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zoom RSS ハワイ国際映画祭2018 受賞結果!『万引き家族』、斎藤工も受賞!

<<   作成日時 : 2018/11/29 21:01   >>

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 第38回ハワイ国際映画祭(11月8日-18日)の受賞結果です。

 【ハワイ国際映画祭】

 ハワイ国際映画祭は、1981年にハワイで始まった国際映画祭で、地元ハワイの映画はもちろん、アジア太平洋地域の映画の上映に力を入れている映画祭で、毎年、日本からも数多くの作品が出品されています。

 プログラムとしては、インド、台湾、香港、中国、韓国、日本といった国別の上映プログラムのほか、東南アジア・ショーケース、パシフィック・ショーケース、メイド・イン・ハワイなどの、独自のプログラムが組まれています。

 日本作品の受賞も多く、1990年に『ウンタマギルー』、2001年に『いちばん美しい夏』、2003年に『たそがれ清兵衛』、2004年に『茶の味』、2012年に『鍵泥棒のメソッド』がそれぞれナラティヴ部門の作品賞を受賞し、1998年には『ナージャの村』がドキュメンタリー賞を、2004年には土屋豊監督の『PEEP “TV” SHOW』がNETPAC賞を、2015年には浅野忠信がマーベリック賞を受賞しています。また、2012年には役所広司に、2015年には広末涼子に、2017年には原田眞人にキャリア貢献賞を贈られています。

 本年度の受賞結果は以下の通りです。

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 ◆メイド・イン・ハワイ長編作品賞(Made In Hawaii Best Feature)
 ◎第1席:“Bethany Hamilton: Unstoppable”(フィジー・フランス領ポリネシア・インドネシア・米) 監督:Aaron Lieber [ハワイ・プレミア]
 日本でも公開された『ソウル・サーファー』のモデルであるベサニー・ハミルトンに関するドキュメンタリー。(ベサニー・ハミルトンは、『ソウル・サーファー』のプロモーションのために来日も果たしている。)
 プロのサーファー、ベサニー・ハミルトン(Bethany Hamilton)は、グローバルなアイコンであり、感動を与えるサーフィンの誘導役である。彼女は、13歳でタイガー・シャークに片腕を食いちぎられるという悲劇に遭いながら、世界をリードする女性サーファーの1人になった。本作では、4年以上にわたってベサニーを追い、彼女を止めることはできないということがどういうことなのかを明らかにする。
 2005年、悲劇が起こってから9か月後に彼女はアマチュアの大会で1位になる。彼女は、Billabong XXL Global Big Wave Awardにノミネートされ、2年後、ASPで「サーフィンに対する情熱を示しながら、誠実と敬意と功績とスポーツマンシップを成し遂げた」(Integrity, Respect, Achievement & Sportsmanship while displaying a Passion for surfing)ことに対するPeter Whittaker賞を受賞した。その後、彼女はソウルメイトのアダム・ディックス(Adam Dirks)と結婚し、それから、女性のPipeline Proで1位になった。2015年にベサニーとアダムは、第一子トビアスを授かり、ベサニーはその年のうちに世界で最も危険な波“Jaws”でサーフィンした。彼女は多くの記録を残していて、2016年のフィジー・ウィミンズ・プロで3位になったほか、世界チャンピオンシップで6回優勝し、世界チャンピオンに輝いている。
 ベサニーは、何物も彼女が夢を成し遂げるのを止めることはできないことを証明し、その過程で何百万人もの人に元気を与えている。
 トライベッカ映画祭2018出品。
 ロサンゼルス映画祭2018出品。
 Hot Springsドキュメンタリー映画祭2018出品。

