日協定(Good Friday Agreement))から20年経った今、彼は家に戻り、和平交渉の進展について調べている。分断の両側で、暴力の加害者に対面し、紛争によって人生を破壊された人たちに会う。イギリスのEU離脱とパワーシェアリングの崩壊は、ベルファスト合意に再びスポットライトを当てさせている。和解まで、今どのくらいの道のりにいるのだろうか。


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 ◆BBC Grierson Trustees' Award
 ◎Sir Trevor McDonald
 トリニダード・トバゴ生まれのニュースキャスター、ジャーナリスト。1999年にジャーナリズム活動に対してナイトの称号を贈られている。


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 映画賞レースのドキュメンタリー部門の前哨戦の1つと考えると、グリアソン・アワードの受賞/ノミネート作品は、ほとんど無関係だし、そもそも日本では観られない作品ばっかりですが、そういうことを考えずに、1つのドキュメンタリー作品と見なすと、今年は、ユニークで面白そうな作品が多かった気がしますね。

 イギリスのドキュメンタリーが変わってきたのか、それともたまたま今年はそんな作品が揃ったということなんでしょうか。

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 ・グリアソン・アワード2018 ショートリスト:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201808/article_5.html
 ・グリアソン・アワード2018 ノミネーション:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201809/article_32.html

 ・グリアソン・アワード2017 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201708/article_1.html
 ・グリアソン・アワード2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201709/article_32.html
 ・グリアソン・アワード2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_14.html

 ・グリアソン・アワード2016 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_10.html
 ・グリアソン・アワード2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_27.html
 ・グリアソン・アワード2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_14.html

 ・グリアソン・アワード2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201511/article_13.html

 ・グリアソン・アワード2014 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201408/article_2.html
 ・グリアソン・アワード2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_29.html
 ・グリアソン・アワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_16.html

 ・グリアソン・アワード2013 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201308/article_2.html
 ・グリアソン・アワード2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_52.html
 ・グリアソン・アワード2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_12.html

 ・グリアソン・アワード2012 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201208/article_31.html
 ・グリアソン・アワード2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_33.html
 ・グリアソン・アワード2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_4.html

 ・グリアソン・アワード2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_8.html

 ・グリアソン・アワード2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_26.html

 ・グリアソン・アワード2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_13.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月~2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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