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 ◎第2席:“Moananuiākea: One Ocean. One People. One Canoe”(米) 監督:Naalehu Anthony [ワールド・プレミア]
 1976年の、ホクレア(Hōkūle'a:古代ポリネシアで用いられた木造カヌー)によるハワイ・タヒチ間往復航海は、ホクレアによる文化再生を巻き起こし、それはたちまちポリネシア全土に広がり、古代ポリネシア人の神話や伝説に息吹を与えた。それから40年後の現在、ホクレアは、航法士や航海士の新しい世代にインスピレーションを与え、彼らに太平洋の地平線を越えて航海する勇気をもたらしている。本作では、世界各地からの数えきれないほどの個人やグループを結びつける、歴史的Worldwide Voyageを祝福している。航海は、海洋冒険家ナイノア・トンプソン(Nainoa Thompson)と同世代のヴィジョンを実現し、ハワイ先住民kānaka maoliの次の世代に祖先の技術を伝え、来るべき世代に伝統を橋渡しする。人々と文化の再生、頭と体と精神の脱植民地化を目撃することは本当に信じられないことである。
 クロジング・ナイト作品。

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 ◆メイド・イン・ハワイ短編作品賞(Made In Hawaii Best Short)
 ◎第1席:“Mauka To Makai”(米/25min) 監督:Alika Maikau & Jonah Okano [フェスティバル・プレミア]
 物語:Kāneʻohe からKailuaへの1日の旅を通して、2人のいとこがアイデンティティーや悪徳、家族の絆と向き合い、くっついたり離れたりする。
 Ohina短編映画ショーケース2018出品。

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 ◎第2席:“The Moon And The Night”(米/20min) 監督:Erin Lau
 物語:ハワイの田舎。父親と愛するペットと大ケンカした後、ティーンエイジャーの少女は、父親と対峙しなければならなくなる。

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 ◆最優秀短編映画賞(HIFF Best Overall Short Film)
 ◎“May 14th”(韓/24min) 監督:Eunjoo Boo [インターナショナル・プレミア]
 物語:5月14日は、たまたまMinjeongの誕生日と姉の結婚式が重なる。その日、Minjeongは独りで過ごすことになる。
 青龍映画賞2018 短編映画賞ノミネート。

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 ◎『オボン』“Obon”(独/15min) 監督:アンドレ・ヘアマン(André Hörmann)、Samo (Anna Bergman) [ハワイ・プレミア]
Hörmann)、Samo (Anna Bergman)
 タカクラアキコは、広島の原爆の最後の生き残りのひとりである。お盆の間、彼女は両親の霊を迎え、悪夢に苛まれる。アキコの子ども時代は、拒絶と罵倒の連続だったのだ。最後に、広島の廃墟の真ん中で彼女は父親の愛を経験する。
 シュトゥットガルト国際アニメーションフェスティバル2018出品。
 クラクフ映画祭2018 インターナショナル短編コンペティション部門Silver Dragon/最優秀アニメーション賞受賞。
 広島国際アニメーションフェスティバル2018平和のためのアニメーション部門出品。

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 ◆NETPAC賞
 ◎“Still Human(淪落人)”(香港特別自治区) 監督:Oliver Siu Kuen Chan(陳小娟) [インターナショナル・プレミア]
 物語:体が不自由で希望を失った香港の男性の許に、新しいフィリピン人の家政婦がやってくる。彼女には夢があり、ここで生計を立てようとしている。他人の2人は、1つ屋根の下に住みながら、異なる季節を過ごす。互いのことを知るにつれ、彼らは自分自身についても知るようになる。彼らは、ともに人生の異なる季節の向き合い方を学ぶ。

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 ◆ナラティヴ長編部門 観客賞(Narrative Feature Audience Award)
 ◎『万引き家族』(日) 監督:是枝裕和 [ハワイ・プレミア]

 ◆ドキュメンタリー長編部門 観客賞(Documentary Feature Audience Award)
 ◎“Moananuiākea: One Ocean, One People, One Canoe”(米) 監督:Naalehu Anthony

 ◆短編部門 観客賞(Short Film Audience Award)
 ◎“Hae Hawai’i”(米/16min) 監督:Ty Sanga
 物語:1893年、ビジネスマンのグループと砂糖の農園主が、クーデターを起こして、ハワイの王制を打倒する。王制への忠誠を誓うロイヤリストが王制を残そうとするが、王国は次第に解体していく。若いハワイの泥棒が、王国をまとめるための象徴、ハワイの旗を守るために選ばれる。

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 【特別賞・名誉賞】

 ◆キャリア貢献賞(Halekulani Career Achievement Award)
 ◎ムン・ソリ

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 ◆マーベリック賞(Halekulani Maverick Awards)
 ◎オークワフィナ(Awkwafina)
 アメリカの女優、作家、ラッパー、ミュージシャン
 本年度は、『エンド・オブ・スクール』『クレイジー・リッチ!』『オーシャンズ8』などに出演。

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 ◎斎藤工

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 ◆PIC Trailblazer Award
 ◎Heperi Mita
 Heperi Mitaは、ニュージーランドのパイオニアの映画監督Merata Mita(1942-2010)の息子で、2018年に母についてのドキュメンタリー“Merata: How Mum Decolonised the Screen”を発表した。

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 今回、上映された日本映画です。
 今年は28本もあり、(日本映画に特化したフランクフルトの「ニッポン・コネクション」などを除けば)たぶん、今年、世界でも最多となる日本映画特集じゃないでしょうか。

 ・『50回目のファーストキス』“50 First Kisses”(日) 監督:福田雄一
 ・『寝ても覚めても』“Asako I & II”(日) 監督:濱口竜介
 ・『blank 13』“Blank 13”(日) 監督:齋藤工
 ・『孤狼の血』“The Blood Of Wolves”(日) 監督:白石和彌
 ・『洗骨』“Born Bone Born”(日) 監督:照屋年之
 ・『選ばれた男』“The Chosen One”(日/20min) 監督:照屋年之
 ・『日日是好日』“Every Day Is A Good Day”(日) 監督:大森立嗣
 ・『恋のしずく』“For Love's Sake”(日) 監督:瀬木直貴
 ・『ハナレイ・ベイ』“Hanalei Bay”(日・米) 監督:松永大司
 ・『飢えたライオン』“The Hungry Lion”(日) 監督:緒方貴臣
 ・『いぬやしき』“Inuyashiki”(日) 監督:佐藤信介
 ・『ここは退屈迎えに来て』“It's Boring Here, Pick Me Up”(日) 監督:廣木隆一
 ・『斬、』“Killing”(日) 監督:塚本晋也
 ・『検察側の罪人』“Killing For The Prosecution”(日) 監督:原田眞人
 ・『星くず兄弟の伝説』“The Legend Of The Stardust Brothers”(1985/日) 監督:手塚眞
 ・『泣き虫しょったんの奇跡』“The Miracle Of Crybaby Shottan”(日) 監督:豊田利晃
 ・『未来のミライ』“Mirai”(日) 監督:細田守
 ・『ちいさな英雄 ―カニとタマゴと透明人間―』“Modest Heroes: Ponoc Short Films Theatre, Vol. 1”(日/52min) 監督:米林宏昌、百瀬義行、山下明彦
 ・『カメラを止めるな!』“One Cut of The Dead”(日) 監督:上田慎一郎
 ・『空飛ぶタイヤ』“Recall”(日) 監督:本木克英
 ・『リバーズ・エッジ』“River's Edge”(日) 監督:行定勲
 ・『散り椿』“Samurai's Promise”(日) 監督:木村大作
 ・『万引き家族』“Shoplifters”(日) 監督:是枝裕和
 ・『十年 Ten Years』“Ten Years: Japan”(香港・日) 監督:早川千絵、木下雄介、津野愛、藤村明代、石川慶
 ・『Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41』“Tokyo 21st October”(日/12min) 監督:奥山大史
 ・『輪違屋糸里』“Wachigai-Ya Itosato”(日) 監督:加島幹也
 ・『逢いたい』“Wish You Were Here(在乎你)”(中・日) 監督:ケネス・ビー
 ・『予兆 散歩する侵略者』“Yocho (Foreboding)”(日) 監督:黒沢清

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 *当ブログ記事

 ・ハワイ国際映画祭2017 受賞結果:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201711/article_27.html
 ・ハワイ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_28.html
 ・ハワイ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_34.html
 ・ハワイ国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_16.html
 ・ハワイ国際映画祭2010 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_15.html
 ・ハワイ国際映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_28.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2018年10月〜2019年1月:https://umikarahajimaru.at.webry.info/201810/article_5.html

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